JPS6343326B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6343326B2
JPS6343326B2 JP7275582A JP7275582A JPS6343326B2 JP S6343326 B2 JPS6343326 B2 JP S6343326B2 JP 7275582 A JP7275582 A JP 7275582A JP 7275582 A JP7275582 A JP 7275582A JP S6343326 B2 JPS6343326 B2 JP S6343326B2
Authority
JP
Japan
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water mist
glass
temperature
particle size
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP7275582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58190832A (ja
Inventor
Shinichi Araya
Tadashi Muramoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
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Publication of JPS58190832A publication Critical patent/JPS58190832A/ja
Publication of JPS6343326B2 publication Critical patent/JPS6343326B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/0404Nozzles, blow heads, blowing units or their arrangements, specially adapted for flat or bent glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/02Tempering or quenching glass products using liquid
    • C03B27/028Tempering or quenching glass products using liquid the liquid being water-based
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/0417Controlling or regulating for flat or bent glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/052Tempering or quenching glass products using gas for flat or bent glass sheets being in a vertical position

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は歪点以上の温度に加熱した板ガラスに
空気および水ミストの冷却媒体を吹き付けて板ガ
ラスを強化する方法に関するものである。
従来、歪点以上に加熱した板ガラスに水ミスト
を吹きつけて板ガラスを強化する方法として、最
適水ミストの粒径を1μm〜80μmのものを用いる
ものが出願されている。(特公昭55−343号) しかし、このような粒径の小さな水ミストを発
生させるためには水ミスト噴出口の孔径として非
常に小さなものを選択しなければならなく、孔径
の小さな噴出口は一般に詰りやすく、詰つた噴出
口は不安定なスプレーパターンを示すので、強化
時に板ガラスが破損することがある。
更に板ガラスの強化度を向上させようとすれ
ば、孔径の小さな噴出口を多数使用する必要があ
り、噴出口の管理上好ましいことではなく、また
経済的でないという欠点を有する。
また、水ミストの量を多くするために水ミスト
の径の大きなものを用いることが考えられる。し
かし、常温の水を用いて、例えば100μm以上の
大きな粒径の水ミスト(水ミストの温度は、その
水の温度より約10℃低下する。)を発生させて板
ガラスを強化させる場合、板ガラスが破損するこ
とが多い。この原因として、水ミストの粒径を大
きくすると板ガラスと水ミストの接触時間が長く
なり、伝熱量が局部的に大きくなり、大きな熱衝
撃が加わるためと考えられる。
本発明は、前記のごとき欠点を解消するもので
あつて、ガラス強化時に板ガラスが破損するの
は、水ミストが板ガラス表面に接触して発生する
現象であることに注目し、水ミストの温度を高く
することにより、水ミストと板ガラスとの接触時
間を著しく短くできること、また、水ミストの粒
径を大きくすることにより、破砕した際のシヤー
プエツジ(破砕片が細長いもの)を発生を防止し
得ることを見出して、熱衝撃による板ガラスの破
損の発生を防止し、強化度の高い板ガラスを得る
ようにしたものである。
すなわち、本発明は、(1)歪点以上の温度に加熱
した板ガラスに、該板ガラスに近接して設けた複
数個の空気噴出口より空気を吹き付けるととも
に、該板ガラスに近接し該空気噴出口の間に設け
た複数個の水ミスト噴出口より水ミストを吹き付
けて板ガラスを強化する方法において、該水ミス
ト噴出口より噴出される水ミストの温度を30℃〜
80℃とすることを特徴とする板ガラスの強化方法
(2)水ミストの平均粒径を100μm〜500μmとする
ことを特徴とする板ガラスの強化方法を要旨とす
るものである。
ここで、水ミストの温度(水ミスト噴出口付近
の温度)としては30℃〜80℃であることが好まし
く、30℃未満では水ミストと板ガラス表面との接
触時間が長く、板ガラスに大きな熱衝撃が加わ
り、板ガラスの破損を生じやすく、また、80℃を
超えると冷却媒体としての温度が高くなり、板ガ
ラスの強化度が高くならないという欠点がある。
また、水ミストのより好ましい温度としては、
粒径100μm〜200μmでは30℃〜80℃、粒径200μ
m〜300μmでは40℃〜80℃、粒径300μm〜500μ
mでは60℃〜80℃であり、30℃以上の水ミストを
得るためには、水の温度を60℃以上にする必要が
ある。
水ミストの平均粒径は100μm〜500μmが好ま
しく、100μm未満では、水ミスト噴出口の孔径
が非常に小さなものを用いなければならず詰りや
すく、詰つた噴出口は不安定なスプレーパターン
を示し、ガラス強化時に板ガラスが破損しやす
く、破砕した際にシヤープエツジを発生しやす
い、また、500μmを超えると局部的な過冷却現
