JPS6340644Y2 - - Google Patents

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JPS6340644Y2
JPS6340644Y2 JP1982052984U JP5298482U JPS6340644Y2 JP S6340644 Y2 JPS6340644 Y2 JP S6340644Y2 JP 1982052984 U JP1982052984 U JP 1982052984U JP 5298482 U JP5298482 U JP 5298482U JP S6340644 Y2 JPS6340644 Y2 JP S6340644Y2
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JP
Japan
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union
coupling
axial direction
parts
release
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JP1982052984U
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JPS57176911U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/10Telescoping systems
    • F16B7/14Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions
    • F16B7/1481Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions with a gripping helical spring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、互いに抜差可能な管状の外側部分と
内側部分とを相対的に任意の位置に連結すること
ができる連結装置であり、連結ユニオンと、釈放
素子とを設け、連結ユニオンにより内側部分を包
囲し、連結ユニオンを内側部分の外面で摺動自在
に配置し、連結ユニオンを少なくとも軸線方向に
移動するときに連結ユニオンが外側部分に連結す
るように構成し、更に連結ユニオンに可撓素子を
設け、これら可撓素子を連結ユニオンの軸線方向
に対して傾斜させ、連結ユニオンの軸線方向の伸
張によつて連結ユニオンの軸線に垂直な平面にお
ける連結ユニオンの周縁寸法が減少して前記内側
部分を把持するように前記可撓素子を相互連結
し、また前記釈放素子により連結ユニオンを軸線
方向に圧縮可能にし、この連結ユニオンの軸線方
向圧縮により連結ユニオンの周縁寸法が増加し、
従つて連結ユニオンが前記内側部分を釈放するよ
う構成した抜差部分連結装置に関するものであ
る。
このような連結装置は「テレスコピツク カツ
プリング(telescopic coupling)」として知ら
れ、種々の用途に使用されている。
本考案の目的は抜差部分間に十分な保持力を発
生し、抜差部分の一方の部分に他方の部分に対す
る軸線方向の力が加わるときに軸線方向の力に比
例した大きさの保持力を発生するとともに、各部
分の軸線方向の相対位置を簡単に調整できる構成
簡単で、抜差部分相互間のクリアランスを小さく
できる抜差部分連結装置を得るにある。
この目的を達成するため、本考案抜差部分連結
装置は、連結ユニオンに直径方向に互いに対向し
軸線方向に延びている2個の薄い平担形状の部分
を設け、これら部分をその両側に配列した可撓素
子により相互連結し、これら素子は薄い平担形状
の細条とし、これら平担細条の両端部が前記部分
に連結してほぼ直径方向に対向し、部分とともに
ほぼ薄い壁厚の円筒体をなす形状にし、これら素
子の一方の部分との連結点を他方の部分との連結
点に対してすべて連結ユニオンの軸線方向の同一
方向にずらして配置したことを特徴とする。
この連結装置の利点は抜差部分相互を所要の長
さになるまで単に軸線方向に摺動させることによ
つて特定の長さに調整することができる点であ
る。このとき抜差部分相互を緩めおよび締付けま
たは掛止および掛止の外しは不要である。本考案
による連結装置において抜差連結した部分相互間
に軸線方向の力を加える場合、連結ユニオンは平
担細条部分により構成されているため摩擦掛合面
積が大きく、軸線方向の力が大きければ大きい程
連結ユニオンの内側部分に対する把持力、従つて
抜差部分相互間の保持力は増大する。連結ユニオ
ンを釈放素子により圧縮する場合、内側部分は連
