JPS6346350Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346350Y2 JPS6346350Y2 JP3149584U JP3149584U JPS6346350Y2 JP S6346350 Y2 JPS6346350 Y2 JP S6346350Y2 JP 3149584 U JP3149584 U JP 3149584U JP 3149584 U JP3149584 U JP 3149584U JP S6346350 Y2 JPS6346350 Y2 JP S6346350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cardboard
- flap
- container
- top surface
- cardboard box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、複数個の瓶等の包装容器を収納する
外装段ボール箱に関するものである。
外装段ボール箱に関するものである。
従来、複数個の瓶等の包装容器を収納し、輸
送、保管等に供される外装段ボール箱は、単に外
装箱と中仕切部材で構成され、収納された物品を
保護する形態のものが多いが、容器の形状によつ
ては中仕切部材で区画された中で輸送中の振動で
揺れ動き、特に丸型の容器にあつては転倒しやす
い状態になり容器包装を損なうことがある。又パ
レツト積みされた状態で保管された場合、偏荷重
等により段ボールが押しつぶされ、段ボール箱の
一側面が外側に膨れるいわゆる胴ぶくれと称する
状態となつたり、又内側に折れ曲がつたりする状
態となり、その上部に積み上げられている段ボー
ル箱が傾き不安定な保管状態となることが多い。
このため保管中の安全を図るために段ボール箱を
積み替えたり、又パレツト、シートを入れて荷重
を平均化する作業を必要としている。
送、保管等に供される外装段ボール箱は、単に外
装箱と中仕切部材で構成され、収納された物品を
保護する形態のものが多いが、容器の形状によつ
ては中仕切部材で区画された中で輸送中の振動で
揺れ動き、特に丸型の容器にあつては転倒しやす
い状態になり容器包装を損なうことがある。又パ
レツト積みされた状態で保管された場合、偏荷重
等により段ボールが押しつぶされ、段ボール箱の
一側面が外側に膨れるいわゆる胴ぶくれと称する
状態となつたり、又内側に折れ曲がつたりする状
態となり、その上部に積み上げられている段ボー
ル箱が傾き不安定な保管状態となることが多い。
このため保管中の安全を図るために段ボール箱を
積み替えたり、又パレツト、シートを入れて荷重
を平均化する作業を必要としている。
考案者はこのような点に鑑み、段ボール箱天面
の内フラツプの容器の密封栓部が接する側に容器
密封栓の天面形状に相当する圧壊した凹部を設け
ることにより、容器を固定し、輸送途上の振動に
よる転倒等を防止し、更に保管中の荷重で押しつ
ぶされる段ボールの厚みに相当する分を事前に圧
壊することで、保管中特にパレツト積みにおける
変形量を小さくして胴ぶくれ現象、折れ曲がり現
等を防止できる段ボール箱を得ようとするもので
ある。
の内フラツプの容器の密封栓部が接する側に容器
密封栓の天面形状に相当する圧壊した凹部を設け
ることにより、容器を固定し、輸送途上の振動に
よる転倒等を防止し、更に保管中の荷重で押しつ
ぶされる段ボールの厚みに相当する分を事前に圧
壊することで、保管中特にパレツト積みにおける
変形量を小さくして胴ぶくれ現象、折れ曲がり現
等を防止できる段ボール箱を得ようとするもので
ある。
本考案は、かかる目的を達成するために、包装
容器を収納する外装段ボール箱において、収納さ
れた容器の口部の密封栓天面の位置に対応して密
封栓天面が接する側の段ボール箱内フラツプに密
封栓天面形状に相当する圧壊部をもつものであ
る。ここで密封栓とは瓶等の口部に被せるロール
オンキヤツプ、スクリユウキヤツプ、栓等をい
い、又内フラツプとは製函された段ボール箱にお
いて内側に位置するフラツプのことをいい、段ボ
ールとは外ライナーと称する印刷等が施される側
の板紙、内ライナーと称する収納された物品と接
する側の板紙、及び両ライナー間に波形をした中
芯が糊付けされてなるものをいう。
容器を収納する外装段ボール箱において、収納さ
れた容器の口部の密封栓天面の位置に対応して密
封栓天面が接する側の段ボール箱内フラツプに密
