JPS6341073B2 - - Google Patents

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JPS6341073B2
JPS6341073B2 JP52028541A JP2854177A JPS6341073B2 JP S6341073 B2 JPS6341073 B2 JP S6341073B2 JP 52028541 A JP52028541 A JP 52028541A JP 2854177 A JP2854177 A JP 2854177A JP S6341073 B2 JPS6341073 B2 JP S6341073B2
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JP
Japan
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signal
memory
line
coded
character
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JP52028541A
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JPS53113432A (en
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Aaru Guriia Uiriamu
Eru Aareji Aasaa
Eichi Shepaado Furanshisu
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RIARITEI ANDO IND CORP
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RIARITEI ANDO IND CORP
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Publication of JPS6341073B2 publication Critical patent/JPS6341073B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子タイポグラフイツク装置および
そのためのデイスプレイシステムに関する。その
電子タイポグラフイツク装置はキーボード、デイ
スプレイ装置および必要な制御回路からなる。な
お、デイスプレイ装置とそれに関連する制御回路
の組合せをこの明細書ではデイスプレイシステム
という。
電子タイポグラフイツク装置は、多数行表示を
含み、その一番上の表示は、行揃えされ、下の行
は、データ入力行を構成している。コード化され
たタイポグラフイツクデータは、文字メモリに蓄
えられ、異なる走査線における文字表示のための
ドツトフオーマツトは、蓄えられた文字データ
を、文字発生リードオンリメモリへ加えることに
基いて、つくられる。デイスプレイの、データ入
力行のデータ入力位置が蓄えられ、新しいデータ
は、データ入力行および位置を記憶するために使
用される計数回路を有する文字メモリへ入力され
る。デイスプレイは、キヤリエツジ復帰信号を受
けると、1行分だけ“ロールアツプ”され、バツ
クスペース機能において、蓄積されたデータは削
除される。バツクスペースは前にロールアツプさ
れた行へ進み、この場合、全ての行が、ロールダ
ウンされる。文字は、そのエレメントの表示の前
に、文字メモリのコード化信号に瞬時的に応答す
るリードオンリメモリから生じた文字クロツクの
関数として、比例的幅で表示される。デイスプレ
イの一番上の行のワードスペースは、デイスプレ
イの一番上の行を揃えるための行揃えメモリを生
ずるようにカウントされ、この行揃えデータは、
別のメモリに蓄えられ、デイスプレイの走査が、
所定期間続く間、文字クロツクを禁止することに
よつて、一番上の行のワードスペースを“のば
す”。一旦行揃えが終了すると、上述した期間は
デイジツト化されて、必要な“ひきのばし”を定
めるため、ハードコピー印刷装置へ送られる。
タブストツプは、別のメモリに記憶され、タブ
ストツプ信号が、タブストツプメモリから受け取
られるまで、文字メモリに記憶されたタブ信号
は、文字クロツク信号の継続を禁止する。
本発明は、表示された行の一つを揃え、表示さ
れた文字間隔を比例的にする特徴を有するもので
ある。従来、多くのタイポグラフイツク装置が開
発されてきたが、それらは、文字の比例的表示だ
けでなく自動行揃えのような特徴を有していた。
電気磁気的構成のこのような装置は、例えば、
1971年12月28日に出願され、本発明の譲渡人に譲
渡された出願係属中の、米国特許出願第212895
号、および米国特許出願第213045号に開示されて
いる。
電子装置の目ざましい発展をした現在では、機
能的には、同じの機械的、そして電気機械的装置
よりも融通がきき、やつかいでなく、容易につく
られる電子タイポグラフイツク装置がつくられる
ことは当然予期できることである。従つて、本発
明は、上述の出願に開示された広い概念を、実用
可能な限り、具体化した電子タイポグラフイツク
装置の提供に関するものである。勿論、上述した
出願に開示された特徴の全てを、電子システムに
直接適応することは、必ずしも最適設計の装置を
提供することにはならず、従つて、本発明は、利
用できる電子装置の特徴のうち、あらゆる長所が
とり出されるように、上述の出願のシステムを電
子装置に適応することに関している。
簡単に言えば、本発明によれば、従来のキーボ
ードからのコード化されたデータが、一又はそれ
以上のシフトレジスタの形であるメモリに加えら
れるタイポグラフイツク装置が提供される。本装
置は、複数行の文字を表示するため、CRTデイ
スプレイ装置のような電子デイスプレイを備えて
いる。
このデイスプレイは、複数のデイスプレイライ
ンを有する時、各文字メモリは、本文の特定の行
のデータに対応し、従つて、制御回路の制御によ
り、対応する本文が、デイスプレイ装置のデイス
プレイラインのどれかに表示される。
本発明の推奨実施例では、デイスプレイライン
の一つは、キーボードに現在入力されているデー
タを表示し、他のデイスプレイラインは前に終了
した本文の行を、行揃えした形で表わしている。
そのような構成では、デイスプレイ装置は、絶え
ず走査されるので、データ入力行に対応した文字
メモリの位置および、この行のデータ入力位置に
対応した文字メモリの位置に、新しく受け入れた
データの入力を可能にするために、計数回路が設
けられる。本発明による構成では、任意の与えら
れた時間におけるデイスプレイに対応した文字メ
モリは、各々の文字の所望の幅によつて決定され
る速度でクロツクされる。これは、プログラムさ
れた装置に、連続的に、文字メモリのコード化信
号を加えることによつて行われ、従つて、各文字
は、所定の幅に割当てられ、各文字の幅が、表示
されるような速度でクロツクされる。
本発明による他の特徴は、バツクスペース操作
によつて、文字メモリに前に記憶されたデータを
削除する修正が行われる。
複数のデイスプレイラインが設けられて、本文
が、データ入力行に全然表示されないならば、バ
ツクスペースの操作により、更にバツクスペース
と削除操作を行なえるように、データ入力行の位
置に、データを置く“ロールダウン”が生ずる。
このプリント位置は、データ入力行の位置にロー
ルダウンされた本文の行の最後の文字位置に、自
動的にセツトされる。
本発明による他の特徴は、ワードスペース幅を
増加させるために、所定の時間に、対応する文字
メモリのステツプ速度を制御することにより、デ
イスプレイの一又はそれ以上の行における行揃え
が行われる。この目的のためには、文字メモリの
修正は必要とされず、ワードスペースの必要な拡
大量および位置が、更に、メモリ装置に記憶され
る。
本発明による更に有用な特徴は、行揃えプロセ
スにおいて、従来のワードスペースの方法で拡大
されない“固定”スペースを記憶する手段が設け
られる。この型の固定スペースを設けることによ
り、中心に位置決めし、右側を揃えて本文を表示
するように、オペレータが表示された文字を、所
定の場所に容易に位置決めできる。
本発明による装置は、タブ機能を果すこともで
き、この場合、タブデータは、他のメモリに記憶
される。
本発明の概念によれば、文字メモリは、キーボ
ードからのデータのみを記憶し、例えば、デイス
プレイ上に文字を位置決めする制御は、メモリに
記憶された文字又は機能信号の認識に基いて、当
該文字が、表示されるべき瞬時にのみ行われる。
本発明によるタイポグラフイツク装置は、容易
に、プリンタと結合して動作させることができ、
その目的のために、適当なインターフエースが、
本発明装置で導出される信号を、使用される特別
の従来のプリンタ制御に適応させるように設けら
れる。
本発明は、所望ならば、他の文字フオーマツト
を使用できるけれども、ドツト表示マトリツクス
フオーマツトにおける文字表示用に、特に適用で
きる。
本発明を、更に明確に理解できるように、添付
図面を参照して、詳細に説明する。
図面、特に第1図を参照すると、本発明による
タイポグラフイツク装置の一実施例が示されてい
る。このタイポグラフイツク装置は、従来のタイ
プライタのキーボードに相当するキーボード10
0を備えており、これは、以下に詳細に説明する
いくつかの例外を有している。
制御部101と102は、タイプ領域のそれぞ
れ左右の余白を制御するために設けられている。
デイスプレイパネル103は、タイプライタのオ
ペレータに見える位置に設けられている。プリン
トアセンブリ104が、本装置に設けられ、これ
は、例えば、回転可能なプラテン105を備えて
いる。コネクタ106が設けられ、本装置を他の
装置、例えば、離れているプリント装置と相互接
続できる。更に、指示アセンブリ107が、オペ
レータの周辺視野内に設けられ、タイプしている
行が、例えば、デイスプレイ103で指示されて
いる一行、およびプリント装置105に現われて
いる最後にタイプされたコピーにおける行揃え領
域に進んだ時、オペレータに指示するための一連
の指示光源108を有している。
勿論、第1図に示されている装置は、相当修正
ができることは明らかであろう。従つて、プリン
ト装置を、本装置から省略することが可能で、そ
の場合のみ、リモートプリンタが使用される。
第2図は、第1図の装置に使用されるキーボー
ドの一例を示している。このボード上のキーと制
御部の大部分は、標準的な従来のキーボードに使
われているのと同じであることは明らかである。
一つの例外は、従来のスペースバー110の外
に、“固定バー”109が設けられていることで
ある。このタイプライタを非行揃えモードで使用
する限りは、この固定スペースバー109は、従
来のワードスペースバー110と同様に機能す
る。しかしながら、この固定スペースバー109
を、行揃えモードで使用することにより、特に有
用な機能が、本装置にもたらされることは、以下
に明らかとなるであろう。
更に、キーボードは、行揃え制御部111を備
えており、これにより、オペレータは、行揃えが
できたり、できなかつたりする。例えば、タビユ
レーシヨン中は、従来通りに、このシステムを動
かすことが望ましい。文字キー112は、従来通
りに、タイプ又は印刷すべき文字を表わしてお
り、キーボードのキーの残りも、従来のものの機
能を行なう。第2図に示されたキーボードと従来
のキーボードとの相違が極めて僅かなので、従来
のタイプライタをオペレートするように訓練され
たタイピストを、本発明によるタイプライタをオ
ペレートできるように教育することは、殆んど必
要がないことは明らかである。
第3図は、本発明によるタイプライタ装置に設
けられるデイスプレイの一例を示している。この
デイスプレイは、文字a,b,c,dの4行を表
わしており、“行”なる用語は、好ましくは水平
方向の文字の行又は文字の軌跡に属するものとす
ることが、以下の説明で理解されるであろう。こ
の行は、位置が変えられる左側の余白eと右側の
余白fとの間の領域にわたつている。右側の余白
fの左側の方の他の線gは、右側の余白fと共に
行揃え領域hを規定している。
下の行dは、例えば、第1図と第2図に示され
たキーボードの使用により、データが現在入力さ
れている行を示している。行dへの情報の入力が
進むと、キーボードよつて指令される次のオペレ
ーシヨンが起こる点に相当するプリントポイント
jは前に進む。プリントポイントjの目に見える
指示が行われる。従つて、第3図に示されるよう
に、最後の文字“S”が表示され、行dにおける
表示がそれより上の行の表示と同じであれば、プ
リントポイントは、次の入力が供給される行dの
領域を確認する。もし、行へのデータの入力中、
プリントポイントが行揃え領域hへ入ると、本発
明による装置は、右側の余白に対して、行を揃え
ることができる。スペースバーの使用によつて、
選択的にプリントポイントを行揃え領域へ進めら
れるけれども、このような行揃えが生ずるため
に、行における文字は、文字自体が行揃え領域の
中に存在する必要なしに、行揃え領域にまでわた
つて延びることができる。
第3図に示された行cは、行dにおいて以前に
入力され、キヤリエツジの復帰操作によつて行c
へ上方に移された行を表わしている。行dは、行
cに以前に入力された情報を表示し、このデータ
の行bへのシフトは、キヤリエツジの復帰指令に
応答して、行dからのデータの上方へのシフトと
同時に行われる。同様に、一番上の行aは、行b
に以前に表示されたデータの上方へのシフトを示
している。行aのデータが行揃えされ、すなわ
ち、左右の余白間に完全にわたつていることは、
特に注目されるであろう。
勿論、本発明により表示される行数は、例え
ば、行aは又は行dに対応する行揃えされ、又は
行揃えされていない、たつた一行のみを表示する
ように、変えられることは明らかであろう。第3
図において4行を表わしている全体の表示は、本
発明の推奨実施例によれば表示が走査技術によつ
て行われるので、“走査”として、以下で参照さ
れる。第3図に示された表示では、データは、キ
ヤリエツジの復帰操作と同時に、行から行へ通常
上方へ移され、行bから行aへ情報のシフトと同
時に、行aに前に入力されたデータは、本装置に
おいて消去される。
本発明による他の特徴は、個々の文字の表示が
“比例的”である、すなわち、文字は、一定の単
位スペース幅の数倍の幅で表示される。例えば、
第3図において、文字“i”は、2単位スペース
で表示されるように考慮され、文字“S”,“e”
および“o”は、3単位スペースで表示され、そ
して文字“N”は、4単位スペースで表示され
る。以下に、より詳細に説明するように、文字と
文字の間のスペースは、個々の文字のデザインに
よつて調節される。ワード間のスペースは、前と
後の文字のフオーマツト間の2単位スペースで、
このワードスペースは、スペースバーを押し下げ
ることにより生ずる。
第3図に示された行揃えされた行aにおいて、
一定のワードの文字の比例的スペースは維持され
ているが、ワードスペース幅は、行を左右の余白
間に完全にわたるようにするために増加している
ことは注目される。
第4図は、本発明による装置において使用され
るバツクスペース技術を示している。例えば、第
3図に示された表示が表われている時、装置のバ
ツクスペースキーを押し下げると、文字“S”は
消去され、プリントポイントjは、第4図の一番
上の行に示されているように後方へ動かされる。
更にバツクスペースキーを押し下げると、順序よ
く第4図の他の行に示されているように、更に文
字が消去され、プリントポイントは左方へ移る。
勿論、プリントポイントが、ワードスペースに追
従する時は、バツクスペースキーを押し下げる
と、単にプリントポイントが左方へ動くだけであ
る。第4図の一番下の行は、左側の余白の所に、
たつた一つの文字を表示している行を示してお
り、勿論、この場合にバツクスペースキーを押し
下げると、文字は消去され、プリントポイント
は、行の始まりの方へ動かされる。プリントポイ
ントが行dの始まりの所にある時、バツクスペー
スキーを押し下げると、以後、データ入力行と称
するように、表示されている全ての行は、第5図
に示すように一行だけ下方へシフトされ、行のプ
リントポイントjは、データ入力行dにおいて、
行の終端に動かされる。バツクスペース動作中の
この後者のオペレーシヨンは、以後においては、
“ロールダウン”と呼ばれる。
第6図は、本発明によるタイプライタのキーボ
ード上の固定スペースキー109の機能を示して
いる。固定スペースキーは、ワードスペースバー
110と同じ間隔だけプリントポイントを進ませ
るが、本発明による装置は、行揃えオペレーシヨ
ンにおいては、固定スペースキーによる信号を、
ワードスペースとしてよりもむしろ、プリントさ
れない文字として扱つている。行揃えオペレーシ
ヨンにおいては、右側の余白の所に文字が現われ
るまで、ワードスペースは、幅が広げられる。従
つて、第6A図は、ワード間のワードスペースk
を使用した通常のやり方でタイプされた行を示し
ており、この場合のプリントポイントは、例え
ば、ワードスペースバーの操作によつて、行揃え
領域hまで延びる。第6A図の行を揃えると、第
6B図に示すようにワードスペースは広がり、そ
のため、ワードスペースが一つだけであると、一
方のワードは行の始まりに現われ、他方のワード
は、行の終わりに現われる。
今、第6C図に示すように、二つのワードを、
ワードスペースが行の始まりにあり、ワード間に
固定スペース1があるようにタイプし、プリント
ポイントを、二つのワードのグループ全体を行揃
えすることに基き、行揃え領域hまで進めるとす
ると、間の固定スペース1は、固定スペース1を
広げずに右側の余白まで進められ、その結果第6
D図に示すように“フラツシユライト”オペレー
シヨンが行われる。このオペレーシヨンは、例え
ば、オペレータが、手紙の始めの日付やあて名を
右側の余白の方へ動かす場合に有効である。
固定スペースは、行の中心を定める例えばタイ
トルを中心に置くような場合に用いられる。従つ
て、第6E図に示すように、ワードスペースkが
行の始めに設けられ、各ワード間に固定スペース
1、およびワードスペースkと固定スペース1が
行の終わりにあるならば、プリントポイントが行
揃え領域まで進められると、この行は、第6F図
に示されるようにワードスペースおよび固定スペ
ースが広げられずに、広げられる。本発明による
構成では、ワードスペース領域のみが広げられ、
固定スペース領域は広げられず、最後の固定スペ
ース1は、実際文字として扱われ、この固定スペ
ース“文字”は表示されないけれども、行の終わ
りに位置している。
アルフアニユーメリツク文字の表示のための陰
極線管のような従来のデイスプレイ装置では、例
えば、表示されるべき情報により輝度変調された
ビームでデイスプレイスクリーンを左側から右側
へ走査して走査線を形成し、この走査線でデイス
プレイスクリーンを順次上から下へ走査してい
る。この型のシステムでは、勿論、質の良い表示
が行われるように、ビームの走査と変調を同期さ
せることが必要である。
次の記載で使用される専門語を確立するため
に、第7図は、本発明による好ましいデイスプレ
イの一部を示している。第7図は、デイスプレイ
の2つの行mとnを示している。各行は、16本の
水平方向のビームの“走査線”から成り、このビ
ームは、所定のプログラムにより走査線の中で輝
度変調されており、その結果目に見えるドツトを
つくつている。各行の上の8本の走査線oは、大
文字を表示するために用いられ、これらの走査線
oの下側の方は、小文字の部分を表示するために
用いられる。各行の第9ないし第12の走査線p
は、例えば、プリントポイント,行揃え領域およ
び余白の指示を表わすだけでなく、行より下側
に、小文字の他の文字部分を表示するために用い
られる。各行の、残りの4本の走査線qは、行間
にスペースをおくように空白にしてある。
第7図に示されたデイスプレイの実施例におい
ては、2つのドツトが単位スペースrに相当する
ように、ドツト周波数が選ばれている。このフオ
ーマツトによれば、文字“N”のような4単位ス
ペース文字に対する基本的なフオーマツトは、8
ドツト位置の幅で、12ドツト位置の高さである。
下側の4本の走査線は、大文字には用いられず、
各走査線の最後のドツト位置も、文字と文字の間
にスペースを設けるために、フオーマツトの一部
として、空白になつている。同様に、3単位スペ
ース文字および2単位スペース文字は、それぞれ
6ドツト位置および4ドツト位置の幅で、各文字
マトリツクスの最後のドツト位置は、文字スペー
スのために空白になつている。その結果、第7図
に示すように、文字“N”と“W”の最初の7つ
のドツト位置にのみドツトが現われ、一方文字
“0”のような3単位スペース文字の最初の5つ
のドツト位置にのみドツトが現われている。勿
論、他のあらゆるフオーマツトが使用できるこ
と、文字と文字の間のスペース用に用いられるド
ツト位置の数を、ワードの文字をより明確に分け
るために、所望ならば増やせることは明らかであ
る。一例として、行mの最初の走査線には、文字
“N”の上方部分を構成するために、第1と第7
番目のドツト位置にそれぞれドツトが現われ、文
字間のスペースに相当する第8番目のドツト位置
tは空白である。このドツトは、図示のように、
所望の文字を構成するために、後続の走査線の決
められたドツト位置によつて表示される。
勿論、走査やドツト周波数において、各文字の
走査線の数を増やしたり減らしたりすること、単
位スペース周波数に対してドツト周波数を上げた
り下げたりすること等のような他のパラメータを
使用できることは明らかであろう。同じ構成の文
字を、他のドツトマトリツクス型デイスプレイで
使用できることも明らかであろう。
第8図は、本発明による装置を、簡単に示した
ブロツクダイアグラムである。この図において、
従来の性質のキーボード150は、押し下げられ
たキーボードのキーに対応したデータを、線15
1に、コード化された、並列データ出力として生
じさせる。このデータは、メモリシステム152
の各メモリに、並列に加えられ、さらにこのデー
タは、デコーダ170に加えられる。
メモリシステム152の各メモリは、例えば、
循環シフトレジスタからなつている。このメモリ
システムは、シーケンスコントロールシステム1
53と第2のデコータ154によつて制御され
る。シーケンスコントロール153は、メモリシ
ステムを制御し、通常の再循環モードでは、メモ
リにデータは入らず、データ入力モードで、メモ
リシステムは、キーボードから蓄積のためデータ
を受けることができる。デコーダ154は、メモ
リシステム152の各メモリを順次動作させる信
号を供給し、そのため、メモリの各動作期間中、
所定数のストローブパルスが、動作中のメモリの
再循環を完全にするため、動作中のメモリに加え
られる。メモリの出力は、マルチプレクサ155
に加えられ、そのためストローブされているメモ
リのみが、マルチプレクサに出力を加える。一例
として、非動作中のメモリが、その最後の段階が
論理値“0”で止まると、その結果、データは、
これらのメモリからマルチプレクサには加えられ
ない。マルチプレクサの出力は、例えば、リード
オンリメモリで良いドツトジエネレータ156に
加えられ、その結果、ビデオ信号を、陰極線管1
57のようなデイスプレイ装置に加える。
水平走査ジエネレータ158と、垂直走査ジエ
ネレータ159のような、従来のデイスプレイ装
置用走査システムが設けられている。勿論、デイ
スプレイ装置の走査は、システムの制御信号と同
期していることは明らかであろう。
メモリシステム152の各メモリは、デイスク
リートな量のデータ、例えばデイスプレイ装置に
一つの行を表示するためのデータを記憶すること
ができる。しかしながら、デコーダ154が、表
示された行と、各メモリに記憶されたデータとの
間の対応を選択するようにメモリの動作を制御し
ているので、各メモリに記憶されたデータは、デ
イスプレイの特定の行に対して一意的ではない。
デコーダ154は、デイスプレイスクリーン上の
データラインの、上方向および又は下方向への動
きを制御している。
メモリの動作は、デイスプレイ装置上の線の表
示と共に繰り返されなければならず、この目的の
ために、メモリラインポジシヨンカウンタ160
が設けられ、デコーダ154を制御してメモリシ
ステム152のうち適当なメモリを、所定の順序
で循環させるために、デイスプレイ装置の走査線
と同期したラインカウントパルスによつて制御さ
れる。
