JPS6338704B2 - - Google Patents

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JPS6338704B2
JPS6338704B2 JP59040945A JP4094584A JPS6338704B2 JP S6338704 B2 JPS6338704 B2 JP S6338704B2 JP 59040945 A JP59040945 A JP 59040945A JP 4094584 A JP4094584 A JP 4094584A JP S6338704 B2 JPS6338704 B2 JP S6338704B2
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JP59040945A
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JPS6041065A (ja
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Masao Ariga
Hiroyuki Hatsutori
Katsuichi Shimizu
Hirotoshi Kishi
Hiroshi Ogawa
Takahiko Amanuma
Kazumi Umezawa
Seiji Sagara
Kenji Kurita
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS6041065A publication Critical patent/JPS6041065A/ja
Publication of JPS6338704B2 publication Critical patent/JPS6338704B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、像形成装置に関するものである。 通常、像形成に関わる表示及びプロセス動作を
行なう複数の作動部材は、像形成を達成するため
に制御部からの制御信号を個々に入力し、これに
基づいて動作する。従つて像形成の機能が拡大さ
れるにつれて、表示及び作動部材が多数となり、
その動作制御のための制御信号も増加し、装置の
制御部の構成の複雑化が進行する。これは構成の
複雑化によるコストアツプのみならず像形成動作
の信頼度にも影響する。 そこで制御部の構成を簡単にするために1チツ
プマイクロコンピユータを用いると、マイクロコ
ンピユータの出力ポートの数が限られている為
に、出力ポート数より多い表示器及び作動部材を
動作制御することが出来ないという欠点がある。 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、被
記録材上に像形成するための作動手段(第26図
のシートクラツチ、ブランク露光等)及び所定の
表示を行なう為の少なくとも第1の表示手段と第
2の表示手段を含む複数の表示手段(第26図の
給紙ミス表示、転写紙ジヤム表示等)と、像形成
動作に関連した動作条件を入力する入力手段(第
26図のシートスタート、ブツクスタートキー
等)と、像形成シーケンスのプログラムを記憶し
た読出し専用メモリ(第28図のROM)と像形
成の為に必要なデータを記憶した読出し書込みメ
モリ(第28図のRAM)と上記作動手段及び上
記表示手段に所定のタイミングで且つ動作に必要
な制御信号を出力する為の複数の出力端(第26
図のR0〜R12)と上記入力手段からの信号を
入力する為の複数の入力端(第26図のK1,K
2,K4,K8)と上記プログラム及び入力信号
を解読処理して制御信号を形成する為の処理部
(第28図のALU,ACC,YR,ID)とを一体に
して有する半導体素子(第26図のCPU)を有
し、上記半導体素子の1つの出力端(第26図の
R10)から複数の互いに異なる表示手段を各々
独立に制御するべく、上記1つの出力端の上記複
数の表示手段との間の仲介手段(第26図の27
2)を有し、上記処理部は上記第1の表示手段の
表示制御用の第1のパルス制御信号と、第1とは
パルス数の異なる上記第2の表示手段の表示制御
用の第2のパルス制御信号を上記複数の出力端の
内の1つの出力端から上記仲介手段へ出力させ、
上記仲介手段は上記1つの出力端から出力される
上記第1パルス制御信号と第2パルス制御信号の
パルス数をカウントし、そのカウント値に基づい
て別途に接続された上記各表示手段へ独立に表示
制御信号を出力せしめることを特徴とする像形成
装置を提供するものである。 そして、この構成により表示手段及び作動手段
の増加による制御構成の複雑化を防止し、低コス
トで且つ、信頼性の高い像形成制御が可能とな
り、且つ少ない数の出力端で出力端の数以上の負
荷を制御することが可能となる。 以下複写機の概要とともに本発明について図面
にもとづいて詳細に説明する。 第1図において、原稿1は、機箱上面にある原
稿載置面を構成する原稿台ガラス2上に置かれて
いる。そして照明ランプ3、これと一体となつて
移動する第1ミラー4、この第1ミラー4の1/2
の移動速度をもつて同一方向へ移動する第2ミラ
ー5、切換えミラー6、レンズ7、固定ミラー
8、からなる光学系によつてスリツト露光され、
その像はドラム9上へ結像される。 ドラム9の表面は感光面となつており、帯電器
10により帯電させられる。続いて露光部11に
達すると、感光体は原稿像で露光されると同時に
除電器12により除電をうける。 次いで、全面露光ランプ13による全面露光を
受けてドラム表面(感光体)上に静電潜像が形成
され、現像器14にはいる。 現像は現像ローラ15により行なわれる。その
後ポスト帯電器16によつて剰余の現像液は絞ら
れる。 次に転写用帯電器17によつて、ドラム9上の
像は給送部18又は19から送り出されてきた複
写紙20上に転写される。 転写を終えた複写材は分離部21にドラム9か
ら分離され、定着部22に導かれ、定着されたの
ち排出ローラー23によつて、トレイ24に排出
される。一方ドラム表面(感光面)は圧接された
ブレード25によりドラム上の残存トナーをクリ
ーニングされ再び次のサイクルを繰り返すことが
できる。厚手の原稿をコピーする場合は切換ミラ
ー6は二点鎖線で示した状態になつている。切換
