JPS6344384B2 - - Google Patents
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- JPS6344384B2 JPS6344384B2 JP59089154A JP8915484A JPS6344384B2 JP S6344384 B2 JPS6344384 B2 JP S6344384B2 JP 59089154 A JP59089154 A JP 59089154A JP 8915484 A JP8915484 A JP 8915484A JP S6344384 B2 JPS6344384 B2 JP S6344384B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3672—Means preventing coagulation
Landscapes
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
1983年5月2日に第490674号として出願した
「圧力調整器」と称するクライブマイルスの出願
はここに開示される一般的な種類の真空調整器を
示しており、1983年3月7日に第472763号として
出願した「自家血輸血システム」と称するロバー
トH.バートレツトの出願は自家輸血される血液
を採取、取扱いおよび再び輸注するためのここに
開示されるシステムと同じ類似点を有するシステ
ムを開示している。 本発明は血液の自家輸血と関連して抗凝血剤を
使用するための装置に関する。慣例上、外科手術
中の自家輸血装置は血液を開口創傷箇所から吸引
するための吸引ワンドと、吸引血液を収集する血
液溜め器と、血液をワンドから溜め器に導びくた
めの可撓性の導管とを備えている。公知の自家輸
血法は、血液ワンド内に吸引してワンドから可撓
性の導管を通つて溜め器に流入することを誘発す
るための可撓性の導管を通つて効力を生じる真空
源を血液溜め器の内部に課するための手段を含
む。自家輸血装置のような体外装置内の血液を取
扱う際、血液は容易に凝血し、そして血液が漏れ
るはずの種々の構造をふさぐ傾向があり、かくし
て、患者に再び注入するには許容しえない。従つ
て、血液が吸引されたとき、または吸引された後
即座に効果的な抗凝血剤を血液に添加して、血液
と抗凝血剤との混合物が装置を通つて流れ、次い
で患者に注入されることがしばしば望ましい。抗
凝血剤対血液の望ましい割合は一般に特定の範囲
内に定められている。抗凝血剤はワンドの側ポー
トから血液流通路すなわち内腔に添加され、ここ
で血液が吸引中、ワンドを通つて流れるとき、抗
凝血剤が血液と混合する。通常、チユーブがワン
ドの抗凝血剤流入箇所を特定の一般に一定高さに
位置した抗凝血剤源とに連結している。 このような抗凝血剤供給装置では、ワンドを通
つて流れる血液への抗凝血剤の供給は(1)抗凝血剤
源の高さと、(2)血液溜め器の血液入口の高さとに
対するワンドを操作する高さ(すなわち、創傷箇
所の高さ)を含む二つの決め手となる要因で左右
される。この高さの影響は以下の如く説明するこ
とができる。第一に、抗凝血剤源からワンドを通
つて流れている血液に抗凝血剤を供給する駆動力
は、一般的には抗凝血剤源とワンドへの抗凝血剤
の流入箇所との間の高さの差と関連した抗凝血剤
の静水頭を含むいくつかの要因で決まる。第二
に、ワンドの抗凝血剤流入箇所を通り越す血液の
流量は抗凝血剤の供給率に影響する。創傷箇所か
ら血液溜め器までのかかる血液の流れのための駆
動力は二つの圧力:血液溜め器内の真空度と;ワ
ンドの先端と血液溜め器の血液流入点との間の高
さの差に関連した血液の静水頭(ワンドと血液溜
め器とを連結する管路の中の)との合計で決ま
る。血液管路内の流体静力学的圧力の変化は血液
の流量に影響を及ぼし、而してこの流量は順次、
抗凝血剤をワンドに流入させるための駆動力に影
響を及ぼす。 多くの可能な状態で、血液溜め器と抗凝血剤源
との両方に対する吸引箇所でのワンドの高さ位置
は可変であることがある。これらの状態は、創傷
箇所または血液吸引箇所に対する血液溜め器およ
び/または抗凝血剤源の最初の準備中の不正確な
位置決めと、装置の準備後、ワンドを使用してい
る創傷箇所の変化すなわち患者の再位置決めとを
含む。これらの場合のいずれにおいても、上記の
装置で血液と混合するためのワンドへの抗凝血剤
の流れは抗凝血剤源と血液溜め器とに対する(こ
れらが定められた高さのままであるならば)ワン
ドの高さの変化につれて変化する傾向がある。こ
れにより、血液に対する抗凝血剤の割合が変わ
り、この割合の所望範囲を越えることがある。 ここで説明する抗凝血剤装置は特に抗凝血剤源
に対するおよび血液溜め器に対する吸引ワンドの
高さの変化の影響を補償するように設計されてい
る。 本構造は、たとえ血液吸引ワンドの高さが実質
的に変つても、吸引血液に添加される抗凝血剤の
割合をほとんど設定値すなわち所定値の近くに維
持するのに効果的である。これは抗凝血剤の高さ
と血液溜め器の血液入口の高さとの影響を事実上
受けない抗凝血剤供給装置を提供するために組合
わせられる二つの装置の設計原理を利用すること
によつて達成される。第一に、抗凝血剤用の小さ
い収容タンクが吸引ワンドに直接に取付けられ、
かつこれに吸引ワンドがまたがり、そしてこのタ
ンクは小さいポートを介して吸引ワンドの血液流
通路すなわち内腔と連通している。この設計によ
り、このタンクの中の抗凝血剤は大気圧に(また
はほぼ大気圧に)維持され、かつ遠方の抗凝血剤
源すなわちボトルから通じた管路を通つて自動的
に再び満たされる。かくして、主抗凝血剤源溜め
器に対する吸引ワンドの操作高さがたとえ事情に
より変つても、主として吸引ワンドを通る血液の
流れによつて生じた流体力学的吸引に応答して流
れている血液に大気圧またはほぼ大気圧で抗凝血
剤を常に吸い込むことができる。第二には、装置
は、血液溜め器に対する吸引ワンドの操作高さの
変化に直接に応答して変化する血液溜め器内の血
液吸引真空度に従つて作動するように設計されて
いる。かくして、吸引ワンドが血液溜め器に対す
るある任意の標準すなわち基準高さに位置した場
合の所定の作動真空度で開始すると、血液吸引に
有効な真空度は吸引ワンドを元の基準位置により
下の使用する各センチメートルごとに1cmH2O
(実際には、抗凝血剤1センチメートル)だけ上
がる(圧力は下がる)。これとは反対に、真空度
は吸引ワンドを元の標準すなわち基準位置より上
で使用する各センチメートルごとに1cmH2O(実
際には、抗凝血剤1センチメートル)だけ下がる
(圧力は上がる)。これは吸引血液の流量のための
駆動力をほぼ一定に維持するのに役立つ。この組
合せの結果、本質的に高さの影響がなく、かつ血
液に対する抗凝血剤の供給量を効果的に計量する
抗凝血剤供給装置が得られる。
「圧力調整器」と称するクライブマイルスの出願
はここに開示される一般的な種類の真空調整器を
示しており、1983年3月7日に第472763号として
出願した「自家血輸血システム」と称するロバー
トH.バートレツトの出願は自家輸血される血液
を採取、取扱いおよび再び輸注するためのここに
開示されるシステムと同じ類似点を有するシステ
ムを開示している。 本発明は血液の自家輸血と関連して抗凝血剤を
使用するための装置に関する。慣例上、外科手術
中の自家輸血装置は血液を開口創傷箇所から吸引
するための吸引ワンドと、吸引血液を収集する血
液溜め器と、血液をワンドから溜め器に導びくた
めの可撓性の導管とを備えている。公知の自家輸
血法は、血液ワンド内に吸引してワンドから可撓
性の導管を通つて溜め器に流入することを誘発す
るための可撓性の導管を通つて効力を生じる真空
源を血液溜め器の内部に課するための手段を含
む。自家輸血装置のような体外装置内の血液を取
扱う際、血液は容易に凝血し、そして血液が漏れ
るはずの種々の構造をふさぐ傾向があり、かくし
て、患者に再び注入するには許容しえない。従つ
て、血液が吸引されたとき、または吸引された後
即座に効果的な抗凝血剤を血液に添加して、血液
と抗凝血剤との混合物が装置を通つて流れ、次い
で患者に注入されることがしばしば望ましい。抗
