JPS6334012Y2 - - Google Patents
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- JPS6334012Y2 JPS6334012Y2 JP1983126248U JP12624883U JPS6334012Y2 JP S6334012 Y2 JPS6334012 Y2 JP S6334012Y2 JP 1983126248 U JP1983126248 U JP 1983126248U JP 12624883 U JP12624883 U JP 12624883U JP S6334012 Y2 JPS6334012 Y2 JP S6334012Y2
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- flat plate
- slab
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- leg
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は地下構造物の二重スラブ構築用ブロ
ツクに関するものである。
ツクに関するものである。
従来、地下室等の地下構造物中に浸入してくる
地下水を排水処理するための流水空間を確保する
手段として、地下構造物底部を二重スラブ構造と
し、上下スラブ間を湧水槽として使用することが
採用されている。
地下水を排水処理するための流水空間を確保する
手段として、地下構造物底部を二重スラブ構造と
し、上下スラブ間を湧水槽として使用することが
採用されている。
しかし二重スラブは下部スラブである耐圧盤上
に型枠、支保工を建込み、配筋後コンクリートを
打設して構築していたため、コンクリート硬化後
の型枠解体に手間を要していた。
に型枠、支保工を建込み、配筋後コンクリートを
打設して構築していたため、コンクリート硬化後
の型枠解体に手間を要していた。
〔考案の目的〕
この考案は以上のような問題点を改善するため
になされたもので、二重スラブ構築において工期
の短縮、工費の節減を図ることが可能な二重スラ
ブ構築用ブロツクを提供することを目的とする。
になされたもので、二重スラブ構築において工期
の短縮、工費の節減を図ることが可能な二重スラ
ブ構築用ブロツクを提供することを目的とする。
この考案にかかる二重スラブ構築用ブロツク
は、方形状の平板の下面の少なくとも両側部に平
行に板状の脚部を突設した焼成レンガ材質からな
る二重スラブ構築用ブロツクであつて、前記脚部
の両側部の脚部よりも平板の側方に突出する突部
が形成され、かつ前記脚部下面を長手方向に台形
の波状に形成することによつて上記の目的を達成
するものである。
は、方形状の平板の下面の少なくとも両側部に平
行に板状の脚部を突設した焼成レンガ材質からな
る二重スラブ構築用ブロツクであつて、前記脚部
の両側部の脚部よりも平板の側方に突出する突部
が形成され、かつ前記脚部下面を長手方向に台形
の波状に形成することによつて上記の目的を達成
するものである。
以下、図に示す実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
に説明する。
図においてＡはこの考案にかかる二重スラブ構
築用ブロツクである。
築用ブロツクである。
ブロツクＡは焼成したレンガによつて製造され
ている。レンガ材質としてシリカ（SiO2）71.34
％、アルミナ（Ａ2O3）14.47％、酸化鉄
（Fe2O3）3.62％、その他10.57％の原料を含むも
のである。
ている。レンガ材質としてシリカ（SiO2）71.34
％、アルミナ（Ａ2O3）14.47％、酸化鉄
（Fe2O3）3.62％、その他10.57％の原料を含むも
のである。
ブロツクＡは方形状の平板１と該平板１の下部
表面の少なくとも両側部に平行に突設された脚部
２より成る。実施例では上記粘土質原料を断面略
日字状に連続して押出して適宜長さごとに切断
し、更に二分割して製造したものである。すなわ
ち平行な三面を長手方向に同時に台形の波状に切
断して分割したものである。従つてブロツクＡ単
体の断面形状は略Ｅ字状である。以上のように波
状に切断した面を脚部２として構成し、方形状面
を平板３として構成するものである。脚部２は下
面が長手方向に台形の波状に形成されているた
め、脚部２の台形の部分により切欠き３が形成さ
れることになる。
表面の少なくとも両側部に平行に突設された脚部
２より成る。実施例では上記粘土質原料を断面略
日字状に連続して押出して適宜長さごとに切断
し、更に二分割して製造したものである。すなわ
