JPS634497Y2 - - Google Patents
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- JPS634497Y2 JPS634497Y2 JP1982019134U JP1913482U JPS634497Y2 JP S634497 Y2 JPS634497 Y2 JP S634497Y2 JP 1982019134 U JP1982019134 U JP 1982019134U JP 1913482 U JP1913482 U JP 1913482U JP S634497 Y2 JPS634497 Y2 JP S634497Y2
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- electromagnetic coil
- container
- electromagnetic
- stirring
- stirrer
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- Expired
Links
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Landscapes
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、透電磁性容器中に挿入された磁性体
からなる撹拌子と、該容器の外部に設置され、磁
極の変化する電磁コイルとからなり、電磁コイル
の変化により撹拌子を運動させることにより透磁
性容器内容物を撹拌する電磁コイル式撹拌装置に
かんする。
からなる撹拌子と、該容器の外部に設置され、磁
極の変化する電磁コイルとからなり、電磁コイル
の変化により撹拌子を運動させることにより透磁
性容器内容物を撹拌する電磁コイル式撹拌装置に
かんする。
従来から透電磁性容器、たとえばガラス、合成
樹脂で製造された容器、ビーカー、フラスコ等の
中に磁石を内包した撹拌子を該容器内に挿入し、
外部からは、モータの回転軸に直接又は間接的に
取付けられた磁石を、モーターに合せて回転さ
せ、この回転する磁石からの磁力により、上記容
器内の撹拌子を回転させる、いわゆるマグネツト
(磁石)式撹拌装置が知られている。
樹脂で製造された容器、ビーカー、フラスコ等の
中に磁石を内包した撹拌子を該容器内に挿入し、
外部からは、モータの回転軸に直接又は間接的に
取付けられた磁石を、モーターに合せて回転さ
せ、この回転する磁石からの磁力により、上記容
器内の撹拌子を回転させる、いわゆるマグネツト
(磁石)式撹拌装置が知られている。
このマグネツト式撹拌装置は、構造が簡単であ
つて取扱いが容易であるため、実験室等での撹拌
に日常使用されるようになつて来ている。しかし
乍ら、この撹拌装置は、直接的にしろ、または、
プーリー等により駆動を伝える間接的にしろモー
ターの回転を使用するため、装置がモーター分だ
け大きくなり、しかもモーターの駆動による雑音
が生じ、小型化あるいは無雑音等を要する特殊実
験装置、液体クロマトグラフイー等の撹拌装置に
は不向であつた。
つて取扱いが容易であるため、実験室等での撹拌
に日常使用されるようになつて来ている。しかし
乍ら、この撹拌装置は、直接的にしろ、または、
プーリー等により駆動を伝える間接的にしろモー
ターの回転を使用するため、装置がモーター分だ
け大きくなり、しかもモーターの駆動による雑音
が生じ、小型化あるいは無雑音等を要する特殊実
験装置、液体クロマトグラフイー等の撹拌装置に
は不向であつた。
本考案者は、小型であつて雑音のない撹拌装置
の開発を目的とし検討を行つた結果本考案を完成
した。
の開発を目的とし検討を行つた結果本考案を完成
した。
透電磁性容器中に挿入された1コの磁性体から
なる撹拌子と、該容器の外部側面に設置され、か
つ該容器にたいして直角に位置する電磁コイルと
で構成される電磁コイル式撹拌装置をその要旨と
するものである。
なる撹拌子と、該容器の外部側面に設置され、か
つ該容器にたいして直角に位置する電磁コイルと
で構成される電磁コイル式撹拌装置をその要旨と
するものである。
本考案に使用する撹拌子としては、磁石鋼、一
般に永久磁石と言われている合金類によつて得ら
れる磁石が最も良く使用されるが、磁力を有して
なくても強磁性体、たとえば鉄、コバルト、ニツ
ケル等は好ましく使用することができる。この撹
拌子は、ガラス、樹脂たとえばポリエチレン、テ
フロン等により被覆して使用すれば、その腐食
を防止し、さらに撹拌を円滑におこなうことが可
能である。
般に永久磁石と言われている合金類によつて得ら
れる磁石が最も良く使用されるが、磁力を有して
なくても強磁性体、たとえば鉄、コバルト、ニツ
ケル等は好ましく使用することができる。この撹
拌子は、ガラス、樹脂たとえばポリエチレン、テ
フロン等により被覆して使用すれば、その腐食
を防止し、さらに撹拌を円滑におこなうことが可
能である。
本考案に使用する電磁コイルとしては、強磁性
体たとえば鉄等を芯とし、これに導線を一定方向
に螺線状に巻いた所謂電磁コイルを使用すればよ
く、その大きさ、形状等は、混合すべき液体の粘
度、撹拌子の大きさ等を考慮して、円滑に該液体