封栓天面形状に相当する圧壊部をもつものであ
る。ここで密封栓とは瓶等の口部に被せるロール
オンキヤツプ、スクリユウキヤツプ、栓等をい
い、又内フラツプとは製函された段ボール箱にお
いて内側に位置するフラツプのことをいい、段ボ
ールとは外ライナーと称する印刷等が施される側
の板紙、内ライナーと称する収納された物品と接
する側の板紙、及び両ライナー間に波形をした中
芯が糊付けされてなるものをいう。
以下に本考案の一実施例を第１図ないし第７図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第１図は段ボール箱の内ライナー側からみた展
開平面図であり、１，１′は製函した場合の段ボ
ール箱天面の外フラツプ、２，２′は天面内フラ
ツプを示し、３，３′、４，４′はそれぞれ底面の
外フラツプ、内フラツプを示す。斜線で示す８は
容器密封栓がキヤツプで天面形状が円形の場合の
圧壊部例である。なお、５，５′は側面、６，
６′はつま面、７は継ぎしろである。
開平面図であり、１，１′は製函した場合の段ボ
ール箱天面の外フラツプ、２，２′は天面内フラ
ツプを示し、３，３′、４，４′はそれぞれ底面の
外フラツプ、内フラツプを示す。斜線で示す８は
容器密封栓がキヤツプで天面形状が円形の場合の
圧壊部例である。なお、５，５′は側面、６，
６′はつま面、７は継ぎしろである。
第１図の圧壊部のＡ−Ａ断面の拡大図を第２図
に示す。８は圧壊部、９，１０，１１は段ボール
の外ライナー、中芯、内ライナーであり、中芯の
波形の段の数が30cm当たり約36段あるＡ種段ボー
ルの場合、その厚みは通常５〜６mmあるが保管中
に押しつぶされて３mm程度になることから、圧壊
部の深さを３mmとなるよう成型時に調製する。圧
壊部を調製するには段ボールの両ライナー、中芯
をミシン目状に切断してプレスする方法でもよ
く、内ライナーと中芯のみを切断しその内部をプ
レスで押しつぶす方法でもよい。円形の圧壊部を
例にとり前者の場合を第３図ａ、第４図ａに、後
者の場合を第３図ｂ、第４図ｂに示す。第３図は
外ライナー側からの平面図、第４図は段ボール断
面図であり、１２はミシン目の切断部、１３はつ
なぎ部を示し、１４は内ライナー、中芯の切断部
を示す。第４図断面図において９，１０，１１は
それぞれ段ボールの外ライナー、中芯、内ライナ
ーを示す。又ミシン目による切断線は内ライナー
と中芯のみに調整してもい。
に示す。８は圧壊部、９，１０，１１は段ボール
の外ライナー、中芯、内ライナーであり、中芯の
波形の段の数が30cm当たり約36段あるＡ種段ボー
ルの場合、その厚みは通常５〜６mmあるが保管中
に押しつぶされて３mm程度になることから、圧壊
部の深さを３mmとなるよう成型時に調製する。圧
壊部を調製するには段ボールの両ライナー、中芯
をミシン目状に切断してプレスする方法でもよ
く、内ライナーと中芯のみを切断しその内部をプ
レスで押しつぶす方法でもよい。円形の圧壊部を
例にとり前者の場合を第３図ａ、第４図ａに、後
者の場合を第３図ｂ、第４図ｂに示す。第３図は
外ライナー側からの平面図、第４図は段ボール断
面図であり、１２はミシン目の切断部、１３はつ
なぎ部を示し、１４は内ライナー、中芯の切断部
を示す。第４図断面図において９，１０，１１は
それぞれ段ボールの外ライナー、中芯、内ライナ
ーを示す。又ミシン目による切断線は内ライナー
と中芯のみに調整してもい。
次ぎに包装容器が該段ボール箱に収納された例
を側面からの断面からみた状態を第５図に示す。
この図に示すように容器のキヤツプの天部が段ボ
ール箱内フラツプの圧壊部に入り固定された状態
となり、輸送途上の振動に対する横倒防止の役割
を果たす。ここで１は天面外フラツプ、２は天面
内フラツプ、３は底面外フラツプ、４は底面内フ
ラツプ、６は段ボール箱つま面、１６は容器、１
５はキヤツプである。
を側面からの断面からみた状態を第５図に示す。
この図に示すように容器のキヤツプの天部が段ボ
ール箱内フラツプの圧壊部に入り固定された状態
となり、輸送途上の振動に対する横倒防止の役割
を果たす。ここで１は天面外フラツプ、２は天面
内フラツプ、３は底面外フラツプ、４は底面内フ
ラツプ、６は段ボール箱つま面、１６は容器、１
５はキヤツプである。
第６図にキヤツプが段ボール圧壊部で固定され
る状態を拡大して例示する。ここに示す番号は上
述する番号に対応する。
る状態を拡大して例示する。ここに示す番号は上
述する番号に対応する。