凝血剤対血液の望ましい割合は一般に特定の範囲
内に定められている。抗凝血剤はワンドの側ポー
トから血液流通路すなわち内腔に添加され、ここ
で血液が吸引中、ワンドを通つて流れるとき、抗
凝血剤が血液と混合する。通常、チユーブがワン
ドの抗凝血剤流入箇所を特定の一般に一定高さに
位置した抗凝血剤源とに連結している。 このような抗凝血剤供給装置では、ワンドを通
つて流れる血液への抗凝血剤の供給は(1)抗凝血剤
源の高さと、(2)血液溜め器の血液入口の高さとに
対するワンドを操作する高さ(すなわち、創傷箇
所の高さ)を含む二つの決め手となる要因で左右
される。この高さの影響は以下の如く説明するこ
とができる。第一に、抗凝血剤源からワンドを通
つて流れている血液に抗凝血剤を供給する駆動力
は、一般的には抗凝血剤源とワンドへの抗凝血剤
の流入箇所との間の高さの差と関連した抗凝血剤
の静水頭を含むいくつかの要因で決まる。第二
に、ワンドの抗凝血剤流入箇所を通り越す血液の
流量は抗凝血剤の供給率に影響する。創傷箇所か
ら血液溜め器までのかかる血液の流れのための駆
動力は二つの圧力:血液溜め器内の真空度と;ワ
ンドの先端と血液溜め器の血液流入点との間の高
さの差に関連した血液の静水頭(ワンドと血液溜
め器とを連結する管路の中の)との合計で決ま
る。血液管路内の流体静力学的圧力の変化は血液
の流量に影響を及ぼし、而してこの流量は順次、
抗凝血剤をワンドに流入させるための駆動力に影
響を及ぼす。 多くの可能な状態で、血液溜め器と抗凝血剤源
との両方に対する吸引箇所でのワンドの高さ位置
は可変であることがある。これらの状態は、創傷
箇所または血液吸引箇所に対する血液溜め器およ
び/または抗凝血剤源の最初の準備中の不正確な
位置決めと、装置の準備後、ワンドを使用してい
る創傷箇所の変化すなわち患者の再位置決めとを
含む。これらの場合のいずれにおいても、上記の
装置で血液と混合するためのワンドへの抗凝血剤
の流れは抗凝血剤源と血液溜め器とに対する(こ
れらが定められた高さのままであるならば)ワン
ドの高さの変化につれて変化する傾向がある。こ
れにより、血液に対する抗凝血剤の割合が変わ
り、この割合の所望範囲を越えることがある。 ここで説明する抗凝血剤装置は特に抗凝血剤源
に対するおよび血液溜め器に対する吸引ワンドの
高さの変化の影響を補償するように設計されてい
る。 本構造は、たとえ血液吸引ワンドの高さが実質
的に変つても、吸引血液に添加される抗凝血剤の
割合をほとんど設定値すなわち所定値の近くに維
持するのに効果的である。これは抗凝血剤の高さ
と血液溜め器の血液入口の高さとの影響を事実上
受けない抗凝血剤供給装置を提供するために組合
わせられる二つの装置の設計原理を利用すること
によつて達成される。第一に、抗凝血剤用の小さ
い収容タンクが吸引ワンドに直接に取付けられ、
かつこれに吸引ワンドがまたがり、そしてこのタ
ンクは小さいポートを介して吸引ワンドの血液流
通路すなわち内腔と連通している。この設計によ
り、このタンクの中の抗凝血剤は大気圧に(また
はほぼ大気圧に)維持され、かつ遠方の抗凝血剤
源すなわちボトルから通じた管路を通つて自動的
に再び満たされる。かくして、主抗凝血剤源溜め
器に対する吸引ワンドの操作高さがたとえ事情に
より変つても、主として吸引ワンドを通る血液の
流れによつて生じた流体力学的吸引に応答して流
れている血液に大気圧またはほぼ大気圧で抗凝血
剤を常に吸い込むことができる。第二には、装置
は、血液溜め器に対する吸引ワンドの操作高さの
変化に直接に応答して変化する血液溜め器内の血
液吸引真空度に従つて作動するように設計されて
いる。かくして、吸引ワンドが血液溜め器に対す
るある任意の標準すなわち基準高さに位置した場
合の所定の作動真空度で開始すると、血液吸引に
有効な真空度は吸引ワンドを元の基準位置により
下の使用する各センチメートルごとに1cmH2O
(実際には、抗凝血剤1センチメートル)だけ上
がる(圧力は下がる)。これとは反対に、真空度
は吸引ワンドを元の標準すなわち基準位置より上
で使用する各センチメートルごとに1cmH2O(実
際には、抗凝血剤1センチメートル)だけ下がる
(圧力は上がる)。これは吸引血液の流量のための
駆動力をほぼ一定に維持するのに役立つ。この組
合せの結果、本質的に高さの影響がなく、かつ血
液に対する抗凝血剤の供給量を効果的に計量する
抗凝血剤供給装置が得られる。
【表】
以下、図面を参照して本発明を説明する。
抗凝血剤供給装置は先端すなわち入口開口7を
有する移動できる手持の中空ワンド6を備えてい
る。好ましくは、ワンドの内部は図に示すように
ベンチユリ形状部57を備えている。ワンドの出
口開口は可撓性の導管8によつて、吸引箇所に対
して所定の高さに支持された剛性の一般に閉鎖さ
れた血液溜め器9に連結されている。溜め器9は
表面12を形成しかつ上方空間13を残した容量
11の血液および抗凝血剤を受け入れるようにな
つている。導管8を通して吸引された血液は導管
の端部58から空間13に入る。チユーブ14が
空間13内に真空を形成するために空間13と適
当な圧力調整器17とを連結している。1983年5
月2日に第490674号として出願された「圧力調整
器」と称するクライブマイルスの出願は単一また
は双ダイヤフラム構成を使用した好適な圧力調整
器を開示している。マイルスの形式の単一ダイヤ
フラム構成を圧力調整器17として図示する。チ
ユーブ14は調整器17の下方チヤンバー16の
中に入つている。また、下方チヤンバー16は真
空源18に連結されている。圧力調整器はこれを
下方チヤンバー16と上方調整器チヤンバー20
とに仕切るダイヤフラム19を有している。好ま
しくは、ダイヤフラムは周囲の可撓性波形部59
を有している。チヤンバー16,20間の差圧に
より、ダイヤフラムを上下に運動させる。このダ
イヤフラムの動きにより、波形部59は撓んでチ
ユーブ18のチヤンバー16への開口を横切るよ
うに移動してこの開口を多かれ少かれ覆うかまた
は開く(それぞれダイヤフラムが下方または上方
に移動しているかによる)。この作用はチヤンバ
ー20に存在する圧力に応じてチヤンバー16の
圧力調整を行う。 血液溜め器9の下端は可撓性の導管21を有
し、この導管は、チエツク弁22およびハンド弁
(すなわち配管クランプ)23を貫通して血液バ
ツグ24の内部の上部に通じている。このバツグ
は可撓性の性質のものであり(標準の血液バツグ
に関して)、また、これを後述の二つの所定高さ
のいずれかに吊すための支持タブ25を有してい
る。図中の点線は血液バツグの内部の外側密封境
界を指示している。ハンド弁(すなわち配管クラ
ンプ)27とチエツク弁28とを通つている可撓
性の血液バツグ脱空気用ダクト26が、血液バツ
グ24の上方内部を血液溜め器9の上方容積部す
なわち空間13に連結している。可撓性の注入チ
ユーブ29が血液バツグ24の下方内部の中に開
口しかつチエツク弁30とフイルター31とを貫
通して注入針32まで延びている。 頂部が閉鎖された剛性の抗凝血剤容器33が、
血液溜め器9より上でかつワンド6の最も高い使
用可能な位置より上でなければならない所定の高
さに支持されている。容器33は表面35を有す
る抗凝血剤の装入量34すなわち供給量を収容し
ておりしたがつて非充填空間36を残している。
後述のように、空間36は使用中、普通、大気圧
以下の圧力になる。比較的小さい内径のチユーブ
37が容器33の底部を液位39より上のドリツ
プハウジング38の上部に連結している。浮きボ
ール弁40は、それが上昇したとき、ドリツプチ
ユーブ37を通る容器33内への逆流を阻止す
る。 ドリツプハウジング38の上部はダクト41に
よつて圧力調整器17の上方チヤンバー20に連
結されている。ドリツプハウジング38の下部は
可撓性の導管42すなわちチユーブによつて抗凝
血剤タンク43に連結されている。手動クランプ
すなわち弁64を導管42に使用するのがよい。
使用中、クランプすなわち弁64は開いている。
この弁は抗凝血剤容器33の補給または交換を含
む準備中または二次操作中にのみ便宜上閉じられ
る。タンク43はワンド6でしつかりと支持され
かつワンド6とともに移動することができ、ま
た、ワンドを囲む円筒形の形態のもであるのがよ