ミラー6を実線位置に、移動ミラー4,5を右端
(実線位置)に移動させるとシート原稿自動給送
装置26を利用することができる。この場合露光
部30を通過中の原稿はランプ3で照明され、そ
の像は切換ミラー6、レンズ7、固定ミラー8に
よつてドラム9上に結像される。このランプ3は
厚手原稿用と共通のものである。(後述)シート
原稿自動給送位置26の原稿載置台27中に積載
されたシート原稿28は、分離ローラ29によつ
て最上部の1枚が分離され、一連の送りローラー
31,32,33,34によつて、露光部30を
経て、原稿トレイ35まで、搬送、搬出される。 このシート原稿自動給送装置によりシート原稿
が自動連続送りを行なうことができる。また露光
部搬送系31〜34の搬送速度を分離系29の分
離搬送速度よりもいく分早くしておけば1枚目と
2枚目のシート原稿間に搬送中に間隔郷里をあけ
ることができ原稿の先端又は後端検知が容易にな
る。 第1図にはメインカセツト73、又はサブカセ
ツト74のどちらかを使用する状態が示されてい
る。ボタンの切換によつて上、下、どちらかの給
紙ローラー53が作用するように選択できる。 第2図では手差のカセツト75を使用する状態
を示す。カセツト受け80は本体固定の軸76に
枢着されている。 手差カセツト75はカセツト受け77にスライ
ド可能に取付けられており、その一端はリンク7
8によつて本体に軸支されている軸79に固定さ
れている。軸79はモーターによつて揺動できる
ようになつていて、ボタン切換によつて位置を選
択できる。 又、第2図で示すように転写装置と露光位置の
距離lと対応する複写紙通路に紙検出素子(ラン
プ、受光素子103)においてある。そして、そ
の紙の後端によつて光学系の反転を行う。なお制
御については後述する。 第3〜第7図で光学系の案内、照明部について
説明する。 第1ミラー4はそれを保持する台部材36に固
定されている。この台部材は商品名アキユライド
と称する直線案内のインナーメンバ37に結合さ
れている。この“アキユライド”は第4図に示す
ようにインナーメンバ37、アウタメンバ38、
の各々の溝で形成される2つの直線状空間にリテ
ーナ39で脱落しないように保持された多数のコ
ロ40を配設した構造になつていて、アウタメン
バ38に対しインナーメンバ37が直線案内され
るようになつている。コロ40の配設される空間
はこのコロ40の外形よりもわずかに狭くなつて
いて、コロ40に予圧がかかるようになつてい
る。従つてアウタメンバ38とインナメンバ37
とはガタがなく、案内される。第5図で示すよう
に、アウタメンバ38は第1ミラー4のストロー
クをカバーしていて支持部材41で機械のフレー
ム(図示せず)に取付けられている。インナメン
バ37は第1ミラーの台部材36の取付部と同じ
程度の長さしかないが多数のコロ40を乗りかえ
ながら進む形で他端まで案内される。台部材の手
前端にはコロ42があり、本体に固定されたレー
ル43の上にのつている。第2ミラー5はそれ用
の支持部材44に固定され、それは下向きに固定
されたアキユライドのインナーメンバ37に固定
されている。従来方式の直線案内を第8図で模式
的に示す。この方式は両端で固定した丸棒状のレ
ール45によつてミラー支持台36,44が直線
案内するものである。この方式だとレール45
は両端でしか支持できないので剛性が低い。ミ
ラー支持台の受部が干渉しないようにするため、
特に第1ミラーの支持台の受部のスパン(l)が
短くなつてしまう。丸棒とそれに嵌合して滑
る、滑り軸受とのガタは避けがたい、ということ
によつて、ミラーを高精度に、且つ安定に動かす
ことはできない。本発明によると“アキユライ
ド”はいかなる部分でも本体と結合できる(ガツ
チリと固定できる)“アキユライド”自体寸法
が大きく、断面係数が大きい、アキユライドの
支持部、第1第、第2ミラー支持台の受部がまつ
たく干渉しないので支持台の受部スパンlが十分
に大きくとれる、前述のようにインナ・メンバ
とアウタメンバとの間にはガタがないということ
によつて、非常に高精度に、安定に往復運動させ
ることができる。 第3図に於て実線の位置がホームポジシヨン
で、前述のように第1、第2ミラー4,5が右方
向に運動して原稿を走査し、スプリング45の力
でホームポジシヨンに復帰する。シート原稿自動
給送装置のボタンを押すとクラツチモーターによ
つて右端の一点鎖線の位置まで移動されそこにロ
ツクされる(後述)この時ランプ3はシート原稿
を照明できる位置に移動する。この部分の詳細を
第6図、第7図で説明する。第6図では原稿台ガ
ラス2上の原稿を走査している状態を示す。ミラ
ー支持部材36に固定された支持腕46には支軸
47が固定されており、これを支点として回動で
きるように照明ランプ3、反射笠48、支持フオ
ロア49、が一体に構成されていて、この支持フ
オロア49には、フオロアとして動作するように
コロ50が一端に取付けられている。第6図に於
て厚手原稿をコピー中の第1ミラー4の近傍の詳
細を示す。第7図ではシート原稿自動給送装置を
動作させている場合の照明部の近傍詳細を示す。
第1ミラー4、第2ミラー5が右端に移動すると
その速度差によつて、第1ミラーと第2ミラーは
接近する。第2ミラーの支持部材44にはカム板
51が固設されており、そのカム面にコロ50が
追従することにより、第7図に示すように照明ラ
ンプ3、反射笠48はシート原稿の露光部30の
方向に向けられる。 第9,10,11,12図で給紙部分の詳細を
説明する。給紙ローラ53はその軸54に固定さ
れていて、その軸はアーム55に軸支されてい
る。このアーム55には回動軸56が固設され、
この軸56は本体フレームに軸支されている。従
つて、給紙ローラー53は軸56を中心として揺
動できる。アーム55にはバネ57がかけられて
おり上方に引き上げられている。軸54にはフオ
ロアコロ58があり、カム59のフオロアとして
動作する。カム59は途中で一時停止を行う一回
転クラツチによつて制御されている。次に第1
1,12図でこれを説明する。カムの軸60はフ
レーム61を貫いていて、これに軸支されてい
る。このカム軸への入力はモーターよりベルト6
2を経てプリー63に入る。プリー63の胸部6
1と、軸60に固定されたクラツチドラム64、
クラツチばね65、ストツプリング66から成る
