JPS6342986Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6342986Y2
JPS6342986Y2 JP14885583U JP14885583U JPS6342986Y2 JP S6342986 Y2 JPS6342986 Y2 JP S6342986Y2 JP 14885583 U JP14885583 U JP 14885583U JP 14885583 U JP14885583 U JP 14885583U JP S6342986 Y2 JPS6342986 Y2 JP S6342986Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical discharge
discharge machining
machining fluid
fluid
overflow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14885583U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6056435U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14885583U priority Critical patent/JPS6056435U/ja
Publication of JPS6056435U publication Critical patent/JPS6056435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6342986Y2 publication Critical patent/JPS6342986Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は放電加工機の加工槽内に循環される放
電加工液の異状の有無を監視する装置に関するも
のである。
〔考案の背景〕
放電加工機においては、その加工法の性質上消
防法で定められている第4類第3石油類に属する
放電加工液(油)を使用するので火災の危検性が
あるため、加工品を放電加工液の中に浸漬させて
加工する浸漬加工方式が用いられるが、放電加工
液の液面は加工中常に加工面から約70mm以上高く
保つておくことが必要である。また、使用する放
電加工液の液温も約50℃程度以下に管理する必要
がある。
従来より、加工槽内には放電加工液を常に循環
させると共に、加工槽内の放電加工液の液面を所
定の高さに維持し、所定の高さよりオーバーフロ
ーさせる為の高さの調整可能なオーバーフロー装
置が設けられていて、加工品の種類に応じてオー
バーフロー装置の高さを調整した後、放電加工を
実施している。
従来の放電加工機においては、何等かの不具合
により加工槽内の放電加工液の液面が低下した場
合、それを検出して放電加工を停止させる高さ方
向調整及び設定が任意に出来る液面監視装置が、
加工槽内に内蔵されている。更に、放電加工液の
液温管理の為に、放電加工液供給ポンプユニツト
内に、加工槽から戻る放電加工液の液温を常に監
視して、所定の液温以上になると自動的に動作し
て放電加工液を冷却し、放電加工液の液温を常に
一定温度以下に管理する熱交換装置が設置されて
いると共に、何等かの不具合により放電加工液の
供給が停止された場合、加工槽内に設置されてい
る上記の液面監視装置が作動検出する前に、加工
槽内の放電加工液の温度が所定の温度以上になつ
たら、放電加工を停止させる高さ方向調整及び設
定が任意に出来る液温監視装置が加工槽内に内蔵
されている。
このように、従来の放電加工機には、小さな加
工槽内に種々の安全装置が設置されていると共
に、それぞれ作業者が加工前の段取り作業時に、
手作業により設定するため、設定忘れ又は設定間
違いを生ずる欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、放電加工機の狭溢な加工槽へ
の種々の加工液監視を少なくし、作業者による手
動の動作設定を削減し、信頼性の向上された放電
加工液監視装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案による放電加工機監視装置は、放電加工
機の加工槽内に循環される放電加工液の異状の有
無を監視する装置において、該放電加工液のオー
バーフロー管の途中に設けられオーバーフロー液
が一時滞留するポケツト部、及び該ポケツト部の
液位を検知するレベルゲージよりなり、該レベル
ゲージの液面検知信号を、オーバーフローが行な
われているか否かの検知信号として、該放電加工
機の制御装置に向けて出力するようにしてあるこ
とを特徴とする放電加工液監視装置である。
本発明による放電加工液監視装置の好ましい態
様においては、前記レベルゲージが、下部にフロ
ートを、上部に作動子を、それぞれ有し、前記ポ
ケツト部の液位の昇降に応じて昇降可能とされた
検出軸部と、前記ポケツト部上部に固定され、前
記作動子の昇降により作動せしめられるスイツチ
よりなる。
要するに、本発明による加工液監視装置は、加
工槽に常に放電加工液が供給されていると、加工
槽内のオーバーフロー装置から放電加工液が放電
加工液供給ポンプユニツトに戻るので、オーバー
フローが行なわれているか否かを検出することに
より、加工槽内の放電加工液の液面が正常である
か否かを判定するものであり、また、放電加工機
のオーバーフロー確認装置として適切な構成より
なるものである。従つて、従来の放電加工液監視
装置として使用されている液面監視装置を不要と
することができる。
〔考案の実施例〕
以下、本発明の装置を実施例の図面の第1図及
び第2図に基づいて説明する。第1図及び第2図
は同一実施例の同一個所の縦断面図を示すもの
で、第1図は放電加工液がオーバーフローしてい
ない状態を、第2図はオーバーフローしている状
態を示してある。
この装置は、放電加工機の加工槽内のオーバー
フロー装置からオーバーフローした放電加工液を
