JPS6343584B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6343584B2
JPS6343584B2 JP55100156A JP10015680A JPS6343584B2 JP S6343584 B2 JPS6343584 B2 JP S6343584B2 JP 55100156 A JP55100156 A JP 55100156A JP 10015680 A JP10015680 A JP 10015680A JP S6343584 B2 JPS6343584 B2 JP S6343584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pump
valve
priming
pumps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55100156A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5724478A (en
Inventor
Akira Ookura
Osamu Tsuchida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP10015680A priority Critical patent/JPS5724478A/ja
Publication of JPS5724478A publication Critical patent/JPS5724478A/ja
Publication of JPS6343584B2 publication Critical patent/JPS6343584B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は給水装置、特に流体機械設備、空調設
備などの設備において、そこで使用される水を複
数台のポンプを用いて効果的に供給することの出
来る装置に関するものである。
従来の給水装置の一例を第1図により説明すれ
ば、吸込管1の先端にはフート弁2が、送水ポン
プ3の吐出側には逆止弁4および止め弁5がそれ
ぞれ設けられている。この逆止弁4は送水ポンプ
3の停止の際、送水管中の水が送水ポンプ3内に
逆流するのを防ぎ、止め弁5は送水ポンプ3の水
量の調整および水の遮断に用いられる、また送水
ポンプ3の胴体上部には、呼び水じようご6が設
けられ、該送水ポンプ3の起動にあたり、これか
らの給水によつて送水ポンプ3が満水させられ
る。
一方、フート弁2はこの際水が下方の水中へ流
れ落ちるのを防止する。第1図に示す装置は三連
の給水装置をヘツダー7にて連結して揚水能力を
高めたものである。
一方、呼び水を必要としない給水装置として
は、第2図に示すように、自吸水タンク8を吸込
管1の途中に設置し、起動の都度必要であつた呼
び水操作を不要とし、自分自身の力で継続して揚
水ができる自動起動式給水装置がある。
しかしながら、これら従来の方式においては、
給水能力向上などのためにポンプを複数台にする
とき、いずれもポンプ1台に対してフート弁2ま
たは自吸水タンク8を1台宛必要とし、その設置
場所、設備費用、保全費用等の増大が避けられな
いという欠点があつた。
本発明は従来技術の上記欠点を解消するために
為されたものであつて、複数台のポンプを備えた
給水装置を、一つのフート弁を含む共通の吸込管
又は共通の自吸水タンクで自動起動運転を可能と
したもので、その要旨とするところは、給水源に
通じる1本の共通吸込管と、並列に配置された複
数台の送水ポンプと、前記共通吸込管にて導かれ
た水を該複数台の送水ポンプにそれぞれ導く各別
の吸込管と、該各別の吸込管にそれぞれ設けられ
た逆止弁と、前記送水ポンプ間を接続し、一の送
水ポンプから吐出される水を他の送水ポンプに供
給し得るようにした均圧管とを含むことにある。
以下、本発明にかかる実施例であるいくつかの
給水装置を示す図面に基づいて詳細に説明する。
第3図に示す装置は、共通の自吸水タンク11
と共通の吸込管12を備えた2組の送水ポンプ1
3を含む給水装置である。共通吸込管12は水槽
(給水源)14から自吸水タンク11の上端部へ、
更に2本の吸込管12aはそれぞれ自吸水タンク
11の下端部近傍から逆止弁15を経て送水ポン
プ13へ接続されている。
また、送水ポンプ13の出口側の吐出管16は
止め弁17を有し、且つまたヘツダ18によつて
