JPS6344056Y2 - - Google Patents
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- JPS6344056Y2 JPS6344056Y2 JP9451982U JP9451982U JPS6344056Y2 JP S6344056 Y2 JPS6344056 Y2 JP S6344056Y2 JP 9451982 U JP9451982 U JP 9451982U JP 9451982 U JP9451982 U JP 9451982U JP S6344056 Y2 JPS6344056 Y2 JP S6344056Y2
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の背景
技術分野
本考案は、輸液セツトに係り、特に手術時等に
用いられて好適な輸液セツトに関する。
用いられて好適な輸液セツトに関する。
先行技術
従来、主チユーブの一端に輸液容器または血液
容器に接続可能とされる接続手段を連結し、主チ
ユーブの他端に穿刺手段が接続される連結手段を
設けるとともに、主チユーブの中間部位に主チユ
ーブ内の導通流量を調整可能とする流量調整手段
を配設した輸液セツトが用いられている。上記輸
液セツトは、通常、流量調整手段の調整開度下で
常に適当流量の輸液または血液を供給可能として
いる他、手術時等に重篤患者の血管確保のために
用いられている。また、上記輸液セツトは、上記
手術時等の使用下で、患者に血圧低下を生じて急
速輸液または急速輸血の必要を生じたり、即効性
の混注薬剤を押込む必要を生じた場合に、流量調
整手段を全開とし、最大流量の輸液または血液を
供給可能としている。しかしながら、上記輸液セ
ツトにあつては、流量調整手段の全開設定後に、
該流量調整手段の開度を迅速かつ正確に通常の開
度に再設定し、その流量状態を迅速に通常状態に
復帰させることが困難である。
容器に接続可能とされる接続手段を連結し、主チ
ユーブの他端に穿刺手段が接続される連結手段を
設けるとともに、主チユーブの中間部位に主チユ
ーブ内の導通流量を調整可能とする流量調整手段
を配設した輸液セツトが用いられている。上記輸
液セツトは、通常、流量調整手段の調整開度下で
常に適当流量の輸液または血液を供給可能として
いる他、手術時等に重篤患者の血管確保のために
用いられている。また、上記輸液セツトは、上記
手術時等の使用下で、患者に血圧低下を生じて急
速輸液または急速輸血の必要を生じたり、即効性
の混注薬剤を押込む必要を生じた場合に、流量調
整手段を全開とし、最大流量の輸液または血液を
供給可能としている。しかしながら、上記輸液セ
ツトにあつては、流量調整手段の全開設定後に、
該流量調整手段の開度を迅速かつ正確に通常の開
度に再設定し、その流量状態を迅速に通常状態に
復帰させることが困難である。
考案の目的
本考案は、急速輸液または急速輸血後に、迅速
かつ正確に、通常の輸液流量または輸血流量を得
て、安定的な輸液および血液の供給状態を確保す
ることができる輸液セツトを提供することを目的
とする。
かつ正確に、通常の輸液流量または輸血流量を得
て、安定的な輸液および血液の供給状態を確保す
ることができる輸液セツトを提供することを目的
とする。
考案の構成
上記目的を達成するために、本考案は、主チユ
ーブの一端に輸液容器または血液容器に接続可能
とされる接続手段を設け、主チユーブの他端に穿
刺手段が接続される連結手段を設けるとともに、
主チユーブの中間部位に主チユーブ内の導通流量
を調整可能とする流量調整手段を配設した輸液セ
ツトにおいて、流量調整手段を迂回する副チユー
ブの両端を、主チユーブに連結し、副チユーブの
中間に、副チユーブ内の導通状態を開閉可能とす
る開閉手段を配設するようにしたものである。
ーブの一端に輸液容器または血液容器に接続可能
とされる接続手段を設け、主チユーブの他端に穿
刺手段が接続される連結手段を設けるとともに、
主チユーブの中間部位に主チユーブ内の導通流量
を調整可能とする流量調整手段を配設した輸液セ
ツトにおいて、流量調整手段を迂回する副チユー
ブの両端を、主チユーブに連結し、副チユーブの
中間に、副チユーブ内の導通状態を開閉可能とす
る開閉手段を配設するようにしたものである。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記主チユ
ーブの接続手段と流量調整手段配設部位との中間
部位に、点滴筒を介装するようにしたものであ
る。
ーブの接続手段と流量調整手段配設部位との中間
部位に、点滴筒を介装するようにしたものであ
る。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記主チユ
ーブの流量調整手段配設部位と連結手段配設部位
との中間部位に、混注管を介装するようにしたも
のである。
ーブの流量調整手段配設部位と連結手段配設部位
との中間部位に、混注管を介装するようにしたも