スクレーン上のデータの相対的位置を変えたい
とすれば、例えば、キヤリエツジ復帰信号をキー
ボード150から受けるならば、キーボードのキ
ヤリエツジ復帰キーの押下げに応じた信号が、カ
ウンタ160に加えられ、そこのカウントを進
め、それによつて、デイスプレイの垂直同期に対
するメモリシステム152のメモリの動作の順番
を、一行分だけ変える。
メモリの循環的動作は、以下により詳細に説明
するように、反対方向にも変えられる。
上述したように、本発明の一実施例において
は、データは、下側の表示された行にのみ入力さ
れる。更に、データ入力は、動作している、すな
わちプリントしている下の行の位置、すなわち、
データが対応するメモリに最後に入力された位置
に続く位置において行われなければならないこと
は明らかである。従つて、動作位置を記憶し、デ
ータ入力をしている行のアドレスを記憶しておく
手段を備えることが必要である。この動作位置
は、データ入力文字アドレスカウンタ161に記
憶され、データ入力行のアドレスは、カウンタ1
62に記憶される。これらのカウンタは、例え
ば、キーボードからのバツクスペースおよびキヤ
リエツジ復帰信号に対応したデコーダ170の出
力側の特定の機能信号に対してだけでなく任意の
キーの押し下げに対応したキーボード150から
のストローブ信号に応じて、選択的に、ステツプ
アツプ又はステツプダウンする。
更に、例えば、メモリのステツプ動作とデータ
の入力を同期させるように動作中のメモリの動作
位置を連続的に確認することが必要である。この
ために、メモリ位置文字カウンタ163が設けら
れ、メモリのステツピング速度でステツプ駆動さ
れる。メモリのこのステツピングが一定速度で行
われ、それによつて全ての文字が同じ幅を有する
ことになる一方、本発明によれば、異なつた所定
の幅を有する異なつた文字を表示する手段を設け
ることが望ましい。このために、文字に対応した
マルチプレクサ155の出力、又は、次に表示さ
れる文字の一つの走査線が、文字クロツクジエネ
レータ回路164に加えられる。この回路は、所
定幅の文字表示に対応した時間だけ、前の文字ク
ロツクパルスから離れている文字クロツクパルス
を生ずるためのスペース信号又は特定の文字に応
じたリードオンリメモリを備えている。これらの
文字クロツクパルスは、デイスプレイに応じたこ
のカウンタをステツプ駆動するためカウンタ16
3に加えられ、そして文字クロツク信号は、文字
クロツク信号に応答して、メモリをステツプ駆動
するためデコーダ154にも加えられる。メモリ
をステツプ駆動するクロツク信号のタイミング
は、メモリの段階に記憶されているデータに対応
した文字の所定の表示幅に依存する。
新しいデータは、動作点のデータ入力行にのみ
入力されることが必要なので、比較器165にお
いて、データ入力文字アドレスカウンタ161の
出力は、メモリポジシヨン文字カウンタ163の
出力と比較され、データ入力行アドレスカウンタ
162の出力は、メモリラインポジシヨンカウン
タ160の出力と比較される。比較器165にお
いて比較検出されると、比較器からの一致パルス
は、シーケンス制御回路153に加えられる。こ
れに応答して、シーケンス制御回路は、メモリシ
ステム152の制御入力に信号を加えて、データ
入力行に応じたメモリ、すなわち動作メモリの動
作位置にデータを入力させる。
本発明の一実施例においては、表示はロールダ
ウンされ、そのため、例えば、デイスプレイの第
3行に表示されているデータは、第4行すなわち
データ入力行の方へ下降する。
このシフトが生ずると、データ入力文字アドレ
スカウンタ161により定められていた動作位置
は、データ入力行に表示された現在のデータの実
際の動作位置にはもはや対応しない。従つて、カ
ウンタ161を、正しい動作位置のカウントに新
しくすることが必要である。この場合、現在、デ
ータ入力行にあるデータは、キヤリエツジ復帰信
号によつて消去され、従つて、キヤリエツジ復帰
信号は、実際の動作位置の対応するメモリーにお
ける位置に記憶される。このキヤリエツジ復帰信
号に関するデータが、マルチプレクサ155の出
力側に出ると、これは、デコーダ166でデコー
ドさされ、カウンタ161に加えられるロード信
号を生ずるため、シーケンス制御回路153に加
えられ、その瞬時に、キヤリエツジ復帰信号の位
置に応じたカウントであるメモリポジシヨン文字
カウンタ163の瞬時カウントをその中へ入力さ
せる。データ入力文字アドレスカウンタにおける
カウントは、データ入力行の現在のデータの所定
のプリント位置に対応したカウントに直される。
行揃えは、任意数の手段によつて行われるが、
本発明の一実施例によれば、行揃え制御回路16
7が、ワードスペースに応じた文字クロツクパル
スを表示することによつてワードスペース幅を広
げるために設けられる。このため、ワードスペー
スは、文字クロツクジエネレータ164で検出さ
れ、行揃えを行なうためにワードスペース幅の必
要な増加量を決定する手段も備えている行揃え制
御回路167を制御するために加えられる。従つ
て、この行揃え制御回路167は、デイスプレイ
の行揃えされる行のワード間に所定のスペースが
できるように、ジエネレータ164からの文字ク
ロツクの発生を表示する。
マーカージエネレータ171も設けられ、シー
ケンス制御回路153からタイミング信号を受け
て、動作位置,行揃え領域の位置,および所望な
らば、余白をマーキングするためビデオ信号を生
ずる。タブコントロールやプリントのような本発
明による装置の他の特徴は、これらの特徴に関す
る特定のセクシヨンで説明する。
同期信号 第9図を参照すると、本発明によるシステムの
ための連続した同期および制御信号を生ずるため
の回路のブロツクダイアグラムが示されている。
この回路において、例えば4メガヘルツの周波数
の主高周波発振器200は、デイスプレイにおけ
るドツト表示のタイミングをとるドツトクロツク
信号を供給する。4メガヘルツの信号は、単位ス
ペースクロツク信号を生じ、それによつてデイス
プレイ上に単位スペース幅を定めるためフリツプ
フロツプ201にも加えられる。この場合、他の
全体の関係が、ドツトクロツクと単位スペースク
ロツクの間に設けられることは明らかであるが、
この単位スペースクロツクは、ドツトクロツクの
1/2の周波数である。この単位スペースクロツク
は、パラレル出力を生ずる3つの10進カウンタ2
02に加えられる。この出力は、10進数397に応
じたカウントを検出するカウント検出器203に
加えられ、このカウント検出器203の出力は、
10進カウンタ202をリセツトするために加えら
れる。従つて、この10進カウンタ202は、10進
数で397にそのカウントが等しくなる毎にリセツ
トされる。従つて、カウント検出器203は、
397単位スペースの走査線長(勿論、この長さは、
デイスプレイにおける水平帰線期間も含んでい
る)を生ずる。このカウント検出器203は、例
えば、検出されるべき所定カウントに対応した第
二の固定BCD入力を有する比較器から構成でき
る。
この3つの10進カウンタ202の出力は、従来
の構造のものでよい比較器204,205,20
6にも加えられる。カウントソース207,20
8,209は、それぞれ比較器204,205,
206に第2の入力を供給する。これらのカウン
トソースは、例えば、手動制御スイツチから成
り、その中へ所定のカウント値を設定できる。カ
ウントソース207は、左側の余白を設定するた
めに設けられ、カウントソース208は、行揃え
領域の始端におけるプリントポイントのカウント
を設定するために設けられ、カウントソース20
9は、右側の余白におけるカウントを設定するた
め設けられる。カウントソース207と209
は、例えば、第1図の制御部101と102によ
つて制御され、左右の余白を設定するためオペレ
ータに簡単に利用でき、一方カウントソース20
8は、通常のタイプ中は、この調節は普通使用さ
れないけれども、行揃え領域の長さを設定するた
め、所望ならば、キーボード上の位置に設けられ
る。比較器205の出力は、フリツプフロツプ2
10をセツトするために加えられ、このフリツプ
フロツプは、カウント検出器203の出力によつ
てリセツトされ、行揃え領域の始端と走査線の終
端との間で生ずる行揃え領域信号を供給する。
カウント検出器203の出力は、デイスプレイ
装置の水平走査用の同期パルスを発生させるた
め、パルスジエネレータ211にも加えられる。
カウント検出器203の出力は、走査線数に対
応した線213に7ビツトパラレル出力を供給す
るバイナリカウンタから成る走査線カウンタ21
2も加えられる。カウンタ212のカウント出力
は、単位スペースクロツクと同期させられる。
第3図に示されたデイスプレイにおいては、4
行が表示され、それぞれは、行間のスペースを定
める4本の空白の線が後に続く12本の走査線を有
している。デイスプレイ上の一垂直掃引のための
時間を形成するために、タイミング回路が接続さ
れ、5行即ち80走査線の時間を含んでいる。最初
の16本の走査線は、空白にされて垂直帰線を与
え、走査線17〜32本は、表示された上の行aに対
応し、走査線32〜48本は、第2の行bに対応し、
走査線49〜64本は、第3の行cに対応し、走査線
65〜80本は、最後の、又はデータ入力行dに対応
する。走査線80の終わりに、垂直帰線信号が作
られる。再び第9図を参照すると、最初の16本の
走査線、すなわち、垂直帰線のためブランキング
信号をつくるために、カウンタ212の出力の3
ビツトがそれぞれインバータ215,216,2
17を通してNORゲート214に加えられ、こ
のNORゲート214の出力は、走査線1〜16本
の生じている期間中信号を生じ、ビデオランキン
グ信号を生じるためORゲート218に加えられ
る。カウンタ212の出力の2ビツトは、AND
ゲート219にも加えられ、ANDゲート219
の出力は、ビデオブランキング信号が、16本の走
査線から成る各グループの最後の4本の走査線に
生ずる、すなわち、文字行間の走査線をブランキ
ングするために、ORゲート218に加えられ
る。
本発明の図示の実施例においては、行揃えが、
最初の行においてのみ生ずるので、それぞれ、最
初に表示される行に対応した走査線を検出するこ
とが必要である。従つて、カウンタ212からの
1ビツト、およびインバータ216,217の出
力がNORゲート220に加えられ、そのため、
このNORゲートからの出力は、走査線17〜32本
中生じる。
更に、データが、キーボードから装置へ入力さ
れている間中、第4行、すなわちデータ入力行を
指示する信号を形成することが必要である。第4
行の走査線の1本の間中データを入れることがで
きるようにすることだけが必要であるが、1本の
走査線だけを選択するのに必要な付加的要素を避
けるために、走査線65〜72(すなわち8本の
走査線)の各々を指示するための手段が設けられ
る。この目的のために、カウンタ212の出力の
2ビツト及びカウント検出器203の出力が
ANDゲート221に加えられ、それによつて
ANDゲート221の出力は、8個のパルス列で
あり、各パルスは、走査線64〜71のうちの1
本の終端に生ずる。この信号は、データ入力クロ
ツクと称する。
蓄積されたデータに関してデイスプレイのオリ
エンテーシヨンを適当なものにするために、表示
される各行の始端(走査線1〜16本に対応した空
白にされた行にはないが)と同期して生ずる行カ
ウントパルスをつくることが必要である。従つ
て、行カウントパルスは、各走査線17,33,49,
65本目の始めにつくられる。この目的のために、
カウンタ212の出力の1ビツトによるクロツク
入力を受け、タウンタ212の他のビツトから、
位相反転された入力をJ端子に有するJKフリツ
プフロツプ222から成る4ビツトカウンタが設
けられる。フリツプフロツプ222の出力側に接
続された第2のJKフリツプフロツプ223は、
単位スペースクロツクによるクロツク入力を受
け、フリツプフロツプ222のQ出力とフリツプ
フロツプ223の出力は、NANDゲート22
4に加えられて行カウントパルスを生ずる。フリ
ツプフロツプ222は、フリツプフロツプ223
の出力によつてリセツトされる。各走査におけ
る第80本目の走査線は、カウンタ212の出力の
2ビツトに接続されたNANDゲート225によ
つて検出され、このゲートの出力は、第80本目の
走査線でカウンタ212をリセツトし、ジエネレ
ータ226のパルスの発生を同期化して、垂直表
示同期信号および、それぞれの全体の走査の終わ
りに、出力走査線80信号を生ずる。
カウント検出器203の出力は、走査線1〜80
本の各々の終わりに、終了走査パルスを生ずる。
各文字の表示は、異なつた走査線に生ずるドツ
ト形式であることが思い出されるであろう。本発
明による開示された構成のものにおいては、異な
る走査線における文字のドツトマトリツクス表示
のプログラムは、以下ではPROMと呼ばれるプ
ログラム可能なリードオンリメモリが便利である
が、以下ではROMと呼ばれるリードオンリメモ
リに記憶され、文字サイズと形状の現出を可能に
する。必要なドツトを生じさせるための適当な
ROMをアドレスするために、現在走査されてい
る走査線を指示するROMイネイブル信号をつく
ることが必要である。この目的のために、デコー
ダ227が、走査線カウンタ212からの3ビツ
トを受けるために接続される。デコーダ227
は、例えば、BCD―10進デコーダから構成され、
デコーダ227の出力A―Fは、ROMイネイブ
ル信号を構成する。更にROMイネイブル信号G
は、カウンタ212の他のビツト出力から得られ
る。
走査線カウンタ212の出力は、2のべき乗に
よつて、第9図に示されており、この記号は、出
力の対応するビツトを示している。かくして、26
は、最も大きなビツトを表わしている。ビツト23
と26の出力は、以下に詳細に説明する目的のため
のものである。
データ入力、メモリおよびデイスプレイ 第10図を参照すると、従来のキーボード25
0が示され、キーボードのキーを押すと出力線2
51に並列コード化出力を、そして、キーボード
のキーを最も押し下げると線252にデータスト
ローブ信号を出力として供給する。(TABセツ
ト,TABクリア,行揃えオン―オフのようなあ
るキーは、データストローブ信号を生じない。)
一例として、他のコードを使用できることは明ら
かであるが、線251に7ビツトASCIIコード
(情報交換用アメリカンスタンダードコード)を
生ずる。一例として、キーボードのキーを押し下
げると、押されたキーに応じて所定の出力線にデ
ータロジツクレベルが加えられ、線252に、デ
ータストローブ信号が瞬時に生ずる。キーボード
デイスエイブル線253が、以下で述べるような
目的でキーボードに接続される。
装置のいろいろな回路を制御できるようにする
ために、ある機能信号、すなわち、文字に対照さ
れるような操作機能に応じた信号を確認すること
が必要である。この目的のために、デコーダ25
4が線251に接続されて、キーボードのバツク
スペースキーを押すと出力信号BSが生じ、キー
ボードのキヤリエツジ復帰キーを押すと信号CR
が生じ、例えば、キーボードのオンオフボタンを
“オン”に押すと零ストローブ出力信号が生じ、
文字に対照されるような機能に応じたキーボード
の任意のキーを押すと機能ストローブ信号が生ず
る。データストローブ信号に応じて後に説明する
様に生ずる遅延データストローブ信号は、零スト
ローブおよび機能ストローブ信号の発生を遅延さ
せる。例えば、デコーダ254は、型SN7442の
ような一対のBCD10進デコーダから成り、それ
ぞれは、異なる線251に接続され、各所定の機
能信号を選択するために別のANDゲートがBCD
デコーダに接続される。所定の機能信号は、Dと
CK入力が別々のBCDデコーダの出力に接続され
たエツジトリガフリツプフロツプによつて検出さ
れる。遅延データストローブは、デコーダ254
の出力がクロツク信号に適するように、フリツプ
フロツプのCK入力に接続されたBCDデコーダに
加えられる。
キーボードの出力側における全ての7ビツトが
安定で有効であることを示すために、データスト
ローブ信号が発生せしめられること、そしてこの
信号は、7ビツトコード化信号が現われてからあ
る遅れをもつて生ずることは注目されるべきであ
る。データストローブ信号は、キーの解放により
なくなるが、キーの解放を行なつても、他のキー
が押されるまでは、7ビツトコード化信号の解放
は行われない。
キーボードデイスエイブル機能は、例えば、本
発明による装置がプリンタと結合して使用される
と、装置からのプリントされるべき行のプリント
を、デイスプレイにおける行のシフトが行われる
前に終えなければならず、必要となる。従つて、
プリント操作中、一つ以上のキヤリエツジ復帰信
号CRを受けると、キーボードデイスエイブル信
号が発生する。この信号の発生は、以下で説明さ
れる。
キーボードは、図示のように適当な電力が供給
され、そして、例えばマイクロスイツチ型
(51SW12―1)でよい。
キーボードから線251への7つの並列ビツト
は、装置のメモリとして働く7チヤンネル80ビツ
ト循環シフトレジスタ256,257,258,
259,の各チヤンネルに加えられる。
ロード循環信号(メモリコントロール)が、各
シフトレジスタ256〜259に共通に加えられ
る。ロード循環信号がない場合には、各シフトレ
ジスタは、循環モードにあり、一方ロード循環信
号が能動であると、循環シフトレジスタは、それ
ぞれデータを受け入れて記憶するように附勢され
る。メモリクロツク信号1〜4は、それぞれシフ
トレジスタ256〜259に加えられて、シフト
レジスタをステツプ駆動する。以下に説明するよ
うに、メモリクロツク信号は、順次シフトレジス
タに加えられ、それによつて、例えば、一連のメ
モリクロツクパルスは、シフトレジスタ256に
加えられて、そこに記憶されているデータをシフ
トさせ、一連のメモリクロツクパルスをシフトレ
ジスタ257に加えることによりそこに記憶され
ているデータのシフトを行なう等、シフトレジス
タは順次附勢される。シフトレジスタ256〜2
59は、クロツク信号を受けなければ、入力デー
タを受け入れ、記憶し、又は循環させることはで
きない。
一例として、各シフトレジスタが、一対の、型
2532の7ワツド再循環シフトレジスタから構成さ
れる。勿論、上の機能を果す他のメモリ装置が、
選択的に使用できることは明らかであろう。
シフトレジスタ256〜259のチヤンネルの
7ビツト出力が、マルチプレクサ260の入力に
並列に加えられる。マルチプレクサにおいては、
各入力線は、インバータ261に接続され、その
うちの4つだけが、図面をわかり易くするために
示されている。インバータ261は、型SN7405
のようなオープンコレクタインバータで、チヤン
ネルに対応した全てのインバータのコレクタが共
通接続され(OR機能をするように)、他のイン
バータ262の入力に接続され、そのうちの一つ
だけが簡潔のために示されている。インバータ2
62の出力は、マルチプレクサの7ビツト並列出
力を構成している。シフトレジスタ256〜25
9の全ての出力は、常に、オープンコレクタイン
バータ261の入力に接続されているので、マル
チプレクサによつて処理されたデータが、能動の
シフトレジスタ、すなわち、クロツク信号を受け
ているシフトレジスタのみに加わるように、不動
作のシフトレジスタ256〜259は、マルチプ
レクサに全て零コードを与えることは重要であ
る。言い換えれば、4つのシフトレジスタ256
〜259のうち3つの出力は、マルチプレクサと
の相互接続が、動作しているシフトレジスタの出
力信号と干渉しないように零でなければならな
い。従つて、マルチプレクサ260の出力は、そ
の時に、データを再循環するためにクロツク信号
を受けているシフトレジスタ256〜259の出
力にのみ対応している。インバータ262は、型
SN4704のインバータで良い。
マルチプレクサ260の7ビツト出力は、例え
ば、複数のROMs263〜268の型のリードオ
ンリメモリに加えられる。ROMs263〜268
は、表示される特定の文字の行における走査線に
応じて順次附勢され、そのため附勢されたROM
の出力が、走査線における文字の特定部分のドツ
トパターンに対応する。例えば、特定の時間に、
特定の文字に対応した7ビツト信号がROMs26
3〜268に加えられると、その文字の特定の走
査線の一部につくられるドツトに対応したROM
イネイブル信号A〜Gが、動作中のROMの出力
に現われる。この例では、ROMs263〜268
のそれぞれは、最大の幅8ドツトを有する文字に
対して8つの出力線を用意するために、一対の型
82529のPROMsから成つている。
文字表示の基本的フオーマツトが、8ドツトの
幅で12ドツトの高さである上述の例では、勿論、
ROMsは、表示される各文字のこのフオーマツト
に必要なデータの全てを記憶するに十分な容量を
持つていなければならない。このROMs263〜
268は、ドツトジエネレータを構成している。
ROMs263〜268の対応する出力は、相互に
接続され、この合成した線は、それぞれ、8ビツ
トシフトレジスタ269の段をセツトするために
接続される。8ビツトシフトレジスタ269は、
以下に詳細に述べるように、ロードビデオ信号に
よつて駆動され、4メガヘルツのドツトクロツク
信号は、シフトレジスタ269に加えられて、陰
極線管271又は他の表示装置に加えるため、ビ
デオ出力線270への記憶データをシフトする。
表示装置は、従来の垂直および水平偏向ジエネレ
ータ272,273をそれぞれ備えている。
上述した様に、第3図を参照すると、本発明の
一実施例による表示は、4行を有している。更
に、第10図の各シフトレジスタ256〜259
は、表示される個々の行に対応したデータを記憶
している。更に上述したように、シフトレジスタ
256〜259は、順次クロツク信号を受け、そ
の結果、そこに記憶されているデータは、順次ド
ツトジエネレータへ加えられ、それから表示装置
へ加えられる。しかしながらシフトレジスタ25
6〜259と表示される行との間の対応は、表示
装置の垂直偏向に対するメモリクロツク信号の同
期に依存している。例えば、一度に、シフトレジ
スタ256〜259が、デイスプレイ上に、上か
ら下の行へ順次表示されるデータを記憶し、シフ
トレジスタ259がデータ入力行と対応するとす
る。今、キヤリエツジ復帰信号CRが、シフトレ
ジスタ259に記憶されると、シフトレジスタと
デイスプレイとの間の同期は、後述する回路によ
つて変化し、その結果、シフトレジスタ257に
記憶されたデータは、デイスプレイの一番上の行
に表示され、シフトレジスタ258と259に記
憶されているデータは、デイスプレイの第2と第
3の行に表示され、シフトレジスタ256に記憶
されているデータは、消去されて、デイスプレイ
の第4行に、新しいデータを入れることが可能に
なる。ある場合には後述するように、デイスプレ
イは、ロールダウンするように制御される。従つ
て、第10図に示された構成では、キーボードか
らのコード化されたデータ信号は、各シフトレジ
スタ256〜259の各々に瞬時に加えられる
が、ロード循環信号が、シフトレジスタを、デー
タ入力モードにするように現われている時のみ、
データはシフトレジスタに入力され、シフトレジ
スタは、メモリクロツク信号によつて附勢され
る。ロード循環信号のない場合、各シフトレジス
タに記憶されているデータは、シフトレジスタが
メモリクロツク信号を受けている時のみ再循環
し、従つて、一つのシフトレジスタの出力だけ
が、任意の時間に、ROMs263〜268によつ
て構成されるドツトジエネレータに加えられる。
ROMs263〜268は、プログラムされ、その
結果、その瞬間に、デイスプレイ上で走査される
特定の走査線に対応したイネイブル信号に応答し
て、シフトレジスタ269は、ドツトクロツクに
よるデイスプレイ装置への読出しのため、所定の
ドツト表示に応じてロードされる。
第10図の回路では、任意の瞬間にシフトレジ
スタの1つに記憶されたデータに対応したマルチ
プレクサの7ビツト出力が、スペースビツト
ROM275にも加えられる。このリードオンリ
メモリは、動作しているシフトレジスタ256〜
259から瞬時に加えられるコード化された信号
に応じて、3つの出力線の1つに出力信号を生ず
るようにプログラムされている。従つて、このリ
ードオンリメモリ275からの第1の出力は、記
憶されたワードスペースに応じて設けられてい
る。リードオンリメモリの他の2つの出力は、表
示される文字の予め選定された幅等に対応し、従
