JPS6344612Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6344612Y2
JPS6344612Y2 JP4805681U JP4805681U JPS6344612Y2 JP S6344612 Y2 JPS6344612 Y2 JP S6344612Y2 JP 4805681 U JP4805681 U JP 4805681U JP 4805681 U JP4805681 U JP 4805681U JP S6344612 Y2 JPS6344612 Y2 JP S6344612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant flow
circuit
valve
engagement groove
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4805681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57160455U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4805681U priority Critical patent/JPS6344612Y2/ja
Publication of JPS57160455U publication Critical patent/JPS57160455U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6344612Y2 publication Critical patent/JPS6344612Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、厨房用シンクタンク等貯水槽の切換
水栓に関する。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
厨房用シンクタンク(貯水槽)では、野菜の洗
浄、食器の洗浄、冷凍食品の解凍などを行うと
き、貯水槽内浄化のため、連続給水によつて水を
オーバーフローさせ貯水槽内の水の浄化を行つて
いるケースが多いが、この場合に多量の水が消費
されている。
本考案はこれらの消費される水の節約を目的と
して考案されたものであるが、 (1) 貯水槽に水を蓄えるときは、出来るだけ多量
の給水が望ましく。(短時間給水) (2) オーバーフローの折は、必要な(定流量)水
量の供給が節水上望ましい。
しかし、従来シンクタンク等の給水栓では流量
の制御が困難であり、その流量が過多となつて不
経済のなることが多かつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は斯様な実情に鑑み、この問題を一掃す
るため節水を目的に優れた切換水栓を提供するも
ので、上述のごとき目的を得る本考案によれば、
弁匣本体内に、吐出回路に連通した定流量回路と
バイパス回路を設け、押上方向にスプリングを付
勢した弁棒の下部には2つの弁体を設け、また上
部には横方向に突設させたピンを設け、このピン
を本体上の支柱に設けた長孔に挿通すると共に、
突出したピンを支柱に嵌まつて回動するカム付ハ
ンドルに設けた下位係合溝、中位係合溝、上位係
合溝のカム面の何れかの位置に圧接させ、カム付
ハンドルの回動によるカム面の移動で弁棒を昇降
させ、弁棒に設けた2つの弁体の位置を、 (1) 定流量回路とバイパス回路の同時閉止(下位
係合溝位置) (2) バイパス回路の閉止中に定流量回路の開度調
整(下位係合溝の緩やかな勾配部) (3) バイパス回路の閉止中に定流量回路全開(中
位係合溝位置) (4) バイパス回路・定流量回路の同時開弁(上位
係合溝位置) に位置せしめるよう構成した切換水栓によつて、 1 初期給水時における多量給水 (上位係合溝位置) 2 連続(オーバーフロー)給水時における定流
量給水(中位係合溝位置) 3 連続(オーバーフロー)給水時における0〜
定流量の制御給水(緩やかな勾配部位置) 4 閉止(下位係合溝位置) の作動が得られる必要に応じた流量を得て節水す
るようにしたものである。
〔実施例〕
次に、この考案の構成を図示の実施例とともに
説明すれば、1は吐出回路で、2はこれに連通す
る定流量回路、3は定流量回路2に並列して定流
量回路2の流量を経て吐出回路1に連通するバイ