ち平行な三面を長手方向に同時に台形の波状に切
断して分割したものである。従つてブロツクＡ単
体の断面形状は略Ｅ字状である。以上のように波
状に切断した面を脚部２として構成し、方形状面
を平板３として構成するものである。脚部２は下
面が長手方向に台形の波状に形成されているた
め、脚部２の台形の部分により切欠き３が形成さ
れることになる。
平板１は脚部２が突設された両側部にて幅方向
に延長されて、脚部２よりも平板１の側方に突出
する突部４，４が形成されている。
に延長されて、脚部２よりも平板１の側方に突出
する突部４，４が形成されている。
このように形成された原料を焼成してブロツク
Ａが製造されている。
Ａが製造されている。
次に以上のように形成された二重スラブ構築用
ブロツクＡを使用して地下構造物である地下室Ｂ
の構築作業につき説明する。
ブロツクＡを使用して地下構造物である地下室Ｂ
の構築作業につき説明する。
５は下部スラブである耐圧盤である、耐圧盤５
はアンボンドPC鋼材をコンクリート中に埋設し
て緊張したフラツトスラブ形式で構築されてお
り、地中梁は削除、或いは梁せいを小さくしてあ
る。
はアンボンドPC鋼材をコンクリート中に埋設し
て緊張したフラツトスラブ形式で構築されてお
り、地中梁は削除、或いは梁せいを小さくしてあ
る。
この耐圧盤５上にブロツクＡを複数敷設する。
すなわち耐圧盤５上に脚部２端部を当接し、耐圧
盤５表面と平行に平板１を連続せしめて敷設す
る。
すなわち耐圧盤５上に脚部２端部を当接し、耐圧
盤５表面と平行に平板１を連続せしめて敷設す
る。
ブロツクＡは脚部２端部が波状に形成されてお
り、平板１の脚部の台形の切欠き３に当たる部分
は耐圧盤５表面に接触せず水路空間が確保される
こととなる。またブロツクＡの側方には突部４，
４が形成されているため、隣接するブロツクＡ，
Ａの突部４，４が当接して、ブロツクＡ，Ａ間に
間〓６が形成されて流水性をさまたげることがな
い。
り、平板１の脚部の台形の切欠き３に当たる部分
は耐圧盤５表面に接触せず水路空間が確保される
こととなる。またブロツクＡの側方には突部４，
４が形成されているため、隣接するブロツクＡ，
Ａの突部４，４が当接して、ブロツクＡ，Ａ間に
間〓６が形成されて流水性をさまたげることがな
い。
以上のようにブロツクＡが敷設されて耐圧盤１
表面と平板１間に縦横に湧水が流れる流水空間で
ある湧水空間が形成されることになる。
表面と平板１間に縦横に湧水が流れる流水空間で
ある湧水空間が形成されることになる。
以上のように敷設したブロツクＡ上に上部スラ
ブを構築する。上部スラブ７は縦横に配筋した後
コンクリートを打設して構築するものである。し
たがつて型枠の組立て、取外しが不要で工期短
縮、工費低減を図ることが可能である。
ブを構築する。上部スラブ７は縦横に配筋した後
コンクリートを打設して構築するものである。し
たがつて型枠の組立て、取外しが不要で工期短
縮、工費低減を図ることが可能である。
この考案のレンガブロツクＡは脚部２の下面が
台形の波状に形成されているから脚部基部の断面
積が大きくなつており、上載荷重に対する強度が
高く、且つ焼成レンガの圧縮強度が高いことと併
せて強固な上部スラブ７が構築可能である。実験
では95t／m2以上の耐力を得ることができた。ま
たレンガは耐火性、耐油性にも優れているため、
耐火性能を要求する部屋、駐車場等のスラブにも
採用可能である。また上部スラブ７は経年収縮の
ないレンガに付着しているため、収縮ひび割れが
生じない。
台形の波状に形成されているから脚部基部の断面
積が大きくなつており、上載荷重に対する強度が
高く、且つ焼成レンガの圧縮強度が高いことと併
せて強固な上部スラブ７が構築可能である。実験
では95t／m2以上の耐力を得ることができた。ま
たレンガは耐火性、耐油性にも優れているため、
耐火性能を要求する部屋、駐車場等のスラブにも
採用可能である。また上部スラブ７は経年収縮の
ないレンガに付着しているため、収縮ひび割れが
生じない。
更にこの考案は、トンネル内の水抜き一般的な
床に使用して、配管ペース、床暖房等をえること
が可能である。
床に使用して、配管ペース、床暖房等をえること
が可能である。
この考案にかかる二重スラブ構築用ブロツクは
以上のような構成を有し、下部スラブ上に敷設し
て平板上に型枠の組立て、取外しの必要なく上部
スラブ間には縦横に湧水が流水可能な湧水槽が形
成され、またスラブの厚みを大きくする必要な
く、余分に深く掘削する必要がなくて工期の短
縮、工費の低減を図ることが可能である。
以上のような構成を有し、下部スラブ上に敷設し
て平板上に型枠の組立て、取外しの必要なく上部
