JPS6335829Y2 - - Google Patents

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JPS6335829Y2
JPS6335829Y2 JP1984155995U JP15599584U JPS6335829Y2 JP S6335829 Y2 JPS6335829 Y2 JP S6335829Y2 JP 1984155995 U JP1984155995 U JP 1984155995U JP 15599584 U JP15599584 U JP 15599584U JP S6335829 Y2 JPS6335829 Y2 JP S6335829Y2
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JP
Japan
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scratching
sieve
rod
sieve surface
tip
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JP1984155995U
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JPS6171282U (ja
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、楕円運動と上下振動をしている篩装
置の篩面を棒状部材で引掻いて目詰まりを防ぐ引
掻式目詰まり掃除装置に関する。
〔従来技術〕
従来、肥料の粒を揃えるのに、篩装置を使用し
ているが、篩装置の篩面(網)の目詰まりを解消
する掃除は、人が引掻棒を持つて目詰まり箇所を
引掻くことにより行つていた。この掃除の環境
は、肥料粉塵やアンモニア蒸気が多く、温度も40
〜50℃である等、人体には非常に悪い環境であつ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
従つて、引掻棒を持ち篩装置の篩面を引掻いて
目詰まりを解消することができる産業用ロボツ
ト、その他の掃除装置の提供が要望されていた。
しかしながら、該掃除装置の提供はそれほど容易
ではない。その理由は、篩装置の篩面(例えば
網)は、篩面の楕円運動と篩面に垂直方向の小さ
な振動が合成された篩運動を行うので、もしも、
引掻棒を堅く支持し該引掻棒で篩装置の篩面を引
掻くようにすると、該引掻棒が篩面に食い込んで
運行不能となつたり、篩面が破れたりする不具合
が生じるからである。
本考案は、引掻棒を人間の手のように柔かく支
持でき、該引掻棒を篩装置の篩面に沿つて移動し
て該篩面を引掻いて、目詰まりを解消できるとと
もに、引掻棒が篩面に食い込んで運行不能となつ
たり、篩面が破れたりすることがない篩装置の篩
面の引掻式目詰まり掃除装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の篩装置の篩面の引掻式目詰まり掃除装
置は、第1図または第2図に示すように、 先端1aを除く主要部1bがほぼ水平に支持さ
れ該先端1aが下向き曲がつていて篩装置の楕円
運動と上下振動をしている篩面Fを引掻くように
なつている引掻棒1と、 該引掻棒1が垂直面内で揺動自在となるように
該引掻棒1の基端ないし中途を枢支する引掻棒支
持ブラケツト2と、 前記引掻棒1と前記引掻棒支持ブラケツト2に
相関的に取付けられており前記引掻棒1の先端1
aを持上がり可能に前記篩面Fに付勢させる第一
ばね3と、 前記引掻棒支持ブラケツト2を持上がり可能に
支持して前記引掻棒1の先端を、前記篩面Fのほ
ぼ全域を適宜の経路で万遍なく移動自在でありか
つ該篩面Fに対して接離調整自在である移動装置
4と、 前記引掻棒支持ブラケツト2と前記移動装置4
に相関的に取付けられており前記引掻棒支持ブラ
ケツト2を下方へ付勢させる第二ばね5を備えて
なることを特徴とするものである。
〔作用〕
篩装置の篩面Fに篩運動を与えて、該篩面Fの
上に被篩物質を供給すると、篩が行われるととも
に、所要時間経過すると篩面Fに目詰まりが生じ
る。該篩面Fの目詰まりを防ぐために、移動装置
4が駆動される。該移動装置4は、引掻棒1の先
端1aを、篩面Fに対し、離れた状態から接近さ
せ接触し、さらに該先端1aを若干持上げた状態
とする。このため、第一ばね3は、該引掻棒1の
先端1aを下方へ付勢することになる。従つて、
引掻棒1は、引掻棒支持ブラケツト2と第一ばね
3によつて弾持され、先端1aを篩面Fに押圧状
態に当接する。さらに、引掻棒支持ブラケツト2
が移動装置4と第二ばね5によつて常に弾持され
ているので、引掻棒1は、移動装置4に対して二
重に弾持されていることになり、先端1aを篩面
Fに押圧状態に当接する。これによつて、該先端
1aは、篩面に沿つた楕円運動と篩面に垂直方向
の小さな振動を合わせた篩運動を行う篩面Fにソ
フトタツチでかつ離れることなく接触する。この
ため、先端1aが篩面Fに沿うように移動装置4
によつて移動されると、該先端1aは、篩面Fに
食い込んで運行不能となつたり、篩面Fを破つた
りすることがないように、篩面Fを引掻きつつ所
定の経路で篩面Fの全域を万遍なく運行されるこ
とになり、目詰まりを解消する。
〔実施例〕
第1図は本考案の篩装置の篩面の引掻式目詰ま
り掃除装置の第一実施例に係る正面図である。
符号Fは篩装置の篩面であり、傾斜して設けら
れている。該篩面は、面に沿つた楕円運動と面に
垂直方向の小さな振動とを合成した篩運動を行
う。そして、図示しない被篩物質が、篩面Fの傾
斜上方より供給される。
符合1は篩面Fを引掻く引掻棒であり、主要部
(先端を除く部分)は水平に延びており、該先端
はほぼ直角に曲がつて垂下して篩面Fに当接し移
動される引掻部1aとなつている。符合2は引掻
棒1を枢支する引掻棒支持ブラケツトであり、上
面板2aと該上面板2aより垂下する二枚一対の
立面板2b,2cよりなる。該引掻棒支持ブラケ
