JPS6337670Y2 - - Google Patents

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JPS6337670Y2
JPS6337670Y2 JP13695580U JP13695580U JPS6337670Y2 JP S6337670 Y2 JPS6337670 Y2 JP S6337670Y2 JP 13695580 U JP13695580 U JP 13695580U JP 13695580 U JP13695580 U JP 13695580U JP S6337670 Y2 JPS6337670 Y2 JP S6337670Y2
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JP
Japan
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ceiling
heating furnace
furnace
beams
auxiliary
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JP13695580U
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JPS5758899U (ja
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱炉の天井構造に関するものであ
る。
従来、加熱炉においては、その天井荷重を支え
るために、炉本体の側板保持鋼材であるH形鋼等
の上端面に天井梁を比較的小間隔に設け、この炉
本体の側板上端部で支持させた天井梁から取付金
具で、直接、炉天井のハンガータイルを吊下げ保
持している。
ところで、近年、例えば熱片装入方式における
加熱炉においては、定寸の長尺熱鋳片の長手方向
を炉巾方向に延在させて装入し、短時間で均一加
熱するため炉巾が炉長に対して長く、たとえば炉
巾/炉長>1なる傾向にあり、このように炉巾が
広くなれば、天井梁もその撓み防止の点から大形
梁を使用しなければならない。
したがつて、従来の前記天井吊り構造を炉巾の
広い加熱炉に適用すれば、天井梁構造が複雑で大
がかりとなり、使用する大形鋼材を大量に必要と
しコストアツプとなるばかりか、外観も複雑感を
与えるという不具合があつた。
本考案は、前記従来の不具合を除去するために
種々検討の結果なされたもので、その目的は、従
来の天井梁を断面矩形状の部材とし、この天井梁
を従来より大きな間隔で加熱炉上方に配置する一
方、天井梁間に炉長方向に複数の補助梁を設け、
この補助梁に取付けた支持金物を介して加熱炉天
井のハンガータイルを従来と同様、比較的小間隔
に保持するようにし、使用天井梁を減少すること
によりコストダウンと、外観のシンプル化を図る
ことのできる加熱炉の天井吊り構造を提供するに
ある。
つぎに、本考案を一実施例である図面にしたが
つて説明する。
加熱炉1の両側壁2(1側のみ図示する)は支
柱3に取付けられた側板4で保持され、かつ前記
側壁2の外側方には、該側壁2の長手方向に従来
より大間隔で天井梁支持柱5が立設され、これら
両側の対となつた天井梁支持柱5上に、その長手
方向の撓みが生じない大形鋼材からなる天井梁6
が取付けられている。そして、図面における天井
梁6aは断面矩形状となし、その内部をバーナ7
の燃焼用空気供給ダクト8に兼用したものであ
り、天井梁6bはその間に煙道ダクト9を配置し
たものである。なお、前記天井梁6aはその内部
をバーナ7の燃料ガス供給ダクトに兼用してもよ
い。
本考案においては、前記のように配置した天井
梁6間に、多数の補助天井梁10を炉長方向に取
付けるとともに、この補助天井梁10の下方に直
交して支持金物11をUボルト12で吊り下げ、
さらにこの支持金物11にハンガーメタル13を
介して炉天井のハンガータイル14を取付けたも
のである。
このように、炉天井の大部分は支持金物11を
介して補助天井梁10で保持されるため、天井梁
6自体は従来のものより大間隔で設けることがで
きる。
しかも、補助天井梁10は支持柱各対間と同一
の間隔で設けた炉巾広さより短かい天井梁6間に
複数設けられるため、それ自体ほとんど撓まず、
炉巾が大なる加熱炉においてもその天井を正確に
保持することができる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、ハンガータイルは支持金物補助天井梁を介し
て保持されるため、天井梁は従来のものより大間
隔で設けることができ、それだけ大形鋼材を節約
することができるとともに、天井上方をシンプル
な構成とすることができ、さらに、天井梁を断面
矩形状とするため、天井梁自体の内部を燃焼用空
気あるいは燃料ガス等の流体通路とすることがで
き、従来、別途に設けられる前記ダクトを排除し
て、加熱炉天井上方をよりシンプルな構成とする
とともに、加熱炉の設備費を軽減できる。
なお、支持金物を補助天井梁に対し、たとえ
ば、実施例のようにUボルト等でルーズに取付け
ると、加熱炉が炉巾方向に熱変形し、ハンガータ
イル位置が変動しても、これに追従して該支持金
物のハンガータイル保持位置を変化させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した加熱炉の半部一部断
面平面図、第2図は第1図の断面側面図、第3図
は補助天井梁と支持棒の取付けを示す図で、第4
図は支持棒とハンガーメタルの取付けを示す図で
ある。 1……加熱炉、2……側壁、5……天井梁支持
柱、6……天井梁、10……補助天井梁、11…
…支持金物、12……Uボルト、13……ハンガ
ーメタル、14……ハンガータイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加熱炉の両側壁夫々の外側近傍に、該側壁長
    手方向に所定間隔をもつて複数対の天井梁支持
    柱を配設し、前記各支持柱対それぞれを断面矩
    形状の天井梁で連結するとともに、この各天井
    梁間に加熱炉炉長方向に亘る多数の補助天井梁
    を取付け、この補助天井梁に炉巾方向に亘る支
    持金物を取付け、同支持金物に加熱炉天井のハ
    ンガータイルを保持せしめたことを特徴とする
    加熱炉の天井吊り構造。 (2) 前記支持金物を補助天井梁に対してルーズに
    取付けたことを特徴とする第1項記載の加熱炉
    の天井吊り構造。
JP13695580U 1980-09-25 1980-09-25 Expired JPS6337670Y2 (ja)

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JPS5758899U JPS5758899U (ja) 1982-04-07
JPS6337670Y2 true JPS6337670Y2 (ja) 1988-10-05

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