JPS633621B2 - - Google Patents
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- JPS633621B2 JPS633621B2 JP4516583A JP4516583A JPS633621B2 JP S633621 B2 JPS633621 B2 JP S633621B2 JP 4516583 A JP4516583 A JP 4516583A JP 4516583 A JP4516583 A JP 4516583A JP S633621 B2 JPS633621 B2 JP S633621B2
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- relay
- welding
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 38
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 35
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 11
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 claims description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶接作業の開始と共に溶接ヘルメツ
トのシールドが閉じかつ終了と共に開放する自動
開閉シールドを具備する溶接ヘルメツトのシール
ド開閉装置に関する。
トのシールドが閉じかつ終了と共に開放する自動
開閉シールドを具備する溶接ヘルメツトのシール
ド開閉装置に関する。
従来、溶接作業において、作業中に飛散する溶
接溶断の火花等及び作業中に発する有害光線等か
ら作業者の眼を保護するためシールド(遮蔽板)
を内蔵した溶接ヘルメツトが用いられる。このシ
ールドは溶接時に発する強烈な光線を遮蔽可能と
するため光線の吸収率の高いガラス等の遮蔽板が
採用されるが、透明度が極めて低いので、溶接作
業時以外の他の物体の確認をする場合は暗すぎ
る。そのため、溶接作業を行なう度に、常にシー
ルドを開閉しなければならず、従つてシールド開
閉のために片手が必要となり、溶接作業に他方の
手のみで行なわねばならず、溶接治具、被溶接物
等の設置・取付け・保持が極めて困難となる。
接溶断の火花等及び作業中に発する有害光線等か
ら作業者の眼を保護するためシールド(遮蔽板)
を内蔵した溶接ヘルメツトが用いられる。このシ
ールドは溶接時に発する強烈な光線を遮蔽可能と
するため光線の吸収率の高いガラス等の遮蔽板が
採用されるが、透明度が極めて低いので、溶接作
業時以外の他の物体の確認をする場合は暗すぎ
る。そのため、溶接作業を行なう度に、常にシー
ルドを開閉しなければならず、従つてシールド開
閉のために片手が必要となり、溶接作業に他方の
手のみで行なわねばならず、溶接治具、被溶接物
等の設置・取付け・保持が極めて困難となる。
本発明はかかる点に鑑み、溶接作業の開始と共
に溶接ヘルメツトのシールドが閉じかつ終了と共
に開放する開閉シールドを溶接機よりの陽極ケー
ブルに流れる電流によつて励起される電流に基づ
き電気的に駆動することにより、従来の欠点を一
挙に解決することを主たる目的とする。
に溶接ヘルメツトのシールドが閉じかつ終了と共
に開放する開閉シールドを溶接機よりの陽極ケー
ブルに流れる電流によつて励起される電流に基づ
き電気的に駆動することにより、従来の欠点を一
挙に解決することを主たる目的とする。
以下本発明の一実施例について図面を参照にし
ながら詳細に説明する。
ながら詳細に説明する。
第1図は本発明シールド開閉装置の一例を示す
構成図である。1はアーク溶接機本体を示し、こ
れから電極ホルダー2と連絡するケーブル3に流
れる電流によつて励起される検出コイル4が嵌着
されている。検出コイル4は環状鉄心にコイルを
巻回したものが用いられる。検出コイル4は制御
回路5の入力端に接続される。制御回路5は、板
厚による溶接・溶断消費電流の変化に起因する検
出コイル4の励起電流を一定にするための感度調
整部6を経て増幅部7に接続され、増幅部7の出
力端にはリレー部8が接続され、リレー部8に連
動する駆動部9を構成する駆動リレーにより溶接
