JPS6343169B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343169B2 JPS6343169B2 JP15688684A JP15688684A JPS6343169B2 JP S6343169 B2 JPS6343169 B2 JP S6343169B2 JP 15688684 A JP15688684 A JP 15688684A JP 15688684 A JP15688684 A JP 15688684A JP S6343169 B2 JPS6343169 B2 JP S6343169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ram
- pin
- limit position
- link
- press brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 18
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/04—Frames; Guides
- B30B15/044—Means preventing deflection of the frame, especially for C-frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D5/00—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
- B21D5/02—Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は薄鋼板などの曲げ加工を行なうプレ
ス機の一種であるプレスブレーキに関するもので
ある。
ス機の一種であるプレスブレーキに関するもので
ある。
従来のプレスブレーキはハウジングフレームに
取付けられた油圧シリンダが、油圧制御により直
接ラムを上下動させ、このラム下端に取付けた上
金型とベツド上に取付けた下金型により薄鋼板の
成形加工を行なうように構成されていた。
取付けられた油圧シリンダが、油圧制御により直
接ラムを上下動させ、このラム下端に取付けた上
金型とベツド上に取付けた下金型により薄鋼板の
成形加工を行なうように構成されていた。
しかしながら、前記従来のプレスブレーキは以
下に示すような問題点があつた。
下に示すような問題点があつた。
油圧シリンダでラムを直接昇降作動させるた
め、油圧シリンダの経時的な一定移動距離に対
するラム移動距離を、ラムが下降限に近づくほ
ど小さくなるように変化させることができない
ので、ラム下降限の停止位置（停止精度）が油
圧制御弁への異物混入や油の温度変化等により
ばらつくと共に、同じく油圧制御方式で行なつ
ている同期精度もばらつくことから、特に薄板
曲げ加工時の角度精度に悪影響を与えていた。
め、油圧シリンダの経時的な一定移動距離に対
するラム移動距離を、ラムが下降限に近づくほ
ど小さくなるように変化させることができない
ので、ラム下降限の停止位置（停止精度）が油
圧制御弁への異物混入や油の温度変化等により
ばらつくと共に、同じく油圧制御方式で行なつ
ている同期精度もばらつくことから、特に薄板
曲げ加工時の角度精度に悪影響を与えていた。
また、前記のようなプレスブレーキは曲げ作
業時に、ラムに取付けられた上金型が板曲げ領
域（ワーク）に達するまでは早い速度でラム下
降し、ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅い
ことが要求されるが、前記従来のプレスブレー
キでは、この要求を満たすことができない。
業時に、ラムに取付けられた上金型が板曲げ領
域（ワーク）に達するまでは早い速度でラム下
降し、ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅い
ことが要求されるが、前記従来のプレスブレー
キでは、この要求を満たすことができない。
更に、油圧シリンダでラムを直接昇降作動さ
せる従来のプレスブレーキは、その加圧時のハ
ウジングフレームの変形（口開き現象）によ
り、ハウジングフレームのラムガイド部が垂直
方向と平行にならないことから、ラムも垂直方
向に下降加圧しなくなり、このため上金型を取
付けているラムが変形し、正確な曲げ加工がで
きなくなる問題があつた。
せる従来のプレスブレーキは、その加圧時のハ
ウジングフレームの変形（口開き現象）によ
り、ハウジングフレームのラムガイド部が垂直
方向と平行にならないことから、ラムも垂直方
向に下降加圧しなくなり、このため上金型を取
付けているラムが変形し、正確な曲げ加工がで