パス回路である。4は弁棒で、本体5のブツシユ
6に貫挿され、両回路2,3側には、弁体Aおよ
び弁体Bを設けてあつて、両回路2,3を同時に
閉弁することができ、また、バイパス回路3の閉
止中に定流量回路2を小開乃至中開することがで
き、さらに、両回路2,3を同時に開弁すること
ができるように弁棒4に設けてある。つまり、弁
体Aは、定流量回路2における弁座7に対して当
接乃至離脱し、弁体Bはバイパス回路3における
オリフイス8に対して嵌入乃至抜脱するように構
成されている。また、弁棒4は、上記両回路側の
反対側には、これと一体の鍔体9を設け、この鍔
体9とブツシユ6間に弁棒を上向きに付勢するス
プリング10を介装し、これにより弁棒4を常に
後記のカム付ハンドル11の下面のカム面方向に
付勢している。12は支柱で、弁棒4の鍔体9お
よび弁棒4に付勢するスプリング10を内包する
ように本体5上にボルト13で締着し、その支柱
12の側壁には縦方向にピンをガイドする長孔1
4を穿ち、長孔14には、弁棒4からの横方向に
突出したピン15が挿通され、弁棒4の回転を防
止すると共に、弁棒4の上下方向の移動を案内す
るようにしている。11は前記カム付ハンドル
で、レバーハンドル部17と下部の周縁に前記弁
棒4から突出させたピン15を圧接係合するカム
面18を有して前記支柱12に回動自在に嵌合す
ると共に支柱12からの軸19に嵌合している。
前記カム面18は、第2図に示すように下位係合
溝18aから中位係合溝18bを経て上位係合溝
18cに至るもので、下位係合溝18aから中位
係合溝18bの一端突部18b1に至る距離の勾
配部181は、緩やかで、しかも中位係合溝18
bの他端突部18b2から上位係合溝18cに至
る距離の勾配部より長く且つ緩やかに構成してあ
る。従つてこの構成から、上記のように、定流量
回路2バイパス回路3の通路を同時に弁体A,B
で閉弁している状態から、バイパス回路3の閉弁
中に定流量回路2の弁体Aの開度の調整ができ、
しかも緩かな勾配部によつて途中ではいずれの位
置でも弁棒4からのピン15を停止させることが
できる。また、定流量回路2には、絶対流量を定
量化し、流量の過多を防止するために定流量化機
構Fを内蔵してある。即ち、20はオリフイスプ
レートで、定流量回路2の吐出回路1の流入口、
即ち連通側に固定され、オリフイス22が穿設さ
れている。そして、オリフイス22に対向してニ
ードル調整弁23がホルダープレート24に保持
されて自在に進退できるように設けてある。ホル
ダプレート24はオリフイスプレート20との間
にスプリング25を介装し、定流量回路2の流入
口側に遊嵌されている。またホルダプレートのニ
ードル調整弁23の周面には通孔26が穿設され
ており、また、ニードル調整弁23の芯穴27に
はダンパーホルダープレート28より突出したダ
ンパー29が摺動自在に遊嵌され、そのダンパー
ホルダープレート28はスプリング30で流入口
21に固定されている。
尚31,32,33は座金で、とめ輪34によ
つて軸19に装着され、レバーハンドル17の離
脱を防止している。尚座金31,32の周縁に設
けた突起部で座金31,32を裏返しすることに
よつて弁座7と弁体Aの圧接の微調整を可能とす
る。
〔作用〕
次に本実施例の作用を説明する。
この考案は、第3図(作動図)において、シン
クタンクへの給水を停止させる場合にはイに示す
ように、弁棒4からのピン15がカム面18の下
位係合溝18aの位置で圧接係合させると、この
状態では、定流量回路2およびバイパス回路3は
同時に吐出回路2に通ずる通路を弁体A,Bによ
り何れも閉弁し、そこで、レバーハンドル部17
を徐々に回動すれば、ロに示すように、スプリン
グ10の弾発力によつて、弁棒4からのピン15
がカム面18の18b1に至る緩やかな勾配部1
8a1に沿つてを圧接摺動するので、弁棒4は
徐々に揚動するが、バイパス回路3の通路は弁体
Bにより依然閉弁されたままで、緩やかな勾配部
で弁体Aのみが弁座7から徐々に離れ定流量回路
2は開弁の開度が調整される。この勾配部では緩
かであるため途中即ち任意位置でレベルハンドル
の回動を中止すれば弁棒の揚動は停止し固定でき
る。更にハに示すように、ピン15がカム面18
の中位係合溝18bに圧接係合した状態では、弁
体Aは開弁され定流量回路2は中開又は全開され
る。さらに、レバーハンドル部17を回動すれ
ば、ニに示すように、ピン15がカム面18の上
位係合溝18cに圧接係合し、この状態で定流量
