JPS6347108A - ガラス繊維基板材の製造方法 - Google Patents

ガラス繊維基板材の製造方法

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Publication number
JPS6347108A
JPS6347108A JP61191497A JP19149786A JPS6347108A JP S6347108 A JPS6347108 A JP S6347108A JP 61191497 A JP61191497 A JP 61191497A JP 19149786 A JP19149786 A JP 19149786A JP S6347108 A JPS6347108 A JP S6347108A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
glass
glass fiber
container
low viscosity
Prior art date
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Pending
Application number
JP61191497A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukeo Kai
甲斐 貮夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
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Publication of JPS6347108A publication Critical patent/JPS6347108A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明はガラス繊維を織った布をエポキシ樹脂などが
収容された樹脂槽に浸せきして基板材を形成するガラス
繊維基板材の製造方法に関する。
(bl従来の技術 ガラス繊維基板は機械的強度が大きく変形しにくい利点
を有しているため電子機器の配線基板等に数多く使用さ
れている。従来の一般的なガラス繊維基板材の製造方法
は、ガラス繊維を覆った布を粘度の異なる複数の樹脂槽
に順次流入して乾燥、加圧加熱して形成するようにして
いる。
fC)発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような従来の製造方法では、ガラス
繊維を最初の樹脂槽(通常この最初の樹脂槽には低粘度
の樹脂が収容されている。)に浸せきした時に、ガラス
繊維の表面状態によっては、第2図に示すように縦糸1
と横糸1との交差部に十分に樹脂が凍み通らず、A1の
部分にエアーホールが形成されこのエアーホールが絶縁
不良の原因となる欠点があった。
この発明の目的は、ガラス繊維を織った布を最初に真空
容器内に収納してその容器内に低粘度の樹脂を流入する
ことにより、繊維の交差部にエアーホールが形成されな
いようにすることができるガラス繊維基板材の製造方法
を提供することにある。
(d)発明を解決するための手段 この発明は、ガラス繊維を織った布を真空容器内に収納
してその容器を真空引きした後その容器内に低粘度の樹
脂を流入し、次いで乾燥前にガラス繊維を前記容器内の
樹脂より粘度の高い樹脂が入っている少なくとも一つ以
上の樹脂槽に浸せきし、さらにその後乾燥して半硬化の
基板材を形成するとともにこの基板材を任意の枚数積層
して加圧熱硬化することを特徴とする。
(01作用 この発明に係る製造方法においては、最初に予備工程と
して真空容器内にガラス繊維を織った布が収納され、そ
の容器が真空引きされた後その容器内に低粘度の樹脂が
流入される。このとき真空容器内には圧力差によって樹
脂が流入するため繊維の周面の隅々まで樹脂が行き届く
。このためこの段階においては、繊維間の周面ばもちろ
んのこと縦糸と横糸の交差部にもエアーホールがまった
く形成されていない。次いでその低粘度の樹脂が乾燥す
る前にガラス繊維を真空容器内に流入した樹脂よりも粘
度の高い樹脂が入っている少なくとも一つ以上の樹脂槽
に順時浸せきしていき、その後乾燥して基板材を形成す
る。
(fl実施例 第1図はこの発明に係る製造方法を説明する図である。
3は低粘度のエポキシ樹脂が収容されているエポキシ樹
脂タンクである。4は真空容器でこの真空容器4と樹脂
タンク3が樹脂流通パイプ5とエアー吸入用バイブロと
で連結されている。エアー吸入用バイブロの中間部には
、切り換えバルブ7が配置されており、このバルブの開
閉によって図外の真空装置を樹脂タンク3または真空容
