JPS6339797B2 - - Google Patents

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JPS6339797B2
JPS6339797B2 JP59242531A JP24253184A JPS6339797B2 JP S6339797 B2 JPS6339797 B2 JP S6339797B2 JP 59242531 A JP59242531 A JP 59242531A JP 24253184 A JP24253184 A JP 24253184A JP S6339797 B2 JPS6339797 B2 JP S6339797B2
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JP
Japan
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crankshaft
groove
annular chamber
helical
crankcase
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JP59242531A
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English (en)
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JPS60119388A (ja
Inventor
Daburu Utsudo Maaku
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Tecumseh Products Co
Original Assignee
Tecumseh Products Co
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Publication date
Application filed by Tecumseh Products Co filed Critical Tecumseh Products Co
Publication of JPS60119388A publication Critical patent/JPS60119388A/ja
Publication of JPS6339797B2 publication Critical patent/JPS6339797B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/02Lubrication; Lubricant separation
    • F04C29/028Means for improving or restricting lubricant flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/02Lubrication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油ポンプに、特定的には水平ロータリ
コンプレツサに用いるための油ポンプに係るもの
である。
若干のコンプレツサにおいては、クランクシヤ
フトがコンプレツサハウジング内に垂直に配列さ
れており、クランクシヤフトの下端部が油溜り内
に浸漬されている。クランクシヤフトにはらせん
みぞが設けられていて、クランクシヤフトが電動
機によつて回転させられると油はみぞによつてク
ランクシヤフトに沿つて上方に送給され、軸受そ
の他の可動部分を潤滑するようになる。一般的に
は、クランクシヤフトの下端にはある型の推進手
段も設けてあつて、らせんみぞを通して油を上方
に押し進めるようになつている。
垂直に取付けられているクランクシヤフト上の
らせんみぞによつて油が上方に送給されるような
上述のコンプレツサに対して、水平ピストン型コ
ンプレツサ或は水平ロータリコンプレツサではク
ランクシヤフトのらせんみぞを通して油を上方に
直接上昇させることはできない。このため、水平
に配置されたコンプレツサ内の軸受その他の可動
部分を適切に潤滑する上で多くの問題を生じて来
た。現在使用されている先行技術の水平コンプレ
ツサでは、潤滑材を回転水平クランクシヤフトに
送給するための若干の手段が用いられてはいる
が、相変らず軸受その他の可動部分を充分に潤滑
すること、並びに起動時に油ポンプへの充分な自
己呼び水が不可能であること等の諸問題が存続し
ている。
回転水平クランクシヤフトへ上向きに潤滑材を
