JPS6340970Y2 - - Google Patents

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JPS6340970Y2
JPS6340970Y2 JP1980061554U JP6155480U JPS6340970Y2 JP S6340970 Y2 JPS6340970 Y2 JP S6340970Y2 JP 1980061554 U JP1980061554 U JP 1980061554U JP 6155480 U JP6155480 U JP 6155480U JP S6340970 Y2 JPS6340970 Y2 JP S6340970Y2
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JP
Japan
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section
light
carriage
feeder
shielding cover
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JP1980061554U
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JPS56161633U (ja
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はカセツテレス式のX線断層撮影台に
関する。
カセツテの準備、交換、処理などの作業は慎重
さを要する煩瑣なものであるため、暗室内で透視
と撮影とを行えるようにした透視撮影台等では既
にカセツテを用いないカセツテレス式の撮影装置
が提案され、実用段階にある。このカセツテレス
式の装置はX線照射野におかれるキヤリツジ部と
これにシートフイルムを授受するフイーダ部とが
一体的に結合された構成であることが多い。然る
に断層撮影ではX線照射角度を変えるため一般的
にはX線管装置と撮影装置とを一回の撮影中に移
動させる必要がある。そのため、これにカセツテ
レス式を採用するには、従来のカセツテ式よりも
著しく重く嵩だかの撮影装置をX線管に連動させ
るための高精度の機構が必要となり、このことが
断層撮影のカセツテレス化を困難なものとしてい
た。つまり装置全体の複雑化に加えて、移動部分
の重量の増加が装置の精度を害うという問題があ
つたのである。
この考案はこのような問題の解決を目的とし、
撮影装置、すなわち被検者を支えるべき天板に関
してX線管の反対側に置かれる装置の全体を遮光
カバーで被覆することによつて、可視光線、紫外
線等の光線の影響を遮断し、撮影装置を前記のキ
ヤリツジ部とフイーダ部とに分つことを極めて容
易にしたものである。仮にキヤリツジ部とフイー
ダ部の接合・離反を明室内で行うような構成をと
る場合には、これら両部、特にその接合部分につ
いて厳密な遮光構造が要求され装置の複雑化が避
けられないことに鑑み、種々検討の結果この考案
に到達したものである。
この考案のX線断層撮影台においては、撮影装
置の全体を被覆する遮光カバーは、この装置とX
線管装置を連結した揺動杆の一部分までを被覆す
ることもできる。揺動杆はその往復回動の中心を
なすほぼ中央の支点でフレームに支承され、この
部分の運動量が最小であることから、被覆のため
の構造を簡単化しうる。つまり、撮影装置のみの
被覆に比べ、この装置とこの装置から支点までの
揺動杆、とを含めた被覆の方が好都合な場合があ
る。しかしこのような実施の態様のみに限定する
ものではなく、遮光カバー自体の材質も剛直性・
可撓性等の別を問わない。
以下、図によつて実施例を説明する。
第1図は第1の実施例を示し、天板1の下方に
撮影装置2、上方にX線管装置3がそれぞれ配設
され、両装置2,3が揺動杆4を介して連結され
ている。通常の断層撮影の装置と同様に、撮影装
置中のシートフイルムを保持した部分は、X線管
装置3が横杆5上を左右に摺動するに伴い受板6
上を逆方向、つまり左右に移動しつつ、つねに天
板1と平行を保つようになつている。この考案の
特徴は、前記の撮影装置2をキヤリツジ部7と、
これの移動域端の近傍に定置したフイーダ部8と
に分離し、しかもこの両部を擁した天板下方のス
ペース、すなわちキヤリツジ部移動域とフイーダ
部周辺を遮光カバー9で被覆した点にある。
キヤリツジ部7を連結した揺動杆4の支点4A
は、軸受10で支持されており、この杆はこの支
点を中心として所定角度範囲内を回動する。した
がつて、キヤリツジ部は固定したフイーダ部8へ
の接近と離隔を繰り返すことになり、最接近位置
においてフイーダ部から未撮影フイルムを受け取
り、あるいは撮影ずみフイルムをフイーダ部へ渡
すように構成してある。具体的には、サプライマ
ガジン11内に積重ねたシートフイルム12を吸
盤13で1枚づつ吸引して持上げフイルム端を供
給ローラ14,14間にかみこませ、キヤリツジ
部7の上下の増感紙の間に送入するようになつて
いる。撮影後のシートフイルム15は取出ローラ
16,16に挾まれて増感紙の間から引出されレ
シーブマガジン等の受納部17に収納されるよう
になつている。
フイーダ部8への最接近位置を検出するには、
マイクロスイツチ等の電気的なもの、あるいはカ
ム、リンク機構等の機械的なもの、など公知の手
段の中から適宜に選択しうる。これを検出して増
感紙の間隔を開閉するための手段も小型の流体圧
シリンダ、ソレノイド、など適宜のものを採用す
ればよい。
第2図は前記の受納部17を変形して、自動現
像装置18へ導くベルトコンベア19とし、これ
を、遮光カバー9の延出部9Aで被覆した場合を
示す。
第1〜2図に示した装置では遮光カバー9の紙
面後背側の部分に水平方向の長孔状の開口部20
を有し、揺動杆4の下部とキヤリツジ部7を連結
するための連杆7Aがこの開口部に嵌合して揺動
することとなる。したがつて、第3図のように、
開口縁に繊維ないし糸状体21を密植し連杆7A
が位置しない部分から光線が進入しないようにし
てある。
他方、第4図は他の実施例を示したのである。
この例において遮光カバー9のほぼ中央部分に上
方へ突出した筒状部9Bを設け、揺動杆4の回動
中心の軸受10に遮光性かつ筒状の蓋9Cを止着
し、これを前記の筒状部9Bにかぶせ、遮光しつ