つて、文字が、2単位スペースの幅に選定されて
いれば、ROM275の第2の出力が現われ、表
示される文字が、3単位の幅に選定されていれ
ば、ROM275の第3の出力が現われる。4単
位スペースの幅に選定された文字は、ROM27
5の出力がどこにも出ないので、それによつて表
わされる。例えば、固定スペースは、2単位スペ
ースの幅に選定され、従つて、能動のシフトレジ
スタに対応する信号が記憶されると、ROM27
5の第2の出力線に出力が生ずる。後述するよう
に、表示される行の文字の比例的表示を可能にす
るために、これらの論理信号が用いられる。
更に、マルチプレクサ260の7ビツト出力
は、記憶されているキヤリエツジ復帰信号に応じ
たマルチプレクサ260の出力にデータがあるこ
とに応じて、7ビツトデータをデコードし、メモ
リCR信号を生ずるため、NANDゲート276へ
加えられる。
マルチプレクサ260の7ビツト出力は、現在
読み出されているシフトレジスタ256〜259
の記憶されているTAB信号に応じたマルチプレ
クサの出力におけるデータの発生に応答して、メ
モリTAB信号を生じさせるために、TABデコー
ダ277にも加えられる。デコーダ276と27
7は、例えば、BCD10進デコーダでよよい。
マルチプレクサ260の7ビツト出力は、本発
明による装置の他の使用のため、端子278に、
メモリ出力信号を供給する。
文字クロツクジエネレータ 陰極線管271のような走査表示装置は、定速
で走査されるので、比例的な文字の表示は、表示
される文字に応じたクロツク信号の発生を必要と
し、その結果、シフトレジスタ256〜259
は、そこに記憶されている文字データの幅に応じ
た速度でステツプ駆動される。この目的のため、
第11図に示されるような文字クロツクジエネレ
ータが設けられる。
上述したように、スペースビツトROM275
は、マルチプレクサ260(第10図)の出力に
接続されて、マルチプレクサからの信号出力が、
ワードスペースか、或いは、2又は3単位スペー
スビツトの表示される文字かに従つて、端子の1
つに出力を生ずる。第31図に示すように、スペ
ースビツトROM275の出力は、8ビツトシフ
トレジスタ290のそれぞれの入力端子に加えら
れる。スペースビツトROMの上述の出力がない
場合には、8ビツトシフトレジスタ290は、4
単位スペースに応じたコードにセツトされるの
で、不必要であるけれども、4単位スペースに応
じたスペースビツトROM275の出力を供給す
ることも可能である。このシフトレジスタ290
の最終段の出力は、3段に縦続接続されたJKフ
リツプフロツプ291,292,293によつて
構成された第2のシフトレジスタに接続され、シ
フトレジスタ293の出力は、ORゲート29
3Aの否定入力を通して、NANDゲート294
の1つの入力に接続され、NANDゲート294
の他の入力は、フリツプフロツプ291の出力
と、フリツプフロツプ292のQ出力から導かれ
ている。ゲート294の出力は、JKフリツプフ
ロツプ296のK入力およびインバータ295を
通してJ入力に直接接続されている。JKフリツ
プフロツプ297は、フリツプフロツプ296の
出力と縦続接続されている。フリツプフロツプ2
97の出力は、ORゲート293の第2の否定
入力に接続されている。JKフリツプフロツプ2
91,292,293,296および297は、
エツジトリガD型フリツプフロツプ298の論理
クロツク出力によつて刻時されるシフトレジスタ
を構成している。単位スペースクロツクは、フリ
ツプフロツプ298のクロツク端子に接続され、
このフリツプフロツプのD端子は、行揃えされる
行のワードスペースを“ひき延ばす”ための行揃
え制御信号が加えられる。しかし、今は、行揃え
制御信号は無視し、論理クロツクが、単位スペー
スクロツクの割合でステツプ駆動していると考え
られる。この構成で、シフトレジスタ290に入
れられたデータは、フリツプフロツプ291,2
92,293,296,297からなるシフトレ
ジスタへ、ユニツトスペースクロツクの速度でシ
フトされ、したがつて、この後者のシフトレジス
タの各段の出力信号は、シフトレジスタ290へ
入力されたデータの関数である。
フリツプフロツプ291のQ出力と、フリツプ
フロツプ292と296の出力は、NANDゲ
ート298に加えられ、そのため、出力は、表示
される文字の終わりと時間的に一致してNAND
ゲート298から生ずる。同様に、NANDゲー
ト294の出力は、ワードスペースの終端の時間
に一致する。終りの文字と終りのワードスペース
信号の生ずるための真の表が、第12図に示され
ている。第10図のメモリシフトレジスタ256
〜259のステツプ動作を制御するため、文字ク
ロツクが、文字の終わりかワードスペースの終わ
りに応答して生じ、従つて、終わりの文字と終わ
りのワードスペース信号は、ORゲート299の
それぞれ否定入力を通して、ANDゲート300
の1つの入力に加えられる。論理クロツク、従つ
て単位スペースクロツクとの同期は、論理クロツ
クを、ANDゲート300の他の入力に加えるこ
とによつて達成される。従つて、ANDゲート3
00の出力は、文字又はワードスペース幅に依存
した速度でステツプ動作する文字クロツクを構成
する。第10図の8ビツトシフトレジスタ269
を動作させるためのロードビデオ信号は、シフト
レジスタ269に新しいデータを入れるために、
文字又はワードスペースの終わりに生じ、従つて
ロードビデオ信号は、ORゲート299、ドツト
クロツク、および単位スペースクロツクの出力を
入力として有する第11図のANDゲート301
から導かれる。ビデオブランク信号は、ANDゲ
ート301にも加えられるが、このANDゲート
は、各文字の行の最後の4本の走査線の間又は最
初の16本の走査線の間中を除いて、ビデオ信号の
ローデイングを可能にしている。そのような時
に、第10図のシフトレジスタ269へROMs2
63〜268の出力を入れることは、表わすべき
表示がないので、必要ではない。ORゲート29
9の出力は、NANDゲート302の一方の入力
として加えられ、このNANDゲートの他方の入
力は、論理クロツクに接続されたインバータ30
3の出力によつて構成されている。NANDゲー
ト302の出力は、シフトレジスタ290に、ス
ペースビツトROM275によつて与えられるデ
ータを入れる。
勿論、他の形式のシフトレジスタが、第11図
に示されたJKフリツプフロツプから成るシフト
レジスタの代りに用いられることは明らかであ
る。
シフトレジスタフリツプフロツプ291,29
2,293,296,297は、フリツプフロツ
プ298の否定Q出力および左側余白カウント信
号を入力として有するANDゲート303の出力
によつてリセツトされる。このフリツプフロツプ
は、左側の余白で、無条件にリセツトされる。
ロードビデオ信号は、パルス信号を構成し、こ
れらのパルス間の時間は、文字又はワードスペー
ス幅に相当する。第11図の構成においては、シ
フトレジスタ290は、SN74165型の8ビツトシ
フトレジスタであり、JKフリツプフロツプ29
1と296は、プリセツトおよびクリア端子を有
するSN7476型JKマスタースレーブフリツプフロ
ツプであり、フリツプフロツプ292,293,
297は、SN74107ジユアルマスタースレーブフ
リツプフロツプの分離した部分である。
デコーダクロツク回路 上述したように、記憶された文字の幅に応じた
速度でメモリシフトレジスタ256〜259をス
テツプ動作させることが望ましいが、ある目的の
ためには、キヤリエツジ復帰信号に続いて、一行
の終わりに、より速い速度でシフトレジスタをス
テツプ動作させることが望ましい場合がある。例
えば、僅かの短かいワードが、一行の始めにだけ
入ると、行揃え領域までプリント部分を広げるた
めにスペースバーが叩かれ、それから、行揃え
中、最後の文字が、右側の余白に現われるまで、
スペースが、ワード間に延ばされなければならな
い。結果として、第10図のシフトレジスタ25
6〜259のようなメモリシフトレジスタは、そ
の走査は、デイスプレイを横切つてなされている
けれども、そのサイクルを通じて一部ステツプ動
作するだけである。次の走査線が始まる前に、シ
フトレジスタの循環を終えるためには、次の走査
に入る前に、スターテイングポイントに着くよう
に、多くの単位スペースを、シフトレジスタにス
テツプインすることが必要である。例えば、ワー
ドスペースにより間隔を置いた3つの文字を、行
の始めに入れるとすると、次のシフトレジスタの
動作に入る前に、シフトレジスタを75ステツプシ
フトすることが必要である。シフトレジスタが、
各走査線の時間中に、循環を終えるためには、キ
ヤリエツジ復帰信号の発生に続く文字クロツクの
速度より速い速度でシフトレジスタをシフトする
手段を設ける必要がある。
この要請を満足し、従つてデコーダクロツクを
生ずるように文字クロツクを修正する回路が、第
13図に示されている。
第13図を参照すると、文字クロツクは、
NANDゲート325の一方の入力に加えられ、
単位スペースクロツクは、NANDゲート326
の一方の入力に加えられる。これらのNANDゲ
ートは、JおよびK入力に加えられる固定電位を
有するJKフリツプフロツプ327のおよびQ
出力に応答して動作する。フリツプフロツプ32
7は、左側余白カウントによつてリセツトされ、
それによつて、フリツプフロツプ327の出力
は、ANDゲート325の他方の入力を働かせて、
文字クロツクパルスを、ORゲート328を介し
て、NANDゲート329の一方の入力へ通す。
NANDゲート329の他方の入力は、固定電位
に接続されたD端子を有するエツジトリガーD型
フリツプフロツプ330のQ出力である。フリツ
プフロツプ330は、左側余白カウントによるク
ロツク入力を受け、従つて、左側余白カウント
で、NANDゲート329は、デコーダクロツク
をその出力に生ずるように動作し、この時、デコ
ーダクロツクは、文字クロツクの速さでステツプ
動作する。メモリCR信号が、第10図のマルチ
プレクサ260の出力に、キヤリエツジ復帰信号
の発生に応答して生ずると、この信号は、フリツ
プフロツプ327をクロツク駆動して、“セツト”
状態にして、ANDゲート325をオフ、ANDゲ
ート326をオンにする。従つて、文字クロツク
は、NANDゲート325により阻止され、単位
スペースクロツクは、NANDゲート326、OR
ゲート328、およびNANDゲート329を通
してデコーダクロツク出力に加えられ、それによ
つて、メモリCR信号の発生に続いてデコーダク
ロツクが、単位スペースクロツクの速さでステツ
プ動作する。
フリツプフロツプ330は、その検出は後述さ
れる走査線の第80本目が生ずると同時に、リセツ
トされ、従つて、デコーダクロツクは、走査線の
第80本目まで、デイスプレイの左側余白から動作
する。この期間中、デコーダクロツクは、メモリ
キヤリエツジ復帰信号の発生まで、文字クロツク
の速さで最初ステツプ動作し、第10の256〜2
59の1つである動作メモリが完全に循環し、次
の走査線の用意が整つていることを示す第80本目
の位置まで、単位スペースクロツクのより速い速
度で進む。フリツプフロツプ330のQ出力は、
本装置の他の使用のたのメモリ動作信号を構成す
る。
或る型のプリンタでは、文字スペースデータ信
号を用意することが望ましい。文字スペースデー
タは、或る型のプリンタのキヤリエツジ運動を定
めるのに用いられる。この信号も、文字クロツク
の速さでJKフリツプフロツプ335をクロツク
駆動することによつて、第13図の回路でつくら
れ、この場合、フリツプフロツプのJとK端子
は、一定の逆極性に接続される。フリツプフロツ
プ335の出力と、NANDゲート325の出
力は、文字スペースデータ信号をつくるため、
ANDゲート336のそれぞれ否定入力に加えら
れる。フリツプフロツプ335の否定出力は、削
除第1ビツト信号を構成する。上述したように、
文字スペースデータは、キヤリエツジの運動を定
めるために用いられる。プリンタにおける通常の
シーケンスは、最初文字を叩き、それからキヤリ
エツジを進めるので、最初のデータビツトは、キ
ヤリエツジを最初進めないように禁止される。
フリツプフロツプ327と335は、左側余白
カウンタによつてリセツトされる。フリツプフロ
ツプ327をリセツトすると、左側余白カウント
の後、デコーダクロツクは、走査線のスタート
で、文字クロツクと共にステツプ動作する。
イニシアライズ回路 本装置の回路をセツトするためのいろいろな信
号を生ずるための回路を説明しよう。
一般に、零ストローブ信号の形成によつて、初
期化は行われる。所望ならば、メモリの全体の消
去と、全ての回路のリセツトを行なうために、こ
の信号発生用の別のリセツトキーがキーボードに
設けられる。このリセツト信号は、もしオフボタ
ンが、装置から電力を完全に切り離すのであれ
ば、例えばオンオフボタンの押すことによりパル
スとして生じさせられる。リセツト信号はパルス
でよいが、初期化信号は、フリツプフロツプの使
用によつて生ぜられるので、連続信号すなわち
“パワーオン電圧レベル”でもよい。
第14図を参照すると、イニシアライズ回路
は、D型エツジトリガーフリツプフロツプ350
の形のラツチ回路、およびD型エツジトリガーフ
リツプフロツプ351と352から成る2段のシ
フトレジスタとから成つている。
第10図を参照して思い出されるように、バツ
クスペースキーを押すと、機能ストローブ信号と
共にBS信号がデコーダ254によつてつくられ
る。リセツトキーの動作に応じて、BS信号と共
に零ストローブ信号が、デコーダ254によつて
引き続いてつくられる。上述したように、リセツ
トキーは、オンオフスイツチに、機械的にリンク
している。バツクスペース機能か、リセツト機能
の間、BS信号は、フリツプフロツプ350のD
入力に加えられる。しかしながら、このリセツト
機能中のみ、このフリツプフロツプは、零ストロ
ーブによつてクロツクパルスを受ける。フリツプ
フロツプ350のQ出力は、フリツプフロツプ3
51のD入力に加えられ、フリツプフロツプ35
1のQ出力は、フリツプフロツプ352のD入力
に加えられる。フリツプフロツプ351と352
は、走査線80パルスによりクロツク駆動され
る。フリツプフロツプ351のQ出力は、イニシ
アライズ信号から成り、フリツプフロツプの出
力は、クリア1信号を構成する。フリツプフロツ
プ325の出力は、フリツプフロツプ350と
351をリセツトし、又クリア2信号を構成す
る。これらのパルスの発生順序が、第15図に示
されており、クリア1とイニシアライズ信号が、
零ストローブの発生に続いて最初の走査(80走査
線)中現われ、これは逆位相であり、クリア2信
号は、零ストローブの発生に続いて、第2の走査
中に生ずる。
本装置の回路のイニシアライズにおけるこれら
の信号の信用は、特定の回路を参照して説明され
るであろう。
カウント及び一致回路 第16図を参照すると、メモリを周期的に動作
させ、動作しているメモリに対応して情報を記憶
するために、メモリラインポジシヨンカウンタ3
75は、ラインポジシヨンカウント信号によつて
ステツプ駆動される。以下に詳細に説明するよう
に、このラインポジシヨンカウントは、行のロー
ルダウンの要請がない場合には、ラインカウント
パルス又はCRパルスに応答して生じる。このカ
ウンタ375は、再循環し、そしてメモリ数に応
じて最大のカウント容量を有する。例えば、本例
においては、カウンタ375は、2ビツトカウン
タであり、例えば、一対のJKフリツプフロツプ
から成る。カウンタ375のカウントは、2ビツ
ト並列コードであり、それは、比較器376とデ
コーダ377に加えられる。例えば、BCD10進
デコーダ型SN7442のBCDでよいデコーダ377
は、4つの出力すなわち、上述したような、第10
のそれぞれのシフトレジスタ256〜259へク
ロツク信号として加えられるメモリクロツク1,
メモリクロツク2,メモリクロツク3,およびメ
モリクロツク4を有している。
第16図を参照すると、デコーダクロツクと走
査線1〜16の信号も、デコーダ377に加えら
れる。カウンタ375からの2ビツト入力に応答
して、デコーダ377の4つの出力は順次附勢さ
れて、第10図のメモリシフトレジスタ256〜
259を順次クロツク駆動するためのデコーダク
ロツクパルスを通す。走査線1〜16本の間は、表
示されないので、走査線1〜16の信号は、この
期間中デコーダ377をブロツクする。
本発明の推奨実施例においては、第10図の各
メモリシフトレジスタ256〜259は、80ビツ
ト長を有し、従つて1循環するには、80のクロ
ツクパルスを加えなければならない。第13図を
参照すると、デコーダクロツクパルスとして80パ
ル列が生じ、その結果、第10図の各メモリシフ
トレジスタ256〜259の附勢中、80メモリク
ロツクパルスが、次のメモリシフトレジスタの附
勢前に加えられることが思い出されるであろう。
デコーダクロツクは、入力パルスのカウントに
応じて、並列7ビツトコード化データ出力を出す
メモリ文字ポジシヨンカウンタ378にも加えら
れる。80カウントに対応するカウタ378の出力
ビツトの2つは、カウンタ378をリセツトする
ために加えられる80文字リセツト信号を生じさせ
るためANDゲート379に加えられる。従つて、
カウンタ378は、各走査中、80カウントまで計
数する。カウンタ378の7ビツトデータ出力
は、比較器376と、データ入力文字アドレスカ
ウンタ380にも加えられる。しかしこの7ビツ
トデータは、以下に詳細に説明されるロード7ビ
ツトデータ信号によつて指令されるまで、カウン
タ380には入力されない。
従つて、メモリ文字ポジシヨンカウンタ378
は、附勢されたメモリ蓄積レジスタ256〜25
9のデータの位置をたえず定め、一方メモリライ
ンポジシヨンカウンタ375は、現在附勢されて
いる第10図のメモリシフトレジスタ256〜2
59のアドレスをたえず定めている。
データ入力文字アドレスカウンタ380は、例
えば、型SN74193の一つ以上のカウンタを備えた
アツプダウンカウンタでよい。このカウンタのカ
ウントは、文字カウントアツプ信号に応答して、
1カウントステツプアツプされ、文字カウントダ
ウン信号に応答して、1ステツプダウンし、これ
らの信号源については、以下で説明される。さし
あたり、これらの信号は、データ入力ラインのデ
ータ入力位置の変化に対応しているということに
しておく。データ入力文字アドレスカウンタ38
0の7ビツト出力は、カウンタ378の7ビツト
データ出力と比較するため比較器376に加えら
れる。上述したように、カウンタ378からカウ
ンタ380へ加えられる7ビツトデータは、自動
的には入力されず、ロード7ビツトデータ信号の
発生に応じて入力される。このことは、デイスプ
レイの行が、下方にシフトされる時必要で、その
時、データ入力文字アドレスカウンタ380のカ
ウントは、データ入力行に表示されている最後の
データ文字に、もはや対応しない。ロード7ビツ
トデータ信号は、データ入力文字アドレスカウン
タを、正しいカウントに直すために、データ入力
ラインにシフトされたデータの最後の実際のプリ
ント位置に、カウンタ378に蓄えられたカウン
トが一致した時に生ずる。
データ入力文字アドレスカウンタは、ORゲー
ト381を介してイニシアライズ信号によつて、
又、例えばキヤリエツジ復帰キーの押し下げに応
じたデータ入力ラインアツプカウント信号によつ
てリセツトされる。このことは、以下に詳細に説
明する。
データ入力ラインアドレスカウンタ382は、
アツプダウンカウンタで、例えば、型SN74193ア
ツプダウンカウンタから構成できる。このカウン
タは、データ入力ライン、すなわち、データが入
力される行に対応して、第10図のメモリシフト
レジスタ256〜259のアドレスを蓄える。第
16図を参照すると、データ入力ラインアドレス
カウンタ382は、データ入力ラインアツプカウ
ント信号によつてステツプアツプされ、データ入
力ラインダウンカウントによつてステツプダウン
される。このカウンタは、クリア2信号によつて
リセツトされる。
データ入力ラインアドレスカウンタ382の2
ビツト出力は、メモリラインポジシヨンカウンタ
375の2ビツト出力と比較するため比較器37
6に加えられる。カウンタ380と378および
カウンタ382と375のカウントが一致すると
同時に、一致出力パルスが、比較器376によつ
て生じる。この一致パルスは、データ入力ライン
の各走査中一度生ずることは注目されるべきであ
る。文字キーを押し下げると、詳細に説明される
論理と共に、一致パルスは、文字データが記憶さ
れるメモリの正確な位置決めを行なう。マークプ
リント位置信号は、インバータ383によつて生
じ、ビデオマーカーと関係のあるところで詳細に
説明する。
データ入力ラインアドレスカウンタ382とメ
モリラインポジシヨンカウンタ376のカウント
の効果は、第17図に示されている。第17a図
を参照すると、第1のコラムの縦方向に、表示さ
れる行が示され、第2のコラムは、メモリクロツ
ク信号と表示される行との間の対応である。従つ
て、メモリクロツク信号1が、デイスプレイの行
1に対応するような場合には、メモリクロツク信
号2は、デイスプレイの第2行に対応する。この
時、データ入力ラインアドレスカウンタ382は
第4のメモリシフトレジスタ259のアドレスを
記憶している。従つて、プリント位置において
は、一致パルスは、メモリ文字ポジシヨンカウン
タ378が、データ入力文字アドレスカウンタ3
80と一致する時、デイスプレイの第4行中に生
ずる。
今、キヤリエツジ復帰キーが、キーボード上で
押されると、後述するように、アツプカウント信
号が、カウンタ375と382を、1ステツプア
ツプするため生ずる。その結果、メモリクロツク
とデイスプレイの行との間の同期は変化し、それ
によつて、メモリクロツク信号1は、行2等の表
示に対応する。カウンタ382に記憶されている
データ入力行は、今や第3番目のメモリシフトレ
ジスタに対応し、その結果、附勢された又はデー
タ入力位置において、カウンタ378と380が
一致する時、デイスプレイの第4行中一致パルス
が生ずる。
第17c図に示すように、キヤリエツジ復帰キ
ーを更に押すと、メモリクロツクおよびデータ入
力行は、再び進み、この場合、第3のメモリシフ
トレジスタに応じて、メモリクロツク3は、行1
をデイスプレイに表示するためのデータを記憶
し、第4のメモリ蓄積レジスタに記憶されている
データに応じて、メモリクロツク4により、デイ
スプレイに行2が表示される。この時、第2のメ
モリシフトレジスタに対応したメモリクロツク2
は、データ入力行に対応する。
第17d図に示すように、順序は逆になり、こ
の場合、例えば、ロールダウンカウント削除信号
が生ずると同時に(以下に詳細に説明される)、
カウンタ375をステツプ駆動するラインパルス
は削除される。第17dに示される順序で、第3
のメモリシフトレジスタは、今やデータ入力行に
対応し、メモリクロツク信号3は、デイスプレイ
の第4行に対応する。第17dに示される順序
は、第17bの順序に復帰している。
従つて、メモリラインポジシヨンカウンタ37
5は、第10図の附勢されたメモリシフトレジス
タ256〜259とデイスプレイの行との間の関
係を定めるカウントを生じ、一方データ入力行ア
ドレスカウンタ382は、データ入力行すなわち
データが入力される行に対応するメモリのアドレ
スを常に記憶していることは明らかである。上述
の例では、一番下の行が、データ入力行に対応し
ていることが仮定されている。
シーケンス回路 第18図は、本発明による装置のシーケン回路
をブロツクダイアグラムで示している。この回路
の第1の部分は、データ入力シーケンサであると
考えることができ、JKフリツプフロツプ401,
JKフリツプフロツプ402およびJKフリツプフ
ロツプ403からなる3段シフトレジスタと縦続
接続されたエツジトリガーD型フリツプフロツプ
によつて構成されたラツチ回路から成つている。
フリツプフロツプ400は、データストローブに
よつてクロツク駆動され、フリツプフロツプ40
1は、データ入力クロツクによつてクロツク駆動
され、フリツプフロツプ402と403は、終了
走査線パルスによつてクロツク駆動される。第1
8図の回路に生じたCR終了信号は、インバータ
404を介して、フリツプフロツプ400のD入
力へ供給される。しかしながら、今は、この信号
は無視され、このフリツプフロツプのD入力は、
高い論理レベルであるとする。フリツプフロツプ
400と401は、フリツプフロツプ402の
出力によつてリセツトされる。