送給する初期の方法では、クランクシヤフトに円
板を取付けて一諸に回転させ、円板の下部を油溜
り内に配置してある。円板の平面に円形のみぞが
設けてあり、円板が油溜りを通つて回転すると潤
滑材がみぞによつて上方に運ばれ、クランクシヤ
フトに接している空洞即ち室内に入るようにな
る。次で潤滑材は一連の通路によつて室からクラ
ンクシヤフトへ送給され、軸受を潤滑する。この
型の油ポンプは若干の欠陥を伴なつており、その
1つはクランクシヤフト及び付属軸受に所望量の
潤滑材を送給できないことである。他の欠陥に
は、みぞ付き円板と、クランクシヤフト及び軸受
に達する油通路を伴なう室とをクランクケース内
に設けるために、材料及び労働に対する費用が附
加されることが含まれる。
水平電動コンプレツサユニツトと共に用いられ
る別の型の油ポンプでは、油溜り内に配置されて
いて軸方向の若干の点においてクランクシヤフト
と接触している灯心デバイスを用いている。灯心
デバイスは油溜りから上方に油を送給し、油は灯
心を通してクランクシヤフトに伝わつてクランク
シヤフト及び軸受に送給される。この型の注油デ
バイスの明白な欠陥は、長期の使用によつて灯心
が縮小しクランクシヤフトから脱落するために、
クランクシヤフト及び軸受に適正な潤滑が行なわ
れなくなることである。更に最終的には灯心が小
片に細断され、油通路をふさいだり、或は可動部
分間に侵入して正しい運動を阻害するようにな
る。
更に別の型の水平コンプレツサにおいては、ク
ランクケースの一部を油溜りの中に浸漬させてあ
り、また油溜りから上方に伸びてクランクシヤフ
トの偏心縮小部分とクランクケースとの間に設け
られている室まで達している通路を有している。
クランクシヤフトが回転すると油はこのクランク
ケース通路を通して上方に引かれて室内に入り、
クランクシヤフト内を軸方向に伸びている通路に
達するようになつている。この特定の型の油ポン
プに伴なう欠陥の1つは、室に通じている軸方向
に伸びる通路が回転するクランクシヤフトの遠心
力を完全に利用していないために、軸受を潤滑す
るのに望まれる量の潤滑材をクランクシヤフトに
沿つて効率的に送給しないことである。
回転水平シヤフト用の更に別の型の油ポンプシ
ステムは、シヤフトの中心部分を大きくしてあ
り、両端に向つて軸方向内向きにテーパーをつけ
てある。この大きくした中心部分のそれぞれのテ
ーパー面上には1対の逆角度のらせんみぞが設け
てあり、それらの軸方向最外端は油供給源と通じ
ている。シヤフト及びシヤフト上のらせんみぞが
回転すると、油はみぞに沿つて軸方向内向きに送
給されてシヤフトの中心に達して潤滑するように
なる。この型の油ポンプの望ましくない特徴の1
つは、油供給源を回転水平シヤフトの両端と同一
の高さに配列する必要があることである。実質的
に全ての水平回転コンプレツサでは、クランクシ
ヤフトはコンプレツサハウジングの油溜りの表面
よりも上方に配置されているものなのである。
以上の観点から、水平コンプレツサユニツト内
の油ポンプに対して、潤滑材をクランクシヤフト
まで上方に効率的に送給しそれをクランクシヤフ
トの長さに沿つて水平方向に送つて軸受その他の
可動部分を適切に潤滑させ、また自己呼び水でき
るようにする要望が未だに存在していることは極
めて明白である。
本発明の水平シヤフト油ポンプにおいては、潤
滑材をクランクシヤフトまで上方に送給するのに
どのような型の円板或は灯心デバイスも用いず、
それらに代つて油溜り内に配置されているクラン
クケースの一部に大よそ垂直な通路を設けてあ
る。この通路は油溜りに通じていて上方に向つて
伸び、クランクシヤフトまで達している。クラン
クシヤフトの一部の直径を小さくしてあつて、ク
ランクシヤフトとクランクケースとの間に上記ク
ランクケース通路に通ずる環状の室を形成させて
ある。クランクシヤフトが回転するとこの環状の
室内に低圧領域が発生し、潤滑材は油溜りからク
ランクケース通路を通して上方に引上げられ、環
状の室に到達するようになる。
本発明の水平シヤフト油ポンプは、多くの先行
技術による油ポンプでは為し得なかつたことを解
決し、軸受その他の可動部分を潤滑するのに必要
な量の潤滑材を水平クランクシヤフトに沿つて効
率的に供給する。上記の「為し得なかつたこと」
は、環状の室の両側に逆向きに配向された1対の
らせんみぞを設け、これらのみぞによつてクラン
クシヤフトとクランクケースとの間に環状の室に
通じ且つこの室から離れて行くように進む逆向き
に配向された1対のらせん通路を形成させること
によつて解決されているのである。これらのらせ
ん通路は、油を環状の室から反対方向に送給する
