JPS6335784A - 亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理液及びその方法 - Google Patents

亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理液及びその方法

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JPS6335784A
JPS6335784A JP17885486A JP17885486A JPS6335784A JP S6335784 A JPS6335784 A JP S6335784A JP 17885486 A JP17885486 A JP 17885486A JP 17885486 A JP17885486 A JP 17885486A JP S6335784 A JPS6335784 A JP S6335784A
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ions
zinc
blackening
ion
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JP17885486A
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Takeshi Ataya
安谷屋 武志
Masaaki Yamashita
正明 山下
Takahiro Kubota
隆広 窪田
Soei Koizumi
小泉 宗栄
Yasuhiro Okano
泰裕 岡野
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Nihon Parkerizing Co Ltd
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の21.り用分野〕 本発明は、椎鉛又は亜鉛合金、特に亜鉛又は亜鉛合金メ
ツキストリップ鋼板を連続的且つ短時間に処理して、そ
の表面に黒色皮膜と形成させるのに用いられる黒色化処
理液及びその方法に関するものである。本発明における
亜鉛又は亜鉛合金には、スパングルの生成や耐食性の向
上等を目的として、亜鉛メツキ浴にに5.Co 、Cr
 、Ni 、Mg、 In、Ti 、Pb 、Sn。
Mo 、 Fe 、Mnの中から選ばれた1種又は2種
以上の金属を加えてメツキされたものも含まれる。
〔従来の技術〕
最近、亜鉛又は亜鉛合金メツキストリップ鋼板を連続的
且つ短時間に黒色化処理又はそれに更にクリヤー塗装?
して自動車部品や電子部品、冷蔵庫部品等に適用するこ
とが試みられている。
黒色化処理法としては、黒色クロメート法5つ;特公昭
61−429号公報に開示されているが、この方法は処
理液に銀塩音用いているが、@理時間は数分〜10数分
を必要とし短時間処理が不可能であるので好ましくない
。特開昭56−62996号公報には、カーボンブラッ
ク等の黒色顔料を主成分とした黒色圏脂皮膜を塗布する
方法が記載されているが、皮膜−着性や加工性に問題が
あり好ましくない。又クロムmと酢pf主成分とする浴
で陰極電解処理方法があるが、処理時間が数分以上必要
で長い等の欠点がある。
C=iへ明が解決しようとする問題点〕本発明は、黒色
亜鉛メツキ鋼板をストリップで連続的に生産する場合、
短時間処理、即ち処理時間20秒以内、好ましくは10
秒以内で処理することが出来る水溶液であって、亜鉛又
は亜鉛合金の高度な皮膜黒色度を得る黒色化処理液及び
その方法を七長供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的全4代させるその黒色化処理液は、ビスマ
スイオン金1.5〜20 V6と、ニッケルイオン、鉄
−イオン、コバルトイオンからなる金属イオンから選ば
れた1種類又は221[類以上を9〜tooVgとを含
有し、pHが0.5〜7である水溶液である。
この水溶液に、フッ化物イオンt m 71’iIして
もよい。
ビスマスイオンは、塩化ビスマス、硝酸ビスマス、酸化
ビスマス、B 1Na03等の溶解性塩から導かれ、そ
の濃度は1.5〜20 がβ、好ましくは2〜20 V
−13で用いられる。1.5 g/l未満では、短時間
で黒色皮膜を形成させるには不充分であり、20を殉を
超えると、形成される黒色皮膜の付着性が劣り好ましく
ない。
ニッケル、鉄、コバルトの金属イオンは、炭酸ニッケル
、硝酸ニッケル、塩化ニッケル、酸化ニッケル、硫酸ニ
ッケル、硝酸第1鉄、硝酸第2鉄。
塩化第1鉄、塩化第2鉄、硫酸第1銖、硫酸第2鉄、炭
酸コバルト、塩化コバルト、硝酸コバルト。
硫酸コバルト等の無機塩及び酢酸ニッケル、クエン酸第
2鉄アンモン、酢酸コバルト等の有機化合物から導かれ
る。その濃度は、黒色度の高い皮膜を得るために、金属
イオンとして9Vθ以上、好ましくは15 !t/A以
上必要であり、上限に関しては各処理級の浴温における
飽和+jkまで添加することがcJT1i′ヒであるが
、1005’/、gを超えると黒色皮膜の密着性が低下
するので、金属イオン濃度の上限は1ooy/g以下と
すべきである。
前記黒色化処理液のpH114整は、塩酸、硫酸、硝酸
、フッ化水素酸、ケイフッ化水木喰、硼フッ化水素酸等
の無機酸、酢酸等の有機酸でも良い。
前記黒色化処理液に、処理液の安定化及び被処理物に対
するスラッジの付着防止のために、1石酸、クエン酸、
リンゴ酸、蓚酸、コハク酸又はその塩類等の錯化剤を添
加することが出来る。その祭り0揄は、効果的には0.