この回路は、3つの出力、すなわちフリツプフ
ロツプ401のQ出力からのT1カウントアツプ
出力、フリツプフロツプ402のQ出力からのT
2ロードデータ出力およびフリツプフロツプ40
3の出力からのT3信号を生ずる。T1出力
は、文字カウントアツプ信号を生ずるために、
ANDゲート405に加えられる。ANDゲート4
05の他の入力は、その時高い論理レベルにある
ものとし、後述するように、バツクスペースキー
が押される時、文字カウントアツプを禁止するよ
うに働く。T2信号は、ANDゲート406の一
方の入力に加えられ、他方の入力は、一致信号に
よつて構成され、ANDゲート406の出力は
“データ入力”信号であり、これは第10図のメ
モリシフトレジスタ256〜259を、記憶する
ためのデータを受け入れるようにするためのロー
ド循環信号を形成するため、ORゲート407を
介して加えられる。
フリツプフロツプ400の出力は、データス
トローブ信号に関して遅延される遅延データスト
ローブを形成する。この遅延データストローブ信
号は、第10図のデコーダ254のところで説明
したものである。
第19図は、上述したシーケンス回路の動作を
示している。次に続くフレームの終端と同様、図
示の走査線64〜72に対応したフレームの終端
における走査線の終端に続く次の3つと同様、た
いていの関係する制御が、この期間中に生じるの
で、この図は、走査線64〜72を示している。
上述したように、最後の走査線パルスは、デイス
プレイの、水平同期パルスと同じ時に、各走査線
の終端で生じ、一方データ入力クロツク信号は、
走査線65〜72においてのみ生ずる。一致パル
スは、データ入力文字アドレスカウンタ380に
記憶されている能動な又はデータ入力の位置と、
メモリ文字ポジシヨンカウンタ378に記憶され
ているカウントとの間の一致と同様、第10図の
附勢されたメモリシフトレジスタ256〜259
のアドレスと、メモリラインポジシヨンカウンタ
に記憶されているアドレスとの間の一致と同時に
走査線65〜80の間中生ずる。
上述したように、データストローブパルスは、
キーボードのキーを押すと生じ、これは任意の時
間に生ずる。データストローブは、フリツプフロ
ツプ400を拘束し、一方次のデータ入力クロツ
ク信号が発生すると、フリツプフロツプ401
は、T1信号を生ずるように状態が変わる。バツ
クスペース信号がない場合には、T1信号は、文
字カウントアツプ信号を構成し、データ入力文字
アドレスカウンタ380をカウントアツプする。
このことは、第19図に示されており、T1信号
の発生時に、一致信号は変位している。
次の終りの走査パルスの終了時、T2信号が発
生し、拘束されているフリツプフロツプ400の
Q出力とT1信号が解放される。一致パルスが生
ずると、T2信号が働くと同時に、入力データ信
号が生じ、ORゲート407の出力にロード循環
パルスを生ずる。上述したように、ロード循環パ
ルスは、データ入力行に対応したメモリシフトレ
ジスタ256〜259が、一致パルスが対応する
位置でデータを受け入れ、記憶するようにする。
ロード循環信号が、高い、すなわち正のレベルで
あると、メモリクロツク信号が記憶され、一方ロ
ード循環信号が、低い、すなわち接地レベルであ
ると、メモリクロツク信号は、記憶されたデータ
を循環させる。T2パルスは、T3パルスによつ
てリセツトされ、これは、次に続く終りの走査線
パルスの終端に始まり、続く終りの走査線パルス
の終端で終わる。T3信号は、キヤリエツジ復帰
キーが押されると、キヤリエツジ復帰シーケンス
を始めるために用いられ、これは、以下により詳
細に説明する。
バツクスペースキーを叩く場合には、シーケン
スは、D型エツジトリガーフリツプフロツプ41
0およびJKフリツプフロツプ411から成るラ
ツチ回路によつて第18図の構成において制御さ
れる。BS信号は、フリツプフロツプ410のD
端子に加えられ、このフリツプフロツプは、BS
信号に続いて、遅れて生ずる機能ストローブパル
スによつてクロツク駆動される。フリツプフロツ
プ410の出力は、ANDゲート405に第2
の入力として加えられ、そのQ出力は、フリツプ
フロツプ411のJ端子に加えられる。フリツプ
フロツプ411のK入力は、接地され、このフリ
ツプフロツプは、ANDゲート406の入力デー
タ出力によつてクロツク駆動される。フリツプフ
ロツプ411の出力は、文字カウントダウン信
号を構成する。フリツプフロツプ410と411
は、T3パルによつてリセツトされる。
この場合、バツクスペースキーの操作によつて
行われる制御は、第19図のラインk〜mに示さ
れている。従つて、ラインkにおいて、フリツプ
フロツプ410は、機能ストローブ信号の発生と
同時に拘束され、これは、T3パルスが発生され
るまで解放されないことが示されている。その結
果、ANDゲート405は、フリツプフロツプ4
10の出力が低レベルのため、T1パルスの発
生中ロツクされ、その結果、文字カウントアツプ
パルスは、ANDゲート405の出力には生じな
い。入力データ信号、従つてロード循環信号は、
ラインjにおいて示されるのと同じようにライン
1に示されるようにつくられ、従つて、データは
T2パルスの発生中、一致パルスの発生時、デー
タ入力行に対応したメモリシフトレジスタ256
〜259に入力される。この時、バツクスペース
信号に応じたデータのみが、データ入力行に対応
したメモリシフトレジスタへ加えられ、結果とし
て、前にこの位置に入力されたデータは、そこへ
入れられたバツクスペースによつて書き換えられ
る。バツクスペース信号に対応したコードは、デ
イスプレイ上に文字を生じないので、この位置に
前に表示されていた文字はなんでも消去される。
入力データ信号に応答して生ずるフリツプフロツ
プ411の出力により、データ入力文字アドレ
スカウンタはカウントダウンする。文字カウント
ダウン信号は、フリツプフロツプ410と411
をリセツト信号T3によつて解放される。データ
ストローブが、キヤリエツジ復帰キーの押下げに
応答している場合には、キヤリエツジ復帰シーケ
ンスは、エツジトリガフリツプフロツプ421、
JKフリツプフロツプ422、D型エツジトリガ
フリツプフロツプ423、D型エツジトリガフリ
ツプフロツプ424およびJKフリツプフロツプ
425の構成のラツチから成る回路において、イ
ニシアライズされる。CR信号は、機能ストロー
ブ信号のクロツクを受けるフリツプフロツプ42
0のD端子に加えられる。フリツプフロツプ42
0のQ出力は、ORゲート426を介してT3信
号によつてトリガされるフリツプフロツプ421
のD端子に加えられる。フリツプフロツプ421
のQと出力は、エンドスキヤンラインパルスの
クロツクを受けるフリツプフロツプ422のJと
K端子にそれぞれ加えられる。フリツプフロツプ
421の出力は、T4信号、すなわち、第16
図に示されたデータ入力行アドレスカウンタ38
2をステツプアツプし、データ入力文字アドレス
カウンタをリセツトするデータ入力行アツプカウ
ント信号を形成する。
再び第18図を参照すると、フリツプフロツプ
422の出力は、フリツプフロツプ420と4
21をリセツトし、フリツプフロツプ423をセ
ツトし、この後者のフリツプフロツプのDおよび
C端子は、基準接地電位に接続される。このフリ
ツプフロツプは、それによつてセツトリセツトフ
リツプフロツプとして接続される。フリツプフロ
ツプ423のQ出力は、走査線80パルスのクロ
ツクを受けるフリツプフロツプ424のD端子に
加えられる。フリツプフロツプ424のQ出力
は、フリツプフロツプ425のJ端子に加えら
れ、フリツプフロツプ424の出力は、フリツ
プフロツプ425のK端子に加えられ、これは、
ORゲート427の一方の入力に加えられるT5
信号も構成する。ラインカウントパルスは、OR
ゲート427にも加えられ、ORゲート427の
出力は、ANDゲート428の一方の入力に加え
られ、ANDゲート428の出力は、第16図の
メモリラインポジシヨンカウンタ375をステツ
プ駆動するためのラインポジシヨンカウント信号
を形成する。
第18図を参照すると、フリツプフロツプ42
5のQ出力は、キヤリエツジ復帰シーケンス操作
が完了したことを示すCR終了信号を構成し、こ
の信号は、データ入力シーケンスラツチフリツプ
フロツプ400の入力側のインバータ404にも
加えられる。フリツプフロツプ425の出力
は、フリツプフロツプ423と424をリセツト
する。
キヤリエツジ復帰シーケンス回路は、T3信号
のクロツクを受け、ラツチフリツプフロツプ42
0のQ出力に接続されたD端子を有するD型エツ
ジトリガフリツプフロツプ429も備えている。
このフリツプフロツプの出力は、キーボードデ
イスエイブル信号を構成する。フリツプフロツプ
429は、ORゲート426を介してフリツプフ
ロツプ421にもクロツクを供給するプリンタビ
ズイー信号の終りによつてリセツトされる。デイ
スプレイの第1行に対応した行揃えされた行をプ
リントする場合、プリンタが動作中であることを
示すためのプリンタビズイー信号は、装置に接続
されるハードコピープリンタに導かれる。この様
にして、プリンタと組み合わせた本発明によるシ
ステムの一用途においては、行揃えされた行は、
デイスプレイの一番上の行として表示され、デー
タ入力行は、その一番下の行として表示される。
データ入力行へのデータ入力の終了と同時にキヤ
リエツジ復帰キーを押下げると、ハードコピープ
リンタは作動して、デイスプレイの一番上の行に
現われているデータをプリントする。オペレータ
は、前に行揃えした一番上の行を、プリンタがプ
リントしている間、新しいデータ入力行をタイプ
し続ける。しかしながら、オペレータが、前に行
揃えされた行のプリントが終了する前に、再びキ
ヤリエツジ復帰キーを叩くと、プリンタからのプ
リンタビズイー信号が、NORゲート426を介
してフリツプフロツプのクロツク端子に作用する
ので、プリンタビズイー信号は、T3信号、フリ
ツプフロツプ421にクロツクを与えるのを禁止
する。キヤリエツジ復帰キーが押下げられている
ので、フリツプフロツプ429は、T3信号によ
つてセツトされ、フリツプフロツプ429の出力
は、キーボードを不能にする。今や、オペレータ
は、タイプを続ける前に、プリンタが、プリント
操作を終了するまで待たなければならない。この
状態は、最後の行が非常に短かい場合か、2つの
キヤリエツジ復帰キーが、ダブルスペースのため
に押下げられた場合のパラグラフの終わりに生ず
る。プリント操作が終了した時、キーの押下げ
は、フリツプフロツプ420に記憶されており、
プリンタビズイー信号が終わることにより、フリ
ツプフロツプ429のキーボードデイスエイブル
機能は消去され、フリツプフロツプ421のクロ
ツクは可能になるので、キヤリエツジ復帰キーを
再び押下げることは必要ではない。
キヤリエツジ復帰シーケンス回路は、一方の否
定入力に加えられる走査線80信号および他方の
否定入力に加えられる走査線カウンタ212(第
9図)の23出力を有するANDゲート431から
成る。ANDゲート432の一方の入力に加えら
れるANDゲート431の出力は、走査線80パ
ルスのない場合には、8走査線のグループを交互
にセレクトする。CR信号が、ANDゲート432
の第2の入力に接続され、その第3の入力は、第
9図の走査線カウンタ212の26出力から導かれ
る。26出力は、走査線64〜80期間中のみ現わ
れ、従つて、8走査線の1グループを64〜72
からセレクトする。それから、ANDゲート43
2からの出力は、もしCR終了信号が存在すると、
走査線64〜72の期間中のみ現われる。この回
路において、走査線80パルスは、さもなけれ
ば、カウンタ212のリセツト期間中、カウンタ
クロスオーバーにより現われるシヨートパルスを
除去する。
ANDゲート432の出力は、ロールオーバー
クリア信号を構成し、ロード循環信号を形成する
ためORゲート407へ、第2の入力として加え
られる。クリア2信号は、イニシアライズ操作
中、メモリをクリアするため、ORゲート407
へ入力として加えられる。以下に述べるように、
ロールオーバークリア信号は、プリント後、シフ
トレジスタが、データ入力行としてアドレスされ
る前に、一番上の行のデータをクリアする。
この装置の操作においては、キヤリエツジ復帰
キーの押下げがない場合には、第16図のメモリ
ラインポジシヨンカウンタ275は、例えば、1
7図のシーケンスが得られるように、ラインカウ
ントパルスと同期してステツプ駆動されなければ
ならない。この目的のために、各行の始めに生ず
るラインカウントパルスは、第16図のメモリラ
インポジシヨンカウンタをステツプさせるための
ラインポジシヨンカウント信号をつくるために、
第18図のORゲート427およびANDゲート4
28を通して向けられる。しばらくの間、第18
図のANDゲート428の他方の入力は、これら
のパルスを通すために高い論理レベルで、AND
ゲート428は、以下で述べるロールダウン操作
においてのみブロツクされるものとしよう。
キヤリエツジ復帰キーが押下げられた時、第1
7図に示された結果を生じさせるために、第16
図のメモリラインポジシヨンカウンタ275をス
テツプ駆動するための附加パルスを加えることが
必要で、第18図に示されたシーケンス回路のキ
ヤリエツジ復帰シーケンス部分は、キヤリエツジ
復帰操作における関連した機能と同様に、この機
能を果す。
第19図を参照すると、データストローブパル
スが、キヤリエツジ復帰キーの押下げに応答する
ならば、フリツプフロツプ420は、第19図の
ラインnに示されるようにラツチされ、それによ
つてフリツプフロツプ421と429は動作可能
になる。従つてキヤリエツジ復帰信号のチエツク
であると考えられる信号T3は、第19図のライ
ンoとpにそれぞれ示すように、フリツプフロツ
プ429と421の各々をセツトする。(フリツ
プフロツプ429は、プリンタビズイー信号によ
つてリセツトに保持されるので、このフリツプフ
ロツプは、もしこのシステムに取り付けられるプ
リント装置が、プリント操作の過程にあれば、セ
ツトされるであろう。)CR信号は、ラインhに示
されたT2信号の発生中、ラインjのメモリ制御
信号の形成により、データ入力行に既に入力され
ている。データ入力行アツプカウント信号T4を
構成するフリツプフロツプ421の出力は、今
や、第17b、第17c図に示されたシーケンス
に従つて、第16図のデータ入力行アドレスカウ
ンタ382をステツプアツプする。信号T4は、
フリツプフロツプ422のクロツクによる次のエ
ンドスキヤンライン信号に基き解放され、このT
4信号の機能が行われて、ラツチフリツプフロツ
プ420も、この時解放される。
フリツプフロツプ422をセツト状態にすると
フリツプフロツプ423はセツト状態になり、従
つて、フリツプフロツプ424は動作可能とな
る。次に生ずる走査線80はパルスに基き、フリ
ツプフロツプ424は、第19q図に示すよう
に、クロツク信号を受けて、出力のT5信号を
初期状態にする。T5信号により、ORゲート4
27、ANDゲート428を介して、ラインポジ
シヨンカウントパルスが生じ、それによつて、第
16図に示されるように、メモリラインポジシヨ
ンカウンタ375をステツプ駆動する。T5信号
は、T5信号の解放時、フリツプフロツプ425
をセツト状態にし、そのため、第19図のライン
rに示すように、CR終了信号は、初期の状態に
なる。CR終了信号は、次に続く走査線80パル
スにもとづいて解放される。
上述したように、ANDゲート432は、CR終
了信号が存在する場合に、走査線64〜72の間
にのみ、ロールオーバークリア出力を生ずる。従
つて、ロールオーバークリア信号は、第19図の
ラインSに示すように、CR終了信号の発生の間
に生ずる。ロールオーバークリア信号は、ORゲ
ート407を介して、ロード循環信号をロードモ
ードにして、データ入力行へのデータ入力を可能
にする。キーボードデイスエイブル信号は、
ANDゲート432を通る信号によりロールオー
バークリア中作用し、従つて零コード化データが
キーボードから出力し、従つて、ロールオーバー
クリア信号の発生時、データ入力行へ、零データ
が入力される。結果として、現在能動のデータ入
力行がクリアされ、すなわち、第10図のメモリ
シフトレジスタ256〜259は、全てのデータ
がクリアされる。さもないと、デイスプレイの第
1行に現われるデータは、第4番目、すなわちデ
イスプレイのデータ入力行にシフトされ、それに
よつて、ロールオーバークリア信号は、キヤリエ
ツジ復帰操作に続くデータ入力行がクリアされる
ように、対応するメモリのデータを消去してしま
うので、この機能は必要である。
ロールダウン 上述した、いろいろな信号が、例えば、走査線
80パルスに応答して、セツトリセツトさせるよ
うに示されてきたが、これらの信号の発生時の選
択は、所望の機能を行なうために必要な時に依存
し、従つて、必要とされるオペレーシヨンが行わ
れる限りは、他のタイミング制御が行われること
は明らかであろう。従つて、上述の構成は、信号
の発生に便利なシステムとなつている。
上述したように、キヤリエツジ復帰キーの押下
げに応答して、デイスプレイのラインはロールア
ツプする。時々、デイスプレイを、ロールダウン
させる手段を設けることが望まれる。例えば、も
し、プリント又はデータ入力位置が、データ入力
行の左側余白にあつて、バツクスペースキーが押
下げられたとするならば、明らかに、デイスプレ
イの第3行に働くようにされない限りは、バツク
スペースキーの操作は、何の効果もない。デイス
プレイの第3行が、バツクスペースキーの押下げ
と同時にロールダウンされ、その結果、バツクス
ペース操作は、この行のデータに関して続けられ
ることが、本発明の一つの特徴である。この場合
デイスプレイの第1すなわち行揃えされた行は、
デイスプレイの第2行の方へ、下げられ、従つて
以下に説明するように必ずしも必要ではないが、
今やクリアされ、一番上の位置、第1行へ移され
る。更にこのロールダウンの特徴は、オペレータ
による特別の制御に応答して行われるのが望まれ
るが、これは、オペレータによつて制御されるプ
ラテンロールダウンと考えられる。この後者の特
徴が望まれるならば、プラテンロールダウン信号
をつくるため、ロールダウンキーを、キーボード
に設ければよい。
上述のオペレーシヨンは、D型エツジトリガフ
リツプフロツプ450、D型エツジトリガフリツ
プフロツプ451、JKフリツプフロツプ452
およびNANDゲート453から成るラツチ手段
によつて、第18図の回路で行われる。
フリツプフロツプ450は、一致信号によつて
動作し、エンドスキヤンラインのクロツクを受け
る。このフリツプフロツプのQ出力は、フリツプ
フロツプ451のクロツク入力となり、NAND
ゲート453への一方の入力として加えられる。
バツクスペースフリツプフロツプ410のQ出力
は、フリツプフロツプ451を動作可能にし、
出力は、NANDゲート453の他方の入力に加
えられる。フリツプフロツプ451のQおよび
出力は、フリツプフロツプ452のJ及びK端子
にそれぞれ加えられ、このフリツプフロツプは、
ORゲート427の出力がクロツク入力される。
フリツプフロツプ452の出力は、フリツプフ
ロツプ451をリセツトし、RSフリツプフロツ
プ454をセツトし、エンドラインポジシヨンカ
ウントをブロツクするためのANDゲート428
の他方の入力に加えられ、そして、行揃えの目的
で、NOカウントを構成する。フリツプフロツプ
454のQ出力は、ANDゲート455へ一方の
入力として加えられ、メモリCR信号は、ANDゲ
ートの他方の入力に加えられる。ANDゲート4
55の出力は、ロード7ビツトデータ信号を構成
する。
上述したように、一連の8一致パルスは、第1
6図に示すようにデータ入力文字アドレスカウン
タ380とメモリ文字ポジシヨンカウンタ378
との一致およびデータ入力行アドレスカウンタ3
82とメモリラインポジシヨンカウンタ375と
の間の同時の一致に基いて、データ入力行の走査
線中に生ずる。従つて、一致パルスは、最後のデ
ータが、入力データに応答して、メモリシフトレ
ジスタ256〜259に記憶される能動の、又は
データ入力の位置で生ずる。もし、データ入力行
に対応したデータが記憶されておらず、例えば、
バツクスペースキーが押下げられて、この行の全
てのデータを除去するか又は、キヤリエツジ復帰
キーが押下げられて、データ入力行の表示を他の
行へシフトしてしまつたとすれば、一致パルス
は、前の走査線の80文字リセツト信号から次の走
査線の左側余白信号までの時間中に生ずる。勿
論、この一致パルスの発生により、データ入力文
字アドレスカウンタ380は、カウントが記憶さ
れないようにステツプダウンされ、メモリ文字ポ
ジシヨンカウンタ378は、80文字リセツト信号
の発生でリセツトされることになる。この関係
は、第20a図に示され、これは、80文字リセツ
ト信号と、第20b図で示された次の走査線の左
側余白パルスとの間の一つの走査線の終わりに、
走査線パルスが生じることを示している。又第2
0a図は、デイスプレイ装置の水平帰線が、エン
ドスキヤンラインパルスに続く所定の時間中に生
ずることを示している。もし、データが、データ
入力行に対応した循環シフトレジスタ256〜2
59の1ビツトのみに記憶されるならば、データ
入力位置は、データ入力行の最初の文字スペース
の終わりにあり、従つて、そのような場合の一致
パルスは、第20c図に示すように、左側余白パ
ルスの終わりで生ずる。(一致パルスは、デコー
ダクロツクパルスの幅に対応した幅を持つことは
注目されるべきことである。)もし、データ入力
位置が一文字だけ後方へ動かされると、一致パル
スは、第20d図に示すように、前の走査線の80
文字リセツトから、問題の走査線の左側余白パル
スまで延びた連続パルスから成る。この場合、エ
ンドスキヤンラインパルスは、一致パルスの時間
中に生ずることは注目すべきことである。これら
の二つのパルスの同時発生は、データ入力行に対
応した循環シフトレジスタ256〜259は空
で、もはやバツクスペース操作は、データ入力行
において起こり得ないことを示している。これら
のパルスの同時発生は、“零ロードポイント”と
呼ばれる。
本発明の特徴によれば、上述したように、バツ
クスペース操作が、データ入力行において続き得
ないならば、デイスプレイの他の行が自動的にシ
フトダウンされ、それによつて、前にデータ入力
行からシフトされ、今またデータ入力行へ復帰し
た表示されているデータに関して、バツクスペー
ス操作が行われる。
再び第18図を参照すると、D型エツジトリガ
フリツプフロツプ450は、零ロードポイント検
出器を構成し、もしエンドスキヤンラインパルス
と一致パルスとの間に一致があると、Q端子に出
力を生じる。このことは、第21図に示されてお
り、第21a図は、いろいろなエンドスキヤンラ
インパルスを示し、第21b図は、データ入力行
走査線におけるエンドスキヤンラインパルスと一
致した一致パルス列を示し、第21c図は、フリ
ツプフロツプ450のQ出力を示している。フリ
ツプフロツプ450の出力は、データ入力行の最
後の一致パルスに続く次のエンドスキヤンライン
パルスでなくなることは注目すべきである。バツ
クスペースキーの押下げに応答して、第21a図
に示すようにフリツプフロツプ410の出力の
レベルが変化すると、フリツプフロツプ451の
D端子のレベルは変化する。フリツプフロツプ4
51は、JKフリツプフロツプ452の入力のレ
ベルを反転するように、零ロードポイント検出器
450の出力がクロツク入力となつている。フリ
ツプフロツプ450のQ出力と、フリツプフロツ
プ410の出力とは、NANDゲート453に加
えられ、このNANDゲートの出力は、フリツプ
フロツプ402のリセツト端子に加えられ、それ
によつて、T2信号とT3信号との発生を禁止し
ている。T2信号が禁止されているので、バツク
スペースフリツプフロツプ411はクロツク入力
がなく、従つて、第16図のデータ入力文字アド
レスカウンタ380の文字カウントダウンパルス
は、発生しない。T3信号がない場合には、フリ
ツプフロツプ410は、上述したモードによつて
リセツトされない(この場合、フリツプフロツプ
411はセツトされず、従つてリセツトの必要が
ない)が、これは、次の押下げられたキーが、バ
ツクスペースキーでなければ、フリツプフロツプ
410はリセツトされ、次の押下げられたキー
が、バツクスペースキーであれば、フリツプフロ
ツプ410をリセツトする必要がないので、、と
るに足らないことである。
