JPS6335630Y2 - - Google Patents

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JPS6335630Y2
JPS6335630Y2 JP1984094441U JP9444184U JPS6335630Y2 JP S6335630 Y2 JPS6335630 Y2 JP S6335630Y2 JP 1984094441 U JP1984094441 U JP 1984094441U JP 9444184 U JP9444184 U JP 9444184U JP S6335630 Y2 JPS6335630 Y2 JP S6335630Y2
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JP
Japan
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handbag
frame
seat
chair
bag
Prior art date
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JP1984094441U
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English (en)
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JPS619020U (ja
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Priority to JP9444184U priority Critical patent/JPS619020U/ja
Publication of JPS619020U publication Critical patent/JPS619020U/ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、お茶席等において正座する場合に使
用され、座椅子をも兼ねることのできる手さげ袋
に関するものである。
ここで、以下の座椅子とは、特に正座する場合
にお尻の下に敷いて使用するものであつて、正座
して後方に伸びた両足間に入れることのできる程
度の大きさのものをいうものとする。
(従来の技術) 例えば、お茶席においては、長時間正座をして
いなければならないが、このことは人によつて相
当な苦痛をともなつている。通常、五人程度の人
が集まつて行なわれる茶事にあつては、中座する
ことがあつたとしても、延々三時間程も正座して
いなければならない。特に、足が不自由な人や年
配の人にとつては、お茶席において正座をするこ
とが常識であることは分つていても、膝に無理が
掛つて長時間正座することは相当困難が伴なう。
このことはお茶席に限らず、正座を余儀なくされ
るような場所であれば同様に言えることである。
ところで、長時間正座ができるようにした座椅
子は既に多くのものが提案されてきている。しか
しながら、この従来提案されている座椅子は一般
的に大型かつ複雑な構造のものであつて、お茶席
に使用するには次の点で難点がある。すなわち、
従来提案されている座椅子は大型なため、使用に
際して相当目立ち、何憚かることなく使用できる
というようなものではない。また、お茶席におい
ては、慣習上大きな物を持ち込むことはなされ
ず、また許されない。中に持ち込めるのは、小ぶ
くさ、ハンカチ、懐紙又はこれら若しくはお茶席
で出されたものの残りを収納しうる程度の手さげ
袋位である。従つて、従来提案されている正座用
の椅子は、大型であることからお茶席内に持ち込
むことは適当ではなく、お茶席用として殆んど利
用されていないのが実状である。
椅子と何かを兼用するものとして、実公昭56−
1206号公報に示された「腰掛けを持ち運べるかば
ん」や、実開昭56−163915号公報に示された「バ
ツグイス」等が既に公開されているが、これらは
椅子をかばんやバツグ内に収納して持ち運び、使
用するときには中の椅子をかばんやバツグとは別
に取り出して使用するようにしたものである。特
に、これらの公報に示された椅子は、図面等の記
載から推察すると正座する場合に使用するもので
はないため、茶席等に持ち込んで使用するには不
適当であることは勿論、これらを使用して正座を
することは不可能であると考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上の実状に鑑みてなされたもので、
その解決しようとする問題点は、コンパクトに構
成することができてお茶席等の正座を余儀なくさ
れるような場所にも容易に持ち込むことができ、
しかもその使用に際してそのことが目立たないよ
うにすることができる座椅子兼用手さげ袋を提案
することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案は、 「手さげ袋の内部に枠体が収納される座椅子兼
