JPS633384A - 画像圧縮装置 - Google Patents
画像圧縮装置Info
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- JPS633384A JPS633384A JP14606086A JP14606086A JPS633384A JP S633384 A JPS633384 A JP S633384A JP 14606086 A JP14606086 A JP 14606086A JP 14606086 A JP14606086 A JP 14606086A JP S633384 A JPS633384 A JP S633384A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は画像圧縮装置、特に画像をコード化。
投影化または変換処理を施して情報量の保存を行いつつ
見掛けのデータ量の圧縮を行う画像圧縮装置に関するも
のでおる。
見掛けのデータ量の圧縮を行う画像圧縮装置に関するも
のでおる。
(従来の技術)
デジタル画像を通信回線を通して送受信する場合あるい
は記憶装置に格納する場合、または通信路おるいは記憶
装置の負荷を軽減する場合には、より少ない語数で原画
像を表現する方法、所謂画像圧縮を必要とするがこの画
像圧縮方法には可逆圧縮と非可逆圧縮の2種がおる。可
逆圧縮は、圧縮した画像をランレングスユーデインク法
またはハフマン符号法等を用いることにより原画像に完
全に復元可能でおるのに対し、非可逆圧縮では、可逆圧
縮に比し圧縮率を大ぎくとれるが、完全に原画像に復元
することができず、しかも、圧縮率に比例して画質も劣
化するので、人間の目に画質の劣化を感じさせない程度
に圧縮率を制限する必要がある。
は記憶装置に格納する場合、または通信路おるいは記憶
装置の負荷を軽減する場合には、より少ない語数で原画
像を表現する方法、所謂画像圧縮を必要とするがこの画
像圧縮方法には可逆圧縮と非可逆圧縮の2種がおる。可
逆圧縮は、圧縮した画像をランレングスユーデインク法
またはハフマン符号法等を用いることにより原画像に完
全に復元可能でおるのに対し、非可逆圧縮では、可逆圧
縮に比し圧縮率を大ぎくとれるが、完全に原画像に復元
することができず、しかも、圧縮率に比例して画質も劣
化するので、人間の目に画質の劣化を感じさせない程度
に圧縮率を制限する必要がある。
ところで、画像の精密度が要求される例えば医用画像等
においては、画質の劣化が直接診断能の低下に結びつく
虞があるため、−般に画質の劣化のない可逆圧縮方式が
とられている。そのため圧縮率の大幅な向上、記憶容量
の縮小を期待できないという問題を有していた。
においては、画質の劣化が直接診断能の低下に結びつく
虞があるため、−般に画質の劣化のない可逆圧縮方式が
とられている。そのため圧縮率の大幅な向上、記憶容量
の縮小を期待できないという問題を有していた。
そこで本願出願人は、画像の関心領域を指定する指定手
段と、画像中の関心領域の範囲内と範囲外とを判別する
判別手段と、可逆圧縮と非可逆圧縮の複数のデータ圧縮
手段と、前記判別手段からの出力に基づいて画像の関心
領域内は可逆圧縮手段を選択し、関心領域外は非可逆圧
縮手段を選択する選択手段とを有してなる画像圧縮装置
を先に提案しく特願昭60−214940号)、上記問
題点の解決を図った。この画像圧縮装置は次のような原
理により画像圧縮を行うものである。
段と、画像中の関心領域の範囲内と範囲外とを判別する
判別手段と、可逆圧縮と非可逆圧縮の複数のデータ圧縮
手段と、前記判別手段からの出力に基づいて画像の関心
領域内は可逆圧縮手段を選択し、関心領域外は非可逆圧
縮手段を選択する選択手段とを有してなる画像圧縮装置
を先に提案しく特願昭60−214940号)、上記問
題点の解決を図った。この画像圧縮装置は次のような原
理により画像圧縮を行うものである。
例えば医用画像においては、第11図に示すように、−
般的に医師が関心をもつ領域aでおる病変部は、画像全
体に分布している場合は少なく、はとんどが局在してい
ると考えられる。そして、病変部以外の領域すは単に病
変部との相対的な位置情報を与える目的で残されている
にすぎない。
般的に医師が関心をもつ領域aでおる病変部は、画像全
体に分布している場合は少なく、はとんどが局在してい
ると考えられる。そして、病変部以外の領域すは単に病
変部との相対的な位置情報を与える目的で残されている
にすぎない。
したがって、第12図に示すように画像を複数の@域に
分割し、病変部である関心領域aには可逆圧縮方法を適