スラブ間には縦横に湧水が流水可能な湧水槽が形
成され、またスラブの厚みを大きくする必要な
く、余分に深く掘削する必要がなくて工期の短
縮、工費の低減を図ることが可能である。
第１図はこの考案にかかるブロツクを使用して
二重スラブを構築する一実施例の斜視図、第２図
はブロツクの一実施例の斜視図、第３図は敷設し
たブロツクの縦断面図、第４図は地下構造物の縦
断面図である。 Ａ……ブロツク、Ｂ……地下室、Ｃ……湧水
槽、１……平板、２……脚部、３……切欠き、４
……突部、５……耐圧盤、６……間〓、７……上
部スラブ。
二重スラブを構築する一実施例の斜視図、第２図
はブロツクの一実施例の斜視図、第３図は敷設し
たブロツクの縦断面図、第４図は地下構造物の縦
断面図である。 Ａ……ブロツク、Ｂ……地下室、Ｃ……湧水
槽、１……平板、２……脚部、３……切欠き、４
……突部、５……耐圧盤、６……間〓、７……上
部スラブ。
Claims (1)
- 方形状の平板の下面の少なくとも両側部に平行
に板状の脚部を突設した焼成レンガ材質からなる
二重スラブ構築用ブロツクであつて、前記脚部の
両側部の脚部よりも平板の側方に突出する突部が
形成され、かつ前記脚部下面は長手方向に台形の
波状に形成されていることを特徴とする二重スラ
ブ構築用ブロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12624883U JPS6033212U (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 二重スラブ構築用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12624883U JPS6033212U (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 二重スラブ構築用ブロック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6033212U JPS6033212U (ja) | 1985-03-07 |
| JPS6334012Y2 true JPS6334012Y2 (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=30287141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12624883U Granted JPS6033212U (ja) | 1983-08-15 | 1983-08-15 | 二重スラブ構築用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033212U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2741780B2 (ja) * | 1989-08-02 | 1998-04-22 | 電気化学工業株式会社 | 型枠材料、それを用いた埋設型枠及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535142B2 (ja) * | 1975-10-01 | 1980-09-11 | ||
| JPS5873645A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-05-02 | 株式会社竹中工務店 | コンクリ−トスラブ施工法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535142U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-06 |
-
1983
- 1983-08-15 JP JP12624883U patent/JPS6033212U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5535142B2 (ja) * | 1975-10-01 | 1980-09-11 | ||
| JPS5873645A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-05-02 | 株式会社竹中工務店 | コンクリ−トスラブ施工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6033212U (ja) | 1985-03-07 |
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