JPS6346933Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346933Y2 JPS6346933Y2 JP8376681U JP8376681U JPS6346933Y2 JP S6346933 Y2 JPS6346933 Y2 JP S6346933Y2 JP 8376681 U JP8376681 U JP 8376681U JP 8376681 U JP8376681 U JP 8376681U JP S6346933 Y2 JPS6346933 Y2 JP S6346933Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cantilever
- needle
- pause
- disk
- lever
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ビデオデイスクプレーヤ等における
針昇降装置、特に機械式による針昇降装置に関す
るものである。
針昇降装置、特に機械式による針昇降装置に関す
るものである。
針式(静電容量式)ビデオデイスクプレーヤに
おいては、プレーヤにセツトされたビデオデイス
クから電気信号を取り出すための針昇降装置を必
要とする。針昇降動作においては、上昇する時は
即時に、下降する時はゆつくりとした動きが望ま
れる。第1図は従来における針昇降装置の一例を
示すもので、1はカンチレバー、2はこの先端に
取付けられた針、3は支点、4は電磁石、5は永
久磁石、6は永久磁石に設けられかつ上記カンチ
レバー1を保持するための昇降部材、7は板バネ
である。以上においてカンチレバー1をデイスク
に対し下降させる時は、上記電磁石4に通電して
この電磁石4と永久磁石5とが反発して永久磁石
が下降する力を利用することにより、昇降部材6
によりカンチレバー1を矢印のように下降させる
ようにしている。第2図は以上における電磁石の
回路を示すもので、トランジスタQの出力側に電
磁石Lを接続し、入力側にはR1,R2≫Rの関係
となるように抵抗を接続し、端子Aからaのよう
なパルス波形を電磁石Lに通電した時、電磁石の
端子Bにはbのような波形のパルスが加えられる
ように設計される。すなわち上記のように抵抗値
を選ぶことにより、電磁石にはbのような遅れ時
間tを生ずるような関係となるような時定数によ
るパルスが加えられ、その遅れ時間分カンチレバ
ー1の下降動作はゆつくりとなるように、いわゆ
るソフトランデイングが行われるように考慮され
ている。
おいては、プレーヤにセツトされたビデオデイス
クから電気信号を取り出すための針昇降装置を必
要とする。針昇降動作においては、上昇する時は
即時に、下降する時はゆつくりとした動きが望ま
れる。第1図は従来における針昇降装置の一例を
示すもので、1はカンチレバー、2はこの先端に
取付けられた針、3は支点、4は電磁石、5は永
久磁石、6は永久磁石に設けられかつ上記カンチ
レバー1を保持するための昇降部材、7は板バネ
である。以上においてカンチレバー1をデイスク
に対し下降させる時は、上記電磁石4に通電して
この電磁石4と永久磁石5とが反発して永久磁石
が下降する力を利用することにより、昇降部材6
によりカンチレバー1を矢印のように下降させる
ようにしている。第2図は以上における電磁石の
回路を示すもので、トランジスタQの出力側に電
磁石Lを接続し、入力側にはR1,R2≫Rの関係
となるように抵抗を接続し、端子Aからaのよう
なパルス波形を電磁石Lに通電した時、電磁石の
端子Bにはbのような波形のパルスが加えられる
ように設計される。すなわち上記のように抵抗値
を選ぶことにより、電磁石にはbのような遅れ時
間tを生ずるような関係となるような時定数によ
るパルスが加えられ、その遅れ時間分カンチレバ
ー1の下降動作はゆつくりとなるように、いわゆ
るソフトランデイングが行われるように考慮され
ている。
ところで以上のような電磁石と永久磁石との反
発力を利用する方式の針昇降装置においては、針
の昇降動作を行わせるための位置検出にマイクロ
スイツチを用いる必要がある。また針をデイスク
から上昇させる時は、電磁石回路における時定数
L/R分だけ遅れるため即時に上昇させることが
不可能である。さらに従来の方式は電気的制御方
式による構成から成つているために、装置が高価
になることは避けられない。
発力を利用する方式の針昇降装置においては、針
の昇降動作を行わせるための位置検出にマイクロ
スイツチを用いる必要がある。また針をデイスク
から上昇させる時は、電磁石回路における時定数
L/R分だけ遅れるため即時に上昇させることが
不可能である。さらに従来の方式は電気的制御方
式による構成から成つているために、装置が高価
になることは避けられない。
本考案は以上の問題点に対処してなされたもの
で、機械的制御方式による構成により従来欠点を
除去するようにした針昇降装置を提供するもので
ある。以下図面を参照して本考案実施例を説明す
る。第3図および第4図は本考案実施例による針
昇降装置の一実施例を示す斜視図および側面図
で、先端に針2を有するカンチレバー1はリフタ
ーレバー8の一端を係合しており、その高さ位置