結ユニオンを摺り抜けて外側部分内を自由に摺動
することができる。
本考案の実施例においては、第1連結ユニオン
と同様の第2連結ユニオンを設け、第1連結ユニ
オンの軸線方向に延びている部分のうちの一方の
部分を第2連結ユニオンの軸線方向に延びている
部分のうちの一方の部分に一直線上に配列すると
ともに一体に連結し、軸線方向に延びている他方
の2個の部分間にギヤツプを形成し、これら部分
を互いに一直線上に配列し、また第1連結ユニオ
ンの可撓素子を第2連結ユニオンの可撓素子に対
して反対方向に傾斜させる。この実施例において
は、連結ユニオンの一体に相互連結した2個の軸
線方向に延びている部分を外側部分に取付け、釈
放素子を釈放ブシユにより構成し、この釈放ブシ
ユを連結ユニオンの周りに配置し、釈放ブシユの
各端部の内面に止部を設け、これら止部を連結ユ
ニオンの軸線方向に延びている他方の部分の外方
端部にそれぞれ掛合可能にし、一方の止部を外側
部分に形成した開口に突入させる。
本考案による連結装置は例えば真空掃除器のチ
ユーブ、ビデオおよびオーデイオ機器またはヘヤ
ードライヤのスタンド類、家具用調整自在脚部ま
たは支持部、シヤワー室用調整自在カーテンロツ
ド、および調整自在シヤワーヘツドに使用するこ
とができる。
次に図面につき本考案の好適な実施例を説明す
る。
本考案による抜差部分連結装置に内側部分1,
21,33,46と管状外側部分2,22,3
4,47を設ける。内側部分を外側部分内で摺動
自在にする。各部分の断面は必ずしも円形でなく
ともよく、また、内側部分は中空であつてもなく
てもよい。説明を簡単にするため、以下に示す各
実施例において円筒状内側管および円筒状外側管
を代表的に示す。第1,2,4乃至10図は、第
3、第11乃至13図に示す本考案による連結ユ
ニオンを適用できる抜差部分連結装置の実施例の
説明図であり、本考案による連結ユニオンとは異
なる複雑な構成の連結ユニオンを有するものであ
る。
第1図に示すように、連結ユニオン3を内側管
1に摺動自在に配置する。連結ユニオンに編成し
たスリーブ4(ケーブルの金属製スクリーンスリ
ーブに類似)と、カラー5,6とを設け、これら
カラーをスリーブ4の各端部に取付ける(第2図
参照)。これらカラーの間に圧縮ばね7を配置し、
このばねによりスリーブ4を適度の力で伸張させ
る。従つてスリーブの初期直径は減少し、スリー
ブは内側管に密着し、動くことができないように
なる。端部カラー5を外側管2の端部8に取付け
る。2個の管が相対的に軸線方向に圧縮力を受け
る場合、例えば外側管2に内側管1に対するP1
方向の軸線方向の力が加わるとき、スリーブと内
側管との間に摩擦力によつて、スリーブは僅かに
伸張し、より一層小さな直径をとつて、内側管を
一層緊密に把持しようとし、従つて内側管は外側
管内に摺動進入することができない。
管を互いに差込み合うことができるようにする
ため釈放素子9を設け、この釈放素子により圧縮
ばね7の力に抗してカラー6をカラー5の方向
(矢印P1方向)に移動することができる。この結
果スリーブは軸線方向の圧縮力を受け、把持力は
減少し、内側管1はスリーブ4内でどちらの方向
にも摺動することができる。この釈放素子はばね
負荷ピン10により簡単に構成することができ、
このピン10を外側管の開口11に配置し、ピン
10を押込むことによつてカラー6をフランジ5
の方向に移動させることができる。この目的のた
め、カラー6に傾斜接触面12を設け、これに対
応してピンにも傾斜接触面を形成する。ピンを押
込むときカラー6の傾動を防止するため、2個の
釈放ピン10を直径方向に互いに対向させて配置
し、これらピンを同時に作動させる。
第1図に示すように連結した管相互間に軸線方
向の引張力を加えるときスリーブ4の内側管1に
対する把持力は減少する。このような抜差管連結
装置の有用性は用途次第であること勿論である。
スタンド類、調整自在のシヤワー室用カーテンロ
ツド、およびシヤワーヘツドは概して軸線方向の
圧縮負荷のみを受ける。
第1および2図に示す抜差部分連結装置の連結
ユニオンは編成スリーブ、圧縮ばね、端部カラー
を必要とし、従つて部品点数組立工数が多く、コ
ストが高いという欠点がある。この連結ユニオン
の代りに第3図に示す本考案による簡単な構成の
連結ユニオンを使用する。この本考案による連結
ユニオン14は軸線方向に伸びている2個の部分
15,16を設け、これら部分を直径方向に互い
に対向させて配置し、傾斜した可撓素子17,1
8により相互連結する。列状に配列したこれら素
子を部分15,16の各々に対して同一方向に傾
斜させる。即ち素子17,18の部分15に対す
る連結点をすべて部分16に対する連結点に対し
てユニオンの軸線方向に関して同一方向にずら
す。第3図に示す本考案による連結ユニオンの実