回路バイパス回路2,3は同時に開弁されてい
る。このように、カム面18の構成、カム面18
に対するスプリング10の弾発力によるピン15
の圧接摺動および係合、これらによる弁棒4の変
位揚動により、両回路2,3の閉弁及びバイパス
回路の閉止中に定流量回路の開弁度の調整、定流
量回路の全開更には定流量回路及びバイパス回路
の全開によつて流量を制御することができるので
あるが、ハの定流量回路の全開状態では定流量と
なる。さらに、定流量化の機構は、水が流入口2
1から流入すると、流量の変動に応じてニードル
調整弁23がオリフイス22に対して進退動作し
て巧みに流量の調整で制御を行ない。一定流量の
吐出を可能にする。なお、ダンパー29とニード
ル調整弁23の芯穴27との嵌合によつてニード
ル調整弁23の進退動作におけるスプリング25
の共振作用に基因するサージング現象(ニードル
調整弁の振動)が防止され、流量の変動に対して
安全且つ安定した流量制御効果を得ることができ
るので、定流量回路2において、絶対流量を定量
化し、流量の過多を防止することができる。
〔効果〕
本考案は上述のように弁匣本体内に、吐出回路
に連通した定流量回路とバイパス回路を設け、押
上方向にスプリングを付勢した弁棒の下部には2
つの弁体と、上部には横方向に突設させたピンを
設けて、このピンを本体上の支柱に設けた長孔に
挿通させると共に、長孔から突出させたピンを支
柱に嵌まつて回動するカム付ハンドルに設けた下
位係合溝、中位係合溝、上位係合溝のカム面の何
れかの位置で圧接させ、カム付ハンドルカムの回
動移動による弁棒の揚動で、2つの弁体の位置
を、両回路の同時閉弁、バイパス回路の閉止中に
定流量回路の開度調整、バイパス回路の閉止中に
定流量回路全開、バイパス回路と定流量回路の同
時開弁ができるようにしたことを特徴とした切換
水栓で、弁匣本体内に吐出回路に連通した定流量
回路と、バイパス回路を設け、この各通路に対
し、押上方向にスプリングを付勢した弁棒の下部
に2つの弁体を設け、この弁体は弁棒からのピン
を制御する支柱に嵌まつて回動するカム付ハンド
ルの下位係合溝と中位係合溝及び上位係合溝を設
けたカム面でシンクタンクへの満水給水用にはピ
ンをカム面の上位係合溝に位置させてバイパス回
路、定流量回路を同時開弁して多流量として給水
し、野菜、食器、洗浄等で連続給水してオーバー
フローして使用するにはバイパス回路を閉弁し定
流量回路のみを必要とするには、この必要に応じ
てピンを中位係合溝で受けて定流量給水するか、
または、下位係合溝の緩かな勾配部で受けて開弁
度を調整して流量を必要に応じて制御し、更に給
水を停める場合にはピンを下位係合溝の基端部で
受けてバイパス回路、定流量回路を同時に閉弁す
るようにしてあつて、流水の無駄をなくす。更に
定量回路には、オリフイスとニードル調整弁によ
る水量定量機構を内蔵して、水量を一定となるよ
うに調整し、前記した野菜、食器等の洗浄でオー
バーフローさせて使用する際の流量の変動による
過多を防止することで水量は安定させることがで
き、特に流量変動による微調整制御は困難であつ
て、定水量機構を設けることで節水に効果が大で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施の一例を示すもので、
第1図は側面断面図であり、第2図はカム付ハン
ドル11のカム面18の拡大断面図である。第3
図は作動図で、イは定流量回路2およびバイパス
回路3が同時に閉止された状態を示し、ロは定流
量回路2が小開され、バイパス回路3が閉止され
た状態を示し、ハは定流量回路2が中開され、バ
イパス回路3が閉止された状態を示し、さらに、
ニは定流量回路2およびバイパス回路3が同時に
全開された状態を示す。 図面において、1〜吐出回路、2〜定流量回
路、3〜バイパス回路、4〜弁棒、5〜本体、6
〜ブツシユ、7〜弁座、8〜オリフイス、9〜鍔
体、10〜スプリング、11〜カム付ハンドル、
12〜支柱、13〜ボルト、14〜ピンガイド長
孔、15〜ピン、17〜レバーハンドル部、18
〜カム面、19〜軸、20〜オリフイスプレー
ト、21〜流入口、22〜オリフイス、23〜ニ
ードル調整弁、24〜ホルダープレート、25〜
スプリング、26〜通孔、27〜芯穴、28〜ダ
ンパーホルダープレート、29〜ダンパー、30
〜スプリング、18a〜下位係合溝、18b〜中
位係合溝、18c〜上位係合溝、A,B〜弁体、
F〜定流量機構である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弁匣本体内に、吐出回路に連通した定流量回
    路とバイパス回路を設け、押上方向にスプリン
    グを付勢した弁棒の下部には2つの弁体と、上
    部には横方向に突設させたピンを設けて、この
    ピンを本体上の支柱に設けた長孔に挿通させる
    と共に、長孔から突出させたピンを支柱に嵌ま
    つて回動するカム付ハンドルに設けた下位係合
    溝、中位係合溝、上位係合溝のカム面の何れか
    の位置で圧接させ、カム付ハンドルカム面の回
    動移動による弁棒の昇降で、2つの弁体の位置
    を、両回路の同時閉弁、バイパス回路の閉止中
    に定流量回路の開度調整、バイパス回路の閉止
    中に定流量回路全開、バイパス回路と定流量回
    路の同時開弁ができるようにしたことを特徴と
    した切換水栓。 (2) 定流量回路に、流入する流体の圧力の変動に
    応じて移動するニードル調整弁と流入口に固定
    したオリフイスにより流量を制御する定流量機
    構を内蔵した実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の切換水栓。
JP4805681U 1981-04-03 1981-04-03 Expired JPS6344612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4805681U JPS6344612Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4805681U JPS6344612Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57160455U JPS57160455U (ja) 1982-10-08
JPS6344612Y2 true JPS6344612Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=29844807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4805681U Expired JPS6344612Y2 (ja) 1981-04-03 1981-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6344612Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57160455U (ja) 1982-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5421361A (en) Float operated fill valve
US3656503A (en) Fluid control valve
US5832958A (en) Faucet
US4241759A (en) Slow closing faucet
US3469603A (en) Fold-up tub spout
JPS6344612Y2 (ja)
US7007319B2 (en) Overflow device for bathtub
JP2012219525A (ja) 浄水器用切換コック
US5010924A (en) Single handle mixing faucet
KR200246081Y1 (ko) 저수탱크의수위제어장치
KR0138162Y1 (ko) 세면기용 수전금구
JP4657502B2 (ja) シングルレバー式混合水栓
JPS6324319Y2 (ja)
US4076209A (en) Improved tap
JPH036688Y2 (ja)
JP2000154565A (ja) 止水機能付き吐水ヘッド
KR200318903Y1 (ko) 자동 샤워기
CN220910629U (zh) 一种便于控制流量的流量阀及其洁身器
KR100670934B1 (ko) 자폐 수도 밸브
KR200289789Y1 (ko) 온도조절밸브
JPH0342133Y2 (ja)
KR200234025Y1 (ko) 절수기
KR200357338Y1 (ko) 절수형 수도밸브
KR950004629Y1 (ko) 위생세정기의 입수제어유니트의 유량조절밸브
KR200408113Y1 (ko) 세면대용 수도꼭지