1〜40 Veである。
本発明の黒色化処理液は、被処理素材の叱鉛とビスマス
、ニッケル、鉄、コバルトのIt 換反G 6利用した
ものであり、処理時間と液温に大きく影響金堂ける。液
温は高いほど反応速度が速くなるので室温以上が好まし
く、特にストリップメツキ調成を連続的に処理すると処
理時間が10秒以下になるので、その場合30℃以上で
あることが好まI〜い。液温の上限は、水分の蒸発、安
全性、省エネルギー′4と考慮して80°C以下とする
のが好−ましい。
本発明の黒色化処理液によって形成された黒色皮膜は耐
指紋性、耐食性及び密魔性が不充分である。耐食性及び
密着性を向上させるために、黒色化処理後、水洗した後
、クロメート皮膜、リン酸塩皮膜、アルカリ珪酸塩皮膜
又は樹脂皮膜を施す。
黒色化処理後リン酸塩皮膜を施すと黒色度が増す。
耐指紋性(鋼板表面を指で触れた場合の指紋の付きにく
さ)の向上は、前記風、襖の表面に樹脂皮膜又はアルカ
リ珪酸塩を主成分とする皮膜を施すことにより達成され
る。
本発明における樹脂皮膜は、水溶性、エマルジョン性、
ダイスバージョン性の有機高分子樹脂水性液、又は溶剤
系の有機高分子化合物でもっても埋されて形成された公
知の皮膜であり、例えば特公昭60−33192号公報
に開示された皮膜で、その樹脂の例としては、現在使用
されている酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデンな
どのビニル系、およびその共重合体、アクリル酸、メタ
クリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル
、ヒドロキシアクリル酸、ヒドロキシアクリル酸エステ
ルなどのアクリル系およびその共重合体、アルキッド系
、エポキシ系、尿素系、フッ素系、ウレタン系、エステ
ル系、スチレン系、オレフィン系およびそれらの共重合
体、ブタジェンなどの合成ゴム系および天然高分子など
の樹脂があげられる。
この有機高分子樹脂水性液に、必要に応じてクロム化合
物やシリカ等の無機物を添加することが出来る。
クロメート皮膜は、例えば特開昭50−28444号公
報、特開昭60−218483号公報に開示された皮膜
であり、部分的に還元されたクロム酸水溶液でもって形
成させるのが好ましく、必要に応じて樹脂や数10〜数
1000^のシリカ粒子(シリカゾル、ヒユームドシリ
カ)を含有させても良い。
クロム酸水溶液中のOr” 7Cr”  重晴比は、糖
類、アルコール類等の有機還元剤や無機還元剤で還元し
てX〜2とするのが良く、水溶液のpE(は1.5〜4
.0の範囲が良い。クロメート皮膜盾ば、余り多くする
と黒色皮膜が隠され黒色度が弱くなり、又少なくすると
クロメート皮膜の効果が弱くなるので、Cr付itとし
テ1〜11000rn//rr?、好マシくハ10〜2
00 輪”とする。
アルカリ珪酸塩を主成分とする皮膜は、例えば特公昭5
7−2274号公報に開示されたものがあり、一般式M
、O・n5io2(M : Na、 K、 Li、アン
モニウム又はアミン、n:2〜20)で表わさnるアル
カリ珪酸塩を主成分とする水溶液にて迅埋することによ
って得られるが、必要に応じてこれに更にクロム酸等の
クロム化合物を添加する。アルカリ珪酸塩皮膜量は、ク
ロメート皮膜を残すのと同様の理由により、皮膜として
0.01〜3μmとする。
リン酸塩皮膜は、第1リン酸亜鉛、リン酸徂鉛カルシウ
ム、リン酸アルミニウム、第1リン酸マンガン、第1リ
ン酸ソータ、第1リン酸アンモン等を主成分とするpH
2,5〜5のリン酸塩水溶液を浸漬又はスプレー法によ
り用いるが、最も密着性の良い強固な皮膜を形成するに
は、リン酸亜鉛系水l容液が望ましい。飼えば、特公昭
・12−12130号公報に記載さバて1八るリンrf
lj’J、水溶液が用いられる。
本発明においては、第1段の黒色皮膜及び第2段のクロ
メート皮膜、リン酸塩皮膜、アルカリ珪酸塩皮膜又は樹
脂皮膜で耐食性のある皮膜が形成されるが、更にfA3
第3段処理えた、即ち、黒色皮膜−塗布型クロメート皮
膜−樹脂皮膜又はアルカリ珪酸塩皮膜、黒色皮膜→リン
酸塩皮膜→樹脂皮膜、塗布型クロメート皮膜又はアルカ
リ珪酸塩皮膜の皮膜を亜鉛又は亜鉛合金の表面に施すこ
