JPS6346703Y2 - - Google Patents

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JPS6346703Y2
JPS6346703Y2 JP14988480U JP14988480U JPS6346703Y2 JP S6346703 Y2 JPS6346703 Y2 JP S6346703Y2 JP 14988480 U JP14988480 U JP 14988480U JP 14988480 U JP14988480 U JP 14988480U JP S6346703 Y2 JPS6346703 Y2 JP S6346703Y2
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JP
Japan
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cooling water
solenoid valve
circulation
thermostat
temperature
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JP14988480U
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JPS5771765U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案は、高温液ポンプ等の冷却装置に関す
るものである。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、クローズドシステムのドレン回収等に用
いられるポンプは、高温液等による加熱のため、
ポンプのシール部や軸受部に冷却水を供給するこ
とが必要であるが、多くの場合、システム中の冷
却水はそのまま捨てられている。
また、高温液といつても、その温度範囲(保有
熱量の範囲)は広く、ドレン回収等の場合だいた
い100〜200℃、熱媒油の場合で350℃程度と、100
〜350℃までになるが、冷却水自体の温度管理に
対する工夫はあまりなされておらず、冷却水とし
てまだ使用可能の場合でも、それをそのまま捨て
去つているのが現状である。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は、上記の点に鑑み、高温液ポンプ1
を挟んで循環ポンプ5、サーモスタツト6及び循
環電磁弁7の3つの要素を直列状態に接続し、循
環ポンプ5より上流側に循環電磁弁7を位置さ
せ、高温液ポンプ1より下流側で、かつ、循環電
磁弁7より上流側にサーモスタツト6を位置させ
た冷却水回路4を形成し、 循環電磁弁7の両端に1組の接続部4a,4b
を設け、 この1組の接続部4a,4bに対して、冷却水
回路4中の冷却水を入れ換えるための冷却水入口
管10と冷却水出口管11とを個別に接続し、 この冷却水入口管10と冷却水出口管11の
夫々に少なくとも1個の弁8,9を接続してな
り、 上記サーモスタツト6と循環電磁弁7及び弁
8,9とは、冷却水回路4中の冷却水温度が設定
温度より高くなるとサーモスタツト6の信号より
循環電磁弁7が閉じて弁8,9が開き、冷却水温
度が設定温度より低くなるとサーモスタツト6の
信号より循環電磁弁7が開いて弁8,9が閉じる
ように設定してあることを特徴とする高温液ポン
プの冷却装置である。
〔実施例〕
図面は、この考案に係る高温液ポンプの冷却装
置の一実施例に示すものである。
図面において、1は高温液ポンプ、2及び3は
高温液ポンプ1に連通する高温液入口管及び高温
液出口管、4は高温液ポンプの加熱部位にあたる
シール部並びに軸受部に連通する冷却水回路を示
す。
この冷却水回路4には、高温液ポンプ1の上流
側に冷却水循環用の循環ポンプ5が、下流側に冷
却水温度検出用のサーモスタツト6が設けられて
おり、更にこの循環ポンプ5の上流側とサーモス
タツト6との間に、サーモスタツト6によつて制
御される循環電磁弁7が設けられている。従つ
て、この冷却水回路4は、高温液ポンプ1のシー
ル部並びに軸受部を挟んで、サーモスタツト6、
循環電磁弁7、循環ポンプ5をこの順に連通する
閉回路を形成した状態となつている。そして、循
環電磁弁7の両端に1組の接続部4a,4bを設
け、循環電磁弁7と循環ポンプ5との間の接続部
4aには冷却水入口管10を、循環電磁弁7とサ
ーモスタツト6との間の接続部4bには冷却水出
口管11を夫々接続してある。更に、冷却水入口
管10に対しては冷却水入口弁、好ましくは電磁
弁8を、冷却水出口管11に対しては冷却水出口
弁、好ましくは電磁弁9を少なくとも1個(図面
では各1個)設けてある。
ここで、上記サーモスタツト6、循環電磁弁
7、並びに弁8,9の動作は、次のように設定し
