JPS6333538Y2 - - Google Patents

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JPS6333538Y2
JPS6333538Y2 JP4193685U JP4193685U JPS6333538Y2 JP S6333538 Y2 JPS6333538 Y2 JP S6333538Y2 JP 4193685 U JP4193685 U JP 4193685U JP 4193685 U JP4193685 U JP 4193685U JP S6333538 Y2 JPS6333538 Y2 JP S6333538Y2
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JP
Japan
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fold line
mountain fold
lid
triangular
triangular parts
Prior art date
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JP4193685U
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JPS61158213U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は貯金箱に関し、より具体的には紙等で
簡単に製作出来ると共に一旦貨幣を投入したる後
は容易に取り出し得ない複雑な構造を備えた貯金
箱に関する。
従来技術及び考案が解決しようとする問題点 従来、貯金箱としては種々の形態のものが紹介
されているが、安価なものは構造が余りにも簡単
で興趣をそそらず、他方構造が複雑で購買欲をそ
そるものは高価であると云う不都合があつた。
従つて、本考案の目的は、貯金箱本来の機能を
有することはもとより、安価で簡単に製作可能で
あるにもかかわらず構造が複雑で興趣をそそる貯
金箱を提供することを目的とする。
問題を解決するための手段及び作用 上記の目的は、本考案に係る、連続する4つの
壁面及び底面とから成る開口四角柱体を形成し、
該壁面回周上に開口端縁と平行して横方向に延び
る第1の山折り線を設けて胴部及び蓋部に画成
し、該蓋部の稜線を谷折り線に形成すると共に蓋
部各面の前記第1山折り線の一端部から斜行して
開口端縁中央部に延び更に前記第1山折り線の他
端部に戻る第2の山折り線を形成し、因つて該蓋
部回周壁面上に前記第1山折り線を底辺とする4
つの第1三角形状部及び開口端縁を底辺とし稜線
を垂線とする4つの第2三角形状部を交互に配置
せしめ、該第2三角形状部群を角柱体内に折り込
んで該第1三角形状部群をもつて角柱体蓋部外面
を構成せしめると共に該第1及び第2三角形状部
群を角柱体内方向に折曲可能とするも外方向に対
しては最大仰角を胴部壁面から90度以内に抑制せ
しめ、もつて投入貨幣の取り出しを困難ならしめ
たことを特徴とする貯金箱によつて達成されるも
のである。
以下、添付図面に即して本考案の実施例を説明
する。
実施例 第1図に本考案に係る貯金箱を示す。この貯金
は、四角筒状の胴部10及びその上方の蓋部12
及び底面14よりなる。胴部10は、第2図に示
す如く、断面正方形状を呈しており、蓋部12
は、後述の如く、閉塞状態において第1図に示す
如く、胴部内部を外部から遮断する。底面14
は、公知の構造、例えば第3図に示す如き舌片を
組み合わせた構造である。
次に、第4図以下を参照しつつ、この貯金箱の
製作方法を説明する。
第4図は、この貯金箱の展開図である。この容
器の素材としては、紙、プラスチツク等を用いる
が、それらに限定されるものではなく、折曲自在
で折り線を入れることの出来るものならばどのよ
うなものでも良いものである。この容器は、それ
らの素材を同図に示す如き形状に裁断して構成
し、その一側面には、貼着用の糊代16を設け
る。裁断した後、この型紙に先ず縦方向に等間隔
に、第1の山折り線18を3本入れ、それらを稜
線とする容器壁面を4面形成する。続いて、胴部
10と蓋部12を画成するために、両者の大きさ
を考量した適宜位置に開口端縁20と等距離をお
きつつ平行に4つの壁面に亘つて第2の山折り線
22を入れる。その結果、この型紙の4つの壁面
の上部には4つの蓋部部分12a,12b,12
c,12dが画成される。尚、前記山折り線18
の上方の蓋部部分にかかる箇所は谷折り線24と
する。又、底面部分には図示の如き舌片を画壁面
に連続して設け、組立時前記第3図の如く組合せ
て閉塞可能とする。
開口端縁20と第2の山折り線22と谷折り線
24とで画成される蓋部部分12a〜12dに
は、各々第3の山折り線26を更に入れる。該山
