JPS6341599A - 清浄製剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野］ 本発明は、繊維製品の前処理および汚れ除去に特に適当
な、ハロゲン化炭化水素非含有清浄製剤に関する。

［従来技術］ 繊維製品の局部的なひどい汚れは、洗濯機での洗濯によ
って充分に除去されるとは限らない。これは、とりイっ
け、手入れの簡単な、洗濯できる繊維製品の割合が増え
、その性質を維持するには、その洗濯は、６０℃または
イっずか３０℃のような低い温度で行わなければならな
いためである。油類、とりわけエンジン油の汚れ、顔料
汚れおよびそれらの混じった汚れは、特に家庭において
、低温で行う洗濯においては、最も除去しにくい汚れで
ある。従って、多くの場合、繊維製品の特にひどく汚れ
た部分には、洗濯前に清浄製剤で前処理を行う必要があ
る。既知の市販の繊維製品面処理製剤の作用は、主に、
ハロゲン化炭化水素（■旧−■Ｃ５）（例えば塩化メヂ
レンもしくはパークロロエチレンまたはフッ素化炭化水
素）の含量が高いことによってもたらされる。しかし、
環境汚染問題の故に、ＨＨＣＳは、環境適合性の原料に
とってかわられつつある。

既知の汚れ除去剤は、非相分解性アルキルフェノールエ
トキンレーＩ・を含有し、塩素化炭化水素の含量が比較
的高いので、満足できるものではない。

水および有機溶媒を含有する液体清浄製剤は、西独特許
第１７９２０６６号により既知である。

用いられる界面活性剤は、種々のノニオン性アルコール
アルコキンレートの混合物であり、その主成分は、非生
分解性エヂレンオキシド／プロピレンオキンドブロック
ボリマーである。これら既知の製剤は、水を含有してい
るので、腐食の恐れのある、内部塗装していないエアゾ
ール缶に入れるのには適していない。その上、これらは
、多成分＝４− 汚れに対してはあまり有効でない。

米国特許第４２８８３３９号には、種々のエトキノ化度
のアルコールおよび炭化水素混合物に加えて、塩素化炭
化水素を含有する、プロペラント含有噴霧用清浄製剤が
記載されている。既知の他の多くの製品は、その組成の
故に可燃性である。

［発明の目的］ 本発明の目的は、いかなるＨ　ＨＣＳも含有せず、不燃
性でもある清浄製剤を提供することである。

このような製剤が満足すべき他の条件は、次の通りであ
る ・用いる界面活性剤は、充分に生分解性でなければなら
ない； ・製品は、完全に濯ぎ落とすことのできるものでなけれ
ばならない： ・製品は、芳香のあるものでなければならない。

［発明の構成］ 驚くべきことに、特定の脂肪酸エステルと特定のノニオ
ン性界面活性剤との組み合イっせを含有する清浄製剤に
よって、前記条件が満たされることがイつかった。

本発明の清浄製剤は、脂肪アルコールおよび／またはオ
キソアルコールのエチレンオキンド付加物系の清浄製剤
であって、 （ａ）エチレンオキシド１〜１０モルを有する少なくと
も１種のＣ５゜−０２゜脂肪アルコールおよび／または
オキソアルコール２〜４０重量％（ｂ）イソプロピルミ
リステート、イソプロピルパルミテート、イソプロピル
ステアレート、オレイルオレエート、ヘキンルラウレー
ト、ンーｎ−ブヂルアジペ−１・、飽和Ｃ１２−Ｃ，，
脂肪アルコールのカプリル゛まノニ（まブＪプリン酸エ
ステル、Ｃ１４−Ｃ５゜脂肪アルコールの分枝状Ｃ８Ｃ
１２脂肪酸エステル、デンルオレエート、イソオクチル
ステアレート、グリセロールトリオレエートおよびイソ
ブチルオレエートを含んで成る群から選択される少なく
とも１種の脂肪酸エステル１０〜９０重量％を含有する
清浄製剤である。