い。空気を通すが抗凝血剤を通さない疎水性の膜
48がタンク43を混合液体(抗凝血剤)及び空
気のチヤンバー49と、空気のチヤンバー51と
に分割している。抗凝血剤タンク43のチヤンバ
ー49はパイプ又は通路44によつてワンド6の
内部通路に、好ましくはベンチユリ57ののど部
のところで連結されている。空気導管45が大気
から手動操作オン/オフ弁46と制限オリフイス
47とを介してタンク43のチヤンバー49に通
じている。チヤンバー51は、好ましくはチエツ
ク弁の疎水性膜53のような流れ装置を有する可
撓性のチユーブ52を介して抗凝血剤容器33の
底部に開口し、チヤンバー49に向う液体(抗凝
血剤)の流れを制限または防止する。 この機構の通常の使用では、患者はベツドまた
はテーブルの上に横たわつたとき、或る特定の高
さに支えられる。高さ54は患者の血液吸引箇所
すなわち創傷箇所の位置を示している。血液溜め
器Pは54に対して有利な高さに支持されるよう
に準備される。この位置は、例えば、溜め器への
血液流入箇所58が血液吸引面54とほぼ同じ高
さにあるようにいくらか任意に選ぶことができ
る。まず、容器33を直立させ、大気圧で空気空
間以外、抗凝血剤で満たす。次に、容器を管路3
7,52に連結し、次いで第1図に示すように逆
さにする。次に、抗凝血剤の容器33を溜め器へ
の血液流入個所58より上の所定の定位置に支持
する。後述のように、流体の表面39と血液流入
個所58との間の垂直距離はワンドの先端7から
血液溜め器の空間13に血液を吸引するための正
味駆動力を設定する。抗凝血剤容器33および血
液溜め器9は液位39がワンド6を操作する最上
点より幾分上にあるように位置決めされなければ
ならない。 初めのプライミグ中、重力による抗凝血剤の流
出を使用してドリツプハウジング38の一部なら
びに管路42、チヤンバー49および管路すなわ
ち通路44を満たす。この流出により、部分真空
が空間36に作られ、これは表面35に働く。こ
のプライミング中、抗凝血剤は重力により容器3
3から流出し続け、ついにはチヤンバー49が完
全にいつぱいになり、空間36内の真空度は容器
33、ドリツプハウジング38、管路42および
チヤンバー49の中の抗凝血剤の重力ヘツドを妨
げる程に増大する。CmH2O(より正確には、抗
凝血剤センチメートル)の圧力単位を使用する
と、空間36内に作られる真空度の大きさは抗凝
血剤の表面35と、チヤンバー49へのチユーブ
45の入口点での抗凝血剤/空気の界面との間の
センチメートルでの垂直距離に数字の上では本質
的に等しい。かくして、空間36の真空度は、抗
凝血剤の表面35の垂直位置が異なるため、容器
33内の抗凝血剤の異なる容量によつて変化す
る。しかしながら、抗凝血剤が容器33に多小残
つているかぎり、ドリツプハウジング38の空間
62の真空度は容器33内の抗凝血剤の液位によ
つて異なるのではなく、抗凝血剤の表面39とチ
ヤンバー49へのチユーブ45の入口点での抗凝
血剤/空気の界面との間のセンチメートルでの垂
直距離にそれ自身数字の上では等しい(センチメ
ートルH2O圧力で)。 調整器17の上方チヤンバー20がチユーブ4
1を介して空間62と連結されているので、チヤ
ンバー20の圧力は空間62の上記真空度に実質
的に相当する。所望に応じて、空間62とチヤン
バー16との間に空気を自由に連通させるけれど
も、抗凝血剤が管路41の中に移動しないように
疎水性の膜63を管路41内に使用してもよい。
源18で利用可能な真空では、調整器17は(以
上で簡単に説明し、そしてクライブマイルスの上
記引用出願「圧力調整器」に詳細に説明されてい
るように)血液溜め器Pの空間13の真空度を調
整するように作用する。従来の手持ち吸引ワンド
におけるように、開口65がワンド6の中空の内
部すなわち血液通路を大気と連通させるのがよ
い。この開口は、使用者が指で開口65を覆い空
間13の真空をワンドの先端に働らかせて血液の
吸引を開始しかつ維持したりあるいはその指を開
口65からはずして血液の吸引を止めるのが都合
の良いような形状であるのがよい。開口65を覆
うと、ワンドの内部および入口開口は源18から
調整器17、管路14、血液溜め器9の真空の空
間13および導管8を介して作用する真空を受け
る。血液を実際に吸引していないとき、大気が開
口65および/または先端を通つてワンドに入り
そして装置を流れて真空源18に排出される。こ
の状態では、空間13の実際に調整される圧力
は、血液の流れではなくワンドに入つてこれを通
る空気の流れによつて真空の降下が引き起こされ
るため、チヤンバー20の圧力より高い(低い真
空度)。 血液を採取する準備中、手動弁23は好ましく
は開いており、血液バツグ24はその二つの位置
のうちの低い方の位置で患者の高さよりも下に吊
されている。 自家輸血装置の使用の残りの説明では、まず血
液取扱い回路、次いで抗凝血剤回路の機能を説明
するのが有利である。使用者はワンド6を握り、
そして先端7を操作して患者の流出血液を吸引す
る。そうする際、操作者は必要に応じて元の平面
54の高さより上または下の高さの可変範囲56
の全体にわたつてワンドを自由に上昇させたり下
降させる。ワンド6の実線および一点鎖線の輪郭
線はかかる移動の例示的な例である。抗凝血剤タ
ンク組立体43の適当な形状では(後述および第
2図に示すように)、ワンド6は患者の血液の誘
導を容易にするために任意の実用的なやり方でチ
ツプを付けるか、傾けるか、回転させるかあるい
は上向きにするのがよい。血液を吸引しようとす
るとき、オン/オフ弁46は開いていなければな
らない。血液の吸引を止めるとき、好ましくはオ
ン/オフ弁46を閉じる。血液は真空によつて誘
導されて入口7を通り、ベンチユリ57を含むワ
ンドを通り、次いでワンドの出口から可撓性の導
管8を通つて血液溜め器9に流入し、そこで血液
は血液容積11を形成またはこれに合流する。後
述のように、抗凝血剤は血液がワンドを流れると
き、吸引血液と自動的に混合する。 血液溜め器9からは、凝血阻止された血液が導
管21を通つて下方に流れ、チエツク弁22およ
び開放弁23を通り越して血液バツグ24の中に
達する。血液の流れは空気を同伴し、空気は血液
とともに血液バツグ24まで進む。血液バツグの
脱気を助けるために、導管21は血液バツグの頂
部の中に開口している。血液と空気との重力によ
る分離が起こり、空気は血液バツグの上部を占め
る。血液バツグの内部形状(第1図に点線で指示
された)は、上昇空気が脱気ダクト26の開口に
向つて進み、かつ収容された血液がチユーブ29
の開口に向つて流れるのを助けるような輪郭にな
つている。また、血液バツグの手操作を使用して
バツグの頂部までの空気の泡の移動を助けてもよ
い。血液を患者に供給するのに先だつて、好まし
くは血液バツグ内の空気を除く。弁すなわちクラ
ンプ23を閉じる。血液バツグの上部から、収集
空気が閉鎖路内を脱気空気ダクト26、開放弁す
なわちクランプ27および弁28を通つて血液溜
め器9の空間13に流入する。可撓性の血液バツ
グ24を手で絞ることによつて、および空間13
の真空によつて空気を流すように誘導してもよ
い。閉鎖回路の脱気路は外部汚染を受けない。ま
た、どの同伴血液も装置から逃げることはなく、
単に血液溜め器9に再び入るだけである。脱気
後、好ましくは弁すなわちクランプ27を閉じ
る。 「自家輸血装置」と称するロバートH.バート
レツトの上記引用出願に説明されているように、
血液バツグ24が一部または全部満たされた(そ
して脱気された)とき、患者の血液を患者に戻す
ようにこの血液バツグを患者より上の適切な高さ
まで持ち上げる。バツグ24からの血液はチユー
ブ29を通つてチエツク弁30およびフイルター
31を通り過ぎる。次いで、針32から患者に流
れて自家輸血を完了する。血液バツグ24から血
液溜め器9への逆流はチエツク弁によつて阻止さ
れる。血液を患者より上の上方位置に吊り下げた
血液バツグから患者に供給する間中、血液をまだ
吸引し、血液溜め器9の中に集めることができ
る。空になつたとき、血液バツグをその下方位置
に戻して血液溜め器9から管路21を介して補給
する。一般に患者より低い高さのこの充填位置に
