JPS6334399A - 落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ　発明の目的 （産業上の利用分野） この発明はエア圧力を用いてねし締めしたり雌雄部材の
置台をしたりする作業を足場の極めて悪い高所でなす場
合、例えは高圧送電線着雪防止用の鞘管を取り付けたり
、高層ビル壁面に航空障害灯を付設したり、更には高架
橋を架設したりする場合等に使用する落下防止手段付小
型高圧ガスボンベ携帯セットに関する。

（従来の技術） 従来は大型ボンベが使われており、これをゴンドラに積
んで移動する。

また地上等の大型ボンベやコンプレッサー等から作業員
のところまでホースを引き上げる場合もある。

（発明が解決しようとする問題点） ゴンドラに大型ボンベを積む場合、ただでさえ足場が悪
いのに、ボンベの重量が大きいため、ゴンドラに対する
積み降ろし作業も厄介且つ危険を伴う、また地上からホ
ースを引き上げろ場合、ホースも長くな４とかなりの重
量となり、作業員の負担が大となり、作業もしにくくな
る。

本発明はこれらの問題を一挙に解決しようとするもので
ある。

更に本発明は次の問題も解決している。即ち、作業が高
所であるため、誤ってボンベを落下させると、下にいる
人畜又は下にある車その他構造物等をｔＲ（Ｂして極め
て危険である。そこで特別な落下防止策を講しである。

更に本発明は次の問題も解決している。即ち、高所作業
であるため、ゴンドラ等の一つの箱に使用済み、又は未
使用の小型高圧ガスボンベを入れることも考えたが、ボ
ンベの取り扱いがしにくい上、ボンベ交換の際、どれが
新しいもので、どれが使い済みのものかの判別がつきに
くい場合がある。そこで本発明ではボンベを携行できろ
ようにし、更にこれを朋単に見分けられるような表示手
段を講しである。

口　発明の構成 （問題点を解決するための手段〉 本件第１の発明では、大型ボンベ及びホース使用に伴う
問題を解決するため、基盤と小型高圧ガスボンベをこの
ボンベの使用位置への移動を保証する長さの連結材によ
り連結し、このボンベをこの基盤に設けた弾性挟持片と
下端支持片によりこの基盤に装着し、この基盤にボンベ
使用時に所定位置に係止する係止部を設けた。

また本件第２の発明では、上記の問題と共に、小型ボン
ベを使用することに伴うであろう落下や判別の問題を解
決するために、基盤と小型高圧ガスボンベをこのボンベ
の使用位置への移動を保証する長さの連結材により連結
し、このボンベをこの基盤に封印部を介して装着し、こ
の基盤にボンベ使用時に所定（ｆｆｆｆｉに係止する係
止部を設けた。

第１の発明で、このセットは作業の開始に先立って、作
業員が腰ベルト、作業用袋又はゴンドラ等に基盤を係止
部で係止する。ボンベが１本だけ基盤についている場合
、作業全体から見てガス量が不足すると叫断したら複数
個の基盤を携行すればよい。またボンベが複数本基盤に
ついている場合でなお本数不足と考えたなら、複数の基
盤を互いに連絡できるようにし、重畳して携行してもよ
い。作業場所に看いたらボンベを基盤から離別し、適宜
カット装置にこのボンベを取り付けて封板を穿孔すれは
、内部の高圧ガスが流出して種々の作業具の作動圧力を
提供する。ガスが無くなったら元の位置に納め、別のボ
ンベを取り出してカットすれはよい。作業中にうつかり
ボンベを手から離してしまっても、ボンベは連結材によ
り基盤に連結され、この基盤が作業者又はゴンドラ等に
係止されているので、連結材の長さだけの落下で済み、
地上等へ落下することはない。

第２の発明ではボンベが封印部を介して基盤に装着され
ているので、ボンベを基盤から取り外せば封印部が破断
される。ボンベは前記と同様にカット装置により封板を
穿孔してガスを取り出す。