施例において、素子17,18を螺旋状かつ互い
に平行に配列する。この構成によりこの連結ユニ
オンは僅かに弾性を有し、また内側管の寸法を適
切にすることによつて適当な力で把持することが
できる。部分15,16に矢印P2,P3で示すよ
うに相互に向い合う方向に軸線方向の力が加わる
とき、ユニオンの直径は増加する。即ち、素子1
7,18が僅かに回動し、ユニオンの縦方向に対
してより少なく傾斜した状態をとるためである。
逆に互いに遠去る方向に力が加わるときユニオン
の直径が減少する。この連結ユニオンは第2図に
示す連結ユニオン3と同様に第1図に示す連結装
置に使用することができ、部分15,16のうち
の一方を外側管に取付け、他方を釈放素子により
軸線方向に移動自在に配置する。
第4図には、本考案による連結ユニオンを使用
できる抜差管連結装置の第2実施例を示し、この
実施例においては管に引張力または圧縮力が加わ
つても釈放素子を作動させない限り管が相対的に
軸線方向に移動することができない。この実施例
において本考案とは異なる構成が複雑な連結ユニ
オンを示し、この連結ユニオン23は、やはり端
部カラー25,26を有するスリーブ24を設
け、これらカラー間に圧縮ばね27を配置したも
のとして構成し、この連結ユニオンを内側管21
の周囲に配置した状態を示す。外側管22の端部
に肉厚壁部28を設け、この肉厚壁部28が外側
管22の内面における止部をなす。この壁部28
を連結ユニオンの端部カラー25,26間で端部
カラーに間隔をとつて配置し、端部カラーの各内
方側面と共同作用することができるようにする。
この実施例においては釈放素子を釈放ブシユ29
により構成し、このブシユ29を連結ユニオンの
周りに配置する。釈放ブシユの端部に止部30,
31を設け、これら止部を半径方向内方に突出さ
せ、ユニオンの端部カラー25,26の外方側面
とそれぞれ共同作用することができるようにす
る。一方の止部を半径方向内方に突出するフラン
ジ30により構成し、他方の止部を内方に折曲げ
た2個の突耳により構成する。これら突耳を外側
管22の開口32に貫入させる。
この連結装置の作用は以下の通りである。相互
連結した管に軸線方向の力を加えると(第5図参
照)、連結ユニオン23の内側管21に対する把
持力は加える軸線方向力が大きければ大きい程増
大する。軸線方向に引張力を加える場合、外側管
22の肉厚壁部28により形成される止部がカラ
ー26の内方側面に圧着し、これによりスリーブ
24が伸張する。軸線方向に圧縮力が加わる場
合、壁部28の止部がカラー25の内方側面に圧
着し、やはりスリーブ24は伸張する。従つてど
ちらの場合でもスリーブはより小さい直径になろ
うとし、スリーブは内側管の周りに一層密着す
る。釈放ブシユ29と内側管21との間に軸線方
向の力を加える場合(第6図参照)、連結ユニオ
ン23の内側管21に対する把持力は減少する。
釈放ブシユと内側管との間に軸線方向の圧縮力を
加えるとき、突耳31はユニオンのカラー26の
外方側面に圧着し、釈放ブシユと内側管との間に
軸線方向引張力を加えるとき、釈放ブシユの内方
フランジ30がカラー25の外方側面に圧着す
る。どちらの場合でもスリーブは僅かに圧縮され
て把持力が小さくなり、内側管をスリーブ内で摺
動させることができる。この連結装置の欠点は、
外側管22の肉厚壁部28をユニオンの端部カラ
ー25,26間に間隔をとつて配置しなければな
らず、従つて管相互間に常に軸線方向の遊びがあ
る点である。
第7図に本考案による連結ユニオンを使用でき
る連結装置の第3の実施例を示す。この実施例の
装置の連結ユニオンは本考案とは異なる複雑な構
成のものであり、この連結ユニオン35はやはり
編成したスリーブ36を設け、スリーブの両端に
カラー37,38を設ける(第8図参照)。更に
スリーブの中間位置またはその近傍において、中
間カラー39をスリーブに取付ける。この中間カ
ラーの外径を端部カラーの外径よりも僅かに大き
くし、外側管34の端部に取付ける。従つて、連
結ユニオンは2個のスリーブ半部36a,36b
を有することになり、各端部カラー37,38と
中間カラー39との間に配置した圧縮ばね40
a,40bにより適度な力でこれらスリーブ半部
を伸張する。連結ユニオンの周囲に釈放素子とし
ての釈放ブシユ41を配置し、このブシユ41の
一端において止部として作用する内方指向フラン
ジ42を設け、他端にやはり止部として作用する
内方に折曲げた2個の突耳43を設け、これら突
耳を外側管34の開口44に突入させる。
この連結装置の作用は以下の通りである。相互
連結した管相互間に軸線方向の圧縮力または引張
力を加えた場合(第9図参照)、連結ユニオン3
5は内側管33の摺動に対して抵抗を生ずる。即