適当なエトキン化脂肪アルコールは、合成もしくはとり
わけ天然アルコールまたはアルコール混合物から誘導さ
れる化合物である。飽和および不飽和脂肪アルコールの
いずれをも、出発物質として使用し得ろ。オキソアルコ
ールは、２−メチル−分枝アルコールを種々の量で含む
合成アルコールである。多くの場合、本発明の清浄製剤
の性質を最適化するために、脂肪アルコール成分の炭素
原子数および／またはエトキシ化度が種々である、脂肪
アルコールおよび／またはオキソアルコールエトキシレ
ートの組み合わせを使用することが適当であり得る。成
分を適当に選択することによって、種々の特徴および性
質を有する清浄製剤を調製することができる。

アルコールエトキンレートおよび脂肪酸エステルに加え
て、好ましい清浄製剤は、水０．１〜５０重量％をも含
有し得る。他の好ましい清浄製剤は、アルコールエトキ
シレ−トおよび脂肪酸エステルに加えて、Ｉ価Ｃ，−０
４アルコール１〜５０重量％を含有する。

必須２成分に加えて、１価Ｃ，−Ｃ４アルコール３〜１
５重量％および水０．５〜４０重量％を含有ずろ製剤は
、特に良好な性質を示す。

前記のように、異なるアルコールエトキシレートの混合
物を使用する場合は、エチレンオキノド５〜１０モル含
有アルコールエトキンレ−１−２〜３０重量％およびエ
チレンオキシ１１〜４モル含有アルコールエトキシレー
ト２〜１０重量％の組み合わせが、バランスのとれた高
性能を有するという点で、特に好ましい。エトキシ化度
の低いアルコールの一部または全部を、エチレンオキシ
ド１〜４モル含有Ｃ１０−Ｃ２０脂肪アミンに代え得る
。

脂肪酸エステルまたは脂肪酸エステル混合物の９０重量
％までを、直鎖および／または分枝状の脂肪族液体Ｃ６
−Ｃ１０炭化水素またはその混合物に代えることができ
る。このようにして、本発明の清浄製剤の性質の組み合
わせを所望のように調節することも可能である。

本発明の清浄製剤の成分として使用し得る１価アルコー
ルのうぢ、エチルアルコールおよび／またはイソプロピ
ルアルコールが特に好ましい。アルコール含量および液
体炭化水素含量は、製剤の粘度、燃性および清浄効果に
影響する。特に好ましい清浄製剤は、必要に応じて、該
成分を多少大量に含有する。

通例、種々の繊維製品」二の顔料汚れおよび油性または
カ旨肪性汚れの両方に対する清浄効果に関して特にバラ
ンスのとれた性質を有する清浄製剤は、エチレンオキシ
ド５〜１０モルの付加した０　１Ｏ−Ｃ２ｏ脂肪アルコ
ールおよび／またはオキソアルコールを５〜２０重量％
含有する。エチレンオキシド１〜４モルの付加したＣＩ
ＯＣｔｏ脂肪アルコールおよび／またはオキソアルコー
ルを３〜７重量％含有する清浄製剤も、同様に好ましい
性質を示す。多くの場合、特に有効な清浄製剤は、前記
のようなエトキシ化度の高いアルコールおよび低いアル
コールの両方を前記の貴で含有する。低エトキシ化アル
コールに加えて、またはその代わりに、製剤は、清浄効
果を高める、エヂレンオキソド１〜４モル含有Ｃｌｏ−
Ｃ２ｏ脂肪アミンを含有し得る。

更に、製剤に香料を加えてよい。

本発明の製剤は、その粘性（組成に応じて広範であり得
る。）に応じて、二酸化炭素またはブタンもしく（」プ
ロパンのような気体プロペラントを用いて、または用い
ずに、汚れた繊維製品に噴霧適用するか、液体またはペ
ーストもしくはゲル様の状態で適用することができる。

［実施例］ 組成によって異なる本発明のｌＨ浄製剤の作用形態を、
以下の実施例において記載する。これらの実施例におい
て、ｒＥＯＪとは、エヂレンオキシドを意味する。１％
」は、重量％である。

