JPS6335082Y2 - - Google Patents

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JPS6335082Y2
JPS6335082Y2 JP9965583U JP9965583U JPS6335082Y2 JP S6335082 Y2 JPS6335082 Y2 JP S6335082Y2 JP 9965583 U JP9965583 U JP 9965583U JP 9965583 U JP9965583 U JP 9965583U JP S6335082 Y2 JPS6335082 Y2 JP S6335082Y2
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JP
Japan
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water
water passage
thin
faucet
valve body
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JP9965583U
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JPS607467U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はからんの給水管先端部に取付けられ
て、外部操作手段により内蔵した弁を開閉する水
栓であつて、パツキンとロータリ弁体によつて構
成される水栓の弁構造に関する。
〔背景技術〕
パツキンとロータリ弁体によつて構成される弁
構造を有する水栓として本願出願人は第1図に示
すものを提案した。この水栓は給水管1の先端部
に取付けられて使用されるものであつて、通水孔
2の下方孔縁から薄肉でもつて先細りテーパー状
に形成される薄肉通水部を連設したパツキン4が
給水管先端に圧接し、放水口5と薄肉通水部3と
の間に直径方向に貫通孔6を設けたロータリ弁体
7が回動自在に配設されている。8は外部操作手
段で、ロータリー弁体7に連結されており、した
がつて外部よりロータリー弁体6を回動させて弁
を開閉できる。図においてロータリ弁体7の貫通
孔6が薄肉通水部3、すなわち給水管1と放水口
5とを連通させているので開弁状態にある。つい
で外部操作手段8を時計方向に約45゜回動させる
とロータリ弁体7も同様に回動して第2図の状態
となる。この状態はロータリ弁体7の外周がパツ
キン4の薄肉通水部3を閉じるので閉弁状態にあ
る。なお第1図に示した水栓は弁の開閉のほかに
散水(シヤワー)も行えるもので、第1図の状態
から外部操作手段8を反時計方向に約45゜回動さ
せると、ロータリ弁体7の貫通孔6は薄肉通水部
3、すなわち給水管1と第2の放水口9を介して
散水用開口部10とを連通させるものである。し
たがつてこのものの貫通孔6は異形であるが弁の
開閉のみ行う水栓にあつては円形とする。
かかる水栓の弁構造にあつては、細かく観察す
ると閉弁状態における止水が完全に行われがたい
ものであつた。つまりパツキン4の薄肉通水部3
の先端全周は本来平面上に位置するものである
が、閉弁状態にあつてはロータリ弁体7の外周曲
面に沿つてたわむことになるのでたわみ量に差が
でき、水圧を受けても薄肉通水部3の先端孔縁と
ロータリ弁体7の外周との間に若干であるが密着
しない箇所が生じるのである。したがつてその密
着しない箇所から漏水が起こり閉弁状態であるに
もかかわらず放水口から放水することになる。
そこで本願出願人は第3図に示すように、ロー
タリ弁体7の外周に薄肉通水部3の先端孔縁より
大きい平担部Pを形成し閉弁状態において薄肉通
水部3の先端がこの平担部Pに接する構成のもの
を提案して上記欠点を解消した。しかしこのもの
は閉弁状態における止水が確実になるものの、薄
肉通水部3のたわみ量が大きくなりロータリ弁体
7の回動時における摺動抵抗が増加するので、パ
ツキンの耐久性については問題を残し耐摩耗性に
優れた高価な材料を使わねばならなかつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的をするところは、閉弁状態におけ
る止水が確実であるとともに弁を構成するパツキ
ンの耐久性を向上させうる水栓の弁構造を提供す
るにある。
〔考案の開示〕
本考案の一実施例を第4図乃至第6図に基づい
て説明する。本考案は第1図および第2図に示し
た水栓の弁構造におけるパツキンに特徴を有する
もので第4図にその要部断面図を示す。パツキン
11はその中心に通水孔12を有しその下方孔縁
から薄肉でもつて形成したテーパー部を有する薄
肉通水部13を連設してある。さらにこの薄肉通
水部13の通水孔孔縁とテーパー部14との間に
は所定長の円筒部15を設け、かつロータリ弁体
7の外周部に摺接して弁を構成する薄肉通水部1
3の先端をその外周曲面にそつた円弧状にしてあ
る。また水栓本体のケース16のパツキン配設部
17は大径内壁18、パツキン受19、小径内壁
20、テーパー面21からなり、パツキン11が
パツキン受19で受けられるよう配設した際に、
円筒部15の外周面と小径内壁20面との間に所
定の間隙αが形成される。この間隙αは閉弁時に
おいてパツキン11内の水圧が上昇した場合、円
筒部15を外方へ拡がらせるためものであつて円
筒部15が拡がつても薄肉通水部13の先端がロ
ータリ弁体7の外周曲面に摺接する状態を維持で
きる範囲に適宜設定する。
かかるパツキン11を第1図におけるパツキン
2に替えるのであるが、そのような水栓を第1図
の左側面から見ると第5図のようになる。なおパ
ツキン11を替えるにあたつてはケース16のパ
