JPS6339832A - ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法 - Google Patents

ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法

Info

Publication number
JPS6339832A
JPS6339832A JP61183353A JP18335386A JPS6339832A JP S6339832 A JPS6339832 A JP S6339832A JP 61183353 A JP61183353 A JP 61183353A JP 18335386 A JP18335386 A JP 18335386A JP S6339832 A JPS6339832 A JP S6339832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pentafluorobenzaldehyde
sulfuric acid
raw material
alcohol
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61183353A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586936B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Fukumoto
福本 佳之
Hidetaka Yatani
秀孝 八谷
Toshio Hayashi
利生 林
Isamu Maeda
勇 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP61183353A priority Critical patent/JPS6339832A/ja
Publication of JPS6339832A publication Critical patent/JPS6339832A/ja
Publication of JPH0586936B2 publication Critical patent/JPH0586936B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキル
アセタールの製造方法に関する。詳しく述べると本発明
は梨ンタフルオロペンゾニトリルカラ高収率でペンタフ
ルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタールを製造す
る方法に関する。
ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタール
は、医・農薬原料として有用なインタフルオロベンズア
ルデヒドに容易に分解できる有用な化合物であり、かつ
このペンタフルオロベンズアルデヒドにくらべ格段に安
定で低刺激性の化合物であり、工業的取扱いが容易な化
合物である。
〔従来の技術〕
置換ベンズアルデヒドジアルキルアセタールの製造方法
として、置換ベンゾニトリルを酸性条件下ラネーニッケ
ル触媒により接触還元し、加水分解を行って置換ベンズ
アルデヒドを単離した後、オルトギ酸アルキルのような
アセタール化試剤でアセタールを得る方法が開示されて
いるl(特開昭57−67532号公報)。この方法を
インタフルオロベンゾニトリルに適用した場合、中間体
として、化学的に不安定で空気により容易に酸化されか
つ粘膜への刺激の大きい取り扱いに注意を要fるペンタ
フルオロベンズアルデヒドを経由することや、特殊な試
剤でアセタール化することから考えて、工業的に有利な
方法とはいえない。
また、置換ベンゾニトリルを酸性条件下、ラネ−ニッケ
ル触媒で接触水素化し、置換ベンズアルデヒドを調造す
る方法(特開昭58−144.341号公報、特開昭5
8−146527号公報)が開示されているが、これら
の明細書には芳香環上の置換基の数は2を超えないこと
が好ましいとされ、3以上に置換基を有するベンゾニト
リルについてはなんら記載がない。
これに対して、無置換ベンゾニトリルを硫酸とエタノー
ルの存在下に、常温常圧でラネーニッケル触媒により接
触水素化し、直接ベンズアルデヒドジエチルアセタール
を得たという文献〔ティナツプ(P、Tinapp)、
ヒエミッシェベリヒテ(Chem。
Ber、)第102巻、2770頁(1969年〕〕が
あるが、反応条件の具体的記載はなく、また報告されて
いる収率が低い上に副生成物が多いので工業的な実施に
は問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点及び解決するだめの手段〕
本発明者らは、ペンタフルオロベンゾニトリルカラ、取
り扱い上困難なペンタフルオロベンズアルデヒドを単離
することなく、直接波ンタフルオロベンズアルデヒドジ
アルキルアセタールを得る方法を鋭意研究した結果、硫
酸と炭素数1〜4の低級アルコールの存在下に、ラネー
ニッケル触媒を用いて0〜20℃、好ましくは0〜15
℃の範囲の温度で接触水素化し、ひき続いて40〜10
0℃の範囲の温度に加熱することにより、ワンポットで
ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセクール
が好収率で得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。ここでワンポット合成とは、原料を反応容器に
仕込んだ後は、中間体を容器外に単離することなく、そ
の容器内で目的物を合成することを意味する。
本発明の接触水素化は0〜20℃、好ましくば0〜15
℃の範囲の温度で行なわれる。20℃を越える温度では
副反応が生じやすく、また0℃に満たない温度では反応
に長時間を要し好ましくない。また、水素圧については