ように逆向きに配列されている。水平クランクシ
ヤフトが回転すると、環状の室内に発生する低圧
領域が潤滑材を油溜りからクランクケース通路を
通して環状の室まで引上げる。次で潤滑材はそれ
ぞれのらせんみぞによつてクランクシヤフトに沿
つて送給され、軸受その他の可動部分を潤滑す
る。
各らせんみぞの寸法は、軸受を充分に潤滑する
ための充分な油流が得られるように、また起動時
にポンプの自己呼び水が可能となるようにしてあ
る。
本発明の1つの形状では、1つの入口、1つの
出口、及び底部に1つの油溜りを有するハウジン
グを備えているコンプレツサが提供される。電動
機・コンプレツサユニツトはハウジング内に取付
けられており、該ユニツトは油溜りに通じている
大よそ垂直な通路を有するクランクケース、回転
可能なクランクシヤフト、及び冷媒を圧縮する手
段を含んでいる。クランクシヤフトは大よそ水平
に配列されており、クランクケース内に回転可能
なように受けられている。またクランクシヤフト
は、クランクシヤフトとクランクケースとの間に
前記クランクケース通路に通じている環状の室を
形成するように直径を小さくした部分を有してい
る。更にクランクシヤフトは、クランクシヤフト
とクランクケースとの間に環状の室と圧縮手段と
の間のらせん通路を形成するようならせんみぞを
も含んでいる。クランクシヤフトが回転すると、
低圧領域が環状の室内に発生してクランクケース
通路を通して潤滑材を環状の室まで上方に引上げ
る。次でこの油はらせん通路によつてクランクシ
ヤフトに沿つて軸方向に送給され、クランクシヤ
フト軸受を潤滑する。
本発明の目的は、所望量の潤滑材を油溜りから
上方に引上け、クランクシヤフトに沿つて水平に
効率的に送給して軸受その他の可動部分を潤滑す
るような改良された水平シヤフト油ポンプを提供
することである。
本発明の別の目的は、自己呼び水する改良され
た水平シヤフト油ポンプを提供することである。
本発明の更に別の目的は、製造が安価で、且つ
組立が容易な改良された水平シヤフト油ポンプを
提供することである。
本発明の他の目的は、本説明の進行につれて明
白になるであろう。
以下に添付図面を参照して本発明の実施例を説
明するが、この説明から本発明の上述の、及び他
の特色及び目的、並びにそれらを達成するやり方
が明白となり、本発明自体がより一層理解される
であろう。
さて、第1図及び第2図には、本発明による水
平シヤフト油ポンプ11を組込んだロータリーコ
ンプレツサ10を示してある。以下に本発明をロ
ータリーコンプレツサ10に関して説明するが、
水平シヤフト油ポンプ11は、回転する水平シヤ
フトの潤滑を必要とする他の型のコンプレツサに
も組込むことが可能である。
ロータリーコンプレツサ10の電動機・コンプ
レツサユニツト8は、回転子15と、巻線16を
有する固定子14とを含む電動機13、及び固定
子14上に焼ばめされている円筒形ハウジング1
2を備えている。ハウジング12の両端はハウジ
ングに溶接されている端板18,20によつて閉
じられている。端板12は端子ピン組立体22及
び吐出口24を含んでおり、吐出口24にはコネ
クタ28によつて吐出管26が接続されている。
端板20は吸込入口管32を貫通させるための開
口30を含んでいる。1対の取付け用ブラケツト
34がハウジング12の両端に溶接されており、
各ブラケツトは弾力的なグロメツト36,38の
ような1対の保持部材を含んでいる。
ハウジング12の内部40にはクランクケース
42が取付けられており、クランクケース42は
その中に大よそ垂直に配列されている油通路46
を有する主軸受ブロツク44を含んでいる。ハウ
ジング12は油溜り48を含んでおり、主軸受ブ
ロツク44の下部が油溜り48の中に浸漬されて
いるので油溜り48は油通路46を通してクラン
クケース42内に水平に配列されている内腔50
に通じている。本応用の目的上、通路46に用い
られている「垂直に配列されている」という語は
広い意味に用いられており、油を油溜り48から
重力にさからつて上方に流すことを意味してい
る。
クランクシヤフト52は内腔50内に水平に、
回転可能なように受けられている。回転子15は
クランクシヤフト52の部分54(第3図、第4
図及び第7図参照)上に焼ばめされており、端子
ピン組立体22を通して電動機13に電流が供給
されるとクランクシヤフト52を回転させるよう
になつている。
クランクシヤフト52の反対側の端部は、みぞ
59を有する偏心部材58を含んでおり、ねじ6
6によつて主軸受ブロツク44に接続されている
シリンダ板60内に受けられている。ローラ62
