JPS6335822Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6335822Y2
JPS6335822Y2 JP13412682U JP13412682U JPS6335822Y2 JP S6335822 Y2 JPS6335822 Y2 JP S6335822Y2 JP 13412682 U JP13412682 U JP 13412682U JP 13412682 U JP13412682 U JP 13412682U JP S6335822 Y2 JPS6335822 Y2 JP S6335822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheels
axle
chemical liquid
chemical
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13412682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5939666U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13412682U priority Critical patent/JPS5939666U/ja
Publication of JPS5939666U publication Critical patent/JPS5939666U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6335822Y2 publication Critical patent/JPS6335822Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばトラクタ或いは管理機など移動
農機に装設させる薬液散布装置に関し、左右に配
設する走行用車輪並びこれら車輪を連結する車軸
を薬液貯留用の薬液タンクに形成し、前記車輪の
外側に薬液吸出口を設けると共に、駆動部に前記
車軸を連動連結させることにより、車輪と車軸と
でなるタンク容積でもつて限られたスペース内で
の薬液貯留量の有効拡大を図り得ると共に、車輪
と車軸との一体形成によつてタンク強度の向上も
図り得、また車輪の駆動系をコンパクトに機体に
内設し安全に秀れると共に、車輪外側に送液管な
ど取付けし得ることによつて配管並びに保守点検
などでの至便化を図り得、しかも薬液は車輪の常
時回転により撹拌され常に均一混合濃度を維持し
良好な薬液散布を行い得る移動農機用薬液散布装
置を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
第1図は歩行型移動農機である管理機の全体側
面図、第2図は同正面図であり、図中1は機体フ
レーム、2は前記フレーム1に搭載する駆動部で
あるエンジン、3は前記フレーム1の後端に一体
的に連設するミツシヨンケース、4a,4bは前
記ミツシヨンケース3の下部に車軸5を介し軸支
する左右の走行用車輪、6は前記ミツシヨンケー
ス3の上端に支持させるハンドルベース、7は前
記ハンドルベース6に基端を連設する操向ハンド
ル、8は前記エンジン2の上部に装備する燃料タ
ンク、9は前記エンジン2の出力プーリ10及び
ミツシヨンケース3内の入力プーリ11並びに各
プーリ10,11間に張架させるVベルト12を
内設する伝動ケース、13は前記フレーム1の前
端にブラケツト14を介して固設するフロントヒ
ツチ、15は前記ブラケツト14に折畳み自在に
支持するスタンド、16は前記ミツシヨンケース
3の中間後方に固設するリアヒツチ、17は主ク
ラツチレバー、18は走行変速レバー、19は左
右のサイドクラツチレバー、20はアクセルレバ
ーであり、前記リアヒツチ16に取付板21を介
し薬液散布用の薬液ポンプ22とモータ23を、
また前記フロントヒツチ13に取付板24、支柱
25、横フレーム26並びに回動ホルダ27を介
して複数のノズル28を有する噴霧管29を装着
させて、機体走行時前記噴霧管29を横方向に突
設させ圃場に薬液散布を施すように構成してい
る。
一方第3図に示す如く前記車輪4a,4bと車
軸5は内部に密閉空間Aを一体形成し、薬液貯留
用の薬液タンク30を構成するもので、円筒形車
軸5の外側に入力スプロケツト31を固設させ、
チエン32出力スプロケツト33並びに変速ギヤ
群34を介しミツシヨン入力軸35に車軸5を連
動連結させて、駆動部であるエンジン2の回転出
力でもつて車輪4a,4bを変速可能に回転駆動
させるように構成している。
また、前記車輪4a,4bの外側軸心部に薬液
吸出口36を開設し、該吸出口36にシール部材
37を介して送液管38及び空気吸入管39の各
一端を臨ませるように設けている。前記送液管3
8は中間をミツシヨンケース3に固定支持させ、
他端側を前記ポンプ22の吸込口22aに接続さ
せて車輪4a,4b及び車軸5つまりタンク30
内の薬液を前記ポンプ22を介し噴霧管29に送
給するように構成している。
さらに、第4図に示す如く前記送液管38のタ
ンク内端には比較的比重を大とさせてバランサー
機能を有する彎曲形状の吸液管40を回動変位自
在に支持させていて、常時その自重により下端吸
入口を車輪4a,4bの内底面に当接保持させ、
機体の前後傾きなどに関係なく吸液管40の取付
姿勢を一定維持させるように設けている。
またさらに、前記空気吸入管39はL形に形成
していて、前記送液管38に固定金具41を介し
該管39中間を固定支持させると共に、車輪4
a,4b上端位置より上位に該管39上端を配設
させて、前記タンク30内の薬液が空気吸入管3
9を介し外側に流出するのを防止するように構成
している。
