JPS634498Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634498Y2 JPS634498Y2 JP1983150391U JP15039183U JPS634498Y2 JP S634498 Y2 JPS634498 Y2 JP S634498Y2 JP 1983150391 U JP1983150391 U JP 1983150391U JP 15039183 U JP15039183 U JP 15039183U JP S634498 Y2 JPS634498 Y2 JP S634498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- rotating shaft
- reactor
- main body
- reaction liquid
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012295 chemical reaction liquid Substances 0.000 claims description 11
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 239000011345 viscous material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000006068 polycondensation reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accessories For Mixers (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、一般に粘性な物質の混合等の処理を
連続的あるいは間けつ的に行なわしめる横型の混
和機の軸受装置に関するものである。
連続的あるいは間けつ的に行なわしめる横型の混
和機の軸受装置に関するものである。
一般に連続重縮合反応装置に用いられる反応機
は、反応液の物理的性質から表面更新を十分に行
ない、また、粘性物質を十分に撹拌させる必要か
ら、横型の容器内に1本または2本以上の回転軸
に複数の撹拌翼を設けた構造となつている。
は、反応液の物理的性質から表面更新を十分に行
ない、また、粘性物質を十分に撹拌させる必要か
ら、横型の容器内に1本または2本以上の回転軸
に複数の撹拌翼を設けた構造となつている。
この横型反応機において、さらに(1)減圧下で用
いられるため回転軸の軸封装置を設けること。(2)
長期間(一般に数ケ月以上)の連続運転に耐える
こと。(3)高温(一般に200℃以上)に耐えること。
などが要求される。
いられるため回転軸の軸封装置を設けること。(2)
長期間(一般に数ケ月以上)の連続運転に耐える
こと。(3)高温(一般に200℃以上)に耐えること。
などが要求される。
従来よりこれら(1)〜(3)のような条件を満足させ
るために、例えば第1図に示すような構造をもつ
反応機が用いられていた。第1図において、熱媒
ジヤケツト2により加熱される本体1に、反応液
は液供給ノズル5より供給され、駆動装置8に連
結された1本の回転軸3に固着された複数個の撹
拌翼4により撹拌され、反応と混合を行ないなが
ら順次右方に移行し、出口ノズル6より系外に取
り出される。
るために、例えば第1図に示すような構造をもつ
反応機が用いられていた。第1図において、熱媒
ジヤケツト2により加熱される本体1に、反応液
は液供給ノズル5より供給され、駆動装置8に連
結された1本の回転軸3に固着された複数個の撹
拌翼4により撹拌され、反応と混合を行ないなが
ら順次右方に移行し、出口ノズル6より系外に取
り出される。
また、本体1内は排気ノズル7に接続されてい
る真空排気装置(図示せず)により減圧に保持さ
れる。回転軸3は反応が減圧下で行なわれるた
め、外部と遮断する軸封装置9が設けられてい
る。従来より、軸封には高真空下でのシールの信
頼性が高いメカニカルシールが用いられている。
この軸封装置9は、一般に高温での信頼性が低い
ために、冷却装置で冷却され、常温に近い状態で
使用されている。
る真空排気装置(図示せず)により減圧に保持さ
れる。回転軸3は反応が減圧下で行なわれるた
め、外部と遮断する軸封装置9が設けられてい
る。従来より、軸封には高真空下でのシールの信
頼性が高いメカニカルシールが用いられている。
この軸封装置9は、一般に高温での信頼性が低い
ために、冷却装置で冷却され、常温に近い状態で
使用されている。
また、回転軸3には適当な軸受装置10を設け
る必要がある。この軸受装置10は反応機が長期
間連続運転されるため、軸封装置9の外側に設け
られ、適宜外部から潤滑油が注入できるようにな
つている。以上要約すると、横型反応機において
は、上述した(1)〜(3)の条件を満足させるために、
冷却装置付きのメカニカルシール、複数の軸受装
置が設けられている。このように多くの部品によ
り構成されているため、反応機の製品コストが高
い、軸封部の信頼性が低くなる。反応機の据付に
広いスペースが必要等の問題が生じていた。
る必要がある。この軸受装置10は反応機が長期
間連続運転されるため、軸封装置9の外側に設け
られ、適宜外部から潤滑油が注入できるようにな
つている。以上要約すると、横型反応機において
は、上述した(1)〜(3)の条件を満足させるために、
冷却装置付きのメカニカルシール、複数の軸受装
置が設けられている。このように多くの部品によ
り構成されているため、反応機の製品コストが高
い、軸封部の信頼性が低くなる。反応機の据付に
広いスペースが必要等の問題が生じていた。
特に、生産量の少ない装置の場合、本体1の必
要容積に比べて軸封装置や軸受装置の占める面積
とコストが相対的に大きくなり、経済的でなかつ
た。
要容積に比べて軸封装置や軸受装置の占める面積
とコストが相対的に大きくなり、経済的でなかつ
た。
本考案の目的は、上述したような経済性、スペ
ース、信頼性の問題を解決して優れた反応機の軸
受装置を提供することにある。
ース、信頼性の問題を解決して優れた反応機の軸
受装置を提供することにある。
本考案は、軸受装置を反応機内に組み込み、回
転軸の端部に反応機内の液を軸受に送り込むスク
リユーを設けて、反応機内の液で軸受を潤滑する
ようにしたものである。
転軸の端部に反応機内の液を軸受に送り込むスク
リユーを設けて、反応機内の液で軸受を潤滑する
ようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を第2図、第3図によ
り説明する。
り説明する。
本考案の軸受装置は第2図、第3図に示すよう
に本体1内にある反応液の一部を軸受部に供給す
るため回転軸3の端部に設けられたスクリユー1
2、軸受面に液供給溝14を設けたベアリング1
1、本体1内に設けた反応液の戻り溝13より構
成されている。
に本体1内にある反応液の一部を軸受部に供給す
るため回転軸3の端部に設けられたスクリユー1
2、軸受面に液供給溝14を設けたベアリング1
1、本体1内に設けた反応液の戻り溝13より構
成されている。
本考案は、このように構成されているので回転
軸3が回転すると、本体1内の潤滑性を有する反
応液の一部は、スクリユー12によりベアリング
11部に押し込まれて液供給溝14部に入り、こ
こでベアリング11の潤滑を行ない、戻り溝13
より再び本体1内に戻される。ここで、スクリユ
ー11の溝寸法等は、液供給溝14と戻り溝13
の圧力損失と、供給すべき反応液の量から理論的
に求めることができる。
軸3が回転すると、本体1内の潤滑性を有する反
応液の一部は、スクリユー12によりベアリング
11部に押し込まれて液供給溝14部に入り、こ
こでベアリング11の潤滑を行ない、戻り溝13
より再び本体1内に戻される。ここで、スクリユ
ー11の溝寸法等は、液供給溝14と戻り溝13
の圧力損失と、供給すべき反応液の量から理論的
に求めることができる。
このように、潤滑性を有する反応液がベアリン
グ11の潤滑作用をなすので、外部からの潤滑油
の注入は不要である。従つて、軸受装置は密閉さ
れた容器内に設けることが可能であり、第1図に
示したメカニカルシール9を必要とせ経済的にな
る。また、ベアリング11の潤滑が反応液で行な
われるため、本体1内に異物が混入することがな
く、より安全な設備となる。
グ11の潤滑作用をなすので、外部からの潤滑油
の注入は不要である。従つて、軸受装置は密閉さ
れた容器内に設けることが可能であり、第1図に
示したメカニカルシール9を必要とせ経済的にな
る。また、ベアリング11の潤滑が反応液で行な
われるため、本体1内に異物が混入することがな
く、より安全な設備となる。
本考案は以上述べたように、反応機本体内に軸
受を設け、回転軸の端部に本体内の液を軸受部に
送り込むスクリユーを設けて、潤滑性を有する反
応液で軸受を潤滑するようにしたものであるか
ら、軸封装置を必要とせず、経済性、信頼性のす
ぐれた軸受装置を得ることができる。
受を設け、回転軸の端部に本体内の液を軸受部に
送り込むスクリユーを設けて、潤滑性を有する反
応液で軸受を潤滑するようにしたものであるか
ら、軸封装置を必要とせず、経済性、信頼性のす
ぐれた軸受装置を得ることができる。
第1図は従来の反応機の縦断面図、第2図は本
考案による軸受装置の一実施例を示す縦断面図、
第3図は第2図のB−B断面図である。 1…本体、2…熱媒ジヤケツト、3…回転軸、
4…撹拌翼、5…液供給ノズル、6…出口ノズ
ル、7…排気ノズル、8…駆動装置、9…軸封装
置、10…軸受装置、11…ベアリング、12…
スクリユー、13…戻り溝、14…液供給溝。
考案による軸受装置の一実施例を示す縦断面図、
第3図は第2図のB−B断面図である。 1…本体、2…熱媒ジヤケツト、3…回転軸、
4…撹拌翼、5…液供給ノズル、6…出口ノズ
ル、7…排気ノズル、8…駆動装置、9…軸封装
置、10…軸受装置、11…ベアリング、12…
スクリユー、13…戻り溝、14…液供給溝。
Claims (1)
- 内部に回転軸を設け、該回転軸に撹拌翼を固着
して潤滑性を有する反応液の反応を行なう横型反
応機の軸受装置において、反応機本体内に軸受面
に軸方向の液供給溝を設けたベアリングを取付
け、前記回転軸のベアリングに隣接して本体内の
潤滑性を有する反応液をベアリング側に移送する
スクリユーを設け、ベアリング端部と本体内とを
連絡した戻り溝を設けたことを特徴とする軸受装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15039183U JPS6058232U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15039183U JPS6058232U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058232U JPS6058232U (ja) | 1985-04-23 |
JPS634498Y2 true JPS634498Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30333571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15039183U Granted JPS6058232U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058232U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62269738A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-24 | Hitachi Ltd | 撹拌槽 |
DE19960202C2 (de) * | 1999-12-14 | 2003-03-20 | Zsolt Herbak | Vorrichtung zum Mischen von viskosen Flüssigkeiten |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549150U (ja) * | 1977-06-21 | 1979-01-22 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15039183U patent/JPS6058232U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549150U (ja) * | 1977-06-21 | 1979-01-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6058232U (ja) | 1985-04-23 |
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