はリフターレバー8の上下動により変化させられ
る。リフターレバー8は支点9を中心にして上下
動し得るように基板23上に支持され、その他端
は制御レバー10に係合しており基板23が左右
に移動することにより、その上下動が制御レバー
10により制御される。上記リフターレバー8は
また横ずれ防止用ステー11、バネ12を有して
いる。
で、機械的制御方式による構成により従来欠点を
除去するようにした針昇降装置を提供するもので
ある。以下図面を参照して本考案実施例を説明す
る。第3図および第4図は本考案実施例による針
昇降装置の一実施例を示す斜視図および側面図
で、先端に針2を有するカンチレバー1はリフタ
ーレバー8の一端を係合しており、その高さ位置
はリフターレバー8の上下動により変化させられ
る。リフターレバー8は支点9を中心にして上下
動し得るように基板23上に支持され、その他端
は制御レバー10に係合しており基板23が左右
に移動することにより、その上下動が制御レバー
10により制御される。上記リフターレバー8は
また横ずれ防止用ステー11、バネ12を有して
いる。
13はデイスクであり、基板23の移動により
リフターレバー8はデイスク方向に向かつて矢印
のように移動する。上記制御レバー10はクラン
ク状の屈曲部14を有し、リフターレバー8の他
端がこの屈曲部を越える時リフターレバー8はカ
ンチレバー1をデイスク端13aを越えて上昇さ
せるように動作する。15はポーズ用アーム、1
6はその支点、17はポーズボタン、18はダン
パー、19はアーム15の復帰用バネである。
リフターレバー8はデイスク方向に向かつて矢印
のように移動する。上記制御レバー10はクラン
ク状の屈曲部14を有し、リフターレバー8の他
端がこの屈曲部を越える時リフターレバー8はカ
ンチレバー1をデイスク端13aを越えて上昇さ
せるように動作する。15はポーズ用アーム、1
6はその支点、17はポーズボタン、18はダン
パー、19はアーム15の復帰用バネである。
バネ12は基板23の穴部23aからカンチレ
バー1の先端の針2がデイスク13に丁度接触す
るようにカンチレバー1を位置する如くリフター
レバー8の先端部を支持している。従つて前述の
ようにしてリフターレバー8を制御レバー10の
屈曲部を越えさせると、リフターレバー8は若干
カンチレバー1を持ち上げるように上昇してデイ
スク端部13aを越えさせて針2をデイスク13
上にセツトするが、この際リフターレバー8のカ
ンチレバー1と係合する近傍の先端部はバネ12
によつて弾性的に支持されているので、針2はデ
イスク13上にソフトランデイングされる。
バー1の先端の針2がデイスク13に丁度接触す
るようにカンチレバー1を位置する如くリフター
レバー8の先端部を支持している。従つて前述の
ようにしてリフターレバー8を制御レバー10の
屈曲部を越えさせると、リフターレバー8は若干
カンチレバー1を持ち上げるように上昇してデイ
スク端部13aを越えさせて針2をデイスク13
上にセツトするが、この際リフターレバー8のカ
ンチレバー1と係合する近傍の先端部はバネ12
によつて弾性的に支持されているので、針2はデ
イスク13上にソフトランデイングされる。
ポーズ動作を行わせる時は、上述した針2のセ
ツト状態でポーズボタン17を押すことによりポ
ーズ用アーム15が下降し、リフターレバー8の
他端に係合して上記リフターレバー9を上昇させ
るように働くので、カンチレバー1はデイスク1
3上から離れてこの間デイスクからの電気信号の
再生は停止される。解除する時は上記ポーズボタ
ン17を戻すことにより、カンチレバー1は復帰
するが、この際グリース粘性等を応用するダンパ
ー18が作用するようにすればカンチレバー1を
再びデイスク13上にソフトランデイングさせる
ことができる。
ツト状態でポーズボタン17を押すことによりポ
ーズ用アーム15が下降し、リフターレバー8の
他端に係合して上記リフターレバー9を上昇させ
るように働くので、カンチレバー1はデイスク1
3上から離れてこの間デイスクからの電気信号の
再生は停止される。解除する時は上記ポーズボタ
ン17を戻すことにより、カンチレバー1は復帰
するが、この際グリース粘性等を応用するダンパ
ー18が作用するようにすればカンチレバー1を
再びデイスク13上にソフトランデイングさせる
ことができる。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、停
電時の針の保護を目的とする構成であり、ポーズ
用アーム15に対し常時は通電している電磁プラ
ンジヤ20を接続し、第1のバネ21および第2
のバネ22を設けたものである。
電時の針の保護を目的とする構成であり、ポーズ
用アーム15に対し常時は通電している電磁プラ
ンジヤ20を接続し、第1のバネ21および第2
のバネ22を設けたものである。
停電によつて電磁プランジヤ20への通電が断
たれると、電磁プランジヤ20の働きによつてポ
ーズ用アーム15を下降させるようにし、これに
よりリフターレバー8を上昇させてポーズ動作を
行わせてカンチレバー1をデイスク13上から離
させるものである。
たれると、電磁プランジヤ20の働きによつてポ
ーズ用アーム15を下降させるようにし、これに