とにより一段と優れた耐食囲皮膜金得ることが出来る。
本危明の黒色化処理方法の処理工程の1例は、次の如く
である。〔脱脂−水洗〕−第1段処理−水洗→〔チタン
コロイド水溶液による衣面調整〕−第2段処理−水洗一
〔第3段処理〕−乾燥ここで〔〕の部分の工程は必要に
応じて行う。
第1段、第2段及び第3段処理条件は、常温〜90°C
で任意の時間、スプレー、浸漬、ロールコート法等によ
り処理される。
第21Q及び第3段処理には、前記以外にタンニン酸水
溶液、フィチン酸水溶液等の公知の処理水溶液を用いて
も良いつ 〔作用〕 亜鉛又は亜鉛合金を本発明の黒色化処理液に接触させる
と、処理液中のビスマス、 Ni、 Co、Feのイオ
ンが素材のZn との置換反応によって亜鉛又は亜鉛合
金表面に析出する。しかし反応時に、ビスマスと、Ni
、 Co又はFeと、Znの標準電極電位の違いから、
析出、溶解反応が選択的かつ段階的に進行する。即ち、
Bi、Ni(あるいはCo、Fe)、Znの順に析出し
易く、Zn、Ni(あるいはCo、Fe)、Bi の順
に溶解し易い。置換反応はBi だけの析出やZnだけ
の溶解が起こるのではな(、Bi、 Ni(あるいはC
o、 Fe ) 、Znの金属が析出と溶解を繰り返し
ていき、その結果として光を吸収する構造の皮膜を造り
出している。
黒色化処理液の条件設定の際、皮膜の白色度[W(La
b)]をスガ試験機株式会社製のカラーコンピューター
を用いて測定することによって黒色度の目安とした。白
色度は、W(Lab )= 100−((100−L)
2 +a2+b2 ’) 1/2で表わされ、W値が小
さいほど黒色に吐づ〈。本発明者が安定した黒色の外観
として設定した目標値は、白色度20以下である。Bi
イオン漠度を種々変化させたl&温50℃のNi イオ
ン15 ’t、/l、含有用2水溶液にて、亜鉛片面付
4第20か背の電気亜鉛メツキ鋼板を5秒間スプレー処
理して形成させた皮1漠の白色度を第1図に示す。この
図から分かるように、黒色皮膜を得るに′!′iBj 
(オニy Q度1.5 ’、)113以上、好ましくは
2’?/A以上必妥である。
Ni、 Co、 Feイオン濃度を種々変化させた液温
50°C(7) Bi イオン3.0 Ple、含有p
i(2水溶液にて、亜鉛片面付着酸20 Vn?の亜鉛
メツキ鋼板を5秒間スプレー処哩し形成させた皮)臭の
白色度金それぞれ第2図、第3図、fA4図に示す。こ
の図から分かるように、黒色皮膜に得るにはCo イオ
ン濃度9M形以上、好ましくは15M2以上必要である
ことが分かる。又Ni、FeイオンについてもGo イ
オンとほぼ同様の値を示す。
pHを(・口々変化させた液温50℃のL3iイオン3
.0tie、Niイオン15 P/43含有水溶液にて
、亜鉛片面付層*20’?/rr?の亜鉛メツキ鋼板を
5秒間スプレー処理し形成させた皮膜の白色度全第5図
に示す。この図から、黒色皮膜を得るには処理水溶液の
世を7以下、好ましくは6以下にするのが良いことが分
かる。しかし阻が余シ低いと素地Znの溶出盪が著しく
大きくなり耐食性が低下するので、pH0,5〜7の範
囲で用いるのが良い。
本発明で得られる黒色化皮膜はBi イオン、Niイオ
ン(又はCoイオン、 Feイオン) 、 Znイオン
の析出・溶解のあるバランスされた結果得られる皮膜で
あるから、溶液中のBiイオン、Nlイオン(又はCo
イオン、 Feイオン)のモル比がある限定された範囲
で良好となる。Biイオンのモル濃度2 a (モル/
 413 )とし、Ni 、 Co、 Feイオンの中
から選ばれた1種又は2m以上のモル濃度をb(モル/
感)とすると、b/aが3未満ではBi イオンの析出
反応が優先的に起こるようになり、多孔質な皮膜を得る
ことができず均一な皮、(摸となり黒色度が低下する。
b/aが240を超えれば、Niイオン、 Coイオン
又はFeイオンの析出が優先的に起こり、やはり皮膜が
均一化し黒色度が低下する。
またb/aが10〜110であるとより安定した黒色化
皮膜を得ることができる。ビスマスイオンのモル9度&
(モル/−13)トニッケル、コバルト、鉄イオンの金
属イオンのモル濃度b(モル7石)とのモル比を種々変
化させたp)12 、液温50℃の水溶液で亜鉛片面付
