JPS6338150A - Nmr用サンプルコイル - Google Patents

Nmr用サンプルコイル

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JPS6338150A
JPS6338150A JP61183144A JP18314486A JPS6338150A JP S6338150 A JPS6338150 A JP S6338150A JP 61183144 A JP61183144 A JP 61183144A JP 18314486 A JP18314486 A JP 18314486A JP S6338150 A JPS6338150 A JP S6338150A
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JP
Japan
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coil
magnetic field
nmr
sample
coil conductor
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JP61183144A
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Hiroshi Ikeda
博 池田
Atsushi Kida
木田 淳
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、NMR(核磁気共鳴)装置の検出空間におけ
る磁場分布の均一化を図ったNMR用サンプルコイルに
関する。
〔従来の技術〕
第3図はNMR用コイルの回路構成を示す図、第4図は
代表的な形状のNMR用サンプルコイルによる測定の例
を説明するための図、第5図はコイル近傍の磁場分布を
説明するための図である。
図中、11.11′、12と17はコイル、13は観測
用端子、14は照射用端子、15はロック用端子、16
はサンプルを示す。
核スピン系を外部静磁場H6の中におくと、核磁化M0
は、静磁場H0の周りに ω。=γH0・・・・・・ (1) のラーモア周波数で歳差運動する。ここで、γは磁気角
運動量比と呼ばれ、それぞれの磁性核番こ固有な定数で
ある。NMR(核磁気共鳴)では、このラーモア周波数
と同じ周波数で静磁場H0に垂直な面内で回転する高周
波磁場(ラジオ波)を加えると、共鳴が起こって高周波
磁場からエネルギーが吸収される。そこで、NMR装置
では、一定の静磁場内にサンプルをおき、RF発振器か
らNMR用コイルに共鳴周波数を与えて高周波磁場を発
生させ、共鳴によって吸収されるエネルギーを検出する
。そのため、NMR装置には、第3図に示すようにNM
R用コイルとして2つのコイル11及びコイル12を備
えている。そして、それぞれコイル11が観測用として
観測用端子13に接続され、コイル12が照射用及びロ
ック用として照射用端子14及びロック用端子15に接
続される。
各NMR用コイルは、第4図(alに示すように円筒状
の空間を形成するように円弧形のアーク線分と円筒空間
の軸と平行な軸方向線分からなるコイル11’が配置さ
れる。サンプル16は、コノコイル11’の中に、円筒
状の軸方向に装填され回転している。従って、回転して
いるサンプル16からサンプルコイル11′を見た場合
における平均磁化は、サンプルコイルのもつ磁化として
見ることができる。このコイルは、一般に導体であり且
つ成る磁化率をもっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
先に述べたようにサンプルは、静磁場内におかれるが、
サンプルコイルがあるため第5図の磁場強度等高線分布
のモデルに示すようにサンプルコイルの磁化率に応じた
不均一な磁場分布となってしまう、すなわち、(イ)の
アーク線分では、周全体で見ると、 (d/2)”w x ’l  (r +d/2) tc
 X 2 xθ7360がコイル導体の体積となるのに
対して、(ロ)の軸方向線分では、周全体で見ると、 (d/2)”π×4 が単位長さ当たりコイル導体の体積となる。なお、dは
コイル部材の直径、rは中心軸からのコイル半径、θは
アーク線分の角度である。従って、上記のアーク線分と
軸方向線分との差が磁化率の差となり所謂シム補正が必
要となってくる。
しかしながら、従来のNMR用サンプルコイルでは、第
5図の磁場強度等高線分布のモデルに示すように高次の
歪があるため、シム補正を行っても、完全にサンプル内
の磁場を均一化することは難しい、従って、上記の(1
)式における静磁場I(。が均一できないことになり、
分解能が上がらないという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、検出
空間における磁場の均一化を容易にしたNMR用サンプ
ルコイルを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明のNMR用サンプルコイルは、サンプ
ルが装填される円筒状の検出空間の外周に配置されるN
MR用サンプルコイルにおいて、検出空間の外周におけ
るコイル導体による磁場の不均一を補償するように所定