あるとき、針32から血液バツグ24に向う血液
の逆流はチエツク弁30の自動閉鎖によつて阻止
される。 凝血阻止法については、血液がベンチユリ57
を含む吸引ワンド6の内腔から吸引されるとき血
液の流れによつて抗血剤をチユーブ44から血液
中に導入する箇所で流体力学的な吸引が起こる。
これに応答して、抗凝血剤がワンドの内腔に吸い
込まれ、そこで抗凝血剤は流れている血液と混合
する。抗凝血剤がチヤンバー49から44を通つ
て流れるとき、減少した圧力により、空気は大気
からチユーブ45を通つてチヤンバーに引き込ま
れる。次いで、この空気の全部が疎水性の膜48
を通過するが、膜48はその性質上、抗凝血剤の
同様な通過を妨げる。膜48の全体にわたる空気
の通過を、空間36の真空と関連した膜48の空
気側の部分真空によつて容易にするのがよい。空
気はチユーブ52を通つて容器33の中に達す
る。並列の装置53により、抗凝血剤が33から
52の中(またはあまりにも遠く)に入るのを防
止する。装置53は第1図に指示するように疎水
性の膜、またはチエツク弁であつてもよい。52
から容器33に入る空気は泡になつて34を通つ
て33の閉鎖端部の空間36まで上昇する。空気
が空間36の中に出て来ることにより、空間36
の真空度を下げて(圧力を上げる)、抗凝血剤を
チユーブ37を通してドリツプチヤンバー38に
流入させ、そしてチユーブ42を下つてチヤンバ
ー49に流入させてチヤンバーを再び満たす。抗
凝血剤がチヤンバー49から絶えず吸い出される
かぎり、空気は45を通つて絶えず吸い込まれて
絶えず疎水性の膜を通過し、空間36の真空は低
下し続け、そして抗凝血剤は容器33から絶えず
流れる。しかしながら、血液の吸引が終れば、チ
ヤンバー49からの抗凝血剤の吸い出しが終り、
空気はチユーブ45からチヤンバー49に吸い込
まれず、チヤンバー49は抗凝血剤で再び完全に
いつぱいになる。これらの状態で、膜の抗凝血剤
側が抗凝血剤で完全におおわれるため、チヤンバ
ー49への抗凝血剤の流れはほとんど停止する。
しかしながら、実際には、空間36の真空度が静
止状態まで再び作られるまで(すなわち、空間3
6の真空度が表面35とチヤンバー49の空気入
口45の位置との間の抗凝血剤の静水頭を相殺す
る。のに十分に大きくなるまで少量の抗凝血剤が
流れ続ける。事実上、前記の装置は抗凝血剤用の
収容タンク(チヤンバー49)を設けており、こ
のタンクは吸引ワンドに取付けられかつ吸引ワン
ドととも移動し;タンク内の抗凝血剤を大気圧ま
たはほぼ大気圧に維持し;そして遠方の源(抗凝
血剤容器33)からの抗凝血剤で自動的に再び満
たされる。かくして、ワンドは抗凝血剤の変化す
る静水頭の影響に関係なく抗凝血剤容器すなわち
源より下の種々の垂直位置で操作することができ
る。操作中、チヤンバー49の圧力は流れ御限器
47を通る空気の流れによつて作られる圧力降下
により静止状態下で存在するその大気圧値から変
化する。制限器47によつてもたらされる制限の
大きさの選択は抗凝血剤と血液との実際の割合を
決めるための一つの設計パラメータとして使用す
ることができる。 上記のように、吸引血液に添加される抗凝血剤
の割合について適当な制御を維持するように設計
された装置を設ける際にワンドの先端7と血液溜
め器9の血液流入個所58との間の垂直距離の変
化も定められなければならない。 チヤンバー49と、導管42と、ドリツプハウ
ジング38とを含む抗凝血剤管路は、その長さす
なわち高さに沿つてかつ上端で大気から効果的に
隔離すなわち閉鎖された液(抗凝血剤)柱の包囲
体を構成している。液柱が包囲されているため、
例えば一つの高さからより高い高さまでの操作の
ためのワンドの上昇により、ドリツプハウジング
38内の真空度の関連した低下(圧力の上昇)を
引き起こす。逆に、上方位置から下方の高さまで
操作のためにワンドを下げることにより、ドリツ
プハウジング内の真空度の関連した上昇(圧力の
低下)を引き起こす。かくして、ドリツプハウジ
ングの瞬間圧力はワンドの瞬間高さに従いかつ相
当する。 これら圧力変化はダクト41を介してサーボ機
構のように作用する圧力調整器17のダイヤフラ
ム19に働らく。ダイヤフラムはチユーブ18の
端部を部分的にまたは完全に開くかまたは覆うこ
とによつてチヤンバー20の圧力に等しいチヤン
バー16の圧力を与えるのに役立つ。かくして、
空間13の圧力は適当な量に適切に作られてワン
ドのより大きいまたはより小さい高さを補償す
る。ワンド6および導管8を通る流れを生ぜしめ
る効果的な力(真空およびヘツドすなわち高さ)
の両方は互いに対して逆に変化し、従つてそれら
の合計は実質的に一定のままである。かくして、
ノズル7から溜め器9までの血液の流れはおよそ
同じ推進力を常に受け、かつワンドの高さが変化
するにもかかわらず、およそ同じ速度で流れる。 ワンドへの抗凝血剤の誘導がベンチユリ入口7
を通る血液の流量により決まり、その流量は制御
構造のためほとんど不変であり、また、血液の流
れへの抗凝血剤の流入すなわち吸引は血液溜め器
に対するワンドの高さの変化に対してほとんど不
変である。血液に添加される抗凝血剤の割合はワ
ンドの高さの変化にもかかわらず、事実上同じま
まである。 第1図に示すように、抗凝血剤のタンクの構造
は、チヤンバー49が膜48より上になるように
ワンド6を回した場合、操作することができな
い。何故ならば、管路45からチヤンバー49に
吸い込まれた空気は浮上して膜48から離れるか
らである。このとき、空気はチヤンバー49が完
全に空になるまで通過のために膜48に達するこ
とができない。同様に、ワンドの他の配向では、
装置の性能が不適当になる。これを解決するため
に、タンクの空気チヤンバーと抗凝血剤チヤンバ
ーとを分離する疎水性の膜は、たとえワンドが
様々な受け入れ可能な位置に保持されても、空気
が通過のために膜の表面に容易に達するような輪
郭にすればよい。一つのこのようなタンクの形状
が第2図に概略的に示され、第1図と同じように
番号付けされている。第1図におけるように、疎
水性の膜48は抗凝血剤タンク48を空気チヤン
バー51と抗凝血剤/空気チヤンバー49とに仕
切つている。第2図において、膜48の一般的な
表面の輪郭は円形のシリンダの形状を有しかつ端
キヤツプを備えている。図示のように、膜48は
ワンド6の出口に向うその端キヤツプとともに中
心線61のまわりに軸対称である。この場合、空
気管路45からチヤンバー49に吸い込まれた空
気は、その浮力によつて泡になつて抗凝血剤を通
つて上昇し、そしてたとえワンド6が第2図に示
された配向以外の種々の配向のうちの一つに保持
されても、膜48の場所に達する。第2図に示す
特定の形状については、第2図の装置が適切に作
動しない唯一の配向は、対称軸61を垂直方向
に、かつ膜シリンダ48の疎水性膜の端キヤツプ
をシリンダの下端で有している場合である。第2
図の装置のこの制約は、血液が下から吸引されな
いので、一般にほとんどまたは全く実用的には重
要ではない。 血液溜め器9に対するワンドの高さの変化を補
償するための前記の機構は、ワンドの先端7が血
液プールの表面の下に維持されるとき、および空
気/血液混合物ではなく主に血液が吸引されてい
るとき、特に有効である。例えば、ワンドを血液
溜め器のポート58より下の高さで操作すれば、
調整器17はポート58と管路45からチヤンバ
ー49の空気流入点との間の垂直距離と関連した
血液ヘツドを補償するように空間13の真空度を
自動的に低下させる。その代わりに、ワンド6を
血液―空気の界面で使用するとき、空気は血液と
ともにいくらか吸引される。かなりの量の空気が
血液とともに吸引されれば、血液管路8内の流体
(血液と空気)の平均密度は血液のみが吸引され
ている場合よりも低い。かくして、空間13の調
整真空度は必要以上に幾分高い。しかしながら、
これは管路14の空気の流れ制限器14の値の適
切な選択によつて幾分修正される。管路14を通
るおよび調整器17を通る空気の流量は空気/血
液の吸引状態下では空気のない血液吸引下の場合
よりも大きい。かくして、制限器60に亘る圧力
降下は血液/空気吸引の場合には大きく、その結
果、空間13の圧力が高くなる(真空が低くな
