JPS6347603Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347603Y2 JPS6347603Y2 JP13699983U JP13699983U JPS6347603Y2 JP S6347603 Y2 JPS6347603 Y2 JP S6347603Y2 JP 13699983 U JP13699983 U JP 13699983U JP 13699983 U JP13699983 U JP 13699983U JP S6347603 Y2 JPS6347603 Y2 JP S6347603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- metal tube
- passage groove
- push rod
- tube shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 241001385733 Aesculus indica Species 0.000 claims 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関における動弁用プツシユ・ロ
ツドに関し、特に連結端金具としての鋼球体の構
造の改良に関するものである。
ツドに関し、特に連結端金具としての鋼球体の構
造の改良に関するものである。
近来、自動車機関等においては、機関馬力の増
大に伴う高速回転化の要求に関連して、動弁用プ
ツシユ・ロツド自体もその内部を通油して相手タ
ペツト部材及びロツカーアーム側のアヂヤステン
グ・スクリユー部材との相互の連結部に注油する
機構のものが多用されるに至つた。従来の動弁用
プツシユ・ロツドとしては第3図及び第4図に図
示するように、金属管軸体11の両側切断端周部
の少なくとも一方に抵抗熔接により固着14して
なる鋼球体12を、軸芯部に通油孔13を貫設し
た状態をもつて構成していた。しかしながら、こ
の通油孔13は、その殆んどが1.0m/m乃至2.0
m/m程度の極めて小径からなる孔径構造であり
且つ10m/m乃至25m/m程度の球径からなる軸
芯部を貫通するような構造であるために、ドリル
による切削孔明け加工が極めて困難で、しばしば
加工時にドリルの折損に伴う不良製品の発生と再
三にわたるドリル交換による、消耗とを招き、著
しく生産性の低下を余儀なくされる問題を有する
ものであつた。
大に伴う高速回転化の要求に関連して、動弁用プ
ツシユ・ロツド自体もその内部を通油して相手タ
ペツト部材及びロツカーアーム側のアヂヤステン
グ・スクリユー部材との相互の連結部に注油する
機構のものが多用されるに至つた。従来の動弁用
プツシユ・ロツドとしては第3図及び第4図に図
示するように、金属管軸体11の両側切断端周部
の少なくとも一方に抵抗熔接により固着14して
なる鋼球体12を、軸芯部に通油孔13を貫設し
た状態をもつて構成していた。しかしながら、こ
の通油孔13は、その殆んどが1.0m/m乃至2.0
m/m程度の極めて小径からなる孔径構造であり
且つ10m/m乃至25m/m程度の球径からなる軸
芯部を貫通するような構造であるために、ドリル
による切削孔明け加工が極めて困難で、しばしば
加工時にドリルの折損に伴う不良製品の発生と再
三にわたるドリル交換による、消耗とを招き、著
しく生産性の低下を余儀なくされる問題を有する
ものであつた。
本考案の目的は上記した問題を簡易な構造によ
り極めて効果的に解決した内燃機関の動弁用プツ
シユ・ロツドを提供することで、本考案に係るプ
ツシユ・ロツドは、予め直径方向の周面に沿つて
通油溝を設けてなる鋼球体を、通連溝を金属管軸
体の軸芯方向に位置した状態をもつて金属管軸体
の端周部の少くとも一方に固着したことを特徴と
するものである。
り極めて効果的に解決した内燃機関の動弁用プツ
シユ・ロツドを提供することで、本考案に係るプ
ツシユ・ロツドは、予め直径方向の周面に沿つて
通油溝を設けてなる鋼球体を、通連溝を金属管軸
体の軸芯方向に位置した状態をもつて金属管軸体
の端周部の少くとも一方に固着したことを特徴と
するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
ついて詳述すれば、管径8m/m乃至20m/m程
度からなる金属管軸体1は、その両側切断端周部
の少なくとも一方に、その直径方向の周面に沿つ
て予め通油溝3を設けてなるベアリング用の鋼球
体2を、該通油溝を金属管軸体1の軸芯方向に位
置した状態をもつて電気抵抗熔接により固着4し
て構成してなるものである。
ついて詳述すれば、管径8m/m乃至20m/m程
度からなる金属管軸体1は、その両側切断端周部
の少なくとも一方に、その直径方向の周面に沿つ
て予め通油溝3を設けてなるベアリング用の鋼球
体2を、該通油溝を金属管軸体1の軸芯方向に位
置した状態をもつて電気抵抗熔接により固着4し
て構成してなるものである。
このように本考案では、特に連結端金具として
の鋼球体2を周面に沿つて設けた通油溝3をもつ
て使用構成してなるため、該通油溝の構造により
周面での切削成形加工を極めて簡易となす結果と
なり、同時に該加工に際してのバイトによる切削
工具の折損の憂いをなくし、更に折損による不良
製品の低減と切削工具の消耗の軽減とをなし得る
こととなり、更に、このような切削による成形加
工に頼らずに、鋼球体2の成形時に同時に外部か
らの押圧加工によつて通油溝3を成形し得ること
も可能となして容易に構成することができるもの
である。
の鋼球体2を周面に沿つて設けた通油溝3をもつ
て使用構成してなるため、該通油溝の構造により
周面での切削成形加工を極めて簡易となす結果と
なり、同時に該加工に際してのバイトによる切削
工具の折損の憂いをなくし、更に折損による不良
製品の低減と切削工具の消耗の軽減とをなし得る
こととなり、更に、このような切削による成形加
工に頼らずに、鋼球体2の成形時に同時に外部か
らの押圧加工によつて通油溝3を成形し得ること
も可能となして容易に構成することができるもの
である。
第1図は本考案の一実施例に係る内燃機関の動
弁用プツシユ・ロツドの一部切欠による側面図、
第2図は第1図のA−A線上の断面図、第3図は
従来例を示す一部切欠き側面図、第4図は第3図
のB−B線上の断面図である。 1……金属管軸体、2……鋼球体、3……通油
溝、4……固着。
弁用プツシユ・ロツドの一部切欠による側面図、
第2図は第1図のA−A線上の断面図、第3図は
従来例を示す一部切欠き側面図、第4図は第3図
のB−B線上の断面図である。 1……金属管軸体、2……鋼球体、3……通油
溝、4……固着。
Claims (1)
- 金属管軸体の両側切断端周部の少なくとも一方
に、鋼球体をもつて電気抵抗熔接により固着して
なるプツシユ・ロツド構造において、予め直径方
向の周面に沿つて通油溝3を設けてなる鋼球体2
を、通油溝3部を金属管軸体1の軸芯方向に位置
した状態をもつて固着4して構成せしめてなるこ
とを特徴とする内燃機関の動弁用プツシユ・ロツ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13699983U JPS6045804U (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | 内燃機関の動弁用プツシユ・ロツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13699983U JPS6045804U (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | 内燃機関の動弁用プツシユ・ロツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6045804U JPS6045804U (ja) | 1985-03-30 |
JPS6347603Y2 true JPS6347603Y2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=30307854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13699983U Granted JPS6045804U (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | 内燃機関の動弁用プツシユ・ロツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6045804U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996001938A1 (fr) * | 1994-07-12 | 1996-01-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Tige de poussoir et procede de fabrication de ladite tige |
-
1983
- 1983-09-03 JP JP13699983U patent/JPS6045804U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996001938A1 (fr) * | 1994-07-12 | 1996-01-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Tige de poussoir et procede de fabrication de ladite tige |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6045804U (ja) | 1985-03-30 |
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