バネクラツチはソレノイド67の制御を受ける。
ソレノイド67が吸引していない場合は第11図
実線の位置にレバー68が位置しており、ストツ
プリングの突起の一つ661とレバー68が係合
しておりこのことによつてクラツチが断となつて
いる。ソレノイド67が吸引すると、レバー68
は一点鎖線で示した68′の位置に来て突起661
との係合が外れてクラツチは接となつて、カム5
9を回転させる。しかし約180゜回転するともう一
つの突起662とレバー68′とが係合して再びク
ラツチは断となる。この時、給紙ローラー53は
このカム59で下に押し下げられていて第9図の
一点鎖線53′の位置にある。 この押し下げられた状態になると、給紙ローラ
ー軸54の一端に固定されたフリクシヨンプーリ
ー69(第10図)と常時駆動されているキヤプ
スタン70(第9,10図)とが接触して給紙ロ
ーラー53は駆動されることになる。 ソレノイド67の吸引が解除されると突起66
とレバとの係合が外れ再度クラツチは接となり、
180゜程回転すると、再度第11図実線に示すよう
な状態に復帰し、クラツチは断となる。クラツチ
バネ65は一端がストツプリング66に他端がク
ラツチドラム64に各々ひつかけられていて、ク
ラツチ動作の繰り返しによつて、ストツプリング
66の突起661,662と、カム59の相対関係
がずれないようになつている。 このようにカムを途中で一時停止させるように
すると、その押し下げている時間はソレノイドの
吸引時間によつて制御でき設計の自由度が増し
て、有用である。この一時停止をさせるカムの制
御方法の従来例を第13図に示す。第13図に於
て、66はストツプリング、661,662はスト
ツプリングをひつかけて停止させるための凹部、
レバーb,cはそれぞれの凹部をひつかけるため
のもので軸dを中心として回動する。ダボa′をも
つたレバーaも軸dを中心としてソレノイド67
によつて回動させられ、2つのレバーb,cを制
御する。動作の詳細な説明は省略するが本発明は
この方式と比較して明らかに簡単であり、従つて
信頼性も高く、コストも低い。従来例だと2つの
ばねのバランス、いくつかの部品の精度(公差)
が重なること、各部品の相互の動きが複雑である
ことによつて信頼性も低く、コストも高い。 カセツト73,74,75からけり出された紙
はけり出し方向、紙の腰、自重、等によつて、第
9図二点鎖線Pに示すように送られるが機械とタ
イミングを正確にとるためのレジスタローラ52
(この時は停止している)につき当てられ、P′の
ようにループを作つた後、レジスタローラー52
が回転を始めて次に送り出す。従来のこの方式の
ままだと、P′のようなループがうまくできなくて
ジヤムすることがあつた。これをよく観察すると
P″で示すようにループが逆に出来てしまい、カ
セツト75とガイド板71との間に紙つまりを生
じる。これは、紙の状態がPからP′に変化する
時、紙とガイド板71との間の空気が急激に拡が
ろうとするがこの部分に空気がうまく補給されな
いと大気圧によつて、紙はPの位置に押しつけら
れたままとなりこのようになることがわかつた。
そこで、第14図に示すようにガイド板71、ガ
イド板72(下段給送部のガイド板)には通気用
の多数の孔711,721が明けられている。なお
孔71,72は上段又は下段のいずれかのガイド
板に設けても良い。この処置によつて、P″で示
すようなトラブルは皆無となつた。第14図では
長孔が、紙のひつかかりを防ぐために末広がりに
設けてあるが、多数の丸孔を設けても同様の効果
がある。 本発明におけるプロセス制御につき説明する。
本発明の特徴は、転写紙の給送開始後の移動位置
から原稿送り等プロセス手段の作動を制御するこ
とにより、転写材のサイズに関係なく高速連続複
写を可能にしたことであり、又ブツクモード、シ
ートモードのプロセスタイミングをプログラムし
たメモリ内容を読出してプロセス制御することに
より、一方のモードでプロセス開始後他のモード
に係る指令がされてもプロセスタイミングは変わ
らない様にしたことであり、又プログラム制御に
おいて負荷制御信号線からの信号を計数し複数の
制御負荷の作動を制御することにより少ない出力
線を有効に使用することであり、又、プログラム
制御において複写枚数指定、複写状態検知による
入力手段はプログラム制御により出力信号線との
結合により入力される様にして少ない入力信号線
を有効に使用し電力消費を少なくすることであ
る。 (操作入力部) 第15図に本発明による複写装置を所望動作さ
せる為の操作盤を示す。 120はカセツト内の紙サイズを示す表示部、
121は選らばれたカセツトを表示するための表
示部、122は手出しカセツトを選ぶスイツチ、
123は上段カセツトを選ぶスイツチ、124は
下段カセツトを選ぶスイツチ、125はコピー設
定枚数及びコピー枚数を表示する表示器、126
はコピー枚数を設定するためのテンキー、127
は設定枚数を停止するのに用いるクリアーキー、
128Wはウエイト、128Pは紙無し、128Lは液な
し、128Jは紙づまり等を表示する表示部、129
はコピーの一時停止用のストツプボタン、130
はブツクコピーのスタートボタン、131はシー
ト原稿の自動送りのスタートボタンである。 (プロセスシーケンス) 第16図〜第18図は本発明による複写装置の
電源投入から複写終了までのシーケンスフロー図
である。第19,20図は各プロセス手段の作動
タイミングを示すタイムチヤート図である。 電源投入、コピー指令(後述キーエントリサイ
クル)を経て以下のプロセスを実行する為のタイ
ミング信号を形成する基本は、プロセススピード
(ドラム回転速度は100mm/sec)1mm毎1パルス
のクロツク信号である。 (カセツトチエツク) 基本体なプロセスの進行は前記した通りである
が、このプロセスに基づき実際の装置の動きを第
26〜29図を参照して説明する。 メインスイツチがオンされると、定着ヒーター
に通電され、設定値に温度が到達するまでのウエ
イト時間の間コピー始動しない、 ウエイト解除後、紙(転写紙)及びトナーがあ
れば、コピー可能の状態となる。 カセツトは3段構成になつており上段と下段の
カセツトに使用ひん度の高い規定サイズを入れて
おけば、手でカセツトの入換えをすることなく2
種類のコピーが可能である。さらに規定外のサイ