もう1個の送水ポンプ用吐出管16と接続されて
いる。更に小口径の均圧管19が両側の逆止弁1
5の下流側(逆止弁15と送水ポンプ13との
間)を結び、かつその中間部からT字形に分岐し
て前記ヘツダ18に接続されており、このT字形
の3つの端部近傍に止め弁20がそれぞれ配設さ
れている。
なお、送水ポンプ13にはエア抜き弁21が設
けられており、自吸水タンク11には給水弁22
及びエア抜き弁23が、また内部には水平邪魔板
24が設けられている。この水平邪魔板24は送
水ポンプ13へのエア巻込み防止のために設けら
れるもので、24′の位置に傾斜して取付けても
効果があるものである。
このような2組の送水ポンプ13を含む給水装
置では、使用水量の少ない通常の場合には1台の
ポンプが作動し、使用水量の多い場合のみ2台の
ポンプが併行運転をなすもので、大型ポンプ1台
で常時運転するのに比してエネルギの節約となる
ことをねらつたものである。
先ず、1台の送水ポンプ13を運転する場合に
は、運転に先立ち給水弁22、エア抜き弁23を
開いて自吸水タンク11を満水とし両弁を閉じ
る。次にエア抜き弁21を開き送水ポンプ13の
エア抜きを完了した後に均圧弁20を閉じ、送水
ポンプ13を起動すれば送水が可能である。ま
た、次回の起動については送水ポンプ13のスイ
ツチ操作のみでよく、呼び水操作は不要である。
なお、逆止弁15が設けられているために、上方
の水圧は常時正圧であつて、送水停止中でもポン
プ軸封部などからエアを吸引することも生起せ
ず、キヤビテーシヨンの虞なく正常に運転が可能
である。
次に、2台目の送水ポンプ13を起動させる場
合には、このポンプ用のエア抜き弁21及び均圧
弁20を開き、エア抜き及び呼び水の操作が完了
した後にエア抜き弁21を閉じる。以後は1台目
のポンプと同様スイツチ操作のみで、バルブ操作
の要なく、起動停止が可能となるのである。2台
目のポンプが停止中は均圧管19からの水圧が加
わつて、送水ポンプ13内は常時正圧となり、ま
た逆止弁15の貯水による水圧保持の機能と相俟
つて軸封部などからのエア吸込みが阻止されるの
である。なお、逆止弁15としては内部にエア溜
りのできない構造のものを採用するか、又はエア
溜りができないように垂直方向に設置するかの処
置が必要である。
次に、第4図に示す装置は、送水ポンプ13の
出口側の配管が異なり、特にヘツダ18が設けら
れていない別の実施例である。この装置では、2
本の吸込管32a、送水ポンプ13、逆止弁1
5、吐出管16および止め弁17等は前実施例と
変りないが、均圧管39が一方の吐出管16から
相手側の送水ポンプ13の上流側に止め弁20を
介して接続されている。また、逆止弁15が図示
のように水平設置であつてエア溜りが出来る場合
には、逆止弁15の上蓋部から自吸水タンク31
の水面下に通ずるエア抜き管33およびエア抜き
弁34を設け、連続運転の場合はエア抜き弁34
を常時開放しておくことによつて、エア溜りの発
生を防止することができる。また、間欠運転の場
合は最初の起動時のみエア抜き弁34を開くこと
によりエア抜きができ、以後閉じたままで間欠運
転が可能となる。
また、自吸水タンク31の上部鏡板に上方へ凸
に突出部31aを形成せしめ、共通吸込管32を
自吸水タンク31の側壁面または下部鏡板部より
上向きに挿入させて、この水流を前記突出部31
aの内面に吹き付けることにより、気泡が自吸水
タンク31の奥深く侵入しないようにし、吸込管
32aからこの気泡を含む水を吸込んで送水ポン
プ13内でキヤビテーシヨンを起し送水を困難と
することが効果的に阻止されるのである。
この装置には、前実施例のヘツダ18はないが
逆止弁15と均圧管39との作用により、必要な
水圧が保持され、軸封部などからのエア吸込みも
なく前実施例と同様な操作によつて2組のポンプ
による起動停止が可能となるのである。
次に、自吸水タンクを設けない給水装置である
更に別の実施例について第5図により説明する。
水槽14内のフート弁2を一端に備えた共通吸
込管42には呼び水給水弁43が設けられ、更に
3本の吸込管42aに分岐され、それぞれの吸込
管42aは、止め弁44、逆止弁15を介して送
水ポンプ13の入口側にそれぞれ接続されてい
る。この送水ポンプ13の出口側の出口管16に
は、逆止弁45(揚程が高い場合に必要)、止め
弁17、ヘツダ18が設けられており、更に1本
の均圧管49が3本に分岐されて、それぞれの出
