JPS6342534B2 - - Google Patents
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- JPS6342534B2 JPS6342534B2 JP55051674A JP5167480A JPS6342534B2 JP S6342534 B2 JPS6342534 B2 JP S6342534B2 JP 55051674 A JP55051674 A JP 55051674A JP 5167480 A JP5167480 A JP 5167480A JP S6342534 B2 JPS6342534 B2 JP S6342534B2
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- Japan
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- refractory layer
- model
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- manufacturing
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
鋳物の冷却速度制御あるいは鋳肌改善のため
に、冷金と溶湯間に５〜30mmの砂付層を有する間
接冷金が鋳型内に用いられるが、この場合、従来
では、金枠内に模型ならびに所定砂付層のスペー
スをあけて冷金をセツトし、次に砂付層のスペー
スへ鋳物砂を充填、搗固め、さらに他の空間部へ
砂を充填、搗固め、最後に離型していたが、冷金
と模型の間隔が狭いため、作業性が悪く、充分な
強度が得られず、冷金と砂付層の密着が悪い等の
欠点があり、また最近利用されている発熱、断熱
スリーブ、パツトでも同様な欠点があつた。
に、冷金と溶湯間に５〜30mmの砂付層を有する間
接冷金が鋳型内に用いられるが、この場合、従来
では、金枠内に模型ならびに所定砂付層のスペー
スをあけて冷金をセツトし、次に砂付層のスペー
スへ鋳物砂を充填、搗固め、さらに他の空間部へ
砂を充填、搗固め、最後に離型していたが、冷金
と模型の間隔が狭いため、作業性が悪く、充分な
強度が得られず、冷金と砂付層の密着が悪い等の
欠点があり、また最近利用されている発熱、断熱
スリーブ、パツトでも同様な欠点があつた。
本発明はこのような欠点を鋳型の製造方法の改
良に係り、塗型材および液状粘結材からなる混合
液体と乾燥骨材および硬化剤等の混合物を交互に
複数回、あるいは塗型材、液状粘結材、乾燥骨材
および硬化剤等を混合したスラリーを、模型除去
後の鋳型中の冷金面もしくは断熱保温材面に吹付
固化して３〜30mmの耐火物層を形成し、所定寸法
の鋳物用鋳型を製造することを特徴とするもの
で、その目的とする処は、強度の高い耐火物層を
簡単に形成することができる鋳型の製造方法を供
する点にある。
良に係り、塗型材および液状粘結材からなる混合
液体と乾燥骨材および硬化剤等の混合物を交互に
複数回、あるいは塗型材、液状粘結材、乾燥骨材
および硬化剤等を混合したスラリーを、模型除去
後の鋳型中の冷金面もしくは断熱保温材面に吹付
固化して３〜30mmの耐火物層を形成し、所定寸法
の鋳物用鋳型を製造することを特徴とするもの
で、その目的とする処は、強度の高い耐火物層を
簡単に形成することができる鋳型の製造方法を供
する点にある。
本発明は、前記したように塗型材および液状粘
結材からなる混合液体と乾燥骨材および硬化剤等
の混合物を交互に複数回、あるいは塗型材、液状
粘結材、乾燥骨材および硬化剤等を混合したスラ
リーを、模型除去後の鋳型中の冷金面もしくは断
熱保温材面に吹付固化して３〜30mmの耐火物層を
形成したため、同耐火物層を頗る容易に迅速に形
成することができる。
結材からなる混合液体と乾燥骨材および硬化剤等
の混合物を交互に複数回、あるいは塗型材、液状
粘結材、乾燥骨材および硬化剤等を混合したスラ
リーを、模型除去後の鋳型中の冷金面もしくは断
熱保温材面に吹付固化して３〜30mmの耐火物層を
形成したため、同耐火物層を頗る容易に迅速に形
成することができる。
また本発明においては、乾燥骨材に塗型材を混
合したため、溶湯の侵入を防止することができる
とともに高温強度を大巾に向上させることができ
る。
合したため、溶湯の侵入を防止することができる
とともに高温強度を大巾に向上させることができ
る。
さらに本発明においては、模型除去後の冷金面
もしくは断熱保温材面上に、前記構成の混合液体
と混合物を交互に複数回にわたつて吹付け、ある
いは前記構成のスラリーを吹付けて施工するた
め、同面上に異物の介在がなく接着力に優れ所望
厚さにかつ均等に形成され、薄くて緻密、耐熱強
度に優れた耐火物層が安定して得られ、鋳物の冷
却速度制御上、鋳肌改善上極めて有効であり、他