ズの転写紙も可能せしめるために、手差しカセツ
ト機構を設けている。 この3段のカセツトは押ボタンスイツチ12
2,123,124により選択することができ
る。 上段カセツトと手差しカセトは同一の給紙装置
により行われるため使用されない一方のカセツト
は給紙のさまたげにならない様に位置することに
なる。この状態はカセツト移動機構に連動したマ
イクロスイツチ100により検出される。さらに
この機構はモーター108により動作し、上記マ
イクロスイツチの状態によりモータが制御され
る。 尚、第2図中150,151は各カセツト内紙
検出用ランプと受光素子である。 (ブツクモード) ブツクモードのコピーにおけるプロセスシーケ
ンスを第16図のフロー、第21図のタイムチヤ
ートに従つて説明する。コピーボタン130を押
すとコピーを開始する。 まず、ドラム駆動用モータ112がオンし、感
光ドラムが回転を始めると同時に前帯電と前記露
光が開始し予め感光体電位ムラを少なくする。前
述クロツクが300計数されると、1次帯電器1
0、AC除電器12、前面露光ランプ13、液絞
り帯電器16、転写帯電器17、ブランク露光ラ
ンプ102がオンされる。クロツクが120計数
されると、光学系前進クラツチ109がオンさ
れ、光学系が前進する。さらにレジストクラツチ
110がオンされレジスト用ローラ52が回転す
る。更にクロツクが6パルス計数されると給紙プ
ランジヤ113がオンされ常時回転している給紙
ローラ53が降りてカセツト73〜75から転写
紙を送り出される。また原稿露光用ランプ3が点
灯し原稿面を手らしながら光学系4,5とともに
移動し始める。また点灯していたブランク露光1
02はオフされる。 転写紙20が送られると、検知器103により
正常に送られたか検出される。給紙後クロツク6
0パルス計数後に紙の検出を行い、もし紙が到達
してなければ、給紙ミスを表示する。 この場合は、ヒータの制御及び搬送駆動用11
1モータはそのまま作動するがその他の駆動系は
全てオフになる。上段74及び下段73のカセツ
トを用いた場合は給紙ミスした紙を取り除いた
後、再びスタートボタンを押すとコピー状態とな
る。カセツトが手差しカセツト75の場合には、
紙の残量検知をしていないため、給紙ミス表示は
転写紙がないときに動作する。それによつてカセ
ツト移動用モータが動作してカセツトを外部に引
き出す。定位置に来るとマイクロスイツチ100
が動作して信号を出し、カセツトモータ108を
止める。転写紙を入れて再びスタートボタンを押
すとカセツトモータが作動してカセツトは機械の
中へ入つて行き、定位置に来ると再びマイクロス
イツチ100が動作して信号を出し、カセツトモ
ータを止め、そしコピー状態に入る。 転写紙が前記クロツク60パルスを計数するまで
に到達すれば、到達した時から新たにクロツク5
0パルスを数えると、レジスト・クラツチ110
をオフにしてレジストローラ52の回転を止め転
写紙の先端をローラにつき当てて、一時的に停止
させる。この後に、光学系が所定の位置を通過す
るときにスイツチ116により発せられるレジス
ト信号RSにより、レジスト・クラツチがオンし
レジストローラが回転をはじめ転写紙はレジスト
ローラを通過して、ドラムの方に送られる。この
レジスト信号のタイミングはドラム上の画像の先
端と転写紙の先端が一致する様に発せられる。 レジスト信号ガ来ると、給紙プランジヤ113
もオフされ、給紙ローラは給紙動作をやめる。 転写紙が検知部を通過すると、原稿露光用ラン
プ3はオフになり、光学系前進クラツチ109も
オフされると、光学系はフリーになり、スプリン
グの力により光学系のホームポジシヨンに引きも
どされる。この光学系の後進時にブランク露光ラ
ンプ102が点灯する。またこのとき設定枚数か
ら−1する。もし、ジヤムリセツト後であれば最
初のコピーはジヤムした1枚分の損失を補うため
に−1はされない。この結果残りのコピー枚数を
チエツクして0であれば、終了モードへ進行す
る。0でなければ、コピーはさらに進行する。さ
らにこの時、コピーストツプ(ストツプボタンが
押されたとき、トナーあるいは転写紙がなくなつ
たとき)信号が出ているとやはり、終了モードへ
進行する。 ストツプ信号が出ていなければ、光学系が後進
時に出される、レジスト信号発生器より発せられ
る信号をうけとると、ウロツクパルスを124計数
する。この計数時間は光学系が、レジスト信号発
生器より信号が発せられてからホームポジシヨン
にもどる時間よりやや長くしたものである。124
パルスによつて光学系は、ホームポジシヨンから
すぐ前進できる体勢にあるのですぐ次のコピーサ
イクルを開始できる。 (シートモード) 次に第22,23図のタイムチヤート、第17
図のフローチヤートによりシートモードのシーケ
ンス制御につき説明する。 光学系はブツクモードの場合と兼用するので光
学系ブツクモードの位置にあればシートスタート
ボタンを押すことによりシートモードの所定の位
置まで光学系を移動させる。光学系移動用モータ
により移動してきた、この光学系はマイクロスイ
ツチ104を押すと停止すると同時に、露光用ラ
ンプ3の向きが第1図の如く変更されてシートコ
ピーの準備ができる。 この後はブツクモードと同じようにカセツトを
選択し、ドラムモード、前露光、前帯電、1時帯
電、AC除電、転写帯電、全面露光、ブランク露
光がオンされてクロツク120を計数した後シート
モードの動作に入る。 120パルス計数後、シートクラツチがオンされ
セツトされた原稿は給送ローラ29によりトレー
27から1枚づつ送られる。第1の原稿検出器1
06にて原稿の先端が検出された後、クロツク
100パルス計数すると給紙プランジヤ113がオ
ンされ転写紙がカセツトから送り出され原稿露光
ランプ3が点灯される。一方ブランク露光ランプ
102はオフされる。それによつてシートを送り
つつ露光して潜像形成のプロセスを実行する。そ
れから50パルスを給紙開始後カウントして転写紙
がそれ迄に検出部103にきたかを判別して給紙
ミスを検出する。そして転写紙が正常に到達して
いれば、さらにクロツクパルスを60数える迄に第
2の検出部107に原稿の先端が来たか否かを判
別する。もし原稿が到達していなければ、途中で
つまつていると判断してコピー動作を中止、原稿
ジヤムの表示を行う。 ジヤムした原稿を取り出した後、再びシートス