ちスリーブ半部36a,36bのいずれか一方が
加えられる力によつて軸線方向に伸張し、より一
層小さな直径をとつて内側管33を一層緊密に把
持しようとするためである。しかし、釈放ブシユ
41と内側管33との間に軸線方向の圧縮力また
は引張力を加える場合(第10図参照)、各端部
カラー37,38と中間カラー39との間の距離
が減少し、従つて2個のスリーブ半部に軸線方向
の圧縮力が加わり、スリーブ半部の内側管に対す
る把持力が減少する。このとき内側管はスリーブ
内、従つて外側管内で摺動することができる。釈
放ブシユと内側管との間の軸線方向の力を取除く
と管は即座に相対的に保持される。
第11図において、本考案による連結ユニオン
の第2の実施例を使用した連結装置の第4の実施
例を示し、この実施例の作用は第7図に示す第3
の実施例の連結装置の作用に類似する。この第4
の実施例の装置の本考案による連結ユニオン48
(第12図参照)に第3図に示す連結ユニオン1
4に類似の2個の連結ユニオン48a,48bを
設ける。この目的のため、一方の連結ユニオン4
8aの軸線方向に延びている部分49aを他方の
連結ユニオン48bの軸線方向に延びている部分
49bに対して一直線上に配置し、これら部分を
互いに連結して1個の軸線方向に延びる部分49
を形成する。部分49の直径方向に対向する位置
に更に2個の軸線方向に延びる部分50,51を
配置する。部分50,51をギヤツプ52により
互いに分離し、これによつてこれら部分50,5
1が相対的に軸線方向に移動することができる。
部分49を傾斜した可撓素子53,54および5
5,56の列によりそれぞれ部分50,51に連
結する。内側管46の端部をブシユ59に連結す
る。この目的のためにブシユ59から外方に曲げ
出した突耳60を内側管の開口61から突出させ
る。ブシユ59に更に肩部62を設ける。外側管
47をブシユ59の外面で摺動自在にし、肩部6
2により2個の管46,47間の気密封鎖を行
う。このように構成することは真空掃除器の抜差
管に連結装置を使用する場合に重要である。組合
せた状態においては、外側管47はユニオン48
の外面でユニオンの止部63に達するまで摺動す
る。ユニオン48に設けた外方折曲げ突耳64に
より外側管と連結ユニオンとを連結し、この突耳
64を外側管の開口65に突入させる。
釈放素子としての釈放ブシユ66を2個の円筒
状ブシユ半部67,68により構成し、これらブ
シユ半部を連結ユニオンの周りに配置し、これら
半部の外面を摺動することができる2個のリング
69,70により保持する。ブシユ半部68の一
端の内面に突部71を設け、この突部71を外側
管の開口72に遊びを持たせて突入させ、ブシユ
半部68の他端に内方に隆起するリム73を設け
る。
この実施例の作用は以下の通りである。管に軸
線方向の力が加らない場合、連結ユニオン48は
内側管46を適度の力で把握する。管を互いに差
込み合う場合、釈放ブシユ66を一方の手で持
ち、内側管46を他方の手で持つて矢印P4の方
向に押込む。連結ユニオン48の部分51の端部
58が釈放ブシユ66の突部71に衝合し、従つ
て部分51の矢印P4の方向への移動が阻止され
る。部分49,50と内側管46との間の摩擦に
より、これら部分49,50はP4方向に僅かに
移動する。部分50は部分49よりもP4方向に
一層移動する。こね結果素子53,54および素
子55,56の双方とも僅かに回動してユニオン
の軸線方向に対して一層少ない傾斜状態になる。
このときユニオン直径は僅かに増加し、ユニオン
48の内側管46に対する把持力が小さくなり、
連結ユニオンを摺り抜けて外側管に摺り込むこと
ができる。管を引き伸ばすときも同様にして行
う。この場合ユニオンの部分50の端部57が釈
放ブシユ66の内方隆起リム73に圧着し、やは
り連結ユニオンの把持力は減少する。
抜差管相互間に軸線方向の引張力または圧縮力
を加えるとき、連結ユニオンの把持力は軸線方向
の力が大きければ大きい程増大する。引張力を加
える場合部分50,51は部分49に対してP5
方向に摺動する。このとき素子55,56はユニ
オンの軸線方向に対してより傾斜の少ない状態を
とろうとするが、素子53,54は一層傾斜した
状態をとろうとする。従つて素子53,54が内
側管を把持し、従つて抜差管を引き伸ばすことが
できない。これとは逆に圧縮力を加える場合素子
55,56が内側管を把持する。
連結ユニオンは平担な金属板に連結ユニオンの
パターンを例えば打抜きにより形成することによ
つて作成することができる(第13図参照)。パ
ターン形成した後この金属板を転造により円筒形
状にすることができる。互いに対向して軸線方向
に延びる部分をなす半部分50a,50bおよび
51a,51bを凸部74および凹部75の相互
