JPS6341153Y2 - - Google Patents
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- JPS6341153Y2 JPS6341153Y2 JP8748383U JP8748383U JPS6341153Y2 JP S6341153 Y2 JPS6341153 Y2 JP S6341153Y2 JP 8748383 U JP8748383 U JP 8748383U JP 8748383 U JP8748383 U JP 8748383U JP S6341153 Y2 JPS6341153 Y2 JP S6341153Y2
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は合成樹脂の成形に用いられる射出装
置の材料供給温度制御装置に関するものである。
置の材料供給温度制御装置に関するものである。
加熱シリンダと材料タンクとを射出シリンダ先
端部の保持部材に取付け、材料タンクからの合成
樹脂の成形材料を、保持部材に設けた材料供給部
より加熱シリンダ内に供給できるようにした射出
装置では、加熱シリンダ側からの伝熱により、材
料供給部の温度が上昇すると、供給路内で成形材
料が溶融して塊状になり易くなり、計量時におけ
る成形材料の喰込みが悪くなつて、材料供給の円
滑性を欠くことが多く、このため射出装置のほと
んどが上記材料供給部の冷却を行つている。
端部の保持部材に取付け、材料タンクからの合成
樹脂の成形材料を、保持部材に設けた材料供給部
より加熱シリンダ内に供給できるようにした射出
装置では、加熱シリンダ側からの伝熱により、材
料供給部の温度が上昇すると、供給路内で成形材
料が溶融して塊状になり易くなり、計量時におけ
る成形材料の喰込みが悪くなつて、材料供給の円
滑性を欠くことが多く、このため射出装置のほと
んどが上記材料供給部の冷却を行つている。
しかしながら、従来の冷却手段は、主として水
を熱媒体として使用しており、水そのものに対す
る費用はもちろん、そのための配管設備および水
量調節バルブ、水量検出器などにかなりの費用が
かかつていた。また往々にして不用意に水量を多
くしてしまうことがあり、これによつて、必要以
上に上記保持部材を冷却し過ぎ、加熱シリンダか
ら熱をうばい過ぎる結果となつて、ヒーターに無
駄な電力を消費させるばかりでなく、成形材料を
常温以下してしまうため、溶融に至るまでのスク
リユ回転に要する動力を過大に使う結果となつて
いた。
を熱媒体として使用しており、水そのものに対す
る費用はもちろん、そのための配管設備および水
量調節バルブ、水量検出器などにかなりの費用が
かかつていた。また往々にして不用意に水量を多
くしてしまうことがあり、これによつて、必要以
上に上記保持部材を冷却し過ぎ、加熱シリンダか
ら熱をうばい過ぎる結果となつて、ヒーターに無
駄な電力を消費させるばかりでなく、成形材料を
常温以下してしまうため、溶融に至るまでのスク
リユ回転に要する動力を過大に使う結果となつて
いた。
この考案は上記従来の問題点を解決するために
考えられたものであつて、その目的とするところ
は、材料供給部を適度に冷却し、また加熱シリン
ダ側を過冷却する虞れも全くない新たな冷却手段
を備えた射出装置を提供することにある。
考えられたものであつて、その目的とするところ
は、材料供給部を適度に冷却し、また加熱シリン
ダ側を過冷却する虞れも全くない新たな冷却手段
を備えた射出装置を提供することにある。
上記目的によるこの考案は、加熱シリンダと材
料タンクとの保持部材に取付けられ、かつ材料供
給部を冷却する所要枚数の放熱板と、その放熱板
の外側のカバー部材に連結した送風機と、上記保
持部材または放熱板側の温度を検知し、上記送風
機の風量を制御する装置とからなることを特徴と
するものであり、これにより上記材料供給部を適
温以下に保ち、供給路での溶融による成形材料の
供給不良を排除してなる。
料タンクとの保持部材に取付けられ、かつ材料供
給部を冷却する所要枚数の放熱板と、その放熱板
の外側のカバー部材に連結した送風機と、上記保
持部材または放熱板側の温度を検知し、上記送風
機の風量を制御する装置とからなることを特徴と
するものであり、これにより上記材料供給部を適
温以下に保ち、供給路での溶融による成形材料の
供給不良を排除してなる。
以下この考案を図示の例により詳細に説明す
る。
る。
図中１はヒーターを外周囲に備えた加熱シリン
ダで、内部に射出スクリユ２を有し、後部は射出
シリンダ３の先端部にある保持部材４に挿入し固
定してある。
ダで、内部に射出スクリユ２を有し、後部は射出
シリンダ３の先端部にある保持部材４に挿入し固
定してある。
５は材料タンクで、第２図に示すように、加熱
シリンダ１と保持部材４とに貫設した供給路６を
有する材料供給部７の上に取付けてあり、タンク
内の粒状材料が、供給路６より射出スクリユ２の
スクリユ溝に送り込まれるようになつている。
シリンダ１と保持部材４とに貫設した供給路６を
有する材料供給部７の上に取付けてあり、タンク
内の粒状材料が、供給路６より射出スクリユ２の
スクリユ溝に送り込まれるようになつている。
８は保持部材４に設けた放熱板で、保持部材４
と一体成形か、または熱伝導性のよい金属たとえ
ばアルミニウムなどの金属板からなる。また放熱
板８はその所要枚数を一定間隔ごとに縦にして保
持部材４に設けてあり、その外側に上端が開口し
たカバー部材９が取付けてある。またカバー部材
９の下端には送風機１０が連結してあつて、カバ
ー部材内に風を送り込み、上記保持部材４及び放
熱板８を強制的に冷却できるようにしてある。
と一体成形か、または熱伝導性のよい金属たとえ
ばアルミニウムなどの金属板からなる。また放熱
板８はその所要枚数を一定間隔ごとに縦にして保
持部材４に設けてあり、その外側に上端が開口し
たカバー部材９が取付けてある。またカバー部材
９の下端には送風機１０が連結してあつて、カバ
ー部材内に風を送り込み、上記保持部材４及び放
熱板８を強制的に冷却できるようにしてある。
１１は保持部材４または放熱板８側の温度検知
器で、図示の場合は保持部材４に取付けてある。