使い終わったら元の位置に収納する。封印部は一度破断
してしまうと原状には復さないので、破断されたところ
のボンベは使用済みであることが一目瞭然となる。

（実施例） 全図を通し、同一符号は同−又は相応部分を示す。

第１図及び第２図で、１は基盤で材料は厚紙ヌは硬質樹
脂等、適当のものを採用できる。２は小型高圧ガスボン
ベで１００ｃｃ以下となっており、内部に圧力源となる
例えはＣＯ２カスが充填され、基盤１に装着される。図
示の場合はｌ対の弾性挟持片３．３でボンベ２を挟着し
、下端を逆り型の支持片４で支持したものである。５は
基盤ｌとボンベ２を連結する連結材で、一端は基盤ｌに
取り付けられ、ｆ１！！端はボンベ２に取り付けられる
。６は係止部で基盤１に設けられ、作業員のベルトやゴ
ンドラの支持桿等に挿通したりして、基盤ｌを作業員又
はゴンドラに関し係止する。

連結材５を基盤ｌに取り付けるやり方は、接着材による
接着、第１図及び第２図のように基盤１に透孔７を開け
て連結材３を挿通し外端にアンカー８を設けろ方法等、
適当な方法を採用できる。

要はボンベ２が落下した衝撃で連結材５が基盤から外れ
さえしなければよいので、この方法は特に限定されない
。

また連結材５をボンベ２に連結するやり方の一つとして
、第４図及び第２図のように、連結材５をボンベ２の側
面に沿わせ、その上から熱収縮性チューブ９を被着する
方法がある。連結作業を簡単に行え、連結力も強い。こ
の場合、連結材５の先端にコア等の抜は止め１０を形成
しておくとよい。

第３図乃至第１０図は連結材５をボンベ２に連結する各
別の方法である。第３図及び第４図では連結材５の端部
にリング２１を連結し、このリング２１をボンベ２の首
部２２に緩合し、ナツト２３を首部２２のねじ２４に螺
合してリング２１の脱出を防いている。２５は連結材５
の連結孔である。

また第５図及び第６図では不連続部２６を有する欠環状
のスプリングリング２７を連結材５の端部に連結し、こ
のリング２７を拡開して首部２２に嵌合したものである
。この場合、首部２２のねじ２４は転造ねじて、その外
径ｄは首部２２の外径ｄ、やスプリングリング２７の内
径ｄ２より大きくなるので、首部２２に嵌合したリング
２７はねじ２４を通り越すことができない。

第７図及び第８図は首部２２の外周に転造ねし２４′を
設けた場合の別の例である。リング３０には雌ねじ３１
が切られ、その内径ｄ２は首部２２のねし２４′の外径
ｄより小さくなっている。

従ってリング３０をねし込んでねじ２４′の部分を通過
すると首部２２上では緩く嵌合し、両ねじ端同志が当接
するので、両者を相対的にねし回さない限りリング３０
が首部２２から脱出しない。

第９図は連結材５とボンベ２との連結の別の態様を示し
である。ここではボンベ２の外周に被着した熱収縮性樹
脂チューブ４１の外面に突起４２が設けられ、この突起
に連結材５を結着したものである。この突起４２の外端
には脱出防止頭部４３を設けるのが好ましい。

第１θ図は第９図の変形で、ボンベ２に突起４４が設け
られ、この突起に連結材５を結着したものである。この
突起４４の外端にも脱出防止用頭部４５を設けるのが好
ましい。

第１１図乃至第１４図はボンベ取出通路を遮断する封印
部を設けた本注第２の発明にかかる携帯セットの実施例
を示しである。第１の発明の詳細な説明でこの発明の実
施例にも言及しているので、重複する部分は省略する。

第１１図及び第１２図は第１の発明の実施例に封印部を
付加したものを示しである。弾性挟持片３．３間に封印
部５１が渡設される。線片３と封印部５１は接合すれば
よい。この封印部を構成する材質は、紙や樹脂製のテー
プ等のように、比較的破断し易いものがよい。また、粗
忽者がボンベ２を上方へ引抜くと封印部５１が破断しな
いことがあるので、この封印部５１を同図の想像線に示
すように、ねじ２４　（２４″の場合もある）の部分に
渡設し、両端部を基盤１に固定して破断を確実にするこ
ともできる。