用し、他の領域すには非可逆圧縮方法を適用すれば、病
変部や疑わしい部位診断能を損うことのない高い精度の
画像が得られ、病変部以外の部分は高い圧縮率で圧縮す
ることが可能になり、その結果、画像全体の圧縮率を向
上することができる。例えば、第13図は8X8X8ビ
ツトの画像について上記方式を適用したものであるが、
これにより周辺部が深さ方向に母子化されている状態が
よく判る。
分割し、病変部である関心領域aには可逆圧縮方法を適
用し、他の領域すには非可逆圧縮方法を適用すれば、病
変部や疑わしい部位診断能を損うことのない高い精度の
画像が得られ、病変部以外の部分は高い圧縮率で圧縮す
ることが可能になり、その結果、画像全体の圧縮率を向
上することができる。例えば、第13図は8X8X8ビ
ツトの画像について上記方式を適用したものであるが、
これにより周辺部が深さ方向に母子化されている状態が
よく判る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、先に提案した装置により圧縮した画像を
復元した場合に、その復元画像において第12図領域a
、bの境界に相当する部分にアーチファクト(偽像)を
生ずる場合があるという新たな問題点を生ずるに至った
。
復元した場合に、その復元画像において第12図領域a
、bの境界に相当する部分にアーチファクト(偽像)を
生ずる場合があるという新たな問題点を生ずるに至った
。
この発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、そ
の目的とするところは、圧縮率の向上及び復元画像のア
ーティファクト発生防止を図った画像圧縮装置を提供す
ることにある。
の目的とするところは、圧縮率の向上及び復元画像のア
ーティファクト発生防止を図った画像圧縮装置を提供す
ることにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明は、画像の関心領域を指定する指定手段と、指定
された関心領域の境界線を含む所定幅の領域を重複領域
としてこの重複領域の外側境界線よりも内側でおる第1
の領域、及び前記重複領域の内側境界線よりも外側でお
る第2の領域を認識し、前記第1の領域に対しては可逆
圧縮を選択し、前記第2の領域に対しては非可逆圧縮を
選択する制御手段とを有するものである。
された関心領域の境界線を含む所定幅の領域を重複領域
としてこの重複領域の外側境界線よりも内側でおる第1
の領域、及び前記重複領域の内側境界線よりも外側でお
る第2の領域を認識し、前記第1の領域に対しては可逆
圧縮を選択し、前記第2の領域に対しては非可逆圧縮を
選択する制御手段とを有するものである。
(作 用)
前記第1の領域に対して可逆圧縮を行い、前記第2の領
域に対して非可逆圧縮を行うことにより、診断能が低下
する程には画像品質を劣化することなく圧縮率を高める
ことができる。また、上記のように第1.第2の領域の
それぞれに前記重畳領域を含んで可逆圧縮、非可逆圧縮
を行っているため、この圧縮データを復元する場合にお
いてアーティファクトの発生を極力抑えることができる
。
域に対して非可逆圧縮を行うことにより、診断能が低下
する程には画像品質を劣化することなく圧縮率を高める
ことができる。また、上記のように第1.第2の領域の
それぞれに前記重畳領域を含んで可逆圧縮、非可逆圧縮
を行っているため、この圧縮データを復元する場合にお
いてアーティファクトの発生を極力抑えることができる
。
(実施例)
以下、本発明の原理とその実施例について添付図面を参
照して説明する。
照して説明する。
先ず、本発明の原理を第2図により説明する。
上述したように、−般的に医師が関心をもつ領域aでお
る病変部は、画像全体に分布している場合は少なく、は
とんどが局在していると考えられ、しかも病変部以外の
領域すは単に病変部との相対的な位置情報を与える目的
で残されているにすぎない。そこで第2図に示すように
原画像からM×Nの大きざをもつ関心領域aの含む(〜
IXα)×(NXα)の大きさの第1の領域a′と逆に
bを含む第2の領域b′を求め、それらに対して可逆圧
縮、非可逆圧縮をそれぞれ行うことにする。この場合α
、βとも正である必要はなく少なくとも一つが正の値を
持っていれば他の一つはOでよい(但しα≧O2β≧O
)。これは二つの領域が共有するピクセルをその境界上
に持っていればよいということである。
る病変部は、画像全体に分布している場合は少なく、は
とんどが局在していると考えられ、しかも病変部以外の
領域すは単に病変部との相対的な位置情報を与える目的