ツト2は、引掻棒1を垂直面内で揺動自在となる
ように、該引掻棒1の基端を立面板2b,2c間
に挟んだ状態に枢支しているとともに、ピボツト
軸受6と押え杆7と第一ばね3によつて該引掻棒
1の主要部がほぼ水平となるように弾持してい
る。ピボツト軸受6は、該引掻棒支持ブラケツト
2の立面板2b,2c間に枢着され、押え杆7を
軸方向にガイドしている。押え杆7は、先端7a
が、引掻棒1の先端引掻部1aの背面側に設けた
枢支部1bに枢支され、基端7bが、ピボツト軸
受6に摺動自在かつ離脱不能に貫挿されている。
第一ばね3は、押え杆7の基端側に巻装されてお
り、該押え杆7の中途に設けられている鍔7cを
下方向に付勢している。符合4は、移動装置であ
り、篩装置の篩面Fに沿つて移動自在なX−Yテ
ーブル4aと、該X−Yテーブル4aに縦軸状に
取付けられピストンが下方へ伸張するシリンダ装
置4bからなる。該シリンダ装置4bのピストン
ヘツドに昇降板8が固定され、該昇降板8より立
設されたロツド9がテーブル4aに付設されたガ
イド10に上下動自在に係合されている。昇降板
8の下面には防震ゴム11を挟むようにしてブラ
ケツト12がボルトナツトにより固定され、該ブ
ラケツト12の下面より垂下するガイドシヤフト
13に、前記引掻棒支持ブラケツト2の上面板2
aが、上下動可能かつ離脱不能に係合されてい
る。該上面板2aは、ガイドシヤフト13の下部
外側に巻装された第二ばね5によつて下方に付勢
されている。該第二ばね5は、前記第二ばね3よ
りも弾発力が弱いものとされている。
従つて、篩装置の篩面Fに篩運動を与えて、該
篩面Fの上に被篩物質を供給するとともに、シリ
ンダ装置4bを伸張駆動し、引掻棒1の先端1a
を篩面Fに対し離れた状態から接近させ接触し、
さらに該先端1aを若干持上げた状態とし、そし
てX−Yテーブル4aを引掻棒1の先端1aを篩
面Fに沿うように運行する。すると、これによつ
て、該先端1aは、篩面Fに食い込んで運行不能
となつたり、篩面Fを破つたりすることがないよ
うに、篩面Fの全域を万遍なく引掻いて目詰まり
を解消する。
第2図は本考案の篩装置の篩面の引掻式目詰ま
り掃除装置の第二実施例に係る一部正面図であ
る。この実施例では、引掻棒1の主要部1bの中
途を支持部材2が枢支し、基端が支持部材2に取
付けた第一ばね3によつて吊上げられている。こ
の実施例では、引掻棒1の先端1aが篩面Fに接
触する前は、第一ばね3の付勢は生じておらず、
引掻棒1の先端1aが篩面Fに接触すると、第一
ばね3の付勢が生じる。
その他、変形例として、引掻棒の先端は、ワイ
ヤブラシで構成されていても良い。また、移動装
置は、X−Yテーブル4aとシリンダ装置4bか
らなるものでなく、産業用ロボツトを用いても良
い。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案の篩装置の篩
面の引掻式目詰まり掃除装置は、 篩面の全面を万遍なく移動自在でかつ篩面に対
して接近調整自在な移動装置に支持部材を弾持
し、さらに、該支持部材に引掻棒を弾持してなる
もので、該二重の懸架構造に支持された引掻棒が
篩面を柔軟に引掻いて移動する構成であるので、 引掻棒を人間の手のように柔かく支持でき、該
引掻棒を篩装置の篩面に沿つて移動して該篩面を
引掻くことにより、目詰まりを解消できるととも
に、引掻棒が篩面に食い込んで運行不能となつた
り、篩面が破れたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の篩装置の篩面の引掻式目詰ま
り掃除装置の第一実施例に係る正面図である。第
2図は本考案の篩装置の篩面の引掻式目詰まり掃
除装置の第二実施例に係る一部正面図である。 F……篩装置の篩面、1……引掻棒、1a……
引掻棒の先端、2……引掻棒支持ブラケツト、3
……第一ばね、4……移動装置、4a……X−Y
テーブル、4b……シリンダ装置、5……第二ば
ね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端を除く主要部がほぼ水平に支持され該先端
    が下向き曲がつていて篩装置の楕円運動と上下振
    動をしている篩面を引掻くようになつている引掻
    棒と、 該引掻棒が垂直面内で揺動自在となるように該
    引掻棒の基端ないし中途を枢支する引掻棒支持ブ
    ラケツトと、 前記引掻棒と前記引掻棒支持ブラケツトに相関
    的に取付けられており前記引掻棒の先端を持上が
    り可能に前記篩面に付勢させる第一ばねと、 前記引掻棒支持ブラケツトを持上がり可能に支
    持して前記引掻棒の先端を、前記篩面のほぼ全域
    を適宜の経路で万遍なく移動自在でありかつ該篩
    面に対して接離調整自在である移動装置と、 前記引掻棒支持ブラケツトと前記移動装置に相
    関的に取付けられており前記引掻棒支持ブラケツ
    トを下方へ付勢させる第二ばねを備えてなること
    を特徴とする篩装置の篩面の引掻式目詰まり掃除
    装置。
JP1984155995U 1984-10-15 1984-10-15 Expired JPS6335829Y2 (ja)

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JPS6171282U JPS6171282U (ja) 1986-05-15
JPS6335829Y2 true JPS6335829Y2 (ja) 1988-09-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59145127U (ja) * 1983-03-16 1984-09-28 大島農機株式会社 脱穀部のクリンプ網目詰り防止装置

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JPS6171282U (ja) 1986-05-15

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