JPS63391A - 摺動部材 - Google Patents

摺動部材

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Publication number
JPS63391A
JPS63391A JP14505686A JP14505686A JPS63391A JP S63391 A JPS63391 A JP S63391A JP 14505686 A JP14505686 A JP 14505686A JP 14505686 A JP14505686 A JP 14505686A JP S63391 A JPS63391 A JP S63391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper alloy
sliding member
solid lubricant
porous
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14505686A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Horii
堀井 春生
Masahiro Futagami
二上 正弘
Hironori Uenoyama
上野山 博紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP14505686A priority Critical patent/JPS63391A/ja
Publication of JPS63391A publication Critical patent/JPS63391A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lubricants (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は摺動部材に関し、更に詳しくはNC(Nume
rial control)工作機械の摺動面に好まし
く適用される摺動部材に関する。
〔従来の技術〕
NC工作機械の摺動面に使用される摺動部材の一種に、
ポリテトラフルオロエチレンC以下PTFEという)及
び充填剤を含有した組成物をシート状に成形した摺動材
料があり、その充填剤として青銅粉末と固体潤滑剤が使
用されている。
このPTFE摺動部材は数多くの長所を有し、摺動部材
として優れたものではあるが、低速たとえば1m/分と
いう超低速度で機械を摺動するような部位では、スティ
ックスリップが発生するという難点がある。
最近の技術の進歩により、この種工作機械分野に於いて
も益々その工作範囲が拡大し、速度についても益々の低
速運転が要求される場合が多く、上記スティックスリッ
プの発生が大きな問題点となっており、この解決策が緊
急の課題となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとする問題点は、従来の摺動部材の
上記問題点を解決しようとすることであり、更に詳しく
は、低速度でもスティノクスリフプの発生しないPTF
E摺動部材を開発することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点は、従来のPTFE摺動部材の青銅粉末に代
えて、多孔性銅合金特に好ましくは多孔性青銅粉末を使
用することによって達成される。
即ち本発明は、ポリテトラフルオロエチレン、固体潤滑
剤及び、多孔性銅合金粉末からなる組成物にて構成され
て成る摺動部材に係るものである6〔発明の構成並びに
作用〕 本発明の摺動部材は基本的にはPTFE粉末、固体潤滑
剤並びに多孔性銅合金粉末とから成る材料であり、好ま
しくは予めシート状に成形された材料である。
本発明に於いて多孔性銅合金を従来の銅合金に代えて使
用すると、摩擦係数が大きく低下し低摩擦性の摺動部材
となる。このためたとえ低速であってもスティックスリ
ップの発生が極めて少なくなり、従来の問題点を有効に
防止することができる。
本発明に於いて使用する多孔性銅合金粉末としては、そ
の見掛は密度が2.3g/CIA以下のものが好ましく
、特に1.5〜2.3g/c++1のものが好ましい。
この際見掛は密度が2.3g/cJよりも高くなると摩
擦係数の低下が不充分となる傾向がある。また粉末の粒
径としては通常20〜500μm程度、好ましくは50
〜200μm程度である。銅合金としては、たとえば銅
−スズの合金をはじめ銅−アルミニウム(アルミニウム
青w4)、銅−ベリリウム(ベリリウム青1Pl)、I
i−ケイ素(ケイ素青銅)、銅−スズ−リン(燐青銅)
等の合金が例示出来、その銅の含存割合は使用する合金
の種類や使用する摺動部位等により適宜に決定される。
本発明に於いて使用されるPTFE粉末、並びに固体潤
滑剤は、従来から此の種PTFEl’U動部材に使用さ
れて来たものがいずれも使用され、固体潤滑剤としては
、たとえば2硫化モリブデン、グラファイト等を例示出
来る。