着it 20 ’t/rr?の電気亜鉛メツキ鋼板を5
秒間スプレー処理し形成させた皮膜の白色度と第8図に
示す。
この図かられかるように黒色皮膜と得るには、モル比b
/aが3以上240以下、好ましくは10以上110以
下の範囲で良いことがわかる。
よって、BiイオンおよびNi 、 Go 、 Fe 
イオンの中から選ばれた1株又は2株以上の溶液中のモ
ル比が3〜240、好ましくは10〜110の範囲で安
定した黒色化皮膜を得ることができる。
〔実施例1〕 磁気亜鉛メツキ鋼板に、Bi(No、)、・5H,Oを
Bi換算で3?々と、N1(No、)、 ・61(,0
をNi換算で15Veとを含有し、且つ、pHが2で、
50〜60℃に加温された水溶液にて5秒間スプレー処
理して黒色皮膜を形成させ、水洗し、乾燥し、白色度、
耐指紋性及び皮膜の密着性試験を行った結果を第1表に
、5ts塩水噴霧試験を行った結果上第7図に示す。
〔実施例2〕 ′電気亜鉛メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実施例1
と同様の処理を行い、次いで固形分濃度が20 t/J
J 、 Crr′/cr6+重量比が2/3 、 pH
がKOHで?、5に調整された塗布型クロメート処理液
をロールコータ−で虚血して乾燥し、クロム付着150
φの皮膜を形成させた。
この鋼板について、実施例1と同様の試験を行った結果
を第1表及び第7図に示す。
〔実施例3〕 電気亜鉛メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実施例1と
同様の処理を行い、次いでアクリル樹脂水I@n<商品
名ウォーターゾル5744・・・犬日本インキ株式会社
製)を塗布して乾燥し、1湘の皮膜を形成さ亡た。この
鋼板について、実施例1と同様の試験を行った結果を第
1表及び第7図に示す。
〔実施例4〕 電気亜鉛メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実癩列1と
同様の処理を行い、次いで60〜70℃に加温された全
酸度15ポイントの亜鉛用リン酸亜鉛金主成分とする水
溶fL(ボンデライト3300゜日本バー力ライジング
社製〕に10秒間浸漬して水洗し、乾燥し、実施例1と
同様の試験を行った結果を第1表及び第7図に示す。
〔実施例5〕 電気・徂鉛メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実施列1
と同様の処理を行い、次いでsio、換算で50凶の濃
度にA14fiされたリチウムシリケート(Li20・
4,8 Sin、 )水溶液をロールコータ−により塗
布乾燥し、Sin、換算で0.3か背の皮膜を形成させ
た。この鋼板について、実施例1と同様の試験分行った
結果?第1表及び第7図に示す。
〔実施例6〕 Iヒ気伸玲メツキA版に、乾燥を省いた以外は実施例2
と同様の処理を行い、次いでアクリル樹脂水溶液(商品
名ウォーターゾル5744・・・犬日本インキ株式会社
製)t−塗布して乾燥し、1μmの皮膜を形成させた。
この鋼板について、実施例1と同様の試験を行った結果
を81表及び第7図に示す。
〔実施例7〕 電気亜鉛メツキ鋼板K、乾燥を省いた以外は実施例2と
同様の処理を行い、次いでSin、換算で50’t/4
31H度に調整されたリチウムシリケート(Li20・
4.8sto、)水溶液をロールコータ−により塗布し
て乾燥し、Sin、換算でo、 a P/rr?の皮膜
を形成させた。この鋼板について、実施例1と同様の試
験を行った結果f:第1衣及び第7図に示す。
〔実施例8〕 電気ti給メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実施例4
と同様の処理を行い、次いでアクリル樹脂水溶液(商品
名ウォーターゾル5744・・・犬日本インキ株式会社
製)を塗布して乾燥し、1μmの皮膜全形成させた。こ
の鋼板について、実施例1と同様の試験を行った結果を
第1表及び第7図に示す。
〔−J!施例9〕 電気亜鉛メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実施例4と
同様の処理を行い、次いで固形分濃度が20tμ、Cr