のである。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記副チユ
ーブの、開閉手段配設部位と主チユーブに対する
連結部位との中間部位に、混注管を介装するよう
にしたものである。
ーブの、開閉手段配設部位と主チユーブに対する
連結部位との中間部位に、混注管を介装するよう
にしたものである。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記副チユ
ーブが前記流量調整手段および前記点滴筒を迂回
するようにしたものである。
ーブが前記流量調整手段および前記点滴筒を迂回
するようにしたものである。
考案の具体的説明
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図は、この考案に係る輸液セツトの第1実
施例を示す説明図である。主チユーブ11は、相
互に直列的に接続される第1チユーブ11Aと第
2チユーブ11Bとからなつている。第1チユー
ブ11Aの端部には、輸液容器または血液容器に
接続可能とされる接続手段としてのびん針12が
設けられている。第2チユーブ11Bの端部に
は、ゴム管もしくは側管からなる混注管13を介
して、穿刺手段が接続される連結手段としてのタ
コ管14が設けられ、タコ管14には静脈針15
が着脱可能とされている。第2チユーブ11Bの
中間部位には、主チユーブ11内の導通流量を調
整可能とする流量調整手段としての主クレンメ1
6が配設されている。また、第1チユーブ11A
と第2チユーブ11Bとの中間部位には、点滴筒
17が介装されている。
施例を示す説明図である。主チユーブ11は、相
互に直列的に接続される第1チユーブ11Aと第
2チユーブ11Bとからなつている。第1チユー
ブ11Aの端部には、輸液容器または血液容器に
接続可能とされる接続手段としてのびん針12が
設けられている。第2チユーブ11Bの端部に
は、ゴム管もしくは側管からなる混注管13を介
して、穿刺手段が接続される連結手段としてのタ
コ管14が設けられ、タコ管14には静脈針15
が着脱可能とされている。第2チユーブ11Bの
中間部位には、主チユーブ11内の導通流量を調
整可能とする流量調整手段としての主クレンメ1
6が配設されている。また、第1チユーブ11A
と第2チユーブ11Bとの中間部位には、点滴筒
17が介装されている。
然して、第2チユーブ11Bにおける主クレン
メ16の両端部位には、Y字管、ト字管等の分岐
管18,19を介して、主クレンメ16を迂回す
る副チユーブ20の両端が連結されている。副チ
ユーブ20の中間部位には、副チユーブ内の導通
状態を開閉可能とする開閉手段としての副クレン
メ21が配設されている。
メ16の両端部位には、Y字管、ト字管等の分岐
管18,19を介して、主クレンメ16を迂回す
る副チユーブ20の両端が連結されている。副チ
ユーブ20の中間部位には、副チユーブ内の導通
状態を開閉可能とする開閉手段としての副クレン
メ21が配設されている。
次に、上記第1実施例の作用について説明す
る。上記第1実施例に係る輸液セツトは、手術時
等における通常使用時に、びん針12を介して輸
液容器または血液容器に接続されるとともに、タ
コ管14に接続されている静脈針15が患者の静
脈に刺通される。ここで、副クレンメ21は閉止
され、主クレンメ16が所定開度に調整され、し
たがつて、主クレンメ16の開度に基づく点滴数
で輸液または血液が供給され、血管確保がなされ
る。
る。上記第1実施例に係る輸液セツトは、手術時
等における通常使用時に、びん針12を介して輸
液容器または血液容器に接続されるとともに、タ
コ管14に接続されている静脈針15が患者の静
脈に刺通される。ここで、副クレンメ21は閉止
され、主クレンメ16が所定開度に調整され、し
たがつて、主クレンメ16の開度に基づく点滴数
で輸液または血液が供給され、血管確保がなされ
る。
上記輸液セツトの通常使用状態下で、即効性の
薬剤を患者の体内に混注する必要を生じた場合に
は、該薬剤を混注管13から第2チユーブ11B
内に混注した後、主クレンメ16の開度は変化さ
せることなく、副クレンメ21を全開して副チユ
ーブ20を介して輸液または血液を急速に供給
し、混注管13に混注された薬剤を第2チユーブ
11B内に残留させることなく急速に体内注入す
る。このようにして、薬剤の混注が行なわれた後
には、副クレンメ21を再び閉止し、輸液または
血液の供給状態を所定開度に保持されている主ク
レンメ16に基づく適正流量状態に復帰させる。
なお、上記輸液セツトの通常使用状態下で、患者
に血圧低下を生じて急速輸液または急速輸血を必
要とする場合にも、副クレンメ21が上記と同様
に閉止状態から全開状態として使用される。
薬剤を患者の体内に混注する必要を生じた場合に
は、該薬剤を混注管13から第2チユーブ11B
内に混注した後、主クレンメ16の開度は変化さ
せることなく、副クレンメ21を全開して副チユ
ーブ20を介して輸液または血液を急速に供給