、分子状水素ガスが共存すればよく、多くの場合分圧が
300mHg以上で反応は満足に進行するがさらに加圧
しても何らさしつかえない。
本発明で使用されるラネーニッケル触媒は、常法に従っ
て展開したものをそのまま低級アルコールを用いて置換
、脱水し反応に供してもよいし、脱水前に鉛塩、銅塩な
どの水溶液と接触させ、表面処理を行ってもよい。触媒
の使用量は特に制限はないが、反応速度と収率の点から
波ンタフルオロベンゾニトリルに対し1〜50重量%が
好ましい。
本発明で使用される硫酸は純度が95%以上、好ましく
は98%以上である。その使用量はペンタフルオロベン
ゾニトリルに対し0.5倍モル以上必要であり、好まし
くは1.0〜3.0倍モルである。
本発明で使用されるアルコールは、反応溶媒すなわち反
応体でかつ希釈剤であり、さらに硫酸と相溶し硫酸存在
下で安定であることが必要である。
例えば、メタノール、エタノール、グロパノール等の炭
素数1〜4の低級脂肪族アルコールが挙げられる。アル
コールの使用量は、ペンタフルオロベンゾニトリルに対
し5倍モルμ上あればよいが好ましくは5〜60倍モル
であり、5倍モルより少ない場合はラネーニッケル触媒
の活性低下が著しく、60倍モルより多い場合は装置効
率の点で不利となる。
本発明において接触水素fヒ後に加熱する必要があるが
、その場合ラネーニッケルが存在していてもいなくても
インタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタール
の生成には全く影響がない。
また、水素雰囲気を窒素ガスなど不活性気体雰囲気に置
換して加熱してもさしつかえない。
接触水素比後の加熱は、反応速度及び収率の点から40
〜100℃、好ましくは45〜90℃の範囲の温度に加
熱することが必要である。ついで反応液から溶媒量のア
ルコールを抽出させ目的とする生成物アセタールをえる
ことができる。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、不安定で粘膜への刺激が強
いペンタフルオロベンズアルデヒドを経由せず、高収率
でしかも簡便なフンポット合成でペンタフルオロベンゾ
ニトリルかう綬ンタフルオロペンズアルデヒドノアルキ
ルアセタールを得ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 磁気回転子、水素供給装置を備えた1001711の反
応容器に、反応溶媒のメタノールで十分置換、脱水した
展開ラネーニッケル0.30.9 、次いでペンタフル
オロベンゾニトリル6.95.9と98%濃硫酸7.2
8 gとメタノール45m1の混合溶液を加え、水素雰
囲気下に常圧、10℃で攪拌し接ゑ水素rヒ反応を行う
と、6時間後綬ンタフルオロベングニトリルはすべて反
応した。さらにその寸ま60℃まで加熱し、3時間60
℃に保った後、Hl及びF  −NMRによりこの反応
液を分析するとペンタフルオロベンズアルデヒドツメチ
ルアセタールが7.43 g (収率85.3%)生成
していた。
実施汐1]2 実施例1と同様な装置および方[去で展開ラネーニッケ
ルによルペンタフルオロベングニトリルの接触水素化反
応を行った。次いで60℃で3時間加熱した後30m1
のメタノールを留去し、その後室温にまで冷却するとペ
ンタフルオロベンズアルデヒドツメチルアセタールから
なる油層が7.36g(収率83.2%)得られた。こ
の油層は、H及びF” −NMR分析により純度が98
係以上であることが確認された。
実施例3 展開ラネーニッケル0.63 FをIQmlの水に懸濁
させ、そこへ10係硫酸銅水溶?g、、0.89 &を
滴下ししばらく攪拌した後、デカンテーションで水を除
きさらにメタノールで十分置換、脱水した。この銅処理
を行ったラネーニッケル触媒を用いて実施例1と同様の
操作を行うと、ペンタフルオロベンズアルデヒドツメチ
ルアセクールが7811(収率897チ)生成していた
実施列4 メタノールのかわりにエタノールを用いて実施例1と同
様の接触水素化反応を行ったところ、6、5 時間後に
被ンタフルオロベンゾニ) IJルはすべて反応した。
そのまま昇温し、75℃で3時間加熱した後反応液を分
析すると、ペンタフルオロベンズアルデヒドツメチルア
セクールが7.81 g(収率80.3チ)生成してい
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペンタフルオロベンゾニトリルを、水素ガス、硫
    酸および炭素数1〜4のアルコールの共存下にラネーニ
    ッケル触媒を用いて、0〜20℃の範囲の温度で接触水
    素化し、ついで40〜100℃に昇温して加熱すること
    を特徴とする、ペンタフルオロベンゾニトリルよりペン
    タフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタールを製
    造する方法。
JP61183353A 1986-08-06 1986-08-06 ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法 Granted JPS6339832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61183353A JPS6339832A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61183353A JPS6339832A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6339832A true JPS6339832A (ja) 1988-02-20
JPH0586936B2 JPH0586936B2 (ja) 1993-12-14