本発明に於けるPTFE粉末、固体潤滑剤並びに多孔性
銅合金の割合は、通常PTFE30〜70重量%、固体
潤滑剤1〜10重景%置部ロンズ25〜70重量%好ま
しくはPTFE40〜60重量%、固体潤滑剤2〜5重
景置部ブロンズ30〜40重量%である。
本発明に於いては、その他従来からこの種分野に使用さ
れて来たそのたの各種添加剤を配合することも出来る。
本発明の摺動部材は、適用場所に応じて任意の形態で適
用してもよいが、シート状のものが使用に便利であり、
必要な摺動面にシート状の本発明摺動部材を適用すれば
良い。この際のシートの厚みとしても特に限定されない
が、通常1〜3 am程度が好ましい。
本発明の摺動部材は従来のPTFE摺動部材と同じ様に
各種の工作機械の摺動面に適用出来る。
〔実施例〕
以下に実施例を示して本発明をより明瞭に説明する。
実施例1 下記第1表に示す所定の成分を常法に従って処理して厚
み1.2鶴のシート状摺動部材を製造した。この部材の
摩擦係数を測定し、第1表に其の結果を示した。但し測
定方法は次の通りである。
〈静摩擦係数〉 第1図に示す測定機を用いて次の条件で測定した。
面圧 ’  P=IKgf/cm” 潤滑油:  FEBIS  K6B油 (エッソスタンダード石油製) 〈動摩擦係数〉 同上機を用い同上の条件で動摩擦係数を測定した。但し
速度はV=1mm/分とした。
但し第1図中(1)はクロスヘッド、(2)はロードセ
ル、(3)はピアノ線、(4)は滑車、(5)はおもり
、(6)は継手材、(7)は摺動部材(試料)、(8)
は受台を示す。
比較例1〜2 第1表に示す所定の成分を所定量使用して上記実施例1
と同様に処理した。
但し下記第1表の各成分は夫々次のものを示す。
*PTFE: rテフロン7T」 (三方・デュポンフ
ロロケミカル社製) *ブロンズ粉末−A:Cu90重量%と5nlO重量%
との合金で、見掛は密度3 .0〜3.8g/cれ枝糸 100メツシュ篩通過99% 以上 *ブロンズ粉末−B:同上、但し見掛は密度が1.8〜
2.3g/cn。
〔発明の効果〕
上記第1表から明らかな通り、多孔性銅合金粉末を使用
することにより摩擦係数が大きく低下する。このためた
とえ低速度摺動面であってもステ第1図は摺動部材の摩
擦係数を測定する際に使用した測定機の概略説明図であ
る。
(1)  ・・・・・クロスヘッド (2)・・・・・ロードセル (3)・・・・・ピアノ線 (4)・・・・・滑車 (5)・・・・・おもり (6)・・・・・継手材 (7)・・・・・摺動部材(試料) (8)・・・・・受台 (以上) 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリテトラフルオロエチレン、固体潤滑剤及び、
    多孔性銅合金粉末からなる組成物にて構成されてなる摺
    動部材。
  2. (2)多孔性銅合金が多孔性青銅である特許請求の範囲
    第1項に記載の摺動部材。
  3. (3)多孔性銅合金の見掛け密度が2.3g/cm^3
    以下である特許請求の範囲第1項に記載の摺動部材。
  4. (4)摺動部材がシート状に形成されたものである特許
    請求の範囲第1項に記載の摺動部材。
JP14505686A 1986-06-20 1986-06-20 摺動部材 Pending JPS63391A (ja)

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JP14505686A JPS63391A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 摺動部材

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JPS63391A true JPS63391A (ja) 1988-01-05

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ID=15376359

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03250095A (ja) * 1990-02-28 1991-11-07 Central Glass Co Ltd フッ素樹脂含侵多孔質材料およびその製造法
JPH05186785A (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 Daido Metal Co Ltd 複合摺動部材
JPH11293076A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Ntn Corp 摺動部材用樹脂組成物および摺動部材
JP2019026664A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 Nok株式会社 ポリテトラフルオロエチレン配合物、シール部材及び摺動部材

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