JPS6343526A - サ−ジ電圧抑制回路 - Google Patents

サ−ジ電圧抑制回路

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JPS6343526A
JPS6343526A JP61187617A JP18761786A JPS6343526A JP S6343526 A JPS6343526 A JP S6343526A JP 61187617 A JP61187617 A JP 61187617A JP 18761786 A JP18761786 A JP 18761786A JP S6343526 A JPS6343526 A JP S6343526A
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上符 敏昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は直流電力を交流電力に変換するインバータ装置
を用いて負荷に電力を供給する給電装置のサージ電圧抑
制回路に関する。
B1発明の概要 本発明は、直流電力をインバータ装置によって交流変換
し、該変換された交流電力を給電線を介して負荷に供給
する給電装置において、給電線の負荷側受電端にインバ
ータ装置の出力を整流する整流器とコンデンサとを設け
、給電線に発生したサージ電圧がクリッパ電源電圧より
も大きい場合、コンデンサに吸収させた後に抵抗又は定
電力消費回路で消費させることにより、消費電力を小さ
くして効率の良いサージ電圧抑制回路を実現し、且つサ
ージ吸収用のコンデンサ容量を小さくして装置全体の小
形化、低廉化を図ったものである。
C3従来の技術 一般にインバータ装置、例えばパワートランジスタを用
いたインバータ装置はスイッチング時間が早いために出
力電圧の立上り峻度が高くなる。
このためインバータ装置とモータ等の負荷間の給電線が
長いと、インバータと負荷間の電気伝播時間がインバー
タ出力電圧の立上り時間より長くなる。このような場合
インバータと負荷間の給電線の分布定数によって共振現
象が発生し、第4図に示すようなサージ電圧が受電端(
負荷入力端子)に印加される。このサージ電圧のピーク
値はインバータ直流電圧の2倍まで上ることがある。こ
のためモータ負荷のコイルにコロナが発生して絶縁劣化
をおこす等の問題があった。上記のような問題点を解決
するために従来は主回路にサージ電圧抑制回路を付加す
る等の手段が講じられていた。
D1発明が解決しようとする問題点 しかしながら従来のサージ電圧抑制回路はそれ自身の消
費電力が大きく、このため給電装置全体の電力損失が非
常に大きくなってしまう欠点があった。また装置全体が
大形化し、且つ高価なものになっていた。さらに従来の
サージ電圧抑制回路の抑制電圧はインバータ直流電圧+
150v程度が限界であり、それ程大きなサージ電圧抑
制効果は得られないものであった。
E6問題点を解決するための手段 第1の発明は、直流電力をインバータ装置によって交流
変換し、該変換された交流電力を給電線を介して負荷に
供給する給電装置において、前記インバータ装置の交流
出力側に設けられたり、R。
C構成のフィルタと、前記給電線の負荷側受電端に設け
られ、前記インバータ装置の交流出力電力を整流する整
流器と、前記インバータ装置の直流側に設けられる直流
平滑コンデンサの容量よりも充分に小さい容1を有し、
前記整流器の正負出力端間に接続されたコンデンサと、
前記コンデンサの両端と前記平滑コンデンサの両端を結
ぶ電路に各々介挿され、前記コンデンサに供給されるサ
ージエネルギーを消費させる抵抗とを備えたことを特徴
としている。
第2の発明は、直流電力をインバータ装置によって交流
変換し、該変換された交流電力を所定巻線比を有する変
圧器および給電線を介して負荷に供給する給電装置にお
いて、前記給電線の負荷側受電端に設けられ、前記イン
バータ装置の交流出力電力を整流する整流器と、前記整
流器の正負出力端間ノこ接続されるコンデンサを有し、
該コンデンサに基準直流電圧を供給するクリッパ電源回
路と、前記クリッパ電源回路のコンデンサに供給される
サージエネルギーを定電流放電せしめて消費させろ定電
力消費回路とを備えたことを特徴としている。
第3の発明は、直流電力をインバータ装置によって交流
変換し、該変換された交流電力を所定巻線比を有する変
圧器および給電線を介して負荷に供給する給電装置にお
いて、前記インバータ装置と前記負荷を結ぶ電路に介挿
されたL、R、C構成のフィルタと、前記給電線の負荷