Family

ID=16134257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61183353A Granted JPS6339832A (ja) 1986-08-06 1986-08-06 ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6339832A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068173A1 (en) * 1999-05-07 2000-11-16 Showa Denko K.K. Process for producing tetrafluoro benzenemethanols
JP2007031429A (ja) * 2005-06-22 2007-02-08 Showa Denko Kk テトラフルオロベンゼンカルバルデヒドアルキルアセタールの製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068173A1 (en) * 1999-05-07 2000-11-16 Showa Denko K.K. Process for producing tetrafluoro benzenemethanols
US6624336B1 (en) 1999-05-07 2003-09-23 Showa Denko K.K. Process for producing tetrafluorobenzenemethanols
KR100681257B1 (ko) * 1999-05-07 2007-02-09 쇼와 덴코 가부시키가이샤 테트라플루오로벤젠메탄올류의 제조방법
JP4641101B2 (ja) * 1999-05-07 2011-03-02 昭和電工株式会社 テトラフルオロベンゼンメタノール類の製造方法
JP2007031429A (ja) * 2005-06-22 2007-02-08 Showa Denko Kk テトラフルオロベンゼンカルバルデヒドアルキルアセタールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0586936B2 (ja) 1993-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU198437B (en) Process for producing mono- or bis-carbonyl-compounds
KR20180117658A (ko) 테르펜 알콜 혼합물의 제조 방법
JPH01146840A (ja) エーテルカルボン酸の製法
EP0919531B1 (en) Process for the oxidation of aromatic compounds to hydroxyaromatic compounds
US6020517A (en) Process for production of benzonitrile and benzyl alcohol
EP0227868B1 (en) Process for production of methyl isobutyl ketone
CN110002952B (zh) 一种α,β-不饱和醇和/或α,β-饱和醇的制备方法
JPS6339832A (ja) ペンタフルオロベンズアルデヒドジアルキルアセタ−ルの製造方法
JPH1087548A (ja) 1,3−シクロヘキサンジオン化合物の新規製造法
US7230141B2 (en) Method for producing toluol derivatives
JPH053861B2 (ja)
EP1720851B1 (en) Process for synthesising heliotropine and its derivatives
JP4066679B2 (ja) アラルキルケトン類の製造方法とその触媒
JP2740828B2 (ja) N,n―ジイソプロピルエチルアミンの製造法
JPS6113461B2 (ja)
JPS62185032A (ja) 1−(1−ヒドロキシエチル)−アルキルシクロヘキサンの製造方法
JPH062702B2 (ja) メチルイソブチルケトンの製造法
EP0027426B1 (en) A process for preparing 3-(3,5-di-tert. alkyl-4-hydroxyphenyl)-2,2-di substituted prionaldehydes
JP2012503616A (ja) 3−メチルピリジンの調製方法
JPH08109170A (ja) ヘキサヒドロピリダジンの製造方法
KR20010022485A (ko) 1-(3,4-디메톡시페닐)에탄올의 제조 방법
JPH0558618B2 (ja)
US6897313B2 (en) Production of 2-ethyl-3-methyl-1,4 diazine
JPS62164656A (ja) シアノイソホロンの製造法
JP2618442B2 (ja) ベンゾニトリル類の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees