JPS6344528A - 細胞賦活剤の製造方法 - Google Patents

細胞賦活剤の製造方法

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JPS6344528A
JPS6344528A JP61186878A JP18687886A JPS6344528A JP S6344528 A JPS6344528 A JP S6344528A JP 61186878 A JP61186878 A JP 61186878A JP 18687886 A JP18687886 A JP 18687886A JP S6344528 A JPS6344528 A JP S6344528A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は細胞の失活や老化に起因する疾患の治療用とし
て有効な細胞賦活剤の製造方法に関するものである。さ
らに詳しくいえば、本発明は、アルツハイマー病、脳血
管障害(脳栓塞、脳梗塞)、心臓病、白内障などのいわ
ゆる老人病に対して著効を示す細胞賦活剤を、DNA供
給源としてヒトから排泄された精液を用いて製造する際
に、前記細胞賦活剤がなんら感染症を伴わないように、
該精液を特定の手段で殺菌してから使用することを特徴
とする細胞賦活剤の製造方法に関するものである。
従来の技術 失活した細胞に新らしいDNAを導入すると賦活される
ことは知られており、この現象を利用して、これまでサ
ル、ウシ、ブタなどの動物の脳、臓器、こう丸などから
抽出された細胞を主成分とした多数の細胞賦活剤が提案
されている。
しかしながら、人体を構成する細胞は、各種器官ごとに
多種多様であり、これらの外部がら導入されたDNAに
対する挙動もまちまちであるため、上記の細胞賦活剤の
作用は特異的なもので、すべての器官に対し有効とはな
り得ない上に、有効な場合でもその賦活は不完全で、所
定の疾患の治癒が完全に行われるとは限らない。
しかも、これらの細胞賦活剤は、異種動物の細胞を用い
るため、人体内においての親和性を欠き、ある程度の副
作用を伴うのを免れない。
したがって、これまで臨床治療の分野、特に老人病治療
の分野においては、人体の各器官に普遍的に作用し、か
つ副作用を伴わない細胞賦活剤の出現が要望されていた
本発明者はこのような要望にこたえるべく研究を重ね、
先に、DNAの供給源として有精子端液を用いて製剤化
したものが、人体内のあらゆる器官における失活又は老
化した細胞を迅速に賦活することができ、これまで治癒
困難であった各種の老人病の治療に著効を奏し、しかも
副作用を全く示さないことを見出した。
ところで、このようなヒトの有精子端液を細胞賦活側と
して使用する際に最も重要なことは、該精液供給者や取
扱者が伝染病や感染症を保持している場合でも、それら
を伝染や感染させないことである。例えば精液中に、そ
の供給者や取扱者由来の結核菌、スピロヘータ、淋菌、
化簾菌、真菌、リッケチア、クラミジア、ウィルス、原
虫などが含まれていても、これらの感染症を絶対に起こ
さないようにすることが必要である。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような事情のもとで、DNA供給
源としてヒトから排泄された精液を用いて、なんら感染
症を伴うことなく、各種老人病に対し著効を示す細胞賦
活剤を製造する方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、ヒトの有精子端液を開いて、各種の老人病
に有効で、かつ感染症を伴わない細胞賦活剤を製造する
方法を開発するために鋭意研究を重ねた結果、該精液を
従来牛乳消毒に用いられているバスツリゼーション法に
よって低温殺菌してから用いることにより、なんら感染
症を伴うことなく、各種老人病に対して著効を示す細胞
賦活剤が得られることを見出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ヒトの有精子端液を有効成分とす
る非経口用細胞賦活剤を製造するに当り、該精液を62
〜65℃の範囲の温度で加熱殺菌して用いることを特徴
とする細胞賦活剤の製造方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で有効成分として用いる有精子端液は、ヒトの健
康な男子から無菌条件下で採取したものが用いられる。
この場合、細胞活動が最も活発な10代後半から30代
前半の若年者から採取したものが特に好ましい。
このようにして採取された正常な精液中には、6X 1
07個/cc〜1×108個/ccの精子が含まれてい
る。
この精液は、通常生理的食塩水又はグリセリン水溶液で
10〜20倍に希釈して用いられる。この精液は、採取
後可及的速やかに使用することが望ましいが、現実には
必要時にただちに入手することは困難な場合が多いので
、あらかじめ1回の投与量ごとにアンプル又はカプセル
に詰めたものを液体窒素中に浸して保存しておくのがよ
い。
本発明においては、該精液をパスッリゼーション法によ
って殺菌することが必要であるが、この殺菌は、生理的
食塩水やグリセリン水溶液で希釈する前の精液について
行ってもよいし、希釈したものについて行ってもよく、
また、その条件については62〜65℃の範囲の温度に
おいて、通常10分〜1時間程度加熱することで十分で
ある。
この温度が62℃未満では殺菌効果が十分でなく、一方
65℃を超えると精子が変質するおそれがある。
精子はタンパク質とDNAを半分ずつ含んでいるので、
殺菌条件がきつすぎると、有毒物質に変化したり、人体
に拒絶反応やアレルギー反応を引き起こしたりして、薬
剤として使用することができなくなる場合がある。しか
し、本発明における殺菌条件ではこのようなことがなく
、得られた細胞賦活剤はなんら副作用をもたらすことが
ない。
本発明方法で得られる細胞賦活剤は、非経口的に投与す
ることが必要であり、経口的投与でなんら効果を奏しな
い。
非経口的投与は、通常皮下注射又は筋肉内注射によって
行われるが、緊急の場合には静脈内注射で行うこともで
きる。
該細胞賦活剤は、1回の投与量が精液基準で通常0.1
〜0,5xlの範囲であり、軽症患者では1〜2回の投
与で効果が認められ、重症患者でも4〜1゜同程度で症
状の明らかな改善が認められる。しがも、3か年にわた
り110回皮下又は筋肉内注射した場合も全く副作用は
認められず安全に使用しうろことが確かめられている。
発明の効果 本発明方法で得られる細胞賦活剤は、例えばアルツハイ
マー病、脳栓塞及び脳梗塞後遺症、脳出血後遺症に基づ
く諸症状、具体的にはめまい、頭痛、頭重、四肢の麻ひ
及びしびれ感などを軽減し、前立腺肥大症、老人性痴呆
症、老人性眼痛、老人性痴呆症(白内障)、インポテン
ツ、軽度の脳出血などに対し、優れた治療効果を奏し、
かつ脳出血の予防にも有効である上に、副作用が全く認
められず、さらに、原料の精液中に、その供給者や取扱
者由来の結核菌、スピロヘータ、淋菌、化M菌、真菌、
リッケチア、クラミジア、ウィルス、原虫などが含まれ
ていても、これらの感染症をなんら引き起こすことがな
い。したがって、各種老人病の治療薬として好適である
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 健康な青年男子(20才)から採取した有精子精液を6
2〜65℃で30分間低温殺菌した(パスツリゼーショ
ン法)。
健康な10匹のマウスそれぞれに、前記の殺菌した精液
111(約750万個の精子を含む)を皮下注射し、対
照としてマウス1匹に生理的食塩水1社を皮下注射した
その結果、1か月以上経過しても、該殺菌した精液を注
射したマウスはすべて対照のマウスと同様に変化がみら
れず元気であった。
このことから、殺菌処理した精液は未処理のものと同様
に使用しうろことが確かめられた。この際の最小致死量
は10g/kg以上である。
実施例2 健康な青年男子(20才)から採取した有精子精液約3
11にグリセリン10重量%水溶液40xlを混合して
よく混和した。次いで、その一部4xlに果糖液4社を
混和し、その811の液内に、培養器内で培養された黄
色ブドウ状球菌のコロニー3.4個を入れてよく混和し
た。
前記ブドウ成苗の浮遊液8zNを2つに分けて、411
を62〜65°Cで30分間低温殺菌しくパスツリゼー
ション法)、そのQxNずつを2匹のマウスの腹腔内に
それぞれ注射した。
また、対照として、未殺菌のブドウ成苗の浮遊液2xl
を2匹のマウスの腹腔内にそれぞれ注射した。
それぞれのマウスについて経過を観察した結果、未殺菌
液を注射したマウスはときどき激しい痙れんを起こし、
食欲らなく、注射後14時間経過した時点で死亡した。
一方、殺菌した液を注射したマウスは、注射直後は食欲
がなかったが、24時間後には食欲もでてきて、2匹と
も元気であることが確認された。
このことから、本発明方法で殺菌された有精子精液は毒
性を有さないことが確かめられた。
適用例 健康な青年男子(20才)から、無菌条件下で採取した
精液約3xlを20分間放置後、グリセリン10重量%
水溶液4011で希釈し、62〜65°Cで30分間低
温殺菌(バスツリゼーション法ルだのち、18等分し、
18個のプラスチックカプセルに詰め細胞賦活剤を調製
した。
一方、低温殺菌処理を行わないこと以外は、前記と同様
にして細胞賦活剤を調製した。
このようにして調製した細胞賦活剤を、各種老人病患者
に皮下注射又は筋肉内注射により1日1回投与し、経過
を観察した。その結果を次表に示す。
なお、各患者について血液、肝機能、腎機能、心電図の
検査を行い、副作用の有無を調べたが、副作用は全く認
められなかった。
手続補正書 昭和61年9月17日 1、事件の表示 昭和61年特許願第186878号 埼玉県南埼玉郡宮代町百間2丁目2番8号赤   羽 
      毅 4、代理人 東京都港区新v!J2丁目2番2号川志満・邦信ビルS
階5、補正命令の日付  自 発 6、補正により増加する発明の数 0 7、補正の対象   明細書の発明の詳細な説明の欄8
、補正の内容 (1)明細書第10ページ第11〜12行の「1日1回
投与し、」を「1日1回ないし3か月に1回投与し、」
に訂正します。
(2)同第11ページの表中、番号「3」、「7」、「
8」を「3京」、「7本本」、「8本」に訂正し、表外
に「13か月に1回投与、木本・・・1週間に1回投与
、他は1日1回投与」を加入します。
(3)同第11ページ表中、番号8の欄の殺菌しない精
液注射回数「129回」を「168回」に、殺菌した精
液注射回数「20回」を「59回」にそれぞれ訂正しま
す。
手続補正書 昭和61年10月15日 特許庁長官  黒 1)明 雄   殿1、事件の表示 昭和61年特許N第186878号 事件との関係   特許出願人 埼玉県南埼玉郡宮代町百問2丁目2番8号赤   羽 
      毅 4、代理人 東京都港区新橋2丁目2番2号川志満・邦信ビル8階5
、補正命令の日付  自 発 6、補正により増加する発明の数 0 7、補正の対象   5>書〈発明の詳細な説明の欄8
、補正の内容 (1)明細書第11ベーノの表を次のとおり訂正します

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒトの有精子精液を有効成分とする非経口用細胞賦
    活剤を製造するに当り、該精液を62〜65℃の範囲の
    温度で加熱殺菌して用いることを特徴とする細胞賦活剤
    の製造方法。
JP61186878A 1986-08-11 1986-08-11 細胞賦活剤の製造方法 Expired - Lifetime JPH0729936B2 (ja)

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JP61186878A JPH0729936B2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11 細胞賦活剤の製造方法

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JPS6344528A true JPS6344528A (ja) 1988-02-25
JPH0729936B2 JPH0729936B2 (ja) 1995-04-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03130229A (ja) * 1989-10-17 1991-06-04 Akabane Seigin Kenkyusho:Kk 細胞賦活剤の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03130229A (ja) * 1989-10-17 1991-06-04 Akabane Seigin Kenkyusho:Kk 細胞賦活剤の製造方法

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JPH0729936B2 (ja) 1995-04-05

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