側受電端に設けられ、前記インバータ装置の交流出力電
力を整流する整流器と、前記整流器の正負出力端間に接
続されるコンデンサを有し、該コンデンサに基準直流電
圧を供給するクリッパ電源回路と、前記クリッパ電源回
路のコンデンサに供給されるサージエネルギーを定電流
放電仕しめて消費させる定電力消費回路とを備えたこと
を特徴としている。
F 作用 第1の発明において、給電線の分布定数によってサージ
電圧が発生すると、このサージ電圧によって整ゐ器の直
流出力側電圧、すなわちコンデンサの端子電圧がΔVま
で上昇する。コンデンサの端子電圧上昇分ΔVは抵抗を
介してインバータの直流平滑コンデンサへ放電され、コ
ンデンサの電圧と直流平滑コンデンサの電圧は等しくな
る。このときコンデンサの容lは直流平滑コンデンサの
容量よりも充分に小さいので、直流平滑コンデンサの電
圧はほぼ一定でありサージ電圧は直流平滑コンデンサの
電圧にクランプされることになる。
このようにコンデンサの端子電圧上昇分ΔVのみを抵抗
で消費させるので電力損失は少なくて済む。
また、フィルタによってインバータ装置の出力電圧の立
上りを緩和させることができ、送電側の反射係数を小さ
くして反射波を防止することができる。
第2の発明において、給電線の分布定数によってサージ
電圧が発生すると、このサージ電圧によって整流器の直
流出力側電圧、すなわちコンデンサの端子電圧が八Vま
で上昇する。コンデンサの端子電圧上昇分ΔVは定電力
消費回路によって定電流放電される。このときコンデン
サにはクリッパ電源回路の基準直流電圧、例えば商用電
源電圧をインバータ出力側に設けた変圧器と同一巻線比
の変圧器で変圧した後、整流して得られる直流電圧が印
加されている。このためサージ電圧は、インバータ出力
側に変圧器が設けられていたとしてもクリッパ電源回路
の基準直流電圧にクランプされることになる。このよう
にコンデンサの端子電圧上昇分ΔVのみを定電力消費回
路で消費させるので電力損失は少なくて済む。
第3の発明において、給電線の分布定数によってサージ
電圧が発生すると、このサージ電圧によって整流器の直
流出力側電圧、すなわちコンデンサの端子電圧が八Vま
で上昇する。コンデンサの端子電圧上昇分ΔVは定電力
消費回路によって定電流放電される。このときコンデン
サにはクリッパ電源回路の基準直流電圧、例えば商用電
源電圧をインバータ出力側に設けた変圧器と同一巻線比
の変圧器で変圧した後、整流して得られる直流電圧が印
加されている。このためサージ電圧は、インバータ出力
側に変圧器が設けられていたとしてもクリッパ電源回路
の基準直流電圧にクランプされることになる。このよう
にコンデンサの端子電圧上昇分ΔVのみを定電力消費回
路で消費させるので電力損失は少なくて済む。また、フ
ィルタによってインバータ装置の出力電圧の立上りを緩
和させることができ、送電側の反射係数を小さくして反
射波を防止することができる。
G、実施例 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。第
1図は第1の発明の一実施例を示す回路図であり、この
図において1はパワートランジスタTrを制御要素とす
るインバータ装置である。
このインバータ装置lは図示しない制御部によってP 
W M filJIされるものである。C1はインバー
タ装置1の直流母線P、N間に接続された平滑コンデン
サであり、母線P、N間には順変換部(図示省略)から
の直流電力が供給される。インバータ装置lの出力側と
モータ(負荷)2を結ぶ給電線には、L(リアクトル)
、R(抵抗)、C(コンデンサ)を図示の如く接続した
フィルタFiQが介挿されている。3はダイオードL−
Dllを三相ブリッジ接続して成る整流器であり、給電
線の受電端(モータ2側)に接続されている。整流器3
の正、負出力端間には、前記平滑コンデンサC3よりも
充分に小さい容量のコンデンサC3が接続されている。
整流器3の正側出力端は抵抗R8を介してインバータ装
置lの正極母線Pに接続されている。整流器3の負側出
力端は抵抗R2を介してインバータ装置Iの負極母線N
に接続されている。
次に上記のように構成された回路の動作を述べる。給電
線の分布定数によってサージ電圧が発生すると、該サー
ジエネルギーは整流器3を介してコンデンサC9に印加
される。このためコンデンサC1の端子電圧がΔVまで
上昇するが、この電圧上昇分ΔVはコンデンサC9−抵
抗R1→平滑コンデンサC,−抵抗R3−コンデンサC
2なる経路を通してコンデンサC1とC2の電圧が等し