ツキン配設部17も替える。
図において水栓のケース16は取付部材である
固定具22および連結具23によつて給水管1の
先端部に取付けられそれによつて通水孔12の下
方孔縁から薄肉でもつて形成したテーパー部14
を有する薄肉通水部13を連設したパツキン11
が給水管先端に圧接し、一方放水口5と薄肉通水
部13との間に直径方向に貫通孔を設けたロータ
リ弁体7が回動自在に配設される。24はロータ
リ弁体7に設けた周溝25に装着された漏水防止
シール、26はロータリ弁体7の脱落を防ぐ抜け
止め部材、8はロータリ弁体7にねじ27でもつ
て連結された外部操作手段である。28は散水用
拡散板でつば部29を有しておりその一部にロー
タリ弁体7を位置決めするためのコイルばねの保
持部30を形成してある。この保持部30に一端
を保持されたコイルばね31はその他端がボール
32をロータリ弁体7の外周に中心角45゜間隔で
設けた位置決め凹部33に向けて押圧しており、
ロータリ弁体7の回動切換を確実に行わしめしか
も適度なクリツク感を付与する。34は放水口5
に連通する放水用開口部35と散水用開口部10
とを有する放水板で、ケース16の下方開口部を
塞ぐようにしてケース16に螺着される。
かかる水栓の弁構造にあつては、第6図に示す
ように閉弁状態において、パツキン11内の水圧
が上昇した場合、間隙αの存在によつて円筒部1
5が外方へ拡がるとともに薄肉通水部13の先端
がロータリ弁体7の外周曲面に十分に密着して確
実に止水できる。また薄肉通水部13が水圧を受
けて円筒部15が外方へ拡がることによりテーパ
ー部14のたわみ量は極めて少なくなり、ロータ
リ弁体7の回動時における摺動抵抗は従来のもの
に比して大巾に減少する。さらに円筒部15があ
ることにより薄肉通水部13の変形が容易になる
のでロータリ弁体7を回動させて弁の開閉を行う
ときに薄肉通水部13と嵌通孔6のそれぞれの孔
縁同志がひつかかるといつた現象も生じにくい。
よつて閉弁状態における止水が確実であるととも
にパツキンの耐久性を向上させうるのである。
〔考案の効果〕
本考案は上述したように、パツキンにおける薄
肉通水部の通水孔孔縁とテーパー部との間に円筒
部を設けるとともに該円筒部の外周に所定の間隙
を形成したので、閉弁状態における止水が確実で
あるとともに弁を構成するパツキンの耐久性を向
上させうる水栓の弁構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の技術的深題を説明するための
水栓の断面図、第2図および第3図はその要部断
面図、第4図は本考案の一実施例を示す弁構造の
要部断面図、第5図はその弁構造を内蔵した水栓
の側面断面図、第6図はその動作を示す要部断面
図である。 1…給水管、7…ロータリ弁体、11…パツキ
ン、12…通水孔、13…薄肉通水部、14…テ
ーパー部、15…円筒部、17…パツキン配設
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. からんの給水管先端部に取付けられて外部操作
    手段により内蔵した弁を開閉する水栓であつて、
    通水孔の下方孔縁から薄肉でもつて形成したテー
    パー部を有する薄肉通水部を連設したパツキンが
    給水管先端に圧接し、放水口と前記薄肉通水部と
    の間に直径方向に貫通孔を設けたロータリ弁体が
    回動自在に配設された水栓の弁構造において、前
    記薄肉通水部の通水孔孔縁とテーパー部との間に
    円筒部を設けるとともに該円筒部の外周に所定の
    間隙を形成したことを特徴とする水栓の弁構造。
JP9965583U 1983-06-27 1983-06-27 水栓の弁構造 Granted JPS607467U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9965583U JPS607467U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 水栓の弁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9965583U JPS607467U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 水栓の弁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS607467U JPS607467U (ja) 1985-01-19
JPS6335082Y2 true JPS6335082Y2 (ja) 1988-09-19

Family

ID=30236077

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9965583U Granted JPS607467U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 水栓の弁構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132032A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Kvk Corp 吐水具

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Publication number Publication date
JPS607467U (ja) 1985-01-19

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