で残されているにすぎない。そこで第2図に示すように
原画像からM×Nの大きざをもつ関心領域aの含む(〜
IXα)×(NXα)の大きさの第1の領域a′と逆に
bを含む第2の領域b′を求め、それらに対して可逆圧
縮、非可逆圧縮をそれぞれ行うことにする。この場合α
、βとも正である必要はなく少なくとも一つが正の値を
持っていれば他の一つはOでよい(但しα≧O2β≧O
)。これは二つの領域が共有するピクセルをその境界上
に持っていればよいということである。
伸長の際は先ず可逆又は非可逆的な伸長を11って領f
−J a ’並びにb′を求める。これを合成し、重な
り合う部分を補間すれば境界を横切るデータ列は滑らか
に変化し関心領域の境界上にアーティファクトを生じる
ことはない。
−J a ’並びにb′を求める。これを合成し、重な
り合う部分を補間すれば境界を横切るデータ列は滑らか
に変化し関心領域の境界上にアーティファクトを生じる
ことはない。
次に、上記原理を用いた本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例たる画像圧縮装置を示し、1
はnxmx、2ビツトの原画像を格納した画像メモリ、
2は病変部等の関心領域aを指定する指定回路(関心領
1或指定手段)、4は第1のアドレス制御回路(アドレ
ス制御手段)でおる。このアドレス制御回路4は、関心
領域指定回路2により指定された関心領域の境界線を含
む所定幅の領域〈第2図において(M+α)X(N+α
)−(M−β)x(N−β)の領域に相当)を重複領域
としてこの重複領域の外側境界線へよりも内側でおる第
1の領tea’ (即ち(M+α)X (N+α)な
る領域)、及び前記重複領域の内側境界線Bよりも外側
でおる第2の@域り’ <即ち(mxn)−(M−β
)×(N−β)なる領18りのアドレス制御を行うもの
である。また、6は第1の領域に属するデータと第2の
領域に属するデータとを撮り分けるデマルチプレクサで
おり、前記第1の領域a′に属するデータは第1の圧縮
器7に送出され、前記第2の領+ti!j、b’ に属
するデータは第2の圧縮器8に送出されるようになって
いる。第1の圧縮器7は可逆圧縮を実行するものであり
、第2の圧縮器8は非可逆圧縮を実行するものであり、
いずれも制御回路(制御手段)12の制御下にある。こ
の第1.第2の圧縮器7,8により圧縮されたデータは
、後段に配置されたマルチプレクサ9を介して記”匣装
置11に送出されるようになっている。また、12は前
記関心領域指定回路2の出力に基づいて前記第1.第2
の領域a′。
はnxmx、2ビツトの原画像を格納した画像メモリ、
2は病変部等の関心領域aを指定する指定回路(関心領
1或指定手段)、4は第1のアドレス制御回路(アドレ
ス制御手段)でおる。このアドレス制御回路4は、関心
領域指定回路2により指定された関心領域の境界線を含
む所定幅の領域〈第2図において(M+α)X(N+α
)−(M−β)x(N−β)の領域に相当)を重複領域
としてこの重複領域の外側境界線へよりも内側でおる第
1の領tea’ (即ち(M+α)X (N+α)な
る領域)、及び前記重複領域の内側境界線Bよりも外側
でおる第2の@域り’ <即ち(mxn)−(M−β
)×(N−β)なる領18りのアドレス制御を行うもの
である。また、6は第1の領域に属するデータと第2の
領域に属するデータとを撮り分けるデマルチプレクサで
おり、前記第1の領域a′に属するデータは第1の圧縮
器7に送出され、前記第2の領+ti!j、b’ に属
するデータは第2の圧縮器8に送出されるようになって
いる。第1の圧縮器7は可逆圧縮を実行するものであり
、第2の圧縮器8は非可逆圧縮を実行するものであり、
いずれも制御回路(制御手段)12の制御下にある。こ
の第1.第2の圧縮器7,8により圧縮されたデータは
、後段に配置されたマルチプレクサ9を介して記”匣装
置11に送出されるようになっている。また、12は前
記関心領域指定回路2の出力に基づいて前記第1.第2
の領域a′。
b′を認識し、それに基づいて本実施例装置の動作制御
を司る制御手段であり、10は圧縮データを記憶装置1
1に格納するための第2のアドレス制御回路である。
を司る制御手段であり、10は圧縮データを記憶装置1
1に格納するための第2のアドレス制御回路である。
次に上記構成による装置の作用について説明する。動作
は二つの時系列に分かれる。
は二つの時系列に分かれる。
第1の一連の処理では、第1のアドレス制御回路4から
関心領域aを含む第1の領域a′に属するピクセルのア