の撹拌が行われるよう選択すればよい。
体たとえば鉄等を芯とし、これに導線を一定方向
に螺線状に巻いた所謂電磁コイルを使用すればよ
く、その大きさ、形状等は、混合すべき液体の粘
度、撹拌子の大きさ等を考慮して、円滑に該液体
の撹拌が行われるよう選択すればよい。
本明細書において、撹拌とは、撹拌子が一定方
向に規則的に回転することのみを意味するもので
はなく、撹拌子が不規則に飛びまわる状態であつ
ても差支えない。
向に規則的に回転することのみを意味するもので
はなく、撹拌子が不規則に飛びまわる状態であつ
ても差支えない。
次に図面により本考案を具体的に説明するが本
考案はこれら図面に限定されるものではない。
考案はこれら図面に限定されるものではない。
第1図は、電磁コイル1コを使用した場合の本
考案装置の正面概念図であり、1及び2は、電磁
弁、3は混合器であり、4は混合液の流路であ
り、5はテフロンで被覆された磁石の小片であ
り、6は端子8及び9を有する導線7が一定方向
に巻かれている鉄芯であり該導線とともに電磁コ
イルを形成している。
考案装置の正面概念図であり、1及び2は、電磁
弁、3は混合器であり、4は混合液の流路であ
り、5はテフロンで被覆された磁石の小片であ
り、6は端子8及び9を有する導線7が一定方向
に巻かれている鉄芯であり該導線とともに電磁コ
イルを形成している。
第1図の装置を、クロマトカラムに供給するグ
ラジエントされた展開溶媒調製に使用する場合に
ついて説明する。
ラジエントされた展開溶媒調製に使用する場合に
ついて説明する。
第1図の装置は、電磁弁1及び2を交互又は同
時に開閉し、時間の経過とともに電磁弁1及び2
の開閉時間に差を持たせることにより該電磁弁を
通過する2種の溶媒の通量を調整又は制御する混
合器3であり、端子8及び9に与えられた交流電
流(たとえば、時間の経過とともに該端子に正又
は負の電流を矩形波として与える方式、あるいは
時間の経過とともにしだいに変化する電流を正弦
波として与える方式等)により得られる電磁コイ
ルの正極と負極により撹拌子5が回転または不規
則に飛びまわり、該混合器内を通過する2種類の
液体を充分混合して、得られる混合液は流路4を
経てカラムに供給される。
時に開閉し、時間の経過とともに電磁弁1及び2
の開閉時間に差を持たせることにより該電磁弁を
通過する2種の溶媒の通量を調整又は制御する混
合器3であり、端子8及び9に与えられた交流電
流(たとえば、時間の経過とともに該端子に正又
は負の電流を矩形波として与える方式、あるいは
時間の経過とともにしだいに変化する電流を正弦
波として与える方式等)により得られる電磁コイ
ルの正極と負極により撹拌子5が回転または不規
則に飛びまわり、該混合器内を通過する2種類の
液体を充分混合して、得られる混合液は流路4を
経てカラムに供給される。
第2図は、1コの電磁コイルで混合器3を挟む
形式に設置した装置の平面概念図であり、本装置
の操作は第1図の装置と同様におこなわれる。
形式に設置した装置の平面概念図であり、本装置
の操作は第1図の装置と同様におこなわれる。
第3図は、2コの電磁コイルを使用した装置の
平面概念図であり、端子9及び9′は連結してい
ており、8及び8′に交流電流を与えてもよく、
また8及び9と8′及び9′とが相互に位相を異な
らせた交流電流を与えてもよい。その他は第1図
の装置と同様に操作することができる。
平面概念図であり、端子9及び9′は連結してい
ており、8及び8′に交流電流を与えてもよく、
また8及び9と8′及び9′とが相互に位相を異な
らせた交流電流を与えてもよい。その他は第1図
の装置と同様に操作することができる。
第4図は、3コの電磁コイルを使用した装置の
平面概念図であり、各108及び109,10
8′及び109′そして108″及び109″の端子
には3相交流電流が与えられる。その他は、第1
図の装置と同様に操作することができる。
平面概念図であり、各108及び109,10
8′及び109′そして108″及び109″の端子
には3相交流電流が与えられる。その他は、第1
図の装置と同様に操作することができる。
第5図は、6コの電磁コイルを使用した装置の
平面概念図であり、各端子11及び17,13及
び19,15及び21を相互に連結し、各端子1
0及び16,12及び18,14及び20に3相
交流電流を与えるか、あるいは、端子10及び1
1,12及び13,14及び15,16及び1
7,18及び19,20及び21に6相交流電流
を与えるようにしてもよい。
平面概念図であり、各端子11及び17,13及
び19,15及び21を相互に連結し、各端子1
0及び16,12及び18,14及び20に3相
交流電流を与えるか、あるいは、端子10及び1
1,12及び13,14及び15,16及び1
7,18及び19,20及び21に6相交流電流
を与えるようにしてもよい。
第1図の装置においては、2種類の液体を混合
する場合について説明したが、3種類以上の液体
を混合する装置にも何ら支障なく使用することが
できる。
する場合について説明したが、3種類以上の液体
を混合する装置にも何ら支障なく使用することが
できる。
本装置において使用する電磁コイルの数は、1