白色のＰＥＳ／綿５０：５０繊維製品を用いて洗濯試験
を行った。洗剤として、市販の製品を、１６、Ｉｇ／＋
２の濃度で、６０℃で使用した。

繊組Ｓ製品は、 （１）スダン赤含有オリーブ油、 （２）エンジン４１１、 （３）顔料汚れ分散液 で汚した。

繊維製品を濾紙上に置き、汚れを３滴落とした。

３０秒間の接触時間後、繊維製品をねじ蓋ガラス容器に
入れた。

以下に記載する清浄製剤のうちの１種の２ｇを繊維製品
に滴下し、５分間放置した。次いて、洗剤７５ｍρを加
え、容器を１０回振った。次いで繊維製品を取り出し、
水道水５００＋４で濯ぎ（１０回かき回した。）、濾紙
」二で乾燥した。

前処理しなかった繊維製品と比較して、汚れ除去の視覚
的評価によって、清浄製剤の性能を評価しノこ。

実施例１ 組成： Ｃｌ　４　’−’　ＣＩ　５オキソアルコール＋７Ｅ０
　７．５％ｃ　、ｏ−Ｃ，３ヤソ浦アミン＋２Ｅ０　　
５　　％無水エタノール　　　　　　　　　　３０　％
および 脂肪酸エステル　　　　　　　　　　５７．５％の清浄
製剤を調製した。

本実施例においては、脂肪酸エステルとして以下のもの
を使用した： （ａ）デシルオレエート、 １ｌ− （ｂ）ｃ、、　　Ｃ２゜脂肪アルコールのイソノナン酸
エステル、 （ｃ）イソプロピルミリステート、 （ｄ）イソプロピルステアレート。

比較例１ 本比較例においては、実施例１の処方中、脂肪酸エステ
ルとして以下のものを使用した・（ａ）ポリオール脂肪
酸エステル、 （ｂ）グリセロールモノオレエート。

比較例の処方の清浄効果は、実施例１（ａ）〜（ｄ）の
処方のそれよりも明らかに乏しかった。

実施例２ 無水エタノール　　　　　　　　　４０　　％脂肪酸エ
ステル　　　　　　　　　４７５％として、実施例１（
ａ）〜（ｄ）と同様に清浄製剤を調製した。

比較例２ 比較例１の脂肪酸エステルを使用し、実施例２と同様の
処方を用いた。

実施例２および比較例２の洗濯試験の結果は、１２一 実施例１および比較例１のものと同様であった。

実施例３ 無水エタノール　　　　　　　　　３７．５％脂肪酸エ
ステル　　　　　　　　　５０　％として、実施例１　
（ａ）〜（ｄ）と同様に清浄製剤を調製した。

この清浄製剤も、対応する比較製剤よりも良好な洗濯結
果を示した。

実施例４ 組成： ＣローＣＩ５オキソアルコール＋７Ｅ０　７．５％Ｃ、
、−Ｃ，３ヤシ油アミン＋２Ｅ０　　　５　　　％エタ
ノール（９９，９％）　　　　　　　　５　　％Ｃｌ２
ＣＩ４イソパラフィン混合物 （沸点２０７〜２５１８Ｃ）　　　　　　　３２．５％
脂肪酸エステル　　　　　　　　　　４８．７％香料　
　　　　　　　　　　　　　　　０．５％および 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．
８％の清浄製剤を調製した。

本実施例においては、脂肪酸エステルとして以下のらの
を使用した （ａ）イソオクヂルステアレート、 （１））デンルオレエート、 （Ｃ）Ｃ１４−ＣＰ。脂肪アルコールのイソノナン酸エ
ステル、 （ｄ）へギンルラウレート、 （ｅ）イソプロピルミリステート。

失施侃ｊ エタノール（９９，９％）　　　　　　１０　　％イソ
パラフィン混合物 （沸点２０７〜２５１°Ｃ）　　　　　　２７．５％と
して、実施例４と同様に清浄製剤を調製した。

実施例４および５の清浄製剤は、エンジン油力れの除去
において非常に良好な効果を示した。

寒檄鯉町 （！　）ＣＩ２０　＋ｅ脂肪アルコール＋５ＥＯ７，５
％または （１１）脂肪アルコールエトキンレート混合物（オレイ
ル−セチルアルコール およびオレイル−セチルアルコール」−１０ＥＯ）　　
　　　　　　　　　　　７．５％を用いて、実施例＋　
（ａ）〜（ｄ）の組成の清浄製剤を調製した。