がシリンダ60内の偏心部材58の周囲に回転可
能なように受けられており、弁板即ち裏板64が
ねじ66によつてシリンダ60に取付けられてい
る。吐出しマフラ68がねじ66によつて裏板6
4に取付けられており、裏板64はクランクシヤ
フト52及びマフラ68内の開口72と軸方向に
心合せされている孔70を含んでる。羽根63が
シリンダ板60内のみぞ67の中に滑動可能なよ
うに受けられており、シリンダ板60に固定され
ているC字形ばね65によつてローラ62に向つ
てバイアスされている。シリンダ板60は入口6
9を有しており、この入口69に吸込入口管32
が通じている。
弁組立体74は、シリンダ60から裏板64を
通つて吐出マフラ68に流入する冷媒を圧縮でき
るようになつている。弁組立体74は、シリンダ
60とマフラ68との間に通じている裏板64内
の開口76を含んでいる。板ばね78が弁保持器
80と、この弁保持器80及び弁を通して裏板6
4にねじ込まれているねじ82(第2図)とによ
つて開口76上の所定位置に固定されている。
さて、第1図及び第3図乃至第6図を参照す
る。クランクシヤフト52は直径を小さくした中
央部分84を有しており、この部分84はクラン
クシヤフト52とクランクケース42との間に油
通路46に通ずる環状の室86を形成している。
クランクシヤフト52には、この環状の室86の
両側に、この室86に通じている。1対のらせん
みぞ88,90が設けてある。
第3図及び第4図に示すように、みぞ88及び
90はクランクシヤフト52内に反対向きに配向
されており、潤滑材を環状の室86からクランク
シヤフト52に沿つて両方向に送給するようにな
つている。各みぞ88,90の半径方向寸法即ち
深さと、軸方向寸法即ち長さとは、クランクシヤ
フトの直径及び長さ、クランクシヤフトの油溜り
からの垂直高等のような幾つかの変数の関数とし
て予め決定される。みぞ88及び90は、隆起部
分92とクランクケース内腔50の内面との間に
充分な支え表面が得られるように、また同時に所
望量の潤滑材がクランクシヤフト52に沿つて効
率的に供給されるようにクランクシヤフト52内
に加工されている。第6図に示すようにこの実施
例では、各みぞ88,90は底面94と、加工を
容易にするためにこの底面94から隆起部分92
まで半径方向外向きに広がつて上方に伸びている
側面96,98とを有している。
以下に示す数値は本発明によるクランクシヤフ
ト52の典型的な作動実施例の寸法であるが、こ
れらは例示のためのものであつて本発明の範囲を
限定するものではない。
コンプレツサ馬力 :1/4 クランクケース内腔内径:12.7356〜12.7432mm (0.5014〜0.5017イン
チ) クランクシヤフト外径 :12.7203〜12.7279mm
(0.5008〜0.5011イン
チ) クランクシヤフト軸方向 長さ(除偏心部材58)85.852〜85.979mm (3.380~3.385インチ) 小直径中央部分84外径:11.4554〜11.7094mm (0.451〜0.461イン
チ) みぞの半径方向深さ :0.127〜0.1778mm (0.005〜0.007イン
チ) 底面94の軸方向巾 :0.889〜1.143mm (0.035〜0.045イン
チ) 側面96,98の傾斜角:43゜〜47゜ みぞ88,90はクランクシヤフト52内にイ
ンチ当り4山に加工してあり、第1図に示すよう
にクランクシヤフト52とクランクケース42と
の間に環状の室86に通ずるらせん通路100,
102を形成している。通路102は偏心部材5
8のみぞ59(第4図)にも通じている。
動作に関して説明する。電流を端子ピン組立体
22から供給すると回転子15及びクランクシヤ
フト52が回転し、冷媒が吸込入口管32及び入
口69からシリンダ60内に供給される。クラン
クシヤフト52が回転すると、偏心部材58がロ
ーラ62をシリンダ60内で回転させ、供給され
た冷媒を圧縮させる。圧縮された冷媒は弁組立体
74を通してマフラ68内に、次でマフラ68内
の開口(図示せず)を通してハウジング12の内
部40内へ放出される。圧縮された冷媒は電動機
13上を通過して電動機13を冷却し、次で出口
24を通して吐出管26内へ放出される。
第1図、第4図及び第7図を参照する。クラン
クシヤフト52が回転すると直ちに潤滑が行なわ
れる。クランクシヤフト52が回転すると環状の
室86の中に局部的真空或は低圧領域が発生し、
潤滑材を油溜り48から油通路46を通して室8
6内へ引き上げられ。潤滑材はらせん通路10
0,102によつて環状の室86から両方向に送