きなくなる問題があつた。
この発明は前記従来の問題点を解決するため
に、ハウジングフレームの前側垂直ガイド部にラ
ムを上下動可能に摺動案内させ、且つ前記ハウジ
ングフレームのベツド下部に一端をピン支した後
方回動限位置から前方回動限位置まで油圧シリン
ダの作動により一定範囲回動される左右一対の回
動リンクと、上端を前記ラムの左右端部にピン支
し下端を回動リンクの他端部にピン結合した左右
一対のビーム（このビームは前記回動リンクが後
方回動限位置にある時に前記ラムを昇降上限位置
に保持し前記回動リンクが前方回動限位置まで回
動された時に前記ラムを昇降下降限位置まで下降
させるを作用をなす）を設けて、このビームと前
記回動リンクによつて構成されるリンク機構を介
して前記ラムを昇降作動させるようにしたことを
特徴とする。
に、ハウジングフレームの前側垂直ガイド部にラ
ムを上下動可能に摺動案内させ、且つ前記ハウジ
ングフレームのベツド下部に一端をピン支した後
方回動限位置から前方回動限位置まで油圧シリン
ダの作動により一定範囲回動される左右一対の回
動リンクと、上端を前記ラムの左右端部にピン支
し下端を回動リンクの他端部にピン結合した左右
一対のビーム（このビームは前記回動リンクが後
方回動限位置にある時に前記ラムを昇降上限位置
に保持し前記回動リンクが前方回動限位置まで回
動された時に前記ラムを昇降下降限位置まで下降
させるを作用をなす）を設けて、このビームと前
記回動リンクによつて構成されるリンク機構を介
して前記ラムを昇降作動させるようにしたことを
特徴とする。
前記構成のプレスブレーキは左右一対の回動リ
ンクが油圧シリンダの作動により、後方回動限位
置から前方回動限位置まで回動されると、このリ
ンクの動きによつて左右一対のビームが上端ピン
支部を支点として回動しながら下降するようにな
り、このビーム作動で前記ラムが垂直に下降し、
ラム下端に取付けられる上金型とベツド上に取付
けられる下金型によつて薄板等のプレス曲げ加工
が行われるようになる。
ンクが油圧シリンダの作動により、後方回動限位
置から前方回動限位置まで回動されると、このリ
ンクの動きによつて左右一対のビームが上端ピン
支部を支点として回動しながら下降するようにな
り、このビーム作動で前記ラムが垂直に下降し、
ラム下端に取付けられる上金型とベツド上に取付
けられる下金型によつて薄板等のプレス曲げ加工
が行われるようになる。
この場合の油圧シリンダの動きと前記ラムの動
きは、油圧シリンダの経時的な一定移動距離に対
するラム移動距離が、ラム下降限に近づくほど小
さくなること、換言すれば前記油圧シリンダの一
定の動きに対して、ラムに取付けた上金型が板曲
げ領域（ワーク）に達するまではラム速度は早
く、前記ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅い
という関係で動作するようになる（第４図の動作
説明図参照）。
きは、油圧シリンダの経時的な一定移動距離に対
するラム移動距離が、ラム下降限に近づくほど小
さくなること、換言すれば前記油圧シリンダの一
定の動きに対して、ラムに取付けた上金型が板曲
げ領域（ワーク）に達するまではラム速度は早
く、前記ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅い
という関係で動作するようになる（第４図の動作
説明図参照）。
以下、この発明の一実施例を図面に従い具体的
に説明すると、図中１は左右一対のハウジングフ
レーム２，２間にベツド３を配設固定したプレス
機本体で、前記ハウジングフレーム２，２は前面
に開口する縦長溝４を有する中空フレームで構成
され、前記ベツド３の上方に突出するフレーム上
方部分には前面両側方に第２図の如く張り出す垂
直ガイド部５が設けられている。
に説明すると、図中１は左右一対のハウジングフ
レーム２，２間にベツド３を配設固定したプレス
機本体で、前記ハウジングフレーム２，２は前面
に開口する縦長溝４を有する中空フレームで構成
され、前記ベツド３の上方に突出するフレーム上
方部分には前面両側方に第２図の如く張り出す垂
直ガイド部５が設けられている。
６は前記ハウジングフレーム２，２の前記垂直
ガイド部５に上下動可能に摺動案内されたラム
で、このラム６はハウジングフレーム２，２間に
横架される横長さを有し、該ラム６の左右両端部
には前記垂直ガイド部５を第２図の如く包持する
スライドギブ７と、上下方向に向けて前後面に貫
設した摺動案内溝８が設けられている。
ガイド部５に上下動可能に摺動案内されたラム
で、このラム６はハウジングフレーム２，２間に
横架される横長さを有し、該ラム６の左右両端部
