JPS6343073Y2 - - Google Patents

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JPS6343073Y2
JPS6343073Y2 JP1981046547U JP4654781U JPS6343073Y2 JP S6343073 Y2 JPS6343073 Y2 JP S6343073Y2 JP 1981046547 U JP1981046547 U JP 1981046547U JP 4654781 U JP4654781 U JP 4654781U JP S6343073 Y2 JPS6343073 Y2 JP S6343073Y2
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roller
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base
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JP1981046547U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、袋の交互折底に貼着するための底力
紙の製造装置に関する。
従来の技術 従来、実公昭46−14213号公報記載のもののよ
うに、袋底を折り畳んで貼着し、貼着の際この折
り畳み部分に、開封用の紐を同時に挿入する装置
が知られている。
しかし、上記のような装置によつて製造される
袋は底部が弱く、袋内に収納された物品の荷重を
支えることができないので、補強を目的として袋
の底部に底紙を貼着する装置が特公昭40−784号
公報として提案された。
考案が解決すべき問題点 前記のような従来の底紙貼着装置によれば、底
紙の一面に、一様に接着剤が塗布されるため、第
1図の斜線部分に示すように、底紙と袋底面とが
全面に均一に貼着されており、紐を引張り上げて
底力紙を破断しようとしても当初から強い抵抗を
受け、非常に開口しにくいという欠点が生ずる。
本考案は、このような欠点を解消し、開口初期
の紐の引張りに対する抵抗を弱め、開口し易い底
力紙を製造する装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案の袋開口用紐挿入底力紙製造装置は、底
力紙原紙ローラと紐ローラとを並設し、その後工
程に底力紙原紙・紐合着ローラ、底力紙原紙に合
着した紐を挟んで底力紙の長さ間隔をとつて所定
長さの切りこみを入れるスリツト装置、紐を合着
した底力紙原紙を底力紙の長さに切断して紐付底
力紙に分離するカツター装置、および紐付底力紙
保持ローラをこの順で配置し、紐付底力紙保持ロ
ーラには保持された紐付底力紙の両端部分に接す
る弱接着力剤塗布ローラと紐付底力紙の他の部分
に接する強接着力剤塗布ローラとを付属した構成
より成る。
作 用 底力紙の長さ間隔をとつたスリツト装置によつ
て、第2図に示すように、紐を合着した底力紙の
両端部の紐を挾んだ位置にスリツトが形成され、
強接着力剤塗布ローラによつて、第2図の斜線部
分に示すように、底力紙の中央部に強接着力剤が
塗布され、弱接接着剤塗布ローラによつて、底力
紙の端部に弱接着力剤が塗布され、前記のスリツ
ト装置と弱接着力領域とにより、開口初期に紐の
引張力がかかる底力紙の端部に破断容易部分が形
成される。
実施例 以下、図示した実施例について、本考案を説明
する。
第3図に示すよに、底力紙原紙ロール1と紐ロ
ール2、底力紙原紙・紐合着ローラ3、スリツト
装置4、引出しローラ5、ローラカツタ6等のカ
ツター装置、および紐付底力紙保持ローラとして
の吸着ローラ7をこの順序で機枠に配置する。底
力紙原紙ロール1と紐ロール2は、機枠に対し着
脱可能となつており、底力紙原紙8は帯状であ
り、紐9は連続紐で接着剤が塗布もしくは含浸さ
れている。スリツト装置4は、円周面に軸方向に
間隔を開けて固定された2条の切込刃10を備え
るローラ11と、これに対向して回転する押圧ロ
ーラ12とからなる。
ローラ11は、その切込刃10の周方向距離が
底力紙cの長さに略等しい間隔で底力紙原紙8を
切込むよう回転され、また、ローラ11周面にお
ける2条の切込刃10の軸方向位置は、底力紙原
紙に貼着された紐9を挾んでその両側にスリツト
eを切込む位置である。したがつて底力紙原紙上
の紐9の位置によつて、該原紙の幅方向中央より
左右いずれかに偏位している。引出しローラ5
は、上下に対接して回転するローラである。
なお、底力紙に対するスリツトeは、底力紙の
一方の端部にのみ2条設けてもよい。
カツターローラ6は、周面にそれぞれ少なくと
も底力紙原紙8の幅に等しい切断刃13と、これ
に対向する受刃14をそれぞれに備えた二つの対
向して同期回転するローラであつて、紐を合着し
た底力紙原紙から紐付底力紙cを切断分離するも
のである。紐付底力紙で保持する吸着ローラ7
は、その管軸15が図外の真空ポンプに連通して
おり、かつ、この軸15から回転弁機構を介して
連通管16が放射方向に配設され、その開口部が
ローラ7の周面に開口した構造である。回転弁機
構は連通管16を紐付底力紙受取り位置(図の下
方)で管軸15に連通させ、紐付底力紙貼着終了
位置(図の上方)で管軸15との前記連通を遮断
するものである。
吸着ローラ7はまた、回転方向の前記紐付底力
紙受取り位置とその貼着終了位置間の周面に図の
ように、弱接着力剤塗布ローラ17と強接着力剤
塗布ローラ18を接しめて付属している。弱接着
力剤塗布ローラ17の周面は前記吸着ローラ7に
吸着されている紐付底力紙の両端部分にのみ接す
る凸面を備え、強接着力剤ローラ18の周面は前
記紐付底力紙のその他の部分に接する凸面を備え
ている。これらの凸面の形状は、紐付底力紙に塗
布された両接着剤の分布形態を決定し、第2図に
示すように弱接着力領域を三角状とすることもで
きる。なお、接着剤を付与するローラの塗布面を
凸面とすることなく、印刷における平版又は凹版
のように非凸面に形成してもよい。
そして、吸着ローラ7は、第4図に示すよう
に、対向して回転する袋搬送ベルト19,20の
側部、すなわち、搬送される袋の交互折底通過位
置の下部に配される。この吸着ローラ7の上方
は、これに対接して回転する貼着ローラ21がば
ね26で付勢されて配される。22は搬送途中の
