JPS6347093B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347093B2 JPS6347093B2 JP56143652A JP14365281A JPS6347093B2 JP S6347093 B2 JPS6347093 B2 JP S6347093B2 JP 56143652 A JP56143652 A JP 56143652A JP 14365281 A JP14365281 A JP 14365281A JP S6347093 B2 JPS6347093 B2 JP S6347093B2
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- JP
- Japan
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- spacer
- opposing
- hole
- insulating film
- atmosphere
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフレキシブルフイルムに設けた対向接
点をスペーサを介して配置して構成されるキーボ
ードスイツチの改良に関するものである。
点をスペーサを介して配置して構成されるキーボ
ードスイツチの改良に関するものである。
従来のこの種のキーボードスイツチとしては第
１図、第２図に示すように構成されていた。
１図、第２図に示すように構成されていた。
すなわち、絶縁硬質板または絶縁フイルムなど
の絶縁基板１の上面に複数の対向接点２を設け、
この対向接点２に相当する部分に透孔３を設け、
この透孔３間を通気溝４で連通させたスペーサ５
を配置し、このスペーサ５上に下面に対向接点６
を設けたフレキシブルフイルム７を貼付け、さら
に上記透孔３の一部を外気と連通する連通溝８を
スペーサ５に設けて構成されていた。
の絶縁基板１の上面に複数の対向接点２を設け、
この対向接点２に相当する部分に透孔３を設け、
この透孔３間を通気溝４で連通させたスペーサ５
を配置し、このスペーサ５上に下面に対向接点６
を設けたフレキシブルフイルム７を貼付け、さら
に上記透孔３の一部を外気と連通する連通溝８を
スペーサ５に設けて構成されていた。
この構成は温度変化などにおいても、各透孔３
部の空気圧が一定となり、密閉構造の場合のよう
にフレキシブルフイルム７が変形して耐電圧不
良、絶縁劣化、または導通しつぱなしといつた問
題が生じるのを阻止することができる。
部の空気圧が一定となり、密閉構造の場合のよう
にフレキシブルフイルム７が変形して耐電圧不
良、絶縁劣化、または導通しつぱなしといつた問
題が生じるのを阻止することができる。
しかしながら、この構成では対向接点２，６が
外気にさらされていると同じであるため、ガス腐
食防止を計る必要らあり、耐食性に優れた金メツ
キを施す必要があつた。
外気にさらされていると同じであるため、ガス腐
食防止を計る必要らあり、耐食性に優れた金メツ
キを施す必要があつた。
このため、コスト面で著しく不利となり、生産
性の点でも劣るといつた欠点があつた。
性の点でも劣るといつた欠点があつた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、大気と連通するものであつても対向接
点が大気中のガスなどで腐食されないキーボード
スイツチを得ることを目的とするものである。
のであり、大気と連通するものであつても対向接
点が大気中のガスなどで腐食されないキーボード
スイツチを得ることを目的とするものである。
すなわち、上述の目的を達成するために本発明
は、大気と連通する連通溝に対向接点を腐食させ
るガスと反応しやすい銀などの物質層を設けて、
大気中のガスが対向接点に達する前に反応させて
対向接点の保護を計ろうとするものである。
は、大気と連通する連通溝に対向接点を腐食させ
るガスと反応しやすい銀などの物質層を設けて、
大気中のガスが対向接点に達する前に反応させて
対向接点の保護を計ろうとするものである。
以下、本発明の実施例を図面第３図、第４図に
より説明する。
より説明する。
９はベースとなる基板で、この基板９の上面に
は、上面に銅や銀などの対向接点１０とこの対向
接点１０からの信号を引出す導電パターンを形成
した絶縁フイルム１１が接着などで結合され、対
向接点１０に対応する位置に透孔１２を設け、こ
の透孔１２間を連通する通気溝１３を設け、さら
に１つの透孔１２と外気とを連通する連通溝１４
を設けた絶縁体よりなるスペーサ１５が絶縁フイ
ルム１１上に接着などで結合されている。また、
上記連通孔１４の中間には幅広部１４ａが設けら
れ、この幅広部１４ａに対応する絶縁フイルム１
１上には銀などの亜硫酸ガス、硫化水素などのガ
スと反応しやすい物質１６が印刷、蒸着などによ
り設けられている。
は、上面に銅や銀などの対向接点１０とこの対向
接点１０からの信号を引出す導電パターンを形成
した絶縁フイルム１１が接着などで結合され、対
向接点１０に対応する位置に透孔１２を設け、こ
の透孔１２間を連通する通気溝１３を設け、さら
に１つの透孔１２と外気とを連通する連通溝１４
を設けた絶縁体よりなるスペーサ１５が絶縁フイ
ルム１１上に接着などで結合されている。また、
上記連通孔１４の中間には幅広部１４ａが設けら
れ、この幅広部１４ａに対応する絶縁フイルム１
１上には銀などの亜硫酸ガス、硫化水素などのガ
スと反応しやすい物質１６が印刷、蒸着などによ