ゝ+/Cr6+重盪比が2/3 、pf(がKOHで2
.5に調整された塗布型クロメート処理液をロールコー
タ−で塗布して乾燥し、クロム付着量50号背の皮膜全
形成させた。この鋼板について、実施例1と同様の試験
を行った結果上第1表及び第7図に示す。
〔実施列10〕 電気11F鉛メツキ鋼板に、乾燥を省いた以外は実施例
4と同様の処理を行い、次いでSin!換算で50V6
濃度に調整されたリチウムシリケート(LitO・4.
8SiO2)水溶液をロールコータ−で塗布して乾燥し
、Sin、喚痺で0.3か♀の皮膜全形成させた。
このA仮について、実施例1と同様の#t、験全行った
結果を第1表及び第7図に示す。
〔比較例1〕 B i (No3)s・5FL20の濃度をBi換算で
II々とした以外は、実施例1と同様の処理及び試験(
塩水噴霧2除く)を行った結果を第1表に示す。
〔比較例2〕 N1 (NOx)t・6鴇0の濃度をNi換算で5 V
13とした以外は、実施例1と同様の処理及び試験(塩
水噴霧を除く)を行った結果を第1表に示す。
〔比較例3〕 実施例1における水溶液のpI(を8とした以外は、実
施例1と同様の処理及び試験(塩水噴霧を除く)を行っ
た結果を第1表に示す。
〔判定法〕
(1)皮膜の白色度 白色度W(Lab ) 20以下のもの   01 2
0を超えるもの  X (2)耐指紋性 良      ○ 4丁         へ 不可   × (3)密着性 試験材表面にセロハンテープを密着させ、これを急激に
引き剥したときの皮膜の剥、4It度金目祝により判定
した。
剥離なし       0 10%未満剥離    0 10〜30%剥離   Δ 31チ以上剥離    × 第  1  表 〔実施例11) 亜鉛目付融20 ’?/rr?の亜鉛メツキ鋼板を、B
iビイオン3J8、Niイオン15t々含有しI)N2
にA整された黒色化処理水浴液に浸漬して処理時間と白
色度〔W(f、ab)]の関係グラフを作成した。
その結果を第6図に示す。
〔比較例4〕 黒色化処理水溶液として、特公昭61−429号公報&
Ctg示されているgoきCr0515 t/−13、
t+、5o46f/l 、 H,PO40,69−/1
3、Ay、po、 ■yyp * tみ、p)IO07
に調整された水浴液を用いた以外は、実施例11と同様
に行った。
その結果をf46図に示す。
本発明の処理ニよって、Zn−NL系、Fe−Zn系、
Zn−N i −Co糸、Fe−Zn−5i系、Zn−
AJJ系、Zn−Ivin系等ノ高耐食性合金めっき鋼
板にも、上記実施レリと同じく良好なる黒色皮膜が得ら
れた。
〔発明の効果〕
本発明は、従来の黒色化6理に化成して短時間即ち数秒
N10秒で亜鉛又は亜鉛合金表面に安定した外、シシ的
に高′に&感のある黒色皮1戻全形成させることが出来
ろ。
又、黒色皮膜の上に、更にクロメート皮膜、リン酸塩皮
膜、アルカリ珪酸塩皮膜、桐脂皮膜が施されるので、耐
指紋性、皮膜密着性、耐食性の点についても優れている
【図面の簡単な説明】
第1図ばBiイオンd度と白色度の関係グラフ、6g 
2図はNi(オン一度と白色度の関係グラフ、第3図は
Coイオン濃度と白色度の関侮グラフ、第4図はFeイ
オン!1度と白色度の関係グラフ、8J5図(はpHと
白色度の関係グラフ、第6図は処理時間と白色度の関係
グラフ、第7図は塩水噴霧時間と白錆発生面積の関係グ
ラフ、第8図はモル比と白色度の関係グラフである。 代理人 弁理士 藤 本   礒 代理人 弁理士 後 藤 武 夫 第1図 第3図   ゛°付′濃@c)/F) Coイオン濃度(q/P) 第4図 第 7 図 塩21(噴n時間(h「) 注)図中の数字は芙施例の番号を示す。 E、’、:8  h モルヒヒ   q/h

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビスマスイオン(a)を1.5〜20g/lと、
    ニッケルイオン、鉄イオン、コバルトイオンからなる金
    属イオン(b)から選ばれた1種類又は2種類以上を9
    〜100g/lとを含有し、且つ前記金属イオン(b)
    /前記ビスマスイオン(a)モル比が3〜240であり
    、pHが0.5〜7である水溶液からなることを特徴と