給される。潤滑材はらせん通路100から回転子
15上に放出され、回転子15は潤滑材をハウジ
ング12の内面に向かつて外向きに噴射してこれ
を冷却し、油溜り48に戻す。
らせん通路102によつて送給される潤滑材は
クランクケース42の内腔50を潤滑し、偏心部
材58のみぞ59を通して通路102から出て行
く。みぞ59へ送給された潤滑材は相互に係合し
合つている偏心部材58及びローラ62の表面を
潤滑する。次で潤滑材はみぞ59から裏板64の
孔70及び吐出しマフラ68の開口72を通過し
て油溜り48に戻る。
望むならば、外付軸受(図示せず)を偏心部材
58に設けて裏板64の孔70の中で回転させて
もよい。このような外付軸受には偏心部材58の
みぞ59と通ずるような油通路を設けて外付軸受
を通して潤滑材を送給し、油溜り48に戻すよう
にする。
以上に本発明の好ましい実施例を説明したが多
くの変更が可能であることを理解されたい。従つ
て本発明は、その一般的原理に基く変化、用法或
は適応をカバーするものであることを理解された
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例の縦断面図で
あり、第2図は第1図の実施例の一部を省いた端
面図であり、第3図は第1図の実施例のクランク
シヤフトの側面図であり、第4図は第3図のクラ
ンクシヤフトの平面図であり、第5図は第4図の
クランクシヤフトの端面図であり、第6図は第3
図のクランクシヤフトのらせんみぞの一部を省い
た断面図であり、そして第7図は潤滑材の流れを
示すために第1図の実施例の一部を省いた斜視図
である。 8……電動機・コンプレツサユニツト、10…
…ロータリコンプレツサ、11……水平シヤフト
油ポンプ、12……ハウジング、13……電動
機、14……固定子、15……回転子、16……
巻線、18,20……端板、22……端子・ピン
組立体、24……吐出口、26……吐出管、28
……コネクタ、30……開口、32……吸込入口
管、34……取付け用ブラケツト、36,38…
…グロメツト、40……ハウジング内部、42…
…クランクケース、44……主軸受ブロツク、4
6……油通路、48……油溜り、50……内腔、
52……クランクシヤフト、54……クランクシ
ヤフトの一部、58……偏心部材、59……み
ぞ、60……シリンダ板、62……ローラ、63
……羽根、64……裏板、65……C字形ばね、
66……ねじ、67……みぞ、68……吐出しマ
フラ、69……入口、70……孔、72……開
口、74……板ばね、80……弁保持器、82…
…ねじ、84……クランクシヤフトの中央部分、
86……環状の室、88,90……らせんみぞ、
92……隆起部分、94……底面、96,98…
…側面、100,102……らせん通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入口30、出口24及び底部に油溜り48を
    有するハウジング12、及び クランクケース42、大よそ垂直に配列されて
    いて前記油溜りに通じている油通路46、回転可
    能なクランクシヤフト52、シリンダ60、及び
    前記クランクシヤフトに接続されていて冷媒を圧
    縮する手段を含み、前記ハウジング内に取付けら
    れている電動機・コンプレツサユニツト8を具備
    し; 前記クランクシヤフトが、大よそ水平に配列さ
    れていて前記クランクケース内に回転可能なよう
    に受けられており、また前記クランクシヤフトと
    前記クランクケースとの間に前記油通路に通じて
    いる環状の室86を形成するように直径を小さく
    してある部分84を有しており; 前記クランクシヤフトがらせんみぞ90を含ん
    でおり、該らせんみぞが前記クランクシヤフトと
    前記クランクケースとの間に前記環状の室と前記
    圧縮手段との間のらせん通路102を形成してお
    り、それによつて前記クランクシヤフトが回転す
    ると前記環状の室内に低圧領域が発生して潤滑材
    が前記油通路を通して上方に引上げられて前記環
    状の室内に入るようになり、回転中の前記クラン
    クシヤフト内の前記らせん通路が潤滑材を前記環
    状の室から前記クランクシヤフトに沿つて送給し
    て軸受を潤滑するようにしたことを特徴とする密
    閉式電動コンプレツサ。 2 前記クランクシヤフトが第2のらせんみぞ8
    8を含んでおり、該第2のらせんみぞが前記クラ
    ンクシヤフトと前記クランクケースとの間に前記
    環状の室に通じていて且つ前記第1のらせん通路