し、混注管13に混注された薬剤を第2チユーブ
11B内に残留させることなく急速に体内注入す
る。このようにして、薬剤の混注が行なわれた後
には、副クレンメ21を再び閉止し、輸液または
血液の供給状態を所定開度に保持されている主ク
レンメ16に基づく適正流量状態に復帰させる。
なお、上記輸液セツトの通常使用状態下で、患者
に血圧低下を生じて急速輸液または急速輸血を必
要とする場合にも、副クレンメ21が上記と同様
に閉止状態から全開状態として使用される。
上記第1実施例によれば、薬剤の混注、患者の
血圧低下等に際し、通常状態下では閉止されてい
る副クレンメ21を全開することにより、副チユ
ーブ20を介して輸液または血液を急速供給し、
その急速供給後には副クレンメ21を閉止させ
て、所定開度に保持されている主クレンメ16の
開度に基づく適正流量状態に復帰させることによ
り、迅速かつ正確に通常の導通流量を主チユーブ
11内に再現することが可能となり、安定的な輸
液または血液の供給状態を確保することが可能と
なる。
血圧低下等に際し、通常状態下では閉止されてい
る副クレンメ21を全開することにより、副チユ
ーブ20を介して輸液または血液を急速供給し、
その急速供給後には副クレンメ21を閉止させ
て、所定開度に保持されている主クレンメ16の
開度に基づく適正流量状態に復帰させることによ
り、迅速かつ正確に通常の導通流量を主チユーブ
11内に再現することが可能となり、安定的な輸
液または血液の供給状態を確保することが可能と
なる。
第2図は、この考案の第2実施例に係る輸液セ
ツトを示す説明図である。この第2実施例が前記
第1実施例におけると異なる点は、副クレンメ2
1を備える副チユーブ20Aが、主クレンメ16
および点滴筒17を迂回するようにしたものであ
る。すなわち、この第2実施例においては、第1
チユーブ11Aにおけるびん針12の連結部位と
点滴筒17の介装部位との中間部位に分岐管18
Aを介装し、この分岐管18Aに副チユーブ20
Aの一端を接続したものである。
ツトを示す説明図である。この第2実施例が前記
第1実施例におけると異なる点は、副クレンメ2
1を備える副チユーブ20Aが、主クレンメ16
および点滴筒17を迂回するようにしたものであ
る。すなわち、この第2実施例においては、第1
チユーブ11Aにおけるびん針12の連結部位と
点滴筒17の介装部位との中間部位に分岐管18
Aを介装し、この分岐管18Aに副チユーブ20
Aの一端を接続したものである。
この第2実施例に係る輸液セツトにおいても、
前記第1実施例におけると同様に、通常使用時に
は主クレンメ16を所定開度に調整し、副クレン
メ21を閉止することによつて、主クレンメ16
の開度によつて定まる適正流量で輸液または血液
を供給可能とする。また、薬剤の混注時、患者の
血圧低下時には、上記主クレンメ16の開度を変
化することなく所定開度に保持し、副クレンメ2
1を全開することにより、副チユーブ20Aを介
して急速に輸液または血液を供給可能とする。さ
らに、上記急速輸液または急速輸血の後には、副
クレンメ21を再び閉止し、所定開度に保持され
ている主クレンメ16に基づく適正流量状態に、
迅速か正確に復帰可能とするものである。
前記第1実施例におけると同様に、通常使用時に
は主クレンメ16を所定開度に調整し、副クレン
メ21を閉止することによつて、主クレンメ16
の開度によつて定まる適正流量で輸液または血液
を供給可能とする。また、薬剤の混注時、患者の
血圧低下時には、上記主クレンメ16の開度を変
化することなく所定開度に保持し、副クレンメ2
1を全開することにより、副チユーブ20Aを介
して急速に輸液または血液を供給可能とする。さ
らに、上記急速輸液または急速輸血の後には、副
クレンメ21を再び閉止し、所定開度に保持され
ている主クレンメ16に基づく適正流量状態に、
迅速か正確に復帰可能とするものである。
ここで、上記第2実施例に係る輸液セツトによ
る場合には、上記のように、点滴筒17を迂回し
て急速輸注なされることからこの急速輸注に際
し、輸液袋を加圧して自然落下以上の輸液流速を
得る場合にも、点滴筒17内を泡立てて点滴筒1
7内の空気を下流の第2チユーブ11B内に溶け
込ませるおそれが全くない。
る場合には、上記のように、点滴筒17を迂回し
て急速輸注なされることからこの急速輸注に際
し、輸液袋を加圧して自然落下以上の輸液流速を
得る場合にも、点滴筒17内を泡立てて点滴筒1
7内の空気を下流の第2チユーブ11B内に溶け
込ませるおそれが全くない。
なお、上記第1実施例および第2実施例におけ
る混注管13は主チユーブ11としての第2チユ
ーブ11Bに配設する場合について説明したが、
混注管は実質的に副クレンメ21の下流側に配設
されるものであればよく、したがつて第1図およ
び第2図に13Aで示すように、副チユーブ2
0,20Aにおける副クレンメ21の配設部位と
分岐管19への連結部位との中間部位に混注管を
配設するものであつてもよい。ただし、混注管1