には前記垂直ガイド部５を第２図の如く包持する
スライドギブ７と、上下方向に向けて前後面に貫
設した摺動案内溝８が設けられている。
１０は前記ラム６に装置されたラム昇降ストロ
ークの調整装置で、この調整装置はラム左右端の
摺動案内溝８に上下動可能に嵌装される左右一対
のスライドブロツク１１，１１（このスライドブ
ロツクに後述するビーム１８対の上端部がピン支
される）と、このスライドブロツクの下方突出ね
じ１２に螺合するウオーム１３及び該ウオームに
嵌合するウオームギヤ１４を内蔵したラム固定の
ウオーム減速機１５，１５と、このウオーム減速
機のウオームギヤ１４を回転伝達系１６を介して
可逆回転させる電動機１７とから達成される。
ークの調整装置で、この調整装置はラム左右端の
摺動案内溝８に上下動可能に嵌装される左右一対
のスライドブロツク１１，１１（このスライドブ
ロツクに後述するビーム１８対の上端部がピン支
される）と、このスライドブロツクの下方突出ね
じ１２に螺合するウオーム１３及び該ウオームに
嵌合するウオームギヤ１４を内蔵したラム固定の
ウオーム減速機１５，１５と、このウオーム減速
機のウオームギヤ１４を回転伝達系１６を介して
可逆回転させる電動機１７とから達成される。
なお、前記ラム６の左右端部上方には取付軸１
９，１９で固定されたバネ受２０，２０が設けら
れ、且つ前記スライドブロツク１１，１１の上端
には取付脚２１，２１を介して固定された前記ラ
ム取付軸１９，１９に対して移動可能なバネ受２
２，２２が設けられて、この両バネ受２０，２２
間にラム６を上方に付勢するバランススプリング
２３が介装されている。
９，１９で固定されたバネ受２０，２０が設けら
れ、且つ前記スライドブロツク１１，１１の上端
には取付脚２１，２１を介して固定された前記ラ
ム取付軸１９，１９に対して移動可能なバネ受２
２，２２が設けられて、この両バネ受２０，２２
間にラム６を上方に付勢するバランススプリング
２３が介装されている。
２５，２５は前記ハウジングフレーム２，２の
ベツド３下部に一端をピン２６で枢支した左右一
対の回動リンクで、この両回動リンク２５，２５
はハウジングフレーム２，２の外側部に上下回動
可能にピン支した油圧シリンダ２７，２７の作動
により、第１図Ａに示す後方回動限位置から第１
図Ｂに示す前方回動限位置までの一定範囲を回動
されるようになつている。
ベツド３下部に一端をピン２６で枢支した左右一
対の回動リンクで、この両回動リンク２５，２５
はハウジングフレーム２，２の外側部に上下回動
可能にピン支した油圧シリンダ２７，２７の作動
により、第１図Ａに示す後方回動限位置から第１
図Ｂに示す前方回動限位置までの一定範囲を回動
されるようになつている。
１８，１８は上端を前記ラム６の左右端スライ
ドブロツク１１，１１にピン２８ａで枢支し且つ
下端を回動リンク２５の他端部にピン２８ｂで結
合した左右一対のビームで、該ビーム１８，１８
は前記回動リンク２５，２５が後方回動限位置に
ある時に前記ラム６を第１図左半面図及び第１図
Ａのように昇降上限位置に保持し、また前記回動
リンク２５，２５が前方回動限位置まで回動され
た時に前記ラム６を第１図右半面図及び第１図Ｂ
のように昇降下降限位置まで下降させる作用をな
すもので、左右一対のハウジングフレーム２，２
内に、該フレーム前面の縦長溝４より一部突出す
る状態に内装される。
ドブロツク１１，１１にピン２８ａで枢支し且つ
下端を回動リンク２５の他端部にピン２８ｂで結
合した左右一対のビームで、該ビーム１８，１８
は前記回動リンク２５，２５が後方回動限位置に
ある時に前記ラム６を第１図左半面図及び第１図
Ａのように昇降上限位置に保持し、また前記回動
リンク２５，２５が前方回動限位置まで回動され
た時に前記ラム６を第１図右半面図及び第１図Ｂ
のように昇降下降限位置まで下降させる作用をな
すもので、左右一対のハウジングフレーム２，２
内に、該フレーム前面の縦長溝４より一部突出す
る状態に内装される。
なお、前記ハウジングフレーム２，２の側壁部
にはビーム１８下端部と回動リンク２５他端部の
結合ピン２８ｂが挿通されるリンク回動範囲規定
用の円弧溝孔２９が設けられ、この円弧溝孔２９
より突出する前記結合ピン２８ｂのピン端部に前
述した油圧シリンダ２７，２７のピストンロツド
端が連結されている。
にはビーム１８下端部と回動リンク２５他端部の
結合ピン２８ｂが挿通されるリンク回動範囲規定
用の円弧溝孔２９が設けられ、この円弧溝孔２９
より突出する前記結合ピン２８ｂのピン端部に前
述した油圧シリンダ２７，２７のピストンロツド
端が連結されている。
第１図Ｂに示す符号３０は前記ラム６の下端部
に取付けられた上金型、３１はベツド３上に取付