    とは逆方向に前記環状の室から伸びる第2のらせ
    ん通路100を形成しており、前記第2のらせん
    みぞを前記クランクシヤフト内で前記第1のみぞ
    に対して逆に配向して潤滑材を前記室から前記第
    1のみぞとは反対方向に送給せしめて他の軸受を
    潤滑するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲1に記載のコンプレツサ。 3 前記各みぞの向合つている両側面96,98
    を半径方向外向きに広げてあることを特徴とする
    特許請求の範囲2に記載のコンプレツサ。 4 前記各みぞの半径方向寸法を軸方向寸法より
    も小さくしてあることを特徴とする特許請求の範
    囲3に記載のコンプレツサ。 5 前記圧縮手段が、偏心部材58と、該部材の
    周囲に回転可能なように受入れられている環形ロ
    ーラ部材62とを備えている回転圧縮手段であ
    り、前記偏心部材の半径方向外面上には前記らせ
    ん通路と通じていて軸方向に伸びるみぞ59を設
    けてあつて潤滑材を前記偏心部材と前記ローラ部
    材との間に送給するようにしてあることを特徴と
    する特許請求の範囲1に記載のコンプレツサ。 6 前記クランクシヤフトが第2のらせんみぞ8
    8を含んでおり、前記第2のらせんみぞが前記ク
    ランクシヤフトと前記クランクケースとの間に前
    記環状の室に通じていて且つ前記第1のらせん通
    路とは逆方向に前記環状の室から伸びる第2のら
    せん通路100を形成しており、前記第2のらせ
    んみぞが前記第1のらせんみぞに対して逆に配列
    されていて潤滑材を前記環状の室から前記クラン
    クシヤフトの反対端に送給して他の軸受を潤滑す
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲5
    に記載のコンプレツサ。 7 前記両みぞの半径方向寸法を前記両みぞの軸
    方向寸法よりも小さくしてあり、前記各みぞの向
    合つている両側面96,98をそれぞれのみぞの
    底面から半径方向外向きに広げてあることを特徴
    とする特許請求の範囲6に記載のコンプレツサ。
JP59242531A 1983-11-29 1984-11-19 水平シヤフト油ポンプ Granted JPS60119388A (ja)

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US55608483A 1983-11-29 1983-11-29
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JPS60119388A JPS60119388A (ja) 1985-06-26
JPS6339797B2 true JPS6339797B2 (ja) 1988-08-08

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JP59242531A Granted JPS60119388A (ja) 1983-11-29 1984-11-19 水平シヤフト油ポンプ

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KR (1) KR870000135B1 (ja)
AU (1) AU560777B2 (ja)
BR (1) BR8405981A (ja)
CA (1) CA1221070A (ja)
DE (1) DE3480728D1 (ja)
IN (1) IN162764B (ja)
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SU (1) SU1482537A3 (ja)
ZA (1) ZA847737B (ja)

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ZA847737B (en) 1985-05-29
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AU560777B2 (en) 1987-04-16
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AU3588284A (en) 1985-06-06

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