またこの温度検知器１１は上記送風機１０の制御
装置１２に接続してあり、温度を検知して、送風
機１０のON、OFFまたは回転数を変えて風量の
制御を行う。なお、風量制御は風量調節弁を設け
て行つてもよい。
器で、図示の場合は保持部材４に取付けてある。
またこの温度検知器１１は上記送風機１０の制御
装置１２に接続してあり、温度を検知して、送風
機１０のON、OFFまたは回転数を変えて風量の
制御を行う。なお、風量制御は風量調節弁を設け
て行つてもよい。
しかして上記構造では、送風機１０により保持
部材４及び放熱板８を強制的に冷却して、加熱シ
リンダ１側からの伝熱による保持部材４の過熱を
防止し、材料供給部７の温度を適度に制御するこ
とができるため、供給路６内における成形材料の
塊状化を完全に防止することができる。
部材４及び放熱板８を強制的に冷却して、加熱シ
リンダ１側からの伝熱による保持部材４の過熱を
防止し、材料供給部７の温度を適度に制御するこ
とができるため、供給路６内における成形材料の
塊状化を完全に防止することができる。
この考案は上述のように、保持部材４に放熱板
８を設けるとともに、保持部材４と共に放熱板８
を送風機１０により強制的に冷却して、材料供給
部７の温度上昇を防止してなるものであるから、
水冷による場合のように、保持部材に熱交換用の
冷却孔を穿つたり、冷却ジヤケツトを装着する必
要もなく、配管設備や厄介な水量調節も不要とな
る。しかも加熱シリンダ側まで過冷却されないた
め、ヒーターに無駄な電力を消費させずに済む。
８を設けるとともに、保持部材４と共に放熱板８
を送風機１０により強制的に冷却して、材料供給
部７の温度上昇を防止してなるものであるから、
水冷による場合のように、保持部材に熱交換用の
冷却孔を穿つたり、冷却ジヤケツトを装着する必
要もなく、配管設備や厄介な水量調節も不要とな
る。しかも加熱シリンダ側まで過冷却されないた
め、ヒーターに無駄な電力を消費させずに済む。
更にまた、保持部材４または放熱板８側の温度
検知器１１と、送風機１０の制御装置１２とによ
り、送風機１０の風量を制御できるようにしたの
で、材料供給部が必要以下に冷却されることがな
く、長時間の使用に際しても常に適温に保たれる
などの特長を有する。
検知器１１と、送風機１０の制御装置１２とによ
り、送風機１０の風量を制御できるようにしたの
で、材料供給部が必要以下に冷却されることがな
く、長時間の使用に際しても常に適温に保たれる
などの特長を有する。
図面はこの考案に係る射出装置の材料供給部温
度制御装置の要部を例示するもので、第１図は一
部縦断側面図、第２図は縦断正面図である。 １……加熱シリンダ、２……射出スクリユ、３
……射出シリンダ、４……保持部材、５……材料
タンク、６……供給路、７……供給部、８……放
熱板、９……カバー部材、１０……送風機、１１
……温度検知器、１２……制御装置。
度制御装置の要部を例示するもので、第１図は一
部縦断側面図、第２図は縦断正面図である。 １……加熱シリンダ、２……射出スクリユ、３
……射出シリンダ、４……保持部材、５……材料
タンク、６……供給路、７……供給部、８……放
熱板、９……カバー部材、１０……送風機、１１
……温度検知器、１２……制御装置。
Claims (1)
- 加熱シリンダと材料タンクとの保持部材に取付
けられ、かつ材料供給部を冷却する所要枚数の放
熱板と、その放熱板の外側のカバー部材に連結し
た送風機と、上記保持部材または放熱板側の温度
を検知し、上記送風機の風量を制御する装置とか
らなる射出装置の材料供給温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8748383U JPS59192323U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | 射出装置の材料供給部温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8748383U JPS59192323U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | 射出装置の材料供給部温度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59192323U JPS59192323U (ja) | 1984-12-20 |
| JPS6341153Y2 true JPS6341153Y2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=30217396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8748383U Granted JPS59192323U (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | 射出装置の材料供給部温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59192323U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013207632A1 (de) * | 2013-04-26 | 2014-10-30 | Sumitomo (Shi) Demag Plastics Machinery Gmbh | Kunststoffverarbeitungsmaschine, insbesondere Spritzgießmaschine mit einer im Bereich der Einfüllzone angeordneten Temperiereinrichtung |
-
1983
- 1983-06-08 JP JP8748383U patent/JPS59192323U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59192323U (ja) | 1984-12-20 |
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