用手さげ袋であつて、前記枠体を、前記手さげ袋
の底部と同程度の大きさを有しかつ座部を有する
底部と、この底部と略同じ大きさの枠部と、これ
らの底部及び枠部とを所定間隔離間した状態で互
いに連結する複数の柱材とから構成し、 かつ、これらの柱材を前記底部と枠部との左右
両側から内方に位置する部分に連結して、前記枠
体の左右両側にて正座する人の足が横から入れら
れる程度の空間を形成するとともに、 前記枠部の開口内に前記手さげ袋の一部を収納
して当該手さげ袋を逆にし、前記底部の座部上に
正座することができるようにしたことを特徴とす
る座椅子兼用手さげ袋」 をその要旨とするものである。
以下に本考案を図面に示した具体例について説
明すると、第1図には本考案に係る座椅子兼用手
さげ袋10の斜視図が示してあり、この座椅子兼
用手さげ袋10は枠体20と手さげ袋11とから
なつている。
手さげ袋11は、通常お茶席内への持ち込みが
許されているものであり、手に持つてお茶席のに
じり口から容易に入ることができる程度の大きさ
を有している。また、この具体例における手さげ
袋11は、適宜な意匠を施した布により形成した
もので、この手さげ袋11の底部は平になつてお
り、その上部は紐によつて開閉される口部となつ
ている。そして、この手さげ袋11は、その中に
口部から後述する枠体20を入れることにより座
椅子兼用手さげ袋10となるものであり、正座す
る場合には、第5図の点線で示すように、その紐
によつて開閉される口部は、これを枠部23の開
口25内にまとめて収納されるものである。これ
により、当該座椅子兼用手さげ袋10は、手さげ
袋兼用のものとなるのであり、第5図に示した如
く、その底部21の座部22が下になるようにし
て使用されるものである。
枠体20は、本例にあつては鉄等の金属からな
る剛性材料、あるいは十分な剛性を有するプラス
チツクス材料により形成したもので、第2図〜第
4図に示したように、底部21と、この底部21
と略同じ形状の枠部23と、これらの底部21と
枠部23とを互いに連結する合計4本の柱材24
とからなつている。
底部21は、手さげ袋11の底部の大きさと略
同じ大きさであり、その中央部は藤によつて形成
された座部22となつている。また、枠部23は
上述した底部21と略同じ大きさを有したもの
で、その中央部は開口25となつている。これら
の底部21及び枠部23を連結する柱材24は、
約5cm程度の長さを有しており、各底部21及び
枠部23の側端部から1/3程度内方に位置してい
る。
すなわち、柱材24は、第3図及び第5図にて
示したように、底部21と枠部23の左右両側か
ら1/3程度内方に位置する部分に、両底部21と
枠部23間を連結して両者を一体的にすることは
勿論、正座する人がその足を横から入れることが
できるようにする空間Rを当該座椅子兼用手さげ
袋10の左右両側に形成できるようにするもので
ある。なお、この柱材24としては、図面中には
2本の棒材を使用した例について説明したがこれ
に限るものではなく、例えば図面中の2本の棒材
間と同じ幅を有する板材を使用して実施してもよ
いものである。
このように、枠体20は、鉄等の金属からなる
剛性材料により形成され、またその底部21と枠
部23とが柱材24によつて一体的に形成したも
のであることから、人がその上に座つてもよいよ
うな所定の剛性を有している。勿論、この枠体2
0はプラスチツクス、木材等を使用して形成して
もよい。
勿論、上記の座椅子兼用手さげ袋10において
は、その手さげ袋11の開口が上部にあるものを
例としたが、これに限らず、本考案は手さげ袋1
1の開口が側方に位置するものについても適用す
ることができるものである。
(考案の作用) 以上のように構成した座椅子兼用手さげ袋10
は、次のようにして使用される。すなわち、まず
手さげ袋11内に枠体20を収納すると、手さげ
袋11は枠体20によつて所定の形状に保持され
て型くずれしない座椅子兼用手さげ袋10となる
のである。これは、枠体20の底部21を手さげ
袋11の底部と略同じ大きさにしたからである。
そして、この座椅子兼用手さげ袋10は、手さげ
袋11即ち枠体20内に小ぶくさ、ハンカチ、懐
紙等を収納してお茶席に持つていけばよい。
お茶席においては、座椅子兼用手さげ袋10内
の小ぶくさ、ハンカチ、懐紙等を取出してこれら
を帯に挟んだりする。このようにして空になつた
座椅子兼用手さげ袋10は、第5図に示すよう
に、手さげ袋11の上部(具体的には紐によつて
締めた口部)を枠体20の開口25から枠体20
内に押し込めば枠体20内に収納され、箱状とな
る。このようにした座椅子兼用手さげ袋10は上
下を逆にしてお尻の下に敷くことにより、正座用
に椅子として使用されるのである。
この場合、この座椅子兼用手さげ袋10はそれ
程大きくないから両足の間に目立たないように入
れることができる。また、各柱材24は底部21
及び枠部23の側端部から1/3程度内方に位置し
ていることから、第5図に示したように、手さげ
袋11の左右両側の一部を枠体20の内方に入れ
れば、所定の空間Rが形成され、この中に正座す