ヘルメツト10のシールド板10aが開閉される
ように構成される。駆動部9の駆動リレーは商用
電源(AC100V又は200V)で駆動される。そし
て制御回路5のバイアス電源を得るため、商用電
源端から変圧部及び整流部で構成される電源部1
1を経て制御回路5に接続されている。
構成図である。1はアーク溶接機本体を示し、こ
れから電極ホルダー2と連絡するケーブル3に流
れる電流によつて励起される検出コイル4が嵌着
されている。検出コイル4は環状鉄心にコイルを
巻回したものが用いられる。検出コイル4は制御
回路5の入力端に接続される。制御回路5は、板
厚による溶接・溶断消費電流の変化に起因する検
出コイル4の励起電流を一定にするための感度調
整部6を経て増幅部7に接続され、増幅部7の出
力端にはリレー部8が接続され、リレー部8に連
動する駆動部9を構成する駆動リレーにより溶接
ヘルメツト10のシールド板10aが開閉される
ように構成される。駆動部9の駆動リレーは商用
電源(AC100V又は200V)で駆動される。そし
て制御回路5のバイアス電源を得るため、商用電
源端から変圧部及び整流部で構成される電源部1
1を経て制御回路5に接続されている。
第2図は制御回路の具体例を示す回路図であ
る。検出コイル4よりの検出電流は脈流を整える
ためダイオート21を介して変圧器22にて電圧
調整され、第1のトランジスタ23のベースに供
給され、更に2段増幅するため第1のトランジス
タ23のコレクタがトランスを介して第2のトラ
ンジスタ24のベースに供給され、第2のトラン
ジスタ24のコレクタとエミツタとの間で検出リ
レー25の駆動用波形が得られるようになつてい
る。検出リレー25及び増幅部7は電源部11の
変圧器26及び整流回路27で処理された電源に
より駆動される。
る。検出コイル4よりの検出電流は脈流を整える
ためダイオート21を介して変圧器22にて電圧
調整され、第1のトランジスタ23のベースに供
給され、更に2段増幅するため第1のトランジス
タ23のコレクタがトランスを介して第2のトラ
ンジスタ24のベースに供給され、第2のトラン
ジスタ24のコレクタとエミツタとの間で検出リ
レー25の駆動用波形が得られるようになつてい
る。検出リレー25及び増幅部7は電源部11の
変圧器26及び整流回路27で処理された電源に
より駆動される。
この場合、検出リレー25は予備接点型式が採
用され、その予備接点は駆動部9の駆動リレー2
8のスイツチ28aを兼用している。そのため検
出リレー25のオンにより駆動リレー28がオン
し、検出リレー25のオフにより駆動リレー28
がオフすることになる。駆動リレー28は商用電
源によつて駆動されるため、駆動リレー28に接
続駆動される。シールド板10aの構造は簡素な
摺動構造とすることができる(第1図参照)。
用され、その予備接点は駆動部9の駆動リレー2
8のスイツチ28aを兼用している。そのため検
出リレー25のオンにより駆動リレー28がオン
し、検出リレー25のオフにより駆動リレー28
がオフすることになる。駆動リレー28は商用電
源によつて駆動されるため、駆動リレー28に接
続駆動される。シールド板10aの構造は簡素な
摺動構造とすることができる(第1図参照)。
第1図において、シールド板10aは溶接ヘル
メツト10の前面にて上下に摺動する形式が採用
される。そして常時(非常接時)には前面窓10
bの上部に位置し、駆動時(溶接時)に駆動リレ
ー28の力により遮光し作業者の安全を図るよう
に構成される。従つて、シールド板10aは常時
引張りばね32によりその位置が保持され、駆動
時はばね32のばね力より強い駆動リレーを選択
する必要がある。
メツト10の前面にて上下に摺動する形式が採用
される。そして常時(非常接時)には前面窓10
bの上部に位置し、駆動時(溶接時)に駆動リレ
ー28の力により遮光し作業者の安全を図るよう
に構成される。従つて、シールド板10aは常時
引張りばね32によりその位置が保持され、駆動
時はばね32のばね力より強い駆動リレーを選択
する必要がある。
再び第2図において、変圧器22と第1のトラ
ンジスタ23との間には、母材の厚さの変動等に
起因する検出コイル4よりの検出電流の変動によ
つて検出リレー25の誤動作を防止するために第
1の可変抵抗器33が設けられている。更にヘル
メツト10のシールド板10aの開閉をテストす
るため、低電源(例えば11V)の一方の端子にテ