放電加工液供給ポンプユニツトへ戻すオーバーフ
ロー管の途中に設けられてある。この装置より上
流側のオーバーフロー管に符号1を、下流側のオ
ーバーフロー管に符号2を付し、他の加工槽等は
図示を省略してある。3はたて形の角筒形のポケ
ツト部で、両側でオーバーフロー管1,2に接合
固定され、ポケツト部3内は管1,2に連通して
いる。4,4′はオーバーフローする放電加工液
で、4はオーバーフローしていない状態、即ちポ
ケツト部3内のみに滞留している状態の放電加工
液を、4′はオーバーフローしている状態の放電
加工液を、それぞれ示す。即ち、放電加工液4の
液面は、ポケツト部3の第1,2との接合部の下
縁の高さで、加工液4′の液面は、加工液4の液
面より上昇し、管1,2の途中に到つている。
ポケツト部の上部は天板プレート12をボルト
締めする等により閉塞される。プレート12に
は、プレート12を貫通して垂直方向に、小円筒
状のガイド管8が固定されている。下部にフロー
ト6を、上端にドツグ(作動子)7を有する検出
軸部が、中間の検出軸5をガイド管8内に遊挿し
た状態で、ガイド管8に保持されている。プレー
ト12にはサポート10が立設され、サポート1
0にマイクロスイツチ9が固定されている。ガイ
ド管8、ドツグ7、サポート10、マイクロスイ
ツチ9等を覆つて、カバー13がボルト等により
プレート12に固定されている。フロート6が放
電加工液4,4′に浮ぶ上流側に衝撃緩衝板11
が設けられ、緩衝板11はプレート12に固定さ
れている。
この実施例の放電加工液監視装置は、ポケツト
部3と、検出軸部(フロート6、検出軸5、ドツ
グ7)及びマイクロスイツチ9よりなるレベルゲ
ージと、補助部材よりなる。
加工品の段取り及びオーバーフロー装置の高さ
方向設定が完了し、加工槽に放電加工液供給ポン
プユニツトから放電加工液が供給され、加工槽内
に放電加工液が所定量(オーバーフロー装置の設
定位置高さまでの量)以上になると、オーバーフ
ロー装置を介して放電加工液はオーバーフローし
て、配管1、ポケツト部3、配管2を介してオー
バーフローした放電加工液は放電加工液供給ポン
プユニツトに戻る。
その際に、ポケツト部3内の放電加工液が状態
4から4′となり、図示のように液面が上昇する
のでフロート6も上昇する。フロート6の上昇に
より、ドツグ7が上昇してマイクロスイツチ9を
作動し、マイクロスイツチ9が動作オンし、オー
バーフローが行なわれていること、即ち、加工槽
内に所定量(所定位置迄)の放電加工液があるこ
と、をマイクロスイツチ9から放電加工機の制御
装置(図示せず。)に確認信号を出力し、放電加
工が開始される。
放電加工中に何等かの不具合により、放電加工
液の供給停止、又は加工槽内の液面低下が発生し
た場合は、オーバーフロー装置からの放電加工液
のオーバーフローが停止するので、ポケツト部3
内の放電加工液が状態4′から4となり、液面が
低下する。フロート6も低下するので、ドツグ7
が降下して、マイクロスイツチ9の動作がオフと
なり、オーバーフローが行なわれていないこと、
即ち、加工槽内の放電加工液の液面が低下してい
ることを、マイクロスイツチ9から制御装置に指
令信号(異常発生信号)として送り、加工機を非
常停止させる。
実施例では、検出軸部の上部に作動子としてド
ツグを取付けてあるが、作動子としてマグネツト
を使用し、マグネツトでスイツチを作動するよう
にする等他の手段を用いてもよい。また、スイツ
チとして、マイクロスイツチと呼称されるスイツ
チ以外に、リミツトスイツチ、水銀スイツチ、リ
ードスイツチ等を用いてもよい。更に、レベルゲ
ージとしては、実施例に示すフロートにて昇降す
る作動子とスイツチの組合せに限られることな
く、フロートを用いなく検出端を液に接触又は接
近せて、静電容量変化其他により液面を検出する
其他の各種のレベルゲージを用いてもよい。但
し、オーバーフローする放電加工液中には加工金
属粉のスラツジが含まれるので、これにより液面
検出を妨害されるおそれのないレベルゲージを用
いる必要がある。また、実施例の図面には図示し
てないが、ポケツト部3の底部には沈降した金属
粉スラツジを排出する為の排出口を設けておく。
〔考案の効果〕
以上の如く、本発明による放電加工液監視装置
は簡潔で作動が確実なオーバーフロー確認装置で
あり、加工槽よりのオーバーフロー管の途中に設
けられ、適確にオーバーフローされているか否や
を、即ち加工槽内の放電加工液が循環されている
か否やを、確認検出することができる。従つて、
加工品の種類が変る毎に高さ方向の位置設定調整
を必要とし、且つ構造複雑な加工槽内設置の液面
監視装置が不要となる。
また、当然のことながら液面監視装置が不要と
なることにより、本装置の段取時に行なつていた
手動による設定作業も不要となる。これに引き替
え、本発明の装置はオーバーフロー管の途中に挿
入固定されるだけで、段取毎の設定作業は不要で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の装置の実施例の同
一個所の縦断面図を示すもので、第1図は放電加
工液がオーバーフローしていない状態を、第2図
はオーバーフローしている状態を示す。 1,2……オーバーフロー管、3……ポケツト
部、4,4′……放電加工液、5……検出軸、6
……フロート、7……ドツグ、8……ガイド管、
9……マイクロスイツチ、10……サポート、1
1……衝撃緩衝板、12……プレート、13……
カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 放電加工機の加工槽内に循環される放電加工
    液の異状の有無を監視する装置において、該放
    電加工液のオーバーフロー管の途中に設けられ
    オーバーフロー液が一時滞留するポケツト部、
    及び該ポケツト部の液位を検知するレベルゲー
    ジよりなり、該レベルゲージの液位検知信号
    を、オーバーフローが行われているか否かの検
    知信号として、該放電加工機の制御装置に向け