ドレスが出力され、これにより第1の領域a′のデータ
がデマルチプレクサ6を通って第1の圧縮器7に送出さ
れここで可逆的に圧縮される。その結果はマルチプレク
サ9を介して記憶装置11に格納される。記憶装置11
への書き込みアドレスは第2のアドレス制御回路4によ
り制御される。
関心領域aを含む第1の領域a′に属するピクセルのア
ドレスが出力され、これにより第1の領域a′のデータ
がデマルチプレクサ6を通って第1の圧縮器7に送出さ
れここで可逆的に圧縮される。その結果はマルチプレク
サ9を介して記憶装置11に格納される。記憶装置11
への書き込みアドレスは第2のアドレス制御回路4によ
り制御される。
第2の一連の処理では、第1のアドレス制御回路4から
第2の領vj、b’ に屈するピクセルのアドレスが出
力され、これにより第2の領tub’ のデータがデマ
ルチプレクサ6を通って第2の圧縮器8に送出されここ
で非可逆的に圧縮される。その結果はマルチプレクサ9
を介して記゛コ装置11に格納される。
第2の領vj、b’ に屈するピクセルのアドレスが出
力され、これにより第2の領tub’ のデータがデマ
ルチプレクサ6を通って第2の圧縮器8に送出されここ
で非可逆的に圧縮される。その結果はマルチプレクサ9
を介して記゛コ装置11に格納される。
上記第1.第2の一連の処理は制御回路12によりコン
トロールされる。制御回路12からはこの一連の処理の
基本となった関心領域の情報及び圧縮後のデータ最等を
示す情報が出力されマルチプレクサ9を通して記憶装置
11にヘッダとじて書き込まれる。その形式の一例を第
3図に示す。
トロールされる。制御回路12からはこの一連の処理の
基本となった関心領域の情報及び圧縮後のデータ最等を
示す情報が出力されマルチプレクサ9を通して記憶装置
11にヘッダとじて書き込まれる。その形式の一例を第
3図に示す。
同図においてヘッダ情報としては、ヘッダ語長。
第1の圧縮(可逆圧縮)に関する制御情報が挙げられ、
第1.第2の圧縮に関する制御情報としては位置、大き
ざ、方式2語数2語長等が挙げられる。
第1.第2の圧縮に関する制御情報としては位置、大き
ざ、方式2語数2語長等が挙げられる。
次に、上記画像圧縮装置により圧縮された画像データを
伸長する画像伸長装置について説明する。
伸長する画像伸長装置について説明する。
第4図は画像伸長装置のブロック図であり、17は前記
画像圧縮装置により圧縮されたデータが(第3図参照)
が格納された記憶装置、15はこの記憶装置17より読
み出された圧縮データを撮り分けるデマルチプレクサ、
23は第1の伸長器(伸長手段)、24は第2の伸長器
(伸長手段)である。第1の伸長器23は、可逆圧縮さ
れたデータを伸長するものであり、第2の伸長器24は
、非可逆圧縮されたデータを伸長するものである。
画像圧縮装置により圧縮されたデータが(第3図参照)
が格納された記憶装置、15はこの記憶装置17より読
み出された圧縮データを撮り分けるデマルチプレクサ、
23は第1の伸長器(伸長手段)、24は第2の伸長器
(伸長手段)である。第1の伸長器23は、可逆圧縮さ
れたデータを伸長するものであり、第2の伸長器24は
、非可逆圧縮されたデータを伸長するものである。
この第1.第2の伸長器23.24の出力はそれぞれ第
1.第2のバッファ16.14を介して補間器(補間手
段)22に送出されるようになっている。補間手段22
は前記各伸長器23.24により伸長されたデータ中、
前記重複領域に相当する部分を補間するもので市り、そ
の補間出力は、後段に配置された画像メモリ20に書き
込まれるようになっている。また、18は係数発生器で
あり、ここで発生された補間係数が前記補間器22に取
り込まれ、補間器22における補間演算に供されるよう
になっている。尚、この補間演算については後に詳述す
る。13は前記記憶装置17より圧縮データを読み出す
際のアドレス制御を行う第1のアドレス制御回路であり
、19は前記画像メモリ20にデータを古き込む際のア
ドレス制御を行う第2のアドレス制御回路、21は本装
置の動作制御を司る制御回路である。
1.第2のバッファ16.14を介して補間器(補間手
段)22に送出されるようになっている。補間手段22
は前記各伸長器23.24により伸長されたデータ中、
前記重複領域に相当する部分を補間するもので市り、そ
の補間出力は、後段に配置された画像メモリ20に書き
込まれるようになっている。また、18は係数発生器で
あり、ここで発生された補間係数が前記補間器22に取
り込まれ、補間器22における補間演算に供されるよう