けられた下金型を示し、この上下金型のラム下降
限におけるプレス作用で薄鋼板等の板曲げが行わ
れる。
に取付けられた上金型、３１はベツド３上に取付
けられた下金型を示し、この上下金型のラム下降
限におけるプレス作用で薄鋼板等の板曲げが行わ
れる。
なお、前記実施例はスライドブロツク１１，１
１がラム６左右端の摺動案内溝８内に嵌装され、
ラム下降限の状態でビーム上下端のピン支部と回
動リンク２５のフレームピン支部がラム中心を通
る垂直線上に第１図Ｂの如く位置するように構成
されているが、前記ビーム１８，１８の上端をラ
ム６の左右端に直接ピン支する構成を採用するこ
ともできる。
１がラム６左右端の摺動案内溝８内に嵌装され、
ラム下降限の状態でビーム上下端のピン支部と回
動リンク２５のフレームピン支部がラム中心を通
る垂直線上に第１図Ｂの如く位置するように構成
されているが、前記ビーム１８，１８の上端をラ
ム６の左右端に直接ピン支する構成を採用するこ
ともできる。
而して、前記構成のプレスブレーキは左右一対
の回動リンク２５，２５が油圧シリンダ２７，２
７の作動により、第１図Ａに示す後方回動限位置
から第１図Ｂに示す前方回動限位置まで回動され
ると、このリンクの動きによつて左右一対のビー
ム１８，１８が上端ピン２８ａ支部を支点として
回動しながら下降するようになり、このビーム作
動で前記ラム６が垂直に下降し、ラム下端に取付
けられる上金型３０とベツド３上に取付けられる
下金型３１によつて薄板等のプレス曲げ加工が行
われるようになる。
の回動リンク２５，２５が油圧シリンダ２７，２
７の作動により、第１図Ａに示す後方回動限位置
から第１図Ｂに示す前方回動限位置まで回動され
ると、このリンクの動きによつて左右一対のビー
ム１８，１８が上端ピン２８ａ支部を支点として
回動しながら下降するようになり、このビーム作
動で前記ラム６が垂直に下降し、ラム下端に取付
けられる上金型３０とベツド３上に取付けられる
下金型３１によつて薄板等のプレス曲げ加工が行
われるようになる。
この場合の油圧シリンダ２７，２７の動きと前
記ラム６の動きは、油圧シリンダ２７，２７の経
時的な一定移動距離に対するラム移動距離が、ラ
ム下降限に近づくほど小さくなること、換言すれ
ば前記油圧シリンダ２７，２７の一定の動きに対
して、ラム６に取付けた上金型３０が板曲げ領域
（ワーク）に達するまではラム速度は早く、前記
ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅いという関
係で動作するようになる。第４図は前記の動作関
係を模式図で示した動作説明図であつて、油圧シ
リンダ２７で作動されるリンク・ビーム結合ピン
２８ｂの位置がリンク後方回動限のＯ点位置から
シリンダストローク1/2の位置s1、同3/4の位置s2
………と変化するとき、ビーム１８の上端ピン２
８ａの位置は昇降上限位置O′点から例えば11/15
の下降位置s1′、13/15の下降位置s2′………、ラム
下降限に近づくほど移動距離が小さくなり、且つ
速度が遅くなるように変化する動作状態を示して
いる。
記ラム６の動きは、油圧シリンダ２７，２７の経
時的な一定移動距離に対するラム移動距離が、ラ
ム下降限に近づくほど小さくなること、換言すれ
ば前記油圧シリンダ２７，２７の一定の動きに対
して、ラム６に取付けた上金型３０が板曲げ領域
（ワーク）に達するまではラム速度は早く、前記
ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅いという関
係で動作するようになる。第４図は前記の動作関
係を模式図で示した動作説明図であつて、油圧シ
リンダ２７で作動されるリンク・ビーム結合ピン
２８ｂの位置がリンク後方回動限のＯ点位置から
シリンダストローク1/2の位置s1、同3/4の位置s2
………と変化するとき、ビーム１８の上端ピン２
８ａの位置は昇降上限位置O′点から例えば11/15
の下降位置s1′、13/15の下降位置s2′………、ラム
下降限に近づくほど移動距離が小さくなり、且つ
速度が遅くなるように変化する動作状態を示して
いる。
この発明のプレスブレーキは前記のような構成
のものであるから、次の如き効果を奏する。
のものであるから、次の如き効果を奏する。
油圧シリンダの一定移動距離にラム移動距離
が、前述したようにラム下降限に近づくほど小
さくなることから、油圧シリンダの停止精度が
前記と同等であれば、ラムの下限停止精度は格
段に向上する。
が、前述したようにラム下降限に近づくほど小
さくなることから、油圧シリンダの停止精度が
前記と同等であれば、ラムの下限停止精度は格
段に向上する。
また、前記のようなプレスブレーキは曲げ作
業時に、ラムに取付けられた上金型が板曲げ領