第７図は従来の段ボール箱に収納される状態を
例示したものである。
例示したものである。
ここで段ボールを圧壊せずにくり抜いて孔をあ
けることでも同様の効果が期待できるが、段ボー
ル箱天面の糊づけ封緘の際、(1)キヤツプ及び容器
に糊がつく、(2)内フラツプが下にたれさがり糊づ
けができない、等の欠点があるため段ボールを圧
壊することが本考案のポイントである。
けることでも同様の効果が期待できるが、段ボー
ル箱天面の糊づけ封緘の際、(1)キヤツプ及び容器
に糊がつく、(2)内フラツプが下にたれさがり糊づ
けができない、等の欠点があるため段ボールを圧
壊することが本考案のポイントである。
なお、底面内フラツプは、第５図に示したよう
に、そのままであつてもよいし、本考案における
天面内フラツプのように、容器の底面の接触する
部分が圧壊するようになつていてもよい。
に、そのままであつてもよいし、本考案における
天面内フラツプのように、容器の底面の接触する
部分が圧壊するようになつていてもよい。
(イ) 段ボール箱天面内フラツプの圧壊部で容器の
密封栓天部を固定することで、輸送途上の振動
による容器の転倒、特に丸型容器の様な段ボー
ル箱内で転倒しやすい容器の転倒を防止でき、
又容器包装の損傷も防止できる。
密封栓天部を固定することで、輸送途上の振動
による容器の転倒、特に丸型容器の様な段ボー
ル箱内で転倒しやすい容器の転倒を防止でき、
又容器包装の損傷も防止できる。
(ロ) 保管中の積み上げ荷重で押しつぶされる段ボ
ールの厚さ相当分を事前に圧壊しておくこと
は、保管中の段ボールの変形量を小さくでき、
胴ぶくれ、折れ曲がり等が防止でき、安定した
保管ができる。
ールの厚さ相当分を事前に圧壊しておくこと
は、保管中の段ボールの変形量を小さくでき、
胴ぶくれ、折れ曲がり等が防止でき、安定した
保管ができる。
(ハ) 段ボールを圧壊する分だけ段ボール箱を小さ
くでき、段ボールの必要面積を減らすことにな
りコストダウンが図れる。
くでき、段ボールの必要面積を減らすことにな
りコストダウンが図れる。
第１図、段ボール箱展開図、第２図、圧壊部拡
大断面図、第３図、円形圧壊部の段ボール切断
図、第４図、段ボール切断断面図、第５図、圧壊
部で固定された状態図、第６図、圧壊部とキヤツ
プの嵌入拡大図、第７図、従来の段ボール箱収納
状態図。 １，１′……天面外フラツプ、２，２′……天面
内フラツプ、３，３′……底面外フラツプ、４，
４′……底面内フラツプ、５，５′……段ボール箱
側面、６，６′……段ボール箱つま面、７……継
ぎしろ、８……圧壊部、９……段ボール外ライナ
ー、１０……段ボール中芯、１１……段ボール内
ライナー、１２……ミシン目切断部、１３……ミ
シン目つなぎ部、１４……切断線、１５……キヤ
ツプ、１６……容器。
大断面図、第３図、円形圧壊部の段ボール切断
図、第４図、段ボール切断断面図、第５図、圧壊
部で固定された状態図、第６図、圧壊部とキヤツ
プの嵌入拡大図、第７図、従来の段ボール箱収納
状態図。 １，１′……天面外フラツプ、２，２′……天面
内フラツプ、３，３′……底面外フラツプ、４，
４′……底面内フラツプ、５，５′……段ボール箱
側面、６，６′……段ボール箱つま面、７……継
ぎしろ、８……圧壊部、９……段ボール外ライナ
ー、１０……段ボール中芯、１１……段ボール内
ライナー、１２……ミシン目切断部、１３……ミ
シン目つなぎ部、１４……切断線、１５……キヤ
ツプ、１６……容器。
Claims (1)
- 包装容器を収納する外装段ボール箱において、
収納された容器の口部の密封栓天面の位置に対応
して密封栓天面が接する側の段ボール箱内フラツ
プに密封栓天面形状に相当する圧壊部をもつこと
を特徴とする段ボール箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3149584U JPS60142718U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 収納容器の転倒を防ぐ段ボ−ル箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3149584U JPS60142718U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 収納容器の転倒を防ぐ段ボ−ル箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60142718U JPS60142718U (ja) | 1985-09-21 |
