JPS6347238Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6347238Y2 JPS6347238Y2 JP5863783U JP5863783U JPS6347238Y2 JP S6347238 Y2 JPS6347238 Y2 JP S6347238Y2 JP 5863783 U JP5863783 U JP 5863783U JP 5863783 U JP5863783 U JP 5863783U JP S6347238 Y2 JPS6347238 Y2 JP S6347238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rush
- product
- thin paper
- synthetic resin
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な花莚や畳表用イ草に関する。
従来、花莚や畳表はイ草を畳織機で織成したも
のが主流であるが、近年は合成樹脂で人工的に製
造されたイ草を使用されたものが可成り使用され
て来ている。
のが主流であるが、近年は合成樹脂で人工的に製
造されたイ草を使用されたものが可成り使用され
て来ている。
ところで、後者の合成樹脂製のイ草は硬い感じ
でしなやかさに欠ける。このことはデニールを小
さくすれば或る程度解消することができるものゝ
取扱中に折れ易いとか、織成中の打込みが困難で
あるなどの問題がある。また、一般的に言つて合
成樹脂製のイ草で織られた花莚や畳表は触感が悪
いと言う問題のあるものである。
でしなやかさに欠ける。このことはデニールを小
さくすれば或る程度解消することができるものゝ
取扱中に折れ易いとか、織成中の打込みが困難で
あるなどの問題がある。また、一般的に言つて合
成樹脂製のイ草で織られた花莚や畳表は触感が悪
いと言う問題のあるものである。
本考案は如上の問題点を解決せんとするもので
あつて、合成樹脂製イ草の表面に厚さ1ミクロン
〜0.5mmで巾が5mm〜7cmの薄葉紙を巻付けて使
用するようになす。
あつて、合成樹脂製イ草の表面に厚さ1ミクロン
〜0.5mmで巾が5mm〜7cmの薄葉紙を巻付けて使
用するようになす。
本考案実施の一例を図面にもとづいて説明する
と、第1図はポリエチレンやポリプロピレンなど
の合成樹脂からなるイ草1であつて、該イ草1の
製造は従来方法により直径2mm程度で中空状をな
し、且つ60cm〜100cmの一定長に製造されたもの
である。第2図は肉厚tが1ミクロン〜0.5mm、
巾sが5mm〜7cmの薄葉紙2であつて各種合成紙
や和紙からなる。
と、第1図はポリエチレンやポリプロピレンなど
の合成樹脂からなるイ草1であつて、該イ草1の
製造は従来方法により直径2mm程度で中空状をな
し、且つ60cm〜100cmの一定長に製造されたもの
である。第2図は肉厚tが1ミクロン〜0.5mm、
巾sが5mm〜7cmの薄葉紙2であつて各種合成紙
や和紙からなる。
第3図はイ草1に対し薄葉紙2を捲回する状態
を示すものであり、第4図はその製品3を示す。
を示すものであり、第4図はその製品3を示す。
本考案は以上の如くイ草1の表面に薄葉紙2を
捲付けるようになさしめるのであるが、薄葉紙2
の肉厚tが大となればなる程巻付け作業が困難と
なり、また目的とする製品としたさいの触感の良
好さが失われるものとなる。本考案者の各種実験
によるとこの最も好ましい範囲は1ミクロン〜
100ミクロンである。また、巾sは1cm〜3cmで
ある。このさい、薄葉紙には各種着色や色彩など
を施して美的効果を呈させることのできるもので
あり、また適宜皺加工を施すなどしておくと、滑
り止め作用を奏するのであり且つ製品時の触感が
より優れる上で好ましい。
捲付けるようになさしめるのであるが、薄葉紙2
の肉厚tが大となればなる程巻付け作業が困難と
なり、また目的とする製品としたさいの触感の良
好さが失われるものとなる。本考案者の各種実験
によるとこの最も好ましい範囲は1ミクロン〜
100ミクロンである。また、巾sは1cm〜3cmで
ある。このさい、薄葉紙には各種着色や色彩など
を施して美的効果を呈させることのできるもので
あり、また適宜皺加工を施すなどしておくと、滑
り止め作用を奏するのであり且つ製品時の触感が
より優れる上で好ましい。
本考案に於いて上記捲付け作業は予め必要な一
定長に切断されているイ草に対し、個々に巻付け
て使用するようになすことができるが、メルター
口金から引き出され、連続して走行する状態の時
点で外周を取巻くように巻付けせしめ、あと適宜
必要な一定長に切断する方式で能率良く製造する
ことができる。
定長に切断されているイ草に対し、個々に巻付け
て使用するようになすことができるが、メルター
口金から引き出され、連続して走行する状態の時
点で外周を取巻くように巻付けせしめ、あと適宜
必要な一定長に切断する方式で能率良く製造する
ことができる。
本考案品では表面に薄葉紙2を巻付けることに
より、従来製造のイ草径をより小さい径のものに
することができ、且つ薄葉紙の肉厚tを種々に選
定して繊細で、しかも触感に優れた花莚や畳表製
品となすことができる。なお、本考案品のイ草3
は廻転ロールによる打込み方式の織機は勿論のこ
と、レピア式の織機の何れにも使用できるもので
ある。
より、従来製造のイ草径をより小さい径のものに
することができ、且つ薄葉紙の肉厚tを種々に選
定して繊細で、しかも触感に優れた花莚や畳表製
品となすことができる。なお、本考案品のイ草3
は廻転ロールによる打込み方式の織機は勿論のこ
と、レピア式の織機の何れにも使用できるもので
ある。
上記実施例ではイ草3を中空状に形成した従来
品を対象にして説明したが、中空としないモノフ
イラメントのものであつても差支えなく、本考案
実施の範囲内とする。
品を対象にして説明したが、中空としないモノフ
イラメントのものであつても差支えなく、本考案
実施の範囲内とする。
第1図、第2図、第3図、第4図は本考案品の
説明図である。 1……合成樹脂製イ草、2……薄葉紙、3……
本考案品。
説明図である。 1……合成樹脂製イ草、2……薄葉紙、3……
本考案品。
Claims (1)
- 合成樹脂製のイ草表面に肉厚tが1ミクロン〜
0.5mm、巾sが5mm〜7cmの薄葉紙を巻付けて構
成したことを特徴とする花莚や畳表用の人工イ
草。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5863783U JPS59163029U (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 花莚や畳表用の人工イ草 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5863783U JPS59163029U (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 花莚や畳表用の人工イ草 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163029U JPS59163029U (ja) | 1984-10-31 |
JPS6347238Y2 true JPS6347238Y2 (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=30188918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5863783U Granted JPS59163029U (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 花莚や畳表用の人工イ草 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59163029U (ja) |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP5863783U patent/JPS59163029U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59163029U (ja) | 1984-10-31 |
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