域（ワーク）に達するまでは早い速度でラム下
降し、ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅い
ことが要求されるが、この発明のプレスブレー
キは、ラム下降限近傍において油圧シリンダの
移動速度（前後運動速度）が一定でも、ラム速
度が低速に減速することから、曲げ作業での前
記要求を自然に満たすことができる。
業時に、ラムに取付けられた上金型が板曲げ領
域（ワーク）に達するまでは早い速度でラム下
降し、ワークに入つた曲げ加工中は速度が遅い
ことが要求されるが、この発明のプレスブレー
キは、ラム下降限近傍において油圧シリンダの
移動速度（前後運動速度）が一定でも、ラム速
度が低速に減速することから、曲げ作業での前
記要求を自然に満たすことができる。
更に、油圧シリンダでラムを直接昇降作動さ
せる従来のプレスブレーキは、その下降加圧時
にハウジングフレームが変形（口開き現象）す
ることから、ハウジングフレームのラムガイド
部が垂直でなくなり、上金型を取付けているラ
ムが加圧により変形し、正確な曲げ加工ができ
なくなる問題があつたが、本発明のプレスブレ
ーキによる場合には、ハウジングフレームに加
圧荷重及び加圧変形力（口開き現象を起させる
力）が作用しないことから、ラムの垂直下降に
よる正確な曲げ加工を行なうことができる。
せる従来のプレスブレーキは、その下降加圧時
にハウジングフレームが変形（口開き現象）す
ることから、ハウジングフレームのラムガイド
部が垂直でなくなり、上金型を取付けているラ
ムが加圧により変形し、正確な曲げ加工ができ
なくなる問題があつたが、本発明のプレスブレ
ーキによる場合には、ハウジングフレームに加
圧荷重及び加圧変形力（口開き現象を起させる
力）が作用しないことから、ラムの垂直下降に
よる正確な曲げ加工を行なうことができる。
第１図はこの発明のプレスブレーキを、左半面
をラム上昇限の状態で、右半面をラム下降限の一
部切欠状態で示した正面図、第１図Ａは第１図の
左側面図、第１図Ｂは第１図のＢ−Ｂ線に沿う矢
視断面図、第２図は第１図の−線部分の拡大
横断面図、第３図は第１図の一部切断した平面
図、第４図は前記プレスブレーキの動作説明図で
ある。 １……プレス機本体、２……ハウジングフレー
ム、３……ベツド、４……縦長溝、５……垂直ガ
イド部、６……ラム、７……スライドギブ、８…
…摺動案内溝、１０……ラム昇降ストローク調整
装置、１１……スライドブロツク、１２……突出
ねじ、１３……ウオーム、１４……ウオームギ
ヤ、１５……ウオーム減速機、１７……電動機、
１８……ビーム、２３……バランススプリング、
２５……回動リンク、２６，２８ａ，２８ｂ……
ピン、２９……円弧溝孔、３０……上金型、３１
……下金型。
をラム上昇限の状態で、右半面をラム下降限の一
部切欠状態で示した正面図、第１図Ａは第１図の
左側面図、第１図Ｂは第１図のＢ−Ｂ線に沿う矢
視断面図、第２図は第１図の−線部分の拡大
横断面図、第３図は第１図の一部切断した平面
図、第４図は前記プレスブレーキの動作説明図で
ある。 １……プレス機本体、２……ハウジングフレー
ム、３……ベツド、４……縦長溝、５……垂直ガ
イド部、６……ラム、７……スライドギブ、８…
…摺動案内溝、１０……ラム昇降ストローク調整
装置、１１……スライドブロツク、１２……突出
ねじ、１３……ウオーム、１４……ウオームギ
ヤ、１５……ウオーム減速機、１７……電動機、
１８……ビーム、２３……バランススプリング、
２５……回動リンク、２６，２８ａ，２８ｂ……
ピン、２９……円弧溝孔、３０……上金型、３１
……下金型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 左右一対のハウジングフレーム間にベツドを
配設固定したプレス機本体と、ハウジングフレー
ム間に横架される横長さを有しハウジングフレー
ムのベツド上方に位置する前側垂直ガイド部に上
下動可能に摺動案内されたラムと、ハウジングフ
レームのベツド下部に一端をピン支した後方回動
限位置から前方回動限位置まで油圧シリンダの作
動により一定範囲回動される左右一対の回動リン
クと、上端を前記ラムの左右端部にピン支し下端
を回動リンクの他端部にピン結合した、前記回動
リンクが後方回動限位置にある時に前記ラムを昇
降上限位置に保持し前記回動リンクが前方回動限
位置まで回動された時に前記ラムを昇降下降限位
置まで下降させる左右一対のビームとを具備した
ことを特徴とするプレスブレーキ。 ２ 前記ビームは左右一対のハウジングフレーム
内に、該フレーム前面の縦長溝より一部突出する
状態に内装され、また前記ハウジングフレームの