になっている。尚、この補間演算については後に詳述す
る。13は前記記憶装置17より圧縮データを読み出す
際のアドレス制御を行う第1のアドレス制御回路であり
、19は前記画像メモリ20にデータを古き込む際のア
ドレス制御を行う第2のアドレス制御回路、21は本装
置の動作制御を司る制御回路である。
次に第5図を参照して前記補間器22の構成について説
明する。この補間器22は乗算部22−1.22−2.
積算部22二3.補数演算部22−4を有して成る。こ
の補数演算部22−4は前記係数発生器18より出力さ
れた補間係数f (X。
明する。この補間器22は乗算部22−1.22−2.
積算部22二3.補数演算部22−4を有して成る。こ
の補数演算部22−4は前記係数発生器18より出力さ
れた補間係数f (X。
Y)を取り込み1−j!を出力するものでおり、前記乗
算部22−1は前記第1のバッファ16を介して取り込
まれた伸長データA (X、Y)と、補数演算部22−
4の出力1−1とを乗算するものであり、前記乗算部2
2−2は前記第2のバッファ14を介して取り込まれた
伸長データB (X。
算部22−1は前記第1のバッファ16を介して取り込
まれた伸長データA (X、Y)と、補数演算部22−
4の出力1−1とを乗算するものであり、前記乗算部2
2−2は前記第2のバッファ14を介して取り込まれた
伸長データB (X。
Y)と、前記係数発生回路18の出力1 (X、Y)と
を乗算するものでおる。また、積算部22−3は前記乗
算部22−1.22−2の出力を積算するものでおり、
その出力0 (X、Y)は前記画像メモリ20に送出さ
れるようになっている。ここで積算部22−3の出力0
(X、Y)は次式のように表される。
を乗算するものでおる。また、積算部22−3は前記乗
算部22−1.22−2の出力を積算するものでおり、
その出力0 (X、Y)は前記画像メモリ20に送出さ
れるようになっている。ここで積算部22−3の出力0
(X、Y)は次式のように表される。
0 (X、Y)=、l! (X、Y)・B (X、Y)
+(1−1(X、 Y) )・A (X、 Y)次に上
記構成による画像伸長装置の作用について第6図のフロ
ーチャートに従って説明する。
+(1−1(X、 Y) )・A (X、 Y)次に上
記構成による画像伸長装置の作用について第6図のフロ
ーチャートに従って説明する。
先ず、制御装置21の制御により、記憶装置17からヘ
ッダ中の制御情報が読み出される(ステップS1)。そ
のアドレスは第1のアドレス制御回路13によりコント
ロールされる。ヘッダの大きさは予め決められているの
で語長2語数を予め知る必要はない。
ッダ中の制御情報が読み出される(ステップS1)。そ
のアドレスは第1のアドレス制御回路13によりコント
ロールされる。ヘッダの大きさは予め決められているの
で語長2語数を予め知る必要はない。
次に、第1の圧縮画像(第1の領域a′に相当)が記憶
装置17より読み出され、これがデマルチプレクサ15
を介して第1の伸長器23に入力され、ここで原画像に
復元されたデータが第1のバッファ16内に一時的に記
憶される(ステップS2)。
装置17より読み出され、これがデマルチプレクサ15
を介して第1の伸長器23に入力され、ここで原画像に
復元されたデータが第1のバッファ16内に一時的に記
憶される(ステップS2)。
次に、第2の圧縮画像(第2の領域b′に相当)が記憶
装置17より読み出され、これがデマルチプレクサ15
を介して第2の伸長器23に入力され、ここで原画像に
復元されたデータが第2のバッファ14内に一時的に記
憶される(ステップS3)。
装置17より読み出され、これがデマルチプレクサ15
を介して第2の伸長器23に入力され、ここで原画像に
復元されたデータが第2のバッファ14内に一時的に記
憶される(ステップS3)。
その後、第1の゛バッファ16.第2のバッファ14内
のデータが読み出され、補間器22により補間された後
に画像メモリ20内に格納される。
のデータが読み出され、補間器22により補間された後
に画像メモリ20内に格納される。
このときのアドレスは第2のアドレス制御回路1つによ
りコントロールされ、そのアドレスに応じた値が、係数
発生器18より補間器22に入力されることになる。
りコントロールされ、そのアドレスに応じた値が、係数
発生器18より補間器22に入力されることになる。
ここで補間の詳細について第7図乃至第10図を参照し
ながら説明する。第7図に示す例によると第2図におけ
るβはOとなる。二重斜線で示す領域が、二つの領域の
重なり合った饋1!!(重複領域)でおり、これが補間