折り線26は、各蓋部部分において、第2の山折
り線22と谷折り線24と交差する端部28から
斜め上方に延び開口端縁20の中央位置に至つて
再び第2山折り線の他端部30に戻るように形成
する。その結果、蓋部部分には、該山折り線26
を介して、4つの第1三角形状部32と4つの第
2三角形状部34が形成される。第1三角形状部
は、第2山折り線22を一辺とする三角形状を呈
し、第2三角形状部は開口端縁20を一辺とする
三角形状を呈し、又垂線として前記谷折り線24
を備える。
続いて、組立方法及び使用方法を説明する。
先ず第4図の型紙を第1山折り線に沿つて折り
曲げた後、糊代16を貼着し、第5図Aに示す如
き状態に組み立てる。続いて谷折り線24を胴部
内方に向けて突出させる形で前記4つの第2三角
形状部34を胴部内側に収容しつつ第1三角形状
部32を4つその頂点が蓋部中心に集合する形で
胴部内に押し込む(第5図A,B)。組立説明の
便宜上、第5図においては4つの第1三角形状部
群同士が若干の間隙をもつて隣接し合うように図
示したが、実際の製作に際しては、三角形状部群
はその合計面積が実際の蓋部の開口面積よりも僅
かに多めに構成する結果、第1乃至第2三角形状
部群を胴部乃至箱内部に折り込む際、押圧しつつ
押し入れる寸法とする。従つて、一旦押し入れら
れた第1三角形状群は、上方に復帰しようとする
際、胴部壁面から測定する仰角が90度付近に近づ
くと、各斜辺同士が当接し合つて最大90度以上の
上昇を許さない構成となつている。その結果、第
1図乃至第5図Dの状態において、第1三角形状
部群がつくる間隙乃至投入口36より貨幣、特に
硬貨等を投入すると、該貯金箱を逆さにしても該
硬貨がその重みで三角形状部群を箱下方乃至箱外
方に押圧するので、却つて取り出し難くさせるも
のある。
考案の効果 本考案は、以上の如く構成したので、紙等の素
材から簡単に製作出来るにもかかわらず、興趣を
そそる構造となつており、しかも安価である利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る貯金箱を示す斜視図、第
2図はその中央横断面図、第3図は底面図、第4
図はその展開図、第5図A,B,C,Dは組立及
び使用説明図である。 10……胴部、12……蓋部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続する4つの壁面及び底面とから成る開口四
    角柱体を形成し、該壁面回周上に開口端縁と平行
    して横方向に延びる第1の山折り線を設けて胴部
    及び蓋部に画成し、該蓋部の稜線を谷折り線に形
    成すると共に蓋部各面の前記第1山折り線の一端
    部から斜行して開口端縁中央部に延び更に前記第
    1山折り線の他端部に斜行して戻る第2の山折り
    線を形成し、因つて該蓋部回周壁面上に前記第1
    山折り線を底辺とする4つの第1三角形状部及び
    開口端縁を底辺とし稜線を垂線とする4つの第2
    三角形状部を交互に配置せしめ、該第2三角形状
    部群を角柱体内側に折り込んで該第1三角形状部
    群をもつて角柱体蓋部外面を構成せしめると共に
    該第1及び第2三角形状部群を角柱体内方向には
    折曲可能とするも外方向に対しては最大仰角を胴
    部壁面から90度以内に抑制し、もつて投入貨幣の
    取り出しを困難とする如く構成したことを特徴と
    する貯金箱。
JP4193685U 1985-03-23 1985-03-23 Expired JPS6333538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4193685U JPS6333538Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JP4193685U JPS6333538Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61158213U JPS61158213U (ja) 1986-10-01
JPS6333538Y2 true JPS6333538Y2 (ja) 1988-09-07

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ID=30552222

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JP4193685U Expired JPS6333538Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JPS61158213U (ja) 1986-10-01

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