てある。
サーモスタツト6は、高温液ポンプ1からの冷
却水温度を検出して、冷却水温度が設定温度より
高い場合にON信号を出力し、設定温度より低い
場合にOFF信号を出力する。
そして、循環電磁弁7は、サーモスタツト6か
らのON信号により閉、OFF信号により開となる
ように作動する。
一方、冷却水入口管10並びに出口管11に取
りつけた弁8,9は、上記循環電磁弁7とは逆に
サーモスタツト6からのON信号により開、OFF
信号により閉となるように作動する。
次に、この考案の作用を冷却水の流れにもとづ
いて説明する。通常、即ち、冷却水温度がサーモ
スタツト6の設定温度より低い場合は、サーモス
タツト6からのOFF信号により冷却水入口電磁
弁8および冷却水出口電磁弁9を閉じ、循環電磁
弁7を開いて閉回路とした冷却水回路4内で冷却
水を循環し、高温液ポンプ1のシール部或は軸受
部を冷却する。冷却水の温度が次第に上昇して設
定温度に達すると、サーモスタツト6からのON
信号により循環電磁弁7を閉じ、冷却水入口電磁
弁8と共に冷却水出口電磁弁9を開いて、冷却水
回路4中の冷却水を冷却水出口管11から排出す
ると共に新しい低温の冷却水を冷却水入口管10
から導入することにより、冷却水回路4内の冷却
水を入れ換える。これにより冷却水温度が設定温
度より低くなると、サーモスタツト6のOFF信
号により冷却水出入口電磁弁9,8が閉じ、循環
電磁弁7が開いて、冷却水回路4内の冷却水が再
度循環するようになる。
従つて、この考案では、冷却水を設定温度まで
効率よく使用することができるので、従来のよう
に、冷却水としてまだ使用可能の場合でも、それ
をそのまま捨てるといつたことはなくなる。
尚、この考案は、上記の実施例に限らず冷却水
回路4中の冷却水の流れ方向が逆方向(図面の点
線矢印と逆方向)であつてもよく、また、接続部
4a,4bに対する冷却水出口管9と入口管10
の取りつけを逆にしてあつてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、冷却水を適
用個所に応じて最大限度まで有効に使用すること
ができるもので、冷却水自体の温度管理をしなが
ら冷却水の無駄を省くことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示した配管フロー
シートである。 1……高温液ポンプ、2……高温液入口管、3
……高温液出口管、4……冷却水回路、4a,4
b……接続部、5……循環ポンプ、6……サーモ
スタツト、7……循環電磁弁、8……冷却水入口
弁、9……冷却水出口弁、10……冷却水入口
管、11……冷却水出口管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高温液ポンプ1のを挟んで循環ポンプ5、サー
    モサタツト6及び循環電磁弁7の3つの要素を直
    列状態に接続し、循環ポンプ5より上流側に循環
    電磁弁7を位置させ、高温液ポンプ1より下流側
    で、かつ、循環電磁弁7より上流側にサーモスタ
    ツト6を位置させた冷却水回路4を形成し、 循環電磁弁7の両端に1組の接続部4a,4b
    を設け、 この1組の接続部4a,4bに対して、冷却水
    回路4中の冷却水を入れ換えるための冷却水入口
    管10と冷却水出口管11とを個別に接続し、 この冷却水入口管10と冷却水出口管11の
    夫々に少なくとも1個の弁8,9を接続してな
    り、 上記サーモスタツト6と循環電磁弁7及び弁
    8,9とは、冷却水回路4中の冷却水温度が設定
    温度より高くなるとサーモスタツト6の信号より
    循環電磁弁7が閉じて弁8,9が開き、冷却水温
    度が設定温度より低くなるとサーモスタツト6の
    信号より循環電磁弁7が開いて弁8,9が閉じる
    ように設定してあることを特徴とする高温液ポン
    プの冷却装置。
JP14988480U 1980-10-20 1980-10-20 Expired JPS6346703Y2 (ja)

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JP14988480U JPS6346703Y2 (ja) 1980-10-20 1980-10-20

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Publication Number Publication Date
JPS5771765U JPS5771765U (ja) 1982-05-01
JPS6346703Y2 true JPS6346703Y2 (ja) 1988-12-02

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