象により板ガラスが破損する割合が増加するとい
う欠点がある。
次に本発明の板ガラスの強化方法を図面に基づ
いて説明する。
第1図および第2図は本発明を実施する場合の
一態様を示すものである。板ガラス吊具1により
端部を吊り下げられ、加熱炉で歪点より高い温
度、たとえば550〜700℃に加熱された板ガラス2
は急冷装置3内に移送され、冷却媒体が吹きつけ
られて急冷強化される。急冷装置3は板ガラス2
に近接して水平方向に伸びる複数個の空気噴出用
パイプ4および板ガラス2の中央域に位置するよ
うに設けた複数個の水ミスト発生ノズル5を具え
ている。空気噴出用パイプ4には複数個の孔もし
くはスリツトが設けられて空気噴出口6を形成
し、パイプ4に供給される圧縮空気を板ガラス2
に吹きつけ、板ガラス2の全面を急冷するように
なつている。水ミスト発生ノズル5には、たとえ
ば加圧された水を供給され、霧状の液体としての
水ミスト7を板ガラス2に吹きつけるようになつ
ている。
第3図は本発明における水ミスト発生装置の一
態様を示すものである。ミスト化される水は貯槽
8よりストレナー9を経てロータリーポンプ10
により加圧され、給水配管を経てヘツダー12に
供給され、ヘツダー12により複数個の水ミスト
発生ノズル5に供給される。また、給水管11に
は、噴出圧調整用の管13が設けられている。
給水管11には加熱装置14を設け、給水管1
1を通過する水を加熱して、水の温度を例えば60
℃以上とし、水ミスト発生ノズル5より発生する
水ミストの温度を水ミスト噴出口付近で熱電対等
により測定し、30℃〜80℃となるように調整す
る。加熱装置14は給水管11の周囲に水蒸気を
供給するか、あるいはヒーターを設けたものであ
る。
また、水ミスト発生ノズルの孔径を調整して
100μm〜500μmの水ミストが発生するようにす
る。
なお、前記の温度の水ミストを発生させるため
に予め貯槽の水の温度を加熱しておいてもよい。
実施例 1 670℃に加熱した大きさ200×200mm、厚さ2.8mm
の板ガラスを第1図、第2図および第3図に示さ
れた如き装置により、空気圧を6Kg/cm2として空
気噴出用パイプより空気を噴出させ、同時に水ミ
スト発生ノズルより発生する水ミストの吹き付け
量を20〜30ml/m2・secとし、水ミストの粒径およ
び温度を変化させて、板ガラスを冷却強化させ
た。その際の対向して設けた空気噴出用パイプの
間隔は40mmとした。第4図は水ミストの温度と非
破損率の関係を示すもので、曲線は平均粒径
100μmの水ミストを用いた場合、曲線は平均
粒径200μmの水ミストを用いた場合、曲線は
平均粒径500μmの水ミストを用いた場合を示す
ものである。非破損率は10枚の板ガラスを強化処
理した際の値である。第4図より水ミストの温度
を高くすることにより非破損率を向上させること
ができることがわかる。また、第5図は水ミスト
の粒径と板ガラスの強化度の関係を示すもので、
曲線は50℃の温度の水ミストを用いた場合を示
すものである。板ガラスの強化度は板ガラスを中
央部より破砕した場合の破砕数(個/50mm角)で
表わした。第5図より水ミストの吹き付け量を同
一にすれば、水ミストの粒径を変えても強化度は
ほぼ同一であることがわかる。
実施例 2 670℃に加熱した大きさ500×800mm、厚さ2.8mm
の板ガラスを実施例1と同様の強化処理をした。
第6図に水ミストの粒径と平均シヤープエツジ数
との関係を曲線として示す。シヤープエツジは
強化処理した板ガラスを破砕した際、破砕片の長
さが60mm以上、長さと幅の比が4以上のものと
し、平均シヤープエツジ数は水ミストの各粒径に
おいて10枚の板ガラスを破砕した際に発生した平
均のシヤープエツジの数とし表わした。第6図よ
り、水ミストの粒径を100μm以上とすることに
より減少させることがわかる。
本発明によれば、30℃以上の水ミストを用いて
板ガラスを強化することにより、強化時に板ガラ
スを破損させることなく、高強度の強化ガラスを
製造することができ、また水ミスト噴出口の管理
が容易であるという著効を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する急冷装置の1
例を示す概略側面図である。第2図は第1図の概
略正面図である。第3図は水ミストの発生装置の
一態様を示す図である。第4図は水ミストの温度
と非破損率の関係を示グラフである。第5図は水
ミストの粒径と破砕数の関係を示すグラフであ
る。第6図は水ミストの粒径と平均シヤープエツ
ジ数を示すグラフである。 1…板ガラス吊具、2…板ガラス、3…急冷装
置、4…空気噴出用パイプ、5…水ミスト発生ノ
ズル、6…水ミスト噴出口、7…水ミスト、8…
貯槽、12…ヘツダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歪点以上の温度に加熱した板ガラスに、該板
    ガラスに近接して設けた複数個の空気噴出口より
    空気を吹き付けるとともに、該板ガラスに近接し
    該空気噴出口の間に設けた複数個の水ミスト噴出
    口より水ミストを吹き付けて板ガラスを強化する
    方法において、該水ミスト噴出口より噴出される
    水ミストの温度を30℃〜80℃とすることを特徴と
    する板ガラスの強化方法。 2 水ミストの平均粒径を100μm〜500μmとす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    板ガラスの強化方法。
JP7275582A 1982-04-30 1982-04-30 板ガラスの強化方法 Granted JPS58190832A (ja)

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JP7275582A JPS58190832A (ja) 1982-04-30 1982-04-30 板ガラスの強化方法

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JPS58190832A JPS58190832A (ja) 1983-11-07
JPS6343326B2 true JPS6343326B2 (ja) 1988-08-30

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JP5318603B2 (ja) * 2009-02-05 2013-10-16 国立大学法人大阪大学 ガラス基板の強化方法
JP5097144B2 (ja) * 2009-02-05 2012-12-12 国立大学法人大阪大学 強化ガラスの製造方法
CN102153273A (zh) * 2011-05-06 2011-08-17 洛阳兰迪玻璃机器有限公司 钢化玻璃水冷钢化方法

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