フリツプフロツプ451のQ出力は、第21e
図に示されており、このフリツプフロツプは、フ
リツプフロツプ452を準備させ、それゆえ、第
21fに示すように、次のラインカウントパルス
で、第21gに示されるような出力を出すように
フリツプフロツプ452がクロツク入力を受け
る。
フリツプフロツプ452の出力は、フリツプ
フロツプ451をリセツトし、従つて、次に続く
ラインカウントパルスが、フリツプフロツプ45
2のクロツク入力となり、それゆえ、フリツプフ
ロツプ452の出力が、第21g図に示すよう
に、連続した二つのラインカウントパルス間の周
期の間のみ生ずる。フリツプフロツプ452の出
力が生ずるラインカウントパルスは、デイスプレ
イの第1と第2行に対応したラインカウントパル
スであることは注目すべきことである。
フリツプフロツプ452の出力は、ANDゲ
ート428に第2の入力として加えられ、従つて
上述したようにフリツプフロツプ452の出力の
発生中、ラインカウントパルスは、ラインポジシ
ヨンカウント信号を生じさせるためのANDゲー
ト428によつて阻止され、従つて、1ラインポ
ジシヨンカウント信号が、第21h図に示される
ように省略される。結果として、第16図のメモ
リラインポジシヨンカウンタにおいて、1カウン
トとばされる。これにより、デイスプレイの行に
たいする第10図の循環シフトレジスタ256〜
259の再指定が行われ、デイスプレイの全ての
行は、1ラインカウントパルスの省略によつて1
行だけシフトダウンされる。従つて、前のデータ
入力行は、デイスプレイの一番上の行にシフトさ
れ、この行に対応したデータが記憶されていない
ので、今やデイスプレイの一番上の行に対応した
循環シフトレジスタからのデータを消去する必要
はない。
デイスプレイデータのロールダウンの前に、デ
ータ入力行のデータ入力位置は0に位置決めされ
る。デイスプレイのシフトダウンに続いて、デー
タ入力位置は、もはや、現在のデータ入力行にお
けるデータに対応しない。データ入力位置が、デ
ータ入力行に対応した現在のデータに関してのこ
れからの操作に向くようにこれを修正するため
に、フリツプフロツプ452の出力は、RSフ
リツプフロツプ454のセツト入力にも加えられ
る。結果として、このフリツプフロツプは、第2
1i図に示されているようにセツトされる。フリ
ツプフロツプ454は、次の走査線80パルスの
発生でリセツトされる。フリツプフロツプ454
の出力は、ANDゲート455の一方の入力に加
えられ、メモリCRパルスは、ANDゲート455
の出力が、ロード7ビツトデータ信号であるよう
に、このANDゲートの他方の入力に加えられる。
ANDゲート455からの出力は、第21j図に
示すように、フリツプフロツプ454のセツト状
態中、メモリCRパルスの発生毎に生ずる。
第21h図に示すように、表示された情報のロ
ールダウンを行なうために、省略されたのは、第
2行に対応したラインカウントパルスである。従
つて、メモリCRパルスは、最初に表示された行
に対応して生ずる。データは、順次シフトダウン
されるので、データ入力行を含む続く3行の各々
で生じ、そして第21j図に示されたロード7ビ
ツトデータ信号の最後のパルスは、データ入力行
に表示された現在のデータのメモリCRパルスに
対応する。従つて、このパルスの発生する時間は
データ入力行における情報のプリントポイントを
示している。第16図を参照すると、ロード7ビ
ツトデータパルスが、データ入力文字アドレスカ
ウンタ380に加えられ、このパルスは、メモリ
文字ポジシヨンカウンタ378のカウントが、デ
ータ入力行に表示されたデータに対応した記憶さ
れたCRパルスに対応する時間に生ずるので、こ
のカウントは、データ入力文字アドレスカウンタ
380にセツトされる。その結果、データ入力行
に表示された現在のデータに関して、次の一致パ
ルスが、適当な時間に生ずることは明らかであ
る。第21jを参照すると、3つの先行ロード7
ビツトデータパルスが発生し、第16図のデータ
入力文字アドレスカウンタ380の、3つの先行
するセツト入力となつている一方、データ入力文
字アドレスカウンタ380に記憶された最後のカ
ウントが正しいのでこれは重要ではない。
フリツプフロツプ452の出力は、以下に詳
細に説明する目的で、NOカウント信号を与え
る。
第18図は、フリツプフロツプ451のセツト
端子へ、プラテンロールダウン信号を加えること
を示している。データのロールダウンを可能にす
るために、キーボード上の別のキーから導かれる
この信号は、上述したように、デイスプレイのロ
ールダウンを行なうために、フリツプフロツプ4
51を直接セツトする。ロールダウンは、機能ス
トローブ信号とバツクスペース信号に応答しない
ので、回路のデータ入力シーケンスは必要でな
く、従つて、T2とT3信号は、生ぜず、又フリ
ツプフロツプ410もセツトされない。
この場合、一番下の行は、消去されずに、一番
上の行へシフトされる。その結果、データ入力す
なわち第4行のデイスプレイの任意の文字ライン
を選択的に位置決めすることは、この技術によつ
て可能となる。この特徴は、例えば、オペレータ
が、前にロールアツプされた行の修正をし、又は
そのような行に更に文字をつけ加えるのに有効で
ある。そのような修正に続いて、所望の行が、デ
ータ入力を正常に続けるため、データ入力行の所
へ、再位置決めされる。タイプされる行の位置を
変えるために回転されるプラテンの端部のノブに
よく慣れたオペレータのとまどいを避けるため
に、回転可能なノブを、プラテンロールダウンキ
ーとどちらか一方、又はそれに加えて、第1図の
装置の側面に設けてもよく、このノブは、スイツ
チ等を働かせて、オペレータによる回転でプラテ
ンロールダウンパルスを生ずるように取り付けら
れる。例えば、そのようなノブは、プラテンロー
ルダウンパルスを生ずるように従来の手段によつ
て接続されるスイツチと順次係合するように配置
された円周方向に間隔をあけた突起を備えてい
る。
行揃え 周知のように、文字の行揃え工程は、ある意味
で、行における文字の再調整を伴ない、それによ
つて、所定の文字の向きが決まる。通常、行揃え
は、一行の最初と最後に表示される文字が、それ
ぞれ、所定の左右の余白にくるように行長の拡大
が伴なう。
本発明による行揃えの構成は、この目的を達成
し、右側余白に対するスペース長を変えずに、余
白間の文字の中心決め、および文字の移動等の他
の機能にも容易に適応できる。
これらの目的を達成するために、本発明による
行揃えは、ワードスペースすなわち行における表
示された文字間のスペース数をカウントすること
によつて行われる。もし、行が、例えば、実際の
文字を行揃え領域へ延ばすこと、又はプリントポ
イントの指示をこの領域へ離すことによつて、右
側余白に隣接した行揃え領域へ拡大されると、行
は揃えられる。ここで使用されるような“プリン
トポイント”という言葉は、“アクテイブポジシ
ヨン”および“データ入力位置”と同義語で、前
者の言葉は、プリント装置を参照する時多く使わ
れ、後者は、一般に、プリントされ、光学的およ
び電子的に表示される場合多く用いられる。行揃
え工程では、表示される文字が右側余白に現われ
ないと、行の最初のワードスペースに単位スペー
スが加えられる。この結果、行が揃わなければ、
さらに、行の第2のワードスペースに1単位スペ
ースが加えられる。この工程は、行の最後の文字
が、右側余白に現われるまで繰り返される。1単
位スペースを各ワードスペースに加えた時、行が
揃わないと、この工程は、実際行が揃うまで繰り
返される。
上述したように、データの中心位置決めおよび
右側余白へのデータの移動を可能にするために、
キーボードは、従来のワードスペースキーのコー
ドとは異なるコードを有する固定スペースキーと
呼ばれるスペースキーを備えている。固定スペー
スキーのコードは、たとえ、文字が、キーの押下
げに応答して表示されなくても、少なくとも行揃
え工程に関しては、あたかも文字を表わすかのよ
うに扱われる。表示される行を揃えるために、上
述した技術によれば、行揃えを行なうために単位
スペースを最後に加えたワードスペースの位置を
指示するための手段を設けるだけでなく、行にお
ける実際のワードスペース数をカウントし、記憶
するための手段を設けることが必要である。
この目的のために、第22図を参照すると、4
ビツトカウンタ500は、各走査線のワードスペ
ースパルスの終わりを受信して、カウントするた
めに接続されている。4ビツトカウンタ500
は、エンドスキヤンラインパルスを加えることに
よつて、各走査線の終わりに零カウントにリセツ
トされる。カウンタ500のコード化された出力
は、比較器501とラツチ回路502に加えられ
る。ラツチ回路502は、例えば、型SN7475ク
ワドバイステーブルラツチから成つている。16カ
ウントまで記憶できる4ビツトカウンタの選択
は、任意であり、一行における予期されるワード
スペースの最大数に依存して、異なる容量のカウ
ンタを選んで使用できる。
ラツチ回路502は、行揃えされる行、すなわ
ち、走査線17〜32に対応したデイスプレイの
一番上の行を記憶するために用いられる。
行を揃えるために必要とされるデータが一度記
憶されてしまうと、新しく表示される行が、行揃
えされるまで、このデータを修正する必要はな
い。これは上述したように、デイスプレイにおけ
る行のシフトアツプが生ずる。キヤリエツジ復帰
キーを、データ入力行に応じて押下げた時生ず
る。キヤリエツジ復帰キーの押下げに続いて、デ
イスプレイの一番上の行の、上の走査線17にお
いてのみラツチ回路502をローデイングするこ
とが必要である。この目的のために、クリアスペ
ースビツト情報パルスが、以下に詳細に説明され
る手段によつてつくられ、キヤリエツジ復帰キー
の押下げに応答して、CR終了信号の発生に続い
て、走査線17期間中生ずる。クリアスペースビ
ツト情報パルスと、走査線17〜32パルスは、
D端子が、固定電位に接続されているD型エツジ
トリガフリツプフロツプ504にクロツクを与え
るために、NANDゲート503に加えられる。
その結果、フリツプフロツプ504の出力は、
走査線17でANDゲート505を導通可能にし、
それによつて、文字パルスの終わりが、ANDゲ
ート505の他方の入力に加えられるので、
ANDゲート505の出力からのロード信号は、
文字パルスの各終わりに応答してラツチ回路50
2に加えられる。その結果、キヤリエツジ復帰操
作の終了に続く走査の第17本目の走査線におい
て、4ビツトカウンタ500のカウントは、文字
パルスの各終わりの発生時、ラツチ回路502へ
転送される。このローデイングは、フリツプフロ
ツプ504をリセツトし、従つてANDゲート5
05を阻止する線17におけるメモリCRパルス
の発生まで続く。その結果、ラツチ回路502に
蓄えられるカウントは、文字によつて追従される
デイスプレイの一番上の行のワードスペース数に
対応し、このカウントは、キヤリエツジ復帰キー
が、デイスプレイの行を更にシフトさせるため、
押下げられるまで、保持される。従つて、4ビツ
トカウンタ500は、各走査線のワードスペース
数をなおカウントし続けるけれども、後続のカウ
ントは、デイスプレイのシフトが再び行われるま
で、ラツチ回路502には記憶されない。
比較器501の一致出力は、ANDゲート50
6を介して、4ビツトカウンタ507の入力をス
テツプ駆動するように加えられる。ワードスペー
ス信号の終わり、D型エツジトリガフリツプフロ
ツプの出力および以下に詳細に説明する“行揃
えOK”信号は、ANDゲート506を導通させ
る。ANDゲート506の出力は、引き延ばされ
るワードスペースの位置を指示するスペースビツ
ト信号を構成する。スペースビツト信号は、フリ
ツプフロツプ510のC端子に加えられ、このフ
リツプフロツプのD入力は、正の基準電位に接続
されている。メモリアクテイブ信号は、フリツプ
フロツプ510をリセツトするように接続され
る。その結果、フリツプフロツプ510の出力
は、走査線のスペースビツトの発生と同時に、
ANDゲート506を不導通にし、それによつて、
フリツプフロツプ510が、メモリ能動信号によ
つて、次の走査線でリセツトされるまで、1スペ
ースビツトだけが、任意の走査線に生ずる。フリ
ツプフロツプ510のQ出力は、ストレツチイネ
イブル信号を構成する。
4ビツトカウンタ507の4つの出力は、4ビ
ツトカウンタ500のカウントと比較するため、
比較器501に加えられる。更に、4ビツトカウ
ンタ507と、ラツチ回路502の出力は、比較
器508に加えられる。比較器508の一致出力
は、4ビツトカウンタ507を、1カウントにセ
ツトするためインバータ509を介して加えられ
る。
第22図の回路の動作において、最初4ビツト
カウンタ507が、カウント1にセツトされると
しよう。それから、最初のワードスペースが、カ
ウンタ500にカウントされると同時に、比較器
501において比較され、ANDゲート506か
らスペースビツトが加わるために、4ビツトカウ
ンタ507は、カウント2にステツプアツプされ
る。4ビツトカウンタ500のステツプ動作は、
走査のリセツト用に続くが、スペースビツトは、
スペースビツトの走査線における最初の発生と同
時に、フリツプフロツプ510によつて、AND
ゲート506を不導通にすることに起因して、こ
の走査線期間中は、もはや生じない。引き続く走
査線において、1スペースビツトが同様に生ず
る。従つて、このスペースビツトは、後続の走査
線において、デイスプレイの一番上の行に対応し
たメモリシフトレジスタ256〜259に、ワー
ドスペースの位置を順次決める。4ビツトカウン
タ507は、比較器501の一致検出と同時に、
スペースビツトの発生毎にステツプ駆動される。
カウンタ507のカウントが、ラツチ回路502
のカウントに達するといつでも、カウンタ507
をリセツトするように、比較器508に、一致パ
ルスが生ずる。このプロセスは、以下に詳細に説
明するように、“行揃えOK”信号だけが、これ
らの走査線期間中に生ずるので、走査線17〜3
2の間のみ続く。4ビツトカウンタ500は、各
エンドスキヤンラインパルスでリセツトされ、そ
の結果、カウンタ500のカウント瞬時値は、走
査線において検出されたワードスペース数に相当
する。さもなければ、後続のスペースビツトは、
行揃えされる行のワードスペースに対応しない。
行揃え回路用制御信号の発生は、第23図の回
路に示されている。上述したように、第22図を
参照すると、クリアスペースビツト情報信号は、
キヤリエツジ復帰キーの押下げに続いて、最初の
走査線17の間のみ生ずるようにされなければな
らない。この目的のために、第23図を参照する
と、キヤリエツジ復帰終了信号は、D入力が、正
の基準電位に接続されたD型エツジトリガフリツ
プフロツプ550のC入力に加えられる。走査線
18〜32の間のみ生ずる走査18〜32信号
は、フリツプフロツプ550をリセツトする。走
査18〜32信号は、D型エツジトリガフリツプ
フロツプ551の出力から導入され、これは、
以下により詳細に説明する。従つて、フリツプフ
ロツプ550の出力の信号は、キヤリエツジ復
帰キーの押下げに応答したCR終了信号に続いて、
次の走査線17の間のみ現われ、従つて、フリツ
プフロツプ550の出力は、キヤリエツジ復帰シ
ーケンスに続く最初の走査線17の間のみ、第2
2図のラツチ回路502のローデイングを可能に
するクリアスペースビツト情報信号を構成する。
行揃えのプロセスは、デイスプレイの一番上の
行に対応した走査線17〜32の間のみ生じ、行
揃えは、デイスプレイの一番上の行に対応してデ
ータがあるならば、これらの走査線においてのみ
生ずる。これらの条件を考慮して、第23図を参
照すると、走査線17〜32信号は、D型エツジ
トリガフリツプフロツプのD入力に、イネイブル
信号として加えられ、データの存在を示すメモリ
CR信号は、このフリツプフロツプのC端子に加
えられる。フリツプフロツプ552は、走査線8
0パルスによつてリセツトされる。その結果、フ
リツプフロツプ552のQ出力は、メモリCRパ
ルスが、一番上の行で生ずる場合に、任意の走査
中にアクテイブとなる。フリツプフロツプ552
のQ出力は、D型エツジトリガフリツプフロツプ
553を動作可能にし、クリアスペースビツト情
報パルスは、このフリツプフロツプのC端子に加
えられる。その結果、フリツプフロツプ553
は、メモリCRパルスが、キヤリエツジ復帰シー
ケンスに続く最初の走査線17に現われるなら
ば、クリアスペースビツト情報パルスによつてセ
ツトされる。フリツプフロツプ553のQ出力
は、行揃えOK信号を構成する。C入力の正転位
に応答して状態が変化するフリツプフロツプ55
3は、クリアスペースビツト情報パルスの終わり
に続いて行揃えOK信号を能動な状態に保持す
る。行揃えOK信号は、以下に詳細に説明するよ
うに、行揃え操作に必要なパルスのひき延ばしが
続くように、スペースビツトを第22図の4ビツ
トカウンタ507へ通過させる。
行揃えの必要条件としては、行に入力されたデ
ータは、行揃え領域へ進めなければならない。こ
の条件は、メモリCR信号と、第9図の出力フリ
ツプフロツプ210からの行揃え領域信号との間
の一致によつて満たされる。再び第23図を参照
すると、メモリCR信号は、インバータ554を
介してANDゲート555の一方の入力に加えら
れ、行揃え領域信号は、ANDゲート555の他
方の入力として加えられる。ANDゲート555
の出力は、ORゲート556を介して、NANDゲ
ート557の一方の入力に加えられる。(行揃え
領域信号は、行揃え領域に対応した時間中以外は
常に、ゲート555を導通可能にする。その結
果、行揃え領域外の時は何時でも、メモリCR信
号が発生すると、ANDゲート555の出力にパ
ルスが生じ、その結果、ストツプ行揃え信号が生
ずる。)走査線17〜32信号は、NANDゲート
557の他方の入力に加えられ、このNANDゲ
ートの出力は、フリツプフロツプ553のリセツ
ト端子に加えられる。ORゲート556の出力
は、行揃えが進行しないことを示すストツプ行揃
え信号を構成する。従つて、この信号は、メモリ
CR信号と、行揃え領域信号との間に一致がなく、
この状態が、走査線17〜32の間に生ずるなら
ば、発生し、フリツプフロツプ553は、リセツ
トされ、行揃えOK信号は禁止される。この場
合、行揃え回路は、行揃えが、デイスプレイの一
番上の行で生じないように、キヤリエツジ復帰キ
ーの押下げに応答して最初は動作不能となつてい
る。行揃えシーケンスが生ずるためには、デイス
プレイの文字が、行揃え領域まで延びることは必
要でなくて、メモリキヤリエツジ復帰信号が、こ
の領域で生ずることだけが必要であることは注目
すべきである。従つて、文字が行揃え領域に延び
ないこれらの場合に、行揃えシーケンスが望まれ
るならば、オペレータは、キヤリエツジ復帰キー
を押下げる前に、行のデータ入力位置を、行揃え
領域まで離す。
一度、文字又は固定スペースが右側余白に現わ
れると、行揃えプロセスは終了し、従つて、拡大
されるべきワードスペースを示すスペースビツト
が更に生ずることは禁止される。この目的のため
に、ストツプ行揃え信号が右側余白信号と終わり
の文字信号との間の一致に応答して生ずる。従つ
て、第23図に示すように、右側余白信号は、
ANDゲート558に、一方の入力として加えら
れ、終わりの文字信号は、ANDゲート559の
否定入力を介してANDゲート558の他方の入
力に加えられる。ANDゲート558の出力は、
第2の入力として、ORゲート556に加えられ
それによつて、ストツプ行揃え信号は、ORゲー
ト556の出力に生ずる。これによつて、上述し
たように、行揃えOK信号は働かなくなる。クリ
アスペースビツト情報信号は、フリツプフロツプ
550の出力から導出され、結果としてこの信
号の正転位が、走査線17の終わりで生ずること
は、注目さるべきである。従つて、行揃えOK信
号は、最初クリアスペースビツト情報信号の終わ
りに続いて走査線18で生ずる。これにより、新
しい行揃えプロセスの前に生ずるクリアスペース
ビツト情報の機能、例えばデータクリア機能等が
行われる。
新しい行揃えプロセスのため、ラツチ回路と4
ビツトカウンタ507を準備状態にするために、
クリアスペースビツト情報信号が、これらのコン
ポーネントをリセツトするように加えられる。
文字スペースデータ信号は、ANDゲート55
9の他方の入力に加えられる。この信号は、第1
3図のゲート336から導出される。
本発明による行揃えシステムを更に利用するた
め、左側余白でスタートし、単位スペースクロツ
クと同期した一定繰り返し率の所定数のクロツク
パルスのスペースクロツク信号が生ずる。各スペ
ースクロツクグループのパルス数は、例えば、デ
イスプレイの一行で表示される文字数に依存して
いる。デイスプレイの一行における80文字の可能
性に関して述べたこの例において、各スペースク
ロツクグループとして、320のパルス数が選択さ
れている。グループに対して選択されたパルス数
は、行の各位置が正確に定められる程十分なもの
でなければならないことは明らかである。この目
的のために、第23図を参照すると、320ビツト
シフトレジスタ575が設けられている。左側余
白カウントパルスは、第1段のシフトレジスタ5
75に入力され、シフトレジスタ575は、3入
力NANDゲート576を介して加えられる単位
スペースクロツクによるクロツク入力を受ける。
このNANDゲートは、走査線17〜32信号お
よびインバータとNANDゲート578を介して
加えられるメモリアクテイブ信号によつて導通可
能となる。シフトレジスタ575の出力すなわち
最終段は、NANDゲート578の第2の入力に
加えられる。
この回路において、走査線17〜32の各々の
左側余白における左側余白カウントパルスは、単
位スペースクロツクの割合で、320ビツトシフト
レジスタを通してステツプ駆動されることは明ら
かである。ステツプパルスが、シフトレジスタ3
20の終段に達するやいなや、単に単位スペース
クロツク信号を320ビツトシフトレジスタに加え
るのを禁止すると、NANDゲート576を非導
通にする。従つて、NANDゲート576のスペ
ースクロツク出力は、単位スペースクロツクの割
合の一連のクロツクパルスであり、これは走査線
17〜32の各々の左側余白でスタートする。
上述したように、走査線18〜32信号は、ク
リアスペースビツト情報信号に対する第17本目の
走査線を選択するために、フリツプフロツプ55
1によつて作られる。この目的のために、走査線
7〜32パルスは、フリツプフロツプ551のD
端子に加えられ、320ベースシフトレジスタ57
5の出力は、このフリツプフロツプのC端子に加
えられる。従つて、フリツプフロツプ551は、
パルス320ビツトシフトレジスタのシフトに応答
して、第17走査線のスタートで動作可能となる。
従つて、走査線17パルスに対応してパルスは現
われない。走査線17〜32パルスは、フリツプ
フロツプ551のリセツト端子に加えられ、その
結果、各線18〜32に応じてフリツプフロツプ
551の出力にパルスが現われる。
本発明による構成は、プリンタと結合して使用
される時、いくつかの附加信号の発生が必要であ
る。例えば、行揃え情報が生じている時に、プリ
ンタにデータをロードすることは好ましくない。
この目的のために、フリツプフロツプ553の
出力すなわち、行揃えOK信号の否定が、D型エ
ツジトリガフリツプフロツプ580のC端子に加
えられ、このフリツプフロツプの出力は、
AND581の一方の否定入力を介して、D型エ
ツジトリガフリツプフロツプ582のD入力に加
えられる。フリツプフロツプ551の出力から
得られるゲートプリント信号は、フリツプフロツ
プ582のC入力に加えられる。その結果、行揃
えされたデータが、プリンタにロードされる準備
が整つたことを示すロードプリンタ信号は、フリ
ツプフロツプ582の出力でつくられる。この
フリツプフロツプ582は、走査線17〜32信
号によつてリセツトされ、フリツプフロツプ58
0は、フリツプフロツプ582の出力によつて
リセツトされる。前述したプリンタビズイー信号
は、フリツプフロツプ580のQ出力から導出さ
れる。イニシアライズ操作においては、クリア1
信号が、フリツプフロツプ580の端子を動作可
能にし、フリツプフロツプ550をセツトするた
めに加えられる。プリンタから得られるインタロ
ツク信号は、エンドゲート581の他方の入力に
加えられる。
第23図の回路においては、フリツプフロツプ
550,551,552,553は、型SN7474
である。
第24図は、第23図の回路の信号のいくつか