なお、図中42は前記車輪4a,4bの外側面
に開設する薬液注入口、43は前記車輪4a,4
b外周面に固着させるタイヤである。
本実施例は上記の如く構成するものにして、前
記薬液ポンプ22の駆動によつて噴霧管29に送
給される車輪4a,4bと車軸5とで構成するタ
ンク30内の薬液は、作業中車輪4a,4b及び
車軸5の回転と、前記吸液管40による撹拌棒の
作用によつて常時撹拌され、常に均一濃度の混合
割合を維持させるものであるから、良好なる薬液
散布の効果を得ることができる。
また車輪4a,4bと車軸5とでタンク30を
一体構成するものであるから、タンク強度に秀
れ、しかも機体重心を低位とさせ、且つ左右の機
体バランスを良好とさせると共に、機体振動の軽
減化を図つて、機体の安定走行を可能とさせるこ
とができるものである。
以上、実施例からも明らかなように本考案は、
左右に配設する走行用車輪4a,4b並びにこれ
ら車輪4a,4bを連結する車軸5を薬液貯留用
の薬液タンク30に形成し、前記車輪4a,4b
の外側に薬液吸出口36を設けると共に、駆動部
2に前記車軸5を連動連結させるものであるか
ら、車輪4a,4bと車軸5とでなるタンク容積
によつて限られたスペース内での薬液貯留量の有
効拡大を図ることができると共に、車輪4a,4
bと車軸5との一体形成によつてタンク強度の向
上も図ることができ、また車輪5に駆動部2の伝
達系を連結させることによつて機体にコンパクト
に且つ安全に車輪駆動系を組込みでき、さらに車
輪4a,4bの外側に送液管38などを取付ける
ことによつて配管並びに保守点検などで至便化が
図れて性能保持において秀れ、しかも薬液は車輪
4a,4bの常時回転により撹拌され常に均一濃
度が維持されて良好で効果的な薬液散布を行い得
るなどの顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体側面図、第2図は同正面図、第3図は
要部の断面説明図、第4図は同断面側面図であ
る。 2……駆動部(エンジン)、4a,4b……車
輪、5……車軸、30……薬液タンク、36……
吸出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に配設する走行用車輪並びにこれら車輪を
    連結する車軸を薬液貯留用の薬液タンクに形成
    し、前記車輪の外側に薬液吸出口を設けると共
    に、駆動部に前記車軸を連動連結させるように構
    成したことを特徴とする移動農機用薬液散布装
    置。
JP13412682U 1982-09-02 1982-09-02 移動農機用薬液散布装置 Granted JPS5939666U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13412682U JPS5939666U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 移動農機用薬液散布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13412682U JPS5939666U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 移動農機用薬液散布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939666U JPS5939666U (ja) 1984-03-13
JPS6335822Y2 true JPS6335822Y2 (ja) 1988-09-22

Family

ID=30302316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13412682U Granted JPS5939666U (ja) 1982-09-02 1982-09-02 移動農機用薬液散布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939666U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5939666U (ja) 1984-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102355812B (zh) 乘坐式农业工作机及作为其一个例子的乘坐式插秧机
JPS6335822Y2 (ja)
US2552846A (en) Power unit for bicycles
JPH0739457U (ja) 薬液散布機
JPS6335820Y2 (ja)
US2587965A (en) Insecticide sprayer
JPS6335821Y2 (ja)
JP3276040B2 (ja) 動力散布機
JPH0646533Y2 (ja) 薬液散布車
CN216219754U (zh) 一种生态农业用除虫装置
CN218516958U (zh) 一种雾炮机
CN220674945U (zh) 一种植保混药车
JPH0448842Y2 (ja)
JPH047689Y2 (ja)
CN221514037U (zh) 一种用于工业废气处理的pp喷淋塔
JPS61249307A (ja) 施肥装置におけるポンプ装置
JP3128697B2 (ja) 田植機
CN218854671U (zh) 一种钕铁硼真空自动混料喷雾加剂装置
JP3670115B2 (ja) 田植機
CN211532465U (zh) 一种喷雾机
JPH07275761A (ja) 液体散布車
JP3128683B2 (ja) 田植機
JP2002211257A (ja) 散布作業機の燃料タンク
JPH0427292Y2 (ja)
JP3511250B2 (ja) 田植機