る)。これは管路8を通つて流れる血液/空気の
低い密度を修正するのに役立つ。 血液/空気の吸引の種々の条件下で抗凝血剤と
血液との適切な割合を維持するために、管路すな
わちチユーブ45からチヤンバー49への空気の
流れについての流れ抵抗を与えること;および/
または(一般には比較的低い)限界真空値(これ
以下では、空気が管路45からチヤンバー49に
流入することができない)を与えることもしばし
ば役立つ。空気の流れ制限器47は前者の目的を
果たす。後者のためには、空気管路45の端部6
6を所定深さの抗凝血剤より下のチヤンバー49
内の抗凝血剤の中に位置決めすればよく(第2図
に示すように)、かくして、空気所定の抗凝血剤
の静水頭圧力が空気チユーブの端部66に働ら
く。かくして、通路44を通つて効果的な吸引に
よつてチヤンバー49に生じた部分真空の絶対値
は、チヤンバー49内のチユーブの端部66に働
らく静水頭の値を越えるはずである。
有する移動できる手持の中空ワンド6を備えてい
る。好ましくは、ワンドの内部は図に示すように
ベンチユリ形状部57を備えている。ワンドの出
口開口は可撓性の導管8によつて、吸引箇所に対
して所定の高さに支持された剛性の一般に閉鎖さ
れた血液溜め器9に連結されている。溜め器9は
表面12を形成しかつ上方空間13を残した容量
11の血液および抗凝血剤を受け入れるようにな
つている。導管8を通して吸引された血液は導管
の端部58から空間13に入る。チユーブ14が
空間13内に真空を形成するために空間13と適
当な圧力調整器17とを連結している。1983年5
月2日に第490674号として出願された「圧力調整
器」と称するクライブマイルスの出願は単一また
は双ダイヤフラム構成を使用した好適な圧力調整
器を開示している。マイルスの形式の単一ダイヤ
フラム構成を圧力調整器17として図示する。チ
ユーブ14は調整器17の下方チヤンバー16の
中に入つている。また、下方チヤンバー16は真
空源18に連結されている。圧力調整器はこれを
下方チヤンバー16と上方調整器チヤンバー20
とに仕切るダイヤフラム19を有している。好ま
しくは、ダイヤフラムは周囲の可撓性波形部59
を有している。チヤンバー16,20間の差圧に
より、ダイヤフラムを上下に運動させる。このダ
イヤフラムの動きにより、波形部59は撓んでチ
ユーブ18のチヤンバー16への開口を横切るよ
うに移動してこの開口を多かれ少かれ覆うかまた
は開く(それぞれダイヤフラムが下方または上方
に移動しているかによる)。この作用はチヤンバ
ー20に存在する圧力に応じてチヤンバー16の
圧力調整を行う。 血液溜め器9の下端は可撓性の導管21を有
し、この導管は、チエツク弁22およびハンド弁
(すなわち配管クランプ)23を貫通して血液バ
ツグ24の内部の上部に通じている。このバツグ
は可撓性の性質のものであり(標準の血液バツグ
に関して)、また、これを後述の二つの所定高さ
のいずれかに吊すための支持タブ25を有してい
る。図中の点線は血液バツグの内部の外側密封境
界を指示している。ハンド弁(すなわち配管クラ
ンプ)27とチエツク弁28とを通つている可撓
性の血液バツグ脱空気用ダクト26が、血液バツ
グ24の上方内部を血液溜め器9の上方容積部す
なわち空間13に連結している。可撓性の注入チ
ユーブ29が血液バツグ24の下方内部の中に開
口しかつチエツク弁30とフイルター31とを貫
通して注入針32まで延びている。 頂部が閉鎖された剛性の抗凝血剤容器33が、
血液溜め器9より上でかつワンド6の最も高い使
用可能な位置より上でなければならない所定の高
さに支持されている。容器33は表面35を有す
る抗凝血剤の装入量34すなわち供給量を収容し
ておりしたがつて非充填空間36を残している。
後述のように、空間36は使用中、普通、大気圧
以下の圧力になる。比較的小さい内径のチユーブ
37が容器33の底部を液位39より上のドリツ
プハウジング38の上部に連結している。浮きボ
ール弁40は、それが上昇したとき、ドリツプチ
ユーブ37を通る容器33内への逆流を阻止す
る。 ドリツプハウジング38の上部はダクト41に
よつて圧力調整器17の上方チヤンバー20に連
結されている。ドリツプハウジング38の下部は
可撓性の導管42すなわちチユーブによつて抗凝
血剤タンク43に連結されている。手動クランプ
すなわち弁64を導管42に使用するのがよい。
使用中、クランプすなわち弁64は開いている。
この弁は抗凝血剤容器33の補給または交換を含
む準備中または二次操作中にのみ便宜上閉じられ
る。タンク43はワンド6でしつかりと支持され
かつワンド6とともに移動することができ、ま
た、ワンドを囲む円筒形の形態のもであるのがよ
い。空気を通すが抗凝血剤を通さない疎水性の膜
48がタンク43を混合液体(抗凝血剤)及び空
気のチヤンバー49と、空気のチヤンバー51と
に分割している。抗凝血剤タンク43のチヤンバ
ー49はパイプ又は通路44によつてワンド6の
内部通路に、好ましくはベンチユリ57ののど部
のところで連結されている。空気導管45が大気
から手動操作オン/オフ弁46と制限オリフイス
47とを介してタンク43のチヤンバー49に通
じている。チヤンバー51は、好ましくはチエツ
ク弁の疎水性膜53のような流れ装置を有する可
撓性のチユーブ52を介して抗凝血剤容器33の
底部に開口し、チヤンバー49に向う液体(抗凝
血剤)の流れを制限または防止する。 この機構の通常の使用では、患者はベツドまた
はテーブルの上に横たわつたとき、或る特定の高
さに支えられる。高さ54は患者の血液吸引箇所
すなわち創傷箇所の位置を示している。血液溜め
器Pは54に対して有利な高さに支持されるよう
に準備される。この位置は、例えば、溜め器への
血液流入箇所58が血液吸引面54とほぼ同じ高
さにあるようにいくらか任意に選ぶことができ
る。まず、容器33を直立させ、大気圧で空気空
間以外、抗凝血剤で満たす。次に、容器を管路3
7,52に連結し、次いで第1図に示すように逆
さにする。次に、抗凝血剤の容器33を溜め器へ
の血液流入個所58より上の所定の定位置に支持
する。後述のように、流体の表面39と血液流入
個所58との間の垂直距離はワンドの先端7から
血液溜め器の空間13に血液を吸引するための正
味駆動力を設定する。抗凝血剤容器33および血
液溜め器9は液位39がワンド6を操作する最上
点より幾分上にあるように位置決めされなければ
ならない。 初めのプライミグ中、重力による抗凝血剤の流
出を使用してドリツプハウジング38の一部なら
びに管路42、チヤンバー49および管路すなわ
ち通路44を満たす。この流出により、部分真空
が空間36に作られ、これは表面35に働く。こ
のプライミング中、抗凝血剤は重力により容器3
3から流出し続け、ついにはチヤンバー49が完
全にいつぱいになり、空間36内の真空度は容器
33、ドリツプハウジング38、管路42および
チヤンバー49の中の抗凝血剤の重力ヘツドを妨
げる程に増大する。CmH2O(より正確には、抗
凝血剤センチメートル)の圧力単位を使用する
と、空間36内に作られる真空度の大きさは抗凝
血剤の表面35と、チヤンバー49へのチユーブ
45の入口点での抗凝血剤/空気の界面との間の
センチメートルでの垂直距離に数字の上では本質
的に等しい。かくして、空間36の真空度は、抗
凝血剤の表面35の垂直位置が異なるため、容器
33内の抗凝血剤の異なる容量によつて変化す
る。しかしながら、抗凝血剤が容器33に多小残
つているかぎり、ドリツプハウジング38の空間
62の真空度は容器33内の抗凝血剤の液位によ
つて異なるのではなく、抗凝血剤の表面39とチ
ヤンバー49へのチユーブ45の入口点での抗凝
血剤/空気の界面との間のセンチメートルでの垂
直距離にそれ自身数字の上では等しい(センチメ
ートルH2O圧力で)。 調整器17の上方チヤンバー20がチユーブ4
1を介して空間62と連結されているので、チヤ
ンバー20の圧力は空間62の上記真空度に実質
的に相当する。所望に応じて、空間62とチヤン
バー16との間に空気を自由に連通させるけれど
も、抗凝血剤が管路41の中に移動しないように
疎水性の膜63を管路41内に使用してもよい。
源18で利用可能な真空では、調整器17は(以