Ｘ施忽フ− （１）オレイル−セチルアルコール＋５Ｅ０　　５％（
１１）Ｃ１２−ＣＩ４アルコール ま　ノこは （ｉｉｉ）Ｃ　Ｉ２　　０　＋ｅアルコール＋４　Ｅｏ
　　　　　５％を用いて、実施例１　（ａ）〜（ｄ）の
組成の清浄製剤を調製　し　ノこ。

実施例６および７の清浄製剤は、優れた清浄作用を有し
ていた。

特許出願人　ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト
・アウフ・アクヂエン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、脂肪アルコールおよび／またはオキソアルコールの
   エチレンオキシド付加物系の清浄製剤であって、 （ａ）エチレンオキシド１〜１０モルを有する少なくと
   も１種のＣ＿１＿０−Ｃ＿２＿０脂肪アルコールおよび
   ／またはオキソアルコール２〜４０重量％ （ｂ）イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミ
   テート、イソプロピルステアレート、オレイルオレエー
   ト、ヘキシルラウレート、ジ−ｎ−ブチルアジペート、
   飽和Ｃ＿１＿２−Ｃ＿１＿８脂肪アルコールのカプリル
   またはカプリン酸エステル、Ｃ＿１＿４−Ｃ＿２＿０脂
   肪アルコールの分枝状Ｃ＿８〜Ｃ＿１＿２脂肪酸エステ
   ル、デシルオレエート、イソオクチルステアレート、グ
   リセロールトリオレエートおよびイソブチルオレエート
   を含んで成る群から選択される少なくとも１種の脂肪酸
   エステル１０〜９０重量％を含有する清浄製剤。 ２、水０．１〜５０重量％を更に含有する第１項記載の
   清浄製剤。 ３、１価Ｃ＿１−Ｃ＿４アルコール１〜５０重量％を更
   に含有する第１項記載の清浄製剤。 ４、１価Ｃ＿１−Ｃ＿４アルコール３〜１５重量％およ
   び水０．５〜４０重量％を更に含有する第１項記載の清
   浄製剤。 ５、アルコールエトキシレートとして、 （ａ１）エチレンオキシド５〜１０モルを有する少なく
   とも１種のＣ＿１＿０−Ｃ＿２＿０脂肪アルコールおよ
   び／またはオキソアルコール２〜３０重量％ （ａ２）エチレンオキシド１〜４モルを有する少なくと
   も１種のＣ＿１＿０−Ｃ＿２＿０脂肪アルコールおよび
   ／またはオキソアルコールおよび／または脂肪アミン２
   〜１０重量％ の組み合わせを含有する第１〜４項のいずれかに記載の
   清浄製剤。 ６、脂肪酸エステル９０重量％までを、直鎖および／ま
   たは分枝状の液体Ｃ＿１＿０−Ｃ＿４＿０脂肪族炭化水
   素またはその混合物に代えた第１〜５項のいずれかに記
   載の清浄製剤。 ７、１価アルコールがエチルアルコールおよび／または
   イソプロピルアルコールである第１〜６項のいずれかに
   記載の清浄製剤。 ８、エチレンオキシド５〜１０モルを有するＣ＿１＿０
   −Ｃ＿２＿０脂肪アルコールおよび／またはオキソアル
   コールを５〜２０重量％含有する第１〜７項のいずれか
   に記載の清浄製剤。 ９、エチレンオキシド１〜４モルを有するＣ＿１＿０−
   Ｃ＿２＿０脂肪アルコールおよび／またはオキソアルコ
   ールを３〜７重量％含有する第１〜８項のいずれかに記
   載の清浄製剤。 １０、エチレンオキシド１〜４モルを有するＣ＿１＿０
   −Ｃ＿２＿０脂肪アミンを３〜７重量％含有する第１〜
   ９項のいずれかに記載の清浄製剤。 １１、第１〜１０項のいずれかに記載の清浄製剤から成
   る、汚れた繊維製品の前処理剤であって、噴霧可能な形
   態である前処理剤。 １２、液体状である第１１項記載の繊維製品前処理剤。 １３、ペーストまたはゲル状である第１１項記載の繊維
   製品前処理剤。