JPS6338761Y2 - - Google Patents

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JPS6338761Y2
JPS6338761Y2 JP1981139899U JP13989981U JPS6338761Y2 JP S6338761 Y2 JPS6338761 Y2 JP S6338761Y2 JP 1981139899 U JP1981139899 U JP 1981139899U JP 13989981 U JP13989981 U JP 13989981U JP S6338761 Y2 JPS6338761 Y2 JP S6338761Y2
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JP
Japan
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soil
fertilizer
belt
fixed
mixing
Prior art date
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JP1981139899U
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JPS5845644U (ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可搬式であり、苗箱、ペーパーポツ
ト、ビニポツト等の育苗容器に充填する床土を調
整するコンベヤに関するものである。
従来より、水稲、ビート、森木、たばこ等の栽
培に際し、各種育苗容器で育苗し、これを圃場に
運搬して移植することは広く行なわれている。育
苗容器を使用する方法は直播法にくらべて本圃で
の生育期間を短縮でき稚苗時の病虫害を防ぐ等多
くの利点があるが、育苗の準備に多くの手間を要
する欠点がある。通常育苗の準備は大量の土壌を
採取し、風乾し、小石、木片等の挾雑物を篩別す
る工程と、篩別した土壌に肥料、薬剤等を混合
し、床土を調整する工程と、調整した床土を育苗
容器に充填し、播種する工程よりなるものである
が、挾雑物を除去する工程迄は農閑期に行うこと
ができ大して問題とならないが、これに肥料、薬
剤を混合する工程は混合後肥効、薬効が低下する
ので、農繁期の土詰直前に行う必要がある。
従来、床土調整や土詰の工程は多くの労力を必
要とするので、大型の特別に設計した混合機を使
用し、一種の土詰装置と連続して作業するように
なつているが、小規模の農家では人手によつて混
合するのが普通である。
本考案者は、小規模の育苗に便利な小型で充分
な混合効果が得られる床土調整装置を得んと研究
を進めた結果、V字をなし、斜め上方に回動する
コンベヤの搬送路上方に土壌ホツパー、肥料、薬
剤等の散布装置をその順に設け、コンベヤの搬送
端部には土壌肥料混合装置を懸垂してなるコンベ
ヤにおいて、前記肥料・薬剤散布装置の後方にV
形面に対応する撹拌装置を設け、予備混合したも
のを前記土壌肥料混合装置に供給することにより
混合効果を著しく向上させ作業能率を増進するこ
とに成功した。
本考案を図面の例により説明すると、1はコン
ベヤの機枠を示し、機枠1の下側ほゞ中央には脚
2を設け、常時傾斜して支持すると共に運搬可能
とする。前記機枠1の下方端部には1対の側板3
を固定し、該側板3,3間には小型のモーター4
を固定し、装置全体の駆動源とする。尚モーター
4は小型のエンジンに変えてもよいものである。
又機枠1の上端部には取付部材5及び軸受5′を
設け、プリー6の軸6′を支持せしめるが、取付
部材5は機枠1に対し摺動可能で所望の位置に固
定できベルトの伸縮等に対応して固定位置を変更
できる。機枠1の下方で前記側板3,3の間に軸
7を遊嵌し、該軸7にプリー8を固定し、前記機
枠1,1間の上部には下方断面V状をなすベルト
誘導板9を掛け渡すが該ベルト誘導板9は上方は
水平をなすよう構成されている。そして、ベルト
10を前記プリー6,8及びベルト誘導板9を圏
回するように張設するが、途中機枠1にローラ1
2,13,14を設けベルト10の回動を助け
る。前記ベルト10は平ベルトでもよいが段付ベ
ルトであり、段付とすることにより約30度の傾斜
まで支障なく土を揚送することができる。ベルト
10の回動はプリー8を介して行い、このためプ
リー8の軸7には鎖車15を固定し、モーター4
の鎖車16との間にチエン17を張設して回転さ
す。
一方、前記機枠1の上方には、下部に土壌ホツ
パー18を配し、取付金具19を介し、ベルト1
0の面と所定間隔おいて機枠1に固定する。そし
て、前記ホツパー18は底部を解放してベルト1
0の上に望ますと共に、その繰出口にシヤツター
20を上下摺動可能に固定する。このシヤツター
20の下辺は、ベルト誘導板9の湾曲により生ず
るベルト10の湾曲と対応して湾曲するもので、
これより繰出された土はベルト10の湾曲に応じ
たV状となるので全面均一な厚さとなる。次に、
機枠1の中央上部には両側より肥料ホツパー取付
板21を立上らせ、互に平行さすと共に、該取付
板21,21の間には肥料ホツパー22を固定す
る。肥料ホツパー22は図面では1個としたが、
これを複数個併列させ肥料、農薬、土壌改良剤等
を別々に収納し同時に繰出す如くしても良いもの
である。
前記肥料ホツパー22の底部は解放し、底部に
は肥料繰出ドラム23を設けてこれに対向さす。
そして肥料ホツパー22の前側で繰出ドラム23
の上方には流量調節シヤツター24を設け、止め
具25で取付位置調節自在に固定する。従つて、
繰出ドラム23が回転すると調節された量丈肥料
が繰出される。又、繰出ドラム23の軸26を前
記取付板21,21を通して嵌挿し、取付板21
の外側において、前記軸26の端部に鎖車27を
固定し、前記ベルト10の回動と共に回転するロ
ール13の軸28に固定した鎖車29及び前記取
付板21の外側に設けた中間鎖車30との間にそ
れぞれチエン31,32を張設し、繰出ドラム2
3とベルト10を連動さす。これにより前記肥料
の繰出しは、ベルト10の回動と同調して繰出さ
れることになる。
前記取付板21,21の後方には、撹拌装置と
してのレーキ11を掛け渡すが、該レーキ11は
端部がベルト10の面に近接する。このため、土
壌ホツパー18より繰出された土壌は、肥料ホツ
パー22よりの肥料を載置し搬送せられるのでレ
ーキ11により予備混合せられることになる。
次に機枠1の上方に懸垂する土壌肥料混合機と
しては、北海道立中央農業試験場発行の「昭和42
年度試験成績」にペーパーポツト用砕土土入れ機