口管16に止め弁20を介して接続されている。
上述の3台の送水ポンプ13のうち1台目のポ
ンプの運転に際しては、呼び水給水弁43および
ポンプエア抜き弁21を開放し、呼び水操作を行
なつた後両弁を閉じればポンプの起動が可能とな
る。2台目、3台目のポンプの運転にあつては、
均圧弁20を開き残りのポンプのエア抜き弁21
を開けば、それぞれの逆止弁15と均圧管49の
作用により排気されて呼び水操作が実施され、2
台目以後のポンプの起動が可能となるのである。
また逆止弁15と均圧管49の作用によつて停止
中のポンプ内が正圧に保持され、エア吸込もな
く、再起動の際の呼び水操作も不必要となること
は前述の二実施例と同様である。なお、止め弁1
7、均圧管20、ポンプエア抜き弁21を自動弁
にして、制御回路を組込むことによつて全自動運
転台数制御システムとすることが可能である。
なお、上記例示の具体例は本発明の実施に最も
好ましい一例であるが、本発明はこれに何等限定
されるものではなく、当業者の知識に基づいて
種々なる変形・改良を加えた態様で実施し得るも
のである。例えば、第1、第2実施例において
は、簡単のために2組の、第3実施例では3組の
送水ポンプを用いた例を示したが、一般には複数
組のポンプの使用が可能であり、また均圧管の配
置も前記3例に限定されるものではなく、残りの
ポンプ内の水圧を正圧とし軸封部からエアを吸込
むことのない配管であれば、其他の配置であつて
も何等差支えないのである。
以上詳述したように、本発明にかかる給水装置
においては、吸込管に逆止弁を設け、ポンプ相互
間を均圧管で接続することによつて、他のポンプ
作動中にも呼び水操作ができ、またポンプの停止
中にもポンプ内が負圧とならず、軸封部からエア
を吸込まないので、呼び水を行なう必要がなく、
並列運転、台数制御ができる優れた効果を有す
る。
また、ビル地下水槽に設けられた給水装置等に
おいて、ポンプを増設する場合には、フート弁、
共通吸込管、自吸水タンク等は既設のままで差支
えないので、これらを改造するためのスラブ斫り
其他の改造工事が不要となり、設置場所、設備費
保全費を節減し得る等の優れた効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフート弁利用の給水装置の一例
を示す説明図であり、第2図は従来の自吸水タン
ク利用のそれを示している。第3図は本発明の一
実施例の説明図であり第4図は本発明の別の実施
例の説明図、第5図は自吸水タンクを用いない本
発明の更に別の実施例の説明図である。 12,32,42:共通吸込管、12a,32
a,42a:吸込管、13:送水ポンプ、14…
水槽(給水源)、15:逆止弁、19,39,4
9:均圧管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 給水源に通じる1本の共通吸込管と、並列に
    配置された複数台の送水ポンプと、前記共通吸込
    管にて導かれた水を該複数台の送水ポンプにそれ
    ぞれ導く各別の吸込管と、該各別の吸込管にそれ
    ぞれ設けられた逆止弁と、前記送水ポンプ間を接
    続し、一の送水ポンプから吐出される水を他の送
    水ポンプに供給し得るようにした均圧管とを含む
    ことを特徴とする給水装置。
JP10015680A 1980-07-22 1980-07-22 Water supply device Granted JPS5724478A (en)

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JP10015680A JPS5724478A (en) 1980-07-22 1980-07-22 Water supply device

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JPS5724478A JPS5724478A (en) 1982-02-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217181U (ja) * 1988-07-22 1990-02-05
CN103184754A (zh) * 2013-05-15 2013-07-03 上海通一水泵(集团)有限公司 一种无负压管网增压稳流给水设备

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