つ上下に摺動自在としてある。また軸受10の上
方に可撓性かつ遮光性のベローズ22を設け、こ
れに揺動杆4を貫挿してある。したがつて、この
例においては第3図のような連杆7Aおよび局部
的遮光構造を必要としない。つまりキヤリツジ部
7は揺動杆4に直結されている。
以上に例示したこの考案の装置を使用するに
は、フイーダ部8のサプライマガジン11に未撮
影シートフイルムを積重ねればよく、以降キヤリ
ツジ部7は第1,4図で左右方向に往復して定置
したフイーダ部8への接近・離反を反復するが、
最も近接した位置においてフイーダ部との間でシ
ートフイルムの授受が行われる。そして撮影ずみ
フイルムが、受納部17へ渡され、以後、現像等
の処理に附されるのであるが、この受納部が単に
箱状のレシーブマガジン(第1図)であつてもよ
く、自動現像装置18へ直結するベルトコンベア
19(第2図)等であつてもよい。いずれにして
も前記のシートフイルムの授受は遮光カバー9で
覆われた暗室状のスペースの内部で行われるもの
で、不要な光線でX線フイルムが感光する惧れは
ない。
この考案は以上のように構成してあるので、次
のような種々の作用効果を奏出するのである。
最も特筆すべき点は、キヤリツジ部7の移動域
とフイーダ部8とを遮光カバー内に収めてあるた
め、この両部自体に厳重な遮光構造を附与しなく
ともよく、構造が著しく簡単になることである。
換言すれば、撮影装置2を可動性の軽量なキヤリ
ツジ部と、定置したフイーダ部とに分つことが極
めて容易となつたのであり、これによつて、移動
部分の軽量化、振動の減小、装置全体の駆動機構
の簡素化、動力の減小のほか、装置の高精度化が
もたらされる。
またフイーダ部が定置されることから、これに
自動現像装置を直結することが可能となり、この
場合にはX線断層撮影作業の省力化に寄与するこ
ととなる。さらに揺動杆の回動中心を含みこれと
撮影装置との間の部分を伸縮自在な遮光ケースで
覆うこともでき、この場合には回動中心の高さ、
すなわち撮影すべき截断面の高さ、を任意かつ容
易に変更できる。
尚、この考案のX線断層撮影台は、フイーダ部
の方向ないしは構造を変えることによつて天板水
平位(被検者臥位)のみならず、天板鉛直位(被
検者立位)も可能となる。多軌道断層撮影のほ
か、天板の上下機構を加えるならば円弧断層撮影
も可能である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案を示し、第1図は第一の実施例の
一部切欠正面図、第2図はこれに変形を加えたも
のの一部切欠要部正面図、第3図は第1〜2図の
ものにおける要部背面図、第4図は他の実施例の
一部切欠正面図である。 1……天板、2……撮影装置、3……X線管装
置、4……揺動杆、7……キヤリツジ部、8……
フイーダ部、9……遮光カバー、9A……遮光カ
バーの延出部、9B……筒状部、9C……筒状部
の蓋、11……サプライマガジン、17……受納
部、18……自動現像装置、22……遮光性のベ
ローズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 天板の一側に配設したX線管装置と、他側に
    配設した撮影装置とを、揺動杆を介して連結
    し、前記の両装置をつねに対向させつつ相対的
    に往復動させるようにしたものにおいて、前記
    撮影装置を、可動性で前記揺動杆に連結された
    キヤリツジ部と、その移動域端の近傍に定置さ
    れたフイーダ部とに分ち、キヤリツジ部及びそ
    の移動域とフイーダ部とを遮光カバーで被覆し
    てなり、この遮光カバーの内部でキヤリツジ部
    とフイーダ部とが近接したときにシートフイル
    ムの授受が行われるようにしたことを特徴とす
    るX線断層撮影台。 2 遮光カバーが、定置したフイーダ部と、これ
    に向つて往復動するキヤリツジ部と、これに直
    結された揺動杆の回動中心の軸受と前記キヤリ
    ツジ部との間の部分、とを被覆してなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のX線断層撮影
    台。
JP1980061554U 1980-05-02 1980-05-02 Expired JPS6340970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980061554U JPS6340970Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980061554U JPS6340970Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161633U JPS56161633U (ja) 1981-12-01
JPS6340970Y2 true JPS6340970Y2 (ja) 1988-10-26

Family

ID=29655933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980061554U Expired JPS6340970Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02

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JP (1) JPS6340970Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459892A (en) * 1977-10-21 1979-05-14 Toshiba Corp X-ray photographic apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459892A (en) * 1977-10-21 1979-05-14 Toshiba Corp X-ray photographic apparatus

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JPS56161633U (ja) 1981-12-01

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