JPS6341295A - 舶用プロペラ - Google Patents

舶用プロペラ

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Publication number
JPS6341295A
JPS6341295A JP18387486A JP18387486A JPS6341295A JP S6341295 A JPS6341295 A JP S6341295A JP 18387486 A JP18387486 A JP 18387486A JP 18387486 A JP18387486 A JP 18387486A JP S6341295 A JPS6341295 A JP S6341295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
tab
revolutions
increases
increase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18387486A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Ito
伊藤 政光
Shozaburo Yamazaki
正三郎 山崎
Norihiro Shiraishi
白石 憲弘
Minoru Yanagida
柳田 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP18387486A priority Critical patent/JPS6341295A/ja
Publication of JPS6341295A publication Critical patent/JPS6341295A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製造された舶用固定ピンチプロペラの回転数
が設計回転数より高く、船舶の運航上に支障が生じた場
合に、回転数を設計回転数まで低下させるようにした舶
用プロペラに関する。
(従来の技術) 船舶用の固定ピッチプロペラは、船体の条件、機関の条
件、軸系の条件、所要の条件に適合し、かつ与えられた
特定の条件、例えば曳引力などを満足すべきものとして
設計される。
しかし、上記諸条件が必ずしもすべて与えられるとは限
らず、その場合には設計者は与えられた条件から必要な
条件を推測して設計しなければならない。
従って、実際に製造されたプロペラを装備して試運転を
開始すると、そのプロペラが重すぎるとか、軽るすぎる
と云う問題が生じていた。
即ち、所定馬力の主機でプロペラを駆動した場合、推定
した条件の誤りや、製作誤差等により、プロペラ回転数
が設計回転数以上になったり、以下になったりしていた
従来、プロペラ回転数が低下し、主機の運転許容範囲を
外れた場合は、プロペラの直径をカットしたり、エツジ
をカントしたり (特公昭47−36589号参照)、
または曲げ加工等して回転数が設計回転数になるよう調
整していた。
また、プロペラ回転数が設計回転数よりも高くなった場
合は、プロペラをプレスにより冷間曲げ加工したり、線
状加熱(特公昭56−23833号参照)による曲げ加
工をしたりして、所定回転数まで下げるよう調整してい
た。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の回転数を低下させるための舶用プロペラ回転
数調整方法は、プロペラの各翼を全(同形に変形させる
ことが困難であると云う問題を有していた。また、従来
の方法でプロペラを変形させてしまうと、船体・主機・
プロペラの経年変化により、プロペラ回転数が低下し、
回転数を上昇させる必要がなくなった場合に、製造当初
の形に復元させるのが困難であると云う問題があった。
そこで、本発明は、工作が簡便で且つ各翼を高精度に同
形に修正することができ、しかも、原状復旧が容易であ
る、回転数を調整された舶用プロペラを提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じ
た。即ち、本発明の特徴とする処は、流力的特性を変化
させ、プロペラ回転数を設計回転数まで低下させるべく
、プロペラ翼1の正面側後縁付近に整形したタブ2を固
着して成る点にある。
(作 用) 第1図はプロペラのある断面の回りの流れを模式的に示
したものである。図に示した角度、流速を用いて表示す
ると、各翼素でのスラスト、トルク成分は dT= dL cosβ1−dDsinβ0(1)dQ
= r(dL sinβ(+ dDcosβo)   
(21ここで、dLは揚力、dDは抗力で dL=4plW本”CLdr      (3)dD 
= −) p l W ” ” Co’dr     
 (4)W*:流入速度、ρ:水の温度、l:翼素の長
さ、β0:雰揚力角、β、:誘導速度を含んだ流力ピッ
チ角dα CD             :抗力係数全翼のスラ
スト、トルクは スラスト係数、トルク係数は さて、回転数を低下せしめるためには、流力的に以下の
条件の1つあるいはいくつかが必要である。
(1)幾何学的ピッチの増加による揚力の増加(2)キ
ャンバ−増加による揚力の増加(3)大型抗力増加によ
るトルク係数増加この内、抗力増加の条件は必要である
が、過大となるとプロペラ効率の低下をきたし推進性能
上好ましいこととはいえない。したがって、回転数低下
を妨げない範囲に押さえる必要がある。
本発明はこれを実現する方法を示している。
第2図及び第3図に示すように、舶用プロペラ1の正面
側後縁に、その断面A−A’ においてプロペラ翼断面
と上下面共滑らかに接続する回転数調整タブ2を取り付
ける。タブ2はプロペラ1の弦長を増し、キャンバ−を
増加させる役目を果たす。このタブ2の効果により、先
述した回転数低下の条件は総て満足される。
すなわち、 (1)幾何学的ピッチの増加による揚力増加、大型抗力
増加。
(2)キャンバ−増加による揚力増加、大型抗力増加。
(3)翼弦長増加による大型抗力増加。
このことにより、スラスト係数KT、トルク係数に0共
上昇し、必要な船速を出すのにより少ない回転数で釣り
合うこととなり、回転数が低下する。
タブの形状、範囲等は必要な回転数調整量により決定す
るが、取り付は範囲、長さ、取り付は角度については次
に示す制限範囲の中に定めるのが望ましい。
第4図は日本において最も多数使用されているM A 
U型プロペラの半径方向のスラスト成分((1)式)の
無次元半径方向分布を示す。このようにピッチ比が異な
っても分布形状は殆ど変化しない。揚力、抗力の変化が
最も有効に働くのはこの分布が大きな所であり、無次元
半径位置で0.65〜0.90 (A領域)である。な
お、A領域のみで所定の回転数変化が得られぬ場合は、
B領域まで取り付けることも可。C9M域は効果少なく
、またD領域はキャビテーション性能上付加物を取り付
けぬ方が望ましい。
次に、第5図に示すタブ寸法の定義に従って長さと取り
付は角の範囲をしめす。
第6.7図は後で示す実施例のプロペラの70%半径位
置でのタブ長さと揚力と抗力の関係を示している。タブ