上で簡単に説明し、そしてクライブマイルスの上
記引用出願「圧力調整器」に詳細に説明されてい
るように)血液溜め器Pの空間13の真空度を調
整するように作用する。従来の手持ち吸引ワンド
におけるように、開口65がワンド6の中空の内
部すなわち血液通路を大気と連通させるのがよ
い。この開口は、使用者が指で開口65を覆い空
間13の真空をワンドの先端に働らかせて血液の
吸引を開始しかつ維持したりあるいはその指を開
口65からはずして血液の吸引を止めるのが都合
の良いような形状であるのがよい。開口65を覆
うと、ワンドの内部および入口開口は源18から
調整器17、管路14、血液溜め器9の真空の空
間13および導管8を介して作用する真空を受け
る。血液を実際に吸引していないとき、大気が開
口65および/または先端を通つてワンドに入り
そして装置を流れて真空源18に排出される。こ
の状態では、空間13の実際に調整される圧力
は、血液の流れではなくワンドに入つてこれを通
る空気の流れによつて真空の降下が引き起こされ
るため、チヤンバー20の圧力より高い(低い真
空度)。 血液を採取する準備中、手動弁23は好ましく
は開いており、血液バツグ24はその二つの位置
のうちの低い方の位置で患者の高さよりも下に吊
されている。 自家輸血装置の使用の残りの説明では、まず血
液取扱い回路、次いで抗凝血剤回路の機能を説明
するのが有利である。使用者はワンド6を握り、
そして先端7を操作して患者の流出血液を吸引す
る。そうする際、操作者は必要に応じて元の平面
54の高さより上または下の高さの可変範囲56
の全体にわたつてワンドを自由に上昇させたり下
降させる。ワンド6の実線および一点鎖線の輪郭
線はかかる移動の例示的な例である。抗凝血剤タ
ンク組立体43の適当な形状では(後述および第
2図に示すように)、ワンド6は患者の血液の誘
導を容易にするために任意の実用的なやり方でチ
ツプを付けるか、傾けるか、回転させるかあるい
は上向きにするのがよい。血液を吸引しようとす
るとき、オン/オフ弁46は開いていなければな
らない。血液の吸引を止めるとき、好ましくはオ
ン/オフ弁46を閉じる。血液は真空によつて誘
導されて入口7を通り、ベンチユリ57を含むワ
ンドを通り、次いでワンドの出口から可撓性の導
管8を通つて血液溜め器9に流入し、そこで血液
は血液容積11を形成またはこれに合流する。後
述のように、抗凝血剤は血液がワンドを流れると
き、吸引血液と自動的に混合する。 血液溜め器9からは、凝血阻止された血液が導
管21を通つて下方に流れ、チエツク弁22およ
び開放弁23を通り越して血液バツグ24の中に
達する。血液の流れは空気を同伴し、空気は血液
とともに血液バツグ24まで進む。血液バツグの
脱気を助けるために、導管21は血液バツグの頂
部の中に開口している。血液と空気との重力によ
る分離が起こり、空気は血液バツグの上部を占め
る。血液バツグの内部形状(第1図に点線で指示
された)は、上昇空気が脱気ダクト26の開口に
向つて進み、かつ収容された血液がチユーブ29
の開口に向つて流れるのを助けるような輪郭にな
つている。また、血液バツグの手操作を使用して
バツグの頂部までの空気の泡の移動を助けてもよ
い。血液を患者に供給するのに先だつて、好まし
くは血液バツグ内の空気を除く。弁すなわちクラ
ンプ23を閉じる。血液バツグの上部から、収集
空気が閉鎖路内を脱気空気ダクト26、開放弁す
なわちクランプ27および弁28を通つて血液溜
め器9の空間13に流入する。可撓性の血液バツ
グ24を手で絞ることによつて、および空間13
の真空によつて空気を流すように誘導してもよ
い。閉鎖回路の脱気路は外部汚染を受けない。ま
た、どの同伴血液も装置から逃げることはなく、
単に血液溜め器9に再び入るだけである。脱気
後、好ましくは弁すなわちクランプ27を閉じ
る。 「自家輸血装置」と称するロバートH.バート
レツトの上記引用出願に説明されているように、
血液バツグ24が一部または全部満たされた(そ
して脱気された)とき、患者の血液を患者に戻す
ようにこの血液バツグを患者より上の適切な高さ
まで持ち上げる。バツグ24からの血液はチユー
ブ29を通つてチエツク弁30およびフイルター
31を通り過ぎる。次いで、針32から患者に流
れて自家輸血を完了する。血液バツグ24から血
液溜め器9への逆流はチエツク弁によつて阻止さ
れる。血液を患者より上の上方位置に吊り下げた
血液バツグから患者に供給する間中、血液をまだ
吸引し、血液溜め器9の中に集めることができ
る。空になつたとき、血液バツグをその下方位置
に戻して血液溜め器9から管路21を介して補給
する。一般に患者より低い高さのこの充填位置に
あるとき、針32から血液バツグ24に向う血液
の逆流はチエツク弁30の自動閉鎖によつて阻止
される。 凝血阻止法については、血液がベンチユリ57
を含む吸引ワンド6の内腔から吸引されるとき血
液の流れによつて抗血剤をチユーブ44から血液
中に導入する箇所で流体力学的な吸引が起こる。
これに応答して、抗凝血剤がワンドの内腔に吸い
込まれ、そこで抗凝血剤は流れている血液と混合
する。抗凝血剤がチヤンバー49から44を通つ
て流れるとき、減少した圧力により、空気は大気
からチユーブ45を通つてチヤンバーに引き込ま
れる。次いで、この空気の全部が疎水性の膜48
を通過するが、膜48はその性質上、抗凝血剤の
同様な通過を妨げる。膜48の全体にわたる空気
の通過を、空間36の真空と関連した膜48の空
気側の部分真空によつて容易にするのがよい。空
気はチユーブ52を通つて容器33の中に達す
る。並列の装置53により、抗凝血剤が33から
52の中(またはあまりにも遠く)に入るのを防
止する。装置53は第1図に指示するように疎水
性の膜、またはチエツク弁であつてもよい。52
から容器33に入る空気は泡になつて34を通つ
て33の閉鎖端部の空間36まで上昇する。空気
が空間36の中に出て来ることにより、空間36
の真空度を下げて(圧力を上げる)、抗凝血剤を
チユーブ37を通してドリツプチヤンバー38に
流入させ、そしてチユーブ42を下つてチヤンバ
ー49に流入させてチヤンバーを再び満たす。抗
凝血剤がチヤンバー49から絶えず吸い出される
かぎり、空気は45を通つて絶えず吸い込まれて
絶えず疎水性の膜を通過し、空間36の真空は低
下し続け、そして抗凝血剤は容器33から絶えず
流れる。しかしながら、血液の吸引が終れば、チ
ヤンバー49からの抗凝血剤の吸い出しが終り、
空気はチユーブ45からチヤンバー49に吸い込
まれず、チヤンバー49は抗凝血剤で再び完全に
いつぱいになる。これらの状態で、膜の抗凝血剤
側が抗凝血剤で完全におおわれるため、チヤンバ
ー49への抗凝血剤の流れはほとんど停止する。
しかしながら、実際には、空間36の真空度が静
止状態まで再び作られるまで(すなわち、空間3
6の真空度が表面35とチヤンバー49の空気入
口45の位置との間の抗凝血剤の静水頭を相殺す
る。のに十分に大きくなるまで少量の抗凝血剤が
流れ続ける。事実上、前記の装置は抗凝血剤用の
収容タンク(チヤンバー49)を設けており、こ
のタンクは吸引ワンドに取付けられかつ吸引ワン
ドととも移動し;タンク内の抗凝血剤を大気圧ま
たはほぼ大気圧に維持し;そして遠方の源(抗凝
血剤容器33)からの抗凝血剤で自動的に再び満
たされる。かくして、ワンドは抗凝血剤の変化す
る静水頭の影響に関係なく抗凝血剤容器すなわち
源より下の種々の垂直位置で操作することができ
る。操作中、チヤンバー49の圧力は流れ御限器
47を通る空気の流れによつて作られる圧力降下
により静止状態下で存在するその大気圧値から変
化する。制限器47によつてもたらされる制限の
大きさの選択は抗凝血剤と血液との実際の割合を
決めるための一つの設計パラメータとして使用す
ることができる。 上記のように、吸引血液に添加される抗凝血剤
の割合について適当な制御を維持するように設計
された装置を設ける際にワンドの先端7と血液溜
め器9の血液流入個所58との間の垂直距離の変
化も定められなければならない。 チヤンバー49と、導管42と、ドリツプハウ
ジング38とを含む抗凝血剤管路は、その長さす
なわち高さに沿つてかつ上端で大気から効果的に
