JPS6344190Y2 - - Google Patents

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JPS6344190Y2
JPS6344190Y2 JP14291382U JP14291382U JPS6344190Y2 JP S6344190 Y2 JPS6344190 Y2 JP S6344190Y2 JP 14291382 U JP14291382 U JP 14291382U JP 14291382 U JP14291382 U JP 14291382U JP S6344190 Y2 JPS6344190 Y2 JP S6344190Y2
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JP
Japan
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shaft
follower
gear
drive
input shaft
Prior art date
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JP14291382U
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JPS5949428U (ja
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランスフアプレス等に用いられるト
ランスフアのアドバンス・リターン装置に関する
ものである。
従来、トランスフアプレス等で素材等を金型か
ら金型へと搬送するトランスフア装置において、
そのフイードバーにアドバンス・リターン運動を
与える機構には遊星歯車機構が用いられ、プレス
のクランク軸に連動する入力軸の連続回転を変換
して出力軸に間欠回転運動を行なわせ、フイード
バーにアドバンス、停止、リターン、停止という
運動を与え、停止期間中にクランプユニツトによ
り、クランプ及びアンクランプ運動を与えてい
た。しかしながら歯車を用いた機構では歯車のバ
ツクラツシのため、アドバンスからリターンへ、
リターンからアドバンスへ運動の方向が変わると
きに振動が発生し易いほか、クランク軸の回転
角、すなわちクランク角にしてアドバンス・リタ
ーンの角度は120度、停止の角度が60度というよ
うに一定してしまうため、加工される製品の種類
に応じて最適の搬送のタイミングがえられないと
いう欠点があつた。
本考案の目的はこれらの欠点を除き、ゼネバ機
構を用い、機構を着脱自在として交換可能とする
ことにより、振動の発生がなく、かつ搬送のタイ
ミング変更に対応できるトランスフアのアドバン
ス・リターン装置を提供することにある。以下本
考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、プレスのベツド19の側面に
取付けられたトランスフアの機体1にはブラケツ
ト2が着脱自在に固定されている。ブラケツト2
の下側水平壁には垂直方向に入力軸3が回転自在
に支持されている。入力軸3の下端部にはタイミ
ングプーリ4が固定され、プレスのクランク軸
(図示せず)と連動するように連結されている。
入力軸3の上端部にはドライブプレート5が固定
され、ドライブプレート5の上面には入力軸3と
同心の同一円周上で、軸心の180度反対側の位置
をその中心とする2本のドライブピン6,6が立
設されている。ブラケツト2の上側水平壁には垂
直方向に中間軸7と出力軸8とが回転自在に支持
されている。中間軸7の下端部にはフオロアプレ
ート9がドライブピン6を有するドライブプレー
ト5と部分的に対向して固定されている。
フオロアプレート9には円周を等分した位置に
突出するフオロア9aがあり後述するようにドラ
イブピン6,6と係合している。中間軸7の上端
部にはドライブギヤ10が固定され、出力軸8の
上端部に固定されたフオロアギヤ11とかみ合つ
ている。ドライブギヤ10とフオロアギヤ11と
の歯車比はフオロア9aの等分数と対応し、6等
分のとき3対1、5等分のとき2.5対1となつて
いる。フオロアギヤ11の上面にはアーム12の
一端部が固定されている。アーム12の先端部に
はピン13が立設され、ピン13には四角形のブ
ロツク14が嵌装されている。一方、機体1上部
の左右方向には複数の案内軸15が平行に設けら
れ、案内軸15に摺動自在にスライダ16が架設
されている。スライダ16の下面には前後方向、
すなわち図に垂直方向に長溝16aが設けられ、
長溝16aにブロツク14が摺動自在に嵌入して
いる。従つてアーム12が出力軸8の回りに回転
すると、ブロツク14により係合したスライダ1
6は案内軸15に沿つて往復運動を行なう。スラ
イダ16上面の前後方向に長い溝16bに摺動自
在に嵌装されたフイードバー受17にはフイード
バー18が挾持されている。フイードバー18は
案内軸15と平行に設けられている。
第2図及び第3図において、ドライブプレート
5の2本のドライブピン6,6はフオロアプレー
ト9のフオロア9aの円弧部分に殆んど隙間なく
外接する位置に配置され、フオロア9a,9a間
の中心部に向う平行壁からなる通路20の幅はド
ライブピン6の外径が殆んど隙間なく滑合する寸
法に作られている。第2図に示すフオロアプレー
ト9のフオロア9aは外周を6等分した位置に配
置され、第3図に示すものは5等分した位置に配
置されている。フオロア9aの円弧部の中心は、
中間軸7と入力軸3との中心距離を半径とし、中
間軸7の中心を中心とする円周上に配置されてい
る。従つて入力軸3と中間軸7との軸間距離が等
しい場合は5等分したフオロア9aは6等分した
フオロア9aよりも大形となる。
またフオロア9aに外接する寸法関係にあるド
ライブピン6の外径を同じにすればピン間隔が
大、小に変化する。
これらの関係を満足させ5等分、6等分、等所
要の等分数のものを組込み、入力軸3から出力軸
8まで一切を備えたブラケツト2を準備してお
き、交換して使用する。