| JPS6346350Y2 true JPS6346350Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=30532157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3149584U Granted JPS60142718U (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 収納容器の転倒を防ぐ段ボ−ル箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60142718U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5263423B1 (ja) * | 2012-04-04 | 2013-08-14 | 横浜ゴム株式会社 | パンク修理液用容器の梱包箱及びパンク修理液の注入方法 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP3149584U patent/JPS60142718U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60142718U (ja) | 1985-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4392606A (en) | Pre-banded bulk pack container | |
| US3734389A (en) | Package corner post | |
| US4380314A (en) | Box type carton with hinged lid and one piece reinforced insert | |
| US4763787A (en) | Package assembly | |
| US5372259A (en) | Packing box for shipping protection | |
| US3368736A (en) | Carton corner reinforcement | |
| US4252266A (en) | Collapsible shipping container having integral base element | |
| US3445051A (en) | Container | |
| US5848699A (en) | Package for fragile goods | |
| US2382891A (en) | Shipping and display, high pack container | |
| US4586627A (en) | Reinforced bulk material container | |
| US2321536A (en) | Container | |
| JPS6346350Y2 (ja) | ||
| US4314638A (en) | Shipping container designed to prevent can damage due to chime ride | |
| US3700159A (en) | Foldable container and blanks therefor | |
| US3986657A (en) | Multi-cornered box | |
| JPS5834064Y2 (ja) | 「いちご」等果物の包装容器 | |
| US2372452A (en) | Hermetically sealed package | |
| JP6595367B2 (ja) | 包装箱 | |
| US4358048A (en) | Collapsible shipping container having reinforced base element | |
| JP3011421U (ja) | 容器収納用段ボール箱 | |
| JPS5855132Y2 (ja) | 梱包装置 | |
| JPH0320284Y2 (ja) | ||
| JPH0126591Y2 (ja) | ||
| US3032250A (en) | Container with insert |