の磁化率を有する補償材をコイル導体と同じ外周面に配
置したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明のNMR用サンプルコイルでは、検出空間の外周
部において補償材を使ってコイル導体による体積磁化率
のアンバランスをなくすので、シム補正が容易になり、
磁場分布の均一化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係るNMR用サンプルコイルの1実施
例を示す図、第2図は本発明に係るNMR用サンプルコ
イルを使った場合における磁場分布及び他の実施例を示
す図である。図中、■、4と5は補償材、2はアーク線
分、3は軸方向線分を示す。
本発明に係るNMR用サンプルコイルは、第1図に示す
ようにアーク線分2及び軸方向線分3で囲まれる窓部に
補償材1を配置し、アーク線分2を含む外周の平均磁化
の量と軸方向線分3を含む外周の平均磁化の量が同じに
なるようにしたものである。
補償材1としては、コイル導体と同程度の磁化率を有す
るもので絶縁体を用いる8例えばコイル導体に消Cuを
使った場合、この洞Cuの体積磁化率X cuは、−0
,7XIO−’cgsemuであり、はぼこの銅と同程
度の磁化率を有する補虞材1として、糸やテフロン、ガ
ラス、セラミック等の絶縁体を用いることができ、これ
らを接着剤や蒸着膜により固定する。また、補償材1は
、平均磁化体積分布の不均衡を埋めるように形状と厚さ
を決定する。
NMR用サンプルコイルを第2図に示す形状及び寸法と
し、コイル部材の厚さをdとした場合、軸方向線分の体
積■1、上側のアーク線分の体積v2、下側のアーク線
分の体積V、は、それぞれ次のようになる。
vl 藁4w、Xd V、=dX2π「×2×θ/360 =4rcr  (θ/360)xd Vs −(4yrr  (θ/360)他方、補償材に
要求される物理量は、その材料の体積磁化率Xや、厚さ
do、形状である。そこで、V、=V、とすると、vl
 とV、#V、とのアンバランスを補償材によりつりあ
わせるためには、■、の不足分を補償材により増加すれ
ばよいことになる。その補正11xは、導体の体積磁化
率をX cuとすると、 d  (4πr  (θ/360)   4 wt )
  ×xcu=dXxW、xX11 ここで、形状ファクタdlIxW、は、d  (4π(
θ/360)   4Wg ) xXc、、/Xllで
求まるので、これより補償材の厚さd、l、円周上に展
開する長さW8を選択すればよい、この場合、単純化し
てX、l#Xcuなる物質を選択すると、形状のみ一義
的に求まる。従って、dつ#dとすると、丁度窓を覆う
形状の補償材でよい、また、補償材の体積磁化率X、が
導体の体積磁化率X cuと異なる場合には、その差に
対応して厚さdxを調整すればよい。
NMR用サンプルコイルの窓を第1図に示すように補償
材で覆った場合の磁場分布の様子を示したのが第2図(
alである。第2図fa+と第5図とを比較すると明ら
かなように、第1図に示す本発明によると、アーク線分
から生ずる磁場の歪が減少しているが、依然としてアー
ク線分に局部的な歪が残る。そこで、さらにこの部分で
の歪の改善を図ったのが第2図(blである。
第2図fb)に示す本発明の他の実施例は、アーク線分
のさらに外側の円筒空間の延長上に補償材4.5を付加
し、検出空間lにおける歪の解消を図ったものである。
このようなNMR用サンプルコイルでは、これまでの実
験によれば全体の長さし≧8rで且つL≧21程度あれ
ば充分であるが、必ずしもこの範囲に限定されるもので
はない。
なお、本発明は、種々の変形が可能であり、上記実施例
に限定されるものではない0例えば第2図(blに示す
補償材4.5はコイル導体をそのまま延長して用いても
よい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、検出
空間を囲む円筒周辺において全体で体積磁化率が同じに
なるように補償材を用いるので、検出空間の磁場分布の
特に高次項の歪をなくすことができ、シム補正が容易に
なる。また、高次項領域でシム補正が難しい検出空間が
減少するので、検出感度の向上を図ることができる。さ
らに、NMR用サンプルコイルの窓部及びその延長上に
コイル導体と一体に補償材を形成できるので補償が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るNMR用サンプルコイルの1実施
例を示す図、第2図は本発明に係るNMR用サンプルコ
イルを使った場合における磁場分布及び他の実施例を示
す図、第3図はNMR用コピコイル路構成を示す図、第
4図は代表的な形状のNMR用サンプルコイルによる測
定の例を説明するための図、第5図はコイル近傍の磁場
分布を説明するための図である。 1.4と5・・・補償材、2・・・アーク線分、3・・
・軸方向線分。 出 願 人  日本電子株式会社 第1図 第2図 第5図 手 続 主甫 正 書 印発) 昭和62年 2月25日 特許庁長官 黒 1)明 tll  殿ζ 2、発明の名称 NMR用サンプルコイル      
    。 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人            