の対象領域となる。従って、例えば第8図中の破線L1
上のピクセル値は補間する必要はない。−例として実線
L2上のピクセル値を補間する場合について説明する。
ながら説明する。第7図に示す例によると第2図におけ
るβはOとなる。二重斜線で示す領域が、二つの領域の
重なり合った饋1!!(重複領域)でおり、これが補間
の対象領域となる。従って、例えば第8図中の破線L1
上のピクセル値は補間する必要はない。−例として実線
L2上のピクセル値を補間する場合について説明する。
第1の領域a′におけるL2上のプロフィールは第9図
(a)に示す如くであり、第2の領域b′におけるL2
上のプロフィールは第10図(a)に示す如くでおる。
(a)に示す如くであり、第2の領域b′におけるL2
上のプロフィールは第10図(a)に示す如くでおる。
補間係数J (X、Y)の波形は第9図(b)のように
なり、1−fの波形は第10図(b)のようになる。前
記各プロフィールにこのような補間係数を乗算した結果
はそれぞれ第9図(C)、第10図(C)のようになり
、これらを加算すると、第10図(d>のようになる。
なり、1−fの波形は第10図(b)のようになる。前
記各プロフィールにこのような補間係数を乗算した結果
はそれぞれ第9図(C)、第10図(C)のようになり
、これらを加算すると、第10図(d>のようになる。
すなわち、重複部分の補間により関心領域の境界を横切
るデータ列(この例では第8図L2上のピクセル値に相
当する)は滑かに変化することとなり、この結果、復元
された画像上にアーティファクトを生ずることはない。
るデータ列(この例では第8図L2上のピクセル値に相
当する)は滑かに変化することとなり、この結果、復元
された画像上にアーティファクトを生ずることはない。
以上の補間演算は補間器22において実行される。
尚、第9図(b)、第10図(b)に示す補間係数波形
は、直線的にその値が変化するものでおるが、曲線的に
変化するものであってもよい。
は、直線的にその値が変化するものでおるが、曲線的に
変化するものであってもよい。
このように本実施例たる画像圧縮装置におっては、画像
データの圧縮に際して、病変部等の関心領域を含む第1
の領域a′ に対しては可逆方式、第2の領域b′に対
しては非可逆方式をそれぞれ選択して圧縮するように構
成したため、関心領域における画質を高品質に保ったま
ま、データ全体の圧縮率を高めることができる。しかも
このような圧縮データによれば、伸長の際の簡易な補間
によりアーティファクト発生を容易に防止することがで
きる。
データの圧縮に際して、病変部等の関心領域を含む第1
の領域a′ に対しては可逆方式、第2の領域b′に対
しては非可逆方式をそれぞれ選択して圧縮するように構
成したため、関心領域における画質を高品質に保ったま
ま、データ全体の圧縮率を高めることができる。しかも
このような圧縮データによれば、伸長の際の簡易な補間
によりアーティファクト発生を容易に防止することがで
きる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施例が可能である。
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施例が可能である。
例えば第1の圧縮器は可逆圧縮が可能な方式を、また、
第2の圧縮器は非可逆圧縮が可能な方式を適宜選定する
ことができる。また、非可逆圧縮の領域を、可逆圧縮領
域を囲むようにして同心円状に複数に分割し、それぞれ
の圧縮率を辺縁部に行くに従って上げるようにしてもよ
い。
第2の圧縮器は非可逆圧縮が可能な方式を適宜選定する
ことができる。また、非可逆圧縮の領域を、可逆圧縮領
域を囲むようにして同心円状に複数に分割し、それぞれ
の圧縮率を辺縁部に行くに従って上げるようにしてもよ
い。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、圧縮率の向上及び
復元画像のアーティファクト発生防止を図った画像圧縮
装置を提供することができる。
復元画像のアーティファクト発生防止を図った画像圧縮
装置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例たる画像圧縮装置のブロック
図、第2図は本発明における原画像分割の原理図、第3
図は圧縮データの一例を示す説明図、第4図は画像伸長
装置のブロック図、第5図は第4図の一部の詳細なブロ
ック図、第6図は前記画像伸長装置の作用を示すフロー
チャート、第7図、第8図及び第9図(a>、(b)、
