JPS6345451Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6345451Y2
JPS6345451Y2 JP1980099174U JP9917480U JPS6345451Y2 JP S6345451 Y2 JPS6345451 Y2 JP S6345451Y2 JP 1980099174 U JP1980099174 U JP 1980099174U JP 9917480 U JP9917480 U JP 9917480U JP S6345451 Y2 JPS6345451 Y2 JP S6345451Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
lighting equipment
building
heat
storage material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980099174U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5721706U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980099174U priority Critical patent/JPS6345451Y2/ja
Publication of JPS5721706U publication Critical patent/JPS5721706U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6345451Y2 publication Critical patent/JPS6345451Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この考案は、建築物内における照明器具の蓄熱
兼放熱装置に関し、特に、建築物内の照明器具の
発熱体に、蓄熱材を収容した容器を装着して、発
熱体の稼動時に発生する熱を蓄熱材に蓄熱させ、
発熱体の稼動休止時に建築物の外部に直接もしく
は間接的に放熱させることにより、照明器具の発
熱に起因する空調負荷を軽減し、冷房効率を向上
させるようにした。 〔従来の技術及び考案が解決しようとしている課
題〕 一般に、建築物内の空調空間内に設けられてい
る照明器具における電球等の発熱体は、その稼動
時に発生する熱が空調負荷となるため、特に冷房
期間中においては、例えば東京都内の事務所ビル
を対象として調査した結果によれば、その負荷が
全負荷の30%弱にもなると報告されているよう
に、冷房負荷として大きなウエイトを占めている
のである。 このように、建築物内の照明器具による空調負
荷は、冷房効率を低下させるだけでなく、貴重な
エネルギー資源を浪費する一因ともなつている。 また、従来の照明器具を点灯したときの照明器
具内の空気温度は、蛍光灯の場合でも概ね40℃ま
で上昇するが、このように高い周囲温度下におい
ては、蛍光灯の光束特性が比較的低い状態で点灯
されていることになり、照明器具の効率の観点か
らみても好ましくない状態となつている。 したがつて、このような照明器具の空調負荷に
対する影響の除去は、従来より重大な課題とされ
ていた。 この考案は、かかる課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、建築物内の照明器
具の発熱体の稼動時における発熱を蓄熱材に蓄熱
して建物内に発散させず、稼動休止時に建築物外
に直接的もしくは間接的に放熱するようにした、
建築物内における照明器具の蓄熱兼放熱装置を提
供することにあり、また、その目的は、冷房負荷
を低減して冷房効率を向上させることにあり、更
に、蛍光灯等の光束特性を改善して効率を高くす
ることにある。 なお、かかる課題を解決するために、この考案
は蓄熱材を使用するが、暖房器具において蓄熱体
を使用するものには、実公昭55−26710号公報の
考案があり、また、空調に関するものとしては、
特開昭52−38761号公報の発明がある。 しかしながら、前者はパネルヒータに関し、照
明器具の発熱を蓄熱材で蓄熱して、その熱が空調
室内に影響するのを防止する技術とは無関係であ
り、また後者は空調用の太陽熱蓄熱壁構造に関
し、これも照明器具の発熱を蓄熱材で蓄熱して、
その熱が空調室内に影響するのを防止する技術と
は無関係である。 〔課題を解決するための手段及び作用〕 この考案は、上記のような課題を解決するため
に、例えば、図示する実施例のように、建築物内
の照明器具の発熱体1に、潜熱蓄熱材8を収容し
た容器7を装着したことを特徴とする、建築物内
における照明器具の蓄熱兼放熱装置を提供する。 この考案において、蓄熱材の容器の外面は直接
的に又は間接的に外気と連通する空間内に位置さ
せてある。したがつて、照明器具が使用されてい
るときは、そこから発生する熱は蓄熱材に蓄熱さ
れて空調室内に放散されるのを抑制され、放熱過
程で外気に排出される。 また、好適には、該容器内に発熱体と対向して
開口する通気管を設けると、その通気管を通じて
加熱された空気が室外に放出されるとともに、蓄
熱材に対する接触面積が増えて、蓄熱効率を向上
することができる。 そして、その通気管の開口部を、開閉自在にし
ておけば、蓄熱材への蓄熱率を調節することがで
きる。 〔実施例〕 第1図において、符号1は、照明器具が直管蛍
〔考案の効果〕
この考案は、蓄熱材を収容した容器を建築物内
の照明器具に装着した構成としている。 したがつて、この考案によれば、空調時間帯に
おける照明器具の発熱を蓄熱材に蓄熱し、非空調
時間帯に、この蓄熱を換気によつて屋外に放出す
るこができるから、空調空間には照明器具の発熱
量が伝播されず、このため、空調負荷が大幅に抑
制され、特に、冷房効率が著しく向上するという
優れた効果が得られる。 また、この考案によれば、照明器具の周囲温度
を常に室内温度に近く保つことができるから、こ
れを使用している事務所ビルにおいては、光束特
性の有利な周囲温度下での点灯の継続が可能とな
る効果も併せて得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す断面図、第
2図は、この考案の変形例を示す斜視図、第3図
は、その横断面図である。 図中1は発熱体、7は容器、8は蓄熱材、9は
通気管、10は遮蔽板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 建築物内の照明器具の発熱体に、潜熱蓄熱材
    を収容した容器を装着したことを特徴とする、
    建築物内における照明器具の蓄熱兼放熱装置。 (2) 容器の外面を外気と連通する空間内に位置さ
    せている、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の建築物内における照明器具の蓄熱兼放熱装
    置。 (3) 容器内に発熱体と対向して開口する通気管が
    設けられている、実用新案登録請求の範囲第1
    項又は2項記載の建築物内における照明器具の
    蓄熱兼放熱装置。 (4) 通気管の開口部に開閉自在の遮蔽板が設けら
    れている、実用新案登録請求の範囲第3項記載
    の建築物内における照明器具の蓄熱兼放熱装
    置。
JP1980099174U 1980-07-14 1980-07-14 Expired JPS6345451Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980099174U JPS6345451Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980099174U JPS6345451Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5721706U JPS5721706U (ja) 1982-02-04
JPS6345451Y2 true JPS6345451Y2 (ja) 1988-11-25