くなるように放電される。ここで平滑コンデンサCIの
容量とコンデンサC7の容量がC,>Ctの関係にある
ため、平滑コンデンサCIの電圧は略一定と考えられる
のでサージ電圧は平滑コンデンサCIの電圧にクランプ
されることになる。但し、抵抗R1,Rtの抵抗値は、
コンデンサC,,C,と該コンデンサC4およびC1を
結ぶ配線インダクタンスQ1とで構成されるLRC直列
共足できる最小の値に設定しておく。これによってサー
ジ電圧の波高値を小さくすることができる。
このようにコンデンサC1の容量は小さくて済み、コン
デンサC,の電圧上昇分ΔVのみを消費させるので、P
WMインバータのキャリア周波数fcが高くなっても抵
抗R11R2の消費電力CV’fcは小さくて済む。こ
れによって効率良くサージ電圧を抑制できる。また、本
実施例におけるフィルタFi&の条件は例えば下記のよ
うに設定しておく。
1)L−R−C回路の時定数τ= 2L/Rが給電線F
I2の伝播速度より長いこと。
2)L−R−C回路は非振動条件R”−4L/C≧0を
満足すること。
3)給電線の特性インピーダンスをZとした場合R4Z
を満足すること。
上記の条件を満足した場合、給電線長が2001程度な
らば実験的にL=60μH,C=0.2μF、R=30
Ω程度の比較的小容量となりインバータの出力端にフィ
ルタFiaを介挿することかできる。
このようにフィルタFiaを設けることにより、以下の
ような効果を有する。
1)出力電圧の立上りを緩和させることにより、反射波
の影響を無視できる。
2)送電側のインピーダンスと給電線のインピーダンス
をマツチングさせることで、送電側の反射係数を小さく
して反射を防止することができる。
3) インバータ側にて負荷側に与えるピーク電圧の抑
制を処理できる。
4)また、給電線から発生するラジオノイズを低下でき
る。
5)  dv/dtを下げるだけであり、同回路の熱損
失は小である。
6)従って、モータの絶縁劣化の寿命が伸びる。
7)  L−R−C回路において、L、R,C共小さく
選ぶことができ、寸法的に小さく、インバータ装置内に
取付可能となり、別設置用の筐体を設けなくても済む。
8)特に、インバータ装置がパワートランジスタのPW
M方式の場合にはdv/dtが高いため、特に有効とな
る。
次に第2の発明の一実施例を第2図とともに説明する。
第2図において第1図と同一部分は同一符号を持って示
し、その説明は省略する。前述した第1の発明ではイン
バータ装置1とモータ2が給電線によって接続されてい
たので、平滑コンデンサC8をクリッパ電源として利用
しサージ電圧を平滑コンデンサC4の端子電圧にクラン
プすることができた。しかしインバータ出力側に変圧器
、例えばステップアップトランスが設けられている場合
には、平滑コンデンサC1の電圧Edと前記トランスの
出力電圧波高値Epの関係はEp=nEdとなる(ただ
しnはトランスの1次と2次巻線比である)。このため
平滑コンデンサCIをクリッパ電源として利用すること
ができなくなる。そこで第2の発明としては、ステップ
アップトランスが設けられている場合であってもサージ
電圧を抑制できるように構成した。第2図においてイン
バータ装置lの出力側は所定の巻線比を有するステップ
アップトランスTF、の低圧側、高圧側を介してモータ
2に接続されている。モータ2側の給電線には第1図と
同様に整流器3が接読され、整流器3にはコンデンサC
7が接続されている。コンデンサC2には定電力消費回
路11と、ダイオードD7〜DIOをブリッジ接続して
成る整流器13とが並列接続されている。
整流器13の交流入力側には、商用電源(図示省略)の
出力電圧を前記トランスTF、と同一巻線比によって変
圧するトランスTF、が接続されている。面記トランス
TF、、整流器13およびコンデンサC2でクリッパ電
源を構成している。定電力消費回路11はサージ電圧に
よるコンデンサC2の電圧上昇分を定電流放電させる回
路であり、抵抗R,およびツェナーダイオードZD+か
ら成る直列回路と、抵抗R2゜ツェナーダイオードZD
+のツェナー電圧がベースに印加されるトランジスタ1
2および抵抗R3から成る直列回路とを並列接続して構
成されている。
次に上記のように構成された回路の動作を述べる。まず
コンデンサC2には、商用N源をトランスTF、と同一
巻線比を存するトランスTFtで変圧した後、整流器I
3で整流して得られる直流電圧が印加されている。ここ
で給電線の分布定数によってサージ電圧が発生すると、
該サージエネルギーは整流器3を介してコンデンサC2
に印加される。このためコンデンサC3の端子電圧がΔ