が長くなると翼素の抗力は比例して増加する。しかし揚
力係数の増加量はタブ長さが20%を越えると少なくな
る。抗力が増えても回転数は落ちるが、プロペラ効率の
面からは望ましくない。したがって、タブ長さはプロペ
ラ弦長の20%を越えない方が良い。
第8図は後で示す実施例のプロペラ1070%半径位置
でのタブ2の取り付は角と揚力の関係を示している。タ
ブ取り付は角を増すと揚力係数は増加するが、取り付は
角が20度を越えると剥離現象が生じ抗力が増加し望ま
しくない。従って取り付は角は20度前後を上限とする
ことが良い。
タブは個別に工場で製作でき、現場では固着工事のみを
行えばよい。また、本方法では甚大の形状を同一とする
ことは容易である。
タブ装着後年数が経過し、回転数を低下させる必要が無
くなった時には本タブ2を除去し、原状に復旧すること
も比較的簡単に実施できる。
なお、背面側に同様のタブ2を装備することによって、
プロペラ回転数が低下した場合に回転数を上昇させるこ
とも原理的には可能であるが、その場合の条件 (1)幾何学的ピッチの減少による揚力減少(2)キャ
ンバ−減少による揚力減少 (3)翼型抗力減少によるトルク係数減少の内(1)、
(2)のみが満足させられ(3)は満足されないので効
果は回転数低下程顕著ではなく、従来の方法、例えばエ
ツジカント、に優位に立っているとはいえない。
(実施例) 全長170mの自動車運搬船において、過去の実績より
設計条件を推定して直径4.7m、5翼、展開面積比0
.7350.ピンチ比0.90のプロペラlを設計して
試運転を実施したところ、設計条件である12000馬
力で155回転(RPM)よりもプロペラ回転数が上昇
し158.6PPMとなった。その時船速は18.23
ktであった。理由としては推定した設計条件に誤りが
あったと判断された。そこで、第9図に示すように半径
位置の0.7〜0.8を中心として弦長の5%のタブ2
を取り付は角10度で取り付けた。タブ2はプロペラ本
体1と同じニッケルアルミニューム青銅(Δ/ BC3
)で製造し、?容接棒Ampcotrode#10 、
φ= 1 、2 amを用いてMIG溶接機にて第10
図に示す要領で固着した。これにより、プロペラ単独性
能は第11図Gこ示すようにスラスト係数で9%、トル
ク係数で10%増加した。試運転の結果はプロペラ回転
数は設計条件どおりの155PPMとなり、船速は18
.26ktと僅かにではあるが増加した。
(発明の効果) 本発明によれば、プロペラ翼1の正面側後縁付近に整形
したタブ2を固着するものであるから、タブ2はそれ単
独に同形のものを高精度で製作することができるので、
各プロペラ翼に同形のタブ2を固着することができる。
従って、プロペラ精度を高精度に維持できる。また、こ
のタブ2の製作及び取付けは極めて簡単である。
また、プロペラを製造当初のものに復元する場合は、タ
ブ2を取外せば良く、その復旧作業は極めて容易である
【図面の簡単な説明】
第1図はプロペラ翼素まわりの流れを示す説明図、第2
図は回転数調整用タブの概要を示す斜視図、第3図は第
2図のA−A’線断面図、第4図は半径方向のスラスト
分布を示すグラフ、第5図はタブ寸法等の定義を示す翼
断面図、第6図はタブ長さによる翼素の粘性抗力の変化
を示すグラフ、第7図はタブ長さによる翼素の揚力の変
化を示すグラフ、第8図はタブ取付は角による揚力係数
の変化を示すグラフ、第9図は本発明の実施例を示す翼
の正面図、第10図は回転数調整タブの取付は例を示す
断面図、第11図はプロペラ単独性能の変化例を示すグ
ラフである。 1・・・プロペラ翼、2・・・タブ。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 第 1図 名 4凹 アロヘリ壬1+  x=r/R 嘉2図 第3図 第10図 、7R8゜、8 第11 区 でp−1−ラ1¥jvJ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流力的特性を変化させ、プロペラ回転数を設計回
    転数まで低下させるべく、プロペラ翼1の正面側後縁付
    近に整形したタブ2を固着して成ることを特徴とする舶
    用プロペラ。
JP18387486A 1986-08-04 1986-08-04 舶用プロペラ Pending JPS6341295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18387486A JPS6341295A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 舶用プロペラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18387486A JPS6341295A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 舶用プロペラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6341295A true JPS6341295A (ja) 1988-02-22

Family

ID=16143338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18387486A Pending JPS6341295A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 舶用プロペラ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6341295A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4892460A (en) * 1989-01-30 1990-01-09 Volk Steve J Propeller breeze enhancing blades for conventional ceiling fans
US6672839B2 (en) * 2001-11-16 2004-01-06 Hp Intellectual Corp. Fan wheel
JP2012116471A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Agustawestland Spa 航空機離陸重量の計算方法及び計算システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4892460A (en) * 1989-01-30 1990-01-09 Volk Steve J Propeller breeze enhancing blades for conventional ceiling fans
US6672839B2 (en) * 2001-11-16 2004-01-06 Hp Intellectual Corp. Fan wheel
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