を示している。従つて、ラインaに示すように、
CR終了信号の発生と同時に、ラインbで示され
るクリアスペースビツト情報信号は、初期状態に
復帰される。クリアスペースビツト情報信号は、
ラインdで示される走査線18〜32信号によつ
てリセツトされる。ラインeで示されるように、
データが線17にあることを示すメモリCR信号
は、ラインc,dにそれぞれ示すように、走査線
17〜32パルスおよび走査線18〜32パルス
の前縁間に生ずる。フリツプフロツプ553は、
ラインfで示されるように、フリツプフロツプ5
52のQ出力によつて動作可能にされ、それによ
つて、行揃えOK信号は、ラインgに示されるよ
うに、クリアスペースビツト情報信号の終わりに
つくられる。
第25図は、ワードスペースの位置を記憶し、
行揃えを行なうために必要なワードスペースを拡
大するための回路を示している。この回路は、
320ビツトシフトレジスタ600、すなわち、各
走査線のためのスペースクロツクパルス数と同数
のビツトを有するシフトレジスタから成る。スペ
ースビツト信号は、ORゲート601を介してシ
フトレジスタ600の入力段に加えられ、シフト
レジスタ600は、スペースクロツクによるクロ
ツク入力を受ける。シフトレジスタ600は、
NANDゲート602、位相反転入力を有するOR
ゲート603、3入力NANDゲート604およ
びORゲート601を有する経路を介して記憶さ
れたビツトを循環するように接続される。従つ
て、ワードスペースの拡大が必要でなければ、シ
フトレジスタ600のデータは、上述の経路によ
つて、スペースクロツクの速度で循環される。
上述したように、一度、スペースビツト数が、
第22図のラツチ回路502に記憶されたカウン
トに達すると、4ビツトカウンタ507はリセツ
トされ、それによつて、スペースビツトは、行の
ワードスペースに次々と対応し、その結果、ワー
ドスペースの位置は、次々と指示される。行揃え
プロセスにおいて、スペースビツトの発生によつ
て決定されるような、指示された各ワードスペー
スに附加単位スペースを挿入することが必要であ
る。
前のビツトが、シフトレジスタ600に記憶さ
れている位置で、スペースビツトが生ずるとすれ
ば、シフトレジスタ600に附加単位スペースを
挿入し、ワードスペースの実効長を増すことが必
要である。この状態は、入力側に帰還され、入力
スペースビツトと一致するシフトレジスタ600
からのビツト出力の存在によつて決まる。
ワードスペースを、その様に広げる構成は、そ
の回路を示す第25図と、その回路のいろいろな
タイムダイアグラムを示す第26図を参照するこ
とにより、もつと明確に理解されるであろう。従
つて、第26a図は、走査線におけるスペースク
ロツクシーケンスを示している。例のために、前
に蓄えられたワードスペースが、4ビツトスペー
スの幅であるとして、第26b図は、320ビツト
シフトレジスタに受入れられたスペースビツトを
示し、第26c図は、シフトレジスタ600の出
力を示している。シフトレジスタ600の出力
は、スペースクロツクがクロツク入力されている
JKフリツプフロツプ605のJ入力に加えられ、
従つて、第26d図に示すように、フリツプフロ
ツプ605のQ出力は、シフトレジスタ600の
パルス出力と同じ幅であるが、1単位スペースだ
け遅延したパルスである。第22図を参照する
と、スペースビツトは、D型フリツプフロツプ5
10のクロツク端子にも加えられる。フリツプフ
ロツプ510は、第26e図に示すように、スペ
ースビツトによつて動作させられ、ストレツチイ
ネイブル信号を出力する。
再び第25図を参照すると、インバータ608
は、シフトレジスタ600の出力に接続され、そ
れによつて、このインバータは、第26f図に示
すように、位相反転された出力を生ずる。インバ
ータ608の出力、フリツプフロツプ605のQ
出力およびストレツチイネイブルパルスは、入力
NANDゲート607およびインバータ609を
介して、D型フリツプフロツプ610のクロツク
端子に加えられる。このフリツプフロツプのD端
子は、基準電位に接続される。第26g図に示さ
れるようなこのフリツプフロツプのクロツク信号
は、シフトレジスタ600の出力の負転位時に正
転位し、従つて、第26h図に示されるように、
このフリツプフロツプのQ出力は、この時、正転
位する。フリツプフロツプ610の出力は、第
26i図に示されている。フリツプフロツプ61
0の出力は、NANDゲート602に加えられ、
それによつて、このNANDゲートは、第26j
図に示されるように、この場合、シフトレジスタ
600の出力の逆位相の出力を生ずる。フリツプ
フロツプ605と610のQ出力は、NANDゲ
ートに加えられ、第26k図に示されるような出
力を生ずる。NANDゲート611の出力は、1
単位スペースの幅を有し、NANDゲート602
のパルス出力に続いて直ちに生ずる負へ向かうパ
ルスであることは明らかである。ゲート602と
611の出力は、ORゲート603の入力に加え
られて、シフトレジスタ600の出力に対応して
いるが、1付加単位スペースに伸ばされた第26
1図に示すような出力を生ずる。この、拡げられ
た幅のパルスは、上述したように、そこに蓄える
ため、シフトレジスタ600の入力へ循環され
る。
上述したと同じプロセスによつて、シフトレジ
スタ600に蓄えられたパルスと一致した任意の
スペースビツトの発生と同時に、蓄積パルスは、
1単位スペースだけ幅が拡げられることは明らか
である。第25図の回路は、メモリアクテイブ信
号をフリツプフロツプ610へ加えることによつ
て、走査線80パルスに続いてリセツトされ、そ
れによつて、この回路は、次のワードスペースの
拡大のため1ビツトスペースを受け入れる。第2
2図のフリツプフロツプ510は、走査線の終わ
りまでリセツトされないので、どの走査線におい
ても、1回だけの拡大操作が生ずる。
320ビツトシフトレジスタ600の出力は、
ANDゲート612に加えられ、このANDゲート
の他方の入力は、行揃えOK信号である。従つ
て、行揃え期間中、ANDゲート612からの行
揃え制御出力は、前に、第11図を参照して述べ
たフリツプフロツプ298のD端子に加えられ
る。フリツプフロツプ298の前の説明では、フ
リツプフロツプは、単位スペースクロツクを、ロ
ジツククロツク信号を形成するように連続して通
させると仮定されている。しかしながら、行揃え
制御信号の発生と同時に、フリツプフロツプ29
8は、不動作となり、それによつて、単位スペー
スクロツクが、フリツプフロツプ298を通るの
を阻止する。結果として、第11図の回路のワー
ドスペース信号の終わりは、ワードスペースを拡
げるため遅延される。シフトレジスタ600に蓄
えられた拡げられたパルスは、キヤリエツジ復帰
キーの次の押印まで蓄えられるので、これらのビ
ツトは、デイスプレイの行揃えされた行のワード
スペースを、連続的に拡げる働きをし、その結
果、完全に行揃えされた行の文字が、デイスプレ
イの第1行に連続的に表示される。
シフトレジスタ600の任意のサイクル中、
320クロツクパルスを加えると、シフトレジスタ
600の出力は、デイスプレイの左側余白に続い
て順次320単位スペースに対応する。その結果、
あるワードスペースを拡げると、他に何もしなく
ても、拡げられたワードスペースと、次に続くワ
ードスペースとの間のスペースをせばめることは
明らかである。言い換えれば、丁度拡げられたパ
ルスに続くシフトレジスタ600に蓄えられたビ
ツトが不正確な位置になる。これを避けるため
に、シフトレジスタの出力の正常な循環路は、
NANDゲート602を介して、当該走査線の終
わりまで、ワードスペースの拡大に続くフリツプ
フロツプ610の出力によつて阻止され、次に
続くビツトは、フリツプフロツプ605、
NANDゲート611、ORゲート603、AND
ゲート604およびORゲート601を介して循
環される。第26c図と第26d図から、フリツ
プフロツプ605の出力は、シフトレジスタ60
0の出力に対応するが、1単位パルスだけ遅延す
ることは明らかである。その結果、次に続くビツ
トのこの後者の循環路は、次に続くビツトを、1
単位スペースだけ遅延された位置に再挿入し、そ
の結果、そのような次に続くビツトは、今やスト
レツチ操作に続いて正しい位置に蓄えられる。
デイスプレイがシフトアツプされ、新しい行の
文字が、一番上の行に表示される時、320ビツト
シフトレジスタ600をクリアするために、ゲー
ト604は、クリアスペースビツト情報信号によ
つて阻止される。その結果、シフトレジスタ60
0の出力は、入力への再循環を妨げられ、シフト
レジスタ600は、CR終了信号に続く第17本目
の走査線の期間中に、その内容が、完全に空にな
る。
本発明によるタイポグラフイツク装置は、第2
7図に示されるように、TAB制御にも適応でき
る。この目的のために、シフトレジスタ625
が、TABストツプ蓄積用に設けられる。シフト
レジスタ625は、単位スペースクロツクと同期
してシフトされ、このレジスタは、1走査線およ
びワードスペースにおける単位スペースクロツク
パルス数に等しいビツト数を持つている。シフト
レジスタの出力は、NANDゲート626および
ORゲート627を介して入力に循環され、その
結果、シフトレジスタ625の出力パルスは、デ
イスプレイの決定されたTABストツプ位置に連
続的に対応する。
第10図のTabデコーダ277からのメモリ
TAB信号は、D型エツジトリガフリツプフロツ
プ629のC端子に加えられ、このフリツプフロ
ツプのイネイブル端子は、基準電位に接続され
る。フリツプフロツプ629は、シフトレジスタ
625の出力で、Tabストツプパルスによつてリ
セツトされる。フリツプフロツプ629の出力
は、第12図と第25図に関して前述したフリツ
プフロツプ298のイネイブル端子に加えられ
る。このメモリTAB信号は、記憶されたTAB信
号に対応したコード化信号が、第10図のマルチ
プレクサ260の出力に現われる時はいつでも生
ずる。
行揃えに関して前述したように、フリツプフロ
ツプ298は、ロジツククロツク、従つて文字ク
ロツクを遅延させるように接続され、その結果、
ワードスペースは、所定の位置にひき伸ばされ
る。TAB制御回路は、文字クロツクを遅らせる
ように作用し、従つて、デイスプレイスクリーン
上には、文字のないスペースが生ずる。例えば、
メモリTAB信号が、任意の行の走査中、第10
図のマルチプレクサ260の出力に生ずると、こ
のメモリTAB信号は、第27図のフリツプフロ
ツプ629をセツトし、それによつて、フリツプ
フロツプ298を動作不能にして、文字クロツク
の発生を防ぐ。デイスプレイ装置は、走査され続
けるので、シフトレジスタ625からのTabスト
ツプパルス出力が、フリツプフロツプ629をリ
セツトする時まで、文字は現われない。シフトレ
ジスタ625のパルスの時間的位置は、所定の表
示位置に対応するので、一度メモリTAB信号が
検出されると、次のTABストツプ位置に走査が
達するまで、もはや文字は表示されない。
従つて、本発明によれば、タビング指令位置
は、第10図の循環シフトレジスタ256〜25
9に蓄えられるが、TABストツプの位置は、シ
フトレジスタ625に蓄えられる。TABストツ
プの実際の位置は、第10図のメモリシフトレジ
スタ256〜259に蓄えられたデータと独立し
て、シフトレジスタ625に蓄えられたパルスの
関係時間位置によつて変えられる。
更に、第27図は、シフトレジスタ625に、
TABストツプパルスを挿入し、前のセツトTAB
ストツプをクリアするために用いられる回路を示
している。右側余白信号が、ORゲート627の
他の入力に連続して加えられ、その結果、TAB
ストツプは、常に右側余白に現われることは、先
づ注目されるべきことである。
TABストツプを所定位置にセツトできるため
には、勿論その位置を走査する瞬時と、スクリー
ン上の所望位置を相関させることができなければ
ならない。一致パルスは、走査過程に関連した時
に生じ、以下に詳細に説明する手段が、一致パル
スの時間におけるスクリーン上の位置を示すよう
に設けられるので、このことは、データ入力行に
おいて可能である。第27図に示すように、一致
パルスは、基準電位によつて動作可能にされてい
るD型エツジトリガフリツプフロツプ630のC
端子に加えられる。フリツプフロツプ630のQ
出力は、単位スペースクロツクによるクロツク入
力を受けるD型エツジトリガフリツプフロツプ6
31をセツトし、その結果、一致パルスに対応
し、単位スペースクロツクと同期したパルスが、
フリツプフロツプ631の出力に与えられる。
このフリツプフロツプのイネイブル端子Dは、接
地される。フリツプフロツプ631の出力は、
NANDゲート633の一方の入力へ、インバー
タ632を介して加えられ、その他方の入力は、
TABセツトスイツチ634を介して基準電位に
接続される。NANDゲート633の出力は、更
に、ORゲート627の入力に加えられる。TAB
セツトスイツチ634は、電子スイツチか又は、
第2図のTABセツトスイツチの操作に応答する
TABセツトパルス源であることが理解されるが、
TABセツトスイツチ634は、第2図に示され
たキーボード上のTABセツトスイツチに対応し
ている。
第27図を参照すると、一致パルスに同期した
TABセツトパルスは、TABセツトキーの押下げ
に応答してシフトレジスタ625においてセツト
されることは明らかである。上述の構成におい
て、このセツトオペレーシヨンがデータ入力行中
生じているが、このことは、TABストツプおよ
びシフトレジスタ625のセツトで容易に使用で
きる一致パルスの存在を考慮すると都合の良いこ
とである。
シフトレジスタ625のTABストツプのクリ
アは、第2図のTABクリアスイツチの押下げに
よつて行われる。このスイツチは、TABセツト
スイツチ634と同じ性質のスイツチ636を介
して、第27図のフリツプフロツプ635のクリ
ア端子に、ある電位を加える。D型エツジトリガ
フリツプフロツプ635は、固定電位によつて動
作可能にされ、従つてラツチのように働き、ラン
ダムタイムで生ずるTABクリア機能を蓄える。
このフリツプフロツプのQ出力は、更に、D型エ
ツジトリガフリツプフロツプ636のイネイブル
端子に加えられる。このフリツプフロツプ636
は、インバータ632の出力がクロツク入力さ
れ、それによつて、フリツプフロツプ636の出
力は、フリツプフロツプ635のセツトに続く一
致パルスと同期して反転する。フリツプフロツプ
636の出力は、フリツプフロツプ635をリ
セツトして、更にTABクリアオペレーシヨンの
ための回路を動作可能にする。
TABストツプロケーシヨンをクリアするため、
2つの方法が利用できる。以下に説明する第1の
方法は、デイスプレイ上で観察されるようなプリ
ントポイントすなわちデータ入力点は、前に入力
されたタブストツプと一致することが必要であ
る。第2の方法は、オペレータが、データ入力点
と、従つてクリアされるべきタブストツプに関連
した所望の位置に対する一致パルスを自動的に位
置決めする第2図のTABキーを単に押下げるだ
けである。
一致パルスは、実際、次の、前に入力されたデ
ータの位置で生じ、従つて、削除されるベき
TABストツプパルスは、次に続くデコーダパル
スの後に生ずることが思い出されるであろう。従
つて、次に続くデコーダパルスまで、シフトレジ
スタ625のクリアを遅らせることが必要であ
る。この目的のために、フリツプフロツプ636
の出力は、デコーダクロツクによるクロツク入力
を受けるJKフリツプフロツプ637のJとK入
力にカスケード接続される。フリツプフロツプ6
37の出力は、フリツプフロツプ636をリセ
ツトし、フリツプフロツプ637のQ出力は、
ANDゲート638とORゲート639を介して
NANDゲート626の第2の入力に加えられ、
それによつて、一致パルスに続くデコーダクロツ
クの時間に現われるストツプパルスは、NAND
ゲート626を介しての再循環が禁止され、この
パルスは、シフトレジスタ625から削除され
る。
第28図は、今まで説明したTAB制御システ
ムの上述のオペレーシヨンを示している。この図
のラインaは、フリツプフロツプ631のクロツ
ク入力と、フリツプフロツプ630のリセツト入
力に加えられる単位スペースクロツクを示してい
る。ラインbは、第16図の比較器376から導
出される一致パルスを示しており、4単位文字幅
パルスが、明瞭にするため示されている。ライン
cとdは、それぞれ、フリツプフロツプ630と
631の出力を示し、ラインbの一致パルスから
導出されるタイミングパルスを示している。タブ
クリア機能636を働かせると、ラインeで表わ
されるあるランダムタイムにフリツプフロツプ6
35がセツトされ、ラインdで示された次のタイ
ミングパルスが、フリツプフロツプ636のクロ
ツク入力となり、ラインfで示されるようなセツ
ト状態にする。セツトされたフリツプフロツプ6
36は、フリツプフロツプ635をクリアする。
今や、活性なフリツプフロツプ636と共にライ
ンgで示されたデコーダクロツクは、フリツプフ
ロツプ637をセツトして(第28図のラインk
参照)、NANDゲート626を介してTABスト
ツプ信号が通るのを阻止するように、従つて、上
述したシフトレジスタメモリシステムからの
TABストツプを削除するように、ANDゲート6
38およびORゲート639を通る信号を生じさ
せる。
この回路の上述した部分で、ANDゲート63
8の他方の入力は、高いロジツクレベルにあるこ
とが仮定されている。この入力は、D型エツジト
リガフリツプフロツプ640の出力に接続さ
れ、データ入力位置が、キーボード上のTABキ
ーの押下げに応答してセツトされないことが仮定
されている。例えば、データ入力位置を、次の
TABストツプ位置まで動かすように、TABキー
を押下げたとすると、コード化TAB信号のデー
タ入力行に対応したメモリシフトレジスタにおけ
る蓄積と、データ入力位置のステツプ動作が生ず
る。その結果、一致パルスは、シフトレジスタ6
25からストツプビツトを削除するように適宜時
間が合わせられる。キーボード上のTABボタン
の押下げに応答して、第10図のデコーダ254
により与えられるコード化TAB信号は、インバ
ータ641を介してNANDゲート642の一方
の入力に加えられる。この信号は、NANDゲー
ト642の他方の入力に加えられる機能ストロー
ブ信号によつて安定化され、このNANDゲート
の出力は、フリツプフロツプ640を動作可能に
する。フリツプフロツプ640は、遅延データス
トローブ信号によるクロツク入力を受け、それに
よつて、このフリツプフロツプの出力は、
ANDゲート638のクロツク入力となり、フリ
ツプフロツプ640のQ出力は、ANDゲート6
43を動作可能にする。シフトレジスタ625の
TABストツプ情報の位置に関連した正確な時間
に生ずるフリツプフロツプ636のQ出力は、
ANDゲート643の他方の入力に接続され、
ANDゲート643の出力は、ORゲート639を
介して、NANDゲート626を阻止するように
接続されて、詳細に、上で述べたように、TAB
ストツプ情報を削除する。
この構成では、シフトレジスタ625の循環路
は、シフトレジスタ625から所定のTABスト
ツプをクリアするように適当な時間に阻止される
ことは明らかである。
ビデオマーカー 前述したように、行揃え領域および右側余白の
位置を示すため、デイスプレイ上にマーカーを設
けることが望ましい。第29図を参照すると、こ
の目的のために、第9図の走査線カウンタの26
力および第9図の回路に示された比較器205か
らの行頭揃え領域信号が、NANDゲート650
の別々の入力に加えられる。26信号のみが、デイ
スプレイの第4行に生じ、第64本目の走査線で活
性となり、行揃え領域信号が、該領域の始まりで
生じ、NANDゲート650の出力は、行揃え領
域の始めで、第4行の全ての走査線中能動とな
る。
右側余白信号および走査線の26は、NANDゲ
ート651の別々の入力に加えられ、それによつ
て、NANDゲート651の出力は、右側余白に
おいて、第4行の全ての走査線をマークする。
NANDゲート650と651は、“オープンコレ
クタ”型で、第29図に示されるように一緒に接
続される。第3の信号であるマークプリント位置
は、第16図のインバータ383から導出され、
上述した信号の組合わせで結合されて、デイスプ
レイマーカー信号を生ずる。
勿論、文字がその領域に表示されるので、デイ
スプレイ上のマーキングは、表示された第4行の
上の12の走査線中に生ずるのは好ましくない。従
つて、NANDゲート650と651の出力は、
以下に説明するように、表示された第4行の最後
の4本の走査線中を除いた信号を阻止するゲート
回路653に接続される。
データの各行間にスペースをつくるために、デ
イスプレイ装置をブランキングするビデオブラン
キング信号(第9図)は、各16走査線グループの
最後の4本の線に生ずることが思い出されるであ
ろう。第29図に示されたビデオブランキング信
号は、シフトレジスタ269へのビデオ情報のロ
ーデイングを禁止する第11図のANDゲート3
01への入力となる。それから、ゲート218へ
の一方の入力は、各データ行の最後の4本の走査
線中、活性となり、クランプトランジスタ656
をターンオフすることによつて、ゲート回路65
3を動作可能にするように用いられる。ゲート6
50と651の組み合わせで生ずるマーカー信号
は、混合器654へのマーカー信号を生ずるトラ
ンジスタ655へ加えられる。シフトレジスタ2
69は、混合器654へのドツト情報をつくり、
デイスプレイCRTへのビデオ入力を、順次変調
する。
混合器654は、2つの抵抗から成つている。
この抵抗値は、表示されたデータとマーカーとの
間の輝度の比率を変えるために制御される。
多くの種類の回路が、図示の構成において、マ
ーク信号をつくるために使用されるが、トランジ
スタ655は、電源に接続されたエミツタ、混合
器654に接続されたコレクタおよびNANDゲ
ート650と651の出力に接続されたベースを
有している。第2のトランジスタ656は、ベー
スが、ゲート219の出力に接続されたトランジ
スタのベースとエミツタ間に接続されたエミツタ
―コレクタ路を有している。
スペースとバツクスペース繰り返し回路 更に、本発明による優れた特徴は、オペレータ
による連続した操作の必要なしに、スペースおよ
びバツクスペースが、それぞれ行われる。言い換
えれば、本発明によると、オペレータが、スペー
ス又はバツクスペースキーを押下げると同時に、
上述したように、スペースおよびバツクスペース
機能が、一時行われる。しかしながら、オペレー
タが、所定の時間、例えば、オペレータがキーを
押下げたままでいると思われる一番長い時間後
も、対応するキーを解放しなければ、このシステ
ムは、スペース又はバツクスペースキーが解放さ
れるまで、速い速度で、選択された機能を繰り返
す。
こうした結果をもたらす回路が、第30図に示
されている。本質的に、この回路は、スペースお
よびバツクスペースキーの押下げに応答して動作
する単安定マルチバイブレータから成り、このマ
ルチバイブレータは、最初相当長いが、675の
繰り返しサイクルでは、非常に短かいタイミング
回路を有している。このマルチバイブレータの出
力は、微分回路676に加えられ、それから、
NANDゲート677を経て、例えば緩衝用ダイ
オード678を介して、キーボードのデイスエイ
ブル入力に加えられて、この回路を、前述したキ
ーボードデイスエイブル機能から切り離す。
NANDゲート677は、スペースおよびバツク
スペースキーが押下げられた時のみ動作可能にさ
れる。
第30図に示されたような一実施例において
は、デコーダ256(第10図参照)は、スペー
スコードの“低い”論理レベルを有する出力67
9を有し、この出力は、インバータ680を介し
てANDゲート681に加えられる。スペースコ
ードと、バツクスペースコードの両方に対する
“高い”論理レベルを有するデコーダ256の出
力682は、ANDゲート681の他方の入力に
加えられる。この回路は、NANDゲート677
にも加えられる。
この単安定マルチバイブレータは、例えば、機
能ストローブ信号と、デコーダからの出力682
が、インターナルORゲートの別の入力に接続さ
れる端子3と4に加えられる型SN74121であり、
インターナルANDゲート681の出力は、端子
5に接続され、このマルチバイブレータは、端子
5に接続された一方の入力と、インターナルOR
ゲートの出力に接続された他方の入力を有する
