JPS6342680Y2 - - Google Patents

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JPS6342680Y2
JPS6342680Y2 JP455684U JP455684U JPS6342680Y2 JP S6342680 Y2 JPS6342680 Y2 JP S6342680Y2 JP 455684 U JP455684 U JP 455684U JP 455684 U JP455684 U JP 455684U JP S6342680 Y2 JPS6342680 Y2 JP S6342680Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
frame
air
duct
car
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JP455684U
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JPS59128462U (ja
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、鉄道車輛の車内緩房のために設けら
れた鉄道車輛用熱交換装置に関するものである。
(従来技術) 近年、気動車のデイーゼルエンジンから発生す
る熱で車内を緩房しようという試みがなされてい
る。第1図は、鉄道車輛の床下に装着された熱交
換装置の構成を示したもので、渦巻きフアン1が
車内の空気を吸引してデイフユーザ2に送ると、
このデイフユーザ2は送られた空気を一様に整流
して熱交換器3に送る。熱交換器3はエンジン
(図示せず)の冷却水で空気を緩め、ダクト4を
通して車内の座席の下から吹き出すようにしてい
る。また渦巻きフアン1、デイフユーザ2、熱交
換器3、ダクト4が一体に連結され、かつそれぞ
れが車輛の台枠5にネジ止めされている。
このように構成された熱交換装置では、車内の
塵埃や土等が熱交換器3のフインの間につまつて
熱交換効率が低下した場合、熱交換器3を車輛か
ら取り外して保守、点検する必要があるが、その
際熱交換器3を取り外すには、まず熱交換器3か
ら冷却水管6を外し、次いで、デイフユーザ2と
ダクト4をきり離し、しかる後、熱交換器3を車
輛の台枠5から外して取り出すようにする。ま
た、保守、点検後の取り付け時は、上記作業の逆
の順序に従つて取り付けるようにしていた。この
ように、取り外す部品点数が多いとともに、車輛
の床下は他の機器が装着されているために作業ス
ペースが非常に狭く、かつ、熱交換装置の前部及
び背部に作業員が入り込み作業をしなければなら
ないので、熱交換装置の分解・組立作業に多大の
時間と手間がかかるという欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来例の欠点を解消するために
デイフユーザとダクトの間に熱交換器枠を予め接
続、固定しておき、この熱交換器枠に、その一側
面から熱交換器本体をスライドさせて挿脱可能に
し、従つて、組立・分解時は、冷却水管と、熱交
換器本体を固定する塞板の取り付け、取り外しの
みで、装置の一方の側から熱交換器を容易に着脱
できるようにした熱交換装置を提供するものであ
る。
(実施例の説明) 以下、図面に基づいて実施例を詳細に説明す
る。
第2図は、本考案の一実施例を示したもので、
1は車内の空気を吸い出すフアン、2は空気を一
様に整流するデイフユーザ、4は熱交換器で緩め
られた空気を車内に導びくダクト、7はデイフユ
ーザ2とダクト4との間に配置される熱交換器枠
であり、フアン1、デイフユーザ2、熱交換器枠
7及びダクト4はこの順序で連結され、予め車輛
の台枠に固定される。8は熱交換器本体で、熱交
換器枠7に、その一側面からスライドさせて挿脱
できるようになつている。熱交換器本体8を熱交
換器枠7に挿着したとき、その両者の隙間からの
空気漏れを防止し、かつ耐振のために、熱交換器
枠7のコーナ部にゴム又はフエルトのようなシー
ル兼緩衝部材10を配設してある。9,9′は熱
交換器本体8を熱交換器枠7に挿入した後、その
挿入口を塞いで空気漏れを防ぐとともに、熱交換
器本体8を固定するための塞板である。熱交換器
本体8から突出している筒部6a,6bには冷却
水管が連結される。
以上のように構成された本実施例では、保守、
点検のために熱交換器本体8を取り外すには、冷
却水管を外し、塞板9,9′を外せば、熱交換器
枠7から熱交換器本体8を容易に引き出すことが
でき、又、組み立ての際は、その作業を逆順序で
行なえばよく、従つて、熱交換器の着脱作業は非
常に簡単になる。又、その着脱のために必要なス
ペースは熱交換器本体8の奥行寸法と、その横に
作業員が入れるだけのものでよく、勿論、装置の
背部に作業引が入る必要はない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、予めデ
イフユーザとダクトの間に固定された熱交換器枠
に、その一側面から熱交換器本体を挿脱するよう
に構成されているので、保守、点検が極めて容易
になり、省力化を図ることができる。また、熱交
換器の着脱作業に必要なスペースが従来に比べて
小さくてよいから、車輛の床下スペースを他の機
器の配置に有効に使用することができるなどの利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、熱交換装置の取付状態を示す図、第
2図は、本考案の一実施例の分解斜視図である。 1……フアン、2……デイフユーザ、4……ダ
クト、7……熱交換器枠、8……熱交換器本体、
9,9′……塞板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄道車輛の床下に設けられ、車内の空気を吸い
    出すフアン、空気を一様に整流するデイフユー
    ザ、エンジンの冷却水で空気を暖める熱交換器及
    び暖められた空気を車内に導びくダクトが順次連
    結されてなる熱交換装置において、前記熱交換器
    が、前記デユフユーザとダクトとの間に挟まれて
    予め固定された熱交換器枠と、該熱交換器枠にそ
    の一側面からスライドさせて挿脱自在の熱交換器
    本体と、該熱交換器本体が前記熱交換器枠内に挿
    着されたとき前記熱交換器枠の前記一側面を塞ぎ
    前記熱交換器本体を固定する塞板とからなること
    を特徴とする鉄道車輛用熱交換装置。
JP455684U 1984-01-19 1984-01-19 鉄道車輛用熱交換装置 Granted JPS59128462U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP455684U JPS59128462U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 鉄道車輛用熱交換装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP455684U JPS59128462U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 鉄道車輛用熱交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128462U JPS59128462U (ja) 1984-08-29
JPS6342680Y2 true JPS6342680Y2 (ja) 1988-11-08

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ID=30136153

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JP455684U Granted JPS59128462U (ja) 1984-01-19 1984-01-19 鉄道車輛用熱交換装置

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JP (1) JPS59128462U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4650214B2 (ja) * 2005-11-04 2011-03-16 株式会社デンソー 車両用空調装置

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Publication number Publication date
JPS59128462U (ja) 1984-08-29

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