タートボタンを押すと、レジストクラツチがオン
して、再びシートモードのコピーサイクルに入
る。 60クロツク内に第2の検出器107により原稿
が検出されれば、その時点より、クロツクを50計
数してレジストクラツチをオフにしてレジストロ
ーラ52の回転を停め転写紙の進行を中断する。
クロツクをさらに50パルス計数した時点にてレジ
ストクラツチをオンし転写紙を進行させて転写紙
の先端とドラム上の現像画像の先端を合わせる。
転写紙がレジストローラにくわえられるので給紙
プランジヤはオフにされる。 第1の検出部106を原稿が通過し終えたとき
原稿枚数を計数するカウンタを+1する。 この後コピー動作を継続するか一時的にストツ
プ(紙なし、トナーなし、ストツプボタンを押さ
れたとき)するかがチエツクされる。もし、スト
ツプであれば、転写紙が転写紙検知部103を通
過し終えた時点で原稿露光ランプをオフブランク
露光をオンして、後回転モードへ移行する。 もしコピー継続であつても原稿が第1の検出器
通過後クロツクパルスを計数して50計数するまで
に次の原稿が第1の検知部106にこなければ、
転写紙が通過し終るのを待つて原稿露光ランプを
オフブランク露光をオンして後回転モードへ移行
する。 上記50計数する間に第1の検知部106に次の
原稿が到達すれば、さらに50カウント(計100ク
ロツク)をした後転写紙の通過を待つ。もし、転
写紙がまだ通過中であれば次の転写紙給紙が行え
ないので次の原稿を送つてはまずい。従つてシー
トクラツチをオフにして原稿を一時停止させる
(第22図のタイムチヤート)。その後転写紙が通
過すれば、それを検知してすぐシートクラツチを
オンして一時停止していた原稿を送り出し、給送
プランジヤ113もオンさせて次の転写紙の給紙
を行う。その後は前記と同様露光、転写、後回転
のシーケンスが続行される。一方、第1検出器通
過後100クロツク以内に転写紙通過終を検出でき
る短いサイズの転写紙の場合、第23図のタイム
チヤートを経過する。即ちこのときシートクラツ
チはオフせず、そのまま次の原稿を給紙して露光
を続行し、100クロツク目の信号で転写紙を給紙
作動する。 以後前述と同様のシーケンス制御を実行する。 このように転写紙の後端を検出して、原稿の露
光開始を制御しているので、結局原稿のサイズ及
び転写紙のサイズに関係なく連続コピーが高速に
行えることが可能となる。尚、検出器106,1
07からの検出信号をS1,S2、検出器103から
のそれをS3とする。 このサイズに応じたシートモードの制御手順を
第24図の回路で実行できる。図中、COPYはコ
ピーボタン、DISCは高圧電源、Mはドラムモー
タ、Brankはブランク露光用ランプ、S・CLは
シートクラツチ、R・CLはレジストクラツチ、
LAMPIは露光用ランプ、PLは給紙プランジヤ、
CUPは所定枚数完了信号、S′1はS1の2回目以后
の信号、COUTはS1の回数計数用カウンタ、
CUT1〜5はクロツクパルスCLを計数するカウ
ンタで数値は所定計数値を示しその数値計数する
とパルスを生じる、CUT5は所定計数値でステ
ツプ信号を生じそのR端子への入力信号によるリ
セツトされる、13はS1,S3の反転信号、G1
〜C8はアンドゲート回路、G9〜G12はオアゲート
回路であり、各作動要素(モータ等)は以上の内
の出力信号(M等)によりオン、オフ保持される
ものである。 回路動作の説明はタイミングチヤートに従うの
で省略する。 (コンピユータ制御) 以上の複写機シーケンス制御をマイクロコンピ
ユータを用いて実行する例を説明する。 第25図はその回路模式をブロツクで示したも
のであり、図中201はコンピユータチツプ素
子、202は201に入力信号を与える為のマト
リクス回路、203は複写機の状態検出する手
段、204はコンピユータからの出力信号ゲート
回路、205は作動要素を駆動する為のドライバ
回路、208はその駆動を補助する発振器、20
6はコンピユータからの信号で表示させる為のデ
コーダ、207は表示器である。 この第25図の詳細な回路を第26図に示す。 201のチツプとしてTI社製TMS1000型マイ
クロコンピユータを用いたもので、4本のデータ
入力K1,K2,K4,K8と出力1として0
1,04、出力2としてR0〜R12の端子を有す
る。出力1は表示器D1,D2に枚数表示する為に
使用する。これらはセグメントデコーダを介して
表示器D1,D2に接続される。出力2は負荷要素
の作動制御及び入力マトリクス回路の走査用とし
て使用する。 ゲート回路は出力2からの信号を組合せて更に
多くの出力信号を得る為に用いる、いわばデコー
ダ機能を有する。尚、給紙ミス表示、ジヤム表示
用3種のランプを作動する出力端子はR101本で
あるが、R10からの表示の為のクロツク信号を計
数するカウンタにより異なるランプを作動制御す
る様構成される。 このゲート回路によりCPUの出力が入力マト
リクス回路、出力インタフエイス回路に与えられ
る。 インターフエイス回路はゲート回路からの信号
をパワーアツプしてソレノイド、ランプ等を駆動
する。AC負荷等は発振器からの出力とのアンド
をとつてトライアツク等のトリガー信号として出
力され、駆動される。 マトリクス回路部においてはマイクロプロセツ
サの出力端子2から及びゲート回路からの出力が
マトリツクス回路の走査入力として使用される。
この走査ラインとマイクロプロセツサの入力線と
が交差するような形でマトリツクスが構成され、
この交差点がスイツチとなるところが入力部に相
当する。 走査ラインx本プロセツサの入力ラインをy本
とすると最大x・y個のスイツチが可能となる。 このスイツチは操作部にあるキーボードスイツ
チ、その他制御信号のマイクロスイツチ、あるい
は種々の検知回路からの信号発生用(紙の有無、
マスタクロツク検知等)スイツチ等によりなつて
いる。それはレベル1の走査ライン出力により
CPUに入力される。 回路動作を簡単に説明する。 まず操作部からのキー入力はCPUの出力端子
R0〜2,R9からの走査信号とゲート265からの
R4の否定信号(マシンの作動開始前信号)によ
りCPUにとり込まれる。カセツト関係の入力信
号は出力R3によりとり込まれる。とり込まれた
数値(2桁)はR11,R12の交互に出される一方
の出力とθ14の同時に出される4ビツトの出力