ANDゲートを有している。端子10と11の間
の、マルチバイブレータに接続された外部タイミ
ング回路は、これらの端子間に直接接続されたキ
ヤパシタ683と、これらの端子間に接続され
た、ダイオード685と抵抗686の並列回路と
直列のキヤパシタ684からなつている。この構
成で、タイミング回路は、異なつた充放電速度を
有し、そのために、タイミング回路のキヤパシタ
684は、スペースキー又はバツクスペースキー
の正常な解放に十分な時間を与える長い遅延に最
初選ばれる。
スペース又はバツクスペースキーを保持する
と、マルチバイブレータは、繰り返し作動され、
マルチバイブレータの出力パルスは、より短かく
なる。この回路の動作は、第31図に示され、ラ
インaは、スペース又はバツクスペースキーを長
く押下げていることを表わしている。ラインb
は、マルチバイブレータ675の出力を表わ
し、これは、マルチバイブレータの初期動作と同
時に、相当長い遅延期間690を有する。この遅
延期間690の間、キーボードは動作不能にさ
れ、従つて、キーボードの出力は生じない。遅延
期間690の終わりと同時に、キーボードは、第
31図のラインcの691に示すようにもう一度
動作可能となる。キーボード出力が、再び出るこ
とにより、単安定マルチバイブレータが更に動作
して新しい遅延タイミングサイクル692を生ず
る。この時間は、マルチバイブレータのタイミン
グキヤパシタ684が完全に放電されないので、
相当に短かい。キーボードを不能および動作可能
にするこのシーケンスは、キーボードのスペース
又はバツクスペースキーが解放されるまで、速い
割合で続く。
従つてこの構成では、繰り返し動作を得るため
に、オペレータが、選択キーに、圧力を加え続け
ることが必要で、従来の繰り返し動作システムに
おけるように、圧力制御は必要でない。
聴覚警報システム 本発明によるタイポグラフイツク装置を動作さ
せる場合の目的として、特別の可聴信号が設けら
れて、データ入力位置が行揃え領域にきた時、右
側余白に達し、又は通過した時、オペレータに、
はつきり認識させ得るようにしている。第32図
を参照すると、一致信号が、D型エツジトリガフ
リツプフロツプ700のイネイブル端子に加えら
れ、右側余白信号が、このフリツプフロツプのク
ロツク端子に加えられる。フリツプフロツプの
出力は、接地コレクタを有するトランジスタ70
1のベースに加えられる。トランジスタのエミツ
タは、緩衝用ダイオード702および可聴音発生
器703を介して、供給電源に接続される。一致
信号は、型SN74121のような単安定マルチバイブ
レータ704にも加えられ、行揃え領域信号は、
単安定マルチバイブレータのイネイブル端子に加
えられる。マルチバイブレータの出力は、緩衝
用ダイオード705を介して音発生器703に接
続される。
このシステムにおいて、マルチバイブレータ7
04は、データ入力位置が、行揃え領域に延びる
時動作可能となり、この領域における一致パルス
の発生毎に、マルチバイブレータの出力端子に1
パルス生じ、この出力パルスは、外部のタイミン
グキヤパシタに依存した持続時間を有している。
その結果、データ入力位置が、行揃え領域にある
時、文字キーを押下げる毎に、音発生器703に
よつて、短かい可聴音パルスが生ずる。
データ入力位置が、右側余白に達し、フリツプ
フロツプ700が一致パルスによつて動作可能に
されると、右側余白パルスは、フリツプフロツプ
700の状態を変えて、トランジスタ701を導
通させ、従つて、音発生器から、連続音出力を生
ずる。右側余白パルスが、他の行の走査線に生ず
る一方、一致パルスは、データ入力行の走査線に
のみ生ずるので、キヤパシタ707は、トランジ
スタ701の出力に接続されて、デイスプレイの
走査を通じて連続した可聴音を持続する。
視覚警報システム 又、本発明によれば、第1図、107のランプ
列として視覚手段が設けられて、行揃え領域への
浸透度合いを、オペレータに示している。再び第
32図を参照すると、行揃え領域信号が、インバ
ータ709を介してカウンタ710に加えられ
る。フリツプフロツプ700の出力は、カウン
タ710に加えられて、カウント信号を生ずる。
カウンタ710の出力は、デイスプレイ107の
ランプを点灯するための信号を生ずる2進化10進
コンバータ711へ送られる。
本発明によれば、カウンタ710は、キーボー
ドからの時間データ入力が、行揃え領域内で生ず
る間のみカウントする。他の時間は常に、インバ
ータ709からの信号がカウンタ710をリセツ
トする。上述した聴覚警報システムを動作させる
ために用いられる同じ信号が、カウンタ710へ
のカウントパルスを生ずる。カウンタの2進出力
は、711によつてデコードされ、デイスプレイ
107のランプを順次点灯する不連続信号を生ず
る。
プリンタ出力 前述した様に、本発明による装置は、プリンタ
と結合して用いられ、このプリンタは従来構造の
もので良い。いろいろのプリンタは、作動のため
に異なる制御信号を必要とし、そのようなプリン
タを詳細に議論することは、本発明の上述の観点
にとつて重要でなく、開示の範囲を越えている。
しかしながら、プリンタに関する本発明の装置の
相互接続は、第33図に示されており、ここで
は、上述のように導出された複数の信号は、イン
ターフエース750に加えられる。例えば、第1
0図のマルチプレクサ260からの7ビツトメモ
リ出力は、プリンタの要請に依存して必要とな
り、第9図のカウント検出器203からのエンド
スキヤンライン信号、第13図のエンドゲート3
56からの文字スペースデータ信号、第13図の
NANDゲート329からのデコーダクロツク、
第18図のNANDゲート453からのバツクス
ペース禁止信号、第18図のフリツプフロツプ4
25からのCR終了信号、第23図のフリツプフ
ロツプ582からのロードプリンタ信号及び第2
3図のNANDゲート576からのスペースクロ
ツクが、勿論、プリンタの要請に応じて、プリン
タの運転制御に必要である。インターロツク信号
が、第23図のANDゲート581に加わつて、
プリンタが情報を受け入れる位置にない時、プリ
ンタのローデイングを阻止するため、インターフ
エースによつて与えられる。
勿論、プリンタ間の相違を考慮して、その使用
に際してのインターフエース750のデザイン
や、これらのいろいろな信号の組合わせは変えら
れる。必要に応じて、インターフエースは、多心
ケーブル752を介してプリンタ751へ出力信
号を出す。
以上、特別のコンポーネントやいろいろな型の
コンポーネントに関して、本発明を説明してき
た。勿論、このようなコンポーネントは単なる例
示にすぎず、本発明が、他の型のコンポーネント
に完全に適応できることは明らかである。
例えば、多数の異なる型のデイスプレイシステ
ムが現在周知であり、上述したCRTデイスプレ
イに対し替えることができる。これらは、いろい
ろなデイスプレイパネルを含み、例えば、個々の
発光素子を使用したドツトマトリツクスデイスプ
レイを生ずるガス入りデイスプレイマトリツクス
から成つている。走査型の、ドツトマトリツクス
デイスプレイは、液晶のような、他の光変調装置
も使用でき、そのようなデイスプレイの走査や変
調は、当分野において周知である。更に、本発明
の広い特徴によれば、デイスプレイは、棒状、セ
グメント等から構成され得るので、デイスプレイ
が、ドツトマトリツクス表示である必要はない。
勿論、本発明は、他の型のデイスプレイにも、そ
して上述したようなものに限定されずに等しく適
応できる。
従つて、特許請求の範囲は、その真の思想およ
び範囲内に入るように、変化や修正をカバーでき
るようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるタイボグラフイツク装
置の斜視図、第2図は、第1図の装置のキーボー
ドの説明図、第3図は、第1図の装置の表示パネ
ルの説明図で、デイスプレイラインの機能を示す
図、第4図は、デイスプレイパネルのバツクスペ
ースシーケンスを示す図、第5図は、第3図のデ
イスプレイのロールダウンを示す図、第6図は、
第1図の装置のデイスプレイ上のワードの行揃
え、右側を同一線上にすること、および中心位置
決めを示す図、第7図は、第1図のデイスプレイ
に使用される文字のフオーマツトを示す図、第8
図は、本発明によるタイポグラフイツク装置の簡
単化したブロツクダイアグラム、第9図は、本発
明によるタイポグラフイツク装置の制御信号をつ
くるための回路のブロツクダイアグラム、第10
図は、本発明によるタイポグラフイツク装置のメ
モリおよびデイスプレイ回路のブロツクダイアグ
ラム、第11図は、本発明の装置の文字クロツク
発生器のブロツクダイアグラム、第12図は、第
11図の文字の終わりおよびワードスペースの終
わりの誘導を示す真理値表、第13図は、本発明
の装置のデコーダクロツク信号を形成するための
回路のブロツクダイアグラム、第14図は、本発
明の装置の初期状態化回路のブロツクダイアグラ
ム、第15図は、第14図の初期状態化回路にお
けるいろいろな信号を示す図、第16図は、本発
明による装置の位置情報を記憶し、更新するため
に使用される回路を示すブロツクダイアグラム、
第17図は、第16図のカウンタのカウント値
と、回路のデイスプレイラインとの間の関係を示
す表、第18図は、本発明による装置のシーケン
ス制御回路を示すブロツクダイアグラム、第19
図は、第18図の回路の動作を説明するための多
数の信号を示す図、第20図は、第18図のシス
テムの動作を説明するための他の信号を示す図、
第21図は、第18図の回路を説明する他の信号
を示す図、第22図は、本発明のシステムの行揃
え回路の一部を示すブロツクダイアグラム、第2
3図は、本発明の行揃えシステムの制御信号を形
成する回路を示すブロツクダイアグラム、第24
図は、第23図の回路のいろいろな信号を示す
図、第25図は、本発明の装置の行揃えシステム
の一部のブロツクダイアグラム、第26図は、第
25図の回路を説明するためのいろいろな信号を
示す図、第27図は、本発明による装置のタブ回
路を示すブロツクダイアグラム、第28図は、第
27図の回路のいろいろな信号を示す図、第29
図は、本発明の装置のビデオマーカーを形成する
回路のブロツクダイアグラム、第30図は、本発
明による装置のそれぞれスペースおよびバツクス
ペース操作をするための回路のブロツクダイアグ
ラム、第31図は、第30図の回路の動作を説明
するいろいろな信号を示す図、第32図は、本発
明の装置の警報信号を形成するための回路を示す
ブロツクダイアグラム、第33図は、本発明のシ
ステムのプリンタとの相互接続を示すブロツクダ
イアグラム。 100……キーボード、101,102……余
白制御部、103……デイスプレイパネル、10
4……プリントアセンブリ、105……プラテ
ン、106……コネクタ、107……指示アセン
ブリ、108……指示光源、109……固定スペ
ースバー、110……ワードスペースバー、11
1……行揃えキー、112……文字キー、150
……キーボード、152……メモリ、153……
シーケンス制御回路、154……デコーダ、15
5……マルチプレクサ、156……ドツトジエネ
レータ、157……陰極線管、160……メモリ
ラインポジシヨンカウンタ、161……データ入
力文字アドレスカウンタ、162……データ入力
行アドレスカウンタ、163……メモリポジシヨ
ン文字カウンタ、164……文字クロツクジエネ
レータ、165……比較器、167……行揃え制
御部、171……マーカージエネレータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、1スペースが、行の文字グルー
    プ間に生じ、システムが、上記行の文字に対応し
    た第1のコード化信号源を有する、左右の余白間
    に、文字の行を、デイスプレイ装置で表示するデ
    イスプレイシステムにおいて、上記行を揃えるた
    めの手段を備え、その行揃え手段が、上記行の文
    字グループ間のスペースをカウントする手段と、
    左側余白から、行の最後の文字までにある上記文
    字グループ間のスペースに、順次増分を加えてい
    くための手段と、スペースの増分を順次繰り返す
    ための、カウントされたスペースの数とスペース
    に加えられた増分の全体数との間に比較に応答す
    る手段と、上記行のスペースに更に増分を加える
    ことを禁止するための、上記右側余白における行
    の文字の最後の位置決めに応答する手段とを有す
    ることを特徴とするデイスプレイシステム。 2 上記行揃え手段が、上記文字グループ間のス
    ペースを記憶するための手段を有する特許請求の
    範囲第1項記載のデイスプレイシステム。 3 複数の記憶場所を有する第1の循環メモリ、
    第1のコード化信号を、表示されるべき文字の行
    に対応した上記メモリに、そして、ワードスペー
    スに対応した第2のコード化信号を上記メモリに
    記憶させる手段、 上記第1の循環メモリからコード化信号を順次
    読出すための手段、 上記文字の行を表示するための上記第1の循環
    メモリの読出しに応答する手段、 第2の循環メモリ、 上記文字の行を、上記右側余白まで拡げられる
    ように、上記第1のメモリにおけるワードスペー
    スの位置を、上記第2の循環メモリに記憶する手
    段、 所定の速度で、上記第2の循環メモリを読出す
    ための手段、および 上記第1の循環メモリの順次読出しを表示する
    ため拡大されるワードスペースに対応した上記第
    2の循環メモリからの信号出力に応答する手段、
    から成り、左右の余白間に文字の行を表示するデ
    イスプレイ装置を備え、上記デイスプレイ装置
    が、上記行を表示するためにある特定の速度で周
    期的に走査されるデイスプレイシステム。 4 ワードスペースの位置を、上記第2の循環メ
    モリに記憶するための上記手段が、第1と第2の
    カウンタと、上記第1のコード化信号が後続する
    第2のコード化信号を、上記第1のメモリの完全
    な読出しの後上記第1のカウンタでカウントし、
    上記第1のカウンタを、上記第1の循環メモリの
    完全な読み出し毎にリセツトする手段と、 上記第2のコード化信号数を記憶する手段と、 上記第1と第2のカウンタのカウント値の比較
    に応答し、上記第2のカウンタをステツプ駆動
    し、上記第2の循環メモリに1ビツト入れる手段
    と、 カウント値が、上記記憶手段におけるカウント
    値に達した時上記第2のカウンタをリセツトする
    手段 とから成る特許請求の範囲第3項記載のデイスプ
    レイシステム。 5 第1のコード化信号が、上記右側余白に対応
    した時間に、上記第1の循環メモリから読出され
    る時、上記第2の循環メモリへのビツトの挿入を
    禁止するための手段を備えた特許請求の範囲第4
    項記載のデイスプレイシステム。 6 上記右側余白前のある特定の行揃え領域に対
    応した時間に、上記第1又は第2のコード化のど
    れも生じない場合には、上記第2の循環メモリへ
    のビツトの挿入を禁止する手段を備えた特許請求
    の範囲第3項記載のデイスプレイシステム。 7 上記第2の循環メモリにおいて、あるビツト
    が既に記憶されている場所に記憶されるビツトの
    発生に応答し、あるビツトが記憶されてない上記
    第2の循環メモリの次の場所に上記ビツトを記憶
    し、上記行におけるワードスペースの後続の場所
    に対応した上記第2の循環メモリの後続のビツト
    の再循環を遅延させるための手段を備えた特許請
    求の範囲第4項記載のデイスプレイシステム。 8 表示されるべき文字に対応した第1のコード
    化信号を順次生じ、そしてコードレデイストロー
    ブ信号を生ずるための手段、 メモリ、 上記メモリに、上記第1の信号を加える手段、 第1と第2のカウンタ、 上記第1のカウンタへ加え、順次上記メモリを
    アドレスするステツプ信号を生ずる手段、 上記第2のカウンタをステツプ駆動するための
    上記コードレデイストローブ信号に応答する手
    段、 上記第1と第2のカウンタのカウント値の比較
    に応答し、上記メモリが、上記第1の信号に対応
    したコードレデイストローブ信号に続いて加えら
    れる第1の信号を記憶できるようにするための手
    段、および 上記デイスプレイ装置に加えるためのビデオ信
    号を生ずるための上記メモリに結合された第1の
    信号発生手段 から成る上記装置の表示行が、ある特定の速度で
    繰り返し走査される型のデイスプレイ装置上の文
    字表示用信号を生ずるためのデイスプレイシステ
    ム。 9 走査線と同期したデータ入力クロツク信号を
    生ずる手段、上記コードレデイストローブ信号に
    よつてセツトされるように接続されたラツチ、上
    記ラツチのセツトに応答する手段と、上記第2の
    カウンタをステツプアツプするための第1の次に
    生ずるデータ入力クロツク信号からなる第2のカ
    ウンタをステツプアツプするための上記手段、お
    よび、上記ラツチをリセツトするための第2の、
    次に生ずるデータ入力クロツク信号に応答し、上
    記メモリが、第1の信号を記憶できるようにする
    ための上記第2の、次に生ずるデータ入力クロツ
    ク信号に続く次に生ずる上記比較に応答する手段
    から成る上記第1と第2のカウンタのカウントの
    比較に応答する手段、から成る上記デイスプレイ
    装置上の行が、複数の順次に生ずる走査線から成
    る特許請求の範囲第8項記載のデイスプレイシス
    テム。 10 バツクスペース信号とコードレデイストロ
    ーブ信号を同時に生ずる手段、上記第2のカウン
    タのステツプアツプを禁止するための上記バツク
    スペース信号に応答する手段、文字のないことに
    対応する第1の信号を含む上記バツクスペース信
    号の発生に続く上記比較に応答する手段から成
    り、上記メモリに記憶される第1の信号が、上記
    比較に応答して削除されることを特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載のデイスプレイシステム。 11 走査線に同期したデータ入力クロツク信号
    を生ずる手段を備え、上記第1のカウンタをステ
    ツプアツプするための上記コードレデイストロー
    ブ信号に応答する上記手段が、上記コードレデイ
    ストローブ信号によつてセツトされるように接続
    された第1のラツチ、上記第2のカウンタをステ
    ツプアツプするための上記第1のラツチのステツ
    プ駆動に続く第1の、次に生ずるデータ入力クロ
    ツク信号に応答する手段からなり、上記比較に応
    答する上記手段は、上記メモリが、それに加えら
    れる第1の信号を記憶できるようにするための第
    2の、次に生ずるデータ入力クロツク信号に続く
    上記比較に応答する手段から成り、上記バツクス
    ペース信号に応答する上記手段が、上記バツクス
    ペース信号によつてセツトされるように接続され
    た第2のラツチと、上記第2のラツチのセツトと
    同時に動作可能にするための上記手段によつてセ
    ツトされるように接続された第3のラツチとから
    成り、上記第2のカウンタのステツプアツプを禁
    止するための上記手段が、上記第2のカウンタへ
    の信号の印加を禁止するための上記第2のラツチ
    のセツトに応答するゲート手段と、上記第3のラ
    ツチのセツトに応答して上記第2のカウンタをス
    テツプダウンするための手段と、上記第2と第3
    のラツチをリセツトするための、第3の、次に生
    ずるデータ入力クロツク信号と同期した手段から
    成り、上記デイスプレイ装置の行が、複数の順次
    走査からなる特許請求の範囲第10項記載のデイ
    スプレイシステム。 12 ステツプ信号を生ずる上記手段が、上記デ
    イスプレイ装置の固定した走査間隔に応じた繰り
    返し速度を有する単位スペースクロツク信号源
    と、上記単位スペースクロツク信号と同期した文
    字クロツク信号を生ずるための上記第1の信号発
    生手段に加えられる上記メモリからの信号に応答
    する第2の信号発生手段と、上記文字クロツク信
    号を、ステツプパルスとして、上記メモリと第1
    のカウンタへ加える手段とから成り、それによつ
    て、隣り合う文字クロツク信号間の周期が、上記
    第1と第2のプログラム手段による文字の所定の
    表示幅に対応することを特徴とする特許請求の範
    囲第8項記載のデイスプレイシステム。 13 上記文字クロツク信号を、上記メモリと上
    記第1のカウンタを介して加えることを禁止し、
    ステツプ信号として、上記単位スペースクロツク
    信号を加えるための上記メモリの所定の出力に応
    答する手段からなる特許請求の範囲第12項記載
    のデイスプレイシステム。 14 デイスプレイ装置の表示される行が、ある
    特定の線走査速度およびフレーム走査速度で繰り
    返し、順次走査される型のデイスプレイ装置に、
    複数行の文字を表示するための信号を生じさせる
    デイスプレイシステムにおいて、 表示される文字に対応した第1のコード化信
    号、表示される文字間のスペースに対応した第2
    のコード化信号、およびキヤリエツジの復帰を指
    令するための第3のコード化信号を順次生じさ
    せ、上記第1、第2、第3の信号と共にコードレ
    デイストローブ信号を生じさせるための手段、 少なくとも、表示される行数に等しい数で、上
    記第1、第2、第3の信号を受けるように接続さ
    れた複数のメモリ、 上記デイスプレイ装置に加えるためのビデオ信
    号を生じさせるため、それに加えられるコード化
    入力信号に応答するプログラム手段、 第1、第2、第3および第4のカウンタ、 第1のステツプ信号を生じさせ、上記第1のス
    テツプ信号を上記第1のカウンタへ加える手段、 走査ラインに同期したラインカウントパルス
    源、 上記ラインカウントパルスを、上記第2のカウ
    ンタに加える手段、 上記メモリに記憶されたデータを、順次、非破
    壊的に、上記プログラム手段に対し読み出すため
    の上記第2のカウンタの出力に応答し、それによ
    つて、上記各メモリが、上記第1のステツプ信号
    と同期して読み出される手段、 デイスプレイ装置のある特定の行の間のみ上記
    第3のカウンタを駆動するための上記コードレデ
    イストローブ信号に応答する手段、 上記第4のカウンタをステツプ駆動するための
    上記第3の信号に応答する手段、 一致信号を生ずるため、第1と第2のカウンタ
    のカウント値を、それぞれ第3と第4のカウンタ
    のカウント値との比較に応答する手段、および、
    ある時間に、上記特定の行に対応したメモリが、
    それに加えられる第1、第2、又は第3、第4の
    信号を記憶することができるようにするためのコ
    ードレデイストローブ信号に続く上記一致信号に
    応答する手段、 から成ることを特徴とするデイスプレイシステ
    ム。 15 バツクスペース信号を生じさせ、同時に、
    上記コードレデイストローブ信号を生じさせるた
    めの手段、 上記第3のカウンタをステツプアツプするのを
    禁止し、上記第3のカウンタをステツプダウンさ
    せるための上記バツクスペース信号に応答する手
    段、 から成り、上記バツクスペース信号は、文字のな
    いことに対応する第4のコード化信号からなり、
    上記メモリは、上記第4の信号を受けるように接
    続されており、それによつて、上記第4のコード
    化信号の発生と同時に、上記メモリに記憶されて
    いた第1、第2、第3のコード化信号が削除され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載
    のデイスプレイシステム。 16 バツクスペース信号の発生と、上記左右余
    白間の上記デイスプレイ装置の走査に対応した時
    間外の或る時間に生ずる後続の一致信号に応答
