JPS6339909Y2 - - Google Patents

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JPS6339909Y2
JPS6339909Y2 JP4510083U JP4510083U JPS6339909Y2 JP S6339909 Y2 JPS6339909 Y2 JP S6339909Y2 JP 4510083 U JP4510083 U JP 4510083U JP 4510083 U JP4510083 U JP 4510083U JP S6339909 Y2 JPS6339909 Y2 JP S6339909Y2
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JP
Japan
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elastic tube
holding member
conductor
stranded
tubular holding
Prior art date
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JP4510083U
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JPS59150192U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は接続スリーブ等による撚線導体の圧縮
に伴つて生じる撚線導体のわらいを防止する撚線
導体のわらい防止装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
架空送電線の延線作業における撚線導体の接続
には、接続スリーブや引留めクランプ等の圧縮ス
リーブを用いて圧縮接続することが行われている
が、その際撚線導体が接続スリーブ等から押出さ
れて撚線導体にわらいを生じるという問題があつ
た。
このように撚線導体にわらいが生じると、例え
ばACSRにおいてはわらいの部分から雨水が内部
へ容易に浸入し、鋼心の腐食を促進させるおそれ
がある。
この対策として、従来は第1図に示すように、
麻ロープや長尺ゴムチユーブ1を1.0〜1.5m離れ
た位置から接続スリーブ2に向かつて撚線導体3
の撚りを強める方向にしつかり巻き、その端末部
を梃子棒4に搦めて強く締付けることにより、圧
縮による素線の伸びを押えて撚線導体3のわらい
を防止することが行われていた。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、このような従来の方法では、麻
ロープや長尺ゴムチユーブ1の巻付け作業に手間
がかかる上に、締付けが不十分な場合には完全な
わらい防止ができず、このため作業に複数の人員
を必要とし、作業性が低いという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に対処してなされたもの
で、作業者が単独であつても極めて簡単に使用す
ることができ、しかも優れたわらい防止効果が得
られる撚線導体のわらい防止装置を提供しようと
するものである。
〔考案の概要〕
本考案の撚線導体のわらい防止装置は、、一側
縁を枢着させた開閉自在の二つ割り管状保持部材
と、この二つ割り管状保持部材の閉鎖状態を保持
する留め具と、前記二つ割り管状保持部材の内側
に添設された給気口を有する気密弾性チユーブ
と、前記密弾性チユーブ内に圧縮空気を供給する
給気装置と、前記気密弾性チユーブ内の気圧を表
示する圧力計とを備えてなることを特徴としてい
る。
〔考案の実施例〕
以下本考案の詳細を図面に示す一実施例につい
て説明する。
第2図は本考案の撚線導体のわらい防止装置の
一実施例を概略的に示す斜視図である。第2図に
示すように、本考案の撚線導体のわらい防止装置
はわらいを防止すべき部位の撚線導体の外周に装
着する二つ割り管状保持部材5と、この二つ割り
管状保持部材5の内側に添設された気密弾性チユ
ーブ6とからその主体部分が構成されている。
二つ割り管状保持部材5は、管体を中心を通る
面で2分した一対の樋状体5a,5aを対向させ
た構造をしており、各樋状体5a,5aの対向す
る一方の側縁は互いに蝶番等(図示を省略)によ
り回動自在に枢支され、他方の側縁は留め金具7
により係止可能とされている。一対の気密弾性チ
ユーブ6,6は伸縮性の弾性ゴム材料からなり、
樋状体5a,5aの内側面にそれぞれ添設されて
いる。これらの気密弾性チユーブ6,6の一方に
は、給気口6aが設けられ、また各気密弾性チユ
ーブ6,6は連結管(図示を省略)により連通さ
れている。また、気密弾性チユーブ6の給気口6
aには、空気圧縮ポンプ8の送気口8aが接続さ
れている。符号9は気密弾性チユーブ6に設けら
れた、気密弾性チユーブ6の内部空気圧を測定す
るための圧力計である。
以上のように構成された本考案の撚線導体のわ
らい防止装置は、次のように使用される。
まず、接続スリーブ等による撚線導体の接続部
の圧縮に先だつて、接続部近傍に内側に気密弾性
チユーブ6を添設した二つ割り管状保持部材5を
装着し、留め金具7により係止する。次いで圧力
計9で気密弾性チユーブ6内の空気圧を確認しな
がら、空気圧縮ポンプ8で気密弾性チユーブ6内
に圧縮空気を所定の圧力となるまで給気すること
により、気密弾性チユーブ6内部の空気圧で内側
の撚線導体を全面から押圧する。この押圧力が撚
線導体接続部の圧縮に伴つて生ずる撚線導体のわ
らいを抑制する作用をする。
なお上記実施例では二つ割り管状保持部材5を
構成する樋状体5a,5aの対向する一方の側縁
が留め金具7により係止可能となつているが、第
2図と共通する部分を同一符号で示す第2図に示
すように、固定バンド10を使用することもでき
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の撚線導体のわらい
防止装置によれば、作業者が単独でも簡単に操作
することができ、撚線導体の圧縮時に生ずるわら
いを完全かつ容易に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の撚線導体のわらい防止方法を説
明する部分断面図、第2図は本考案の撚線導体の
わらい防止装置の一実施例を概略的に示す斜視
図、第3図は本考案の他の実施例の斜視図であ
る。 1……麻ロープや長尺ゴムチユーブ、2……接
続スリーブ、3……撚線導体、4……梃子棒、5
……二つ割り管状保持部材、5a……樋状体、6
……気密弾性チユーブ、6a……給気口、7……
留め金具、8……空気圧縮ポンプ、8a……送気
口、9……圧力計、10……固定バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮スリーブにより圧縮接続すべき撚線導体の
    接続部近傍に装着して圧縮時の撚線導体のわらい
    を防止する撚線導体のわらい防止装置において、
    一側縁を枢着させた開閉自在の二つ割り管状保持
    部材と、この二つ割り管状保持部材の閉鎖状態を
    保持する留め具と、前記二つ割り管状保持部材の
    内側に添設された給気口を有する気密弾性チユー
    ブと、前記気密弾性チユーブ内に圧縮空気を供給
    する給気装置と、前記気密弾性チユーブ内の気圧
    を表示する圧力計とを備えてなることを特徴とす
    る撚線導体のわらい防止装置。
JP4510083U 1983-03-29 1983-03-29 撚線導体のわらい防止装置 Granted JPS59150192U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4510083U JPS59150192U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 撚線導体のわらい防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4510083U JPS59150192U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 撚線導体のわらい防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59150192U JPS59150192U (ja) 1984-10-06
JPS6339909Y2 true JPS6339909Y2 (ja) 1988-10-19

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ID=30175622

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JP4510083U Granted JPS59150192U (ja) 1983-03-29 1983-03-29 撚線導体のわらい防止装置

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JPS59150192U (ja) 1984-10-06

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