(c)。 第10図(a)、(b)、(c)、<d>は前記画像伸
長装置の作用を説明するための説明図及び波形図、第1
1図は医用画像の病変部とそれ以外の部分の分布を示す
説明図、第12図は原画像分割の原理図、第13図は復
元画像のイメージを示す説明図である。゛ 2・・・関心領域指定手段、 7.8・・・データ圧縮手段、 12・・・制御手段、 a・・・関心領域、a′・・・
第1の領域、b′・・・第2の領域。 代理人 弁理士 則 近 憲 缶周
大 胡 典 夫M 第2図 第3図 異 X ^ (b) 第9図 (G) ↑l−11 (b) (C) (d) 第10図
図、第2図は本発明における原画像分割の原理図、第3
図は圧縮データの一例を示す説明図、第4図は画像伸長
装置のブロック図、第5図は第4図の一部の詳細なブロ
ック図、第6図は前記画像伸長装置の作用を示すフロー
チャート、第7図、第8図及び第9図(a>、(b)、
(c)。 第10図(a)、(b)、(c)、<d>は前記画像伸
長装置の作用を説明するための説明図及び波形図、第1
1図は医用画像の病変部とそれ以外の部分の分布を示す
説明図、第12図は原画像分割の原理図、第13図は復
元画像のイメージを示す説明図である。゛ 2・・・関心領域指定手段、 7.8・・・データ圧縮手段、 12・・・制御手段、 a・・・関心領域、a′・・・
第1の領域、b′・・・第2の領域。 代理人 弁理士 則 近 憲 缶周
大 胡 典 夫M 第2図 第3図 異 X ^ (b) 第9図 (G) ↑l−11 (b) (C) (d) 第10図
Claims (1)
- 可逆圧縮と非可逆圧縮の複数のデータ圧縮手段を備え、
画像データの圧縮を行う画像圧縮装置において、画像の
関心領域を指定する指定手段と、指定された関心領域の
境界線を含む所定幅の領域を重複領域としてこの重複領
域の外側境界線よりも内側である第1の領域、及び前記
重複領域の内側境界線よりも外側である第2の領域を認
識し、前記第1の領域に対しては可逆圧縮を選択し、前
記第2の領域に対しては非可逆圧縮を選択する制御手段
とを有することを特徴とする画像圧縮装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14606086A JPS633384A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 画像圧縮装置 |
US07/066,073 US4903317A (en) | 1986-06-24 | 1987-06-23 | Image processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14606086A JPS633384A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 画像圧縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633384A true JPS633384A (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=15399172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14606086A Pending JPS633384A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 画像圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS633384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521860A (ja) * | 2000-02-04 | 2003-07-15 | セルニウム、インコーポレーテッド | 防犯カメラの自動スクリーニングシステム |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP14606086A patent/JPS633384A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521860A (ja) * | 2000-02-04 | 2003-07-15 | セルニウム、インコーポレーテッド | 防犯カメラの自動スクリーニングシステム |
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