器4に連結する。樹脂パイプ5のほぼ中央部には開閉バ
ルブ8が設けられており、このバルブの開閉によって樹
脂パイプ5を開閉する。
前記真空容器4は図外の蓋を閉めることによって内部を
密閉することができる。この密閉状態で切り換えバルブ
7を操作して真空装置と連結すると、真空容器4内が真
空にされる。真空容器4内を真空した状態で樹脂パイプ
5の開閉バルブ8を開くと樹脂タンク3から樹脂パイプ
5を介して真空容器4内に樹脂が圧力差によって勢いよ
く流入する。このとき真空容器4内にガラス繊維を織っ
た布が収納されていれば、ガラス繊維の周囲に樹脂が付
着する。繊維に対する樹脂の付着は真空内で行われるた
めに、しかも樹脂そのものが低粘度であるため、繊維間
にエアーホールを形成することなく繊維の全周全体にま
んべんなく樹脂が付着する。
本実施例においては、ガラス繊維を織った布(以下ガラ
ス布と言う。)を軸に巻回したものを使用している。真
空容器4内で低粘度の樹脂が付着したガラス布9は続い
て二つの樹脂槽10.11で浸せきされて乾燥工程へと
送られる。これらの工程については従来の方法と全く同
一である。ただ第1番めの樹脂槽10の樹脂は樹脂タン
ク3内の樹脂よりも少し粘度が高く、樹脂槽11の樹脂
はさらに粘度が高く設定゛されている。また、真空容器
4から取り出されたガラス布9はその表面に付着してい
る低粘度の樹脂が乾燥する前に樹脂槽10.11の浸せ
き工程へと移る。
乾燥工程を経た半硬化の基板材、いわゆるプリプレグは
、任意の枚数積層して公知の加圧加熱工程へと送られる
。この加圧加熱工程で加圧熱硬化する。なお、プリプレ
グの積層枚数は一般には複数枚であるが、もちろん1枚
であってもよい。
以上の工程によって完成されたガラス繊維基板材のガラ
ス繊維間には、エアーホールが全く形成されることがな
い。なお、真空容器4内の樹脂をふたたび樹脂タンク3
に戻すには、樹脂パイプ5の開閉バルブ8を閉めた状態
で切り換えバルブ7の操作によって樹脂タンク3と図外
の真空装置とを連結する。
樹脂タンク3内が真空状態になってから開閉バルブ8を
開くと真空容器4内の樹脂が樹脂タンク3内に戻る。真
空容器4内に新たなガラス布9が収納された時、再び上
記のように切り換えバルブ7の操作によって真空容器4
と真空装置とを連結する。そして真空容器4内が真空状
態になってから開閉バルブ8を開く。この操作を繰り返
すことによって樹脂タンク3と真空容器4間で樹脂を移
動させることができる。
(g+発明の効果 以上のようにこの発明によれば、ガラス繊維を織った布
を真空容器内に収納した後その容器内に低粘度の樹脂を
流入し、最初に予備工程としてガラス繊維の周囲に真空
状態を利用して低粘度の樹脂を付着させるようにしてい
るため、ガラス繊維の隅々まで樹脂が行き届き、繊維間
、とくに縦繊維と横繊維の交差する部分にエアーホール
が形成されたまま樹脂が付着されるということがない。
このため完成されたガラス繊維基板材の内部にはエアー
ホールは全くなく、エアーボールを原因とした絶縁不良
を完全になくすことができる。特にこのようにして形成
した基板材を加熱する前に複数枚重ねて積層基板材を形
成する場合、エアーボールの有無は電気的特性(絶縁性
能)を左右する大きなファクターとなるが、この発明に
かかる製造方法ではエアーボールが全く形成されないた
めに積層基板材においても電気的特性(絶縁性能)を優
れたものにできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るガラス繊維基板材の製造方法を
説明する図である。第2図は従来の方法によって製造し
たガラス繊維基板材の欠点を説明するための図である。 3−樹脂タンク、 4−真空容器、 9−ガラス繊維を織った布(ガラス布)、10.11−
樹脂槽。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス繊維を織った布を真空容器内に収納してそ
    の容器を真空引きした後その容器内に低粘度の樹脂を流
    入し、次いで乾燥前にガラス繊維を前記容器内の樹脂よ
    り粘度の高い樹脂が入っている少なくとも一つ以上の樹
    脂槽に浸せきし、さらにその後乾燥して半硬化の基板材
    を形成するとともにこの基板材を任意の枚数積層して加
    圧熱硬化することを特徴とするガラス繊維基板材の製造
    方法。
JP61191497A 1986-08-14 1986-08-14 ガラス繊維基板材の製造方法 Pending JPS6347108A (ja)

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