■まで上昇するが、この電圧上昇分ΔVは定電力消費回
路11の抵抗R3,トランジスタ12および抵抗R3を
介して放電される。このときトランジスタ12のベース
電位がツェナーダイオード7D+のツェナー電圧に保た
れているため、トランジスタ12のコレクターエミッタ
を流れる電流は一定となる。これによってコンデンサC
2のサージ電圧による上昇分は定電流放電され、次のサ
ージ電圧か人力される前に消費される。このようにして
コンデンサC7の端子電圧を整流器13の出力電圧(ク
リッパ電源電圧)にクランプすることができる。また、
コンデンサC2のサージ電圧による上昇分のみを定電力
消費回路11で消費するので、電力損失は少ない。
次に第3の発明の一実施例を第3図とともに説明する。
第3図において第2図と同一部分は同一符号を持って示
し、その説明は省略する。第3図において第2図と異な
る部分は、インバータ装置1とステップアップトランス
TF、を結ぶ電路に、L(リアクトル)、R(抵抗)、
C(コンデンサ)を図示の如く接続して成るフィルタF
if2が介挿されていることであり、その池の部分は第
2図と同一に構成されている。このように構成された回
路において、コンデンサC2には第2図と同様に整流器
13の出力電圧が印加されている。給電線の分布定数に
よってサージ電圧か発生するとコンデンサC3の端子電
圧がΔVまで上昇する。コンデンサC1のサージ電圧に
よる上昇分は第2図の動作と同様に定電力消費回路1■
によって定電流放電され、次のサージ電圧が入力される
前に消費される。このようにしてコンデンサC1の端子
電圧を整流器13の出力電圧(クリッパ電源電圧)にク
ランプすることができる。また、コンデンサC2のサー
ジ電圧による上昇分のみを定電力消費回路11で消費す
るので、電力損失は少ない。ここで第3の発明における
フィルタFiQは第1図のフィルタFi(2と同様にイ
ンバータ装置工の出力電圧の立上りを緩和させるととも
に反射波を防止するものであるから、第3図の如く設け
ても良いし、トランスTF、とモータ2を結ぶ給電線に
介挿しても良い。そしてフィルタPi(!の条件は例え
ば下記のように設定しておく。
1)L−R−C回路の時定数で一2L/Rが給電線PC
の伝播速度より長いこと。
2)L−R−C回路は非振動条件R2−4L/C≧Oを
満足すること。
3)給電線の特性インピーダンスをZとした場合RキZ
を満足すること。
上記の条件を満足した場合、給電線長が200M程度な
らば実験的にL−60μH,C=0.2μF、R=30
Ω程度の比較的小容量となりインバータの出力端にフィ
ルタFi12を介挿することができる。
このようにフィルタFiρを設けることにより、以下の
ような効果を有する。
1)出力電圧の立上りを緩和させることにより、反射波
の影響を無視できる。
2)送電側のインピーダンスと給電線のインピーダンス
をマツチングさせることで、送電側の反射係数を小さく
して反射を防止することができる。
3) インバータ側にて負荷側に与えるピーク電圧の抑
制を処理できる。
4)また、給電線から発生するラジオノイズを低下でき
る。
5)  dv/dtを下げるだけであり、同回路の熱損
失は小である。
6)従って、モータの絶縁劣化の寿命が伸びる。
7)  L−R−C回路において、L、R,C共小さく
選ぶことができ、寸法的に小さく、インバータ装置内に
取付可能となり、別設置用の筐体を設けなくても済む。
8)特に、インバータ装置がパワートランジスタのP 
W M方式の場合にはdv/dtが高いため、特に育効
となる。
H0発明の効果 第1の発明によれば次のような効果が得られる。
(+)  インバータ装置の直流平滑コンデンサをクリ
ッパ電源とみなし、この平滑コンデンサよりも充分に小
さい容量を持つコンデンサによってサージ電圧を吸収し
ているので、サージ電圧は平滑コンデンサの電圧を超え
ることなく抑制される。
(2)サージ吸収用のコンデンサの端子電圧上昇分のみ
を抵抗で消費させているので、電力損失が少なくて済み
効率の良いサージ抑制が行なえる。
(3) フィルタを設けたのでインバータ装置の出力電
圧の立上りを緩和させることができ、送電側の反射係数
を小さくして反射波を防止することができる。
(4)サージ吸収用のコンデンサおよびフィルタの容量
を小さくすることができるので、装置全体の小形化、低
廉化が図れる。
第2の発明によれば次のような効果が得られる。
(1) インバータ装置の出力電力を変圧器を介して負
荷に供給するようにした給電装置であっても、サージ電
圧はクリッパ電源回路の基準直流電圧を超えることなく