3を前記各実施例におけるようにタコ管14の隣
接部位に配設するものとすれば、混注薬のチユー
ブ内壁への吸着ないしは付着現象発生の可能性を
抑制することが可能となる。また、副チユーブに
配設される開閉手段は、副チユーブ内の導通状態
を開閉可能とするものであればよく、したがつて
全開状態と全閉状態の2状態何れかのみに切換可
能であればよく、止血鉗子を開閉手段として用い
てもよい。
る混注管13は主チユーブ11としての第2チユ
ーブ11Bに配設する場合について説明したが、
混注管は実質的に副クレンメ21の下流側に配設
されるものであればよく、したがつて第1図およ
び第2図に13Aで示すように、副チユーブ2
0,20Aにおける副クレンメ21の配設部位と
分岐管19への連結部位との中間部位に混注管を
配設するものであつてもよい。ただし、混注管1
3を前記各実施例におけるようにタコ管14の隣
接部位に配設するものとすれば、混注薬のチユー
ブ内壁への吸着ないしは付着現象発生の可能性を
抑制することが可能となる。また、副チユーブに
配設される開閉手段は、副チユーブ内の導通状態
を開閉可能とするものであればよく、したがつて
全開状態と全閉状態の2状態何れかのみに切換可
能であればよく、止血鉗子を開閉手段として用い
てもよい。
考案の具体的作用効果
以上のように、本考案は、主チユーブの一端に
輸液容器または血液容器に接続可能とされる接続
手段を連結し、主チユーブの他端に穿刺手段が接
続される連結手段を設けるとともに、主チユーブ
の中間部位に主チユーブ内の導通流量を調整可能
とする流量調整手段を配設した輸液セツトにおい
て、流量調整手段を迂回する副チユーブの両端
を、主チユーブに連結し、副チユーブの中間に、
副チユーブ内の導通状態を開閉可能とする開閉手
段を配設するようにしたので、急速輸液または急
速輸血後に、迅速かつ正確に、通常の輸液流量ま
たは輸血流量を得て、安定的な輸液または血液の
供給状態を確保することができる。
輸液容器または血液容器に接続可能とされる接続
手段を連結し、主チユーブの他端に穿刺手段が接
続される連結手段を設けるとともに、主チユーブ
の中間部位に主チユーブ内の導通流量を調整可能
とする流量調整手段を配設した輸液セツトにおい
て、流量調整手段を迂回する副チユーブの両端
を、主チユーブに連結し、副チユーブの中間に、
副チユーブ内の導通状態を開閉可能とする開閉手
段を配設するようにしたので、急速輸液または急
速輸血後に、迅速かつ正確に、通常の輸液流量ま
たは輸血流量を得て、安定的な輸液または血液の
供給状態を確保することができる。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記主チユ
ーブの接続手段と流量調整手段配設部位との中間
部位に、点滴筒を介装するようにしたので、流量
調整手段の開度調整により、適正な点滴数を設定
することが可能となる。
ーブの接続手段と流量調整手段配設部位との中間
部位に、点滴筒を介装するようにしたので、流量
調整手段の開度調整により、適正な点滴数を設定
することが可能となる。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記主チユ
ーブの流量調整手段配設部位と連結手段配設部位
との中間部位に、混注管を介装するようにしたの
で、薬剤の混注時に前記開閉手段を全開とし、急
速な押込みによつて薬剤の効果を充分に得ること
が可能となる。
ーブの流量調整手段配設部位と連結手段配設部位
との中間部位に、混注管を介装するようにしたの
で、薬剤の混注時に前記開閉手段を全開とし、急
速な押込みによつて薬剤の効果を充分に得ること
が可能となる。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記副チユ
ーブの、開閉手段配設部位と主チユーブに対する
連結部位との中間部位に、混注管を介装するよう
にしたので、薬剤の混注時に前記開閉手段を全開
とし、急速な押込みにより、薬剤の効果を充分に
得ることが可能となる。
ーブの、開閉手段配設部位と主チユーブに対する
連結部位との中間部位に、混注管を介装するよう
にしたので、薬剤の混注時に前記開閉手段を全開
とし、急速な押込みにより、薬剤の効果を充分に
得ることが可能となる。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記副チユ
ーブが前記流量調整手段および前記点滴筒を迂回
するようにしたので、急速輸液または急速輸血時
に点滴筒内の空気を下流のチユーブ内に溶け込ま
せるおそれが全くなく、またその急速輸注後に、
迅速かつ正確に通常の輸液流量または輸血流量を
得ることが可能となる。
ーブが前記流量調整手段および前記点滴筒を迂回
するようにしたので、急速輸液または急速輸血時
に点滴筒内の空気を下流のチユーブ内に溶け込ま
せるおそれが全くなく、またその急速輸注後に、
迅速かつ正確に通常の輸液流量または輸血流量を
得ることが可能となる。
また、本考案に係る輸液セツトは、前記開閉手