Family

ID=29460852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980099174U Expired JPS6345451Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6345451Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6058903B2 (ja) * 2012-03-15 2017-01-11 Sus株式会社 輻射式空調装置
JP6797617B2 (ja) * 2015-12-28 2020-12-09 永大産業株式会社 照明ユニット

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238761A (en) * 1975-09-22 1977-03-25 Kokusai Gijutsu Kenkyusho:Kk Solar heat regenerative structure for air-conditioner
JPS5526710U (ja) * 1978-08-05 1980-02-21
JPS5838761A (ja) * 1981-08-24 1983-03-07 バスフ・アクチエンゲゼルシヤフト レ−キ化されたスルホン酸基含有アゾ染料

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111978U (ja) * 1978-01-26 1979-08-07

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238761A (en) * 1975-09-22 1977-03-25 Kokusai Gijutsu Kenkyusho:Kk Solar heat regenerative structure for air-conditioner
JPS5526710U (ja) * 1978-08-05 1980-02-21
JPS5838761A (ja) * 1981-08-24 1983-03-07 バスフ・アクチエンゲゼルシヤフト レ−キ化されたスルホン酸基含有アゾ染料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5721706U (ja) 1982-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3103156A (en) Area lighting and air exchange apparatus
US4798238A (en) Shelter for thermally conditioning electronic appliances
JPS6345451Y2 (ja)
CN210831634U (zh) 一种水冷防爆灯
JP2879791B2 (ja) 省エネルギパネルシステム
US2924436A (en) Luminaire cooling means
KR200352828Y1 (ko) 전기 난방기
US20100073943A1 (en) Outdoor Light-Emitting Diode Light Fixture and Lamp Casing Device Thereof
WO2020105870A1 (ko) 에어컨 실외기 덮개
JPH11283844A (ja) 屋内設置変圧器の冷却装置
CN210035172U (zh) 一种舞台灯光用支座和包括该支座的舞台灯
CN204923861U (zh) 高温箱式炉
SU1788394A2 (ru) Bыtяжhaя шaxta
JPS6337682Y2 (ja)
CN109442543B (zh) 一种壁炉
CN213073783U (zh) 一种节能型双循环结构的植物培养箱结构
CN212511039U (zh) 一种散热结构
JPH0322704Y2 (ja)
CN208295864U (zh) 灯具外壳散热结构
KR200316414Y1 (ko) 실내용 축열보일러
JPH05728Y2 (ja)
JPH08212826A (ja) 照明器具
JPS582982Y2 (ja) ホウネツキ
US2238159A (en) Device for preventing overheating in cinema projection apparatus
JPS5710052A (en) Improvement of solar wall