JPS6337575Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6337575Y2 JPS6337575Y2 JP14212882U JP14212882U JPS6337575Y2 JP S6337575 Y2 JPS6337575 Y2 JP S6337575Y2 JP 14212882 U JP14212882 U JP 14212882U JP 14212882 U JP14212882 U JP 14212882U JP S6337575 Y2 JPS6337575 Y2 JP S6337575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- valve
- valve body
- windows
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 10,10-dioxo-2-[4-(N-phenylanilino)phenyl]thioxanthen-9-one Chemical compound O=C1c2ccccc2S(=O)(=O)c2ccc(cc12)-c1ccc(cc1)N(c1ccccc1)c1ccccc1 FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は周壁に複数個の流量制御用窓を有する
ケージと、この流量制御用窓の開口面積を調節す
るプラグとを備えたケージ弁に関する。
ケージと、この流量制御用窓の開口面積を調節す
るプラグとを備えたケージ弁に関する。
従来、この種のケージ弁においては、ケージを
内包しかつ入口側に臨む隔室内には環状流路が形
成されている。したがつて、弁本体の入口より流
入する流体の動エネルギは弁開度が大きくなるに
したがつて大きくなり、ケージにより二方により
分岐された流れはケージの周囲を勢いを増して旋
回し、ケージ裏側にて激しく衝突することにな
る。このため、当該部位では渦を生じ、この付近
の窓からケージ内に流入する流体はその流れを激
しく妨害され、流過量が制限されて弁の流出能力
が低下することが知られている。
内包しかつ入口側に臨む隔室内には環状流路が形
成されている。したがつて、弁本体の入口より流
入する流体の動エネルギは弁開度が大きくなるに
したがつて大きくなり、ケージにより二方により
分岐された流れはケージの周囲を勢いを増して旋
回し、ケージ裏側にて激しく衝突することにな
る。このため、当該部位では渦を生じ、この付近
の窓からケージ内に流入する流体はその流れを激
しく妨害され、流過量が制限されて弁の流出能力
が低下することが知られている。
そこで、従来より、ケージの周囲に形成される
環状流路の反入口側を仕切るように、弁本体の内
周面に仕切壁を突設する構造や、環状流路が漸次
狭くなるようにした構造あるいはケージを軸芯に
対し偏心する位置に取付けるようにした構造をも
つケージ弁が採用されている。
環状流路の反入口側を仕切るように、弁本体の内
周面に仕切壁を突設する構造や、環状流路が漸次
狭くなるようにした構造あるいはケージを軸芯に
対し偏心する位置に取付けるようにした構造をも
つケージ弁が採用されている。
しかるに、このようなケージ弁を製作する場
合、弁本体の内周面の形状を変更するため、弁本
体を新規製作しなければならず、このためコスト
が嵩むという不都合がある。
合、弁本体の内周面の形状を変更するため、弁本
体を新規製作しなければならず、このためコスト
が嵩むという不都合がある。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、弁本体の内周面に、案内翼を突設するという
きわめて簡単な構成により、弁容量の増加を計つ
たケージ弁を提供するものである。以下、その構
成等を図に示す実施例によつて詳細に説明する。
で、弁本体の内周面に、案内翼を突設するという
きわめて簡単な構成により、弁容量の増加を計つ
たケージ弁を提供するものである。以下、その構
成等を図に示す実施例によつて詳細に説明する。
第１図は本考案に係るケージ弁の縦断面図、第
２図は第１図の−断面図である。これらの図
において、符号１で示すものは弁本体で、この弁
本体１には隔壁２によつて上下に仕切られる隔室
３，４を有し、各隔室３および４はそれぞれ入口
５、出口６によつて両側方に開口されている。７
はこの弁本体１の上部開口を閉塞すると共に弁軸
８を摺動自在に軸支する上蓋、９は前記隔壁２上
に固定されたケージで、このケージ９の周壁には
軸心を点対称とする４つの流量制御用の窓１０，
１０，……が穿設されている。そして、このケー
ジ９内には前記弁軸８によつて昇降するプラグ１