    て出力するようにしてあることを特徴とする放
    電加工液監視装置。 2 前記レベルゲージが、下部にフロートを、上
    部に作動子を、それぞれ有し、前記ポケツト部
    の液位の昇降に応じて昇降可能とされた検出軸
    部と、前記ポケツト部上部に固定され、前記作
    動子の昇降により作動せしめられるスイツチよ
    りなる実用新案登録請求の範囲第1項の放電加
    工液監視装置。
JP14885583U 1983-09-28 1983-09-28 放電加工液監視装置 Granted JPS6056435U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14885583U JPS6056435U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 放電加工液監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14885583U JPS6056435U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 放電加工液監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6056435U JPS6056435U (ja) 1985-04-19
JPS6342986Y2 true JPS6342986Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30330596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14885583U Granted JPS6056435U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 放電加工液監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6056435U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992004154A1 (en) * 1990-09-07 1992-03-19 Fanuc Ltd Working liquid storage device in electric discharge machine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11881506B2 (en) 2021-07-27 2024-01-23 Globalfoundries U.S. Inc. Gate structures with air gap isolation features

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992004154A1 (en) * 1990-09-07 1992-03-19 Fanuc Ltd Working liquid storage device in electric discharge machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6056435U (ja) 1985-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1426627B1 (en) Hydraulic pressure-generating apparatus
JPS6342986Y2 (ja)
US5108655A (en) Foam monitoring control system
US5701811A (en) Die protection apparatus for a hydraulic press
US4967880A (en) Process and apparatus for monitoring lubricating oil water content for rotary printing presses
DE10160763A1 (de) Kühlmittelzirkuliervorrichtung mit automatischem Rückgewinnungsmechanismus
CN217422891U (zh) 润滑系统及磨煤机
WO2019144615A1 (zh) 一种磁悬浮列车液压支撑系统及磁悬浮列车
CN212722529U (zh) 一种用于金属腐蚀的滴落蒸发试验装置
EP2213952A2 (de) Solarheizanlage, Verfahren und Vorrichtung zur Diagnose einer Luftmenge in einem mit einem Solarlfuid befüllten Solarfluidkreis und zum Betreiben einer Solarheizanlage
CN211180666U (zh) 一种粘性液体的液位控制系统
KR102556159B1 (ko) 공작기계의 절삭유 탱크 장치 및 제어 방법
CN113399481A (zh) 冷轧加工液箱体液位冗余装置
CN209507562U (zh) 一种轮片倒水装置
CN207965670U (zh) 中继水泵水位控制系统
CN115321406B (zh) 一种蜗轮丝杠式升降机
JPS60213433A (ja) 放電加工装置
CN217401301U (zh) 一种液压恒压力伺服控制系统
JP3707145B2 (ja) 脱気装置の制御方法
JPH0472654B2 (ja)
CN212793213U (zh) 一种自动化一体式铣床
CN219863255U (zh) 浮油检测及收集装置
CN219300483U (zh) 一种动压轴承预警及保护装置
CN220490377U (zh) 一种曲轴主油道油压试验机
KR200181017Y1 (ko) 코크스 건식소화설비 보일러의 탈기기 급수탱크수봉장치