段が止血鉗子からなるようにしたので、単純な開
閉手段により副チユーブ内の導通状態を全閉もし
くは全開の何れかに設定可能となる。
段が止血鉗子からなるようにしたので、単純な開
閉手段により副チユーブ内の導通状態を全閉もし
くは全開の何れかに設定可能となる。
第1図はこの考案の第1実施例を示す説明図、
第2図はこの考案の第2実施例を示す説明図であ
る。 11…主チユーブ、11A…第1チユーブ、1
1B…第2チユーブ、12…びん針、13…混注
管、14…タコ管、15…静脈針、16…主クレ
ンメ、17…点滴筒、20,20A…副チユー
ブ、21…副クレンメ。
第2図はこの考案の第2実施例を示す説明図であ
る。 11…主チユーブ、11A…第1チユーブ、1
1B…第2チユーブ、12…びん針、13…混注
管、14…タコ管、15…静脈針、16…主クレ
ンメ、17…点滴筒、20,20A…副チユー
ブ、21…副クレンメ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 主チユーブの一端に輸液容器または血液容器
に接続可能とされる接続手段を設け、主チユー
ブの他端に穿刺手段が接続される連結手段を設
けるとともに、主チユーブの中間部位に主チユ
ーブ内の導通流量を調整可能とする流量調整手
段を配設した輸液セツトにおいて、流量調整手
段を迂回する副チユーブの両端を、主チユーブ
に連結し、副チユーブの中間に、副チユーブ内
の導通状態を開閉可能とする開閉手段を配設し
たことを特徴とする輸液セツト。 (2) 前記主チユーブの接続手段と流量調整手段配
設部位との中間部位に、点滴筒を介装している
実用新案登録請求の範囲第1項に記載した輸液
セツト。 (3) 前記主チユーブの流量調整手段配設部位と連
結手段配設部位との中間部位に、混注管を介装
している実用新案登録請求の範囲第1項または
第2項に記載の輸液セツト。 (4) 前記副チユーブの、開閉手段配設部位と主チ
ユーブに対する連結部位との中間部位に、混注
管を介装している実用新案登録請求の範囲第1
項または第2項に記載の輸液セツト。 (5) 前記副チユーブは前記流量調整手段および前
記点滴筒を迂回する実用新案登録請求の範囲第
2項ないし第4項の何れかに記載の輸液セツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9451982U JPS59136U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 輸液セツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9451982U JPS59136U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 輸液セツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136U JPS59136U (ja) | 1984-01-05 |
JPS6344056Y2 true JPS6344056Y2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=30226216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9451982U Granted JPS59136U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 輸液セツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153959U (ja) * | 1986-02-21 | 1987-09-30 | ||
JPH0228773Y2 (ja) * | 1986-04-29 | 1990-08-01 | ||
JPH02141262U (ja) * | 1989-04-29 | 1990-11-27 | ||
EP3689391A4 (en) * | 2017-09-28 | 2021-06-23 | Terumo Kabushiki Kaisha | BLOOD TRANSFUSION KIT, BLOOD TRANSFUSION SYSTEM, BLOOD TRANSFUSION KIT FOR EMERGENCY BLOOD TRANSFUSION AND METHOD OF USING THE BLOOD TRANSFUSION KIT |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP9451982U patent/JPS59136U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59136U (ja) | 1984-01-05 |
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