とで所要ケタのセグメントが選択され、D1,D2
を交互に266,267のスイツチ素子により表
示する。キーエントリ等の準備段階終了後メイン
モータ、前露光等がR4により駆動される。この
R4信号によりマトリツクスの入力スイツチ(レ
ジスト信号RS、発生、クロツクパルスCP発生紙
排出検出CPOS)を指定する。従つてメインモー
タによりドラムが回転するとシーケンスタイミン
グの為の各信号を入力可能にする。又紙給紙成功
検出CPIS停止検出STOPは原稿露光ランプ駆動
信号R6、ブランクランプ駆動信号R7を利用して
CPUに入力される。ドラムが回転する条件で帯
電器、AC除電器、全面露光ランプ、給紙PL、レ
ジストCLがR0〜2の出力で駆動する。しかしR4
号により前記入力指令は阻止される。シート原稿
第1検出器OS1のCPUへの読込みは給紙PL動作
出力R1のゲート268による否定出力とR8のシ
ートクラツチ動作信号とのアンドで行なわれる。
第2検出器OS2の入力はR1の出力とレジストク
ラツチの出力R2と転写紙給紙成功信号CPISとの
ゲート270によるアンドで行われる。以上の様
にしてCPUの少ない入力端子を有効に利用でき
る。 又出力R9とR5とのゲート271によるアンド
条件で光学系移動モータを作動する(シートモー
ドにおける後述の光学系位置決めチエツクに詳し
い。) キーエントリ場合のR0〜R2,R9はクロツクで
順次出力されるに対し、制御負荷を作動するとき
はその負荷がオフするに要する長さの出力であ
る。CPIS検出できず給紙ミスのとき、R10からの
1パルス信号によりミス表示し、転写紙がジヤム
発生し排出できないとき(CPOS検出できず)同
じR10からの2パルスにより紙ジヤム表示し、シ
ート原稿がジヤムして第2検出器OS2が作動し
ないときR10からの3パルスにより原稿ジヤム表
示する。その為にカウンタ272が設けられ、そ
の表示出力はドラム回転停止信号4とジヤム処
理の為に電源オフした後の時間信号とでリセツト
される。 尚ジヤム検出動作の表示ランプの点灯について
説明すると、転写機の給紙ミスの場合、CPUは
第31−3図のQ〜WにおいてR10をセツト、
リセツトしてR10より1パルス信号を出力す
る。又転写紙ジヤムの場合、CPUは第31−4
図のイ〜MにおいてR10のセツト、リセツトを
繰り返してR10より2パルス信号を出力する。
又シート原稿ジヤムの場合、CPUは第31−6
図のP〜NにおいてR10のセツト、リセツトを
繰り返してR10より3パルス信号を出力する。
一方カウンタ272は、CPUのR10より出力
されるパルス信号をカウントし、そのカウント値
に基づいて給紙ミス、転写紙ジヤム、シート原稿
ジヤムの表示を点灯する。 コンピユータチツプ素子を第28図により説明
すると、図中、ROMは複写装置のシーケンスを
実行する為のマスタプログラムが予め順序立てら
れて、各番地に組み込まれ、ここの中の特定の番
地を設定する毎にその内容を取り出すことのでき
る読出し専用メモリでそれ自体は周知のマトリク
ス回路に予めコードで設定される0番地から必要
最終番地迄順に2進コードでプログラム(キーエ
ントリプログラム、機器の作動プログラム、マシ
ン終了プログラム等)を記憶する。 RAMは複写枚数やプロセス制御中一時制御信
号を記憶する読出し書込み用メモリで2進化コー
ドの1組を格納する公知のメモリで複数個のフリ
ツプ・フロツプを1組としてこれを複数組で構成
し、番地指定信号により任意の組が選択され、そ
の中の複数個のフリツプ・フロツプへデータを書
込んだり読出したりする。 KIは外部信号を受入れる入力部である。IDは
ROMから出力されたコード信号を解読し各ステ
ツプを実行する為のさらに細かい制御信号αに分
けるための命令解読器である。 ALUはデータを処理する演算回路である。
Accは演算結果を貯えるアキユムレータである。
YRはデータを貯えるレジスタである。ROはラ
ツチ機能を有するレジスタでありその内容は出力
されて制御出力として使用される。このCPU及
び周辺回路により第16図のキーエントリ等の待
期フロー、ブツクモード、シートモードにおける
プロセスシーケンスフロ、及び終了モードフロー
を実行する手順は第31図の命令コードによる詳
細なフローチヤート及びそれをコード化した第1
表第2表のプログラムコードリストに詳述され
る。 CPU内のROMに上記リストがセテツプ順に2
進コードで記憶されており、このコードを極めて
速い速度(フローの1ステツプが10μsec等)で時
系例に読出して上記待期フロー、シーケンスフロ
ー、終了フロー、を実行する。 上記詳細なフローチヤートの一部を参照しこの
CPUの動作を、シートモードのシーケンス実行
開始直前における走査開始準備としての光学系移
動制御を例にして説明する。 シートモード時には前述の如く光学系はシート
専用の位置になければいけない。もし正しい位置
にない場合は光学系移動モータを回転させ前進ク
ラツチを作動して光学系を移動させる。停止位置
に来ると位置検出用スイツチ104が押される。
このスイツチが押されたことを検出したら直ちに
光学系移動用モータと前進クラツチを切り光学系
はシート専用の位置にて停止する。 これを第30図a,bのプログラムステツプに
基づき説明する。 CPU駆動の為のクロツク信号により各ステツ
プ毎に制御信号(コード)がROMから出力され
る。その出力は、IDにより解読されて順にプロ
グラム実行が行われる。まず初めにステツプ1に
対応するROM番地から制御コードが出力される
とこれをIDが解読しALU、YRへの制御信号α1
で数値9がALUを通してレジスタYRにセツトさ
れる。ステツプ2でこのレジスタYRで指示され
る、出力用レジスタR0の内R9をセツトする。
ステツプ3においては入力部KIの入力データを
ALUを通してアキユムレータAccに格納する。
このときレジスタR9の出力がステツプ1によつ
て出されているため光学系停止位置検出用スイツ
チOHP2の入力位置が指定されOHP2が作動し
ているか否かが入力される(第26図マトリクス
回路参照)。従つて入力部KIのK4の入力信号0
か1かが入力されこのときのデータは2ビツト目
にK4が対応するコードとしてAccに記憶され
る。次にステツプ4では数値0をALUを通して
レジスタYRにセツトする。 ステツプ5にては、レジスタYRにより指示さ
