JPS6334944Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334944Y2 JPS6334944Y2 JP12876681U JP12876681U JPS6334944Y2 JP S6334944 Y2 JPS6334944 Y2 JP S6334944Y2 JP 12876681 U JP12876681 U JP 12876681U JP 12876681 U JP12876681 U JP 12876681U JP S6334944 Y2 JPS6334944 Y2 JP S6334944Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- ink
- composition
- outer peripheral
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002386 leaching Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は筆記具のセラミツクス製芯体に関する
ものである。
ものである。
本出願人は特開昭57−84893号として筆記具の
セラミツクス製芯体について出願した。ところで
前記発明はセラミツクスを用いて筆記具の芯体を
形成し、適量なインクの浸出を確保した点におい
て一応の目的を達したものである。しかし、なお
次のような問題点を残していることが発見され
た。
セラミツクス製芯体について出願した。ところで
前記発明はセラミツクスを用いて筆記具の芯体を
形成し、適量なインクの浸出を確保した点におい
て一応の目的を達したものである。しかし、なお
次のような問題点を残していることが発見され
た。
すなわち第５図に示すように削り加工して芯先
部を形成する場合、芯先部となるインク孔部は空
隙率の高い多孔質の焼結セラミツクスであるた
め、芯先部が凹凸のある粗面となる。またその材
質も脆い。このため筆記する際多くの支障を生ず
ることになる。
部を形成する場合、芯先部となるインク孔部は空
隙率の高い多孔質の焼結セラミツクスであるた
め、芯先部が凹凸のある粗面となる。またその材
質も脆い。このため筆記する際多くの支障を生ず
ることになる。
本考案はこのような先願発明の問題点を解決す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
以下図面に記載された本考案の実施例について
説明する。
説明する。
まず説明の都合上本考案芯体の製造法について
説明する。
説明する。
（本考案芯体の製法）
(1) 第３図に示すようにダイ４に芯棒部組成部１
ａの材料を、ダイ５にインク孔組成部２ａの材
料を、ダイ６に外周部組成部３ａの材料をそれ
ぞれ貯溜しておく。
ａの材料を、ダイ５にインク孔組成部２ａの材
料を、ダイ６に外周部組成部３ａの材料をそれ
ぞれ貯溜しておく。
芯棒部組成部１ａ、外周部組成部３ａの材料
はセラミツクス単独か、あるいはこれにある程
度のプラスチツクを加えておく。
はセラミツクス単独か、あるいはこれにある程
度のプラスチツクを加えておく。
インク孔組成部２ａの材料はセラミツクスに
プラスチツクを混合しておくが、プラスチツク
の混合割合は芯棒部組成部１ａ、外周部組成部
３ａの材料に比べて大きくしておく。
プラスチツクを混合しておくが、プラスチツク
の混合割合は芯棒部組成部１ａ、外周部組成部
３ａの材料に比べて大きくしておく。
(2) 引き出しロール７，７でこれらの材料を引出
して押出成型物８を形成する。この場合、芯棒
部組成部１ａを中心として、インク孔組成部２
ａ、外周部組成部３ａが同心円状に形成され
る。
して押出成型物８を形成する。この場合、芯棒
部組成部１ａを中心として、インク孔組成部２
ａ、外周部組成部３ａが同心円状に形成され
る。
(3) つぎに押出成型物８を一定寸法に切断して第
１図に示す予備成型物９を得る。
１図に示す予備成型物９を得る。
(4) この予備成型物９の先端を削り加工して、第
２図に示す単位予備組成物１０を得る。
２図に示す単位予備組成物１０を得る。
この場合、インク孔組成部２ａがプラスチツ
クを多量に混合しているため、インク孔組成部
２ａに外周部組成部３ａ、芯棒部組成部１ａが
附着した恰好となり、削り加工しても芯体の形
状がくずれることはない。すなわち、外周部組
成部３ａ、芯棒部組成部１ａを緻密なセラミツ
クスで形成しており、両者の間に脆くかつ空隙
率の高い多孔質のインク孔部２が同心円状に介
在するので、インク孔部２は削り加工後も外周
部組成部３ａ、芯棒部組成部１ａにより、保護
され、変形したりつぶれたりすることがない。
クを多量に混合しているため、インク孔組成部
２ａに外周部組成部３ａ、芯棒部組成部１ａが
附着した恰好となり、削り加工しても芯体の形
状がくずれることはない。すなわち、外周部組
成部３ａ、芯棒部組成部１ａを緻密なセラミツ
クスで形成しており、両者の間に脆くかつ空隙
率の高い多孔質のインク孔部２が同心円状に介
在するので、インク孔部２は削り加工後も外周
部組成部３ａ、芯棒部組成部１ａにより、保護
され、変形したりつぶれたりすることがない。
(5) つぎに、この単位予備組成物１０を1400℃で
加熱し、単位予備組成物１０中のプラスチツク
を燃やしつくし、残つたセラミツクスを焼結せ
しめる。かくしてセラミツクスの外周部組成部
３ａ、芯棒部組成部１ａは、緻密なセラミツク