１が嵌入しており、このプラグ１１による窓１
０，１０，……の開口面積を変えることにより流
量制御がなされる。１２は本考案の要部をなす楔
状の案内翼で、前記ケージ９を囲繞する弁本体１
の内周面１ａに前記窓１０，１０，……と同数個
突設されており、各々が近傍の窓１０，１０，…
…に対応して位置付けられている。この案内翼１
２には前記ケージ９により分岐された両流路側に
開口する窓１０，１０，……と対向しかつ流路幅
を下流に向つて狭小とする面１２ａが形成されて
おり、これによつて、流体が窓１０，１０，……
に導入される。なお、案内翼１２の裏面１２ｂ、
弁本体１内周面１ａおよび２点鎖線で示す面で形
成される空間部を案内翼１２と同一の材料によつ
て埋込んでもよい。１３は前記弁本体１の内壁に
突設される遮蔽板である。この遮蔽板１３の突設
位置は入口５からみてケージ９の裏側に相当する
部位に位置付けられており、この部位での乱流の
発生を抑制している。
２図は第１図の−断面図である。これらの図
において、符号１で示すものは弁本体で、この弁
本体１には隔壁２によつて上下に仕切られる隔室
３，４を有し、各隔室３および４はそれぞれ入口
５、出口６によつて両側方に開口されている。７
はこの弁本体１の上部開口を閉塞すると共に弁軸
８を摺動自在に軸支する上蓋、９は前記隔壁２上
に固定されたケージで、このケージ９の周壁には
軸心を点対称とする４つの流量制御用の窓１０，
１０，……が穿設されている。そして、このケー
ジ９内には前記弁軸８によつて昇降するプラグ１
１が嵌入しており、このプラグ１１による窓１
０，１０，……の開口面積を変えることにより流
量制御がなされる。１２は本考案の要部をなす楔
状の案内翼で、前記ケージ９を囲繞する弁本体１
の内周面１ａに前記窓１０，１０，……と同数個
突設されており、各々が近傍の窓１０，１０，…
…に対応して位置付けられている。この案内翼１
２には前記ケージ９により分岐された両流路側に
開口する窓１０，１０，……と対向しかつ流路幅
を下流に向つて狭小とする面１２ａが形成されて
おり、これによつて、流体が窓１０，１０，……
に導入される。なお、案内翼１２の裏面１２ｂ、
弁本体１内周面１ａおよび２点鎖線で示す面で形
成される空間部を案内翼１２と同一の材料によつ
て埋込んでもよい。１３は前記弁本体１の内壁に
突設される遮蔽板である。この遮蔽板１３の突設
位置は入口５からみてケージ９の裏側に相当する
部位に位置付けられており、この部位での乱流の
発生を抑制している。
したがつて、入口５から流体は図上矢印で示す
ように、ケージ９により分岐された流路すなわち
隔室３の内壁面とケージ９の外周面によつて形成
された環状流路を通り、各窓１０，１０，……を
貫流してケージ９内および隔室４を通り出口６へ
と導かれる。このとき、入口５に流入した流れは
案内翼１２の面１２ａに導かれて同案内翼１２の
近傍の窓１０からケージ９内に流入する。
ように、ケージ９により分岐された流路すなわち
隔室３の内壁面とケージ９の外周面によつて形成
された環状流路を通り、各窓１０，１０，……を
貫流してケージ９内および隔室４を通り出口６へ
と導かれる。このとき、入口５に流入した流れは
案内翼１２の面１２ａに導かれて同案内翼１２の
近傍の窓１０からケージ９内に流入する。
なお、第３および第４図は本考案に係る他の実
施例を示している。これらの図のうち第３図は本
実施例と同様、両流路側の周壁にそれぞれ窓１
０，１０を一対穿設したケージ９を有するケージ
弁の断面図で、同図において、弁本体１の内周面
１ａには下流に向つて流路幅を漸次狭小とする面
を形成した案内翼１３が複数個突設されている。
しかも、これらの案内翼１３は下流に向つて順次
その先端がケージ９の周壁に近接するように形成
されている。これによつて、流路を流れる流体は
その動エネルギが下流に向うにしたがつて小さく
なり、該案内翼１３の近傍の窓１０，１０，……
により効果的に導入される。一方、第４図は入口
５および反入口側の流路に開口する窓１０，１０
が周壁に穿設されたケージ９を有するケージ弁の
断面図で、同図において、反入口側の弁本体１内
壁面に案内翼１４が突設されており、この案内翼
１４によつて、両側の流路から旋回する流れが反
入口側に開口する窓１０に導入されるように構成
されている。
施例を示している。これらの図のうち第３図は本
実施例と同様、両流路側の周壁にそれぞれ窓１
０，１０を一対穿設したケージ９を有するケージ
弁の断面図で、同図において、弁本体１の内周面
１ａには下流に向つて流路幅を漸次狭小とする面
を形成した案内翼１３が複数個突設されている。
しかも、これらの案内翼１３は下流に向つて順次
その先端がケージ９の周壁に近接するように形成
されている。これによつて、流路を流れる流体は