る人の後方に伸びた両足の一部を横から入れるこ
とができるようになるのである。さらに、枠体2
0によつて座椅子兼用手さげ袋10は所定の剛性
を付与されていることからこの上に座つても壊れ
ることはない。
以上のように、茶事が終つてお茶席を出るとき
には、こに座椅子兼用手さげ袋10を臀下から取
出してこの中に小ぶくさ、ハンカチ、懐紙或はお
茶席で出されたものの残りを収納して、これを持
つて出ればよいのである。
(考案の効果) 従つて、この座椅子兼用手さげ袋10は、極め
て簡単な構成で手さげ袋としてだけではなく、長
時間正座をすることができない人の正座用座椅子
としても使用することができるものである。しか
も、この座椅子兼用手さげ袋10は、中に入れた
枠体20によつてその剛性を高めたから、手さげ
袋として使用する場合に、その中の物を保護する
こともできるのである。勿論、この座椅子兼用手
さげ袋10はお茶席において使用することができ
るだけでなく、コンパクトなものとして構成する
ことができ、しかも使用に際して目立つことはな
いから、正座を余儀なくされる場所においてどこ
でも使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に掛る座椅子兼用手さげ袋の斜
視図、第2図は枠体の側面図、第3図は同正面
図、第4図は同底面図、第5図は座椅子兼用手さ
げ袋を使用する場合の正面図である。 符号の説明、10…座椅子兼用手さげ袋、11
…手さげ袋、20…枠体、21…底部、22…座
部、23…枠部、24…柱材、25…開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手さげ袋の内部に枠体が収納される座椅子兼用
    手さげ袋であつて、 前記枠体を、前記手さげ袋の底部と同程度の大
    きさを有しかつ座部を有する底部と、この底部と
    略同じ大きさの枠部と、これらの底部及び枠部と
    を所定間隔離間した状態で互いに連結する複数の
    柱材とから構成し、 かつ、これらの柱材を前記底部と枠部との左右
    両側から内方に位置する部分に連結して、前記枠
    体の左右両側にて正座する人の足が横から入れら
    れる程度の空間を形成するとともに、 前記枠部の開口内に前記手さげ袋の一部を収納
    して当該手さげ袋を逆にし、前記底部の座部上に
    正座することができるようにしたことを特徴とす
    る座椅子兼用手さげ袋。
JP9444184U 1984-06-22 1984-06-22 座椅子兼用手さげ袋 Granted JPS619020U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9444184U JPS619020U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 座椅子兼用手さげ袋

Applications Claiming Priority (1)

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JP9444184U JPS619020U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 座椅子兼用手さげ袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS619020U JPS619020U (ja) 1986-01-20
JPS6335630Y2 true JPS6335630Y2 (ja) 1988-09-21

Family

ID=30652973

Family Applications (1)

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JP9444184U Granted JPS619020U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 座椅子兼用手さげ袋

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561206U (ja) * 1979-06-19 1981-01-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56163915U (ja) * 1980-05-07 1981-12-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561206U (ja) * 1979-06-19 1981-01-08

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Publication number Publication date
JPS619020U (ja) 1986-01-20

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