ストボタン34を介して第1のトランジスタ23
のベースに第2の可変抵抗器35を設けることに
より、検出コイル4の非動作時においてもシール
ド板10aの開閉が可能となり、基準時の駆動リ
レー28とばね32との平衡状態を確認すること
ができる。
ンジスタ23との間には、母材の厚さの変動等に
起因する検出コイル4よりの検出電流の変動によ
つて検出リレー25の誤動作を防止するために第
1の可変抵抗器33が設けられている。更にヘル
メツト10のシールド板10aの開閉をテストす
るため、低電源(例えば11V)の一方の端子にテ
ストボタン34を介して第1のトランジスタ23
のベースに第2の可変抵抗器35を設けることに
より、検出コイル4の非動作時においてもシール
ド板10aの開閉が可能となり、基準時の駆動リ
レー28とばね32との平衡状態を確認すること
ができる。
次に本発明装置の動作について説明する。制御
回路5に電源を投入することにより、テストボタ
ン34を押してオンすると検出リレー25が作動
する。よつて駆動リレー28のスイツチ28aが
オンし、駆動リレー28の駆動によつてシールド
板10aが遮光位置になる。尚、第3図に示す如
く、電極ホルダ2にて支持された溶接棒2aが母
材2bとが放電して溶接開始する直前の溶接棒2
aと母材2bとの間隔が開いている時点で、実際
にはケーブル3に微弱電流が流れるため、この微
弱電流を直ちに検知してヘルメツト10のシール
ド板10aを閉塞せしめることが可能となるの
で、溶接火花が発した後にシールド板29が働く
ということはなくなる。
回路5に電源を投入することにより、テストボタ
ン34を押してオンすると検出リレー25が作動
する。よつて駆動リレー28のスイツチ28aが
オンし、駆動リレー28の駆動によつてシールド
板10aが遮光位置になる。尚、第3図に示す如
く、電極ホルダ2にて支持された溶接棒2aが母
材2bとが放電して溶接開始する直前の溶接棒2
aと母材2bとの間隔が開いている時点で、実際
にはケーブル3に微弱電流が流れるため、この微
弱電流を直ちに検知してヘルメツト10のシール
ド板10aを閉塞せしめることが可能となるの
で、溶接火花が発した後にシールド板29が働く
ということはなくなる。
尚、上述の説明において、検出リレー25に自
己保持型を採用することにより、検出リレー25
の動作時の消費電流を最小限にすることができ
る。
己保持型を採用することにより、検出リレー25
の動作時の消費電流を最小限にすることができ
る。
以上述べたごとく本発明によれば、溶接時の通
電を検出する検出コイルと、該検出コイルよりの
励磁電流を増幅する増幅部と、該増幅部で増幅さ
れた検出電流により作動する予備接点付き検出リ
レーとより構成した装置において、上記増幅部
に、溶接時の母材の変更による消費電流の変動に
よつて上記検出リレーの誤動作を防止するための
上記検出電流調整用の第1の可変抵抗器を設け、
上記予備接点は溶接ヘルメツトのシールド板を駆
動する駆動リレーのスイツチを兼用したので、溶
接時の母材の材質・板厚の変更による消費電力の
変動による検出コイルの誤動作すなわち駆動コイ
ルの誤動作を皆無とすることができ、作業者の安
全を図ることができる。
電を検出する検出コイルと、該検出コイルよりの
励磁電流を増幅する増幅部と、該増幅部で増幅さ
れた検出電流により作動する予備接点付き検出リ
レーとより構成した装置において、上記増幅部
に、溶接時の母材の変更による消費電流の変動に
よつて上記検出リレーの誤動作を防止するための
上記検出電流調整用の第1の可変抵抗器を設け、
上記予備接点は溶接ヘルメツトのシールド板を駆
動する駆動リレーのスイツチを兼用したので、溶
接時の母材の材質・板厚の変更による消費電力の
変動による検出コイルの誤動作すなわち駆動コイ
ルの誤動作を皆無とすることができ、作業者の安
全を図ることができる。
更に本発明によれば、上記増幅部を駆動する電
源部と上記増幅部との間にスイツチ及び感度調整
する第2の可変抵抗器を設けたので、上記検出コ
イルの非動作時においても上記ヘルメツトのシー
ルド板の開閉動作を確認することができるため、
シールド板を駆動する駆動リレー及び引張りばね
の平衡調整が容易に行なうことができる。
源部と上記増幅部との間にスイツチ及び感度調整
する第2の可変抵抗器を設けたので、上記検出コ
イルの非動作時においても上記ヘルメツトのシー
ルド板の開閉動作を確認することができるため、