隔離すなわち閉鎖された液(抗凝血剤)柱の包囲
体を構成している。液柱が包囲されているため、
例えば一つの高さからより高い高さまでの操作の
ためのワンドの上昇により、ドリツプハウジング
38内の真空度の関連した低下(圧力の上昇)を
引き起こす。逆に、上方位置から下方の高さまで
操作のためにワンドを下げることにより、ドリツ
プハウジング内の真空度の関連した上昇(圧力の
低下)を引き起こす。かくして、ドリツプハウジ
ングの瞬間圧力はワンドの瞬間高さに従いかつ相
当する。 これら圧力変化はダクト41を介してサーボ機
構のように作用する圧力調整器17のダイヤフラ
ム19に働らく。ダイヤフラムはチユーブ18の
端部を部分的にまたは完全に開くかまたは覆うこ
とによつてチヤンバー20の圧力に等しいチヤン
バー16の圧力を与えるのに役立つ。かくして、
空間13の圧力は適当な量に適切に作られてワン
ドのより大きいまたはより小さい高さを補償す
る。ワンド6および導管8を通る流れを生ぜしめ
る効果的な力(真空およびヘツドすなわち高さ)
の両方は互いに対して逆に変化し、従つてそれら
の合計は実質的に一定のままである。かくして、
ノズル7から溜め器9までの血液の流れはおよそ
同じ推進力を常に受け、かつワンドの高さが変化
するにもかかわらず、およそ同じ速度で流れる。 ワンドへの抗凝血剤の誘導がベンチユリ入口7
を通る血液の流量により決まり、その流量は制御
構造のためほとんど不変であり、また、血液の流
れへの抗凝血剤の流入すなわち吸引は血液溜め器
に対するワンドの高さの変化に対してほとんど不
変である。血液に添加される抗凝血剤の割合はワ
ンドの高さの変化にもかかわらず、事実上同じま
まである。 第1図に示すように、抗凝血剤のタンクの構造
は、チヤンバー49が膜48より上になるように
ワンド6を回した場合、操作することができな
い。何故ならば、管路45からチヤンバー49に
吸い込まれた空気は浮上して膜48から離れるか
らである。このとき、空気はチヤンバー49が完
全に空になるまで通過のために膜48に達するこ
とができない。同様に、ワンドの他の配向では、
装置の性能が不適当になる。これを解決するため
に、タンクの空気チヤンバーと抗凝血剤チヤンバ
ーとを分離する疎水性の膜は、たとえワンドが
様々な受け入れ可能な位置に保持されても、空気
が通過のために膜の表面に容易に達するような輪
郭にすればよい。一つのこのようなタンクの形状
が第2図に概略的に示され、第1図と同じように
番号付けされている。第1図におけるように、疎
水性の膜48は抗凝血剤タンク48を空気チヤン
バー51と抗凝血剤/空気チヤンバー49とに仕
切つている。第2図において、膜48の一般的な
表面の輪郭は円形のシリンダの形状を有しかつ端
キヤツプを備えている。図示のように、膜48は
ワンド6の出口に向うその端キヤツプとともに中
心線61のまわりに軸対称である。この場合、空
気管路45からチヤンバー49に吸い込まれた空
気は、その浮力によつて泡になつて抗凝血剤を通
つて上昇し、そしてたとえワンド6が第2図に示
された配向以外の種々の配向のうちの一つに保持
されても、膜48の場所に達する。第2図に示す
特定の形状については、第2図の装置が適切に作
動しない唯一の配向は、対称軸61を垂直方向
に、かつ膜シリンダ48の疎水性膜の端キヤツプ
をシリンダの下端で有している場合である。第2
図の装置のこの制約は、血液が下から吸引されな
いので、一般にほとんどまたは全く実用的には重
要ではない。 血液溜め器9に対するワンドの高さの変化を補
償するための前記の機構は、ワンドの先端7が血
液プールの表面の下に維持されるとき、および空
気/血液混合物ではなく主に血液が吸引されてい
るとき、特に有効である。例えば、ワンドを血液
溜め器のポート58より下の高さで操作すれば、
調整器17はポート58と管路45からチヤンバ
ー49の空気流入点との間の垂直距離と関連した
血液ヘツドを補償するように空間13の真空度を
自動的に低下させる。その代わりに、ワンド6を
血液―空気の界面で使用するとき、空気は血液と
ともにいくらか吸引される。かなりの量の空気が
血液とともに吸引されれば、血液管路8内の流体
(血液と空気)の平均密度は血液のみが吸引され
ている場合よりも低い。かくして、空間13の調
整真空度は必要以上に幾分高い。しかしながら、
これは管路14の空気の流れ制限器14の値の適
切な選択によつて幾分修正される。管路14を通
るおよび調整器17を通る空気の流量は空気/血
液の吸引状態下では空気のない血液吸引下の場合
よりも大きい。かくして、制限器60に亘る圧力
降下は血液/空気吸引の場合には大きく、その結
果、空間13の圧力が高くなる(真空が低くな
る)。これは管路8を通つて流れる血液/空気の
低い密度を修正するのに役立つ。 血液/空気の吸引の種々の条件下で抗凝血剤と
血液との適切な割合を維持するために、管路すな
わちチユーブ45からチヤンバー49への空気の
流れについての流れ抵抗を与えること;および/
または(一般には比較的低い)限界真空値(これ
以下では、空気が管路45からチヤンバー49に
流入することができない)を与えることもしばし
ば役立つ。空気の流れ制限器47は前者の目的を
果たす。後者のためには、空気管路45の端部6
6を所定深さの抗凝血剤より下のチヤンバー49
内の抗凝血剤の中に位置決めすればよく(第2図
に示すように)、かくして、空気所定の抗凝血剤
の静水頭圧力が空気チユーブの端部66に働ら
く。かくして、通路44を通つて効果的な吸引に
よつてチヤンバー49に生じた部分真空の絶対値
は、チヤンバー49内のチユーブの端部66に働
らく静水頭の値を越えるはずである。
第1図は抗凝血剤タンクの一つの形状を含む、
凝血阻止された血液を患者に再び注入するために
取扱うための一つの好ましい方法を示す抗凝血剤
を吸引血液に添加するための構成を示す図であ
り、第2図は使用中、種々様々なワンドの配向を
もたらすための抗凝血剤タンクの変形形体を示す
図である。 6…ワンド、7…先端、8…可撓性の導管、9
…血液溜め器、13…空間、14…チユーブ、1
6,20…チヤンバー、17…圧力調整器、18
…真空源、19…ダイヤフラム、21…導管、2
2…チエツク弁、23,27…ハンド弁(クラン
プ)、24…血液バツグ、26…血液バツグ脱気
ダクト、28…チエツク弁、33…抗凝血剤容
器、36…空間、38…ドリツプハウジング、4
0…浮きボール弁、13…抗凝血剤タンク、48
…疎水性の膜、49…混合液体/空気チヤンバ
ー、51…空気チヤンバー、53…疎水性の膜、
57…ベンチユリ、62…空間、63…疎水性の
膜、65…開口。
凝血阻止された血液を患者に再び注入するために
取扱うための一つの好ましい方法を示す抗凝血剤
を吸引血液に添加するための構成を示す図であ
り、第2図は使用中、種々様々なワンドの配向を
もたらすための抗凝血剤タンクの変形形体を示す
図である。 6…ワンド、7…先端、8…可撓性の導管、9
…血液溜め器、13…空間、14…チユーブ、1
6,20…チヤンバー、17…圧力調整器、18
…真空源、19…ダイヤフラム、21…導管、2
2…チエツク弁、23,27…ハンド弁(クラン
プ)、24…血液バツグ、26…血液バツグ脱気
ダクト、28…チエツク弁、33…抗凝血剤容
器、36…空間、38…ドリツプハウジング、4
0…浮きボール弁、13…抗凝血剤タンク、48
…疎水性の膜、49…混合液体/空気チヤンバ
ー、51…空気チヤンバー、53…疎水性の膜、
57…ベンチユリ、62…空間、63…疎水性の
膜、65…開口。
Claims (1)
- 1 血液吸引開口を有しかつ標準高さより上およ
び下の異なる高さの間で移動するようになつてい
る吸引ワンドと、吸引された血液の流れのための
上記ワンドを通る通路と、血液溜め器と、上記吸
引ワンドを連結して上記血液溜め器の中に吐出さ
せるためのチユーブと、真空源に連結させるため
の装置と、上記血液溜め器に上記真空源連結装置
から調整された真空度を受けさせるための装置
と、上記血液溜め器に対する上記ワンドの高さの
変化に応答して上記血液溜め器の上記真空度の大
きさを相応的に変えるための装置と、上記ワンド
に取付けられかつワンドとともに可動なタンク
と、該タンクを空気チヤンバーと抗凝血剤チヤン