第１３図及び第１４図は封印部付きの別の実施例を示し
である。ここてはボンベ２の基盤１への装着に樹脂カバ
ー６１が採用されている。これは一般に商品包装で行わ
れている手段の応用である。そしてこの樹脂カバー６１
にはボンベ取出口形成用部を兼ろ封印部６２を設け、こ
の部分に一体につまみ６３を形成する。この封印部６２
は、つまみ６３を外方へ引張ったとき、第１４図のＭ４
像線のように容易に切除されて取出口が開くように、筋
目やミシン目等を入れておく。

上記の各実施例で、ボンベ２を使用するときは、弾性挟
持片３．３からボンベ２を引き抜き、又は弾性挟持片３
．３から封印部５１を破断してボンベ２を引抜き、更に
はつまみ６３により封印部６２を破断して、ボンベ２を
取り出す。用済みとなったら元の位置に装着又は収容す
ればよい。

使用中に誤ってボンベ２を落としても、連結材５により
ボンベ２が基盤ｌに連結されており、この基盤１が係止
部６により所定位置に係止されているので、ボンベ２は
連結材５の長さだけは落下するが、その位置で宙吊りと
なり、それ以上は落下しない。

封印部５１や６２がある場合、これが一旦破断されると
原状には復さないので、そこに収容されたボンベ２の使
用済は一目瞭然である。

ハ　発明の効果 本発明によれば小型ボンベを使用するので、作業が大変
楽で、足場不安定な高所作業に好適で、ボンベを誤って
離しても連結材により停止させることができ、従って人
畜、建造物、車両等に彼害を与える心配は全くない。