次に作用について述べる。第1図、第2図及び
第3図において、入力軸3がタイミングプーリ4
を介してプレスのクランク軸と連動して回転する
と、ドライブプレート5のドライブピン6,6は
フオロアプレート9のフオロア9a,9aと係合
して中間軸7が回転する。先づ第2図に示す6等
分のフオロア9aを有するフオロアプレート9の
場合について述べる。ドライブプレート5が矢印
に示すように右回りすると、ドライブピン6,6
は直線aa′からbb′まで60度回転する間フオロア9
aの円弧部に沿つて移動するのでフオロアプレー
ト9は停止している。次にドライブピン6,6が
直線bb′からaa′まで120度回転すると、フオロア
9a,9a間の通路20に進入したドライブピン
6はフオロア9aを押してA位置からB位置まで
移動させ、フオロアプレート9を60度回転させ
る。この回転により中間軸7、ドライブギヤ1
0、フオロアギヤ11の歯車比3対1を介して出
力軸8は180度回転する。
従つてアーム12、ピン13、ブロツク14か
らなるクランク機構を介してスライダ16は案内
軸15に沿つて前進する。すなわち、スライダ6
は入力軸3が60度回転する間停止し、次に120度
回転する間に前進する。同様にして次に入力軸3
が60度回転する間停止し、次に120度回転する間
に後退する。
第3図に示す5等分のフオロア9aを有するフ
オロアプレート9は入力軸3が72度回転する間停
止し、次に108度回転する間に72度回転し、歯車
比2.5対1のドライブギヤ10、フオロアギヤ1
1を介して出力軸8を180度回転させる。ドライ
ブピン6,6とフオロア9aとのクリアランスが
小さくしてあるのでこれらの回転の伝達は極めて
円滑で振動を発生することがない。第2図、第3
図に示すゼネバ機構及びそれに対応する歯車比を
有するドライブギヤ10、フオロアギヤ11をユ
ニツトにして組込んだブラケツト2を交換するこ
とにより搬送のタイミング変更を行なうことがで
きる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ばゼネバ機構を用いたことにより極めて円滑にス
ライダにアドバンス、停止、リターン、停止の運
動を与えることができ、振動が発生するおそれが
なく、ブラケツトに組込んだユニツトを交換する
ことにより搬送のタイミングを変更して加工する
製品の要求に対応することができるなど、実用上
の効果と利点は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の縦断面正面図、第2図は第1
図の−断面の6分割ゼネバ機構の要部図、第
3図は同じく5分割ゼネバ機構の要部図である。 1は機体、2はブラケツト、3は入力軸、4は
タイミングプーリ、5はドライブプレート、6は
ドライブピン、7は中間軸、8は出力軸、9はフ
オロアプレート、9aはフオロア、10はドライ
ブギヤ、11はフオロアギヤ、12はアーム、1
3はピン、14はブロツク、15は案内軸、16
はスライダ、16aは長溝、16bは溝、17は
フイードバー受、18はフイードバー、19はベ
ツド、20は通路、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トランスフアのアドバンス・リターン装置にお
    いて、 ブラケツト2の下側水平部に回転自在に設けら
    れ、その軸端部に1対のドライバピンを有する入
    力軸3と、 ブラケツト2の上側水平部に回転自在に設けら
    れ、その軸端部に所要数設けたフオロアを前記1
    対のドライバピンと係合させて回転駆動される中
    間軸7と、 ブラケツト2の上側水平部に回転自在に設けら
    れ、中間軸7に固定したドライブギヤと、中間軸
    7のフオロア数の半数分の1の歯車比でかみ合わ
    せたフオロアギヤを有する出力軸8と、 出力軸8に設けられ、トランスフアのスライダ
    に動力的に連結したクランク機構と、 を具備することを特徴とするトランスフアのアド
    バンス・リターン装置。
JP14291382U 1982-09-21 1982-09-21 トランスフアのアドバンス・リタ−ン装置 Granted JPS5949428U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14291382U JPS5949428U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 トランスフアのアドバンス・リタ−ン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14291382U JPS5949428U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 トランスフアのアドバンス・リタ−ン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5949428U JPS5949428U (ja) 1984-04-02
JPS6344190Y2 true JPS6344190Y2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=30319167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14291382U Granted JPS5949428U (ja) 1982-09-21 1982-09-21 トランスフアのアドバンス・リタ−ン装置

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JP (1) JPS5949428U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5949428U (ja) 1984-04-02

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