    する亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理液。
  2. (2)前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a
    )モル比が10〜110である特許請求の範囲第1項記
    載の亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理液。
  3. (3)亜鉛又は亜鉛合金を、ビスマスイオン(a)を1
    .5〜20g/lと、ニッケルイオン、鉄イオン、コバ
    ルトイオンからなる金属イオン(b)から選ばれた1種
    類又は2種類以上を9〜100g/lとを含有し、且つ
    前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a)モル
    比が3〜240であり、pHが0.5〜7である水溶液
    にて処理して黒色皮膜を形成させた後、その表面にリン
    酸塩皮膜、有機高分子樹脂皮膜、クロム付着量として1
    〜1000mg/m^2のクロメート皮膜又は0.01
    〜3μmのアルカリ珪酸塩皮膜を施すことを特徴とする
    亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理方法。
  4. (4)前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a
    )モル比が10〜110である特許請求の範囲第3項記
    載の亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理方法。
  5. (5)亜鉛又は亜鉛合金を、ビスマスイオン(a)を1
    .5〜20g/lと、ニッケルイオン、鉄イオン、コバ
    ルトイオンからなる金属イオン(b)から選ばれた1種
    類又は2種類以上を9〜100g/lとを含有し、且つ
    前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a)モル
    比が3〜240であり、pHが0.5〜7である水溶液
    にて処理して黒色皮膜を形成させた後、その表面にクロ
    ム付着量として1〜1000mg/m^2のクロメート
    皮膜を形成させ、更にその表面に有機高分子樹脂皮膜又
    は0.01〜3μmのアルカリ珪酸塩皮膜を施すことを
    特徴とする亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理方法。
  6. (6)前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a
    )モル比が10〜110である特許請求の範囲第5項記
    載の亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理方法。
  7. (7)亜鉛又は亜鉛合金を、ビスマスイオン(a)を1
    .5〜20g/lと、ニッケルイオン、鉄イオン、コバ
    ルトイオンからなる金属イオン(b)から選ばれた2種
    類又は2種類以上を9〜100g/lとを含有し、且つ
    前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a)モル
    比が3〜240であり、pHが0.5〜7である水溶液
    にて処理して黒色皮膜を形成させた後、その表面にリン
    酸塩皮膜を形成させ、更にその表面に皮膜厚として0.
    01〜3μmのアルカリ珪酸塩皮膜、クロム付着量とし
    て1〜1000mg/m^2のクロメート皮膜又は有機
    高分子樹脂皮膜を施すことを特徴とする亜鉛又は亜鉛合
    金の黒色化処理方法。
  8. (8)前記金属イオン(b)/前記ビスマスイオン(a
    )モル比が10〜110である特許請求の範囲第7項記
    載の亜鉛又は亜鉛合金の黒色化処理方法。
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