    し、ラインカウントパルスを上記第2のカウンタ
    へ加えるのを禁止し、上記第4のカウンタをカウ
    ントダウンさせ、上記第3のカウンタのカウント
    ダウンを禁止させるための手段を備え、更に上記
    特定の行の直前の行における第3の信号の位置に
    対応したカウント値に、上記第3のカウンタをセ
    ツトするための手段を備え、それによつて、上記
    デイスプレが、一垂直方向にロールすることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項記載のデイスプ
    レイシステム。 17 デイスプレイ装置と、複数行の文字を、上
    記デイスプレイ装置に表示する手段とを有するデ
    イスプレイシステム、複数のキーを有するキーボ
    ード、コード化信号を生じさせるための上記キー
    の動作に選択的に応答する手段、上記行の1つ
    に、対応した文字を表示するための上記コード化
    信号に応答した手段、キヤリエツジの復帰に対応
    するコード化信号を生じさせる手段、上記特定の
    行に表示された文字を、他の行へ表示させるため
    の上記キヤリエツジ復帰信号に応答した手段、お
    よび、上記デイスプレイ装置上の行に、上記文字
    を比例的に表示させるための上記コード化信号に
    応答した手段から成る電子タイポグラフイツク装
    置。 18 上記キーボードは、バツクスペースキーを
    備え、上記バツクスペースキーは、バツクスペー
    ス信号を生じさせるための上記バツクスペースキ
    ーの操作に応答する手段と、上記デイスプレイ装
    置のデイスプレイにおいて、上記特定行の最後に
    現われた文字を削除するための上記バツクスペー
    ス信号に応答する手段とを備え、それによつて、
    キー操作に対応した次のコード化信号が、上記特
    定行の文字を、削除された文字の場所に形成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第17項記載の
    電子タイポグラフイツク装置。 19 次の文字が表示される点に対応した上記特
    定の行におけるプリントポイントを決定するため
    の手段と、完全な他の行を上記特定の行に表示
    し、上記プリントポイントを、上記特定の行の上
    記キヤリエツジ復帰信号の位置へ動かすため、上
    記プリントポイントが、上記行の左側余白にある
    とき、バツクスペース信号の受け入れに応答する
    手段とを有する特許請求の範囲第18項記載の電
    子タイポグラフイツク装置。 20 文字の行を表示するため、特定の速度で周
    期的に走査される文字の行を表示するデイスプレ
    イ装置、 複数の記憶場所を有するメモリ、 表示される文字とコード化バツクスペース信号
    に対応した第1のコード化信号を生ずる手段、 上記第1のコード化信号を、上記メモリの異な
    る記憶場所に順次記憶させる手段、 対応する文字を表示させるため上記デイスプレ
    イ装置へ上記メモリから順次読出すための手段、 および、上記メモリの第1のコード化信号を順
    次削除するための上記コード化バツクスペース信
    号に応答する手段を備え、それによつて、上記第
    1のコード化信号は、それらが記憶された順序と
    逆の順序で、上記メモリから削除されることを特
    徴とするデイスプレイシステム。 21 文字の行を表示するため、特定の速度で周
    期的に走査される文字の行を表示するためのデイ
    スプレイ装置、 メモリ、 上記行に表示される文字に対応した上記メモリ
    に、 第1のコード化信号を順次記憶するための手
    段、 それらに加えられるコード化信号に依存した大
    きさだけ、選択的に遅延させられるステツプ信号
    を生じさせるためのコード化信号に応答するクロ
    ツク回路、 記憶された信号を読み出すため、上記ステツプ
    信号を、上記メモリに加えるための手段、 上記メモリから読み出された上記コード化信号
    を、上記クロツク回路に加える手段、 対応する文字を表示するために上記デイスプレ
    イ装置を働かせるため、上記メモリから読み出さ
    れたコード化信号に応答する手段、 コード化バツクスペース信号を生じさせる手
    段、および 上記第1のコード化信号が、それらが記憶され
    た順序と逆の順序で上記メモリから削除されるよ
    うに、上記メモリから第1のコード化信号を順次
    削除するための上記コード化バツクスペース信号
    に応答する手段、 を有するデイスプレイシステム。 22 特定の速度で、周期的に走査される文字の
    行を表示させるためのデイスプレイ装置、 複数の記憶場所を有するメモリ、 表示される文字に対応した第1のコード化信号
    源、 上記メモリへ、上記第1のコード化信号を加え
    る手段、 バツクスペース機能に対応した第2のコード化
    信号源、 上記メモリの上記異なつた場所に記憶されたデ
    ータを、順次非破壊的に読み出すように接続され
    たクロツクパルス源、 第1のコード化信号の読み出しに対応した文字
    を表示するために、上記デイスプレイ装置を働か
    せるための、上記メモリからの読み出しに応答す
    る手段、 第1と第2のカウンタ、 上記第1のカウンタをステツプ駆動するための
    上記クロツクパルスに応答する手段、 上記第1のコード化信号に応答して一方向に、
    上記第2のコード化信号に応答して他方向に、上
    記第2のカウンタをステツプ駆動する手段、 第1のコード化信号の上記メモリにおける記憶
    を可能にするため、上記第1と第2のカウンタの
    カウント値の一致に応答する手段、 上記メモリに記憶された第1のコード化信号を
    削除するため、上記一致の時に、上記第2のコー
    ド化信号に応答する手段、 を有するデイスプレイシステム。 23 デイスプレイ装置の行が、特定の速度で順
    次走査される複数行の文字を表示するためのデイ
    スプレイ装置、 それぞれが複数の記憶場所を有し、表示される
    行数に等しい数の複数のメモリ、 各メモリの第1のコード化信号が、本文の別々
    の行に対応する上記メモリに第1のコード化信号
    を記憶させる手段、 各メモリの記憶場所を順次読み出すための手
    段、 表示される異なつた行に順次対応するラインポ
    ジシヨンカウントパルス源、 上記行の位置に順次対応するクロツクパルス
    源、 上記メモリから、非破壊的に、読み出すため、
    各メモリに、クロツクパルス列を順次ゲートする
    ための、上記ラインポジシヨンカウントパルスに
    応答する手段、 対応する文字を表示するように上記デイスプレ
    イ装置を働かせるために、上記メモリから読み出
    されるコード化信号に応答し、それによつて各メ
    モリが、表示される各行に対応するようにした手
    段、および、 上記メモリと、上記デイスプレイ装置の表示さ
    れる行との間の対応を変えるために、上記ライン
    ポジシヨンカウントパルスの発生を選択的に制御
    する手段、 を有するデイスプレイシステム。 24 上記ラインポジシヨンカウントパルスの発
    生を選択的に制御する上記手段が、キヤリエツジ
    復帰機能に対応したコード化信号源、および上記
    ラインポジシヨンカウントパルス数を、1だけ増
    加させるための上記コード化信号に応答する手段
    を有する特許請求の範囲第23項記載のデイスプ
    レイシステム。 25 上記ラインポジシヨンカウントパルスの発
    生を選択的に制御する上記手段が、ラインポジシ
    ヨンカウントパルスを削除するための手段を有す
    る特許請求の範囲第23項記載のデイスプレイシ
    ステム。 26 上記メモリに、第1のコード化信号を記憶
    させる上記手段が、常に、上記デイスプレイの特
    定の行に対応したメモリにのみ上記第1のコード
    化信号を記憶する手段と、上記第1のコード化信
    号を、上記メモリの記憶場所に順次記憶する手段
    を有し、それによつて文字が、次に入力される行
    の位置に対応したプリント位置が、上記特定の行
    に順次進み、更に、バツクスペース機能に対応し
    たコード化バツクスペース信号源を備え、上記ラ
    インポジシヨンカウントパルスの発生を、選択的
    に制御する上記手段が、上記ラインポジシヨンカ
    ウントパルスの数を変えるため、本文の行の始め
    に対応したプリント位置におけるコード化バツク
    スペース信号の発生に応答した手段を有する特許
    請求の範囲第23項記載のデイスプレイシステ
    ム。 27 文字の行を表示するため、特定の速度で周
    期的に走査される文字の行を表示するためのデイ
    スプレイ装置、 再循環メモリ、 上記行に表示される文字に対応した上記再循環
    メモリに、第1のコード化信号を、順次記憶させ
    る手段、 キヤリエツジ復帰機能に対応した、上記メモリ
    に、第2のコード化信号を記憶させる手段、 ステツプ信号を生ずるためのクロツク回路、 コード化信号を読み出すため、上記ステツプ信
    号を上記メモリに加える手段、 対応する文字を表示するために、上記デイスプ
    レイ装置を働かせるため、上記メモリから読み出
    されたコード化信号に応答する手段、 上記メモリから読み出されたコード化信号を、
    上記クロツク回路に加える手段、および、 上記第1のコード化信号に応答するステツプ信
    号源よりも速い一定の繰り返し速度のステツプ信
    号を生ずるための上記第2のコード化信号に応答
    する手段 を有し、上記クロツク回路は、第1のコード化信
    号に選択的に依存した幅のステツプ信号を生ずる
    ための第1のコード化信号に応答する手段を備え
    ていることを特徴とするデイスプレイシステム。 28 文字の行を表示するため、特定の速度で、
    周期的に走査される文字の行を表示するデイスプ
    レイ装置、 第1のメモリ、 上記行に表示される文字にそれぞれ対応した第
    1と第2のコード化信号およびタブ機能信号を、
    上記メモリに順次記憶させる手段、 上記第1のメモリの内容を順次非破壊的に読み
    出するための手段、 対応する文字を表示するために、上記デイスプ
    レイ装置を働かせるため、上記メモリから読み出
    された上記第1のコード化信号に対応する手段、 第2のメモリ、 上記第2のメモリの記憶位置が、上記行の位置
    に対応するように、上記第2のメモリの内容を、
    一定速度で順次アドレスするための手段、 タブストツプ位置に対応した上記第2のメモリ
    に、ビツトを挿入するための手段、 上記第1のメモリからの順次読み出しを禁止す
    るための上記第1のメモリから読み出された第2
    のコード化信号に応答する手段、および、 上記第1のメモリの順次読み出しを再び働かせ
    るため上記第2のメモリからのビツトの読み出し
    に応答する手段を有するデイスプレイシステム。 29 それぞれ、第1、第2および第3のコード
    化信号を形成するための文字キー、スペースキー
    およびバツクスペースキーを備えたキーボード、
    対応する文字を順次表示するための上記第1のコ
    ード化信号に応答したデイスプレイ装置、および
    文字が、次に受けた第1のコード化信号に応答し
    て表示される上記デイスプレイ装置のプリントポ
    イントの位置を、進めたり戻したりするための上
    記第2と第3のコード化信号に応答する手段、を
    有する型の電子タイポグラフイツク装置におい
    て、特定期間よりもずつと小さな期間で、プリン
    トポイントの位置を、繰り返し、進めたり戻した
    りするために、それぞれ上記第2と第3のコード
    化信号に応答する上記手段を働かせるための特定
    期間よりも長い時間、上記第2と第3のコード化
    信号のどちらかを発生させることに応答する手段
    を備えたことを特徴とする電子タイポグラフイツ
    ク装置。 30 間に文字が表示される左右の余白と、上記
    右側余白から左方向に延びる行揃え領域を有する
    デイスプレ装置、複数の文字キー、上記デイスプ
    レイ装置上に、対応する文字を表示するための上
    記文字キーの押下げに応答する手段、および表示
    される行が、行揃えに適していることを示す行揃
    え信号を形成するための行揃え領域に、次の文字
    が表示されるプリントポイントが入ることに応答
    する手段を有する型のタイポグラフイツク装置に
    おいて、第1の可聴信号を発生させるための上記
    行揃え領域へ上記プリントポイントが入ることに
    応答する手段および上記第1の可聴信号から区別
    し得る第2の可聴信号を発生させるための上記右
    側余白に、上記プリントポイントを位置決めする
    ことに応答する手段を備えた電子タイポグラフイ
    ツク装置。 31 デイスプレイ装置の行が、順次特定の速度
    で走査される左右余白間に、不連続な文字の行を
    表示するためのデイスプレイ装置、 メモリ、 表示される文字に対応した第1のコード化信
    号、ワードスペースに対応した第2のコード化信
    号および固定スペースに対応した第3のコード化
    信号の信号源、 上記メモリに、上記第1、第2および第3のコ
    ード化信号を記憶させる手段、 ステツプパルスを発生するためのクロツク回
    路、 上記メモリに記憶されているコード化信号を、
    順次非破壊的に読み出すための上記メモリに上記
    ステツプパルスを加えるための手段、 対応する文字を表示するための上記メモリから
    読み出される第1のコード化信号に応答する手
    段、および 上記第1と第3のコード化信号の読み出しに対
    応した時に上記ステツプパルスを、上記メモリへ
    印加し続ける一方、所定の第2のモード化信号の
    読み出しに対応する時間に、瞬時、ステツプパル
    スを、上記メモリに印加するのを禁止する手段を
    有し、それによつて、第1又は第3のコード化信
    号のどちらかが、上記右側余白に対応した時間
    に、上記メモリの出力に生ずることを特徴とする
    電子タイポグラフイツク装置。 32 上記禁止手段が、第2のメモリと、一定の
    速度で、上記第2のメモリの内容を順次アドレス
    する手段と、拡大され得る上記第1のメモリのワ
    ードスペースの位置を、上記第2のメモリに記憶
    させ、その結果上記右側余白に対応する時間に、
    上記第1のメモリの第1又は第3のどちらかのコ
    ード化信号出力が発生することになる手段と、上
    記ステツプパルスを、上記第1のメモリに加える
    ことを禁止するための上記第2のメモリの読み出
    しに応答する手段から成る特許請求の範囲第31
    項記載の電子タイポグラフイツク装置。 33 上記デイスプレイ装置に表示される本文の
    行に対応した第1又は第2のコード化信号のどち
    らよりも前に、第2のコード化信号を生ずるため
    の手段から成り、それによつて、上記第2のコー
    ド化信号に対応したスペースが、上記本文の行の
    左側余白に拡げられるようにした特許請求の範囲
    第31項記載の電子タイポグラフイツク装置。 34 ワード間のスペースに対応した時間におけ
    る任意の第2の信号を除外するように、第3の信
    号を発生させるための手段から成り、それによつ
    て上記ワードが、ワード間のスペースを拡大せず
    に、上記デイスプレイ装置上を、右側に動かされ
    るようにされ、上記本文の行が、第1の信号に対
    応した複数のワードから構成される特許請求の範
    囲第33項記載の電子タイポグラフイツク装置。 35 上記本文の行の文字に対応した最後の第1
    の信号に続く第3の信号が後に続く第2の信号を
    発生するための手段から成り、それによつて、上
    記ワードと、ワード間スペースが、上記左右の余
    白間の中間位置へ拡大されずに動かされることを
    特徴とする特許請求の範囲第34項記載の電子タ
    イポグラフイツク装置。 36 上記本文の行に対応した最後の第1信号に
    直ぐ続く第3の信号を発生させるための手段から
    なり、それによつて、上記ワードとワード間スペ
    ースが、拡大されずに、上記右側余白に動かされ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第34項記載
    の電子タイポグラフイツク装置。 37 デイスプレイ装置の行が、特定の速度で順
    次走査される左右余白間の複数行の不連続な文字
    を表示するためのデイスプレイ装置、 コード化信号を記憶するメモリ手段、 上記メモリ手段から読み出すための手段、 上記文字の行を表示するために、上記デイスプ
    レイ装置を働かせるための上記メモリ手段の読み
    出しに応答する手段、 上記デイスプレイ装置の少なくとも一つの行を
    揃えるための手段、 コード化信号を発生させるキーボード、 上記デイスプレイ装置の他の行に対応した部分
    を有する上記メモリ手段、および、 上記メモリ手段の上記部分に、記憶させるた
    め、上記キーボードからのコード化信号を送る手
    段 を有するデイスプレイシステム。 38 上記キーボードからの次のコード化信号
    を、上記メモリ手段に加えると同時に、文字又は
    スペースが、入力される上記他の行の位置を、上
    記デイスプレイ装置上に指示させる手段を更に備
    えた特徴とする特許請求の範囲第37項記載のデ
    イスプレイシステム。 39 表示される文字に対応した第1のコード化
    信号を順次発生し、コードレデイストローブ信号
    を発生するための手段、 メモリ、 上記第1の信号を上記メモリに加える手段、 第1と第2のアドレス記憶手段、 上記第1のアドレス記憶手段に記憶されたアド
    レスを順次ステツプさせ、上記メモリを順次アド
    レスするためのステツプ信号を発生させる手段、 上記第2のアドレス記憶手段に記憶されたアド
    レスを順次ステツプ駆動するための上記コードレ
    デイストローブ信号に応答する手段、 上記メモリが、上記第1の信号に対応したコー
    ドレデイストローブ信号に続いて、それらに加え
    られる第1の信号を記憶できるようにするための
    上記第1と第2のアドレス記憶手段に記憶された
    アドレスの比較に応答する手段、および、 上記デイスプレイ装置に加えるビデオ信号を発
    生させるための上記メモリに結合された手段 を有し、デイスプレイ装置に表示される行が、特
    定の速度で繰り返し走査される型のデイスプレイ
    装置に、文字を表示するための信号を発生させる
    ことを特徴とするデイスプレイシステム。 40 ステツプ信号を発生する上記手段が、上記
    デイスプレイ装置の固定した走査間隔に対応した
    繰り返し速度を有する単位スペースクロツク信号
    源、上記単位スペースクロツク信号と同期した文
    字クロツク信号を発生させるための上記第1の信
    号発生手段に加えられる上記メモリからの信号に
    応答する第2の信号発生手段、 および、上記文字クロツク信号を、ステツプパ
    ルスとして、上記メモリおよび第1のアドレス記
    憶手段に加える手段から成り、それによつて、隣
    り合う文字クロツク信号間の周期は、上記第1と
    第2の信号発生手段のプログラムによりカウンタ
    の表示幅を決定することに対応していることを特
    徴とする特許請求の範囲第39項記載のデイスプ
    レイシステム。 41 上記文字クロツク信号を、上記メモリに加
    えることを禁止するための上記メモリの所定の出
    力に応答する手段と、上記第1のアドレス記憶手
    段を、予め決められたアドレスを記憶するために
    リセツトする手段とを備えた特許請求の範囲第4
    0項記載のデイスプレイシステム。 42 表示される文字に対応した第1のコード化
    信号、表示される文字間のスペースに対応した第
    2のコード化信号、およびキヤリエツジ復帰を指
    令するための第3のコード化信号を順次発生し、
    上記第1、第2、第3の信号と共にコードレデイ
    ストローブ信号を発生するための手段、 表示される行数に少なくとも数が等しく、上記
    第1、第2、第3の信号を受けるように接続され
    た複数のメモリ、 上記デイスプレイ装置に加えるためのビデオ信
    号を生ずるための、それに加えられる入力コード
    化信号に応答する信号発生手段、 第1、第2、第3および第4のアドレス記憶手
    段、 第1のステツプ信号を発生させ、上記第1のス
    テツプ信号を、記憶されたアドレスを順次変える
    ための上記第1アドレス記憶手段に加えるための
    手段、 上記ラインと同期したラインカウントパルス
    源、 上記ラインカウントパルスを、記憶されたアド
    レスを順次調べるための上記第2のアドレス記憶
    手段に加える手段、 上記メモリに記憶されたデータを、順次非破壊
    的に読み出すため、上記第2のアドレス記憶手段
    に記憶されたアドレスに応答し、それによつて、
    上記各メモリが、上記第1のステツプ信号と同期
    して読み出されるようにした手段、 デイスプレイ装置の特定の行の間のみ、上記第
    3のアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを変
    えるための、上記コードレデイストローブ信号に
    応答する手段、 上記第4のアドレス記憶手段に記憶されたアド
    レスを順次変えるための上記第3の信号に応答す
    る手段、 上記第3と第4のアドレス記憶手段に記憶され
    たアドレスと、上記第1と第2のアドレス記憶手
    段に記憶されたアドレスとのそれぞれの比較に応
    答して、一致信号を発生させるための手段、およ
    び、 コードレデイストローブ信号に続く上記一致信
    号に応答し、その時に、上記特定の行に対応した
    メモリが、それらに加えられる第1、第2又は第
    3信号を記憶できるようにするための手段、 を有し、上記装置のデイスプレイラインが、特定
    のライン走査速度およびフレーム走査速度で、繰
    り返し、順次走査される型のデイスプレイ装置
    に、複数行の文字を表示するための信号を生ずる
    ことを特徴とするデイスプレイシステム。 43 デイスプレイ装置の行が、特定の速度で、
    順次走査される複数行の文字を表示するためのデ
    イスプレイ装置、 複数の記憶場所を有するメモリ手段、 上記デイスプレイ装置に表示するため、複数の
    本文の各行を表わす第1のコード化信号を、上記
    メモリに記憶させる手段、 上記メモリ手段の記憶場所を順次読み出すため
    の手段、 上記デイスプレイの各行に、順次対応するライ
    ンポジシヨンカウントパルス源、 上記表示される行の位置に順次対応するクロツ
    クパルス源、 クロツクパルス列を、順次、上記メモリ手段の
    記憶場所にゲートするため、上記ラインポジシヨ
    ンカウントパルスに応答し、上記メモリ手段を非
    破壊的に読み出すための手段、 対応する文字を表示板するため、上記デイスプ
    レイ装置を働かせるように、上記メモリ手段から
    読み出されたコード化信号に応答し、上記メモリ
    手段の記憶場所のグループが、上記デイスプレイ
    の各行に対応するようにした手段、 上記メモリ手段の記憶場所のグループと、上記
    デイスプレイ装置のデイスプレイラインとの間の
    対応を変えるために、上記ラインポジシヨンカウ
    ントパルスの発生を、選択的に制御するための手
    段、 を有するデイスプレイシステム。
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