掛合により互いに連結する。
本考案によれば、連結ユニオンは、編成したス
リーブ、圧縮ばね、端部カラーは不要で、例えば
平担な金属板のみで形成することができ、部品点
数が少なく、コストが安く、またかさばらないと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による連結ユニオンを適用でき
る抜差部分連結装置の第1実施例の説明図であ
り、本考案による連結ユニオンとは異なる複雑な
構成の連結ユニオンを使用した抜差管連結装置の
線図的断面図、第2図は第1図の連結装置に使用
した本考案とは異なる複雑な構成の連結ユニオン
の線図的断面図、第3図は第1図の抜差部分連結
装置に使用できる本考案による連結ユニオンの第
1の実施例の斜視図、第4図は本考案による連結
ユニオンを適用できる抜差部分連結装置の第2の
実施例の説明図であり、本考案による連結ユニオ
ンとは異なる複雑な構成の連結ユニオンを使用し
た装置の線図的断面図、第5および6図は第4図
の実施例の使用方法を示す斜視図、第7図は本考
案による連結ユニオンを適用できる第3の抜差部
分連結装置の説明図であり、本考案による連結ユ
ニオンとは異なる複雑な構成の連結ユニオンを使
用した装置の線図的断面図、第8図は第7図の装
置に使用する本考案とは異なる複雑な構成の連結
ユニオンの線図的断面図、第9および10図は第
7図の装置の使用方法を示す線図的断面図、第1
1図は本考案による連結ユニオンの第2の実施例
を使用した抜差部分連結装置の第4の実施例の一
部切除した斜視図、第12図は第11図の実施例
の分解斜視図、第13図は第11図の実施例に使
用する本考案による連結ユニオンを展開した基本
形状を示す平面図である。 1,21,33,46……抜差内側部分、2,
22,34,47……抜差外側部分、3,14,
23,35,48……連結ユニオン、4,24,
36……スリーブ、5,6,25,26,37,
38……端部カラー、7,27,40a,40b
……圧縮ばね、9,29,41,66……釈放素
子、10……ばね負荷ピン、12……傾斜接触
面、15,16,49,50,51……軸線方向
に延びている部分、17,18,53,54,5
5,56……可撓素子、28……肉厚壁部、3
0,31,42,43……止部、39……中間カ
ラー、52……ギヤツプ、59……ブシユ、6
9,70……保持リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 互いに抜差可能な管状の外側部分と内側部分
    とを相対的に任意の位置に連結することができ
    る連結装置であり、連結ユニオンと、釈放素子
    とを設け、連結ユニオンにより内側部分を包囲
    し、連結ユニオンを内側部分の外面で摺動自在
    に配置し、連結ユニオンを少なくとも軸線方向
    に移動するときに連結ユニオンが外側部分に連
    結するように構成し、更に連結ユニオンに可撓
    素子を設け、これら可撓素子を連結ユニオンの
    軸線方向に対して傾斜させ、連結ユニオンの軸
    線方向の伸張によつて連結ユニオンの軸線に垂
    直な平面における連結ユニオンの周縁寸法が減
    少して前記内側部分を把持するように前記可撓
    素子を相互連結し、また前記釈放素子により連
    結ユニオンを軸線方向に圧縮可能にし、この連
    結ユニオンの軸線方向圧縮により連結ユニオン
    の周縁寸法が増加し、従つて連結ユニオンが前
    記内側部分を釈放するよう構成した抜差部分連
    結装置において、連結ユニオン14に直径方向
    に互いに対向し軸線方向に延びている2個の薄
    い平担形状の部分15,16を設け、これら部
    分をその両側に配列した可撓素子17,18に
    より相互連結し、これら素子は薄い平担形状の
    細条とし、これら平担細条の両端部が前記部分
    15,16に連結してほぼ直径方向に対向し、
    部分15,16とともにほぼ薄い壁厚の円筒体
    をなす形状に構成し、これら素子の一方の部分
    15との連結点を他方の部分16との連結点に
    対してすべて連結ユニオンの軸線方向の同一方
    向にずらして配置したことを特徴とする抜差部
    分連結装置。 2 軸線方向に延びている一方の部分を外側部分
    に取付け、軸線方向に延びている他方の部分を
    釈放素子により軸線方向に移動可能に構成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の抜差部分連結装置。 3 釈放素子を外側部分に形成した開口に配置し
    たばね負荷ピンにより構成し、このピンには軸
    線方向に延びている前記他方の部分と共同作用