抑制される。
(2)サージ吸収用のコンデンサの端子電圧上昇分のみ
を定電力消費回路で消費させているので、電力損失が少
なくて済み効率の良いサージ抑制が行なえる。
(3) リアクトル等の部品を用いなくても良いのでサ
ージ電圧抑制回路を安価に構成することかできる。
第3の発明によれば次のような効果が得られる。
(+、)  インバータ装置の出力電力を変圧器を介し
て負荷に供給するようにした給電装置であっても、サー
ジ電圧はクリッパ電源回路の基準直流電圧を超えること
なく抑制される。
(2)サージ吸収用のコンデンサの端子電圧上昇分のみ
を定電力消費回路で消費させているので、電力損失が少
なくて済み効率の良いサージ抑制が行なえる。
(3)フィルタを設けたのでインバータ装置の出力電圧
の立上りを緩和させることができ、送電側の反射係数を
小さくして反射波を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図、第2図は
第2の発明の一実施例を示す回路図、第3図は第3の発
明の一実施例を示す回路図、第4図はサージ電圧抑制手
段のない場合のインバータ出力電圧波形図である。 1・・・インバータ装置、2・・・モータ、3.13・
・・整流器、11・・・定電力消費回路、12・・・ト
ランジスタ、CI・・・平滑コンデンサ、c、C,・・
・コンデンサ、DI〜D、。・・・ダイオード、F:(
1・・フィルタ、し・・リアクトル、R、R1+ R1
,R3・・・抵抗、TF、、 TF、・・・トランス、
ZD+・・・ツェナーダイオード。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電力をインバータ装置によつて交流変換し、
    該変換された交流電力を給電線を介して負荷に供給する
    給電装置において、 前記インバータ装置の交流出力側に設けられたL、R、
    C構成のフィルタと、 前記給電線の負荷側受電端に設けられ、前記インバータ
    装置の交流出力電力を整流する整流器と、前記インバー
    タ装置の直流側に設けられる直流平滑コンデンサの容量
    よりも充分に小さい容量を有し、前記整流器の正負出力
    端間に接続されたコンデンサと、 前記コンデンサの両端と前記平滑コンデンサの両端を結
    ぶ電路に各々介挿され、前記コンデンサに供給されるサ
    ージエネルギーを消費させる抵抗とを備えたことを特徴
    とするサージ電圧抑制回路。
  2. (2)直流電力をインバータ装置によつて交流変換し、
    該変換された交流電力を所定巻線比を有する変圧器およ
    び給電線を介して負荷に供給する給電装置において、 前記給電線の負荷側受電端に設けられ、前記インバータ
    装置の交流出力電力を整流する整流器と、前記整流器の
    正負出力端間に接続されるコンデンサを有し、該コンデ
    ンサに基準直流電圧を供給するクリツパ電源回路と、 前記クリツパ電源回路のコンデンサに供給されるサージ
    エネルギーを定電流放電せしめて消費させる定電力消費
    回路とを備えたことを特徴とするサージ電圧抑制回路。
  3. (3)直流電力をインバータ装置によつて交流変換し、
    該変換された交流電力を所定巻線比を有する変圧器およ
    び給電線を介して負荷に供給する給電装置において、 前記インバータ装置と前記負荷を結ぶ電路に介挿された
    L、R、C構成のフィルタと、 前記給電線の負荷側受電端に設けられ、前記インバータ
    装置の交流出力電力を整流する整流器と、前記整流器の
    正負出力端間に接続されるコンデンサを有し、該コンデ
    ンサに基準直流電圧を供給するクリツパ電源回路と、 前記クリツパ電源回路のコンデンサに供給されるサージ
    エネルギーを定電流放電せしめて消費させる定電力消費
    回路とを備えたことを特徴とするサージ電圧抑制回路。
  4. (4)前記クリツパ電源回路は、前記整流器の正負出力
    端間に接続されるコンデンサと、商用電源の交流出力が
    入力されるとともに前記変圧器の巻線比と同一巻線比を
    有する変圧器と、この変圧器の交流出力を整流し該整流
    された直流電圧を前記コンデンサに供給する整流器とか
    ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3
    項に記載されたサージ電圧抑制回路。
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