バーとに分割する、空気を通すが抗凝血剤を通さ
ない膜と、抗凝血剤を底部に収容するようになつ
ておりかつ包囲空間を頂部に有する上記標準位置
より上の定められた高さにある抗凝血剤容器と、
抗凝血剤を上記抗凝血剤源から上記抗凝血剤チヤ
ンバーに導びくためのチユーブを包含する装置
と、抗凝血剤を上記抗凝血剤チヤンバーから上記
ワンドの上記血液流通路に導びくための装置と、
空気を上記抗凝血剤チヤンバーに入れるための装
置と、空気を上記空気チヤンバーから上記抗凝血
剤源の上記包囲空間に導びくための装置とを備え
たことを特徴とする抗凝血剤供給装置を備えた自
家輸血装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US490673 | 1983-05-02 | ||
| US06/490,673 US4551131A (en) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | Autotransfusion system with anticoagulant delivery system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59209348A JPS59209348A (ja) | 1984-11-27 |
| JPS6344384B2 true JPS6344384B2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=23949014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59089154A Granted JPS59209348A (ja) | 1983-05-02 | 1984-05-02 | 抗凝血剤供給装置を備えた自家輸血装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4551131A (ja) |
| JP (1) | JPS59209348A (ja) |
| CA (1) | CA1216206A (ja) |
| DE (2) | DE3410648A1 (ja) |
| FR (1) | FR2545358B1 (ja) |
| GB (1) | GB2139094B (ja) |
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| FR2621823B1 (fr) * | 1987-10-20 | 1992-09-18 | Perovitch Philippe | Perfectionnement aux procedes et dispositifs pour l'autotransfusion sanguine |
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| DE4410411A1 (de) * | 1994-03-25 | 1995-10-05 | Hans Mueller | Verfahren und Vorrichtung zur extrakorporalen Behandlung von Blut |
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| US9060724B2 (en) | 2012-05-30 | 2015-06-23 | Magnolia Medical Technologies, Inc. | Fluid diversion mechanism for bodily-fluid sampling |
| EP2906269B1 (en) | 2012-10-11 | 2018-01-03 | Magnolia Medical Technologies, Inc. | System for delivering a fluid to a patient with reduced contamination |
| US11786155B2 (en) | 2019-02-08 | 2023-10-17 | Magnolia Medical Technologies, Inc. | Devices and methods for bodily fluid collection and distribution |
| DE102019105655A1 (de) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | B.Braun Avitum Ag | Extrakorporales Blutleitungsset und Blutbehandlungsmaschine |
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| US3807401A (en) * | 1972-06-21 | 1974-04-30 | Department Of Health Education | Anticoagulating blood suction device |
| US3965896A (en) * | 1974-06-17 | 1976-06-29 | Swank Roy L | Blood autotransfusion method and apparatus |
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| US4395258A (en) * | 1980-11-03 | 1983-07-26 | Cooper Medical Devices | Linear intra-ocular suction device |
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-
1983
- 1983-05-02 US US06/490,673 patent/US4551131A/en not_active Expired - Fee Related
-
1984
- 1984-03-22 CA CA000450188A patent/CA1216206A/en not_active Expired
- 1984-03-23 DE DE19843410648 patent/DE3410648A1/de active Granted
- 1984-03-23 DE DE3448173A patent/DE3448173C2/de not_active Expired
- 1984-04-18 GB GB08410062A patent/GB2139094B/en not_active Expired
- 1984-05-02 FR FR8406838A patent/FR2545358B1/fr not_active Expired
- 1984-05-02 JP JP59089154A patent/JPS59209348A/ja active Granted
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| Publication number | Publication date |
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| CA1216206A (en) | 1987-01-06 |
| GB8410062D0 (en) | 1984-05-31 |
| GB2139094B (en) | 1987-11-18 |
| DE3410648C2 (ja) | 1987-12-23 |
| GB2139094A (en) | 1984-11-07 |
| FR2545358A1 (fr) | 1984-11-09 |
| DE3410648A1 (de) | 1984-11-08 |
| JPS59209348A (ja) | 1984-11-27 |
| US4551131A (en) | 1985-11-05 |
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