り設けられている。
上記スペーサ１５上には、下面にこのスペーサ
１５の透孔１２に対応する位置に銅、銀などから
なる対向接点１７を設けこの対向接点１７から信
号を引出す導電パターンを形成したフレキシブル
な絶縁フイルム１８が貼付けられている。
１５の透孔１２に対応する位置に銅、銀などから
なる対向接点１７を設けこの対向接点１７から信
号を引出す導電パターンを形成したフレキシブル
な絶縁フイルム１８が貼付けられている。
なお、絶縁フイルム１１と１８は一枚でスペー
サ１５を介して折返して対向配置してもよい。
サ１５を介して折返して対向配置してもよい。
このように本発明のキーボードスイツチは構成
されるため、スイツチを構成する２つの対向接点
を有する透孔は全て外気と連通しているため、ど
のような温度変化があつても透孔内の気圧は一定
で対向接点間の間隔は一定に保てて耐電圧不良、
絶縁劣化、さらには導通しつぱなしといつた問題
は発生せず、しかも、大気中の亜硫酸ガスや硫化
水素などが連通溝より対向接点部に入りこもうと
しても連通孔に設けたガスと反応する物質によつ
て反応し、対向接点への流入が阻止でき、そのた
め、対向接点として銅、銀のままで使用でき、金
メツキを施す必要もなく、コスト的に著しく有利
で生産性にも優れるといつた利点をもち工業的価
値の大なるものである。
されるため、スイツチを構成する２つの対向接点
を有する透孔は全て外気と連通しているため、ど
のような温度変化があつても透孔内の気圧は一定
で対向接点間の間隔は一定に保てて耐電圧不良、
絶縁劣化、さらには導通しつぱなしといつた問題
は発生せず、しかも、大気中の亜硫酸ガスや硫化
水素などが連通溝より対向接点部に入りこもうと
しても連通孔に設けたガスと反応する物質によつ
て反応し、対向接点への流入が阻止でき、そのた
め、対向接点として銅、銀のままで使用でき、金
メツキを施す必要もなく、コスト的に著しく有利
で生産性にも優れるといつた利点をもち工業的価
値の大なるものである。
第１図は従来のキーボードスイツチを示す断面
図、第２図は同上面のフイルムを除いた状態の上
面図、第３図は本発明のキーボードスイツチの一
実施例を示す断面図、第４図は上面の絶縁フイル
ムを取除いた状態の上面図である。 ９……基板、１０……対向接点、１１……絶縁
フイルム、１２……透孔、１３……通気溝、１４
……連通溝、１４ａ……幅広部、１５……スペー
サ、１６……ガス反応物質、１７……対向接点、
１８……絶縁フイルム。
図、第２図は同上面のフイルムを除いた状態の上
面図、第３図は本発明のキーボードスイツチの一
実施例を示す断面図、第４図は上面の絶縁フイル
ムを取除いた状態の上面図である。 ９……基板、１０……対向接点、１１……絶縁
フイルム、１２……透孔、１３……通気溝、１４
……連通溝、１４ａ……幅広部、１５……スペー
サ、１６……ガス反応物質、１７……対向接点、
１８……絶縁フイルム。
Claims (1)
- １ 対向接点を備えた絶縁フイルム上に、対向接
点に対応する位置に透孔を設け、この透孔間を連
通する通気溝を設け、さらにこの１つの透孔と大
気とを連通する連通溝を設けて構成されるスペー
サを配置し、このスペーサ上に対向接点を下面に
設けたフレキシブルな絶縁フイルムを配置し、上
記連通溝に大気中の有害ガスと反応する物質を設
けてなるキーボードスイツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56143652A JPS5844621A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | キ−ボ−ドスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56143652A JPS5844621A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | キ−ボ−ドスイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844621A JPS5844621A (ja) | 1983-03-15 |
| JPS6347093B2 true JPS6347093B2 (ja) | 1988-09-20 |
Family
ID=15343764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56143652A Granted JPS5844621A (ja) | 1981-09-10 | 1981-09-10 | キ−ボ−ドスイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844621A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6065833U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-10 | カシオ計算機株式会社 | キ−ボ−ド構造 |
-
1981
- 1981-09-10 JP JP56143652A patent/JPS5844621A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844621A (ja) | 1983-03-15 |
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