れるRAMのメモリm(00)番地にステツプ3に
おいて格納したアキユムレータAccのデータが転
送され記憶される。ステツプ6ではこのメモリM
(00)番地内のデータのうち2ビツト目のデータ
が1かどうかを判別する。もし、1(yes)であれ
ば、光学系シート位置検知したので次のステツプ
7を実行する。しかし0(NO)であれば、検知
してないのでステツプ7をスキツプして光学系移
動の為のステツプ8を実行する。ステツプ8では
レジスタYRに5がセツトされる。ステツプ9で
はこのレジスタYRで指示されるレジスタROの
R5をセツトし、この出力がドライバを通して前
進クラツチをオンさせる。そのため先のR9の出
力と合まつて光学系がシートポジシヨンの方へ移
動しはじめる。(第26図参照)ステツプ10はジ
ヤンプ命令でラベル名LB1つまりステツプ1へ
もどる命令であり位置検出スイツチOHP2が押
されるまで何回もこのループ動作がくり返され
る。光学系がシートポジシヨンまで達してOHP
2を押すと入力データの2ビツト目が1になりス
テツプ6後のステツプ7を実行する。ステツプ7
はラベル名LB2へジヤンプする命令であるため
LB2で指定されるステツプ11を次に実行する。ス
テツプ11ではレジスタYRに9がセツトされ次の
ステツプ12では、レジスタYRで指示されるレジ
スタROのR9をリセツトする。同様にして、ス
テツプ14、15でレジスタROのR5がリセセツト
される。こうしてR9とR5の出力がリセツトさ
れて光学系移動用モータと前進クラツチがオフさ
れ、光学系はシートポジシヨンで停止する。 第29図はRAMのレジスタ番地を略示したも
のである。 前述第30図のステツプ5において記憶される
場所が(0、0)番地に相当する。又第31図の
他のフローステツプにて判別手段として使用され
るフラグ命令により1を記憶するレジスタが、そ
の図中に記憶される。又後述する待期ルーチンフ
ローのキーエントリサイクルに於る入力枚数、シ
ーケンスフローサイクルに於るコピー枚数計数値
を記憶するレジスタ・ジヤム判別の為の計数クロ
ツクパルス数、制御負荷作動タイミングの為の計
数クロツクパルス数等を予め記憶させておく為の
レジスタが図示される。 第29図、第31図におけるフラグの種類は以
下を意味する。 display flag:表示器DIを表示するときにセツト stop fiag:一時停止、紙無し、等のときセツト entry flag 1:キーエントリー後セツト entry flag 2:“1”をエントリー後セツト jam flag 1:転写紙がジヤムするとセツト jam flag 2:ジヤム件用のパルスカウント数が
設定数に達するとセツト clear flag:クリアーキーが押されるとセツト シートモードflag:シートモード時にセツト 補助カセツトflag:補助カセツトが選択パルス flag 1:パルスカウント数が設定数に達しない
ならばセツト パルスflag 2:ジヤム件用のパルス数を設定す
るとセツト (キーエントリサイクル) 第20図にRAMとキーとの作動関係が示され
る。 電源投入後まずマイクロプロセツサのすべての
出力がクリアーされさらにRAMの内容がクリア
されたのちRAM(0、1)番地(以下1番地と
称す)に1がセツトされキーエントリサイクルへ
進行する。 キーエントリは所望のコピー枚数の設定のため
の0〜9までの数値キー126、設定枚数訂正用
クリアキー127、複写コピー開始のキー130
(ブツクモード)、131(シートモード)、停止
指令を出すストツプキー129によつて行う。 (第15図) コピー枚数は2桁(99枚)迄設定でき、1桁目
をRAM1番地、2桁目をRAM2番地に格納する。
キーが押されないと前記電源投入後にセツトされ
たRAM1番地により“01”が表示され数値キー
を押さなくても常に1枚コピーできる状態にあ
る。2枚以上のコピーが取りたい場合に数値キー
を押す。キーが押されると数値キーかその他のキ
ーかを判別し、数値キーであれば、押された数値
をRAM1番地へ格納し表示を行い、次のキーを
待つ。 もし、数値キー以外のキーの場合、クリアキー
であればRAM1,RAM2番地のデータをクリア
ーしたのち、RAM1番地に1をセツトし再びキ
ーが押されるのを待つ、コピースタートのキーで
あればストツプ信号が出ているかどうか判断し
て、ストツプ信号が出ていれば、再びキーの押さ
れるのを待つ。ストツプ信号が出てなければ、複
写シークエンスへ進む。「ストツプ信号はコピー
紙や現像剤がないとき、あるいは定着ヒーターの
温度が所定の値に達していないときに出される。」 もし、数値キーであれば、RAM1番地のデー
タをRAM2番地へ移し、新しいデータをRAM1
番地に入れる。 次に数値キー以外のキーが押されれば前述と同
じ動作を行う。 複写シークエンスヘプログラムが進行し、キー
入力プログラムをぬけるとキーが押されたとして
もキー入力はなされず、従つて誤動作は生じな
い。以上のキー入力におけるCPUの詳細の動作
は前述光学系モータにおける同様詳細なフローチ
ヤート第31図に明らかである。 (ジヤム検出) 転写紙がレジストローラ101により送り出さ
れた時点から排出口に出るまで定められた時間内
に到達したかどうかをドラム回転に応じたクロツ
クパルスCPの数を一定数数えた後排出口に紙が
到達しているかによつてチエツクする。紙マイク
ロスイツチ117により到検出される。前述
CPOS信号に当る。転写紙がレジストローラ10
1により送り出されるタイミングからクロツクカ
ウントを始める。CPUの動作は非常に速いため、
クロツクから次のクロツクの間に数多くの制御を
行いえる。よつて種々の入力信号を待つ間及び制
御タイミングの為のクロツクをカウントするとこ
ろで、同時にジヤム検出用のクロツクを計数する
様なプログラムをメインフローの中に入れること
により、数多くの作動要素の制御を損うことなく
ジヤム検出タイマ用のクロツクカウントをするこ
とができる。(タイナミツク計数表示が可能) ジヤム検出チエツクが行われた時に紙が検出器
117に到達していなければ、まず全ての駆動系
(とくに危険度の高い高圧電源、ヒータ等)がオ
フにされ、コピー動作を中止し、次にジヤム検出
作動の表示ランプを点灯させる。紙搬送ベルトは
駆動させて排出可能状態にする。機械内部につま
つた紙を取り出すときに光学系がじやまをする場