交互折底を備えた袋を示す。第4図中28は袋の
交互折底と底力紙とを押圧するベルト、29はベ
ルト28の案内ローラ、27は上部の案内ローラ
29の付勢ばねである。
また、第3図中23,24は底力紙原紙8の案
内ローラ、25は紐9の案内と共に底力紙原紙8
の幅に対する紐9の位置を決定するツバ付ローラ
であつて、ロラ周面に紐9案内用の溝を有する。
今、底力紙原紙8、紐9をそれぞれロール1,
2から引出し、第3図に示すように掛け回した
後、装置を作動すると、各ローラは一定の間隔を
保つて同期回転する。すると、引出しローラ5に
よつて底力紙原紙8と紐9は共に移動し、まず、
底力紙・紐合着ローラ3で底力紙原紙8上に、そ
の幅方向所定位置に紐9が合着される。この時、
紐9が折底における上折aの端縁寄りに位置する
よう、底力紙原紙8の中心線から外れた位置に合
着するとよい。
ついで、スリツト装置4により紐9の両側で、
底力紙cの長さ間隔にスリツトeが切込まれ、カ
ツターローラ6で紐付底力紙cに切断分離され
る。
このようにして形成された紐付底力紙cは、吸
着ローラ7の下方に案内されてこれに吸着され、
該ローラ7の回転による移動途中で両端部に弱接
着力剤を、その他の部分に強接着力剤をそれぞれ
ローラ17、ローラ18で塗布される。なお、ロ
ーラ17、18は、その工程順序を前後に変更し
てもよい。
一方、搬送ベルト19,20に挾持されて袋2
2がその交互折底を前記吸着ローラー7側とし
て、かつ、交互折底を下向きとして同期搬送され
て来る。
したがつて、次には、袋22の交互折底が吸着
ローラー7と貼着ローラ21を通過すると同時
に、吸着ローラ7で運ばれてきた紐付底力紙cが
その紐(切断されて開口紐dとなつている)を内
側として交互折底に貼着される。吸着ローラ7
は、この位置で連通管16が吸引力を失うので、
交互折底から離れて回転を続ける。
上記のようにして、袋の交互折底に底力紙cの
貼着と開口用紐dの挿入が同時に、かつ、連続的
に行なわれる。
また、前記実施例においては、カツター装置と
してカツターロール等を示したが、カツター装置
はミシン目付与装置と、この装置と底力紙を保持
する吸着ローラとの間にあつて高速回転する引き
ちぎりローラとの組合わせを用いてもよく、紐付
底力紙保持ローラとしては説明した実施例のよう
に吸引によるもの外、挾持によるものも用いるこ
とができる。
考案の効果 本考案によると、底力紙に紐を合着させるの
で、折底に対する底力紙の貼着と同時に紐を挿入
することができ、貼着される底力紙は両端部の紐
両側にスリツトを備え、かつ、両端部分は接着力
が、弱く剥離性がよいので開口紐端部の摘み出し
および開口操作が楽な袋を能率よく製作できる。
なお、実施例で述べたように、開口紐を交互折
底の上折の端縁に相当する位置に合着すれば、さ
らに開口操作性の良い袋を能率よく製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、交互折底袋の説明図、第2図は底力
紙の平面図、第3図は、本考案の実施例機構図、
第4図は、同上の一部を示す斜視図。 1……底力紙原紙ロール、2……紐ロール、3
……底力紙原紙・紐合着ローラ、4……スリツト
装置、5……引出しローラ、6……カツターロー
ラ、7……吸着ローラ、9……紐、17……弱接
着力剤塗布ローラ、18……強接着力剤塗布ロー
ラ、21……貼着ローラ、a……上折、b……下
折、c……底力紙、d……開口用紐、e……スリ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底力紙原紙ローラと紐ローラとを並設し、そ
    の後工程に底力紙原紙・紐合着ローラ、底力紙
    原紙に合着した紐を挟んで底力紙の長さ間隔を
    とつて所定長さの切りこみを入れるスリツト装
    置、紐を合着した底力紙原紙を底力紙の長さに
    切断して紐付底力紙に分離するカツター装置、
    および紐付底力紙保持ローラをこの順で配置
    し、紐付底力紙保持ローラには保持された紐付
    底力紙の両端部分に接する弱接着力剤塗布ロー
    ラと紐付底力紙の他の部分に接する強接着力剤
    塗布ローラとを付属したことを特徴とした袋開
    口用紐挿入底力紙製造装置。 (2) 底力紙原紙・紐合着ローラは、紐の袋の交互
    折底における上折の端縁位置に相当する個所で
    ある、中心より外れた位置に合着するものであ
    ることを特徴とした実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載した袋開口用紐挿入底力紙製造装
    置。 (3) 弱接着力剤塗布ローラは、底力紙の両端縁を
    底辺とする三角形部分に接するものであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載した袋開口用紐挿入底力紙製造装置。
JP1981046547U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6343073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981046547U JPS6343073Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981046547U JPS6343073Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57159430U JPS57159430U (ja) 1982-10-06
JPS6343073Y2 true JPS6343073Y2 (ja) 1988-11-10

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ID=29843386

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JP1981046547U Expired JPS6343073Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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