として記載する籠型回転式砕土機が便利である。
このため機枠1の上部下側には一対の混合機取付
板33を固定し、その先端を前記プリー6の下側
に位置せしめ、これに土壌肥料混合機34を懸垂
する。このため、取付板33,33の先端には懸
垂用の軸35を固定し、混合機34のケース37
の取付部材36を機枠1に固定する。該ケース3
7は上方に投入口、下方に排出口を開口させ、上
方の投入口にはガイド板40を固定し、ベルト1
0からの土壌・肥料が所定の位置に落下するのを
助ける。又前記軸35の両側には環41,41′
を回動自在に嵌挿し、環41には、プリー42を
固定し、前記プリー6の軸6′に固定したプリー
43との間にベルト44を張設する。又、更に環
41,41′は回転円板45,45を固定し、回
転円板45,45の間には1対の締付ボルト46
と多数の混合棒47を固定する。このため、回転
円板45,45は締付ボルト46に固定せられ一
体となり、混合棒47により横型の籠形の混合機
が構成せられ、ベルト10によつて駆動せられる
プリー43とこれに駆動せられるプリー42によ
り固定軸35の外側を回転する。このとき混合棒
47の間隔は10〜50mm、好ましくは20〜40mmでこ
れに使用する棒の材質としては、弾性体のものが
好ましく、例えばポリウレタンゴム状弾性体バラ
ンコラン(商品名)の如きものである。又、断面
円形で通常5〜20mm径のものが使用されるが、落
下した土壌は弾性体の反発作用により解塊される
と同時に混合し、しかも土壌が付着しない利点を
有する。
一方前記固定軸35の回転円板45,45の間
には案内板48を斜め方向に固定し、前記落下口
38と対向さす。このため、ベルト10の端部よ
りガイド板40に導かれ混合棒47に向けて土壌
が落下すると、混合棒47の回転により第1回の
解塊が行なわれる。次いで、案内板48の傾斜面
に衝突し土壌肥料の混合が行なわれ、更に案内板
48の傾斜面に案内されながら下方に位置する混
合棒47に供給せられ混合が行なわれる。
上記の如くして混合撹砕せられた土壌肥料の混
合物は、出口39より落下し、その下方に位置さ
せた台49上のペーパーポツト50内に落下充填
され土詰は完了する。
本考案は上記の如くしてなり、土壌・肥料混合
機に供給するに先立つて、ベルト10の上面で撹
拌装置により予備混合を行うものであるが、前記
撹拌装置はレーキ11に限定されるものでなく、
第5図に示すように回転棒51の周囲に撹拌棒5
2を植設したり、第6図に示すように回転棒51
の周囲に撹拌羽根53を固定し、これをレーキ1
1に代えて取付板21,21間に設置し、中間鎖
車30と連動回転させ土壌と肥料の混合に供して
もよいもので、ベルト10を断面V型にさせた効
果により土、肥料がこぼれることなく混合できる
ものである。
本考案の装置は特に小規模育苗の床土調整に使
用し極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の側面図、第2図は第1
図A−A断面図、第3図は混合装置の詳細側面
図、第4図は第3図の正面図で1部断面で示して
ある。第5図、第6図は他の例を示す撹拌装置正
面図である。 1……機枠、6,8……プリー、9……ベルト
誘導板、10……ベルト、11……レーキ、18
……土壌ホツパー、22……肥料ホツパー、34
……土壌肥料混合機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 斜め上方に回動するV状の搬送路と、該搬送路
    上部に設けた土壌ホツパー及び肥料供給機と前記
    搬送路の搬送端部下方に懸垂した土壌肥料混合機
    を具備するコンベヤにおいて、前記肥料供給機の
    後方には前記V状の搬送路に対応した撹拌装置を
    設けたことを特徴とする可搬式床土調整コンベ
    ヤ。
JP13989981U 1981-09-22 1981-09-22 可搬式床土調整コンベヤ Granted JPS5845644U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13989981U JPS5845644U (ja) 1981-09-22 1981-09-22 可搬式床土調整コンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13989981U JPS5845644U (ja) 1981-09-22 1981-09-22 可搬式床土調整コンベヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5845644U JPS5845644U (ja) 1983-03-28
JPS6338761Y2 true JPS6338761Y2 (ja) 1988-10-12

Family

ID=29933079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13989981U Granted JPS5845644U (ja) 1981-09-22 1981-09-22 可搬式床土調整コンベヤ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137582A (en) * 1974-09-25 1976-03-29 Sharp Kk Gaassgaals heterosetsugogatataiyodenchi
JPS52100989A (en) * 1976-01-30 1977-08-24 Efu Gibanzu Jieemusu Semiconductor pn junction solar battery and method of producing same

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5137582A (en) * 1974-09-25 1976-03-29 Sharp Kk Gaassgaals heterosetsugogatataiyodenchi
JPS52100989A (en) * 1976-01-30 1977-08-24 Efu Gibanzu Jieemusu Semiconductor pn junction solar battery and method of producing same

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5845644U (ja) 1983-03-28

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