合がある。そのためジヤム検出時光学系移動用モ
ータ114をオンさせて、シートモードの位置ま
で移動させる。所定の位置まで来ると光学系がマ
イクロスイツチ104を押して信号が発せられ、
光学系移動用モータはオフになる。このとき光学
系はメカ的にロツクされてもどらない。 ジヤムした紙を取り出す為にカバーを開け再び
カバーを閉じるとマイクロスイツチ105が作動
する。このときに発せられるマイクロスイツチか
らの信号によりジヤム検出のリセツトが行われ
る。 再びスタートボタンを押すと光学系ロツク解除
のプランジヤ115が作動し、ロツクが解除され
てバネ力によりブツクモードの光学系ホーム位値
にもどされる。 尚前述のクロツクパルスはプロセススピード1
mm当り1パルスに相当する間隔でパルスが発生さ
れるような内部発振器を内蔵している。 また、ドラムの回転速度で回転する回転板に開
けられた穴を光学的に検出して発生できる。従来
のデイスクリートの制御回路においては、コピー
動作中にキー入力禁止回路を設ける必要があつた
が、本発明はマイクロプログラミングによりシー
クエンシヤルに制御が行われるため、キー読み込
みのステツプ後一つたんコピーステツプに入る
と、キーが押されても受け付けないので例えばブ
ツクモードのコピー動作中にシート・モードのコ
ピースタートキー等が押されてんも誤動作するこ
とがない。 尚第31図、第1表に使用の語句に関しては
TI社TMS1000シリーズ「Programmer´s
Reference Mannal」を参照のこと。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用できる複写機の一実施例
を示した断面図、第2図はその手差カセツトを使
用する場合の給紙部を示す断面図、第3図は本発
明の光学系と照明部を示す断面図、第4図は直線
案内装置のアキユライドを示す斜視図、第5図は
光学系の駆動案内部を示す斜視図、第6図・第7
図は照明部を示す断面図、第8図は従来の直線案
内装置を模式的に示した図、第9図は給紙部を示
す断面図、第10図はその斜視図、第11図は給
紙装置を制御するクラツチ機構を示す斜視図、第
12図はその断面図、第13図は従来の給紙制御
クラツチを示す断面図、第14図はループ形成用
ガイド板を示す斜視図、第15図は複写操作部の
正面図、第16図、第17図、第18図及び第1
9図はシーケンスタイミングのフローチヤート、
第20図はキーエントリのフローチヤート、第2
1図はブツクモードにおけるタイムチヤート、第
22図、第23図はシートモードにおけるタイロ
チヤート、第24図は第22図、第23図のタイ
ムチヤートを達成する回路、第25図はコンピユ
ータを用いた本発明における制御ブロツク図、第
26図a,bは第25図の回路図、名称図、第2
7図は第26図のマトリクス回路の具体図、第2
8図は第26図のCPUの内部回路図、第29図
は第28図のRAMのレジスタ番地、第30図は
CPUによる制御フローチヤートの一部、第31
−1図〜第31−7図はCPUによる制御フロー
チヤート、第1図中3は照明ランプ、4は第1ミ
ラー、5は第2ミラー、36,41,44は支持
部材、37はインナメンバー、38はアウタメン
バー、39はリテーナ、40,42,50はコ
ロ、43はレール、48は反射笠、49は支持フ
ロア、51はカム板、52はレジスターローラ
ー、53は給紙ローラ、59はカム、60はカム
軸、62はベルト、63はプーリー、64はクラ
ツチドラム、65はクラツチバネ、66はストツ
プリング、661,662は突起、71,72はガ
イド板、711,722は長穴、及び第25図中、
203は複写状態検出、複写枚数指令及び複写モ
ード指令、複写開始等の入力手段、202は入力
マトリクス回路、201はCPU、207は表示
器、205は出力ドライバである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被記録材上に像形成するための作動手段及び
    所定の表示を行なう為の少なくとも第1の表示手
    段と第2の表示手段を含む複数の表示手段と、 像形成動作に関連した動作条件を入力する入力
    手段と、 像形成シーケンスのプログラムを記憶した読出
    し専用メモリと像形成の為に必要なデータを記憶
    した読出し書込みメモリと上記作動手段及び上記
    表示手段に所定のタイミングで且つ動作に必要な
    制御信号を出力する為の複数の出力端と上記入力
    手段からの信号を入力する為の複数の入力端と上
    記プログラム及び入力信号を解読処理して制御信
    号を形成する為の処理部とを一体にして有する半
    導体素子を有し、 上記半導体素子の1つの出力端から複数の互い
    に異なる表示手段を各々独立に制御するべく、上
    記1つの出力端の上記複数の表示手段との間の仲
    介手段を有し、 上記処理部は上記第1の表示手段の表示制御用
    の第1のパルス制御信号と、第1とはパルス数の
    異なる上記第2の表示手段の表示制御用の第2の
    パルス制御信号を上記複数の出力端の内の1つの
    出力端から上記仲介手段へ出力させ、上記仲介手
    段は上記1つの出力端から出力される上記第1パ
    ルス制御信号と第2パルス制御信号のパルス数を
    カウントし、そのカウント値に基づいて別途に接
    続された上記各表示手段へ独立に表示制御信号を
    出力せしめることを特徴とする像形成装置。
JP59040945A 1984-03-02 1984-03-02 像形成装置 Granted JPS6041065A (ja)

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JPH0856489A (ja) * 1994-08-26 1996-03-05 Green Maintenance:Kk 土壌改良方法とその装置

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JPS5142542A (ja) * 1974-08-12 1976-04-10 Xerox Corp

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