    する接触表面を設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第2項に記載の抜差部分連結
    装置。 4 第1連結ユニオン48aと同様の第2連結ユ
    ニオン48bを設け、第1連結ユニオン48a
    の軸線方向に延びている部分のうちの一方の部
    分49aを第2連結ユニオン48bの軸線方向
    に延びている部分のうちの一方の部分49bに
    一直線上に配列するとともに一体に連結し、軸
    線方向に延びている他方の2個の部分50,5
    1間にギヤツプ52を形成し、これらの部分5
    0,51を互いに一直線上に配列し、また第1
    連結ユニオンの可撓素子53,54を第2連結
    ユニオンの可撓素子55,56に対して反対方
    向に傾斜させたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の抜差部分連結装置。 5 連結ユニオン48a,48bの一体に相互連
    結した2個の軸線方向に延びている部分49
    a,49bを外側部分47に取付け、釈放素子
    を釈放ブシユ66により構成し、この釈放ブシ
    ユ66を連結ユニオンの周りに配置し、釈放ブ
    シユ66の各端部の内面に止部71,73を設
    け、これら止部71,73を連結ユニオンの軸
    線方向に延びている他方の部分51,50の外
    方端部58,57にそれぞれ掛合可能にし、一
    方の止部71を外側部分47に形成した開口7
    2に突入させたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第4項に記載の抜差部分連結装置。 6 連結ユニオンを展開した状態が平面状になる
    基本素子により構成し、この基本素子を円筒状
    をなすように彎曲可能にし、この基本素子の2
    個の反対側面50aおよび50b,51aおよ
    び51bを相互連結することにより連結ユニオ
    ンを構成したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1または4項記載の抜差部分連結装
    置。
JP1982052984U 1981-04-13 1982-04-12 Expired JPS6340644Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8101793A NL8101793A (nl) 1981-04-13 1981-04-13 Koppelinrichting voor telescopisch in elkaar schuivende delen.

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Publication Number Publication Date
JPS57176911U JPS57176911U (ja) 1982-11-09
JPS6340644Y2 true JPS6340644Y2 (ja) 1988-10-24

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ID=19837340

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JP1982052984U Expired JPS6340644Y2 (ja) 1981-04-13 1982-04-12

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EP (1) EP0062942B1 (ja)
JP (1) JPS6340644Y2 (ja)
DE (1) DE3279108D1 (ja)
ES (1) ES264468Y (ja)
NL (1) NL8101793A (ja)

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ES264468U (es) 1982-11-16
JPS57176911U (ja) 1982-11-09
NL8101793A (nl) 1982-11-01
EP0062942B1 (en) 1988-10-12
EP0062942A2 (en) 1982-10-20
DE3279108D1 (en) 1988-11-17
EP0062942A3 (en) 1985-11-06
ES264468Y (es) 1983-05-16

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