部分の耐火度の低減が可能となつてコストが節減
されるなどの効果を有している。
もしくは断熱保温材面上に、前記構成の混合液体
と混合物を交互に複数回にわたつて吹付け、ある
いは前記構成のスラリーを吹付けて施工するた
め、同面上に異物の介在がなく接着力に優れ所望
厚さにかつ均等に形成され、薄くて緻密、耐熱強
度に優れた耐火物層が安定して得られ、鋳物の冷
却速度制御上、鋳肌改善上極めて有効であり、他
部分の耐火度の低減が可能となつてコストが節減
されるなどの効果を有している。
以下本発明を図示の実施例について説明する
と、図示されない金枠を設置した後、耐火物層を
考慮してこの厚さの分だけ鋳造物よりも大きく形
成された模型（図示されず）を設置し、これと並
行して冷金１および断熱スリーブ２を前記模型の
表面に設置し、鋳物砂３を砂込めした後、前記模
型のみを抜取つて離型し、その後、塗型材を水ガ
ラス、フエノール樹脂等の液状粘結材に混合し
て、その混合液体をエアレスガンにより冷金１お
よび断熱スリーブ２の表面に吹付け、次にSiO2
等の耐火性骨材、硬化剤等を吹付機でその上面に
吹付け、この吹付けを交互に数回ないし数十回繰
返して、耐火物層４を３〜30mmの厚さに形成し
て、所定鋳物寸法とし、自然乾燥あるいは強制乾
燥することにより、湯道５、鋳型本体６および押
湯部７を備えた鋳型を製造することができる。
と、図示されない金枠を設置した後、耐火物層を
考慮してこの厚さの分だけ鋳造物よりも大きく形
成された模型（図示されず）を設置し、これと並
行して冷金１および断熱スリーブ２を前記模型の
表面に設置し、鋳物砂３を砂込めした後、前記模
型のみを抜取つて離型し、その後、塗型材を水ガ
ラス、フエノール樹脂等の液状粘結材に混合し
て、その混合液体をエアレスガンにより冷金１お
よび断熱スリーブ２の表面に吹付け、次にSiO2
等の耐火性骨材、硬化剤等を吹付機でその上面に
吹付け、この吹付けを交互に数回ないし数十回繰
返して、耐火物層４を３〜30mmの厚さに形成し
て、所定鋳物寸法とし、自然乾燥あるいは強制乾
燥することにより、湯道５、鋳型本体６および押
湯部７を備えた鋳型を製造することができる。
この時、耐火物層４の厚さを３〜30mmとしたの
は、この厚さが３mm未満あるいは30mmを越える場
合、耐火物層としての効果が小さく、実用上意味
がなくなる。
は、この厚さが３mm未満あるいは30mmを越える場
合、耐火物層としての効果が小さく、実用上意味
がなくなる。
前記した場合と相異して、模型を抜取つて離型
した後、塗型剤、粘結材、骨材、硬化剤等よりな
るスラリーを冷金１および断熱スリーブ２の表面
に吹付硬化させて３〜30mmの耐火物層４を形成
し、これを強制乾燥して鋳型を製造してもよい。
した後、塗型剤、粘結材、骨材、硬化剤等よりな
るスラリーを冷金１および断熱スリーブ２の表面
に吹付硬化させて３〜30mmの耐火物層４を形成
し、これを強制乾燥して鋳型を製造してもよい。
前記実施例では前記したように鋳型を製造した
ため、砂込めが１工程となり、工数が低減され
る。
ため、砂込めが１工程となり、工数が低減され
る。
また耐火物層４を吹付形成したため、従来困難
であつた３〜30mm特に10mm以下の薄い耐火物層４
を頗る簡単に形成することができ、鋳物の冷却速
度制御範囲を広く選定することができる。
であつた３〜30mm特に10mm以下の薄い耐火物層４
を頗る簡単に形成することができ、鋳物の冷却速
度制御範囲を広く選定することができる。
さらに吹付造型のため、緻密で強度の高い耐火
物層４を形成することができ、鋳肌の良好な鋳物
を鋳造することができる。
物層４を形成することができ、鋳肌の良好な鋳物
を鋳造することができる。
さらにまた鋳型内に冷金１および断熱スリーブ
２を設置し、模型を離型した後、耐火物層４を形
成するため、スペースを広く取ることができ、作
業性が良好である。
２を設置し、模型を離型した後、耐火物層４を形
成するため、スペースを広く取ることができ、作
業性が良好である。
次に100mmｔ×400mm×800mmの平板試験片の具
体的製作例について説明すると、金枠セツト後、
金枠内にフルモールド製120mmｔ×400mm×800mm
の模型ならびに広巾面に接して50mmｔ×400mm×
800mmの冷金を設置し、砂込め後、フルモールド
を焼却除去する。それから、硅砂、水ガラス硬化
材（2CaO・SiO2）、ジルコンフラワー、水（重
量比、100；11；10；12.5；10）からなる混合物
スラリーを圧力５Kg／cm2、空気輸送にて400×800
mmの冷金広巾面に片肉10mmづつ吹付塗付して内寸
法100mmｔ×400mm×800mmの鋳型を製造した。
体的製作例について説明すると、金枠セツト後、
金枠内にフルモールド製120mmｔ×400mm×800mm
の模型ならびに広巾面に接して50mmｔ×400mm×
800mmの冷金を設置し、砂込め後、フルモールド