  [住  所 東京都昭島市中神町1418番地名 
 称 (427)日本電子株式会社         
 。 代表者 伊 藤 −夫 4、代理人           る 住  所 東京都台東区上野3丁目17番9号い 、や 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明、図面の簡
単な説明の欄、及び図面(第6図) +  (++  +、   −−、、+    −−/
11、\補正の内容 15明細書第9頁第3行と第4行との間に下記の虻を挿
入する。 「第6図は本発明に係るNMR用サンすルコイルDさら
に他の実施例を示す図であり、21と28、まボビン、
22.25と26はコイル、23は銅賓、24は切り抜
き部、27はモールド材を示す。 同図fatに示す例は、ガラス製のボビン21をエンジ
ングし、そこへコイル22を嵌め込むようにしtもので
ある。このようにすると、胴の体積磁化葬はガラスのそ
れに比べて小さいので、銅による佐化率を減少させ、磁
場の乱れを軽減することができる。また、同図fblに
示す例は、コイル展開図;こより示したものであり、1
枚の銅箔23よりコイル部を切り抜くとき、ハンチング
で示す切り抜き部24以外を全て残し、コイル25と共
にボビン28に取り付けるものである。従って、切り抜
き部24のみ銅の存在しない部分ができるので、コイル
のみをボビン上に取り付ける場合に比べてす例は、有機
物の体積磁化率が銅のそれに近いことから、コイル26
とほぼ等しい磁化率を有するモールド材27によりコイ
ル26をモールドすることによって、全体を一様な磁化
率を有する物質で覆った場合と同様な状態にするもので
ある。このように本発明は、コイルとほぼ等しい磁化率
を有する物質によりコイルを覆ってもよい。 2、明細書第10頁第7行「説明するための図である。 」を下記のように補正する。 「説明するための図、第6図は本発明に係るNMR用サ
ンプルコイルのさらに他の実施例を示す図である。」 3、別紙の第6図を追加する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サンプルが装填される円筒状の検出空間の外周に配置さ
    れるNMR用サンプルコイルにおいて、検出空間の外周
    におけるコイル導体による磁場の不均一を補償するよう
    に所定の磁化率を有する補償材をコイル導体と同じ外周
    面に配置したことを特徴とするNMR用サンプルコイル
JP61183144A 1986-08-04 1986-08-04 Nmr用サンプルコイル Granted JPS6338150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61183144A JPS6338150A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 Nmr用サンプルコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61183144A JPS6338150A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 Nmr用サンプルコイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6338150A true JPS6338150A (ja) 1988-02-18
JPH0549068B2 JPH0549068B2 (ja) 1993-07-23

Family

ID=16130569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61183144A Granted JPS6338150A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 Nmr用サンプルコイル

Country Status (1)

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JP (1) JPS6338150A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082751A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Hitachi Ltd Nmr用プローブ及びnmr装置
US7804301B2 (en) 2007-05-23 2010-09-28 Hitachi, Ltd. NMR probe

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082751A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Hitachi Ltd Nmr用プローブ及びnmr装置
US7804301B2 (en) 2007-05-23 2010-09-28 Hitachi, Ltd. NMR probe

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