その動エネルギが下流に向うにしたがつて小さく
なり、該案内翼１３の近傍の窓１０，１０，……
により効果的に導入される。一方、第４図は入口
５および反入口側の流路に開口する窓１０，１０
が周壁に穿設されたケージ９を有するケージ弁の
断面図で、同図において、反入口側の弁本体１内
壁面に案内翼１４が突設されており、この案内翼
１４によつて、両側の流路から旋回する流れが反
入口側に開口する窓１０に導入されるように構成
されている。
以上説明したように、本考案によれば弁本体の
内周面に流体を窓に導く案内翼を突設したので、
弁本体を新規製作する必要がなく、きわめて容易
かつ経済的に製造できるだけでなく、窓に導入さ
れる流量が増え弁容量の増加を計ることができ
る。
内周面に流体を窓に導く案内翼を突設したので、
弁本体を新規製作する必要がなく、きわめて容易
かつ経済的に製造できるだけでなく、窓に導入さ
れる流量が増え弁容量の増加を計ることができ
る。
第１図は本考案に係るケージ弁の縦断面図、第
２図は第１図の−断面図、第３および第４図
は本考案に係るケージ弁の他の実施例を示す断面
図である。 １…弁本体、１ａ…内周面、９…ケージ、１０
…窓、１１…プラグ、１２…案内翼。
２図は第１図の−断面図、第３および第４図
は本考案に係るケージ弁の他の実施例を示す断面
図である。 １…弁本体、１ａ…内周面、９…ケージ、１０
…窓、１１…プラグ、１２…案内翼。
Claims (1)
- 周壁に複数個の窓を有するケージと、このケー
ジ内を摺動するプラグとを備えたケージ弁におい
て、前記ケージを囲繞する弁本体の内周面に、流
体を窓に導く複数個の案内翼を突設し、これら案
内翼は各々近傍の窓に対応して位置付けられてい
ることを特徴とするケージ弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14212882U JPS5945365U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | ケ−ジ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14212882U JPS5945365U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | ケ−ジ弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5945365U JPS5945365U (ja) | 1984-03-26 |
| JPS6337575Y2 true JPS6337575Y2 (ja) | 1988-10-04 |
Family
ID=30317671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14212882U Granted JPS5945365U (ja) | 1982-09-20 | 1982-09-20 | ケ−ジ弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945365U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015528550A (ja) * | 2012-08-30 | 2015-09-28 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 上部フローダイバータを備えるバルブ本体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8122908B2 (en) * | 2008-02-20 | 2012-02-28 | Fisher Controls International Llc | Three-way valve with flow diverter |
-
1982
- 1982-09-20 JP JP14212882U patent/JPS5945365U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015528550A (ja) * | 2012-08-30 | 2015-09-28 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 上部フローダイバータを備えるバルブ本体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5945365U (ja) | 1984-03-26 |
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