よりリフターレバー8を上昇させてポーズ動作を
行わせてカンチレバー1をデイスク13上から離
させるものである。
この場合、中間に設けた第1および第2のバネ
21,22の関係は、第1のバネの力>第2のバ
ネの力、となるように調整することにより、上記
電磁プランジヤ20によつて予めカンチレバー1
を軽く持ち上げておいておけば、ポーズが解除さ
れた時針先への応力を防止して損傷を避けること
ができる。
21,22の関係は、第1のバネの力>第2のバ
ネの力、となるように調整することにより、上記
電磁プランジヤ20によつて予めカンチレバー1
を軽く持ち上げておいておけば、ポーズが解除さ
れた時針先への応力を防止して損傷を避けること
ができる。
以上述べて明らかなように本考案によれば、カ
ンチレバーを昇降させるための手段としてはリフ
ターレバー、制御用カムあるいはポーズ用レバー
等を組合せた機械式手段により行うので、これら
レバー等は鋼線材料を用いることにより容易に実
現できるので安価な昇降装置を得ることができ
る。
ンチレバーを昇降させるための手段としてはリフ
ターレバー、制御用カムあるいはポーズ用レバー
等を組合せた機械式手段により行うので、これら
レバー等は鋼線材料を用いることにより容易に実
現できるので安価な昇降装置を得ることができ
る。
また電磁石を用いた従来のものに比べ昇降動作
を簡単に行わせることができるので、故障の少な
い高信頼性のものの実現が可能となる。
を簡単に行わせることができるので、故障の少な
い高信頼性のものの実現が可能となる。
本考案はカンチレバーが長いタイプの針の昇降
装置に対して適用して効果的である。
装置に対して適用して効果的である。
第1図および第2図は従来例を示す斜視図およ
び回路図、第3図および第4図は本考案実施例を
示す斜視図および側面図、第5図は本考案の他の
実施例を示す側面図である。 1……カンチレバー、2……針、8……リフタ
ーレバー、10……制御用レバー、13……デイ
スク、15……ポーズ用アーム、17……ポーズ
ボタン、20……電磁プランジヤ、21,22…
…バネ。
び回路図、第3図および第4図は本考案実施例を
示す斜視図および側面図、第5図は本考案の他の
実施例を示す側面図である。 1……カンチレバー、2……針、8……リフタ
ーレバー、10……制御用レバー、13……デイ
スク、15……ポーズ用アーム、17……ポーズ
ボタン、20……電磁プランジヤ、21,22…
…バネ。
Claims (1)
- 左右方向に移動可能な基板と、該基板上に上下
動可能に支持され、その一端が先端に針を有する
カンチレバーと係合し、その他端が屈曲部を有す
る制御レバーと係合しているリフターレバーとリ
フターレバーのカンチレバーと係合する近傍の部
分を弾性的に支持するバネと、リフターレバーの
位置を制御するためのポーズアームと、ポーズア
ームを上下動させるためのポーズボタンと、上記
ポーズアームとポーズボタンとの間に設けられた
ダンパーとを備え、デイスクの端部に向かつて基
板を移動させることによりリフターレバーの他端
が制御レバーの屈曲部を越えてリフターレバーが
カンチレバーを上記デイスク端部を越えて上昇さ
せて針をデイスク上にセツトし、かつ針のセツト
状態においてポーズボタンを押下することにより
ポーズアームによつてリフターレバーを上昇させ
てカンチレバーの針をデイスク上からポーズ位置
に保持し、かつポーズボタンを戻すことによるポ
ーズ解除時に上記ダンパーによりカンチレバーの
針をデイスク上にソフトランデイングするように
構成したことを特徴とする針昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8376681U JPS6346933Y2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8376681U JPS6346933Y2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57195665U JPS57195665U (ja) | 1982-12-11 |
JPS6346933Y2 true JPS6346933Y2 (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=29879166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8376681U Expired JPS6346933Y2 (ja) | 1981-06-09 | 1981-06-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6346933Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-09 JP JP8376681U patent/JPS6346933Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57195665U (ja) | 1982-12-11 |
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