スとして、第４図のように外周部３、芯棒部１
を形成する。一方、インク孔組成部２ａは多量
に含んだプラスチツクを燃やしつくし、第４図
に示すように脆くかつ孔隙率の高い多孔質のイ
ンク孔部２を形成する。インク孔部２はこの多
孔質部がインク浸出孔となる。
加熱し、単位予備組成物１０中のプラスチツク
を燃やしつくし、残つたセラミツクスを焼結せ
しめる。かくしてセラミツクスの外周部組成部
３ａ、芯棒部組成部１ａは、緻密なセラミツク
スとして、第４図のように外周部３、芯棒部１
を形成する。一方、インク孔組成部２ａは多量
に含んだプラスチツクを燃やしつくし、第４図
に示すように脆くかつ孔隙率の高い多孔質のイ
ンク孔部２を形成する。インク孔部２はこの多
孔質部がインク浸出孔となる。
（考案の作用効果）
本考案は、以上のような構成を有するのでその
作用効果を述べれば次の通りである。
作用効果を述べれば次の通りである。
(a) 筆記するとき、焼結セラミツクスの特性とし
て緻密な芯棒部１にインクのつき廻りが良く、
インク孔部２のインク孔から浸出するインクは
芯棒部につき廻り、筆記は芯棒部１によりなさ
れることになり、筆記し易くなる。
て緻密な芯棒部１にインクのつき廻りが良く、
インク孔部２のインク孔から浸出するインクは
芯棒部につき廻り、筆記は芯棒部１によりなさ
れることになり、筆記し易くなる。
(b) インク孔部２の外周部３、内周に芯棒部１を
有する同心円状３層構造となり、インク孔部２
はそのインキ浸出孔の脆い多孔質部がインク孔
部２、外周部３の間に保持されるため、インキ
浸出孔としての多孔質部はつぶされることがな
い。したがつてインキの浸出が円滑になされ
る。
有する同心円状３層構造となり、インク孔部２
はそのインキ浸出孔の脆い多孔質部がインク孔
部２、外周部３の間に保持されるため、インキ
浸出孔としての多孔質部はつぶされることがな
い。したがつてインキの浸出が円滑になされ
る。
第１図：予備成型物９の斜視図、第２図：単位
予備組成物１０の斜視図、第３図：本考案芯体の
成型方法の説明図、第４図：本考案芯体の断面
図、第５図：先願発明の芯先部の断面図。 １：心棒部、１ａ：芯棒部組成部、２：インク
孔部、２ａ：インク孔組成部、３：外周部、３
ａ：外周部組成部、４：芯棒部組成材料用ダイ、
５：インク孔部組成材料用ダイ、６：外周部組成
材料用ダイ、７：引出しロール、８：押出成型
物、９：予備成型物、１０：単位予備組成物、１
１：本考案芯体。
予備組成物１０の斜視図、第３図：本考案芯体の
成型方法の説明図、第４図：本考案芯体の断面
図、第５図：先願発明の芯先部の断面図。 １：心棒部、１ａ：芯棒部組成部、２：インク
孔部、２ａ：インク孔組成部、３：外周部、３
ａ：外周部組成部、４：芯棒部組成材料用ダイ、
５：インク孔部組成材料用ダイ、６：外周部組成
材料用ダイ、７：引出しロール、８：押出成型
物、９：予備成型物、１０：単位予備組成物、１
１：本考案芯体。
Claims (1)
- 芯棒部１の周りにインク孔部２、外周部３が同
心円状に形成され、かつ先端に芯先部が形成さ
れ、外周部３、芯棒部１は緻密な焼結セラミツク
スで作られ、インク孔部２は空隙率の高い多孔質
の焼結セラミツクスで作られ、芯先部に至るイン
ク浸出孔を成形している、ことを特徴とする筆記
具のセラミツクス製芯体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12876681U JPS5836184U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 筆記具のセラミツク製心体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12876681U JPS5836184U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 筆記具のセラミツク製心体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836184U JPS5836184U (ja) | 1983-03-09 |
| JPS6334944Y2 true JPS6334944Y2 (ja) | 1988-09-16 |
Family
ID=29922449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12876681U Granted JPS5836184U (ja) | 1981-09-01 | 1981-09-01 | 筆記具のセラミツク製心体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836184U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61248796A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | ぺんてる株式会社 | セラミツク製ペン先の製造方法 |
-
1981
- 1981-09-01 JP JP12876681U patent/JPS5836184U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5836184U (ja) | 1983-03-09 |
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