を焼却除去する。それから、硅砂、水ガラス硬化
材（2CaO・SiO2）、ジルコンフラワー、水（重
量比、100；11；10；12.5；10）からなる混合物
スラリーを圧力５Kg／cm2、空気輸送にて400×800
mmの冷金広巾面に片肉10mmづつ吹付塗付して内寸
法100mmｔ×400mm×800mmの鋳型を製造した。
この鋳型に普通鋳鋼（JIS SC49）を鋳込み、
鋳物中心部の温度測定を行つて、凝回時間の測定
ならびに表面性状を観察した。
鋳物中心部の温度測定を行つて、凝回時間の測定
ならびに表面性状を観察した。
その結果、凝固時間は通常の砂型鋳造に比べて
約2.5分の１と小さく、著しい冷却効果が認めら
れた。
約2.5分の１と小さく、著しい冷却効果が認めら
れた。
また表面粗さは通常の砂型に比べ多少落ちる
が、実用上問題なく、特に割れ等の欠陥は全く認
められなかつた。
が、実用上問題なく、特に割れ等の欠陥は全く認
められなかつた。
従来では、耐火物層の厚さが10mm以下の鋳型で
大型鋳鋼を得るのは困難で、凝固時間短縮の面で
問題があつたが、前記具体例により、これが達成
することができ、冷却速度制御範囲を実用上広げ
ることが可能となつた。
大型鋳鋼を得るのは困難で、凝固時間短縮の面で
問題があつたが、前記具体例により、これが達成
することができ、冷却速度制御範囲を実用上広げ
ることが可能となつた。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第１図は本発明に係る鋳型の製造方法の一実施
例により製造された鋳型の縦断側面図、第２図は
前記実施例の製造工程を図示した説明図である。 １……冷金、２……断熱スリーブ、３……鋳物
砂、４……耐火物層、５……湯道、６……鋳型本
体、７……押湯部。
例により製造された鋳型の縦断側面図、第２図は
前記実施例の製造工程を図示した説明図である。 １……冷金、２……断熱スリーブ、３……鋳物
砂、４……耐火物層、５……湯道、６……鋳型本
体、７……押湯部。
Claims (1)
- １ 塗型材および液状粘結材からなる混合液体と
乾燥骨材および硬化剤等の混合物を交互に複数
回、あるいは塗型材、液状粘結材、乾燥骨材およ
び硬化剤等を混合したスラリーを、模型除去後の
鋳型中の冷金面もしくは断熱保温材面に吹付固化
して３〜30mmの耐火物層を形成し、所定寸法の鋳
物用鋳型を製造することを特徴とする鋳型の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5167480A JPS56148442A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Production of mold |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5167480A JPS56148442A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Production of mold |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56148442A JPS56148442A (en) | 1981-11-17 |
| JPS6342534B2 true JPS6342534B2 (ja) | 1988-08-24 |
Family
ID=12893420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5167480A Granted JPS56148442A (en) | 1980-04-21 | 1980-04-21 | Production of mold |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56148442A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102672808B (zh) * | 2012-06-06 | 2014-05-28 | 瑞泰科技股份有限公司 | 一种生产熔铸耐火材料的复合模具 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5624591Y2 (ja) * | 1977-01-08 | 1981-06-10 |
-
1980
- 1980-04-21 JP JP5167480A patent/JPS56148442A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56148442A (en) | 1981-11-17 |
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