シールド板を駆動する駆動リレー及び引張りばね
の平衡調整が容易に行なうことができる。
第1図は本発明装置の一例を示す構成図、第2
図は制御回路の一例を示す回路図、第3図は動作
の説明に供する図である。 4……検出コイル、5……制御回路、10a…
…シールド板、25……検出リレー、28……駆
動リレー、28a……スイツチ、33……第1の
可変抵抗器、34……テストボタン、35……第
2の可変抵抗器。
図は制御回路の一例を示す回路図、第3図は動作
の説明に供する図である。 4……検出コイル、5……制御回路、10a…
…シールド板、25……検出リレー、28……駆
動リレー、28a……スイツチ、33……第1の
可変抵抗器、34……テストボタン、35……第
2の可変抵抗器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶接時の通電を検出する検出コイルと、該検
出コイルよりの励磁電流を増幅する増幅部と、該
増幅部で増幅された検出電流により作動する予備
接点付き検出リレーとより構成した装置におい
て、上記増幅部に、溶接時の母材の変更による消
費電流の変動によつて上記検出リレーの誤動作を
防止するための上記検出電流調整用の第1の可変
抵抗器を設け、上記予備接点は溶接ヘルメツトの
シールド板を駆動する駆動リレーのスイツチを兼
用したことを特徴とする溶接ヘルメツトのシール
ド開閉装置。 2 溶接時の通電を検出する検出コイルと、該検
出コイルよりの励磁電流を増幅する増幅部と、該
増幅部で増幅された検出電流により作動する予備
接点付き検出リレーとより構成した装置におい
て、上記予備接点は溶接ヘルメツトのシールド板
を駆動する駆動リレーのスイツチを兼用し、電源
部と上記増幅部との間にスイツチ及び感度調整用
第2の可変抵抗器を設けたことを特徴とする溶接
ヘルメツトのシールド開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4516583A JPS59171548A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 溶接ヘルメツトのシ−ルド開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4516583A JPS59171548A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 溶接ヘルメツトのシ−ルド開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171548A JPS59171548A (ja) | 1984-09-28 |
JPS633621B2 true JPS633621B2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=12711646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4516583A Granted JPS59171548A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 溶接ヘルメツトのシ−ルド開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171548A (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS562239B2 (ja) * | 1973-06-21 | 1981-01-19 | ||
JPS55104421U (ja) * | 1979-01-18 | 1980-07-21 | ||
JPS5597883A (en) * | 1979-01-18 | 1980-07-25 | Takeo Terajima | Automatic light shield device for arc welding |
-
1983
- 1983-03-17 JP JP4516583A patent/JPS59171548A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171548A (ja) | 1984-09-28 |
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