JPS6335669Y2 - - Google Patents

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JPS6335669Y2
JPS6335669Y2 JP4687283U JP4687283U JPS6335669Y2 JP S6335669 Y2 JPS6335669 Y2 JP S6335669Y2 JP 4687283 U JP4687283 U JP 4687283U JP 4687283 U JP4687283 U JP 4687283U JP S6335669 Y2 JPS6335669 Y2 JP S6335669Y2
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JP
Japan
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bathtub
apron
vent
bathtubs
hole
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Application number
JP4687283U
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JPS59150386U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は浴槽に関するものである。
〔背景技術〕
従来の埋込型浴槽は、第1図に示すように、そ
の浴槽本体1を床2上のブロツク3上に載置固定
するとともに、その上縁部から折り返したエプロ
ン4が洗い場側の床面5に取付けられていた。第
1図において、6は壁面、7は壁面タイル、8は
洗い場側のタイル、9はモルタル層、10はコン
クリート層、11は割石層、12は土層をそれぞ
れ示している。
このようにして設置される浴槽にあつては、第
1図に示すように浴槽本体1内の水を底部の排水
孔13から抜き、床面2に設けた排水管14を経
て排水される。
ところが、浴槽裏15は前記エプロン4や壁面
6等によつて外部から遮断された密閉空間となつ
ているために、排水時の水や飛散や目地切れ等に
よつて水が浸入し、また温度が高くなることによ
り浴槽裏の空間は常に湿度が90%以上にもなり、
ほとんど乾くことがない高温多湿の状態であつ
た。
そのため、通常のFRPバスタブでは裏面の補
強木が腐食してクラツクが入り、また通常のほう
ろう製バスタブでは裏面よりさびが発生しついに
はほうろう層にまでさびが浮き出てくるなどの問
題があつた。さらに、これらのバスタブでは、保
温材が吸水し、剥離したり、保温効果の低下をひ
き起していた。
さらに、循環ポンプ内蔵型浴槽(たとえばあわ
バス等)においては、機器の絶縁抵抗が低下して
安全性が下がり、また機器自身が腐食して使用で
きなくなるという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は浴槽裏の換気を行ない、浴槽や浴槽
裏に取付けたポンプ等の機器の腐食を防止した浴
槽を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
この考案の浴槽は、底部に排水孔を有し排水を
浴槽裏に排水するようにした浴槽本体と、この浴
槽本体の上縁部より洗い場側に折り返され前記浴
槽裏を遮蔽したエプロンと、このエプロンに穿設
され前記浴槽裏を換気する通気口とを備えたもの
である。
この考案の一実施例を第2図ないし第5図に基
づいて説明する。なお、第2図ないし第5図にお
いて、第1図と同一部材については同一符号を付
し説明を省略する。
第2図は浴槽を示しており、浴槽本体1の上縁
部から洗い場側に折り返したエプロン4には浴槽
裏の空間に連通する通気口16が設けられる。こ
の通気口16には第3図および第4図に示すよう
にフイン17付グリル18が取付けられ、洗い場
側からの水の侵入を防止する。
第5図は浴槽の取付状態を示しており、浴槽を
固定する壁面6に外気導入用の孔19(直径50〜
100mm程度)を穿設し、空気をこの孔19から浴
槽裏15に導入し、前記エプロン4の通気口16
から流出させ(空気の流れを矢印で示す)、浴槽
裏15の換気を行なう。
このように構成したため、浴槽および機器(た
とえば循環ポンプ等)(図示せず)を乾燥状態に
維持することができ、腐食等を防止することがで
きるのである。
この考案の他の実施例を第6図に基づいて説明
する。すなわち、この浴槽は前述のの実施例と同
様にエプロン4に通気口16を設けるとともに、
排水管14′を分枝させ、枝管20を壁面6より
外部に突出させこの枝管20より外気を取り入
れ、排水管14′を経て空気を浴槽裏15に導入
するようにしたものである。排水管14′を利用
して外気を導入するこの実施例は、とくに壁面6
に直接孔を設けにくい高層建築物等の2階以上に
浴槽を設置する場合に実益がある。その他は前述
の実施例と同様である。
ちなみに、第5図および第6図に示すようにし
て循環ポンプ内蔵型浴槽をそれぞれ取付けた場
合、従来の浴槽裏換気機能を有しない浴槽では、
1.5〜2年の使用期間でポンプの金属部がかなり
腐食し、厚さ0.5mmのカバー等は手でくずれるほ
どであつたが、この実施例の浴槽ではポンプの金
属部の腐食はほとんど認めることができなかつ
た。また、バスタブ裏面の補強木についても、従
来では1.5年で表面層が腐食していた(通常、そ
の後数年で全面に腐食し浴槽にクラツクが発生し
ていた)のに対し、この実施例の浴槽では補強木
表面層の腐食をほとんど認めることができなかつ
た。
なお、これらの実施例では、換気のために外気
を導入するようにしたが、エプロンに複数の通気
口を設け、浴槽裏の換気を行なわせるようにして
も同様な効果が得られる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、高温多湿状態の浴槽裏の換
気を行なうことにより、浴槽や浴槽に内蔵した機
器の腐食を防止し、寿命を長くすることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の浴槽の取付状態を示す断面図、
第2図はこの考案の一実施例における浴槽の斜視
図、第3図はエプロンに設けた通気口に取付けた
グリルの正面図、第4図はその−線断面図、
第5図は第2図に示す浴槽裏の換気状態を示す説
明図、第6図はこの考案の他の実施例における浴
槽裏の換気状態を示す説明図である。 1……浴槽本体、4……エプロン、13……排
水孔、15……浴槽裏、16……通気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に排水孔を有し排水を浴槽裏に排水するよ
    うにした浴槽本体と、この浴槽本体の上縁部より
    洗い場側に折り返され前記浴槽裏を遮蔽したエプ
    ロンと、このエプロンに穿設され前記浴槽裏を換
    気する通気口とを備えた浴槽。
JP4687283U 1983-03-30 1983-03-30 浴槽 Granted JPS59150386U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4687283U JPS59150386U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 浴槽

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JP4687283U JPS59150386U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 浴槽

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Publication Number Publication Date
JPS59150386U JPS59150386U (ja) 1984-10-08
JPS6335669Y2 true JPS6335669Y2 (ja) 1988-09-21

Family

ID=30177421

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JP4687283U Granted JPS59150386U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 浴槽

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JPS59150386U (ja) 1984-10-08

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