また本発明の第２の発明によれは、上記の特徴に加え、
使用済みか未使用かの判断を一見して知ることができる
特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる携帯セットの具体例を示す正面
図、第２図は同側面図、第３図はボンベと連結材の結合
構造の一例を示す一部切欠正面図、第４図は同平面図、
第５図は同結合構造の別の例の一部切欠正面図、第６図
は同平面図で下半分を第５図のＡ−Ａ線に沿って切断し
た図、第７図は更に別の結合構造の一部切欠正面図、第
８図は同平面図、第９図は更に別の結合構造の側面図、
第１０図は第９図の結合構造の変形を示す側面図、第１
１図は本件第２発明の実施例を示す部分省略の正面図、
第１２図は同側面図、第１３図は同発明の別の実施例を
示す正面図、第１４図は第１３図のＢ−Ｂ線に沿うボン
ベを除外した断面図である。 １＝基盤、２＝ボンベ、３＝弾性挟持片、４＝支持片、
５＝連結材、６＝係止部、７＝透孔、８＝フツク、９＝
熱収縮性樹脂チユーブ、２１＝リング、２２＝首部、２
３＝ナツト、２４：ねじ、２５＝連結孔、２６＝不連続
部、２７＝スプリングリング、３０＝リング、３１工雌
ねじ、４１＝熱収縮性樹脂チユーブ、４２＝突起、４３
＝頭部、４４＝突起、４５＝頭部、５１＝封印部、６１
＝樹脂カバー、６２＝封印部、６３＝つまみ。 第２図　　　　　第１図 第４図　　第６図　　第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）基盤と小型高圧ガスボンベをこのボンベの使用位
   置への移動を保証する長さの連結材により連結し、この
   ボンベをこの基盤に装着し、この基盤にボンベ使用時に
   所定位置に係止する係止部を設けたことを特徴とする落
   下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （２）該連結材の該ボンベとの連結が、該連結材を該ボ
   ンベに沿わせた後の熱収縮性樹脂チューブのボンベ外周
   への被着によってなされている特許請求の範囲第（１）
   項記載の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット
   。 （３）該連結材の該ボンベとの連結が、この連結材の端
   部にリングを連結し、このリングをボンベ首部に関し係
   合してなされていろ特許請求の範囲第（１）項記載の落
   下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （４）該リングのボンベ首部に関する係合が、該リング
   を首部に緩合し、この首部外周に設けたカット装置への
   取り付け用ネジにナットを螺合してなされている特許請
   求の範囲第（３）項記載の落下防止手段付小型高圧ガス
   ボンベ携帯セット。 （５）該リングのボンベ首部に関する係合が、不連続で
   欠環状となり内径が首部外周に設けたカット装置への取
   り付け用のかつ首部外径より大きくなる転造ねじの外径
   より小さいリングを首部に弾発係合することによってな
   されている特許請求の範囲第（３）項記載の落下防止手
   段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （６）該リングのボンベ首部に関する係合が、該リング
   にこれを貫通する雌ねじを切り、このリングを首部外周
   に形成した首部外径より大きくなる外径の転造ねじに螺
   合し、このリングを旋回通過して首部に縮合することに
   よってなされている特許請求の範囲第（３）項記載の落
   下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （７）該連結材の該ボンベとの連結が、このボンベ外周
   へ被着した熱収縮性樹脂チューブの外面に設けた突起に
   該連結材を結着してなされている特許請求の範囲第（１
   ）項記載の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セッ
   ト。 （８）該連結材の該ボンベとの連結が、このボンベ底部
   に設けた突起に該連結材を結着してなされている特許請
   求の範囲第（１）項記載の落下防止手段付小型高圧ガス
   ボンベ携帯セット。 （９）該連結材が紐、綱、鎖又は弾性体である特許請求
   の範囲第（１）、（２）、（３）、（７）又は（８）項
   記載の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット（
   １０）基盤と小型高圧ガスボンベをこのボンベの使用位
   置への移動を保証する長さの連結材により連結し、この
   ボンベをこの基盤に封印部を介して装着し、この基盤に
   ボンベ使用時に所定位置に係止する係止部を設けたこと
   を特徴とする落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セ
   ット。 （１１）該ボンベの該基盤に対する該封印部を介しての
   装着が、この基盤に設けた１対の弾性挟持片と下端支持
   片でボンベを支持し、このボンベの取出通路を遮切る位
   置にボンベ取出時に破断されるべき該封印部を渡設して
   、なされている特許請求の範囲第（１０）項記載の落下
   防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （１２）該ボンベの該基盤に対する該封印部を介しての
   装着が、このボンベの使用の際このボンベの取出口を形
   成するために破断されるべきつまみ付きの封印部を設け
   た樹脂カバーをこの基盤に該ボンベを覆って接着して、
   なされている特許請求の範囲第（１０）項記載の落下防
   止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （１３）該連結材の該ボンベとの連結が、該連結材を該
   ボンベに沿わせた後の熱収縮性樹脂チューブのボンベ外
   周への被着によってなされている特許請求の範囲第（１
   ０）項記載の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セ
   ット。 （１４）該連結材の該ボンベとの連結が、この連結材の
   端部にリングを連結し、このリングをボンベ首部に関し
   係合してなされている特許請求の範囲第（１０）項記載
   の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （１５）該リングのボンベ首部に関する係合が、該リン
   グを首部に緩合し、この首部外周に設けたカット装置へ
   の取り付け用ネジにナットを螺合してなされている特許
   請求の範囲第（１４）項記載の落下防止手段付小型高圧
   ガスボンベ携帯セット。 （１６）該リングのボンベ首部に関する係合が、不連続
   で欠環状となり内径が首部外周に設けたカット装置への
   取り付け用のかつ首部外径より大きくなる転造ねじの外
   径より小さいリングを首部に弾発係合することによって
   なされている特許請求の範囲第（１４）項記載の落下防
   止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （１７）該リングのボンベ首部に関する係合が、該リン
   グにこれを貫通する雌ねじを切り、このリングを首部外
   周に形成した首部外径より大きくなる外径の転造ねじに
   螺合し、このリングを旋回通過して首部に緩合すること
   によってなされていろ特許請求の範囲第（１４）項記載
   の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯セット。 （１８）該連結材の該ボンベとの連結が、このボンベ外
   周へ被着した熱収縮性樹脂チューブの外面に設けた突起
   に該連結材を結着してなされている特許請求の範囲第（
   １０）項記載の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ携帯
   セット。 （１９）該連結材の該ボンベとの連結が、このボンベ底
   部に設けた突起に該連結材を結着してなされている特許
   請求の範囲第（１０）項記載の落下防止手段付小型高圧
   ガスボンベ携帯セット。 （２０）該連結材が紐、綱、鎖又は弾性体である特許請
   求の範囲第（１０）、（１３）、（１４）、（１８）又
   は（１９）項記載の落下防止手段付小型高圧ガスボンベ
   携帯セット。