コ以上使用することができ数を増加させればそれ
だけ円滑に回転子を回転させることが可能であ
る。
コ以上使用することができ数を増加させればそれ
だけ円滑に回転子を回転させることが可能であ
る。
本考案の装置によれば従来の撹拌装置に比較
し、非常に小形化することが出来、特に制限され
た装置内、たとえば冷蔵庫内に組み込まれたカラ
ムクロマト装置に設置することも、また電気的に
敏感な機器たとえば各種センサーあるいは記録計
等に近接して設置しても何ら電気的ノイズを生ず
ることもない。
し、非常に小形化することが出来、特に制限され
た装置内、たとえば冷蔵庫内に組み込まれたカラ
ムクロマト装置に設置することも、また電気的に
敏感な機器たとえば各種センサーあるいは記録計
等に近接して設置しても何ら電気的ノイズを生ず
ることもない。
第1図は本考案装置の正面概念図、第2図乃至
第5図は本考案装置の平面概念図である。 1,2…電磁弁、3…混合器、4…出口流路、
5…撹拌子、6…鉄芯、7…導線、8,8′,9,
9′,10,11,16,17…端子。
第5図は本考案装置の平面概念図である。 1,2…電磁弁、3…混合器、4…出口流路、
5…撹拌子、6…鉄芯、7…導線、8,8′,9,
9′,10,11,16,17…端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透電磁性容器中に挿入された1コの磁性体か
らなる撹拌子と、該容器の外部側面に設置さ
れ、かつ該容器にたいして直角に位置する電磁
コイルとで構成される電磁コイル式撹拌装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁コ
イル式撹拌装置において、電磁コイルが1〜6
コで構成される装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913482U JPS58124230U (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | 電磁コイル式撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1913482U JPS58124230U (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | 電磁コイル式撹拌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124230U JPS58124230U (ja) | 1983-08-24 |
JPS634497Y2 true JPS634497Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30031363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1913482U Granted JPS58124230U (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | 電磁コイル式撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124230U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60100978U (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-10 | 北川工業株式会社 | スナツプ取外し装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131169B2 (ja) * | 1973-04-18 | 1976-09-04 | ||
JPS52100657A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-23 | Gorou Yabe | Mixing method and apparatus therefor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317019Y2 (ja) * | 1974-08-29 | 1978-05-06 |
-
1982
- 1982-02-13 JP JP1913482U patent/JPS58124230U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131169B2 (ja) * | 1973-04-18 | 1976-09-04 | ||
JPS52100657A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-23 | Gorou Yabe | Mixing method and apparatus therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124230U (ja) | 1983-08-24 |
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