側壁部にビーム下端部と回動リンク他端部の結合
ピンが挿通されるリンク回動範囲規定用の円弧溝
孔が設けられていると共に、この円弧溝孔より突
出するピン端部に油圧シリンダのピストンロツド
端が連結されていることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載のプレスブレーキ。 ３ 前記ラムはビーム上端がピン支される左右一
対のスライドブロツクと、このスライドブロツク
の突出ねじに螺合するウオーム及び該ウオームに
噛合するウオームギヤを内蔵したラム固定のウオ
ーム減速機と、このウオーム減速機のウオームギ
ヤを可逆回転させる電動機とからなるラム昇降ス
トロークの調整装置を備えていることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項に記載のプレスブレー
キ。 ４ 前記ラムとスライドブロツクとの間に、ラム
を上方に付勢するバランススプリングが介装され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第３項に
記載のプレスブレーキ。 ５ スライドブロツクがラム左右端の上下方向に
貫設した摺動案内溝内に嵌装され、ラム下降限の
状態でビーム上下端のピン支部と回動リンクのフ
レームピン支部がラム中心を通る垂直線上に位置
するように構成されていることを特徴とする特許
請求の範囲第３項に記載のプレスブレーキ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15688684A JPS6137324A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | プレスブレ−キ |
| US06/753,013 US4590784A (en) | 1984-07-27 | 1985-07-08 | Press brake |
| KR1019850005113A KR890003805B1 (ko) | 1984-07-27 | 1985-07-18 | 프레스 브레이크 |
| FR8511093A FR2568150B1 (fr) | 1984-07-27 | 1985-07-19 | Presse plieuse, notamment pour toles metalliques |
| CH3147/85A CH669149A5 (de) | 1984-07-27 | 1985-07-19 | Blechpresse. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15688684A JPS6137324A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | プレスブレ−キ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6137324A JPS6137324A (ja) | 1986-02-22 |
| JPS6343169B2 true JPS6343169B2 (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=15637538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15688684A Granted JPS6137324A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | プレスブレ−キ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137324A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105334801B (zh) * | 2015-11-11 | 2017-10-13 | 福建骏鹏通信科技有限公司 | 一种机器人折弯速度匹配自适应方法 |
| CN105487487B (zh) * | 2015-12-30 | 2018-03-20 | 福建骏鹏通信科技有限公司 | 一种机器人折弯过程位置自动计算的方法 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15688684A patent/JPS6137324A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6137324A (ja) | 1986-02-22 |
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